JP2005253689A - 被曝線量監視システム及びその監視方法 - Google Patents

被曝線量監視システム及びその監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】X線透視・撮影時に設定された多様なX線条件及び保持装置位置条件に合った、血管造影撮影室内の空間線量分布をモニタにリアルタイム表示すること。
【解決手段】被曝線量監視システム10は、X線条件を所要値cに設定するX線条件設定器51と、保持装置位置条件を所要値dに設定する保持装置位置条件設定器52と、空間線量データfを取得する線量計53と、この線量計53を所要座標eに設定する線量計位置設定器54と、所要値c及び所要値dにて、複数の所要座標eにおける空間線量分布データgを取得し、所要値d/空間線量分布データgを記憶する所要値/空間線量分布データメモリ55と、X線透視・撮影時に設定された保持装置位置条件の所要値Dを所要値d/空間線量分布データgに参照して空間線量分布データgを取得し、X線透視・撮影時に設定されたX線条件の所要値Cにて補正する空間線量分布データ補正手段57と、X線透視・撮影時に補正された補正空間線量分布データHから作成される空間線量分布を表示するモニタ61とが設けられた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線量を推定するX線システム全般に関するもので、空中線量分布のリアルタイム表示に使用される被曝線量監視システム及びその監視方法に関する。
近年、X線診断装置やCT(Computerized Tomography)装置等のX線装置による検査が普及している。放射線治療に伴う放射線診療従事者(医師及び診療放射線技師等)の被曝は職業被曝であり、被曝線量(線量率)を線量限度以下で可能な限り低いレベルに保つため、適正な放射線保護を行なう必要がある。
X線透視下におけるカテーテル術であるIVR(Interventional Radiology)を行なう血管造影撮影室内は、常時人が立ち入る区域と規定される。その遮蔽基準は、医療法施行規則により、(1)血管造影撮影室の隔壁の外側で実効線量が1週間につき1mSv(ミリシーベルト)以下、(2)管理区域に係る外部放射線の実効線量は、3月間につき1.3mSv以下、(3)院内又は所内の病室に収容されている患者が居住する区域の実効線量は、3月間につき1.3mSv以下、(4)院内又は所内の人が居住する敷地境界の実効線量は、3月間につき250μSv以下、と規定されている。透視・撮影中の血管造影撮影室内はX線照射中であり、放射線の場、空間線量が存在する。その放射線レベルは場所によって異なる。
従来のX線診断装置におけるIVRでは、放射線診療従事者が意図する任意の方向でX線透視・撮影を行なう。そのため、血管造影撮影室内の空間線量分布はX線管とI.I.(Image Intensifier)の位置に特有な分布を呈する。例えば、X線管がテーブルの上方に位置するオーバーチューブの場合では、放射線診療従事者の上半身で放射線レベルが高くなる。
一方、X線管がテーブルの下方に位置するアンダーチューブの場合では、放射線診療従事者の下半身で放射線レベルが高くなる。また、大きなX線照射野は、小さなX線照射野よりも放射線診療従事者の位置の放射線レベルが高い。
図5は、X線診断装置の取扱説明書に添付される血管造影撮影室内の空中線量分布を示す図面の一例である。
図5に示された空中線量分布の図面は、血管造影撮影室内の床から1000mmの高さの断面を上方から見た空中線量分布の実測値を1μGy・mの面積線量で正規化したものであり、血管造影撮影室内のX線管を中心として、血管造影撮影室内の空中線量分布が示される。
図5に示された空中線量分布の図面は、一般的には、代表的なX線条件及び保持装置位置条件によって、代表的な断面の空中線量分布として、X線診断装置のユーザに配布される。
特開2000−152924号公報(第5頁−第6頁、図3,4,5)
しかしながら、図5に示された空中線量分布の実測結果を、放射線診療従事者を含むスタッフ全員に周知徹底させておくことが必要となる。
さらに、実際の臨床の場では、多様なX線条件及び保持装置位置条件によって診療が行なわれるため、代表的なX線条件及び保持装置位置条件によって、代表的な断面の空中線量分布の図面では空中線量分布を正確に、精度よく認識することはできない。
加えて、診療中に、X線条件及び保持装置位置条件を変更することもあり、変更されたX線条件及び保持装置位置条件にリアルタイムに追従して、空中線量分布をリアルタイム表示するシステムがなかった。
また、実際の臨床の場では、空中線量分布のリアルタイム表示だけでは、放射線診療従事者の放射線被曝意識を向上させ、被曝低減につなげることが困難である。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、X線透視・撮影時に設定された多様なX線条件及び保持装置位置条件に合った、血管造影撮影室内の空間線量分布をモニタにリアルタイム表示できる被曝線量監視システム及びその監視方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第2の目的は、X線透視・撮影時に血管造影撮影室内の空間線量分布と併せて閾値線をモニタにリアルタイム表示できる被曝線量監視システム及びその監視方法を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、X線透視・撮影時に血管造影撮影室内の空間線量分布と併せて放射線診療従事者の像をモニタにリアルタイム表示できる被曝線量監視システム及びその監視方法を提供することにある。
