JP2005260525A - 表面実装型圧電デバイス用パッケージ及び表面実装型圧電デバイスの製造方法 - Google Patents

表面実装型圧電デバイス用パッケージ及び表面実装型圧電デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 表面実装型圧電デバイス用パッケージと圧電素子の導電固定に使用する導電接着剤の塗布量を一定にする。
【解決手段】 表面実装型圧電デバイス用パッケージに設けられた圧電素子の接着部に導電接着剤を塗布する前に、導電接着剤の仮塗布ができる箇所を設けた表面実装型圧電デバイス用パッケージとする。1点目の接着剤塗布をパッケージの仮塗布箇所に塗布し、圧電素子と圧電素子を収納するパッケージとを接続するための接着剤塗布を塗布量が安定した2点目以降を使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表面実装型圧電デバイスに使用されるパッケージと表面実装型圧電デバイスの製造方法に関するものである。
近年、電子部品の小型化は非常に進んでいる。そのような中、圧電デバイスも同様に小型化が進んできている。その際、使用する圧電素子も同様に小型にしていかなければならないが、圧電素子のサイズを小さくすると、大きいサイズと同じような素子の寸法精度、及び工程での加工精度では特性のバラツキが大きくなってしまう。そのため圧電素子を小型にする時には、素子の寸法精度及び工程での加工精度をよくすることが望まれている。
圧電デバイスを製造する工程には、圧電素子をパッケージに導電接着する組立工程が必ず含まれている。現在製造されている大半の表面実装型圧電デバイスの組立工程は、表面実装型圧電デバイス用パッケージに導電接着剤を2点塗布し、圧電素子を前記導電接着剤の2点に接触するように搭載する事で成り立っている。
ここで、表面実装型圧電デバイス用パッケージに塗布する導電接着剤の量が多い場合、圧電素子の中央側に導電接着剤が広がって振動領域まで達することがあり、この導電接着剤の存在によって圧電素子の振動特性が変化してしまい、圧電デバイスとしての性能が発揮できなくなることがある。逆に導電接着剤の量が少ない場合、表面実装型圧電デバイス用パッケージに対する圧電素子の接着力が十分得られず圧電素子の振動を安定して得られなくなることがある。また、落下衝撃等の信頼性が不安定になってしまうことがある。
そこで、塗布された導電接着剤の塗布面積を画像で確認し、塗布面積が設定した面積よりも大きければ塗出手段の高さを高くし、塗布面積が小さければ塗出手段の高さを低くするというように、接着剤塗出条件を変更することができるようにした製造装置が開示されている。(例えば特許文献1)しかし、導電接着剤の塗布量を安定にする事ができる表面実装型圧電デバイス用パッケージ及び表面実装型圧電デバイスの製造方法の開示は見あたらない。
特許第3436233号公報
開示された製造装置を使用して組立を行うと、確かに接着剤塗布面積が安定し、導電接着剤量がほぼ一定になるが、フィードバックにより塗出手段の高さが高くなったとき、表面実装型圧電デバイス用パッケージの塗布位置高さバラツキで表面実装型圧電デバイス用パッケージの塗布位置が低くなっていると、接着剤塗布面積が殊更に小さくなってしまうことがある。逆にフィードバックにより塗出手段の高さが低くなったとき、表面実装型圧電デバイス用パッケージの塗布位置高さバラツキで表面実装型圧電デバイス用パッケージの塗布位置が高くなっていると接着剤塗布面積が殊更に大きくなってしまうことがある。また、微量な導電接着剤の塗布量を画像で認識しなければならないので、高性能な画像認識を選択する必要があり製造装置の価格が高くなってしまう。
