JP2005254972A - 車両用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用操作装置のスイッチ部を車室内の意匠に適合させる。
【解決手段】 運転者の手の平が運転席200のパームレスト部3に乗せられた状態で各指先でそれぞれ操作されるスイッチ部5〜9と、インストルメントパネル100にて運転者に対して車両前方側に配置され、運転者に向けて表示する表示ディスプレイ12と、スイッチ部5〜9のそれぞれのスイッチ機能を表示ディスプレイ12に表示させる電子制御装置10と、を備えている。したがって、スイッチ部5〜9は、各指先でそれぞれ操作されるものであるため、それぞれの体格が小さくなるので、スイッチ部5〜9をアームレスト1の一部に内蔵することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗員から操作される車両用操作装置に関する。
近年、車両に搭載される車載機器の数、機能が増え、車両に搭載される操作部の数も増えている。これに対して、スイッチの数を削減するために、1つの操作部にて複数のスイッチ機能が割り付けられる多機能操作部が使用されつつある。
例えば、図12に示す多機能操作部では、車室内のセンターコンソール13に配置されるダイヤル5Aと、このダイヤル5Aが手の平が乗せられた状態で手の平から操作されて回転し、かつ押下されるように回転機構とが設けられている。
ここで、回転機構は、ダイヤル5Aの回転に伴いその回転方向に対する反力を手の平に与えるように構成されて、その反力が回転角度によって変わるようになっている。そして、その反力の変化は、複数のスイッチ機能に対応するようになっている。
例えば、所定位置を中心として、ダイヤル5Aを第1の角度範囲(例えば、0°〜30°)内にて回転しているときには、反力が「小」となっており、ダイヤル5Aを第2の角度範囲(例えば、30°〜60°)内にて回転しているときには、反力が「中」となっており、ダイヤル5Aを第3の角度範囲(例えば、60°〜90°)内にて回転しているときには、反力が「大」となっている。
そして、第1の角度範囲が「第1スイッチ機能」に対応し、第2の角度範囲が「第2スイッチ機能」に対応し、第3の角度範囲が「第3スイッチ機能」に対応する。
このため、乗員は、ダイヤル5Aを回転する際に手の平に感じる反力により、ダイヤル5Aにより選択されているスイッチ機能を認識し、ダイヤル5Aを押下することによりこの選択されたスイッチ機能を確定することができる。
ここで、ダイヤル5Aは、上述の如く、センターコンソールに配置されているものの、乗員にとっては、センターコンソール側、すなわち側方を視なくても、複数のスイッチ機能のうち1つのスイッチ機能を選択し、かつ確定することができる。すなわち、ダイヤル5Aを視なくても、操作可能なスイッチとなり、操作性が良好となっている。
このように、上述の車両用操作装置は、ダイヤル5Aを視なくても、操作可能で、操作性が良好となっているものの、ダイヤル5Aは手の平から操作されて回転するものであるため、ダイヤル5Aの体格を小さくすることが難しい。
これは、ダイヤル5Aの体格を小さくすると、乗員にとっては、そのダイヤル5Aを手の平で握り難くなり、回転操作し難くなってしまうからである。したがって、ダイヤル5Aとしては一定以上の体格を必要とするため、ダイヤル5Aが車室内で目立ったものとなって、車室内の意匠に対して違和感を与えるものとなる。
本発明は、上記点に鑑み、良好な操作性を保ちつつ、車室内の意匠に適合するようにした車両用操作装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、乗員の手の平が乗せられるパームレスト部(3)を車室内に備える車両に適用される車両用操作装置であって、
前記手の平が前記パームレスト部に乗せられた状態で各指先でそれぞれ操作される各操作部(5〜9)と、
乗員に対して車両前方側に配置され、乗員に向けて表示する表示部(12)と、
前記各操作部のそれぞれのスイッチ機能を前記表示部に表示させる制御部(10)と、
を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、各操作部は、各指先でそれぞれ操作されるものであるため、従来技術のダイヤル(図12中の5A参照)に比べて、それぞれの体格が小さくなる。したがって、各操作部が車室内の意匠に違和感を与えることを避けることができ、車室内の意匠に適合させることができる。
さらに、各操作部のそれぞれの体格が、従来技術のダイヤルに比べて、小さくなるので、各操作部の設置位置の自由度を広げることができる。
