JP2005262237A - 金属シートの製造装置と製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アルミシートに代表されるように、冷却ローラ間に送込む直前まで筒状ガイド部材によって表面を覆っておく必要がある金属のシートを製造する際に、冷却ローラ間に送込む直前の金属の固相率を推定し、それに応じた制御をすることによって板厚を安定させることができる技術を提供する。
【解決手段】 本発明で具現化される金属シートの製造装置は、間隙を隔てて対向する一対の冷却ローラと、半凝固状態に冷却された金属をスリットから前記間隙に向けて送出すダンディシュと、ダンディシュの外側から音波を加えてスリットから送出される金属を伝播する音速を計測するセンサと、計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整するコントローラとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属シートの製造技術に関する。詳しくは、一対の冷却ローラ間の間隙を半凝固状態の金属を通過させることによって、均一な板厚の金属シートを製造する技術に関する。
冷却ローラ間の間隙を半凝固状態の金属を通過させることによって、金属シートを製造する技術が開発されている。冷却ローラ間に送込まれる金属は半凝固状態であり、内部には固相と液相が混在している。冷却ローラ間に送込まれる金属の固相率(固相と液相の量比)が変化すると、冷却ローラから送出される金属シートの板厚が変化してしまう。
金属シートの板厚の変動を防ぐ技術が、特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、溶融した鉄を予備冷却装置で半凝固状態となるように冷却し、半凝固状態に冷却された鉄を冷却ローラ間に送込む。特許文献1の技術では、冷却ローラ間に送込まれる鉄の表面温度を計測し、その表面温度から固相率を推定計算する。そして計測された固相率が目標範囲に収まるように、予備冷却装置の冷却能力を増減調整する。この結果、冷却ローラ間に送込まれる鉄の固相率が安定し、冷却ローラから送出される鉄のシートの板厚が安定する。
特開2001―71102号公報
特許文献1の技術によると、冷却ローラ間に送込まれる鉄の固相率が安定し、冷却ローラから送出される鉄のシートの板厚が安定する。
しかしながら、特許文献1の技術を実施するためには、半凝固状態の金属の表面温度を検出しなければならない。金属の表面温度を検出するためには、金属表面が露出していなければならない。鉄の場合には、溶湯の粘性が高く、溶融状態や半凝固状態の鉄の表面が露出した状態で処理することができる。表面が露出していれば、放射温度計等を利用することによって鉄の表面温度を計測し、固相率を計算することができる。
しかしながら、例えばアルミ等の場合には、溶湯の粘性が低く、表面が露出した状態で搬送することが難しい。筒状ガイド部材によって案内しながら搬送しなければならない。またアルミは酸化しやすいために、冷却ローラ間に送込む直前まで筒状ガイド部材によって表面を覆っておく必要がある。
半凝固状態の金属が筒状ガイド部材によって案内されながら冷却ローラ間に送込まれる場合、半凝固状態の金属の表面温度を検出することができない。半凝固状態の金属の温度を検出することができなければ、固相率を推定計算することができない。
半凝固状態の金属が筒状ガイド部材によって案内されながら冷却ローラ間に送込まれる場合、筒状ガイド部材の内部に温度センサを設置することも難しい。半凝固状態の金属が温度センサに強い摩擦力を与えるために、その環境で使用できる温度センサを得ることができない。
冷却ローラ間に送込む直前まで筒状ガイド部材によって表面を覆っておく必要がある金属に対しては、特許文献1の技術が利用できない。ガイド部材によって外部から遮蔽されている半凝固状態の金属の温度を計測することができないために固相率を推定計算することができず、冷却ローラで冷却する半凝固状態の金属の固相率を安定させることができない。
本発明は上記の課題を解決する。アルミシートに代表されるように、冷却ローラ間に送込む直前まで筒状ガイド部材によって表面を覆っておく必要がある金属シートを製造する際に、冷却ローラ間に送込む直前の金属の固相率を推定し、それに応じた制御をすることによって板厚を安定させることができる技術を提供する。
