JP2005263291A - キャップ殺菌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の設置スペースをコンパクトにするとともに、処理能力を向上させる。
【解決手段】容器4を連続的に搬送する搬送コンベヤ6の両側にそれぞれ容器4を転倒させる容器転倒手段10A、10Bが配置されている。容器転倒手段は、交互に後方へ傾斜するようになっており、容器4のフランジ4cに係合してこの容器4を吊り上げるガイドレール26A、26Bと、容器4の胴部4aを支持する胴部支持ガイド18を備えている。各容器転倒手段10A、10Bに容器4を供給するとともに、後続の容器4を停止させるロータリストッパ8が設けられている。一方の容器転倒手段10Aに所定本数の容器4を供給し後方に傾斜させる。他方のすでに傾斜していた容器転倒手段10Bを立ち上がらせる。この容器転倒手段10Bによって殺菌された容器4は搬送コンベヤ6によって排出され、続いて、次の容器4が供給される。
【選択図】図2
【解決手段】容器4を連続的に搬送する搬送コンベヤ6の両側にそれぞれ容器4を転倒させる容器転倒手段10A、10Bが配置されている。容器転倒手段は、交互に後方へ傾斜するようになっており、容器4のフランジ4cに係合してこの容器4を吊り上げるガイドレール26A、26Bと、容器4の胴部4aを支持する胴部支持ガイド18を備えている。各容器転倒手段10A、10Bに容器4を供給するとともに、後続の容器4を停止させるロータリストッパ8が設けられている。一方の容器転倒手段10Aに所定本数の容器4を供給し後方に傾斜させる。他方のすでに傾斜していた容器転倒手段10Bを立ち上がらせる。この容器転倒手段10Bによって殺菌された容器4は搬送コンベヤ6によって排出され、続いて、次の容器4が供給される。
【選択図】図2
Description
本発明は、キャップの内面を殺菌するキャップ殺菌装置に係り、例えば、高温の液体が充填された容器を転倒させてその内容液をキャップ内面に接触させることにより殺菌を行うキャップ殺菌装置に関するものである。
容器内に高温の液体を充填し、キャッピングを行った後、この容器を転倒させることにより高温の内容液をキャップの内面に接触させてこのキャップを殺菌するキャップ殺菌装置は従来から知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
前記特許文献1に記載された瓶キャップ内面殺菌装置は、容器搬送用のコンベアチェインと容器支承用のコンベヤチェインの2ユニットを備え、これら両ユニットが同方向に等速で進行するように併行に設置し、搬送ユニットでは、コンベヤチェインが水平から次第に支承コンベヤに向かって傾斜し、再び水平に復するように構成し、支承ユニットでは、コンベヤチェインが搬送ユニットのコンベヤチェインと直角の角度を維持しながら次第に垂直から搬送ユニットの反対方向に傾斜し、再び垂直に復するように構成してある。
また、特許文献2に記載されたキャップ殺菌装置は、コンベヤ上を搬送されてきた容器を、容器送り込み手段によって所定の本数に区分して容器転倒手段内に送り込み、これら所定本数の容器をストッパ手段によって容器転倒手段内に停止させた後、容器転倒手段によって前記所定本数の容器を転倒させるようにしている。
特公平7−77894号公報(第2頁、図1)
実公平7−44577号公報(第2−3頁、図3)
特許文献1に記載された瓶キャップ内面殺菌装置は、コンベヤによって容器を搬送中に容器を転倒させて殺菌をした後、再び正立した状態に戻すようになっており、容器が転倒している殺菌区間の前後に、コンベヤが次第にねじれていく傾斜区間が必要であり、装置全体の設置スペースが大きくなるという問題があった。しかも、コンベヤチェーンをねじりながら駆動するため、コンベヤチェーンにかかる負荷が大きく耐久性に乏しいという問題があった。
また、特許文献2に記載されたキャップ殺菌装置は、搬送されてきた容器を容器転倒手段内に一時停止させてから、転倒させて殺菌を行っており、装置の設置スペースは小さくて済むが、一回の処理が終了し容器を排出した後次の容器を供給するため、処理能力が低いという問題があった。