また、上述の如く、乗員に対して車両前方側に配置され、乗員に向けて表示する表示部が用いられ、この表示部に各操作部のそれぞれのスイッチ機能を表示させるので、乗員は、表示部の表示を見ることにより、車両前方側から視線を逸らさなくても、各操作部のそれぞれのスイッチ機能を知ることができる。したがって、車両前方側から視線を逸らさなくても、指先で各操作部を操作することができるので、各操作部のそれぞれの良好な操作性を保つことができる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように、各操作部(5)としては、図11に示す如く、車室内に露出しているものであってもよい。
この場合、上述の如く、各操作部は、各指先でそれぞれ操作されるものであるため、それぞれの体格が小さくなるので、各操作部(5)が、車室内に露出しても、各操作部が車室内の意匠に違和感を与えることを避けることができる。
請求項3に記載の発明のように、各操作部としては、図3に示す如く、パームレスト部の外皮部材(3a)によってそれぞれ覆われるように構成すれば、各操作部が車室内の意匠に違和感を与えることを確実に避けることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、制御部(10)は、手の平がパームレスト部に乗せられたと判定したとき、各操作部のそれぞれのスイッチ機能を前記表示部に表示させることを特徴とする。
このことにより、手の平をパームレスト部に乗せただけで、各操作部のそれぞれのスイッチ機能を表示部に表示させるので、車両用操作装置の斬新性を高めることができる。
また、手の平をパームレスト部に乗せていないときには、各スイッチ機能以外の他の画像(例えば、ナビゲーション用の道路地図)を表示部に表示させることにより、表示部を有効活用することができる。
請求項5に記載の発明では、前記手の平が前記パームレスト部に乗せられた状態で前記手の平に振動を伝える振動子(16)を備えており、前記制御部は、前記各操作部が各指でそれぞれ操作されたとき、前記振動子を振動させるように制御する。
したがって、乗員は、振動が手の平に伝わることにより、手の平の感触で操作部に操作したことを確認することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記パームレスト部は、センターコンソール部(13)に設置されるようにしてもよい。また、請求項7に記載の発明のように、前記パームレスト部は、ドア内側のアームレスト(14)に設置されていてもよい。さらに、請求項8に記載の発明のように、前記パームレスト部は、インストルメントパネルト(100)の下部(15)に設置されるようにしてもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
図1〜図3に本発明に係る車両用操作装置の一実施形態態を示す。図1は、車両用操作装置の構成を示す模式図であり、図2、図3は、車両用操作装置の構成を示す部分断面図である。
本実施形態において、図1に示すように、車両用操作装置は、車室内の運転席200のアームレスト1に内蔵されている。アームレスト1は、運転者の左腕が乗せられるものであって、乗員の左の手の平が乗せられるパームレスト部3を備えている。
パームレスト部3は、アームレスト1に運転者の左腕が乗せられた状態で、左の手の平が置かれる位置に設けられるものであって、図2に示すように、手の平に対応して表皮3aが凸状に成形されて、手の平のくぼみにフィットするようになっている。
ここで、車両用操作装置は、図1に示すように、スイッチ部4〜9を備えており、スイッチ部4は、図2に示すように、パームレスト部3の表皮3aの内側(すなわち、パームレスト部3の下側)に配置されている。換言すれば、スイッチ部4は、アームレスト1の表皮3aによって覆われていることになる。つまり、スイッチ部4は、アームレスト1に内蔵されていることになる。
スイッチ部4としては、電極部4a、4bの間に誘電体を狭持してコンデンサを構成する静電容量式スイッチが用いられている。このため、乗員が手の平がパームレスト部3に近づくと、スイッチ部4の静電容量が変化することになる。
一方、スイッチ部5〜9は、図3(図3は、親指に対応するスイッチ部5だけを示す)に示すように、スイッチ部4と同様、パームレスト部3の表皮3aの内側に配置されている。すなわち、スイッチ部5〜9は、アームレスト1に内蔵されていることになる。また、スイッチ部5〜9としては、それぞれ、静電容量式スイッチが用いられている。
