JP2005263775A - メラニン生成抑制剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で、かつ香粧品中に香粧品の品質を損なわず、任意の量を配合できるメラニン生成抑制剤の提供。
【解決手段】一般式1
Figure 2005263775

(式中R1〜R6は水素原子またはメチル基等を示し、破線部は単結合または二重結合を示す。)で表される化合物および、一般式2
Figure 2005263775

(式中R7からR9は水素原子またはメチル基等を示す。)で表される化合物および、アセチルテトラヒドロナフタレン類等、β−フェニルプロパノール類等、β−フェニルプロパノールエステル類等からなる群より選ばれる1種以上の化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、メラニン生成抑制剤、およびそれらを含有する香粧品に関するものである。
従来、メラニンの生成を抑制するものとしては、メラノサイトに対する細胞毒性によるもの、メラノサイト内でのチロシナーゼの活性を抑制するものや、チロシナーゼの発現を抑制するもの、チロシナーゼ活性により生成したドーパキノンから、自動酸化によりメラニンに至る経路で、酸化を防止する方法が知られている。そして、細胞毒性によるメラニン生成抑制作用を示すものとしては、ハイドロキノン等が知られている。これらは、皮膚の色素沈着を軽減する目的で、色素沈着症の治療に使用されてきたが、安全性に問題がある。その誘導体として一般的に知られているアルブチン(非特許文献1)は、メラニンの生成を可逆的に抑制する物質として、一般に化粧品等に使用されている。
その他メラニン生成抑制剤としては、例えば、システイン、グルタチオン、ビタミンC(非特許文献2)、コウジ酸(非特許文献3)、トリコデルマ属に属する微生物の産生物(特許文献1)、乳蛋白質のアルカリ分解物(特許文献2)、乳蛋白質の加水分解物(特許文献3)、コウジ酸のアミノ酸誘導体とペプチド誘導体(特許文献4)、メラニン生成抑制機能を有する香料化合物群(特許文献5)、チロシナーゼ活性阻害機能を有する香料化合物群(特許文献6、特許文献7)、各種植物抽出物等が知られている。
しかしながら、これら従来のメラニン生成抑制剤は、ハイドロキノンの様に安全性に問題のあるものや、効果が実用上において満足できないものであり、真に満足できるものとはいえなかった。
特開平2−145189号公報 特公昭58−17763号公報 特開平5−320068号公報 特開平4−187618号公報 特開2000−302642号公報 特開2001−163719号公報 特開2001−240528号公報 富田健一、第20回FJセミナー予稿集、第21ページ、フレグランス・ジャーナル社、平成2年3月14日 三島豊等、基礎皮膚化学、第258ページ、朝倉書店、昭和48年 日経産業新聞、昭和63年5月24日
本発明の目的は、安全で、かつ香粧品中に香粧品の品質を損なうことなく、任意の量を配合することができるメラニン生成抑制剤を提供することにある。
本発明によれば、一般式1
Figure 2005263775

(式中R1、R6は水素原子またはメチル基を示し、R2、R3は水素原子、メチル基またはアセチル基を示すか、もしくはR2とR3が酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、R4とR5水素原子またはメチル基を示すか、もしくは酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、破線部は単結合または二重結合であることを示す。)で表される化合物群および、一般式2
Figure 2005263775

(式中R7は水素原子または分岐してもよい炭素数4〜7のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子またはメチル基を示し、R9は水素原子またはメチル基または炭素数7のアルキル基を示す。)で表される化合物群および、一般式3
Figure 2005263775