本発明で具現化される金属シートの製造装置は、間隙を隔てて対向する一対の冷却ローラと、半凝固状態に冷却された金属をスリットから前記間隙に向けて送出すダンディシュと、ダンディシュの外側から音波を加えてスリットから送出される金属を伝播する音速を計測するセンサと、計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整するコントローラとを備える。
ダンディシュの外側から音波を加えると、その音波は半凝固状態の金属を伝播する。この伝播結果を観測すると、金属を伝播する音速を計測することができる。金属を伝播する音速は、金属の温度に依存して変動する特性を持ち、固相率に依存して変動する特性を持つ。半凝固状態の金属の固相率と音速の関係を予め把握しておけば、ダンディシュの外側から音波を加えることによって、ダンディシュのスリットから冷却ローラの間隙に向けて送出される半凝固状態の金属の固相率を知ることができる。
一定の板厚のシートを製造するためには、一対の冷却ローラ間を通過する半凝固状態の金属の固相率が一定範囲に調整されていることが必要である。計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整すると、このことが可能となる。音速が早くて固相率が高ければ冷却ローラの冷却能力を下げる。音速が遅くて固相率が低ければ冷却ローラの冷却能力を上げる。この結果、冷却ローラ間を通過する半凝固状態の金属の固相率が一定範囲に調整される。計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整しながら金属シートを製造すると、一定の板厚のシートを製造することが可能となる。
冷却ローラの圧延荷重を増減調整することが可能な場合には、計測された音速に基づいて冷却ローラの圧延荷重を増減調整するコントローラを設けることも有効である。
冷却ローラ間を通過する半凝固状態の金属の固相率が変動するのに対応して圧延荷重を増減調整すると、固相率の変動が圧延荷重の調整によって補償され、一定の板厚のシートを製造することが可能となる。
ダンディシュが、金属溶湯を受入れ、受入れた金属溶湯を半凝固状態に冷却し、半凝固状態に冷却された金属をスリットから冷却ローラ間の間隙に向けて送出す場合には、計測された音速に基づいてダンディシュの冷却能力を増減調整するコントローラを設けることも有効である。
これによって、冷却ローラ間に送出される半凝固状態の金属の固相率が目標固相率に向けてフィードバック制御され、冷却ローラ間に送出される金属の固相率が一定範囲内で安定する。冷却ローラ間に送出される金属の固相率が安定するため、冷却ローラから送出される金属シートの板厚が均一化される。
計測された音速に基づいて、冷却ローラの冷却能力、冷却ローラの圧延荷重、ダンディシュの冷却能力のいずれかを増減調整することによって、金属シートの板厚が均一化されるが、それらの2以上を組み合わせて増減調整することよって、金属シートの板厚はさらに均一化される
たとえば、冷却ローラの冷却能力とダンディシュの冷却能力を増減調整すれば、前者によってフィードフォワード制御が得られ後者によってフィードバック制御が得られ、非常に好ましい。
本発明は、金属シートの製造方法にも具現化される。本発明の製造方法では、ダンディシュのスリットから半凝固状態に冷却された金属を送出し、送出された半凝固状態の金属を一対の冷却ローラで冷却する工程と、ダンディシュのスリットから送出される金属を伝播する音速を計測する工程と、計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整する工程を実施する。
冷却ローラの冷却能力を増減調整するのに代えて、冷却ローラの圧延荷重を増減調整してもよい。あるいは両方を実施してもよい。
ダンディシュが、金属溶湯を受入れ、受入れた金属溶湯を冷却して半凝固状態にし、スリットから半凝固状態に冷却された金属を送出す場合には、計測された音速に基づいてダンディシュの冷却能力を増減調整する工程を実施してもよい。
本発明の方法によると、冷却ローラから送出される金属シートの板厚が均一化される。冷却ローラ間に送込む直前まで筒状ガイド部材によって表面を覆っておく必要がある金属を利用する場合でも、音速によって固相率を推定計算することから、冷却ローラ間に送出される金属の固相率を安定させることができる。
