JPH0380975A - 箱入壜洗浄装置 - Google Patents

箱入壜洗浄装置

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JPH0380975A
JPH0380975A JP63177083A JP17708388A JPH0380975A JP H0380975 A JPH0380975 A JP H0380975A JP 63177083 A JP63177083 A JP 63177083A JP 17708388 A JP17708388 A JP 17708388A JP H0380975 A JPH0380975 A JP H0380975A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は箱入場洗浄装置に係り、特に洗場工程における
場内残留物の排出並びに場内洗浄を箱に場を収納したま
まの状態で自動的に行う箱入場洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
ビール、清涼飲料水等の回収壜は、場内の残留物を排出
し、場内を予備洗浄した後に壜の検査、本洗浄を行なっ
て再使用される。従来、場内の残留物の排出は人手によ
りなされていたが、近年、場内残留物の排出と場内の予
備洗浄を自動化した洗場機が開発されている。
この種の洗場機の一例として例えば実公昭541851
1号公報記載のものがあり、該洗場機は増体を載置し劣
る無端の搬送機構を設け、該搬送機構上の一定の高さ位
置に搬送81#1と同期回転可能な!!端のゴムベルト
を並設し、該ゴムベルト間で増体の測面を挟持可能とす
ると共に搬送機構の下側移動行程において反転された場
体の下方より種口に向けて噴流水を噴射するように構成
したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の洗場機においては、アン
ケーサ等により箱から壜を取出して壜単独の状態にして
搬入コンベアにil置してゴムベルトまで搬送し一対の
ゴムベルトにより冬場を挟持して洗浄しているため、箱
から壜を取り出して壜単独の状態にする工程が必要とな
り、工程が煩雑になっているという問題点がある。しか
も、アンケーサ等の壜の取出し装置を設置しなければな
らないため、多大な設備費、動力費を要するという問題
点がある。
また、壜を左右から挟持するためには弾性材料を用いな
くてはならず、従来例ではこれを一対のゴムベルトによ
り行なっているため、ゴム材料の老化、疲労による切断
が生じ易く、維持管理が煩雑であるという問題点がある
本発明は、上述の事情に鑑み創案されたものであり、箱
に収納された状態のままで壜の内部残留物の排出と洗浄
を行うことにより、前記従来の洗場機が有する諸問題点
を解決することができる箱入場洗浄装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため本発明は、直立状態で複数
の壜が収納されている箱を箱の上部開口を箱底部の下方
に位置するように反転した状態で搬送する箱搬送路、こ
の箱搬送路の下方の下側搬送路、これら箱搬送路と下1
11Ig!送路間を両端部で接続する略円弧状の搬送路
であり該搬送路を通過する間に上記箱が反転する反転搬
送路からなる搬送路を走行する無端状搬送体と、該無端
状搬送体に支持され箱の上部開口に係脱して上記反転し
た箱内の壜が落下しないように保持する複数の箱体受蓋
とを有した箱搬送装置と、上記下fl]IWi送路の下
方に配設され壜を収納した箱を上記箱搬送装置に搬入並
びに搬出するための搬入コンベア並びに搬出コンベアと
、上記反転搬送路の各々に設けられ、上記搬入コンベア
上を搬送される正立状態の箱を上記箱搬送装置と協働し
て保持して上昇させるとともに反転させて反転状態にし
て箱搬送路に導く上昇反転装置と、箱搬送路上を搬送さ
れる反転状態にある箱を上記箱搬送装置と協働して保持
して下降させるとともに反転させて正立状態にして上記
搬出コンベア上に導く下降反転装置と、上記箱搬送路の
下方に配設され反転状態で搬送される壜の下方より4口
に向けて洗浄水を噴射する洗浄水噴射装置とを備えたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は上記手段により、搬入コンベアにより直立状態
で複数の壜が収納されている正立状態の箱を搬入コンベ
アにより搬送している間に、その上部開口に箱体受蓋を
被せ、この状態で上昇反転装置により箱を保持して上昇
させるとともに反転させて反転状態にして箱搬送路に導
き、無端状搬送体により反転した箱を搬送している間に
箱内にある反転状態の壜の下方より種口に向けて洗浄液
噴射装置から洗浄液を噴射して洗浄した後、下降反転装
置により箱を保持して下降させるとともに反転させて正
立状態にして搬出コンベアに導き、該搬出コンベアによ
り箱を搬出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る箱入場洗浄装置の実施例を第1図乃
至第10図を参照して説明する。
第1図及び第2図は箱入場洗浄装置Mの基本構成図を示
し、第1図は概略平面図、第2図は概略側面図である。
第1図及び第2図において、箱入場洗浄装置Mは、直立
状態で複数のjilが収納されている箱2を正立状態で
搬入するための搬入コンベア3と、搬入コンベア3によ
って搬送されてきた箱2を、受は収って箱2の上部開口
2 を箱底部の下方に位置するように反転させてこの反
転した状態で搬送する箱搬送装置4と、箱搬送装置4か
ら箱2を受は収って次工程に搬出するための搬出コンベ
ア5とを備えている。
搬入コンベア3は箱搬送装置4のやや下方に位置し、第
1図から明らかなように始端部から中間部までが箱搬送
装置4と並列し、中間部から終端部までが箱搬送装置4
と重なるように配設されている。また、搬出コンベア5
も同様に箱搬送装置4のやや下方に位置し、始端部から
中間部までが箱搬送装置4と重なり、中間部から終端部
までが箱搬送装置4と並列するように配設されている。
上記箱搬送装置4は第3図及び第4図に示されるように
左右一対のチェーンからなる無端状搬送体6.6と、こ
の無端状搬送体6.6を巻架するための駆動スプロケッ
ト7.7及び従動スグロケッl−8,8を備え、駆動ス
プロケット7.7は支持軸9に、従動スプロケット8.