(式中Yは炭素数1〜2の環構成炭素鎖を示し、R10〜R13は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、R14およびR15はいずれかがアセチル基を示し、もう一方がメチル基であることを示す。)で表される化合物群、一般式4
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R16は水素または環を形成するか分岐してもよい炭素数1〜10のアルキル基またはアルケニル基を示し、R17は水素または分岐してもよい炭素数1〜4のアルキル基を示し、R18は水素、ヒドロキシ基、メチル基、メトキシ基のいずれかを示し、R19は水素またはメトキシ基を示し、R20は水素、ヒドロキシ基、メトキシ基および炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを示し、R19とR20は一体となってジオキソールを形成してもよい)で表されるβ−フェニルプロパナール類、一般式5
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R21、R22、R23、R24、R25は水素または炭素数1〜3の直鎖アルキル基を示し、R26はアセチル基またはプロピオニル基であることを示す)で表されるβ−フェニルプロパノールエステル類、β−イオノンを除くイオノン類、環の構成炭素数が13〜18の飽和もしくは1箇所に二重結合を含む大環状ラクトン類および1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレンからなる群より選ばれる1種以上の化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤により前記課題を達成することができる。
本発明のメラニン生成抑制剤は、メラニン生成抑制効果が高く、安全で、複数の化合物を組み合わせることができるため、香粧品中に香粧品の品質を損なうことなく、任意の量を配合することができる。
本発明のメラニン生成抑制剤は、一般式1
Figure 2005263775

(式中R1、R6は水素原子またはメチル基を示し、R2、R3は水素原子、メチル基またはアセチル基を示すか、もしくはR2とR3が酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、R4とR5は水素原子またはメチル基を示すか、もしくは酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、破線部は単結合または二重結合であることを示す。)で表される化合物群および、一般式2
Figure 2005263775

(式中R7は水素原子または分岐してもよい炭素数4〜7のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子またはメチル基を示し、R9は水素原子またはメチル基または炭素数7のアルキル基を示す。)で表される化合物群および、一般式3
Figure 2005263775

(式中Yは炭素数1〜2の環構成炭素鎖を示し、R10〜R13は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、R14およびR15はいずれかがアセチル基を示し、もう一方がメチル基であることを示す。)で表される化合物群、および一般式4
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R16は水素または環を形成するか分岐してもよい炭素数1〜10のアルキル基またはアルケニル基を示し、R17は水素または分岐してもよい炭素数1〜4のアルキル基を示し、R18は水素、ヒドロキシ基、メチル基、メトキシ基のいずれかを示し、R19は水素またはメトキシ基を示し、R20は水素、ヒドロキシ基、メトキシ基および炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを示し、R19とR20は一体となってジオキソールを形成してもよい)で表されるβ−フェニルプロパナール類、一般式5
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R21、R22、R23、R24、R25は水素または炭素数1〜3の直鎖アルキル基を示し、R26はアセチル基またはプロピオニル基であることを示す)で表されるβ−フェニルプロパノールエステル類、およびβ−イオノンを除くイオノン類、環の構成炭素数が13〜18の飽和もしくは1箇所に二重結合を含む大環状ラクトン類からなる群より選ばれる1種以上の化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤である。
本発明の一般式1
Figure 2005263775

(式中R1、R6は水素原子またはメチル基を示し、R2、R3は水素原子、メチル基またはアセチル基を示すか、もしくはR2とR3が酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、R4とR5は水素原子またはメチル基を示すか、もしくは酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、破線部は単結合または二重結合であることを示す。)で表される化合物群とは、具体的にはナフトフラン類、ベンゾクロメン類、アセチルオクタヒドロナフタレン類が挙げられる。
ナフトフラン類としてより具体的には、3a,6,6,9a−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン、3a,5,5−トリメチルドデカヒドロナフト[2,3−c]フラン、3a,5,5,9a−テトラメチル−1,3,3a,4,5,6,7,8,9,9a−デカヒドロナフト[2,3−c]フランが挙げられ、ベンゾクロメン類としては、4a,7,7,10a−テトラメチル−4a,5,6,6a,7,8,8,10,10a,10b−デカヒドロ−1H−ベンゾ[f]クロメン、4a,7,7,10a−テトラメチルドデカヒドロベンゾ[f]クロメン、3,4a,7,7,10a−ペンタメチル4a,5,6,6s,7,8,9,10,10a,10b−デカヒドロ−1H−ベンゾ[f]クロメンが挙げられ、アセチルオクタヒドロナフタレン類としては、1−(2,3,8,8−テトラメチル−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(2,3,8,8,−テトラメチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(2,3,8,8,−テトラメチル−1,2,3,5,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−1,2,3,4,4a,5,6,7−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−2,3,4,4a,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノンが挙げられる。
これらナフトフラン類およびベンゾクロメン類は、単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
これらナフトフラン類および、ベンゾクロメン類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の一般式2
Figure 2005263775