請求項1に記載した発明は、容器を転倒させてその内容液によりキャップの内面を殺菌するキャップ殺菌装置において、容器を搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの両側にそれぞれ配置され、搬送されてきた容器を転倒させる転倒手段と、これら転倒手段に所定本数の容器を供給する供給手段とを備え、前記転倒手段が、搬送コンベヤ上の容器を保持する保持手段と、この保持手段を搬送コンベヤの側方に向けて回転させる回転手段とを有し、一方の転倒手段が容器を転倒させている間に、他方の転倒手段に容器を供給して、これら両転倒手段を交互に転倒させることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、前記容器が口部にフランジを有しており、前記保持手段が、フランジの下面側に係合する係合部が形成されたガイドレールであることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載した発明は、前記保持手段が、容器の胴部を保持する胴部保持部材と、容器の天面を支持する昇降可能な天面支持部材を備えていることを特徴とするものである。
本発明のキャップ殺菌装置は、コンベヤに容器を傾斜させるための区間が必要なく、装置の設置スペースをコンパクトにすることができ、しかも、従来の間欠的な処理を行うキャップ殺菌装置よりも高い処理能力を得ることができる。
搬送コンベヤ上の容器を保持する保持手段と、この保持手段を搬送コンベヤの側方に回転させる回転手段とを有する転倒手段を、搬送コンベヤの両側にそれぞれ配置して、交互に転倒させるという簡単な構成で、装置をコンパクトにするとともに、高い処理能力を得るという目的を達成することができる。
図1は本発明の一実施例に係るキャップ殺菌装置の平面図、図2は図1の右側面図、図3はその要部の拡大図である。このキャップ殺菌装置は、上流側に設置された充填機(図示せず)によって高温の内容液が充填された後、キャッパによってキャップ2が装着された容器4を連続的に搬送する容器搬送コンベヤ6と、これらの容器4を所定間隔に切り離すとともに、下流側の殺菌ポジションAに所定本数ずつ送り込む容器供給手段8と、前記殺菌ポジションAの搬送コンベヤ6の両側に、それぞれ配置された2つの容器転倒手段10とを備えている。
容器転倒手段10は、搬送コンベヤ6の両側に、互いに向かい合わせになるように配置されており、方向が逆である以外は同一の構成なので、同一の部分には同一の数字の末尾にAまたはBを付した符号により説明する。各容器転倒手段10A、10Bは、容器搬送コンベヤ6と平行に、かつ、その搬送面6aよりもやや上方に配置された回転軸12A、12Bと、この回転軸12A、12Bを回転させるモータ14A、14Bと、回転軸12A、12Bに、2本の下部支持アーム16A、16A、16B、16Bを介して固定され、容器4を転倒させる際にこの容器4の胴部4aを支持する胴部ガイド(胴部保持部材)18A、18Bを備えている。この胴部ガイド18A、18Bが取り付けられている二本の下部支持アーム16A、16A、16B、16Bは、ノブ20A、20Bを操作して緩めることにより、搬送コンベヤ6方向へ進退動させることができるようになっており、搬送コンベヤ6上を搬送される容器4のサイズに応じて、胴部ガイド18A、18Bの位置を調整するようにしている。
また、前記容器転倒手段10A、10Bは、胴部ガイド18A、18Bが取り付けられている下部支持アーム16A、16A、16B、16Bと直角に固定された2本の支柱22A、22A、22B、22Bと、これら支柱22A、22A、22B、22Bの上端に直角に、つまり前記下部支持アーム16A、16A、16B、16Bと平行に取り付けられた2本の上部支持アーム24A、24A、24B、24Bと、これら上部支持アーム24A、24A、24B、24Bの先端部の下面側に固定されているガイドレール26A、26Bとを備えている。このガイドレール26A、26Bは、角筒の一つの面(下面)の中央部に、容器4の首部4b(図3参照)の外径よりもやや大きい幅を有する長手方向の切欠き26Aa、26Ba(図3には一方の容器転倒手段10Aのガイドレール26Aだけを示し、他方のガイドレール26Bは図示を省略している)が形成されている。この切欠き26Aa、26Baの両側の部分(係合部26Ab、26Ab、なお、ガイドレール26Bの係合部の符号は省略している)が容器4のフランジ4cの下面側に係合して容器4を保持するようになっており、切欠き26Aa、26Baの幅は容器4の首部4bの外面に形成されたフランジ4cの外径よりも小さくなっている。
