JP2005259855A - 断面形状検査用パターン及び半導体装置 - Google Patents

断面形状検査用パターン及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 1回の基板の割断により、近接効果又はマイクロローディング効果の影響のないパターン断面形状の検査を確実に行う。
【解決手段】 基板上に形成された断面形状の検査に用いられるパターンであって、複数のラインパターン11aからなるL/Sパターン11がラインパターン11aの長手方向に一定間隔L1で複数形成された第1パターン列110と、第1パターン列110と隣接して、L/Sパターン11と同一のL/Sパターン12がラインパターン12aの長手方向に一定間隔L1で複数形成された第2パターン列120とを備え、L/Sパターン11と隣接するL/Sパターン12とが長手方向において1μm以上重複する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板を割断して行う断面形状検査用のパターン、及び該パターンを備えた半導体装置に関する。
図9は、一般的なラインパターンの形成方法を説明するための工程断面図である。下地50上に絶縁膜51と反射防止膜52とポジ型レジスト膜53を順次形成し(図9(a)参照)、パターン露光・現像によりレジストパターン53aを形成する(図9(b)参照)。続いて、該レジストパターン53aをマスクとして反射防止膜52と絶縁膜51を順次エッチングすることにより絶縁膜51内に開口を形成し(図9(c)参照)、アッシング・剥離・洗浄を行うことによりレジストパターン53a及び反射防止膜52を除去する(図9(d)参照)。その後、絶縁膜51内の開口にCu等の金属を埋め込むことにより、ラインパターンとしての金属配線54を形成する。
従来より、パターンの寸法及び断面形状の検査が行われている。
パターン寸法の検査方法として、実パターンに対応するラインパターンを複数平行に配置してなる測長用モニターを用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このモニターのほぼ中央部のラインパターンの幅を測長することにより、近接効果やマイクロローディング効果の影響を少なくして、密集配線の配線幅を反映した長さを測定することが可能になった。
また、断面形状の検査方法として、ラインパターンに対して直角に基板を破断し、破断面を電子顕微鏡で観察する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)
特開平7−37838号公報(第3−4頁、第1図) 特開平4−361547号公報(第2頁、図3)
しかしながら、近接効果やマイクロローディング効果の影響の少ない部分のパターン断面形状を検査するためには、ラインパターンの端部近傍ではなくほぼ中央部分が精度良く破断されるようにしなければならない。このように精度良く基板を割断することは人手では難しく、所望の位置の破断面が得られるまで基板を何度も割断する必要があり、作業効率が非常に悪いという問題があった。人手ではなく収束イオンビーム(FIB:Focused Ion Beam)加工装置を用いて加工(割断)することが可能であるが、収束イオンビーム加工装置は非常に高額であるため多額の設備投資コストが必要であり、また装置の取り扱いが難しいという問題があった。
一方、ラインパターンの長さを0.5〜2mm程度にまで長くすれば、収束イオンビーム加工装置を用いなくても、人手により基板を容易に割断することができる。しかし、半導体装置の微細化に伴ってパターンの微細化及び高密度化が急激に進んでいる近年においては、露光・現像後のレジストパターンの幅が高さに比べて極めて細くなる傾向にある。それゆえ、ラインパターンの長さを長くすると、レジストパターンの倒壊や剥離等が発生してしまい、基板を割断しても、パターン断面形状の検査を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、1回の基板の割断により、近接効果又はマイクロローディング効果の影響のないパターン断面形状の検査を確実に行うことを目的とする。
本発明に係る断面形状検査用パターンは、基板上に形成された断面形状の検査に用いられるパターンであって、
複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペース・パターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複することを特徴とするものである。
本発明に係る断面形状検査用パターンにおいて、前記第1パターン列又は前記第2パターン列の長手方向の長さが0.5mm以上であることが好適である。
本発明に係る半導体装置は、基板上の絶縁膜内に配線パターンとダミー配線パターンとを有する半導体装置であって、
前記ダミー配線パターンは、