本願発明の金属シートの製造装置および製造方法によると、冷却ローラから送出される金属シートの板厚が波打つように変動したり、金属シート表面に縞状のシワが発生したりすることが防止され、板厚が均一で表面品質が安定した金属シートを製造することができる。
以下に本発明に係る金属シートの製造装置と製造方法を実施するための最良の形態を列記する。
(形態1)金属溶湯は、ダンディシュのスリットから送出されるまで大気に触れないよう覆われている。
(形態2)金属溶湯は、窒素ガスにて加圧されることによってダンディシュのスリットから押出される。
以下に本発明に係る金属シートの製造装置と製造方法の実施例を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施例)
図1は本発明に係る金属シートの製造装置2の概要を模式的に示している。
本実施例の金属シートの製造装置2は、一対の冷却ローラ12、22が上下に配置されている。冷却ローラ12と冷却ローラ22の間には、所定の距離の間隙が設けられている。上側の冷却ローラ12の内部に冷却水通路14が設けられており、図示されない冷却水バルブから所定の流量の冷却水が供給される。下側の冷却ローラ22の内部に、冷却水通路24が設けられており、図示されない冷却水バルブから所定の流量の冷却水が供給される。冷却ローラ12、22にはそれぞれ図示されないモータが接続されている。モータによって、冷却ローラ12、22は、間隙に供給される金属溶湯が間隙に送込まれる向きに回転する。即ち、冷却ローラ12は、図1において反時計回りに回転し、冷却ローラ22は、時計回りに回転する。
冷却ローラ12、22の回転軸端部には、それぞれ圧下制御装置が接続されている。圧下制御装置によって、冷却ローラ12、22は、間隙を増減する方向に移動可能である。即ち、冷却ローラ12、14は、図1において上下方向に移動可能であり、冷却ローラ12、22間の間隙は増減可能である。
ダンディシュ50は耐熱性のセラミックによって作られており、保持炉40から供給される金属溶湯32を貯えることができる。
ダンディシュ50には、冷却水通路52が設けられており、図示されない冷却水バルブから所定の流量の冷却水が供給される。保持炉40から供給された金属溶湯32は、ダンディシュ50に接する部分から冷却され、ダンディシュ50に接する外側は固化し、中心部は液相のまま、半凝固状態の金属34となってスリット58から送出される。
ダンディシュ50の先端にスリット58が開口している。スリット58の幅は、冷却ローラ12、22の幅とほぼ同じであり、スリット58の高さは、冷却ローラ12、22間の間隙の高さより大きい。ダンディシュ50は、冷却ローラ12,22の側方に配置されており、スリット58から送出される金属34が冷却ローラ12,22の外周面に到達する。本実施例のダンディシュ50と冷却ローラ12,22は非常に近接して配置されており、外部から冷却ローラ12と冷却ローラ22の間隙を観察したり、冷却ローラ12,22とダンディシュ50の間にセンサ等を挿入したりすることが非常に困難である。
スリット58から冷却ローラ12,22の間隙に向けて送出された金属34は、冷却ローラ12、22の回転によって間隙に送込まれる。間隙に送込まれた金属34は、冷却ローラ12、22によって圧下されながら、冷却ローラ12,22に接する部分から冷却される。金属34は中心部まで全て固化することによって金属シート36となって冷却ローラ12,22の間隙から送出される。
保持炉40は耐熱性のセラミックによって作られており、溶解炉30から供給される金属溶湯32を保持する。保持炉40の上部には窒素ガス流入口が設けられており、保持炉40内部に保持されている金属溶湯32は、窒素ガスによって加圧される。保持炉40の下部はダンディシュ50に接続されており、金属溶湯32は加圧されてダンディシュ50へ送出される。
ダンディシュ50の外側に、反射型の超音波センサ60が設けられている。超音波センサ60はスリット58より上流側に設けられており、スリット58から送出される金属34の固相率を計測する。
図2および図3を参照しながら、超音波センサ60を用いた金属34の固相率の計測について詳細に説明する。超音波センサ60は図3の(a)に示す超音波を入射波として発振する。発振された超音波は、図2中の矢印の方向に向かって、ダンディシュ外板54、金属34、ダンディシュ外板56を透過しながら伝播していく。超音波は超音波センサ60とダンディシュ外板54の境界面、ダンディシュ外板54と金属34の境界面62、金属34とダンディシュ外板56の境界面64、ダンディシュ外板56と大気の境界面でその一部が反射し、反射した超音波は超音波センサ60で反射波として検出される。