なお、この実施例では、前記ガイドレール26A、26Bは、搬送コンベヤ6上を所定の間隔で搬送されてきた容器4を、所定本数保持するために必要な充分の長さを有しており、搬送コンベヤ6によって搬送されている容器4をストッパで停止させることなく保持することができる。但し、ストッパを設けて先頭の容器4を停止させ、後続の容器4を密着した状態にしても良いことはいうまでもない。ストッパを設けた場合にはガイドレール26A、26Bの長さを短縮することができる。
ガイドレール26A、26Bを支持する上部支持アーム24A、24A、24B、24Bは、前記支柱22A、22A、22B、22B側への取付部が割り溝を有するはめ込み式になっており、容器4の高さに応じて上下の位置を調整することができる。従って、このキャップ殺菌装置で処理される容器4が変更になると、切欠き26Aa、26Baの両側の係合部26Ab、26Abが容器4のフランジ4cのやや下方に位置するように、容器4のサイズに応じてガイドレール26A、26Bの高さを調整する。また、角筒状のガイドレール26A、26Bの内部は、容器4のフランジ4cよりも上方の部分を収容することができる高さを有している。
前記容器転倒手段10A、10Bに所定本数の容器4を供給する供給手段8は、この実施例ではロータリストッパを用いている。搬送コンベヤ6によって上流側から連続的に搬送されてきた容器4は、このロータリストッパ8によってピッチ切りされて容器転倒手段10A、10B側に供給されるとともに、ロータリストッパ8が1ピッチずつ回転するごとに容器4をカウントしている。所定本数の容器4がカウントされると、ロータリストッパ8は回転を停止して後続の容器4の供給を中断する。なお、この実施例では、ロータリストッパ8が1ピッチ回転するごとに容器4をカウントしているが、ロータリストッパ8の代わりにセンサを取り付けて容器4をカウントするようにしても良い。
次に、前記構成に係るキャップ殺菌装置の作動について説明する。この実施例では、処理される容器4はPETボトルであり、首部4bの外面に形成されているフランジ4cを利用してこの容器4を傾斜させるようになっている。なお、容器4がPETボトルに限定されないことは言うまでもない。
容器4を搬送する搬送コンベヤ6は、このキャップ殺菌装置の運転中は常時駆動されており、上流側の充填機(図示せず)で加熱された高温の液体が充填され、キャッピングが行われた容器4を連続的に搬送する。
容器転倒手段10A、10Bの入口にはロータリストッパ8からなる容器供給手段が配置されており、搬送コンベヤ6によって連続的に搬送されてきた容器4を1本ずつ切り離して、容器転倒手段10A、10Bに供給する。搬送コンベヤ6の両側に配置されている容器転倒手段10A、10Bは交互に作動して、一方は直立した状態(図2の左側に示す状態)になり、他方は転倒した状態(図2の右側に示す状態)になっている。ここでは、両方の容器転倒手段10A、10Bが容器4を保持していない運転開始時の状態から、先ず、図2の左側の直立している容器転倒手段10Aに容器4を供給する場合について説明する。ロータリストッパ8を介して容器転倒手段10Aに供給されてきた容器4は、首部4bがガイドレール26Aの切欠き26Aa内に入り込み、この首部4bに形成されているフランジ4cが、ガイドレール26の切欠き26Aaの両側に位置する係合部26Ab、26Abの上方に案内される。
ロータリストッパ8は、容器転倒手段10Aに所定本数の容器4を供給すると、回転を停止して後続の容器4の搬送を強制的に止める。供給された所定本数の容器4が容器転倒手段10Aのガイドレール26A内に入ると、直ちにモータ14Aの駆動により回転軸12Aを回転させ、容器転倒手段10Aを後方側(図2の左側)へ傾斜させる。容器転倒手段10Aが傾斜すると、ガイドレール26Aの係合部26Aa、26Aaが容器4のフランジ4cの下面側に係合し、この容器4を吊り上げる。同時に容器4の胴部4aの下部が胴部ガイド18Aの前面に当たって支持される。この実施例では、容器4が約100度まで傾斜され、キャップ2が水平よりも下方に位置してキャップ2の内面が殺菌される。なお、容器4の傾斜角度は、前記角度に限るものではなく、内容液がキャップ2の内面全体に接触する状態になればよい。
前述のように一方の容器転倒手段10Aが容器4を保持して傾斜すると、搬送コンベヤ6の逆のサイドに傾斜していた他方の容器転倒手段10Bが、モータ14Bの駆動により立ち上がり、ガイドレール26Bが搬送コンベヤ6の上部中央の位置に戻る。すると、前記ロータリストッパ8が再度回転を開始して、容器4の供給を再開し、今度は図2の右側の容器転倒手段10Bに容器4を供給する。所定本数の容器4が容器転倒手段10Bに供給されると、ロータリストッパ8が停止する。次に、容器4が供給された容器転倒手段10Bが後方に向けて傾斜する。前記容器転倒手段10Aと同様に、ガイドレール26Bが容器4のフランジ4cの下面に係合し、胴部ガイド18Aが容器4の胴部4aに当接して支持した状態で容器4をほぼ100度まで傾斜させる。