複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペースパターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複することを特徴とするものである。
本発明に係る半導体装置は、基板上の絶縁膜内に電気抵抗測定用パターンを有する半導体装置であって、
前記電気抵抗測定用パターンは、
複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペースパターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複し、
前記第1又は第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンのラインパターンがパッド部に接続されたことを特徴とするものである。
本発明に係る半導体装置において、前記ライン・アンド・スペース・パターンの複数のラインパターンの端部が交互に接続されて蛇行形状のラインパターンを形成し、該蛇行形状のラインパターンの端部が前記パッド部に接続されることが好適である。
本発明の断面形状検査用パターンを用いることによって、1回の基板の割断により、近接効果又はマイクロローディング効果の影響のないパターン断面形状の検査を確実に行うができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図中、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略することがある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による断面形状検査用パターンを説明するための平面図である。
図1に示すように、基板(図示せず)上に、ラインパターン11aとスペース11bとが交互に繰り返されてなるライン・アンド・スペース・パターン(以下「L/Sパターン」という。)11が、ラインパターン11aの長手方向(図中の上下方向、すなわち、ラインパターン11aが延びる方向)に所定の間隔L1を空けて複数設けられることにより第1パターン列110が形成されている。
第1パターン列110と同様の第2パターン列120が、第1パターン列110と平行に且つ隣接して形成されている。第2パターン列120は、L/Sパターン11と同一のL/Sパターン12がラインパターン12aの長手方向に上記間隔L1を空けて複数設けられたものである。
第1パターン列110と第2パターン列120とは、ラインパターン11a,12aの長手方向において距離L2だけずらして配置されている。これにより、L/Sパターン11と、これに隣接するL/Sパターン12とが、ラインパターン11a,12aの長手方向において距離L3だけ重複する。重複距離L3は、1μm以上が好適であり、2μm以上が更に好適である。本発明では、重複距離L3がこの長さとなるように、距離L1,L2,L4を決定する。
ラインパターン11a,12aの幅W1は、実デバイスの最小配線寸法に対応させる。また、ラインパターン11a,12aの長さL4は、ラインパターン11a,12aの幅W1との関係で、該ラインパターン11a,12aの倒壊や剥離が発生しないような長さにするのがよい。ラインパターン11a,12aの長さL4を短くすれば、幅W1が細い場合でも、パターンの倒壊や剥離に対するマージンを確保することができる。
第1パターン列110及び第2パターン列120の長さL5は、0.5mm以上であることが望ましい。この値にすることにより、収束イオンビーム加工装置を用いなくても、人手により基板割断を容易に行うことができる。この長さL5となるように、L/Sパターン11a,12aを配置する個数を決定すればよい。ここで、上述したパターン倒壊や剥離の発生を防止するため、長いラインパターン11a,12aを少数設けるよりも、短いラインパターン11a,12aを多数設けることが望ましい。従って、図1ではL/Sパターン11,12を2個ずつ設けているが、3個以上それぞれ設けてもよい。
また、L/Sパターン11,12の幅W2は、3μm以上であることが望ましい。ラインパターン11a,12aの断面形状検査に際し、近接効果やマイクロローディング効果の影響を極力小さくするためである。
なお、基板を割断する前に、何れかのL/Sパターン11(12)のほぼ中央部分のラインパターン11a(12a)の幅W1を測長することにより、近接効果やマイクロローディング効果の影響を極力小さくして、密集配線の配線幅を反映した長さを測定することができる。
L/Sパターン11,12は、露光/現像後のレジストパターン(図9(b)参照)であってもよく、エッチング/アッシング(レジスト除去)後のパターンであってもよい。エッチング/アッシング(レジスト除去)後のパターンは、例えば、絶縁膜からなるパターン(図9(d)参照)や、導電膜からなるパターン(図9(e)参照)である。