ここで、スイッチ部5〜9は、アームレスト1に運転者の左腕が乗せられた状態で、左手の各指が届く範囲の下側(すなわち、表皮3aの内側)に設けられ、スイッチ部5〜9は、左手の各指と1対1でそれぞれ対応するように配置されている。
具体的には、図1に示すように、スイッチ部5は親指の指先に対応し、スイッチ部6は薬指の指先に対応し、スイッチ部7は中指の指先に対応し、スイッチ部8は人差し指の指先に対応し、スイッチ部9は小指の指先に対応する。図1中において、各指先にそれぞれ対応する各斜線部は、スイッチ部5〜9の配置位置を示す。
次に、本実施形態の車両用操作装置の電気的構成について図4を用いて説明する。図4は、車両用操作装置の電気的構成を示すブロック図である。
車両用操作装置は、電子制御装置10および表示ディスプレイ12を備えており、電子制御装置10は、マイクロコンピュータ11およびC−V変換回路4a〜4fを備えている。C−V変換回路4a〜4fは、スイッチ部5〜9と1対1でそれぞれ対応するように設けられて、スイッチ部5〜9のそれぞれの静電容量を電圧に変換する周知の回路である。
マイクロコンピュータ11は、C−V変換回路4a〜4fの出力電圧に基づいて、表示ディスプレイ12を制御したり、エアコンECU20、オーディオECU30、ナビゲーションECU40等の他の電子制御装置に送信したりする。
エアコンECU20は、車室内空調機器を構成する電子制御装置であり、オーディオECU30は、ラジオ、テレビ、コンパクトディスクプレイヤー等を制御する電子制御装置であり、ナビゲーションECU40は、ナビゲーション装置を構成する電子制御装置である。
表示ディスプレイ12としては、例えば、液晶パネル、ELパネル等が用いられ、表示ディスプレイ12は、図5に示すように、車室内のインストルメントパネル100の車幅方向(左右方向)中央部にて、表示面が車両後方(すなわち、乗員側)に向けて配置されている。
次に、電子制御装置10のマイクロコンピュータ11による具体的な制御処理について図6を用いて説明する。図6は、マイクロコンピュータ11の制御処理を示すフローチャートである。
まず、イグニッションスイッチIGがオンすると、マイクロコンピュータ11は、図6に示すフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムの実行を開始する。
先ず、C−V変換回路4aの出力に基づいて、パームレスト部3に手の平が乗せられたか否かを判定する(ステップS100)。
例えば、パームレスト部3に手の平が乗せられると、スイッチ部4の静電容量が減少する。そして、この静電容量の減少に伴いC−V変換回路4aの出力電圧が低下する。
ここで、マイクロコンピュータ11は、C−V変換回路4aの出力電圧が閾値Vaよりも小さくなると、ステップS100にてYESと判定する。これに伴い、マイクロコンピュータ11は、図7に示す如く、各スイッチ5a〜9aのスイッチのそれぞれの機能を表示ディスプレイ12に表示させる(ステップS110)。
図7に示す表示例では、左手の表示と、各指先にそれぞれ対応する機能表示とが示されており、具体的には、親指(スイッチ部5)は「テレビの機能」対応し、薬指(スイッチ部6)は「コンパクトディスク(CD)の機能」に対応し、中指(スイッチ部7)は「ラジオの機能」に対応し、人差し指(スイッチ部8)は「ナビゲーションの機能」に対応し、小指(スイッチ部9)は「エアコンの機能」に対応する。
次に、マイクロコンピュータ11は、各スイッチ部5〜9への操作の受付処理を開始する。
例えば、運転者の左手の小指が表皮3aの上からスイッチ部9に近づくと、このスイッチ部9の静電容量が減少する。そして、この静電容量の減少に伴いC−V変換回路9aの出力電圧が低下しその出力電圧が閾値Vaよりも低くなると、マイクロコンピュータ11が、スイッチ部9が指先で操作されて運転者の操作により「エアコンの機能」が選択されたと判定する。
これに伴い、マイクロコンピュータ11が、図8に示す如く、「エアコンの機能のメニュー」を表示ディスプレイ12に表示させる。
図8に示す表示例では、左の表示と各指先にそれぞれ対応する機能表示とが示されており、具体的には、親指(スイッチ部5)は「吹出モードの変更」に対応し、薬指(スイッチ部6)は「風量の低下」(風量小)に対応し、中指(スイッチ部7)は「風量の増加」(風量大)に対応し、人差し指(スイッチ部8)は「希望温度の低下」(温度下)に対応し、小指(スイッチ部9)は「希望温度の上昇」(温度大)に対応する。