続いて、先に傾斜していた図2の左側の容器転倒手段10Aが立ち上がり、ガイドレール26Aと胴部ガイド18Aによって支持されていた容器4が搬送コンベヤ6上に戻される。搬送コンベヤ6は常時駆動されて走行しており、この搬送コンベヤ6上に戻された殺菌済みの容器4は、容器転倒手段10Aの下流側に搬出される。殺菌済みの容器4が搬送コンベヤ6上に戻されて排出されている間に、ロータリストッパ8が開放して次の容器4の供給を開始する。このように搬送コンベヤ6自体を傾斜させることなく、容器転倒手段10A、10Bによって容器4を転倒させるようにしたので、装置の設置スペースをコンパクトにすることができ、しかも、搬送コンベヤ6の両側に2つの容器転倒手段10A、10Bを設け、交互に転倒させることにより、従来の間欠式のキャップ殺菌装置(実公平7−44577号)よりも大幅に能力を向上させることができる。
なお、前記実施例では、容器転倒手段10A、10Bに所定本数の容器4を供給する供給手段としてロータリストッパ8を用いているが、必ずしもロータリストッパ8を設ける必要はなく、容器転倒手段10A、10Bに所定量の容器4を供給し、後続の容器4を次の供給時まで停止させておけるものであればよい。例えば、搬送コンベヤ6の上流側にラップして供給コンベヤを配置し、搬送コンベヤ6を、容器転倒手段10A、10Bが傾斜動作を行っている間は停止させるようにオンオフ制御しても良い。また、このキャップ殺菌装置の上流側に配置されているキャッパは、容器4を所定の間隔にピッチ切りして排出するようになっているので、キャッパの排出コンベヤをそのままキャップ殺菌装置の搬送コンベヤとして使用することができる。但し、この構造の場合には、高能力化が困難なので、低能力機に適している。
図4は第2の実施例に係るキャップ殺菌装置の側面図であり、前記第1実施例に係るキャップ殺菌装置とは容器転倒手段の構成が異なっているので、この容器転倒手断の構成についてだけ説明し、その他の構成については、同一の部分に同一の符号を付してその説明を省略する。この実施例の容器転倒手段110A、110Bは、前記第1実施例と同様の胴部ガイド118A、118Bを備えている。さらに、立ち上がった状態の時(図4の左側の状態)に、搬送コンベヤ6の上方を囲む門型のフレーム130A、130Bが設けられている。
この門型フレーム130A、130Bの、前記胴部ガイド118A、118Bと向かい合わせの位置に、可動の胴部ガイド132A、132Bが設けられている。この可動胴部ガイド132A、132Bは、エアシリンダ134A、134Bのピストンロッド136A、136Bに取り付けられており、搬送コンベヤ6によってこの容器転倒手段110A、110B内に容器4を供給するときには、容器4と干渉しないように後退し、容器4を転倒させる際には、前進して前記固定胴部ガイド118A、118Bとの間に容器4を挟持するようになっている。
さらに、前記門型ガイド130A、130Bには、容器転倒手段110A、110Bが直立した状態の時に、搬送コンベヤ6の真上に位置する部分にエアシリンダ138A、138Bが下向きに取付けられ、そのピストンロッド140A、140Bに、容器4の天面(キャップ2の上面)を押さえる天面支持部材142A、142Bが固定されている。この天面支持部材142A、142Bも、搬送コンベヤ6によって容器転倒手段110A、110Bに容器4を供給している際はこの容器4に干渉しないようにエアシリンダ138A、138Bによって上昇されており、所定本数の容器4が供給された後これら容器4を転倒させる際には下降してキャップ2の天面を押さえるようになっている。
この実施例でも、前記構成の容器転倒手段110A、110Bが搬送コンベヤ6の両側に配置されており、一方の容器転倒手段(例えば110A)を直立させた状態で、その可動胴部ガイド132Aを後退させるとともに、上方の天面支持部材142Aを上昇させておく。この状態で、搬送コンベヤ6の上流側からロータリストッパまたはその他の容器供給手段8により所定本数の容器4を供給した後、後続の容器4は容器供給手段8によって停止させる。