前記製造装置を使用しないで導電接着剤を表面実装型圧電デバイス用パッケージに塗布すると、やはり1点目と2点目に塗布された導電接着剤量にはバラツキが発生してしまうことがあり、特に導電接着剤の粘度が低い場合に差が出やすい。本発明は製造装置に特別な仕様を設けずに、表面実装型圧電デバイス用パッケージと圧電素子の導電固定に使用する導電接着剤の塗布量を一定にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表面実装型圧電デバイス用パッケージに設けられた圧電素子の接着部に導電接着剤を塗布する前に、導電接着剤の仮塗布ができる箇所を設けた表面実装型圧電デバイス用パッケージとしている。その為に、表面実装型圧電デバイス用パッケージの圧電素子搭載面側に、接着剤仮塗布用として1ヶ所以上窪みを設けるようにした。
そして、前記表面実装型圧電デバイス用パッケージの圧電素子接続電極以外の部分に1ヶ所以上導電接着剤を塗布した後に、圧電素子接着用の導電接着剤を塗布する製造方法にする。導電接着剤を前記圧電素子接続電極へ塗布する前の接着剤塗布(仮塗布)場所が、表面実装型圧電デバイス用パッケージ内、好ましくは表面実装型圧電デバイス用パッケージに形成された窪みとする。
ディスペンサでの接着剤連続塗布の状態を確認すると、2点目以降の接着剤塗布面積のバラツキが小さい。該接着剤連続塗布の結果より、表面実装型圧電デバイス用パッケージに塗布する接着剤の1点目を圧電素子と表面実装型圧電デバイス用パッケージの導電固定用に使用しなければ、表面実装型圧電デバイス用パッケージと圧電素子の導電固定する導電接着剤の量は安定する。そこで、上記のように表面実装型圧電デバイス用パッケージに導電接着剤の仮塗布箇所を設け、1点目の導電接着剤の塗布を仮塗布箇所に行うことで、特別な仕様の装置を用いることなく、表面実装型圧電デバイス用パッケージに圧電素子を導電固定するための導電接着剤の量が安定する。そうすることで、圧電デバイスとしての性能が十分発揮できるようになる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、圧電デバイスとして水晶振動子の製造に本発明を適用した場合について説明する。
図1は本発明による実施例で表面実装型水晶振動子用パッケージの上面図である。表面実装型水晶振動子用パッケージの構成として、セラミック基板3、水晶振動片との導電接続部である接続電極2を2ヶ所、及び絶縁基板に塗布する接着剤の1点目の塗布位置である窪み1を1ヶ所有する。図2は図1のA−A断面図である。本実施例では、セラミック基板3は3層構造となっており、セラミック基板2層目5に窪み1の部分を設け、セラミック基板3層目6が水晶振動片を搭載するキャビティー部を作るための壁となっている。セラミック基板3層目6の上面は別途用意する蓋と気密封止するためのシール面となる。気密封止の方法は低融点ガラス封止、樹脂封止、シーム溶接等一般の封止方法を使用する。図3は、セラミック基板の3層目のない表面実装型水晶振動子用パッケージの断面図である。図3のようにセラミック基板3層目が無い平らな状態のセラミック基板でも本発明を適用するには問題ない。また窪み1の大きさ、深さは、塗布する導電接着剤の量、回数により水晶振動片に導電接着剤が接触しないようにする。
図4は本発明の製造方法による接着剤塗布工程を示す上面図であり、図5は水晶振動片を搭載した上面図である。工程(1)で窪み1に導電接着剤9を塗布し、工程(2)、工程(3)と連続で水晶振動片と表面実装型水晶振動子用パッケージの接続用の導電接着剤10、11を塗布する。その後、図5のように水晶振動片12を搭載する。工程(1)の導電接着剤塗布を1点目とし、工程(2)、工程(3)を2点目、3点目の導電接着剤塗布とすることで、導電接着剤量が安定しない1点目の導電接着剤を仮塗布とし、導電接着剤量が安定する2点目、3点目の導電接着剤を水晶振動片の導電固定用に使用する。ここで図4には、表面実装型水晶振動子用パッケージに接着剤仮塗布用の窪みが1ヶ所しかなかったので、全部で3点の接着剤塗布であったが、仮塗布用の窪みを大きくしたり、2ヶ所以上設けた場合には、水晶振動片の接続用接着剤塗布の前に2点以上仮塗布を行うこともある。要するに本発明では、表面実装型圧電デバイス用パッケージの仮塗布させる場所に接着剤量が安定するまで仮塗布し、接着材料が安定したところで水晶振動片の導電固定用接着剤を塗布すればよい。ただし必要以上に仮塗布を行うことは、水晶振動片搭載のタクトが長くなってしまったり、接着剤からのアウトガスによる影響も考えられるので望ましくはない。尚、前記アウトガスの影響を防ぐために、ガス放出の少ない接着剤を選定するのは当然のことである。また、仮塗布を表面実装型圧電デバイス用パッケージ外に行うこともできることは説明を要しない。