例えば、運転者の左手の親指が表皮3aの上からスイッチ部5に近づくと、このスイッチ部5の静電容量が減少する。そして、この静電容量の減少に伴いC−V変換回路5aの出力電圧が低下しその出力電圧が閾値Vaよりも低くなると、マイクロコンピュータ11が、スイッチ部5が指先で操作されて運転者の操作により「希望温度の上昇」が選択されたと判定する。これに伴い、マイクロコンピュータ11が、エアコンECU20に送信して希望温度を上げることを指示する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。すなわち、本実施形態の車両用操作装置は、運転者の手の平が運転席200のパームレスト部3に乗せられた状態で各指先でそれぞれ操作される各スイッチ部5〜9と、インストルメントパネル100にて運転者に対して車両前方側に配置され、運転者に向けて表示する表示ディスプレイ12と、各スイッチ部5〜9のそれぞれのスイッチ機能(図7、図8中A/C、ナビ…)を表示ディスプレイ12に表示させる電子制御装置10と、を備えていることを特徴とする。
以上によれば、スイッチ部5〜9は、各指先でそれぞれ操作されるものであるため、スイッチ部5〜9のそれぞれの体格が、従来技術のダイヤル(図12参照)に比べて、小さくなる。したがって、アームレスト1内部の空間が小さくても、スイッチ部5〜9をアームレスト1の一部に内蔵することができる。すなわち、スイッチ部5〜9が表皮3aによって覆われるようにすることができる。
したがって、外観上はスイッチ部5〜9が見えなくなり、車室内の意匠に違和感を与えることを避け、車室内の意匠に適合した斬新な車両用操作装置を実現することができる。
さらに、スイッチ部5〜9のそれぞれの体格が、従来技術のダイヤル5A(図12)に比べて、小さくなるので、スイッチ部5〜9の設置位置の自由度を広げることができる。
また、本実施形態では、表示面が車両後方に向けて配置されている表示ディスプレイ12を採用し、この表示ディスプレイ12にスイッチ部5〜9のそれぞれのスイッチ機能を表示させるので、乗員は、表示ディスプレイ12の表示を見ることにより、車両前方側から視線を逸らさなくても、スイッチ部5〜9のそれぞれのスイッチ機能を知ることができる。したがって、乗員は、車両前方側から視線を逸らさなくても、指先でスイッチ部5〜9を操作することができるので、スイッチ部5〜9のそれぞれの良好な操作性を保つことができる。
さらに、本実施形態では、マイクロコンピュータ11は、パームレスト部3に手の平が乗せられたと判定すると、各指先(スイッチ5a〜9a)にそれぞれ対応する機能を表示ディスプレイ12に表示させる。したがって、手の平をパームレスト部3に乗せただけで、各スイッチ機能を表示ディスプレイ12に表示させるので、車両用操作装置の斬新性を高めることができる。
また、手の平をパームレスト部3に乗せていないときには、スイッチ機能以外の他の画像(例えば、ナビゲーション用の道路地図やTV画像など)を表示ディスプレイ12に表示させることにより、表示ディスプレイ12を有効活用することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、スイッチ部4〜9を運転席200のアームレスト1に設けた例について説明したが、これに代えて、運転席200および助手席210の間に配置されるセンターコンソール部15(図9参照)に、パームレスト部3及びスイッチ部4〜9を設けるようにしてもよい。
或いは、計器を備えるインストルメントパネル100の車幅方向中央部にて下部15(図9参照)に、パームレスト部3及びスイッチ部4〜9を設けるようにしてもよい。すなわち、表示ディスプレイ12の下部に、パームレスト部3及びスイッチ部4〜9を設けるようにしてもよい。
さらに、運転席側のドアの内側に設けられるドアアームレスト部14にパームレスト部3及びスイッチ部4〜9を設けるようにしてもよい。
上述の実施形態では、各指先で操作されるスイッチ部5〜9を設ける例について説明したが、これに加えて、スイッチ部5〜9が各指先で操作されると、「指先で操作されたこと」を運転者にアンサーバックするようにしてもよい。つまり、図10に示すように、振動子16を表皮3aの内側に配置し、電子制御装置10は、スイッチ部5〜9のいずれかが各指先で操作されると、振動子16を制御して振動を発生させる。これに伴い、振動子16の振動が表皮3aを通して手の平に伝わるので、運転者が、手の平を感触で「指先で操作したこと」を確認することができる。
上述の実施形態では、各指先で操作されるスイッチ部5〜9を表皮3aの内側に配置する例について説明したが、これに代えて、図11に示すように、スイッチ部5〜9を表皮3aの外側に配置するようにしてもよい。すなわち、スイッチ部5〜9を車室内に露出するようにしてもよい。
