JP2005260350A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速かつ低消費電力のレベルシフト回路を提供する。
【解決手段】ゲートに第1の電源電圧レベルの入力信号が印加される第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1と、ゲートに第1の電源電圧レベルの反転入力信号が印加される第2のNチャネル型MOSトランジスタMN2と、ゲートに第2の電源電位が接続され、MN1及びMN2のドレインにソースが接続された第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタMN3,MN4と、第2の電源電圧を電源とし、ゲートが前記MN2のドレインに接続され、ドレインが前記MN3のドレインに接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1と、ゲートが前記MN1のドレインに接続され、ドレインが前記MN4のドレインに接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2とを備え、前記MP1とMN3及びMP2とMN4の非飽和時における電流駆動能力をそれぞれ同程度に設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、レベルシフト回路に係り、特に信号レベルを高速に変換することのできるレベルシフト回路に関する。
レベルシフト回路は、異なる電源電圧で動作する回路間における信号振幅をそれぞれの電源電圧に応じた値に変換する回路である。例えば、微細化された半導体集積回路においては、回路の消費電力低減や素子の信頼度等の観点から低電圧系の電源電圧が用いられる。一方、外部回路との間で信号を入出力する入出力回路においては、従来と同様の電源電圧(高電圧系の電源電圧)が用いられる。このため、集積回路内部の低電圧系電源回路の信号レベルを、高電圧系電源回路の信号レベルに変換するレベルシフト回路が必要となる。
図7は、従来のレベルシフト回路を示す図である。図7において、MP1およびMP2はPチャネル型MOSトランジスタ、MN1およびMN2はNチャネル型MOSトランジスタである。INV1は低電圧系インバータ回路、INV2は高電圧系インバータ回路である。電源VDHは高電圧系電源、電源VDLは低電圧系電源である。また、GNDは基準電位である。通常、高圧系電源VDHが入出力回路の電圧レベル、低電圧系電源VDLが内部回路の電圧レベルである。このレベルシフト回路においてはトランジスタMP1およびMP2の信号が正帰還の関係にあり、スタティックラッチを用いたレベルシフト回路を構成する。
次に、このスタティックラッチを用いたレベルシフト回路の動作を説明する。ここで入力信号V1の初期値をGND電位とした場合、回路の各部分の初期電位は、INV1の出力がVDL電位、ノードAがVDH電位、ノードBがGND電位、出力V2がVDH電位である。
入力信号V1がVDL電位に変化した場合、トランジスタMN1がOFFからONに変化し、インバータINV1の出力はGND電位に変化し、トランジスタMN2はONからOFFに変化する。このとき、トランジスタMP1はON状態、トランジスタMP2はOFF状態にあるため、ノードAの電位はトランジスタMN1とトランジスタMP1のオン抵抗でVDH電位を分圧した電位となる。逆にノードBはトランジスタMN2とトランジスタMP2がオフ状態にあるため以前の電位であるGND電位を保っている。この状態でノードAの電位がトランジスタMP2のスレッショルド電圧Vthpを超えればトランジスタMP2がON状態となり、ノードBの電位はVDH電位に上昇する。
ノードBの電位がトランジスタMP1のスレッショルド電圧Vthpより小さくなるとトランジスタMP1はOFF状態となり、ノードAの電位はトランジスタMN1のON状態によってGND電位となり、レベルシフト回路として安定に動作する。
なお、この回路は、入力信号V1がVDL電位からGND電位に変化する場合においても上記と同様に安定に動作することができる。
このようなスタティックラッチを用いたレベルシフト回路においては、トランジスタMP1およびMP2を確実にONまたはOFFさせ、ノードAおよびノードBの状態を安定的に反転する必要がある。
ここで、入力信号V1がGND電位からVDL電位に変化した場合を考えると、トランジスタMP2がONするための条件はトランジスタMP1のON抵抗とトランジスタMN1のオン抵抗による分圧によってトランジスタMP2のゲート電圧をスレショルド電圧Vthp以上とすることである。
これは、トランジスタMP1とMN1のON抵抗比、言い換えればトランジスタMP1とMN1の電流供給能力のバランスが重要であることを示している。トランジスタMP1の動作点はソース−ドレイン間電圧がゲート電圧に対して小さい非飽和領域にあるのに対し、トランジスタMN1の動作点は、VDL電位に対しVDH電位は数倍大きいため、ソース−ドレイン間電圧がゲート電圧に比べて大きい飽和領域にある。このため、同一のトランジスタサイズ(チャネル幅)であった場合には明らかにトランジスタMP1の方が高い電流供給能力を持つ。従って、前記条件を満たすためにはトランジスタMN1のサイズをトランジスタMP1のサイズに比べて大きくとる必要がある。また、前記第1の電源電圧と第2の電源電圧の差が大きいほどトランジスタMN1のサイズとトランジスタMP1のサイズの比を大きくする必要がある。これは、トランジスタMN2およびMP2の関係についても同様である。
このように、トランジスタMN1とMP1のサイズの比を大きくすると、トランジスタMP1の電流供給能力に対して大きなサイズのトランジスタMN1が負荷となるため、過渡応答特性が劣化する。しかし、過渡応答特性あるいは消費電力の改善を図るため、ぎりぎりの点でトランジスタMN1およびMP1のサイズを決定する場合、それぞれのトランジスタの製造ばらつきや使用時の電源電圧、温度等に起因して互いのドレイン電流がばらつき、レベルシフト回路自体が動作しなくなるおそれがある。これは、トランジスタMN2とMP2の関係においても同様である。