(式中R7は水素原子または分岐してもよい炭素数4〜7のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子またはメチル基を示し、R9は水素原子またはメチル基または炭素数7のアルキル基を示す。)で表される化合物群とは、2−アルキル−2−シクロペンテノン類である。
より具体的な2−アルキル−2−シクロペンテノン類としては、2−ペンチル−2−シクロペンテノン、3−メチル−2−ペンタ−2−エニル−2−シクロペンテノン、3−メチル−2−ペンチル−2−ペンテノン、3−メチル−2−(3−メチルブチル)−2−シクロペンテノン、2−ヘキシル−2−ペンテノン、2−ヘキシル−3−メチル−2−シクロペンテノン、5−ヘプチル−3−メチル−2−シクロペンテノン、5−ヘプチル−2−シクロペンテノン、2−ヘキシル−5−メチル−2−シクロペンテノンが挙げられる。
これら2−アルキル−2−シクロペンテノン類は、単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
これら2−アルキル−2−シクロペンテノン類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の一般式3
Figure 2005263775

(式中Yは炭素数1〜2の環構成炭素鎖を示し、R10〜R13は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、R14およびR15はいずれかがアセチル基を示し、もう一方がメチル基であることを示す。)で表される化合物群とは、具体的にはアセチルテトラヒドロナフタレン類およびアセチルインダン類である。
本発明のアセチルテトラヒドロナフタレン類としてより具体的には、1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,8,8−トリメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノンが挙げられ、アセチルインダン類としては、1−(1,1,2,3,3,6−ヘキサメチルインダン−5−イル)−エタノン、1−(3−イソプロピル−1,1,2,6−テトラメチルインダン−5−イル)−エタノン、1−(6−ターシャリブチル−1,1−ジメチルインダン−4−イル)−エタノンが挙げられる。
これらアセチルテトラヒドロナフタレン類およびアセチルインダン類は、単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
これらアセチルテトラヒドロナフタレン類およびアセチルインダン類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の一般式4
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R16は水素または環を形成するか分岐してもよい炭素数1〜10のアルキル基またはアルケニル基を示し、R17は水素または分岐してもよい炭素数1〜4のアルキル基を示し、R18は水素、ヒドロキシ基、メチル基、メトキシ基のいずれかを示し、R19は水素またはメトキシ基を示し、R20は水素、ヒドロキシ基、メトキシ基および炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを示し、R19とR20は一体となってジオキソールを形成してもよい)で表されるβ−フェニルプロパナール類として、具体的にはシクラメンアルデヒドおよびその同族体、α−メチル−β−p−セカンダリブチル−フェニルプロパナール、α−メチル−β−p−ターシャリブチル−フェニルプロパナール、α−メチル−β−p−イソブチル−フェニルプロパナール、シンナミックアルデヒド、α−メチルシンナミックアルデヒド、α−エチルシンナミックアルデヒド、α−プロピルシンナミックアルデヒド、α−イソプロピルシンナミックアルデヒド、α−ブチルシンナミックアルデヒド、α−セカンダリブチルシンナミックアルデヒド、α−ターシャリブチルシンナミックアルデヒド、α−ペンチルシンナミックアルデヒド、α−ヘキシルシンナミックアルデヒドなどのα−アルキルシンナミックアルデヒド、p−メチル−α−アルキルシンナミックアルデヒド、p−イソプロピル−β−メチルシンナミックアルデヒド、p−メトキシ−β−フェニルプロパナール、o−ヒドロキシシンナミックアルデヒド、o−メトキシシンナミックアルデヒド、p−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アルキル−o−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アルキル−p−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アミル−o−ヒドロキシシンナミックアルデヒド、p−メトキシ−α−アミルシンナミックアルデヒド、β−p−メトキシフェニル−α−アルキルプロパナール、β−o−メトキシフェニル−α−メチルシンナミックアルデヒド、コニフェリルアルデヒド、α−アミル−4−ヒドロキシ−3−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アミル−3,4−ジメトキシシンナミックアルデヒド、β−o−メチルフェニルプロパナール、α−ピペロニルプロパナール、α−3,4−メチレンジオキシフェニルプロパナール、α−アミル−3,4−メチレンジオキシシンナミックアルデヒド、β−メチレンジオキシフェニル−α−アルキルアクロレインが挙げられる。
これらβ−フェニルプロパナール類は、単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
これらβ−フェニルプロパナール類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の一般式5
Figure 2005263775