容器転倒手段110Aに所定本数の容器4が供給されると、エアシリンダ134Aを作動させて可動胴部ガイド132Aを容器4側に前進させ、固定胴部ガイド118Aとこの可動胴部ガイド132Aとの間に容器4を挟持する。さらに、上方のエアシリンダ138Aの作動により天面支持部材142Aを下降させて容器4の天面(キャップ2の上面)を押さえ、容器4を確実に保持した状態にする。その後、モータ14Aの作動によって回転軸112Aを回転させ、この容器転倒手段110Aを後方に倒して容器4を転倒させる。
次に、すでに容器4を保持して転倒していた他方の容器転倒手段110Bを、モータ14Bの作動により回転軸112Bを回転させて立ち上がらせる。容器転倒手段110Bが立ち上がり、所定時間転倒されてキャップ2の内面が殺菌された容器4が搬送コンベヤ6上に戻されると、エアシリンダ134B、138Bの作動によりにより、可動胴部ガイド132Bおよび天面支持部材142Bを、それぞれ後退および上昇させて容器4をフリーの状態にする。すると容器4は、常時駆動状態にある搬送コンベヤ6によって下流側へ排出される。また、容器反転手段110Bから殺菌済みの容器4が排出されるとともに、上流側の容器供給手段8によって次の容器4が供給される。この実施例の場合にも、搬送コンベヤ6の両側に容器転倒手段110A、110Bを配置して、交互に作動させるようにしたので、前記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
2 キャップ
4 容器
4c 容器のフランジ
6 搬送コンベヤ
8 供給手段(容器供給手段)
10(10A)転倒手段(容器転倒手段)
10(10B)転倒手段(容器転倒手段)
14 回転手段(モータ)
26A 保持手段(ガイドレール)
26B 保持手段(ガイドレール)
4 容器
4c 容器のフランジ
6 搬送コンベヤ
8 供給手段(容器供給手段)
10(10A)転倒手段(容器転倒手段)
10(10B)転倒手段(容器転倒手段)
14 回転手段(モータ)
26A 保持手段(ガイドレール)
26B 保持手段(ガイドレール)
Claims (3)
- 容器を転倒させてその内容液によりキャップの内面を殺菌するキャップ殺菌装置において、
容器を搬送する搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの両側にそれぞれ配置され、搬送されてきた容器を転倒させる転倒手段と、これら転倒手段に所定本数の容器を供給する供給手段とを備え、
前記転倒手段が、搬送コンベヤ上の容器を保持する保持手段と、この保持手段を搬送コンベヤの側方に向けて回転させる回転手段とを有し、一方の転倒手段が容器を転倒させている間に、他方の転倒手段に容器を供給して、これら両転倒手段を交互に転倒させることを特徴とするキャップ殺菌装置。 - 前記容器が口部にフランジを有しており、前記保持手段は、フランジの下面側に係合する係合部が形成されたガイドレールであることを特徴とする請求項1に記載のキャップ殺菌装置。
- 前記保持手段が、容器の胴部を保持する胴部保持部材と、容器の天面を支持する昇降可能な天面支持部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004080954A JP2005263291A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | キャップ殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004080954A JP2005263291A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | キャップ殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005263291A true JP2005263291A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35088249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004080954A Pending JP2005263291A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | キャップ殺菌装置 |
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