JPH0329792A - 充填処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多数の容器な把持・収納した容器ホルダー（カ
セット）を単位にして，容器の洗滌，液体等の充填等を
行う容器の充填処理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来，液体等を充填するためのボトルをキャリア上に配
列させた状態で，それをキャリア搬送装置により搬送し
，その搬送の間に必要な充填、キャツピング等を行うよ
うにした充填処理装置は，例えば，特開昭６２−２８３
９４号公報等によって既に知られている。

上記キャリアは、複数のボトルを一定の配列状態に保持
して搬送するためのもので、生産品種に対して柔軟に対
応できる点で有利なものである。

即ち，従来から一般的に利用されているロータリー式あ
るいはライン式の充填処理ラインでは，生産品種の変更
に際して、変更されたボトル形状に対応する搬送設備そ
の他のラインの改変に多大の時間と費用を必要としたが
，上述したキャリアを用いることにより，そのキャリア
の変更のみにより搬送設備を新しい品種に対応させるこ
とができ、生産品種の変更を非常に容易に行うことが可
能になる。

しかしながら，このような搬送設備の改善と同時に，必
要な充填，キャンピング等の各種処理を行う機器を如何
にして生産品種の変更等に迅速に対応させるかという問
題がある。

例えば、製品の性質の違いにより，充填を行うステーシ
ョンにおける機能も，シリンダによる定量充填方式．レ
ベル検知による定レベル充填方式，重量充填方式のうち
の一つが選択される。

また１容器の中に複数の液を充填する場合は、充填液の
切換へ，配管内の洗浄，アタッチメノトの税着等が必要
となり，これ等の作業に大きな時間を必要としている。

且つ複数の液を充填する時に容器内の液は十分に混合さ
れないので，予め充填する前にプレント９液を製造して
おく必夢があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のような従来技術には次のような問題点がある。

（１）ミキシング部で容器ホルダを回転させる必要があ
り，搬送バーの組込は困難である。

（２）搬送装置として，チェーン式も考えられるが伸び
の問題がある。

（３）多種容器対応策として容器ホルダを採用し段取替
えも短か＜　ｔ．ｃっているが，充填部における多稿容
器対策が困難である。

（４）ミキシング装置の第１充填部でシロップを充填し
，＠２充填部で炭酸ガス又は炭酸ガス入水を充填するが
，充填しただけでは混合が不充分である。

〔！！ｌ題を解決するための手段〕

複数個の容器を把持し収納した容器ホルダ単位で搬送し
，殺菌，洗浄，充填、密封を行う各処理装置とこれ等の
処理装置間を接続する搬送装置とから構成される多種容
器の充窄処理装置において．前記各処理装置に沿って設
けた固定ガイト゛上の同容器ホルダを上昇，水平移動，
下降さ姥ることにより，前記各装置間の間欠送りと定位
置停止を行う搬送装置と，充填物を分けて充填する筆１
充填部と複数の第２充填部とから成り，且つ複数の第２
充填部の一部は運転中においても次ロフトのための段取
替え等を可能とした充填装置と，充填，密封後、容器内
の充填物を混合するために前記容器ホルダごと一転させ
るミキシング装置とを設ける。

〔作　用〕

ｆｌ処理ラインのコンベヤ上に整列した容器を沙数個取
り出し容器ホルダに収納し、搬送装置の搬送バーによっ
て容器ホルダを１ステーションづ〜移送し、容器ホルダ
を反転濾せ，逆立ちした容器の口径より熱水等を容器内
へ噴射し容器洗浄を行ったあと，元の姿に正転させたあ
と，充填、キャンピング，ミキシング等が行われる。

搬送装置の搬送バーは，昇降作動と前進，後退作動を一
連の運動の甲に組込み、搬送バーが上昇したときに容器
ホルダを搬送バー上に載置する。

載置した状態で容器ホルダを１ステーション前進させて
規定位置に！Ｍ置する。搬送バーは下降、後退して再び
元に戻る。容器ホルダは，搬送バーより離れた時（下降
）．本体フレームに固定しているガイト゛上に載り停止
した状態になる。