(式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R21、R22、R23、R24、R25は水素または炭素数1〜3の直鎖アルキル基を示し、R26はアセチル基またはプロピオニル基であることを示す)で表されるβ−フェニルプロパノールエステル類として具体的には、βフェニルプロパノールエステル類が、酢酸イソプロピルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸イソプロピルフェニルエチルカルビニル、酢酸3−メチル−4−フェニルペンチル、プロピオン酸3−メチル−4−フェニルペンチル、酢酸プロピルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸プロピルフェニルエチルカルビニル、酢酸α−メチルシンナミル、プロピオン酸1−メチルシンナミル、酢酸エチルスチリルカルビニル、プロピオン酸エチルスチリルカルビニル、酢酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、酢酸メチルエチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸メチルエチルフェニルエチルカルビニル、酢酸4−メチル−4−フェニル−2−ペンチル、プロピオン酸4−メチル−4−フェニル−2−ペンチル、酢酸メチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸メチルフェニルエチルカルビニル、酢酸1−フェニル−3−メチル−3−ペンチル、プロピオン酸1−フェニル−3−メチル−3−ペンチル、ベチコールアセテート、ベチコールプロピオネートが挙げられる。
これらβ−フェニルプロパノールエステル類は、単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
これらβ−フェニルプロパノールエステル類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明のイオノン類として具体的には、α−イオノン、γ−イオノン、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、α−イソメチルイオノン、β−イソメチルイオノン、γ−イソメチルイオノンが挙げられる。
これらイオノン類は、単独で使用してもよく、また、任意の組合せで併用してもよい。
これらイオノン類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の大環状ラクトン類は環の構成炭素数が13〜18の飽和もしくは1箇所に二重結合を含むものであって、具体的には13−トリデカノリド、14−テトラデカノリド、15−ペンタデカノリド、16−ヘキサデカノリド、17−ヘプタデカノリド、18−オクタデカノリド、7−ヘキサデセン−16−オリドが挙げられる
本発明の大環状ラクトン類は単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
本発明の大環状ラクトン類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の大環状ジエステル類としては、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエートが挙げられる。
本発明の大環状ジエステル類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明の1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレンは、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明のサリチル酸エステル類としては、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、サリチル酸プロピル、サリチル酸アリル、サリチル酸ブチル、サリチル酸イソブチル、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸3−ヘキセニル、サリチル酸l−メンチル、サリチル酸o−メンチル、サリチル酸フルフリル、サリチル酸シクロヘキシル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸β−フェニルエチルが挙げられる。
これらサリチル酸エステル類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明のサリチル酸エステル類は単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
本発明のネロールエステル類としては、酢酸ネリル、プロピオン酸ネリルが挙げられ、ゲラニオールエステル類としては、酢酸ゲラニル、プロピオン酸ゲラニルが挙げられる。
これらネロールエステル類およびゲラニオールエステル類は、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明のネロールエステル類およびゲラニオールエステル類は単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
本発明のジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチルは、いずれの異性体であってもよく、それらの混合物であってもよい。
ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸エチル、いずれの異性体であってもよく、それらの混合物であってもよい。
これらジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチルおよびジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸エチルは、市販の香料化合物を使用することができるため容易に入手することができる。
本発明のジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチルおよびジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸エチルは単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
本発明のメラニン生成抑制剤として、特に好ましく用いられる化合物としては、3a,6,6,9a−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン、3−メチル−2−ペンタ−2−エニル−2−シクロペンテノン、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチル、サリチル酸3−ヘキセニル、酢酸ゲラニル、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−メチル−3,4−メチレンジオキシヒドロシンナミックアルデヒド、酢酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、α−イオノン、メチルイオノン類、シクロペンタデカノリッド、1−(6−ターシャリブチル−1,1−ジメチルインダン−4−イル)−エタノン、1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレン、15−ペンタデカノリド、アセチルオクタヒドロナフタレン類が挙げられる。これら化合物は単独で使用してもよく、また、任意の組み合わせで併用してもよい。
前記の特に好ましく用いられる化合物中、メチルイオノン類はα−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、α−イソメチルイオノン、β−イソメチルイオノン、γ−イソメチルイオノン、およびこれらの混合物である。また、アセチルオクタヒドロナフタレン類は、1−(2,3,8,8−テトラメチル−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(2,3,8,8,−テトラメチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(2,3,8,8,−テトラメチル−1,2,3,5,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−1,2,3,4,4a,5,6,7−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,3,5,5−テトラメチル−2,3,4,4a,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン−2−イル)−エタノンであって、イソ・イー・スーパーの名称で市販されているがごとき混合物を使用してもよい。
本発明のメラニン生成抑制剤としては、前記のナフトフラン類、ベンゾクロメン類、アセチルオクタヒドロナフタレン類、2−アルキル−2−シクロペンテノン類、アセチルテトラヒドロナフタレン類、アセチルインダン類、イオノン類、大環状ラクトン類、大環状ジエステル類、1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレンを単独の化合物群で使用してもよいが、香粧品類の香気に好ましい香気を付与しつつ、高いメラニン生成抑制効果が得られるため、複数の化合物群を組み合わせて使用することがより好ましい。
本発明のメラニン生成抑制剤は、アルブチン、コウジ酸、アスコルビン酸など、公知のメラニン生成抑制剤と組み合わせて使用することもできる。
本発明のメラニン生成抑制剤は、ビタミン、抗酸化剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、冷感剤など、その他の有効成分と組み合わせて使用することもできる。
本発明のメラニン生成抑制剤は、例えば、乳液、ローション、クリーム、パウダー、パック剤、皮膚洗浄剤、ペースト剤、ファンデーション、化粧水、ゲル剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔料等の化粧品や石鹸、洗剤その他皮膚外用剤などの香粧品に好適に用いることができる。さらには、繊維等に塗布または付着させ用いることもできる。
本発明のメラニン生成抑制剤の香粧品類への添加量は特に限定されないが、一般に0.00001〜10質量%とすることが好ましく、0.0001〜5質量%とすることがさらに好ましい。
(試験方法)
B16メラノーマ細胞を播種し、24時間後サンプルを含有したテオフィリン入り培地に交換し、72時間後細胞を10%TCA処理した後エタノール:ジエチルエーテル=1:1で処理し、さらに10%DMSOを含有する1mol/LNaOH液にメラニンを溶解させ、OD475を測定し、メラニン量とした。また、同時に細胞数も求め、細胞当たりのメラニン合成量を算出した。
(計算式)
抑制率(%)=(A−B)/A×100(但し、A:サンプル無添加時の細胞当たりのメラニン合成量、B:サンプル添加時の細胞当たりのメラニン合成量)
結果を表1に示す。
B16メラノーマ細胞を用いたメラニン生成抑制試験結果
Figure 2005263775
表1の結果から明らかなように、本発明のメラニン生成抑制剤は、B16メラノーマ細胞に対して、優れたメラニン生成抑制効果を示した。
本発明のメラニン生成抑制剤は、安全で、かつ香粧品の品質を損なうことなく、任意の量を配合することができるため、香粧品類に好適に使用される。