次に、過渡応答特性について考える。トランジスタMN1とMP1のサイズの比が大きいことに起因し、ノードA及びノードBの立ち上がり時間および立ち下がり時間はそれぞれ異った特性を示す。また、立ち上がり時間および立ち下がり時間の負荷依存性はそれぞれのトランジスタの電流供給能力によって異った特性を示す。レベルシフト回路を安定的かつ高速で動作させることを考えると、トランジスタMN1のサイズを大きくせざるを得ない。その結果、電流供給能力のバランスが崩れ、立ち上がり時間および立下り時間の負荷依存性が異なった特性を示すことになる。
過渡応答特性の劣化のもう一つの原因は、その回路構成にある。この原因を、図7および図8を参照して説明する。図8は図7の回路の動作波形を示す図である。
図8に示すように、入力信号とその反転信号が同時に入力されるものと考える。トランジスタMN1はOFFからONに、トランジスタMN2はONからOFFに変化する。このとき、トランジスタMP2はOFF状態にあり、ノードBはフローティング状態となり暫く以前の状態を保つ。
まず、トランジスタMN1のONへの変化によってノードAの電位の低下が始まる。このときトランジスタMP1はON状態にあり、トランジスタMP1及びMN1に貫通電流が流れる。ノードAの電位低下によりトランジスタMP2のゲート電圧がスレッショルド電圧Vthpより大きくなった時点で、トランジスタMP2はOFFからONに変化し、ノードBの電位上昇が開始される。ノードBの電位がトランジスタMP1のスレッショルド電圧より小さくなった時点でトランジスタMP1がONからOFFに変化し、トランジスタMP1及びMN1間の貫通電流が止まり、ノードAは完全にGND電位となる。
この回路では、図8に示すように入力信号のレベル変化(ハイレベル−ローレベル)の時間比率(デューティ比)に対して、出力信号のレベル変化のデューティ比が劣化する。このため高速回路においての使用には適さない。
図9は、従来の他のレベルシフト回路を示す図である(例えば特許文献1参照)。図に示すように、レベルシフト回路にNチャネル型MOSトランジスタTr5、Tr6を新たに追加している。これにより、たすきがけになるNチャネル型MOSトランジスタTr3,Tr4がONになる際のゲート電位をMOSトランジスタの能力に関係なくスレショルド電圧Vtn以上にして、Pチャネル型MOSトランジスタTr1,Tr2を極端に大きくすることなく状態を遷移できるようにしている。
図10は、従来の更に他のレベルシフト回路を示す図である(例えば特許文献2参照)。図に示すように入力信号a,bを受ける2つのインバータ(QN81/QP83およびQN82/QP84)の電源を、Pチャネル型MOSトランジスタQP81およびQP82により制御している。これにより、低電圧側入力aがハイレベル(VDL電位)となった場合に、トランジスタQP83のゲート電位がVDL分だけ減少することになり、ドレイン電流が減少してノードBの電位を下げやすくなる。このためNチャネル型MOSトランジスタQN81のレイアウトサイズを低減することができる。
図11は、従来の更に他のレベルシフト回路を示す図である。図11において、トランジスタMP1、MP2およびMP3はPチャネル型MOSトランジスタ、トランジスタMN1およびMN2はNチャネル型MOSトランジスタである。トランジスタMP1、MP2およびMP3は差動増幅器を構成し、トランジスタMN1およびMN2は前記差動増幅器のカレントミラー型負荷として動作する。INV1は低電圧系インバータ回路であり、INV2は高電圧系インバータ回路である。電源VDHは高電圧系電源であり、電源VDLは低電圧系電源である。また、GNDは基準電位である。Vbiasは電流源を構成するトランジスタMP3の電流値を決めるバイアス電位であるがGND電位が使われる場合もある。通常、電源VDHが入出力回路の高電圧レベル、電源VDLが内部回路の低電圧レベルである。
特開2002−198800号公報 米国特許第5,666,070号明細書
前述したように、従来のレベルシフト回路は、その回路構成自体に起因して、トランジスタのレイアウトサイズの拡大、過渡応答特性(動作特性)の劣化、消費電力(貫通電流)の増大等の各種の課題を総合的に抑制することは困難である。例えば、図9に示す回路においては、レイアウトサイズを縮小することは可能であっても、出力は電源電圧電位間を振り切らないため、出力側のインバータ回路に貫通電流が流れる。また、図10に示す回路においては、レイアウトサイズを縮小することは可能である。しかし、第1の電源電圧と第2の電源電圧の差が大きい場合には効果は限られる。更に、図11に示す回路においては、高速化を図ることができる。しかし、常時高電圧側に電源電流が流れるため消費電力が大きくなる。また、回路として対称形でないため差動信号の伝達系として用いる場合には2つのレベルシフト回路を必要とする。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、高速かつ低消費電力のレベルシフト回路を提供する。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