図2又は図3に示すマスクを用いてパターン露光を行った後、現像することにより、図1に示すようなレジストパターンが得られる。図2は、実施の形態1において、ポジ型レジストを用いてパターンを形成する場合の第1のマスクを示す平面図である。図3は、ポジ型レジストを用いてパターンを形成する場合の第2のマスクを示す平面図である。
図2に示すポジ型レジスト用マスク101では、図1におけるL/Sパターン11のラインパターン11aに対応する透光パターン110aと、スペース11bに対応する遮光パターン110bとが交互に繰り返されている。同様に、L/Sパターン12のラインパターン12aに対応する透光パターン120aと、スペース12bに対応する遮光パターン120bとが交互に繰り返されている。遮光パターン110bの両端部は、他の遮光パターン110b,120bと繋がっている。
図3に示すポジ型レジスト用マスク102では、図1におけるラインパターン11aに対応する遮光パターン111aと、スペース11bに対応する透光パターン111bとが繰り返されている。同様に、ラインパターン12aに対応する遮光パターン121aと、スペース12bに対応する透光パターン121bとが繰り返されている。1つのL/Sパターンにおいて、遮光パターン111a,121aの端部が相互に繋がっている。よって、図3に示すマスク102を用いた場合、図1に示す1つのL/Sパターン11,12において、ラインパターン11a,12aの端部が相互に繋がることとなる。
以上説明したように、本実施の形態1では、第1パターン列110のL/Sパターン11と、第2パターン列120のL/Sパターン12とを、ラインパターン11a,12aの長手方向で重複させることとした。これにより、ラインパターン11a,12aの長手方向に対して垂直方向の断面、すなわち、図1におけるa−a’,b−b’,c−c’断面を切り出した場合に、第1パターン列110内のL/Sパターン11と第2パターン列120内のL/Sパターン12の少なくとも一方を横切ることとなる。さらに、L/Sパターン11,12の重複距離L3を1μm以上にすることにより、図1におけるb−b’断面のように、一方のL/Sパターン12が近接効果又はマイクロローディング効果の影響があっても、該断面における他方のL/Sパターン11はそれらの影響がない。従って、1回の基板の割断により、近接効果又はマイクロローディング効果の影響のないパターン断面形状の検査を確実に行うことが可能になる。
(実施例)
次に、実施の形態1をさらに具体化した実施例について説明する。
半導体基板としてのシリコン基板上に絶縁膜と反射防止膜を順次形成し、該反射防止膜上にポジ型レジストを膜厚300nmで塗布した。
次に、図2に示すマスクを用いて露光を行い、その後現像処理を行った。これにより、図1に示すように、ライン/スペース=100nm/100nmのL/Sレジストパターン11,12が2個ずつ並べられた第1パターン列110及び第2パターン列120が形成された。L/Sレジストパターン11,12の重複距離L3は1μmとした。
そして、基板を割断して、レジストパターンの断面形状を検査した。ここで、1回の基板の割断により、近接効果の影響のないレジストパターン断面形状の検査を確実に行うことができた。
また、本発明者は、別の基板について、上記L/Sレジストパターンの形成後に基板の割断をせず、レジストパターンをマスクとして絶縁膜をエッチングした。そして、レジストパターンをアッシング除去した後、基板を割断して絶縁膜パターンの断面形状を検査した。この場合も、1回の基板の割断により、マイクロローディング効果の影響のない絶縁膜パターン断面形状の検査を確実に行うことができた。
(比較例)
次に、上述した実施の形態1に対する比較例について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1に対する比較例を説明するための平面図である。
図4に示すように、基板上に、複数のラインパターン13aとスペース13bとを交互に有するL/Sパターン13を、ラインパターン13aの長手方向に複数並べて1つのパターン列130を形成している。
図4中のd−d’間で基板を割断した場合には特に問題ないが、L/Sパターン13間のスペースであるf−f’間で基板を割断した場合にはパターン断面形状を検査することができない。また、L/Sパターン13間のスペースに近いe−e’間で基板を割断した場合には、近接効果又はマイクロローディング効果の影響により、正確なパターン断面形状の検査を行うことができない。従って、本比較例では、1回の基板の割断により、近接効果又はマイクロローディング効果の影響のないパターン断面形状の検査を確実に行うことができなかった。よって、再度基板を割断しなければならない場合が生じ、パターン断面形状の検査の効率が低下することとなった。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2は、上述した実施の形態1によるパターンを、配線間の絶縁膜内にダミー配線パターンとして適用したものである。