Claims (16)

  1. 一般式1
    Figure 2005263775

    (式中R1、R6は水素原子またはメチル基を示し、R2、R3は水素原子、メチル基またはアセチル基を示すか、もしくはR2とR3が酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、R4とR5は水素原子またはメチル基を示すか、もしくは酸素原子1個を含む飽和または1箇所に二重結合を有する5員環または6員環を形成することを示し、破線部は単結合または二重結合であることを示す。)で表される化合物群および、一般式2
    Figure 2005263775

    (式中R7は水素原子または分岐してもよい炭素数4〜7のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子またはメチル基を示し、R9は水素原子またはメチル基または炭素数7のアルキル基を示す。)で表される化合物群および、一般式3
    Figure 2005263775

    (式中Yは炭素数1〜2の環構成炭素鎖を示し、R10〜R13は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、R14およびR15はいずれかがアセチル基を示し、もう一方がメチル基であることを示す。)で表される化合物群、一般式4
    Figure 2005263775

    (式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R16は水素または環を形成するか分岐してもよい炭素数1〜10のアルキル基またはアルケニル基を示し、R17は水素または分岐してもよい炭素数1〜4のアルキル基を示し、R18は水素、ヒドロキシ基、メチル基、メトキシ基のいずれかを示し、R19は水素またはメトキシ基を示し、R20は水素、ヒドロキシ基、メトキシ基および炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを示し、R19とR20は一体となってジオキソールを形成してもよい)で表されるβ−フェニルプロパナール類、一般式5
    Figure 2005263775

