JP2005263028A - 自動車のアウトサイドミラー - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像手段にターンシグナルランプの写り込みを防止すると共に子供などの障害物検知を同時に行える自動車のアウトサイドミラーを提供する。
【解決手段】 ミラーボディ3の背面には、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプ6と、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段5と、該撮像手段5で撮像する範囲を照明可能なる発光手段4と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段7とを備え、ターンシグナルスイッチの起動信号により、撮像手段5と発光手段4と障害物検知手段7とが起動可能なる制御手段を備えた。
【選択図】 図2
【解決手段】 ミラーボディ3の背面には、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプ6と、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段5と、該撮像手段5で撮像する範囲を照明可能なる発光手段4と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段7とを備え、ターンシグナルスイッチの起動信号により、撮像手段5と発光手段4と障害物検知手段7とが起動可能なる制御手段を備えた。
【選択図】 図2
Description
この発明は、サイドドア或いはフロントフェンダに取付けられてなる自動車のアウトサイドミラーに関するものである。
サイドドア或いはフロントフェンダに取付けられてなる自動車のアウトサイドミラーには、例えば、車体に支持されてなる支持部と、該支持部に支持されてなるミラーボディと、該ミラーボディに支持され且つ後方を視認可能なるミラー本体とより構成されてなり、前記ミラーボディには、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段と、該撮像手段で撮像する範囲を照明可能なる発光手段と、撮像手段での撮像と発光手段での発光を連動させる制御手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。一方、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプは、フロントフェンダーに設けてある。
特開2002−240629号公報
しかしながら、このような従来の自動車のアウトサイドミラーにあっては、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプが点滅点灯すると、撮像手段にかかるターンシグナルランプの光が写り込み、ハレーション現象を引き起こす虞がある。
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、撮像手段にターンシグナルランプの写り込みを防止すると共に子供などの障害物検知を同時に行える自動車のアウトサイドミラーを提供するものである。
請求項1に記載の発明は、車体に支持されてなる支持部と、該支持部に支持されてなるミラーボディと、該ミラーボディに支持され且つ後方を視認可能なるミラー本体とより構成されてなる自動車のアウトサイドミラーにおいて、前記ミラーボディの背面には、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプと、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段と、該撮像手段で撮像する範囲を照明可能なる発光手段と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段とを少なくとも備えてなり、前記ターンシグナルスイッチ又はイグニッションスイッチの起動信号又は発進信号により、撮像手段と発光手段と障害物検知手段とが起動可能なる制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動車のアウトサイドミラーであって、前記ミラーボディの車両中央側から左右方向外側に向けて、発光手段、撮像手段、ターンシグナルランプの順で順次配設されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動車のアウトサイドミラーであって、前記障害物検知手段は、前記発光手段の下側の位置に配設されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ミラーボディの背面には、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプと、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段と、該撮像手段で撮像する範囲を照明可能なる発光手段と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段とを少なくとも備えてなるので、発光手段によりアウトサイドミラーの前側にある対象物が明確に撮像手段に撮像される機能を維持しつつ、ターンシグナルランプと撮像手段とが並列の位置に配されているので、ターンシグナルランプの光が撮像手段に入光せず、ターンシグナルランプの写り込みが確実に防止されて撮像が明確になる。また、前記ターンシグナルスイッチ又はイグニッションスイッチの起動信号により、所定時間障害物検知手段が起動すると共に撮像手段と発光手段とが起動可能なる制御手段を備えたので、ターンシグナルスイッチ又はイグニッションスイッチを起動すると、障害物検知手段が早急に子供などの障害物検知を行えると共に撮像手段により子供などを撮像できるので、運転席からとかく死角となる位置に存在する障害物の検知が確実となり、安全性がより高まる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加え、ミラーボディの車両中央側から左右方向外側に向けて、発光手段、撮像手段、ターンシグナルランプの順で順次配設されてなることにより、一番外側に配設されたターンシグナルランプが点滅することにより対向車や歩行者がかかるターンシグナルランプを見易くなり、安全性に寄与する。また、一番内側(車両中央側)に配設された発光手段が点灯しても対向車や歩行者にはかかる発光手段を視認しにくく、眩しさなどを与えず、安全性に寄与する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の効果に加え、前記障害物検知手段は、前記発光手段の下側の位置に配設されてなるので、運転席からフロントフェンダーなどによって覆われる死角に存在する障害物が、確実に捉えることができる。
撮像手段にターンシグナルランプの写り込みを防止すると共に子供などの障害物検知を同時に行える自動車のアウトサイドミラーを提供する、という目的を、ミラーボディの背面に、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプと、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段と、該撮像手段で撮像する範囲を照明可能なる発光手段と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段とを備え、ターンシグナルスイッチの起動信号により、撮像手段と発光手段と障害物検知手段とが起動可能なる制御手段を備えたことで、実現した。