図5は、本発明の実施の形態2によるダミー配線パターンを示す平面図である。ダミー配線パターンは、実施の形態1で説明したようにL/Sパターン14がラインパターン長手方向に複数配置されてなるパターン列140と、このパターン列140と同様のパターン列150,160を有する。パターン列140のL/Sパターン14と、パターン列150のL/Sパターン15とは長さL3だけ重複している。同様に、パターン列150のL/Sパターン15と、パターン列160のL/Sパターン16とは長さL3だけ重複している。なお、図5では3つのパターン列150,160,170を図示しているが、少なくとも2つのパターン列により本発明の目的を達成することができる。配線間のスペースに応じて、パターン列の数を決定することができる。
図6は、本実施の形態2において、ダミー配線パターンを有する半導体装置を示す断面図である。図6に示すように、基板20上には、半導体素子としてMISトランジスタが形成されている。具体的には、ゲート絶縁膜21を介してゲート電極22が形成され、ゲート電極22側壁にはLDD構造を得るためのサイドウォール23が形成されている。ゲート絶縁膜21直下のチャネル領域を挟んでエクステンション領域24と、ソース/ドレイン領域25とが形成されている。トランジスタを覆うように層間絶縁膜26が形成され、該層間絶縁膜26内にソース/ドレイン領域25に接続するプラグ27が形成されている。
層間絶縁膜26上に層間絶縁膜28が形成され、該層間絶縁膜28内に、プラグ27と接続する配線29aと、配線29bとが形成されている。さらに、配線29a,29b間の絶縁膜28内に、ダミー配線31が形成されている。ダミー配線31は、複数の配線パターン30を有するL/Sパターンである。ここで、配線29a,29b間には2つのパターン列を有するダミー配線パターンが適用され、該2つのパターン列のうち1つのパターン列内のL/Sパターン31が図示されている。
以上説明したように、本実施の形態2では、半導体装置の配線層における配線29a,29b間に、2つ以上のパターン列を有するダミー配線パターンを配置した。これにより、配線層における導電体材料と絶縁体材料の比率を基板面内でほぼ均一にすることができ、CMP時にディッシングやエロージョンを防止することができる。
また、L/Sパターン31のラインパターン30の幅は実デバイスの最小配線寸法に対応するため、製造ラインで配線パターンの断面形状がモニタ可能になるという効果が得られる。よって、不良発生時に、基板を割断してL/Sパターン31の断面形状を検査することにより、不良の原因遡及を迅速に行うことができる。このとき、実施の形態1で説明したように、1回の基板の割断により、L/Sパターン31の断面形状の検査を確実に行うことができる。
なお、L/Sパターン31をスクライブ線領域に形成した場合も、上述したように、製造ラインで配線パターンの断面形状がモニタ可能になるという効果が得られる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3は、上述した実施の形態1によるパターンを、電気抵抗測定用パターンとして適用したものである。
図7は、本発明の実施の形態3による半導体装置を説明するための平面図である。具体的には、電気抵抗測定用パターンを有する半導体装置を示す平面図である。
図7に示すように、基板上の絶縁膜内に形成された電気抵抗測定用パターンは、実施の形態1で説明したようにL/Sパターン17がラインパターン17aの長手方向に複数配置されてなるパターン列170と、このパターン列170と同様のパターン列180とを有する。パターン列170のL/Sパターン17と、パターン列180のL/Sパターン18とは長さL3だけ重複している。
任意のL/Sパターン17のラインパターン17aの一端は、引き出し配線41aを介してパッド部40aと接続され、該ラインパターン17aの他端は、引き出し配線41bを介してパッド部40bと接続されている。パッド部40a,40b間に電圧を印加することにより、ラインパターン17aの電気抵抗を測定する。なお、パッド部40a,40bは、L/Sパターン17と同一の配線層に形成してもよく、接続ビアを介してL/Sパターン17と異なる配線層に形成してもよい。
以上説明したように、本実施の形態3では、ラインパターン17aの電気抵抗を測定できると共に、ラインパターンの断面形状を検査することが可能になる。これにより、配線形状と電気抵抗値との対応データを取得することができ、半導体装置の開発効率を向上させることができる。また、実施の形態1で説明したように、1回の基板の割断により、L/Sパターンの断面形状の検査を確実に行うことができる。
次に、本実施の形態3の変形例について説明する。
図8は、本発明の実施の形態3の変形例を説明するための平面図である。
本変形例では、複数の配線パターンの端部が交互に接続されて蛇行形状のパターン19aが形成されている。該パターン19aの一端は、引き出し配線43aを介してパッド部42aと接続され、該ラインパターン19aの他端は、引き出し配線43bを介してパッド部42bと接続されている。なお、実施の形態3と同様に、パッド部42a,42bは、L/Sパターン19(ラインパターン19a)と同一の配線層に形成してもよく、接続ビアを介してL/Sパターン19と異なる配線層に形成してもよい。