    (式中、破線部は単結合または二重結合であることを示し、R21、R22、R23、R24、R25は水素または炭素数1〜3の直鎖アルキル基を示し、R26はアセチル基またはプロピオニル基であることを示す)で表されるβ−フェニルプロパノールエステル類、β−イオノンを除くイオノン類、環の構成炭素数が13〜18の飽和もしくは1箇所に二重結合を含む大環状ラクトン類、大環状ジエステル類、サリチル酸エステル類、ネロールエステル類、ゲラニオールエステル類、ジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチル、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸エチルおよび1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレンからなる群より選ばれる1種以上の化合物を有効成分とするメラニン生成抑制剤。
  2. ナフトフラン類、ベンゾクロメン類、アセチルオクタヒドロナフタレン類、2−アルキル−2−シクロペンテノン類、アセチルテトラヒドロナフタレン類、アセチルインダン類、β−イオノンを除くイオノン類、環の構成炭素数が13〜18の大環状ラクトン類および1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレン、β−フェニルプロパナール類、βフェニルプロパノールエステル類、サリチル酸エステル類、ネロールエステル類、ゲラニオールエステル類、ジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチル、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸エチルから選ばれる1種以上を有効成分とする請求項1に記載のメラニン生成抑制剤。
  3. ナフトフラン類が、3a,6,6,9a−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン、3a,5,5−トリメチルドデカヒドロナフト[2,3−c]フラン、3a,5,5,9a−テトラメチル−1,3,3a,4,5,6,7,8,9,9a−デカヒドロナフト[2,3−c]フランから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  4. ベンゾクロメン類が、4a,7,7,10a−テトラメチル−4a,5,6,6a,7,8,8,10,10a,10b−デカヒドロ−1H−ベンゾ[f]クロメン、4a,7,7,10a−テトラメチルドデカヒドロベンゾ[f]クロメン、3,4a,7,7,10a−ペンタメチル−4a,5,6,6s,7,8,9,10,10a,10b−デカヒドロ−1H−ベンゾ[f]クロメンから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  5. 2−アルキル−2−シクロペンテノン類が、2−ペンチル−2−シクロペンテノン、3−メチル−2−ペンタ−2−エニル−2−シクロペンテノン、3−メチル−2−ペンチル−2−ペンテノン、3−メチル−2−(3−メチルブチル)−2−シクロペンテノン、2−ヘキシル−2−ペンテノン、2−ヘキシル−3−メチル−2−シクロペンテノン、5−ヘプチル−3−メチル−2−シクロペンテノン、5−ヘプチル−2−シクロペンテノン、2−ヘキシル−5−メチル−2−シクロペンテノンから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  6. アセチルテトラヒドロナフタレン類が、1−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,8,8−トリメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノン、1−(3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−エタノンから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  7. アセチルインダン類が、1−(1,1,2,3,3,6−ヘキサメチルインダン−5−イル)−エタノン、1−(3−イソプロピル−1,1,2,6−テトラメチルインダン−5−イル)−エタノン、1−(6−ターシャリブチル−1,1−ジメチルインダン−4−イル)−エタノンから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  8. イオノン類が、α−イオノン、γ−イオノン、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、α−イソメチルイオノン、β−イソメチルイオノン、γ−イソメチルイオノンから選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  9. 