JP2005261343A - プランクトン濾過装置及びこの濾過装置を備えたプランクトン培養システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プランクトンネット32を備え、培養槽から導入されたプランクトンと培養液との混合液のうち培養液のみを濾過する採集槽3において、濾過方向をプランクトンネット32の下側から上側に向かう方向とする。プランクトンネット32の下側から気泡を供給するエア供給管3Aを採集槽3内の底部に設置する。このエア供給管3Aから供給される気泡によってプランクトンネット32を連続的に撓ませ、且つプランクトンネット32内に置いた錘32aを気泡の衝突により遊動させることにより、プランクトンネット下面からプランクトンを剥離し、目詰まりを早期に解消する。
【選択図】 図8
Description
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、プランクトンを含んだ培養液を濾過するプランクトンネットを水平方向または傾斜方向に配置して培養液中に浸漬しておき、且つ培養液の濾過方向をプランクトンネットの下側から上側に向かう方向とする。そして、プランクトンネットの下側から気泡を供給することにより、気泡をプランクトンネットに衝突させてプランクトンネットを部分的に且つ連続的に撓ませながらプランクトンの濾過を進めていくようにする。このため、プランクトンネットにプランクトンが付着して部分的に目詰まりが生じても、気泡からの圧力によってプランクトンネットは常に撓み動作を繰り返しており、このプランクトンが容易に剥離されることになる。
具体的に、本発明は、プランクトンと培養液との混合液を貯留する貯留槽内に可撓性プランクトンネットが収容され、このプランクトンネットによって混合液を濾過することにより高濃度のプランクトンを得るプランクトン濾過装置を前提とする。このプランクトン濾過装置に対し、プランクトンネットを貯留槽内の混合液中に浸漬させ、且つプランクトンネットの濾過面が水平方向または傾斜方向に延びるように配置し、その下側から上側に向けて混合液を濾過する構成とする。そして、プランクトンネットの下面に向けてその下側から気泡を連続供給する気泡供給手段を設ける。
図1は本形態に係るクロレラ培養システム1の平面図、図2は図1におけるII-II線に沿った断面図、図3は図1におけるIII-III線に沿った断面図である。
図1〜図3に示すように、培養槽2は、平面視が長円形状の上部開放型の容器で成る槽本体21を備えている。この槽本体21は、例えばその長手方向の寸法(長さ寸法)は5000mm、幅寸法は1500mm、高さ寸法は1000mmとなっている。これら寸法はこれに限るものではない。
造流生成ユニット5,5は、槽本体21の循環経路4を図中時計回り方向に循環する循環流(造流)を形成するためのものである。この造流生成ユニット5,5は、上記循環経路4の各直線経路41,43の上流端部分に対応して配置された上下一対の支持フレーム23,26にそれぞれ支持されている。ここでは一方の造流生成ユニット5について説明する。
旋回流生成ユニット6は、循環経路4の流れ方向に直交する面内で旋回する旋回流を生成するためのものである。この旋回流生成ユニット6は、上記エアポンプからのエアを受ける一対の散気管61,61を備えている。ここでも一方の散気管61についてのみ説明する。
螺旋流生成ユニット7,7は、槽本体21の循環経路4を図1中の時計回り方向で且つ左ネジ回りに循環する旋回流を形成するためのものである。この螺旋流生成ユニット7,7は、仕切ユニット22を構成している仕切板22a,22bの間に配設されている。ここでも一方の螺旋流生成ユニット7について説明する。
次に、採集槽3について説明する。この採集槽3は、クロレラの培養期間中には上記培養槽2との間で培養液を循環し、クロレラの採集時には、濃縮及び採集を行って、高濃度のクロレラを採集できるようになっている。以下、詳細に説明する。
次に、上述の如く構成されたクロレラ培養システムによるクロレラ培養動作について説明する。本クロレラ培養システムのクロレラ培養動作としては、「連続培養」「バッチ培養」の2タイプの動作が可能である。以下、それぞれについて説明する。
図9を用いて連続培養動作について説明する。図9(a)は培養工程を、図9(b)は濃縮工程を、図9(c)は採集工程をそれぞれ示している。
次に、図10を用いてバッチ培養動作について説明する。図10(a)は培養工程を、図10(b)は濃縮工程を、図10(c)は採集工程をそれぞれ示している。
プランクトンネット32及び錘32aの形状としては、上述したものに限られない。例えばプランクトンネット32の下面を略水平方向に延びる面とし、この下面に気泡を衝突させるようにしてもよい。また、錘32aの形状としては球状であってもよい。
2 培養槽
3 採集槽(プランクトン濾過装置)
31 槽本体(貯留槽)
32 プランクトンネット
32a 錘
3A エア供給管(気泡供給手段)
Claims (4)
- プランクトンと培養液との混合液を貯留する貯留槽内に可撓性プランクトンネットが収容され、このプランクトンネットによって混合液を濾過することにより高濃度のプランクトンを得るプランクトン濾過装置において、
上記プランクトンネットは、貯留槽内の混合液中に浸漬されており、その濾過面は水平または傾斜方向に延びていて、その下側から上側に向けて混合液を濾過するようになっている一方、
上記プランクトンネットの下面に向けてその下側から気泡を連続供給する気泡供給手段が設けられていることを特徴とするプランクトン濾過装置。 - 請求項1記載のプランクトン濾過装置において、
プランクトンネットの濾過面の上側には錘が置かれており、気泡供給手段から供給される気泡が衝突することによってこの錘がプランクトンネットの濾過面に接触しながら遊動する構成となっていることを特徴とするプランクトン濾過装置。 - 請求項1記載のプランクトン濾過装置において、
プランクトンネットは縦断面が逆三角形状で形成されており、その内部における前記逆三角形の底部の頂点部分には錘が遊動可能に置かれており、気泡供給手段から供給される気泡が衝突することによってこの錘がプランクトンネット内で遊動しながらプランクトンネットの断面形状を変化させる構成となっていることを特徴とするプランクトン濾過装置。 - 請求項1、2または3記載のプランクトン濾過装置を備えたプランクトン培養システムであって、
プランクトン濾過装置とプランクトン培養槽とが配管接続されており、このプランクトン培養槽からプランクトン濾過装置の貯留槽内におけるプランクトンネット下側空間に導入された混合液をプランクトンネット上側空間に濾過し、この濾過した培養液を貯留槽から排出することにより、貯留槽内に高濃度のプランクトンを得るよう構成されていることを特徴とするプランクトン培養システム。
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