第1の電源電圧で動作する回路と第2の電源電圧で動作する回路間で、信号振幅をそれぞれの電源電圧に応じた値に変換するレベルシフト回路において、ゲートに第1の電源電圧レベルの入力信号が印加される第1のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに第1の電源電圧レベルの反転入力信号が印加される第2のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに第2の電源電位が接続され、前記第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインにそれぞれソースが接続された第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタと、第2の電源電圧を電源とし、ゲートが前記第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第三のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが前記第1のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第4のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタとを備え、前記第1のPチャンネルMOSトランジスタと第3のNチャンネルMOSトランジスタ及び第2のPチャンネルMOSトランジスタと第4のNチャンネルMOSトランジスタの非飽和時における電流駆動能力をそれぞれ同程度に設定した。
本発明は、以上の構成を備えるため、高速かつ低消費電力のレベルシフト回路を提供することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。レベルシフト回路は、ゲートに入力信号が印加される第1のNチャネルMOSトランジスタMN1と、ゲートに反転入力(入力信号の反転信号)が印加される第2のNチャネルMOSトランジスタMN2と、ゲートに高電圧電源VDHが印加され、それぞれのソースが第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1およびMN2のドレインに接続される第3および第4のNチャネルMOSトランジスタMN3およびMN4と、VDHを電源としゲートにはそれぞれ第2および第1のNチャネル型MOSトランジスタMN2およびMN1のドレインが接続され、ドレインにはそれぞれ第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタMN3およびMN4のドレインが接続されている第1および第2のPチャネル型MOSトランジスタMP1およびMP2とを備える。
図2は、図1に示すレベルシフト回路の動作を説明する図である。図2において、入力V1および入力信号の反転信号は、第1及び第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1およびMN2に入力される。ここで入力電位がGNDからVDLレベルに変化した場合を考える。
第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1はOFFからON状態に変化し、第2のNチャネル型MOSトランジスタMN2はONからOFF状態に変化する。このとき、第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1は飽和領域動作でノードCの電位を下げようとする。第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3は自身のゲート−ドレイン間電圧がスレッショルド電圧Vthnを超えるまでOFF状態にあり、ノードCの電位は容易に低下することができる。
その後、第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3は飽和領域動作を開始し、ノードCは第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1とのそれぞれの動作状態での電流駆動力の比率、言い換えればそれぞれのON抵抗の比率で決まる電位まで低下する。ノードCは第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2のゲート電位であり、前記第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3の作用により、第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1のサイズを小さくしても容易にノードCの電位を低下させ、レベルシフト回路の状態を反転することができる。
また、第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3は入力信号の立ち上がりからノードAが自身のスレッショルド電圧分だけ低下する間OFF状態にあり、それ自身のスレッショルド電圧Vthnと第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2のスレッショルド電圧Vthpが同一であれば、ノードCに互いのスレッショルド電圧分だけの電位降下が発生した時点で双方が同時にON状態になり、ノードAの電位降下とノードBの電位上昇が同時に開始される。この特性は、本発明のレベルシフト回路に対して差動信号を入力とした場合、ノードAおよびノードBから同時にレベル変換された信号を信号のデューティを劣化することなく取り出せることを示している。
ノードCの電位低下により、第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2がON状態となりノードBの電位を上昇させる。第4のNチャネル型MOSトランジスタMN4はON状態にあり、ノードBとともにノードDの電位が上昇し、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1のゲート電位を小さくし、そのドレイン電流を減じノードAの電位低下を加速する。これは、ノードAの電位低下が開始すると同時に第1のPチャネル型トランジスタMP1のゲート電位を縮小し、レベルシフト回路の状態反転時の貫通電流を減少するものである。
なお、本実施形態におけるレベルシフト回路は回路的に対称性があるため、入力信号がVDLレベルからGNDレベルに変化する場合も同様に動作する。