大環状ラクトン類が、13−トリデカノリド、14−テトラデカノリド、15−ペンタデカノリド、16−ヘキサデカノリド、17−ヘプタデカノリド、18−オクタデカノリド、7−ヘキサデセン−16−オリドからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  10. β−フェニルプロパナール類が、シクラメンアルデヒドおよびその同族体、α−メチル−β−p−セカンダリブチル−フェニルプロパナール、α−メチル−β−p−ターシャリブチル−フェニルプロパナール、α−メチル−β−p−イソブチル−フェニルプロパナール、シンナミックアルデヒド、α−アルキルシンナミックアルデヒド、p−メチル−α−アルキルシンナミックアルデヒド、p−イソプロピル−β−メチルシンナミックアルデヒド、p−メトキシ−β−フェニルプロパナール、o−ヒドロキシシンナミックアルデヒド、o−メトキシシンナミックアルデヒド、p−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アルキル−o−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アルキル−p−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アミル−o−ヒドロキシシンナミックアルデヒド、p−メトキシ−α−アミルシンナミックアルデヒド、β−p−メトキシフェニル−α−アルキルプロパナール、β−o−メトキシフェニル−α−メチルシンナミックアルデヒド、コニフェリルアルデヒド、α−アミル−4−ヒドロキシ−3−メトキシシンナミックアルデヒド、α−アミル−3,4−ジメトキシシンナミックアルデヒド、β−o−メチルフェニルプロパナール、α−ピペロニルプロパナール、α−3,4−メチレンジオキシフェニルプロパナール、α−アミル−3,4−メチレンジオキシシンナミックアルデヒド、β−メチレンジオキシフェニル−α−アルキルアクロレインからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  11. βフェニルプロパノールエステル類が、酢酸イソプロピルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸イソプロピルフェニルエチルカルビニル、酢酸3−メチル−4−フェニルペンチル、プロピオン酸3−メチル−4−フェニルペンチル、酢酸プロピルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸プロピルフェニルエチルカルビニル、酢酸α−メチルシンナミル、プロピオン酸1−メチルシンナミル、酢酸エチルスチリルカルビニル、プロピオン酸エチルスチリルカルビニル、酢酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、酢酸メチルエチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸メチルエチルフェニルエチルカルビニル、酢酸4−メチル−4−フェニル−2−ペンチル、プロピオン酸4−メチル−4−フェニル−2−ペンチル、酢酸メチルフェニルエチルカルビニル、プロピオン酸メチルフェニルエチルカルビニル、酢酸1−フェニル−3−メチル−3−ペンチル、プロピオン酸1−フェニル−3−メチル−3−ペンチル、ベチコールアセテート、ベチコールプロピオネートからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  12. サリチル酸エステル類が、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、サリチル酸プロピル、サリチル酸アリル、サリチル酸ブチル、サリチル酸イソブチル、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸3−ヘキセニル、サリチル酸l−メンチル、サリチル酸o−メンチル、サリチル酸フルフリル、サリチル酸シクロヘキシル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸β−フェニルエチルからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  13. ネロールエステル類が、酢酸ネリル、プロピオン酸ネリルからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  14. ゲラニオールエステル類が、酢酸ゲラニル、プロピオン酸ゲラニルからなる群から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とする請求項1または2に記載のメラニン生成抑制剤。
  15. 3a,6,6,9a−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン、3−メチル−2−ペンタ−2−エニル−2−シクロペンテノン、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジャスモン酸エチル、サリチル酸3−ヘキセニル、酢酸ゲラニル、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−メチル−3,4−メチレンジオキシヒドロシンナミックアルデヒド、酢酸ジメチルフェニルエチルカルビニル、α−イオノン、メチルイオノン類、シクロペンタデカノリッド、1−(6−ターシャリブチル−1,1−ジメチルインダン−4−イル)−エタノン、1,1,2,3,3,8−ヘキサメチル−1,2,3,5,7,8−ヘキサヒドロ−6−オキサ−シクロペンタ[b]ナフタレン、15−ペンタデカノリド、アセチルオクタヒドロナフタレン類から選ばれる1種以上を有効成分とすることを特徴とするメラニン生成抑制剤。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載のメラニン生成抑制剤の少なくとも1種以上を含有する香粧品類。
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