容器ホルダが前進を停止しているときに，容器ホルダに
収納している容器の反転，正転．充填，キャツピング、
ミキシング等の処理が行われる。

充填部は，充填物の種類に合わせて充填を行うために，
第１充填部と複数の第２充填部とから成り，容器ホルダ
の容器と対応した位置にそれｇれノズルを有し，容器及
び液種に応じて容器ホルダを上昇させて充填液を充填す
る。ミキシング装置においては，充填，キャツピング後
，容器内の充填物を攪拌し混合するために，回転枠体内
に容器ホルダごと挿入し、容器ともども固定して所定の
回転をさせたあと、容器ホルダの把持を開放し排出する
。

〔実施例〕

第１図乃至第９図において．１はフレーム、２は容器，
３は容器ホルダ，４は搬送装置，４ａは搬送バー　５は
供給コンベヤ、７は第１充填部，８．８′は第２充填部
，１１は反転装置，１２はリンシング装置，１３は正転
装置、１４は充填装置．　１５はキヤツピング装置、ｌ
６はミキシング装置，１７はローダ，１８はグリツパー
，１９はアンローダ，２０は排出コンベヤ，２１はリジ
エクトコンベヤ、加はレバー３１はローラ，３２，３５
は軸，３３はサーボモータ、３６は駆動レバー，３８は
揺動レバー，３９はナックル，４０はスクリューネジ，
４１はネジ受け，４２は固定ガイト９である。

充填処理装置は，概略的には第１図、第２図及び第３図
に示すように，装置の全体を支持するフレーム１．充填
すべきびんその他の容器２を保持した容器ホルダ３を移
送するための搬送装置４，搬送装置４に沿って設けられ
た反転装置１１，リンシング装置１２，正転装置１３、
充填装置１４、キャンピング装置１５．　　ミキシング
装ｙ！１６等の各種処理装置から構成される。

第ｌ図において，供給コンベヤ５は，処理される容器２
等を予め所定位置に配列した状態で停止している。

ローダ１７Ｖｃおいて，所定位置に停止している容器２
を複数のグリツパー１８Ｋより把持して容器ホルダ３へ
挿入する。この場合、容器ホルダ３に容器２を挿入出来
るよう，第５図に示す容器ホルダ３の容器把持部０２０
を予め点線のように開拡した状態に保ってローダ１７の
位置に移送する。容器２な容器ホルダ３の所定立置へ挿
入後，図示したい駆動によって容器把持部０２０を上昇
さ七て実線に示す位置に閉枠して，容器２の首部を所定
のセンター位置で確実に把持する。容器ホルダ３に容器
２を丁度首つりした状態で収納する。

搬送装ｆ４の搬送バー４ａはローダ１７の位置からミキ
シング装置ｌ６の手前まで容器ホルダ３を搬送出来る長
さを有している。搬送装置４の搬送ノζ−４ａの上面へ
容器ホルダ３を載置して，第ｌ図に示す矢印方向へ間欠
的に進行させる。榊送バー４ａは，第６図，第７図に示
すように，上下回動するレノξ一駒の先端に枢支したロ
ーラ３１により高さ位置を設定さｔ１る。ローラ３１は
外周面に形成した環状凹溝を介して搬送バー４ａを支持
する。

レバー加は軸あに固定され，軸３５はフレーム１に取付
けた軸受３４Ｋより支持される。また軸あに駆動レパー
あを固定し，駆動レバーあと揺動レノζ一羽の間をナッ
クル３９を介して軸３７で連結し，揺動レバー謔の他端
に軸３２を連結する。軸３２を図示しｋい駆動力により
前後に作動させることによってレノＺ−加が回動し、搬
送バー４ａは昇降作動することが出来る。