8は支持軸1つに固定され、前記支持軸9はチェーン1
0、駆動シャフト11を介して駆動モータ12に連結さ
れている。なお、該駆動シャフト11及び駆動モータ1
24よ搬出穴コンベア3.5の駆動装置を兼ねている。
@端状搬送体6,6は第2図に示されるように箱2を反
転した状態で搬送する箱搬送路R、この箱搬送路RAの
下方の下側搬送路R8、^ これら箱搬送路Rと下側搬送路R8間を両端部へ で接続する略円弧状の搬送路であり該搬送路を通過する
間に箱2が反転する反転搬送路R6からなる搬送路を走
行するようになっている。なお、下fl!II搬送路R
3はその中央部か両端部より高くなるように形成されて
いる。
また、無端状搬送体6,6には、箱2の上部開口2゜に
係脱する複数の箱体受蓋14が連結されており、該箱体
受蓋14は下側搬送路凡。にて箱2に係合してその上部
開口2゜を被い、箱搬送路RAにて反転した箱内の場1
が落下しないようにこれを保持する。
さらに、反転搬送路R6の一方にはく第2図において右
fllI)、上昇反転装置20が設けられるとともに、
他方にはく第2図において左開)下降反転装置60が設
けられている。上昇反転装置20と下降反転装置60と
は略同−の構成であるため、ここでは上昇反転装置20
のみ説明する。
上昇反転装置20は第3図乃至第6図に示されるように
支持軸9に固定された一対のrfIJW、21゜21を
有し、該一対の開板21.21に設けられた枢支部21
a、21aに複数対(実施例では3対)のクランプアー
ム22.22が相対向するように揺動可能に枢支されて
いる。一対のクランプアーム22,22の基端部にはロ
ーラ23.23が回転自在に設けられるとともに、先端
部には箱2に係合してこれを保持するための係合片24
゜24が設けられている。また、側板21,21には揺
動可能に筒体25.25が枢支されており、この箱体2
5,25内にその一端がクランプアーム22.22に固
定されたロッド26,26が嵌装されている。そして、
ロッド26,26の先端部には筒体25.25内を活動
する摺動部材2727が設けられ、該摺動部材27.2
7と筒体25.25の先端を閉塞する閉塞部材29.2
9間には圧縮コイルスプリング30.30が介装されて
おり、該スプリング30.30の付勢力によりクランプ
アーム22.22を揺動させて箱2を保持するようにな
っている。
一方、側板21.21の側方には、固定板3131が設
けられ、この固定板31.31にガイドレール32.3
2が収り付けられている。カイトレール32.32は円
弧状に配設され、固定板31.31からガイド面32a
、32aまでの高さhは最下位置で低く最上位置で高く
設定されローラ23,23がガイドレール32.32に
接触係合することによりクランプアーム22,22がコ
イルスプリング30.30の付勢力に抗し枢支部21a
、21aを中心として揺動するように構成されている。
また、第2図に示されるように前記箱搬送路λ4の下方
には、洗浄液噴射装置35が配設されている、洗浄液噴
射装置35は第7図乃至第9図に示されるように筒状の
第1円筒体36と、筒状の第2円筒体37とがそれぞれ
連結摺接部材38゜39.40 (第8図に示される)
を介して同心円状に設けられており、第2円筒体37が
第1円筒体36の内側に配置される。
第1円筒体36の一端は駆動シャフト41に固着され、
該駆動シャフト41は軸受42.43により回転支承さ
れるとともにプーリ44を介してモータ等の駆動源(図
示しない)に連結されている。
一方、上記第2円筒体37の一端は閉塞部材45によっ
て閉塞されており、他端は例えば接続フランジ46を介
して洗浄液供給源(図示しない)に接続されている。
第1円筒体36はその円周面上に螺旋状に形成された第
1の開口部を有している。該第1の開口部は、図示の例
では(第1図)第1円筒体36の円周面上に円筒軸方向
に対し、螺旋状に巻回されたように見える複数本の螺旋
状のスリット51゜52.53.54から構成される。
一方、第2円筒体37の円周面上には第8図に示される
ように、後述する連結摺接部材38゜39.40の一部
をそれぞれ収納するための切り欠き凹部47.48.4
9が設けられる。