この場合、上述の如く、スイッチ部5〜9のそれぞれの体格が、従来技術のダイヤル(図12参照)に比べて、小さくなるので、スイッチ部5〜9が車室内に露出していても、スイッチ部5〜9が車室内の意匠に対して違和感を与えないようにすることができる。
但し、スイッチ部5〜9のそれぞれの表面に対して、アームレスト1の他の部位と似た表面処理(例えば、他の部位と同一色の塗装)を施して、スイッチ部5〜9が車室内の意匠に対して、より一層違和感を与えないようにすることが好ましい。また、スイッチ部4も、スイッチ部5〜9と同様、表皮3aの外側に配置するようにしてもよい。
上述の実施形態では、スイッチ部4〜9としては、静電容量式のスイッチを用いた例について説明したが、これに代えて、指先で押下されるプッシュ式のスイッチ、赤外線等の光を利用する光式スイッチ、或いは、透過抵抗膜等を用いる抵抗膜式スイッチを用いてもよい。
以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、スイッチ部4〜9が操作部に相当し、表示ディスプレイ12が表示部に相当し、表皮3aが外皮部材に相当する。
本発明の車両用操作装置の一実施形態を示す模式図である。 図1の車両用操作装置を構成するスイッチ部を示す断面図である。 図1の車両用操作装置を構成するスイッチ部を示す断面図である。 図1の車両用操作装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1の表示ディスプレイの配置を示す斜視図である。 図4の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図1の表示ディスプレイの表示の一例を示す図である。 図1の表示ディスプレイの表示の一例を示す図である。 上述の実施形態の変形例において表示ディスプレイの配置を示す為の斜視図である。 上述の実施形態の変形例において振動子の配置を示す断面図である。 上述の実施形態の変形例においてスイッチ部を示す断面図である。 従来の操作装置を説明するための図である。
符号の説明
1…アームレスト、3…パームレスト部、10…電子制御装置、
200…運転席、13…センターコンソール

Claims (8)

  1. 乗員の手の平が乗せられるパームレスト部(3)を車室内に備える車両に適用される車両用操作装置であって、
    前記手の平が前記パームレスト部に乗せられた状態で各指先でそれぞれ操作される各操作部(5〜9)と、
    乗員に対して車両前方側に配置され、乗員に向けて表示する表示部(12)と、
    前記各操作部のそれぞれのスイッチ機能を前記表示部に表示させる制御部(10)と、
    を備えていることを特徴とする車両用操作装置。
  2. 前記各操作部は、車室内に露出しているものであることを特徴とする請求項1に記載の車両用操作装置。
  3. 前記各操作部は、前記パームレスト部の外皮部材(3a)によってそれぞれ覆われているものであることを特徴とする請求項1に記載の車両用操作装置。
  4. 前記制御部(10)は、前記手の平が前記パームレスト部に乗せられたと判定したとき、前記各操作部のそれぞれのスイッチ機能を前記表示部に表示させるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用操作装置。
  5. 前記手の平が前記パームレスト部に乗せられた状態で前記手の平に振動を伝える振動子(16)を備えており、
    前記制御部は、前記各操作部が各指でそれぞれ操作されたとき、前記振動子を振動させるように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用操作装置。
  6. 前記パームレスト部は、センターコンソール部(13)に設置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用操作装置。
  7. 前記パームレスト部は、ドア内側のアームレスト(14)に設置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用操作装置。
  8. 前記パームレスト部は、インストルメントパネルト(100)の下部(15)に設置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用操作装置。
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