以下、この発明の第1の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
符号1,1’は、車体であるドアSに支持されてなる支持部2と、該支持部2に支持されてなるミラーボディ3と、該ミラーボディ3に支持され且つ後方を視認可能なる図示しない周知のミラー本体とより構成されてなる自動車のアウトサイドミラーである。
前記ミラーボディ3の背面、すなわち自動車の前側の面には、ターンシグナルスイッチ8により点滅点灯可能なるターンシグナルランプ6と、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる、例えばCCDカメラなどの撮像手段5と、該撮像手段5で撮像する範囲を光を放射する赤外ダイオード(赤外LED)により照明可能なる発光手段4と、所定範囲の障害物13、例えば子供やガードレールポールなど比較的背の低いものの存在を検知可能なる障害物検知手段7とを備えてなり、前記ターンシグナルスイッチの起動信号により、撮像手段5と発光手段4と障害物検知手段7とが起動可能なる制御手段10を備えてなる。該制御手段10には、モニター11が接続されていて、前記撮像手段5が撮像した像を映し出すことができる。
前記ミラーボディ3の背面の車両中央側から左右方向外側に向けて、前記発光手段4、撮像手段5、ターンシグナルランプ6の順で順次配設されてなる。前記障害物検知手段7は、前記発光手段4の下側の位置に配設されてなる。
符号13は、対象物としたり障害物としたりしているが、意図的に異なる名称を用いたのであって、図1(A)に示す場合は、発光手段4により照らした例えば歩道を歩く歩行者を対象物13としたものであり、図1(B)に示す場合は、図示しない周知のアウトサイドミラー1,1’に設けられたミラーに映し出される同じく例えば歩道を歩く歩行者を対象物13としたものであり、図1(C)に示す場合は、アウトサイドミラー1,1’の下側近傍に存在する子供やガードレールを支えるポールなどの障害物13としたものである。
以上のように構成されたアウトサイドミラー1,1’は、ミラーボディ3の背面には、ターンシグナルスイッチ8により点滅点灯可能なるターンシグナルランプ6と、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段5と、該撮像手段5で撮像する範囲を照明可能なる発光手段4と、所定範囲の障害物13の存在を検知可能なる障害物検知手段7とを少なくとも備えてなるので、発光手段4によりアウトサイドミラー1,1’の前側にある対象物13が明確に撮像手段5に撮像される機能を維持しつつ、ターンシグナルランプ6と撮像手段5とが並列の位置に配されているので、ターンシグナルランプ6の光が撮像手段5に入光せず、ターンシグナルランプ6の写り込みが確実に防止されて撮像が明確になる。
また、前記ターンシグナルスイッチ8の起動信号により、撮像手段5と発光手段4と障害物検知手段7とが起動可能なる制御手段10を備えたので、ターンシグナルスイッチ8を起動すると、障害物検知手段7が早急に子供などの障害物検知を行えると共に撮像手段5により子供などを撮像してモニター11に映像として映し出すことができるので、運転席からとかく死角となる位置に存在する障害物の検知が確実となり、安全性がより高まる。
更に、障害物検知手段7は、イグニッションキーがオンになった段階で、同じくオン状態にしておくことで、該障害物検知手段7が障害物13を検知すると、自動的に撮像手段5が撮像を開始し、モニター11に映し出すようにして、運転者などに注意を喚起するようにしても良い。
ミラーボディ3の車両中央側から左右方向外側に向けて、発光手段4、撮像手段5、ターンシグナルランプ6の順で順次配設されてなることにより、一番外側に配設されたターンシグナルランプ6が点滅することにより対向車や歩行者がかかるターンシグナルランプ6を見易くなり、安全性に寄与する。また、一番内側(車両中央側)に配設された発光手段4が点灯しても、赤外線発光であるので、人間が視認できないため、対向車や歩行者にはかかる発光手段4によって眩しさなどを与えず、視認しにくくなり、安全性に寄与する。
前記障害物検知手段7は、前記発光手段4の下側の位置に配設されてなるので、運転席からフロントフェンダーなどによって覆われる死角に存在する障害物が、確実に捉えることができる。
1,1’ 自動車のアウトサイドミラー
2 支持部
3 ミラーボディ
4 発光手段
5 撮像手段
6 ターンシグナルランプ
7 障害物検知手段
8 ターンシグナルスイッチ
9 スモールランプ
10 制御手段
11 モニター
13 障害物又は対象物
2 支持部
3 ミラーボディ
4 発光手段
5 撮像手段
6 ターンシグナルランプ
7 障害物検知手段
8 ターンシグナルスイッチ
9 スモールランプ
10 制御手段
11 モニター
13 障害物又は対象物
Claims (3)
- 車体に支持されてなる支持部と、該支持部に支持されてなるミラーボディと、該ミラーボディに支持され且つ後方を視認可能なるミラー本体とより構成されてなる自動車のアウトサイドミラーにおいて、
前記ミラーボディの背面には、ターンシグナルスイッチにより点滅点灯可能なるターンシグナルランプと、像光を電気的な撮像信号に変換して所定の映像信号として出力可能なる撮像手段と、該撮像手段で撮像する範囲を照明可能なる発光手段と、所定範囲の障害物の存在を検知可能なる障害物検知手段とを少なくとも備えてなり、
前記ターンシグナルスイッチの起動信号により、撮像手段と発光手段と障害物検知手段とが起動可能なる制御手段を備えたことを特徴とする自動車のアウトサイドミラー。 - 請求項1に記載の自動車のアウトサイドミラーであって、
前記ミラーボディの車両中央側から左右方向外側に向けて、発光手段、撮像手段、ターンシグナルランプの順で順次配設されてなることを特徴とする自動車のアウトサイドミラー。 - 請求項1又は請求項2に記載の自動車のアウトサイドミラーであって、
前記障害物検知手段は、前記発光手段の下側の位置に配設されてなることを特徴とする自動車のアウトサイドミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078808A JP2005263028A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 自動車のアウトサイドミラー |
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JP2004078808A JP2005263028A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 自動車のアウトサイドミラー |
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Publication Number | Publication Date |
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2004
- 2004-03-18 JP JP2004078808A patent/JP2005263028A/ja active Pending
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