さらに切り欠き凹部47の箇所には軸方向に沿って直線
状に配置された複数の孔37aが設けられている。この
ような直線状に配置された複数の孔37aによって当該
第2円筒体37の円周面上に第2円筒体の開口部が形成
される。
連結摺接部材38は略直方体形状をなし、図示のごとく
底部では凹部38bが設けられ、さらにこの四部38b
から上方に向は複数の孔38aが部材38の長平方向同
一直線上に定ピツチで設けられる。なお、連結摺接部材
39.40は第1、第2円筒体36.37の間隔を保持
するためにある。
上述のような構成を有する洗浄水噴射装置35において
は、流体供給源(図示しない)から第2円筒体37の内
腔Eに充填された例えば洗浄水は、第2円筒体37の軸
方向に直線的に設けられた複数個の孔37aからなる第
2の開口部を通過し、さらに連結摺動部材38に定ピツ
チで設けられた複数個の孔38aにそれぞれ充満される
このように孔38aの先端まで供給された流体はそのほ
とんどが第1円筒体36の内周面によってシールされそ
の噴射を止めている。ただ第1円筒体36の円周面上に
所定パターンで設けられた第1の開口部である螺旋状の
スリット51.52゜53.54と上記孔38aが一致
している箇所においては、流体が噴射する。そして、第
9図に示すように箱2内に収納されたまま反転状態で箱
体受M14により種口1aを保持された状態で箱搬送路
RA上を搬送される場1に向けて洗浄液が噴射される。
第1円筒体36が回転するにつれて、螺旋状スリット5
1,52.53.54と孔38aの一致する箇処が軸方
向に直線状に順次進行していくため、1−リ44の駆動
源を無端状搬送体6.6の駆動源と機械的又は電気的に
連結することにより、洗浄水の噴射を場1の移動に同期
して追従させることができる。
次に、前述のように構成された箱入場洗浄装置の動作を
第2図、第9図及び第10図を参照して説明する。
第2図に示されるように直立状態で複数の壜1を収納し
た箱2が搬入コンベア3により正立状態で矢印方向に搬
送され、箱2がコンベアの中間部から終端部に至る間に
その上部開口2゜に、搬入コンベア3と同期して移動す
る無端状搬送体6゜6に設けられた箱体受蓋14が被せ
られる。そして、搬入コンベア3の終端部にて上昇反転
装置20における1対のクランプアーム22.22に把
持される。即ち、第10図に示されるように1対のクラ
ンプアーム22.22はガイドレール32.32によっ
て枢支部21a、21aを中心として揺動し、クランプ
アーム22,22の先端の係合片24.24が箱2の把
手部2aに係合し箱2は保持される。そして、第2図に
示される上うに箱2はクランプアーム22.22により
保持されその上部開口2゜に箱体受蓋14が被せられた
状態で支持軸9の回転により無端状搬送体6゜6が反転
搬送路R6を走行するとともにクランプアーム22.2
2が回転し、箱2は上昇するとともに反転して箱搬送路
RAに導かれる。このとき、クランプアーム22.22
はガイドレール32゜32によって揺動され、箱2はク
ランプアーム22.22から把持解除され、又、箱2内
の場1は箱体受益14によって種口が保持され落下する
ことがない。
無端状搬送体6.6の走行により、箱2が箱搬送路RA
を通過している間に、第9図に示されるように洗浄液噴
射装置35から壜1の種口1aに向けて洗浄液が噴射さ
れ、場1内の洗浄が行なわれる。箱搬送路RAの進行端
において、箱2は下降反転装r!!、60における1対
のクラングアームロ2.62によって把持される。そし
て、この状態で無端状搬送体6,6が反転搬送路R6を
走行するとともにクランプアーム62,62が回転し、
第2図に示されるように箱2は下降するとともに反転し
て正立状態に戻り、搬出コンベア5上に導かれクラング
アームロ2.62の把持解除がされる。
搬出コンベア5によって箱2が搬送されている間に、箱
体受114が箱2から離脱し、箱2は搬出される。
なお、前述した実施例においては、上昇反転装置20及
び下降反転装置60におけるクランプアーム22.62
はガイドレールによる案内及びスプリングの付勢力によ
り揺動されるように構成されているが、クランプアーム
に直接エアーシリンダを接続し、このエアーシリンダの