上記昇降作動に対して，容器ホルダ３をｌステーション
間欠的に前進させる方法として，前進，後退の作動をサ
ーボモータ簡の駆動力によってスクリューネ：）４０を
介して行う。搬送バー４ａと一体をなしているネジ受け
４１にスクリューネジ４０を螺合寸ることにより，サー
ボモータ３３Ｋ所要の正，逆、回転をさせて，ローラ３
１に支持された搬送バー　４　ａを規定位置まで作動す
ることが出来る。要するに、搬送バー４ａが上昇したと
き，容器ホルダ３を載置して１ストローク進行して下降
する。

搬送バー４ａが下降の途中，フレーム１に沿った固定ガ
イト９４２へ容器ホルダを載せ搬送ノζ−４ａのみが更
に下降する。

このようにして容器ホルダ３は間欠運動で順次進行方向
へ送りこみをする。

次ステーションの反転装置ｌ１の定位置に送られた容器
ホルダ３は，図示しない昇降装ｆＭｔＫより定位置まで
上昇し、容器ホルダ３の側面を把持部材により把持する
。この上昇位置で容器ホルダ３を図示しない駆細力で１
８０°反転さセて固定ガイト゛４２上に載置する。

容器ホルダ３の反転作動に伴い容５２の口径は下方に向
いた状態とたり，搬Δバー４ａ＆工再び上昇して容器ホ
ルダ３を洗浄工程のリンシング装置１２へ移送する。洗
浄ノズルは容器口径位置より若干下方の位置と容器底よ
り若干上方の位置で芥器２に対応した位置に必要個数設
置している。容器２の内洗洗浄の場合は，容器ホルダ３
が固定ガイド４２に据置き状態とき，め示しない洗浄ノ
ズルより必要量の温水及び清水等を噴射させ“（容器２
の内外を殺菌、洗浄をする。洗浄を完了した容器ホルダ
３は再び反転作動と同様に１８００正転装置１３で反転
させ，容器２の口径を上面に揃えて再び搬送する。第６
区に示すように，充填装置１４の定位置へ搬送する途中
において，容器の有無を確認したあと，容器ホルダ３を
充填装置１４の所定位置に載置し，図示したい充填ノズ
ルと容器ホルダ３に収納している容器２の口径位置（上
下方向）とが一致した状態において，容器ホルダ３を上
方に設置しているノズルに向って上昇させ，容器２の口
径に充填ノズルを挿入して規定容量を計量し充填する。

種々の液に対応出来るよう＠６図に示す様に第１充填部
７，第２充填部８，８′を設置して充填工程を複数に分
けて充填し、且つ切換時間の短縮を行う。

即ち液種変更を容易にするため第２充填部を複数用意し
，一方の液を充填しているときは他の充填部で異液を準
備することになる。

充填完了後容器２の頭部へ予めキャンプを自動的に挿入
したあとキャンピング装置ｌ５でキャップをねじ込み，
又はねじ加工をする。頭部へのキャップ冠帽は，容器ホ
ルダ３に収納した容器２に対応して配置されているキャ
ップキャッチャ１５ａの下面を容器２が通過するときに
，容器２頭部でキヤツプを引掛けて自から冠帽する。こ
のときキャップミスが生じた場合はキャッピング作動を
しない。キャツピング装置ｌ５の定位置へ容器ホルダ３
を搬送し終えた状態において，図示したいキャンピング
ヘッドは容器２Ｖｃ対応した位置に設置している。容器
ホルダ３が定位置に定着したとき，キャツピングヘット
゛は下降を開始して，容器２に冠帽しているキャップの
ねじ締め又はネジ切りを行う。この場合，容器２とキャ
ップの上接面において圧着した状態でキャツピング寸る
必要があり，又容器２の空回転を防止する意味からも，
容器２上面より押圧してキャツｅングする必要がある。