また、非飽和時における、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1と第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3の駆動能力(電流供給能力)及び第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2と第4のNチャネル型MOSトランジスタMN4の駆動能力をそれぞれ同程度に選ぶことで立ち上がり時間および立下り時間を安定的動作を失うことなく同程度に調整することができる。さらに、第1のNチャネル型MOSトランジスタの駆動力を選ぶことで入出力遅延時間を調整することができる。また、前記第1のPチャネル型MOSトランジスタと第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3の駆動能力を同程度にできると言うことは、同時にトランジスタサイズを小さくし面積を低減するとともに、遷移時の貫通電流を低減できることを示している。
図3は、MOSトランジスタの非飽和時における電流駆動能力を説明する図である。電流駆動能力は、例えば、Nチャンネル型MOSトランジスタの場合は、図3(a)に示すようにドレインにVDH/2を、ゲートにVDHを印加した場合におけるドレイン電流IDnで定義し、Pチャンネル型MOSトランジスタの場合は、図3(b)に示すようにドレインに−VDH/2を、ゲートに−VDHを印加した場合におけるドレイン電流IDpで定義することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。本実施形態は図1に示すレベルシフト回路に、第3および第4のPチャネル型MOSトランジスタMP3およびMP4を追加している。
第1の実施形態においては、第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタMN3およびMN4のスレッショルド電圧Vthnが、第1および第2のPチャネル型MOSトランジスタMP1およびMP2のスレッショルド電圧Vthpよりも大きい場合、トランジスタMP1およびMP2が弱いON状態になり、不要なリーク電流が発生する。プロセス上のばらつき等を考えるとかなりの確率でリーク電流が発生し、CMOS回路の特徴である静止時の電力消費が小さいという特徴が損なわれる。
そこで、第3および第4のPチャネル型MOSトランジスタMP3,MP4を追加し、第1および第2のPチャネル型MOSトランジスタMP1およびMP2のうち、OFFすべき側のゲート電位をVDHにプルアップし、不要なリーク電流を除去する。追加した第3および第4のPチャネル型MOSトランジスタは、静止時のリークを除去するためであるのでトランジスタサイズは小さくて良く、回路の過渡特性に影響を与えることは無い。
本実施形態におけるレベルシフト回路は、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1がON状態の場合は、第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2はOFF状態であり、あるいは逆の状態をとる。第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1がON状態であるとき、ノードAはVDH電位、ノードCはVDH電位よりも第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3のVthn分だけ低い電位である。
ここで、第3のPチャネル型MOSトランジスタMP3を追加すると、このトランジスタはON状態となり、ノードCの電位をVDHまで引き上げる役割を果たす。これにより第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2を完全にカットオフし、不要リークの発生を抑制する。ノードCに接続されるデバイスのうち、GND電位に駆動するものは第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1のみであり、前記の状態においてはOFF状態にあるため、追加される第3のPチャネル型MOSトランジスタMP3のトランジスタサイズは小さくて良い。以上述べたことは、第4のPチャネル型MOSトランジスタMP4についても同様である。
図5は、本発明の第3の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。本実施形態においては、第3の電源電圧(バイアス電圧:Vbias)をゲートに印加した第5および第6のNチャネル型MOSトランジスタMN5およびMN6を、第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1およびMN2のドレインとノードC及びノードDの間にそれぞれ挿入する。
第2の電源電圧VDHが第1の電源電圧VDLに対して、より高くなり、第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1およびMN2として前記高電圧のVDHに対応して高耐圧デバイスを使用する場合、トランジスタMN1およびMN2に入力されるゲート電圧が相対的に低くなり、十分な駆動力が得られなくなり安定的な動作ができなくなるおそれがある。
この場合においても、本発明によれば回路定数を選ぶことで十分動作させることができる。しかしながら、高耐圧デバイス(高電圧デバイス)を使用する場合、スレッショルド電圧が高くなり、VDLレベルの信号振幅でONすることができない場合、あるいは前記駆動力の関係は十分であるがより高速動作を行いたい場合には、VDL耐圧デバイス(低電圧デバイス)を使用したい場合がある。