図3(b)は、超音波センサ60が検出する反射波と、入射波を発振してからその反射波が検出されるまでの時間の関係を示す。反射波66はダンディシュ外板54と金属34の境界面62で反射した成分を示し、反射波68は金属34とダンディシュ外板56の境界面64で反射した成分を示す。反射波66が検出される時間は、超音波センサ60が入射波を発振してから、その発振された入射波がダンディシュ外板54内を伝播し、境界面62で反射し、ダンディシュ外板54内を入射波の反対の方向に伝播し、超音波センサ60で検出されるまでの時間である。一方、反射波68が検出される時間は、超音波センサ60が入射波を発振してから、その発振された入射波がダンディシュ外板54内を伝播し、境界面62を透過し、金属34内を伝播し、境界面64で反射し、金属34内を入射波の反対の方向に伝播し、境界面62を透過し、ダンディシュ外板54内を入射波の反対の方向に伝播し、超音波センサ60で検出されるまでの時間である。従って、反射波68が検出される時間から、反射波66が検出される時間までの時間差tを算出することによって、超音波が境界面62から境界面64までの間の金属34内を往復して伝播するのに要した時間を算出することができる。
このようにして算出される超音波の伝播時間から、金属34内を伝播する超音波の伝播速度を算出することができる。超音波が境界面62から境界面64までの間の金属34内を往復して伝播する場合の超音波の伝播経路の長さは、境界面62から境界面64までの距離の2倍であり、ダンディシュ外板54とダンディシュ外板56の距離の2倍である。従って、超音波センサ60取り付け位置におけるダンディシュ外板54、56間の距離を予め計測しておくことで、超音波の伝播経路長さを算出することができる。算出された超音波の伝播経路長さを、前記算出された伝播時間で除することによって、超音波が金属34内を伝播する速度を算出する。
超音波が金属34内を伝播する速度が算出されると、金属34の固相率を推定することができる。
超音波が金属34内を伝播する速度は、金属34の温度に依存して変化し、温度が高いほど伝播速度は速く、温度が低いほど伝播速度は遅い。金属34の温度は、固相率とともに変化し、固相率が高いほど温度は高く、固相率が低いほど温度は低い。
従って、超音波が金属34内を伝播する速度は、金属34の固相率が高いほど速く、金属34の固相率が低いほど遅くなる。
上記の超音波の伝播速度と固相率の関係は、製造装置2を運転している状態におけるダンディシュ50と金属34を模擬した試験を実施することによって把握することができる。
従って、超音波センサ60によって超音波の伝播時間を計測することによって、超音波の伝播速度が算出され、超音波の伝播速度から金属34の固相率が算出される。
超音波センサ60で計測される超音波の伝播時間から、チャート等を用いて金属34の固相率を直接算出してもよい。例えば、製造装置2を運転している状態で超音波センサ60によって計測されうる超音波の伝播時間t1、t2、t3、・・・を複数個抽出しておく。抽出された超音波の伝播時間それぞれについて、その伝播時間から算出される超音波の伝播速度を算出しておく。算出された超音波の伝播速度から、その伝播速度を実現する金属34の固相率を試験によって把握しておく。上記のようにして、超音波の伝播時間t1、t2、t3、・・・と、それぞれの伝播時間に対応する金属34の固相率γ1、γ2、γ3、・・・の組がチャートとして得られる。コントローラ70はそのチャートを予め記憶しておく。超音波センサ60で超音波の伝播時間が計測されると、コントローラ70は計測された伝播時間を記憶されたチャート内の複数個の伝播時間と比較し、内挿法によって計測された伝播時間に対応する金属34の固相率を算出する。
図4を参照しながらコントローラ70による制御を説明する。
ステップS12で、ダンディシュ50から送出される金属34の固相率の目標範囲を読み込む。その目標範囲は固相率の最大値γmaxと最小値γminで表現されている。
ステップS14で、超音波センサ60に計測要求信号を送信し、超音波センサ60は超音波伝播時間の計測を実施する。コントローラ70は超音波センサ60の計測結果を読み込む。