作動によりクランプアームを揺動させるようにしても良
い。
〔発明の効果〕
以上、実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、搬入コンベアにより直立状態で複数の壜が収納されて
いる正立状態の箱を搬入コンベアにより搬送している間
に、その上部開口に箱体受益を被せ、この状態で上昇反
転装置により箱を保持して上昇させるとともに反転させ
て反転状態にして箱搬送路に導き、無端状搬送体により
反転した箱を搬送している間に箱内にある反転状態の壜
の下方より種口に向けて洗浄液噴射装置から洗浄液を噴
射して洗浄した後、下降反転装置により箱を保持して下
降させるとともに反転させて正立状態にして搬出コンベ
アに導き、該搬出コンベアにより箱を搬出することがで
きる。したがって、本発明によれば箱から把を収り出し
て壜単独の状態にして洗浄する必要がなく工程の簡素化
、設備の簡易化を図ることができる。
また、本発明によれば耐久性に劣るゴムベルト等を使用
していないため、耐久性に優れた装置にすることができ
るとともに維持管理の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る箱入場洗浄装置の実施例を示す概
略平面図、第2図は同箱入壜洗浄装置の概略測面図、第
3図は同箱入壜洗浄装置の詳細を示す平面図、第4図は
第3図におけるIV −IV矢視図、第5図は上昇反転
装置の測面図、第6図は第5図のVl −Vl矢視図、
第7図は洗浄液噴射装置の平面図、第8図は第7図の■
−■線断面図、第9図は洗浄液噴射装置の動作説明図、
第10図は上昇反転装置の動作説明図である。 1・・・壜、2・・・箱、3・・・搬入コンベア、4・
・・箱搬送装置、5・・・搬出コンベア、6・・・無端
状搬送体、9・・・支持軸、12・・・駆動モータ、1
4・・・箱体受益、20・・・上昇反転装置、21・・
・測板、22・・・クランプアーム、23・・・ローラ
、24・−・係合片、25・・・節体、26・・・ロッ
ド、27・・・摺動部材、2つ・・・閉塞部材、31・
・・固定板、32・・・ガイドレール、35・・・洗浄
液噴射装置、36・・・第1円筒体、37・・・第2円
筒体、38,39.40・・・連結慴接部材、51.5
2,53.54・・・スリット、60・・・下降反転装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直立状態で複数の壜が収納されている箱を箱の上部開口
    を箱底部の下方に位置するように反転した状態で搬送す
    る箱搬送路、この箱搬送路の下方の下側搬送路、これら
    箱搬送路と下側搬送路間を両端部で接続する略円弧状の
    搬送路であり該搬送路を通過する間に上記箱が反転する
    反転搬送路からなる搬送路を走行する無端状搬送体と、
    該無端状搬送体に支持され箱の上部開口に係脱して上記
    反転した箱内の壜が落下しないように保持する複数の箱
    体受蓋とを有した箱搬送装置と、上記下側搬送路の下方
    に配設され壜を収納した箱を上記箱搬送装置に搬入並び
    に搬出するための搬入コンベア並びに搬出コンベアと、
    上記反転搬送路の各々に設けられ、上記搬入コンベア上
    を搬送される正立状態の箱を上記箱搬送装置と協働して
    保持して上昇させるとともに反転させて反転状態にして
    箱搬送路に導く上昇反転装置と、箱搬送路上を搬送され
    る反転状態にある箱を上記箱搬送装置と協働して保持し
    て下降させるとともに反転させて正立状態にして上記搬
    出コンベア上に導く下降反転装置と、上記箱搬送路の下
    方に配設され反転状態で搬送される壜の下方より壜口に
    向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置とを備えたこと
    を特徴とする箱入壜洗浄装置。
JP63177083A 1988-07-18 1988-07-18 箱入壜洗浄装置 Granted JPH0380975A (ja)

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