図4の工程(3)に示された導電接着剤10、11が水晶振動片12に形成された2ヶ所の引き出し電極部13と、表面実装型水晶振動子用パッケージの接続電極15を導電固定している。窪み1には水晶振動片12に接触しないように導電接着剤9が塗布されている。実施例1で示した表面実装型圧電デバイス用パッケージでは、接続電極15をスクリーン印刷によるタングステン等によるメタライズで構成しているため、接続電極15の高さが30〜70um程度になってしまう。図7は本発明による別の表面実装型圧電デバイス用パッケージの上面図であり、図8は図7のA−A断面図である。16は接続電極、17はセラミック基板1層目、18はセラミック基板2層目、19はセラミック基板3層目である。図7に示すように、接続電極16をセラミック基板で構成して高さを稼ぐことで、接着剤1点目塗布用窪みを設ける必要はなくなる。そうすることで、1点目接着剤塗布は接続電極以外のところのどこでも塗布することができる。
本発明の表面実装型圧電デバイス用パッケージの上面図。(実施例1) 図1のA−A断面図。(実施例1) 本発明の3層目がない表面実装型圧電デバイス用パッケージの断面図。 本発明の製造方法による接着剤塗布工程を示す上面図。(実施例1) 本発明の製造方法により水晶振動片を搭載した上面図。 図5のA−A断面図。 本発明による別の表面実装型圧電デバイス用パッケージの上面図 図7のA−A断面図
符号の説明
1 窪み
2 接続電極
3 セラミック基板
4 セラミック基板1層目
5 セラミック基板2層目
6 セラミック基板3層目
9 窪みに塗布された1点目の導電接着剤
10 接続電極に塗布された2点目の導電接着剤
11 接続電極に塗布された3点目の導電接着剤
12 水晶振動片
13 引き出し電極
14 励振電極
15 接続電極
16 接続電極
17 セラミック基板1層目
18 セラミック基板2層目
19 セラミック基板3層目

Claims (5)

  1. 表面実装型圧電デバイス用パッケージにおいて、圧電素子の接着部以外に接着剤を塗布する箇所が1カ所以上あることを特徴とする表面実装型圧電デバイス用パッケージ。
  2. 圧電素子の接着部以外に接着剤を塗布する箇所が、圧電素子搭載面側に1カ所以上窪みとして設けられたことを特徴とする請求項1記載の表面実装型圧電デバイス用パッケージ。
  3. 表面実装型圧電デバイス用パッケージに圧電素子を導電固定するための接着剤をディスペンサで塗布する際、圧電素子接着部に塗布する前に他の場所で接着剤を塗布し、その後圧電素子接着部に接着剤を塗布することを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  4. 圧電素子接着部へ塗布する前の接着剤塗布場所が、表面実装型圧電デバイス用パッケージ内であることを特徴とする請求項3記載の表面実装型圧電デバイスの製造方法。
  5. 圧電素子接着部へ塗布する前の接着剤塗布場所が、表面実装型圧電デバイス用パッケージに形成された窪みであることを特徴とする請求項4記載の表面実装型圧電デバイスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102045039A (zh) * 2009-10-23 2011-05-04 富士通株式会社 压电振荡器及其制造方法
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