ステップS16で、計測された超音波の伝播時間と、予め記憶されたチャート、すなわち金属34の超音波の伝播時間から固相率を算出するチャートから、金属34の固相率を算出する。
ステップS18では、算出された固相率と前記γmaxを比較する。算出された固相率がγmaxを超えている場合(ステップS18でNOの場合)、コントローラ70は金属34の固相率が目標範囲を超えていると判断し、ステップS20へ進む。算出された固相率がγmax以下の場合(ステップS18でYESの場合)、コントローラ70は金属34の固相率が目標範囲を超えていないと判断し、ステップS22へ進む。
ステップS20では、ダンディシュ50の冷却水通路52が接続されている冷却水バルブの開放量を減らし、冷却水通路52へ供給される冷却水の流量を減少させる。
ステップS22では、算出された固相率と前記γminを比較する。算出された固相率がγmin未満の場合(ステップS22でNOの場合)、コントローラ70は金属34の固相率が目標範囲を下回っていると判断し、ステップS24へ進む。算出された固相率がγmin以上の場合(ステップS22でYESの場合)、コントローラ70は金属34の固相率が目標範囲を下回っていないと判断し、ステップS26へ進む。
ステップS24では、ダンディシュ50の冷却水通路52が接続されている冷却水バルブの開放量を増やし、冷却水通路52へ供給される冷却水の流量を増加させる。
ステップS26では、停止命令の有無を確認する。ステップS14からステップS26までを実行する間に、停止命令を受信している場合は、制御装置2の運転を停止し、制御を終了する。ステップS14からステップS26までを実行する間に、停止命令を受信していない場合は、ステップS14からステップS26までの処理を繰り返し実行する。
コントローラ70が上記の制御を実行することによる作用効果を説明する。
金属34の固相率は、ダンディシュ50の冷却能力に依存して変化する。ダンディシュ50の冷却水通路52を流れる冷却水の流量が減少すると、すなわちダンディシュ50の冷却能力が低減すると、金属34とダンディシュ50が接する部分の温度が上昇し、金属34の固化される領域が狭まり、金属34の固相率は減少する。またダンディシュ50の冷却水通路52を流れる冷却水の流量が増加すると、すなわちダンディシュ50の冷却能力が増大すると、金属34とダンディシュ50が接する部分の温度が低下し、金属34の固化される領域が広がり、金属34の固相率は増加する。
ステップS16で算出される金属34の固相率が目標範囲の上限値であるγmaxを超えている場合、ステップS20でダンディシュ50の冷却能力が低減され、その結果金属34の固相率はγmax以下の値になるまで減少していく。
またステップS16で算出される金属34の固相率が目標範囲の下限値であるγminを下回る場合、ステップS24でダンディシュ50の冷却能力が増大され、その結果金属34の固相率はγmin以上の値になるまで増加していく。
上記のようなフィードバック制御を行うことによって、冷却ローラ12、22間の間隙へ送出される金属34の固相率は、目標範囲内で安定する。冷却ローラ12、22へ供給される金属34の固相率が安定することで、製造される金属シート36の板厚は均一化される。
(第2実施例)
本発明で具現化される他の一つの金属シートの製造装置について説明する。第1実施例と同一のものについては、同一符号を付与して重複説明を省略する。
本実施例の冷却ローラ12、22の圧下制御装置は変位制御型であり、製造装置2が運転し、ダンディシュ50から金属34が送出される状態で、すなわち冷却ローラ12、22に金属34からの反力が作用している状態で、冷却ローラ12、22間の間隙の高さが、目標とする高さとなるように制御されている。
本実施例の冷却ローラ12、22の冷却水通路14、24が接続されている冷却水バルブは、コントローラ70の指示によって、その開度を「大」、「中」、「小」の3段階に変更可能である。バルブの開度が「大」の場合、最もバルブの開度は大きく、冷却水通路14、24に供給される冷却水の流量は最も多い。バルブの開度「大」は、金属34の固相率が小さく、その固相率が所定の閾値γ1にくらべ小さい場合に、冷却ローラ12、22による金属34の冷却が好適に実施されるように、調整されたバルブ開度である。バルブの開度が「小」の場合、最もバルブの開度は小さく、冷却水通路14、24に供給される冷却水の流量は最も小さい。バルブの開度「小」は、金属34の固相率が大きく、その固相率が所定の閾値γ2にくらべ大きい場合に、冷却ローラ12、22による金属34の冷却が好適に実施されるように、調整されたバルブ開度である。バルブの開度「中」は、金属34の固相率が所定の閾値γ1以上でありかつ所定の閾値γ2以下である場合に、冷却ローラ12、22による金属34の冷却が好適に実施されるように、調整されたバルブ開度である。