本実施形態においては、第5および第6のNチャネル型MOSトランジスタMN5およびMN6を、第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタMN1およびMN2のドレインとノードCおよびノードDの間にそれぞれ挿入する。このときゲートには第3の電位Vbias( =VDL+Vthn)を印加し、ノードEおよびノードFを、電位Vbiasから第5および第6のNチャネル型MOSトランジスタMN5およびMN6のスレッショルド電位Vthnだけ低下させた電圧以下に保たせる。前記第5および第6のトランジスタの作用により、第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタを低耐圧デバイスとすることができ、トランジスタサイズを小さくすることができる。
図6は、本発明の第4の実施形態を説明する図である。本実施形態においては、第1の電源電圧VDHが第2の電源電圧VDLよりも高い場合の差動信号のレベル変換を示している。図6に示すレベルシフト回路は、前記各実施形態で説明したレベルシフト回路を用いることができる。
従来、第1の電源VDHの電圧が高く第2の電源電圧VDLの電圧が低い場合には、スタティックラッチ式のレベルシフト回路はあまり使用されない。しかしながら、前記各実施形態のレベルシフト回路は、ノードAとノードBが同時に遷移する特徴を有する。このためスタティックラッチ式のレベルシフト回路を使用しても入力の差動信号に対してデューティのそろった出力を得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、入力信号V1がGNDレベルからVDLレベルに変化し、レベルシフト回路の状態が反転をはじめる時点において、第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3は、そのドレイン電圧がスレッショルド電圧分低下するまではOFF状態であり、その後飽和領域で動作する。このため、第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1の駆動電流による電位降下を大きくし、これは第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2のゲート電位を大きくし、ONするまでの時間を短縮する作用を有する。この作用により、第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1はレベルシフト回路の状態反転を開始するための駆動力を大きく取る必要がなくなる。
さらに前記作用は、第3のPチャネル型MOSトランジスタMP3のドレイン電位の電位上昇開始までの時間を短縮することで、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1のゲート電位をより早く小さくし、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1のドレイン電位の電位低下を加速する。
第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1のドレイン電位の低下する過程において第3のNチャネル型MOSトランジスタMN3のソース電位はGNDに近く、非飽和領域で動作するため大きな駆動力を持つことからレイアウトサイズを大きくする必要が無い。このとき、第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1のソース−ドレイン間電圧は低下しているため非飽和領域で動作しており、同様にレイアウトサイズを大きくする必要が無い。また、これらNチャネル型MOSトランジスタのサイズを小さくできるため、Pチャネル型MOSトランジスタMP1の負荷が小さくなり過渡応答特性が改善される。
また、第1のPチャネル型MOSトランジスタMP1のドレイン電位の低下と第2のPチャネル型MOSトランジスタMP2のドレイン電位の上昇、あるいは逆方向の電位変化がほぼ同時に開始されるため、入力信号に対する立ち上がり遅延時間および立下り遅延時間を同等とすることができる。このため、入力の差動対信号をひとつのレベルシフト回路でレベル変換することができる。
さらに、第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタMN3およびMN4の非飽和時の電流駆動能力と、第1及び第2のPチャネル型MOSトランジスタMP1およびMP2の非飽和時の電流駆動能力を同じに調整することで立ち上がり時間および立下り時間を揃えることができる。
また、入力信号を受ける第1のNチャネル型MOSトランジスタMN1および反転入力信号を受ける第2のNチャネル型MOSトランジスタMN2のサイズを小さく選べるため、スタティックラッチ反転時の貫通電流を減少することができる。更にこの特徴と前記差動対信号をひとつのレベルシフト回路で可能とする特徴を用いることにより消費電力の低減を図ることができる。
すなわち、各実施形態によれば、レイアウトサイズおよび消費電力を増大することなく、より小さな振幅の信号レベルを大きな振幅の信号レベルに変換するためのレベル変換動作を、高速かつ安定に実現することができる。また、入力信号が高速の差動動作信号であった場合においても、この信号をひとつのレベルシフト回路によりレベル変換することができる。
本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。 図1に示すレベルシフト回路の動作を説明する図である。 MOSトランジスタの非飽和時における電流駆動能力を説明する図である。 第2の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。 第3の実施形態に係るレベルシフト回路を説明する図である。 第4の実施形態を説明する図である。 従来のレベルシフト回路を示す図である。 図7の回路の動作波形を示す図である。 従来の他のレベルシフト回路を示す図である。 従来の更に他のレベルシフト回路を示す図である。 従来の更に他のレベルシフト回路を示す図である。