本変形例によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態1による断面形状検査用パターンを説明するための平面図である。 本発明の実施の形態1において、ポジ型レジストを用いてパターンを形成する場合の第1のマスクを示す平面図である。 本発明の実施の形態1において、ネガ型レジストを用いてパターンを形成する場合の第2のマスクを示す平面図である。 本発明の実施の形態1に対する比較例を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2によるダミー配線パターンを示す平面図である。 本発明の実施の形態2において、ダミー配線パターンを有する半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態3の変形例を説明するための平面図である。 一般的なラインパターンの形成方法を説明するための工程断面図である。
符号の説明
11,12,13,14,15,16,17,18,19 L/Sパターン
11a,12a ラインパターン
11b,12b スペース
20 基板
21 ゲート絶縁膜
22 ゲート電極
23 サイドウォール
24 エクステンション領域
25 ソース/ドレイン領域
26 層間絶縁膜
27 プラグ
28 層間絶縁膜
29a,29b 配線
30 配線パターン
31 ダミー配線パターン
40a,40b,42a,42b パッド部
41a,41b,43a,43b 引き出し配線
101,102 マスク
110 第1パターン列
110a,111b,120a,121b 透光パターン
110b,111a,120b,121a 遮光パターン
120 第2パターン列
130,140,150,160,170,180,190 パターン列

Claims (5)

  1. 基板上に形成された断面形状の検査に用いられるパターンであって、
    複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
    前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペース・パターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
    前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複することを特徴とする断面形状検査用パターン。
  2. 請求項1に記載の断面形状検査用パターンにおいて、
    前記第1パターン列又は前記第2パターン列の長手方向の長さが0.5mm以上であることを特徴とする断面形状検査用パターン。
  3. 基板上の絶縁膜内に配線パターンとダミー配線パターンとを有する半導体装置であって、
    前記ダミー配線パターンは、
    複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
    前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペースパターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
    前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複することを特徴とする半導体装置。
  4. 基板上の絶縁膜内に電気抵抗測定用パターンを有する半導体装置であって、
    前記電気抵抗測定用パターンは、
    複数のラインパターンからなるライン・アンド・スペース・パターンが該ラインパターンの長手方向に一定間隔で複数形成された第1パターン列と、
    前記第1パターン列と隣接して、前記ライン・アンド・スペースパターンと同一のライン・アンド・スペースが前記長手方向に前記一定間隔で複数形成された第2パターン列とを備え、
    前記第1パターン列のライン・アンド・スペース・パターンと、該ライン・アンド・スペース・パターンと最も近接する前記第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンとが、前記長手方向において1μm以上重複し、
    前記第1又は第2パターン列のライン・アンド・スペース・パターンのラインパターンがパッド部に接続されたことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記ライン・アンド・スペース・パターンの複数のラインパターンの端部が交互に接続されて蛇行形状のラインパターンを形成し、該蛇行形状のラインパターンの端部が前記パッド部に接続されたことを特徴とする半導体装置。
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