本実施例のコントローラ70による制御内容を、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
ステップS32では、ダンディシュ50から送出される金属34の固相率の閾値γ1、γ2を読み込む。閾値γ1、γ2は、金属34の凝固進行状態を、低水準、中水準、高水準の3つの水準に分類するために用いる閾値である。閾値γ1は閾値γ2より小さく、金属34の固相率がγ1未満の場合、金属34の凝固進行状態は低水準と判断される。金属34の固相率がγ1以上γ2以下の場合、金属34の凝固進行状態は中水準と判断される。金属34の固相率がγ2を超える場合、金属34の凝固進行状態は高水準と判断される。
ステップS34では、超音波センサ60に計測要求信号を送信し、超音波センサ60は超音波伝播時間の計測を実施する。コントローラ70は超音波センサ60の計測結果を読み込む。
ステップS36では、計測された超音波の伝播時間と、予め記憶されたチャートから、金属34の固相率を算出する。
ステップS38では、算出された固相率と前記γ1を比較する。算出された固相率がγ1を下回る場合(ステップS38でYESの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が低水準にあると判断し、ステップS40へ進む。算出された固相率がγ1以上の場合(ステップS38でNOの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が低水準ではないと判断し、ステップS42へ進む。
ステップS40では、冷却ローラ12、22の冷却水通路14、24が接続されている冷却水バルブの開放量を「大」に設定し、冷却水通路52へ供給される冷却水の流量を調整する。
ステップS42では、算出された固相率と前記γ1、γ2を比較する。算出された固相率がγ1以上でありかつγ2以下である場合(ステップS42でYESの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が中水準にあると判断し、ステップS44へ進む。算出された固相率がγ1を下回るか、あるいはγ2を超える場合(ステップS42でYESの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が中水準ではないと判断し、ステップS46へ進む。
ステップS44では、冷却ローラ12、22の冷却水通路14、24が接続されている冷却水バルブの開放量を「中」に設定し、冷却水通路52へ供給される冷却水の流量を調整する。
ステップS46では、算出された固相率と前記γ2を比較する。算出された固相率がγ2を上回る場合(ステップS46でYESの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が高水準にあると判断し、ステップS48へ進む。算出された固相率がγ2以下の場合(ステップS46でNOの場合)、コントローラ70は金属34の凝固進行状態が高水準ではないと判断し、ステップS50へ進む。
ステップS48では、冷却ローラ12、22の冷却水通路14、24が接続されている冷却水バルブの開放量を「小」に設定し、冷却水通路52へ供給される冷却水の流量を調整する。
ステップS50では、停止命令の有無を確認する。ステップS34からステップS50までを実行する間に、停止命令を受信している場合は、制御装置2の運転を停止し、制御を終了する。ステップS34からステップS50までを実行する間に、停止命令を受信していない場合は、ステップS34からステップS50までの処理を繰り返し実行する。
コントローラ70が上記の制御を実行することによる作用効果を説明する。
上記の制御では、冷却ローラ12、22間に供給される金属34の固相率が大きい場合には、冷却水通路14、24を通過する冷却水の流量を少なくして、冷却ローラ12、22の冷却能力を低下させる。一方、冷却ローラ12、22間に供給される金属34の固相率が小さい場合には、冷却水通路14、24を通過する冷却水の流量を多くして、冷却ローラ12、22の冷却能力を増大させる。その結果、冷却ローラ12、22による金属34の冷却を、固相率の実測値に基づいた冷却能力で実施することが可能となる。