このキャンピングする時に容器ホルダが撓みを生じたい
ようにフレーム１より支え部材（図示せず）を取付して
いる。搬送バー４ａはミキシング装置ｌ６の手前で終え
ている。なぜならばミキシング装置ｌ６は容器ホルダ３
ごと回転枠体０４０に挿入して回転する必要があるため
である。容器ホルダ３をミキシング装置ｌ６の回転枠体
０４０に挿入する要領を第８．９図で説明する。

回転枠体０４０に容器ホルダ３を定位置に挿入し，容器
ホルダ３゜及び容器２を回転枠体０４０内に固定する。

容器ホルダ３内に収納している容器２の充填液は図示の
如く，液がａ（水又はガス入水）とｂ（シロップ又は原
液）とに分離した状態において、必要な回転を加えるこ
とによって容器２の内液が攪拌し混合した液に変る。

回転枠体０４０に回転軸０４１を固定させ、駆動モータ
０４２と減速機０４３　Ｋより，回転枠体０４０を必要
回数分回転させミキシングする。回転枠体０４０内に挿
入した容器ホルダ３と容器２を回転枠体０４０に固定し
，所要回転終了後，図示しない要領でアンローダ１９の
定位置へ送り出しする．アンローダ１９の作動はローダ
１７とは逆作動の要領で，容器ホルダ３に収納している
容器２を把持し、排出コンベヤ加へ移し渡す。

上記の容器ホルダ３に収納している容器が１本でも欠落
し，又ノーキャンプ及び大味不十分の場合は、容器毎に
リジエクトコンベヤ２１にリジエクトされる。

一方，容器２を抜き出した容器ホルダは、第２図に示す
ように，下降してリターンコンベヤによって循環する。

〔発明の効果〕

（１）充填ラインにおける容器の搬送に容器ホルダを利
用することによって，適用びんの範囲を拡大し，かつ液
替え，容器替えに要する時間を削減山来る。

（２）間欠送り機構により容器ホルダを各機器ステーシ
ョンに送り込み，所定位置に停止させることによって，
容器のハント゛リングが容易になる。

また充填ライン上においてミキシングが可能と々り，コ
ンベヤレスラインにより，充填機のコンパクト化が実現
される。

（３）充填装置を第１充填部と複数の第２充填部とによ
り構成したので，充填物又は容器の種類に合せて各充填
部で充填を行うことができる。

またラインの運転中でも、第２充填部の不使用部分を次
のロッドのために段取り替えを行うことができる。従っ
て連続操業が可能にたり，作業時間が短縮される。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例に係る充填処理装置全体の鳥カ
ン図，第２図は第１図の搬送装置部分の断面図，第３図
は装置全体の構成図．第４図は容器ホルダの平面図，第
５図は第４図の部分拡大断面図，第６図は充填装置部分
の鳥カン図，第７図は搬送装置部分の鳥カン図，＠７ａ
図は第７図の搬送装置部分の断面図，第８区はミキシ／
グ装置部分の鳥カン図，第９図は容器のミキシング前の
内液状況を示した概略図である。 ２・・・容器　　　　　　３・・・容器ホルダ４・・・
搬送装置　　　　７・・・第１充填部８，８′・・・第
２充填部　ｌ４・・・充填装置ｌ６・・・ミキシング装
置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の容器を把持、収納した容器ホルダを搬送し、容
   器の殺菌、洗浄、充填、密封を行う各処理装置と、前記
   各処理装置間を接続する搬送装置とから構成される多種
   容器の充填処理装置において、前記各処理装置に沿って
   設けた固定ガイド上の容器ホルダを上昇、水平移動、下
   降させることにより、前記各装置間を間欠送りを可能と
   し、かつ、定位置停止を可能とする搬送装置と、充填物
   を分けて充填する第１充填部と複数の第２充填部とから
   成り、且つ複数の第２充填部の一部は運転中においても
   次ロッドのための段取替え等を可能とした充填装置とを
   備えたことを特徴とする充填処理装置。