符号の説明
VDL 第1の電源(低電圧系電源)
VDH 第2の電源(高電圧系電源)
GND 基準電位(グラウンド電位)
Vbias バイアス電位
V1 入力信号
V2 出力信号
A,B,C,D,E,F ノード
MN1,MN2,MN3,MN4,MN5,MN6 Nチャネル型MOSトランジスタ
MP1,MP2,MP3,MP4 Pチャネル型MOSトランジスタ
Tr1,Tr2 Pチャネル型MOSトランジスタ
Tr3,Tr4,Tr5,Tr6 Nチャネル型MOSトランジスタ
QP81,QP82,QP83,QP84 Pチャネル型MOSトランジスタ
QN81,QN82 Nチャネル型MOSトランジスタ
INV1 低電圧側のインバータ回路
INV2 高電圧側のインバータ回路

Claims (5)

  1. 第1の電源電圧で動作する回路と第2の電源電圧で動作する回路間で、信号振幅をそれぞれの電源電圧に応じた値に変換するレベルシフト回路において、
    ゲートに第1の電源電圧レベルの入力信号が印加される第1のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに第1の電源電圧レベルの反転入力信号が印加される第2のNチャネル型MOSトランジスタと、
    ゲートに第2の電源電圧が接続され、前記第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインにそれぞれソースが接続された第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタと、
    第2の電源電圧を電源とし、ゲートが前記第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第三のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが前記第1のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第4のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタとを備え、
    前記第1のPチャンネルMOSトランジスタと第3のNチャンネルMOSトランジスタ及び第2のPチャンネルMOSトランジスタと第4のNチャンネルMOSトランジスタの非飽和時における電流駆動能力をそれぞれ同程度に設定したことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 第1の電源電圧で動作する回路と第2の電源電圧で動作する回路間で、信号振幅をそれぞれの電源電圧に応じた値に変換するレベルシフト回路において、
    ゲートに第1の電源電圧レベルの入力信号が印加される第1のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに第1の電源電圧レベルの反転入力信号が印加される第2のNチャネル型MOSトランジスタと、
    ゲートに第2の電源電圧が接続され、前記第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインにそれぞれソースが接続された第3および第4のNチャネル型MOSトランジスタと、
    第2の電源電圧を電源とし、ゲートが前記第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第三のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが前記第1のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第4のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続された第2のPチャネル型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源電圧を電源とし、それぞれのドレインがそれぞれ第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインに接続され、それぞれのゲートが互いのドレインに接続された第3および第4のPチャネル型MOSトランジスタを備えたことを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 請求項1または請求項2記載のレベルシフト回路において、
    第1の電源電圧よりもNチャネル型MOSトランジスタのスレショルド電圧(Vthn)だけ高い第3の電源電圧をゲートに印加した第5および第6のNチャネル型MOSトランジスタを、それぞれ第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインと第3および第4のNチャンネル型MOSトランジスタとの間に挿入し、第1および第2のNチャネル型MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を制限したことを特徴とするレベルシフト回路。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1記載のレベルシフト回路において、第1および第2のPチャネル型MOSトランジスタのドレインから相補型の出力を取り出すことを特徴とするレベルシフト回路。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1記載のレベルシフト回路において、PチャンネルMOSトランジスタをNチャンネルMOSトランジスタで構成し、NチャンネルMOSトランジスタをPチャンネルMOSトランジスタで構成したことを特徴とするレベルシフト回路。



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