冷却ローラ12、22による金属34の圧下は、圧下制御装置によって好適になされており、冷却ローラ12、22による金属34の冷却は、上記の制御によって好適になされる。従って、製造される金属シート36の板厚は均一化され、金属シート36の表面品質は良好に保たれる。
(第3実施例)
本実施例に係る他の一つの金属シートの製造装置を説明する。第1実施例と同一のものについては、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施例の冷却ローラ12、22の圧下制御装置は荷重制御型であり、製造装置2が運転し、ダンディシュ50から金属34が送出される状態で、すなわち冷却ローラ12、22に金属34からの反力が作用している状態で、冷却ローラ12、22が金属34に負荷する圧縮荷重が、目標とする荷重となるように制御されている。
本実施例のコントローラ70による制御内容を、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
ステップS52では、金属34の固相率から、冷却ローラ12、22の圧延荷重と、冷却水通路14、24に冷却水を供給するバルブの開度を算出する、最適値算出チャートを読み込む。そのチャートは事前に実施される模擬試験等の試験結果から設定されており、冷却ローラ12、22間に供給される金属34の固相率から、最も好適に圧延と冷却が可能となる冷却ローラ12、22の圧延荷重と、冷却水通路14、24に冷却水を供給するバルブの開度の組み合わせを算出可能である。
ステップS54では、超音波センサ60に計測要求信号を送信し、超音波センサ60は超音波伝播時間の計測を実施する。コントローラ70は超音波センサ60の計測結果を読み込む。
ステップS56では、計測された超音波の伝播時間と、予め記憶されたチャート、すなわち金属34の超音波の伝播時間から固相率を算出するチャートから、金属34の固相率を算出する。
ステップS58では、算出された金属34の固相率から、冷却ローラ12、22の圧延荷重の最適値と、冷却水通路14、24に冷却水を供給するバルブの開度の最適値を算出する。
ステップS60では、算出された冷却ローラ12、22の圧延荷重の最適値に応じて、冷却ローラ12、22の圧延荷重を増減調整する。
ステップS62では、算出された冷却ローラ12、22の冷却水通路14、24に冷却水を供給するバルブの開度を、算出された最適値に応じて、増減調整する。
ステップS64では、停止命令の有無を確認する。ステップS54からステップS64までを実行する間に、停止命令を受信している場合は、制御装置2の運転を停止し、制御を終了する。ステップS54からステップS64までを実行する間に、停止命令を受信していない場合は、ステップS54からステップS64までの処理を繰り返し実行する。
上記のような制御を行うことによって、冷却ローラ12、22間の間隙へ送出される金属34の固相率に応じて、冷却ローラ12、22による金属34の圧下および冷却が、最も好適に実施されるように冷却ローラ12、22の圧延荷重および冷却能力を増減調整することが可能となる。従って、製造される金属シート36の板厚は均一化され、金属シート36の表面は、高品質に保たれる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記実施例では、超音波センサを用いて金属を伝播する音速を計測する例を説明したが、超音波に限らず、音波、亜音波を利用するセンサを用いて金属を伝播する音速を計測してもよい。
上記実施例では、計測された金属の音速に基づいて、ダンディシュの冷却能力を増減調整する場合(第1実施例)と、冷却ローラの冷却能力および/または冷却ローラの圧延荷重を増減調整する場合(第2、第3実施例)とを個別に説明したが、それらの制御を組み合わせて実施することも可能である。このような制御を行う場合、ダンディシュのスリットから送出される金属の固相率は、計測される固相率に基づいてダンディシュの冷却能力を増減調整するフィードバック制御によって、ある目標とする固相率で安定し、製造される金属シートの板厚は安定する。さらに、何らかの外乱の影響によってダンディシュのスリットから送出される金属の固相率が変動したとしても、その固相率に基づいて冷却ローラの冷却能力および冷却ローラの圧延荷重を増減調整することで、その外乱の影響を補償して均一な板厚の金属シートを製造することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
金属シートの製造装置の構成を模式的に示した図である。 金属シートの製造装置の一部を拡大した断面図である。 超音波センサの計測データを示した図である。 制御装置が実行する処理のフローチャートである。 制御装置が実行する処理のフローチャートである(第2実施例)。 制御装置が実行する処理のフローチャートである(第3実施例)。
符号の説明
2・・・金属シートの製造装置
12、22・・・冷却ローラ
14、24・・・冷却水通路
30・・・溶解炉
32・・・金属溶湯
34・・・金属
36・・・金属シート
40・・・保持炉
50・・・ダンディシュ
52・・・冷却水通路
54、56・・・ダンディシュ外壁
58・・・スリット
60・・・反射型超音波センサ
62、64・・・境界面
66・・・入射波
68・・・反射波
70・・・コントローラ

Claims (6)

  1. 金属溶湯から金属シートを製造する装置であり、
    間隙を隔てて対向する一対の冷却ローラと、
    半凝固状態に冷却された金属をスリットから前記間隙に向けて送出すダンディシュと、
    ダンディシュの外側から音波を加えてスリットから送出される金属を伝播する音速を計測するセンサと、
    計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整するコントローラと、
    を備える金属シートの製造装置。
  2. 金属溶湯から金属シートを製造する装置であり、
    間隙を隔てて対向する一対の冷却ローラと、
    半凝固状態に冷却された金属をスリットから前記間隙に向けて送出すダンディシュと、
    ダンディシュの外側から音波を加えてスリットから送出される金属を伝播する音速を計測するセンサと、
    計測された音速に基づいて冷却ローラの圧延荷重を増減調整するコントローラと、
    を備える金属シートの製造装置。
  3. 金属溶湯から金属シートを製造する装置であり、
    間隙を隔てて対向する一対の冷却ローラと、
    金属溶湯を受入れ、受入れた金属溶湯を冷却し、半凝固状態に冷却された金属をスリットから前記間隙に向けて送出すダンディシュと、
    ダンディシュの外側から音波を加えてスリットから送出される金属を伝播する音速を計測するセンサと、
    計測された音速に基づいてダンディシュの冷却能力を増減調整するコントローラと、
    を備える金属シートの製造装置。
  4. 金属溶湯から金属シートを製造する方法であり、
    ダンディシュのスリットから半凝固状態に冷却された金属を送出し、送出された半凝固状態の金属を一対の冷却ローラで冷却する工程と、
    ダンディシュのスリットから送出される金属を伝播する音速を計測する工程と、
    計測された音速に基づいて冷却ローラの冷却能力を増減調整する工程と、
    を備える金属シートの製造方法。
  5. 金属溶湯から金属シートを製造する方法であり、
    ダンディシュのスリットから半凝固状態に冷却された金属を送出し、送出された半凝固状態の金属を一対の冷却ローラで冷却する工程と、
    ダンディシュのスリットから送出される金属を伝播する音速を計測する工程と、
    計測された音速に基づいて冷却ローラの圧延荷重を増減調整する工程と、
    を備える金属シートの製造方法。
  6. 金属溶湯から金属シートを製造する方法であり、
    金属溶湯をダンディシュに受入れ、通過する金属溶湯をダンディシュで冷却し、ダンディシュのスリットから半凝固状態に冷却された金属を送出し、送出された半凝固状態の金属を一対の冷却ローラで冷却する工程と、
    ダンディシュのスリットから送出される金属を伝播する音速を計測する工程と、
    計測された音速に基づいてダンディシュの冷却能力を増減調整する工程と、
    を備える金属シートの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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