加えて、本発明の第4の目的は、X線透視・撮影時に閾値線より線量の高いエリアに放射線診療従事者が位置した時警告を行なうことで、防護手段が必要であることを放射線診療従事者に瞬時に知らせることができる被曝線量監視システム及びその監視方法を提供することにある。
本発明に係る被曝線量監視システムは、上述した課題を解決するために、被検体のX線透視・撮影を行なうX線診断装置において、X線条件を所要値に設定するX線条件設定器と、保持装置位置条件を所要値に設定する保持装置位置条件設定器と、空間線量を測定して空間線量データを取得する線量計と、前記線量計を所要座標に設定する線量計位置設定器と、前記X線条件の所要値及び前記保持装置位置条件の所要値にて、前記線量計から複数の所要座標における空間線量分布データを取得し、前記保持装置位置条件の所要値と前記空間線量分布データを対比して所要値/空間線量分布データとして記憶する所要値/空間線量分布データメモリと、前記X線透視・撮影時に設定された保持装置位置条件の所要値を前記所要値/空間線量分布データに参照して前記空間線量分布データを取得し、この空間線量分布データを、前記X線透視・撮影時に設定されたX線条件の所要値にて補正する空間線量分布データ補正手段と、前記X線透視・撮影時に補正された補正空間線量分布データから作成される空間線量分布を表示するモニタとが設けられた。
また、本発明に係る被曝線量監視方法は、上述した課題を解決するために、被検体のX線透視・撮影を行なうX線診断方法において、前記X線透視・撮影を行なう前に、X線条件を所要値に設定するX線条件設定工程と、保持装置位置条件を所要値に設定する保持装置位置条件設定工程と、空間線量の測定位置を、所要座標に設定する測定位置設定工程と、前記X線条件の所要値及び前記保持装置位置条件の所要値にて、前記線量計から複数の所要座標における空間線量分布データを取得し、前記保持装置位置条件の所要値と前記空間線量分布データを対比して所要値/空間線量分布データとして記憶する記憶工程とを有し、前記X線透視・撮影時に、前記X線透視・撮影時の保持装置位置条件の所要値を前記所要値/空間線量分布データに参照して前記空間線量分布データを取得し、この空間線量分布データを、前記X線透視・撮影時に設定されたX線条件の所要値にて補正する空間線量データ補正工程と、前記X線条件にて補正された補正空間線量分布データから作成される空間線量分布を表示する表示工程とを有する。
本発明によると、X線透視・撮影時に設定された多様なX線条件及び保持装置位置条件に合った、血管造影撮影室内の空間線量分布をモニタにリアルタイム表示できる。
また、本発明によると、X線透視・撮影時に血管造影撮影室内の空間線量分布と併せて閾値線をモニタにリアルタイム表示できる。
さらに、本発明によると、X線透視・撮影時に血管造影撮影室内の空間線量分布と併せて放射線診療従事者の像をモニタにリアルタイム表示できる。
加えて、本発明によると、X線透視・撮影時に閾値線より線量の高いエリアに放射線診療従事者が位置した時警告を行なうことで、防護手段が必要であることを放射線診療従事者に瞬時に知らせることができる。
以下、本発明に係る被曝線量監視システム及びその監視方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る被曝線量監視システム10を示す概略図である。
図1は、被曝線量監視システム10と、被検体(患者)のX線透視・撮影を行なう一般的なX線装置、例えばX線診断装置11を示し、このX線診断装置11は、X線管が寝台天板の下方に位置するアンダーテーブルの場合を示している。なお、被曝線量監視システム10は、X線管が寝台天板の上方に位置するオーバーテーブルの場合でもよい。
X線診断装置11には、大きくは、保持装置12及び本体制御装置13が備えられる。一般的には、保持装置12は、実際に被検体が入室してX線透視・撮影を受ける血管造影撮影室15に設置される一方、本体制御装置13は、機械室又は操作室等に設置されるものである。なお、血管造影撮影室15に近接操作卓が設置される。操作室に遠隔操作卓が設置される場合もある。
図2は、X線診断装置11の斜視図を示す概略図であり、図2のx、y及びz軸は、図1のx、y及びz軸に対応するものとする。
図2に示されたX線診断装置11の保持装置12には、床に対して固定された保持装置本体21と、回動方向(LAO/RAO:図中A方向)及び円弧方向(CRA/CAU:図中B方向)を自在とするCアーム25とが設けられる。このCアーム25の一方の端部には、放射線源としてのX線管31が、Cアーム25のもう一方の端部には寝台天板32を挟むようにX線管31と対抗する位置に透過X線を入射させTV映像信号を出力するX線TV装置33が設けられる。
また、X線診断装置11には、X線透視・撮影像を表示するX線透視・撮影用モニタ34が、天井レールに走行可能に設けられる。
Cアーム25の一方の端部に設けられるX線管31は、図1に示されるように、本体制御装置13から高電圧電力の供給を受けて、この高電圧電力の条件に応じてX線を曝射するようになっている。X線管31の出射側には、シリコンゴム等で形成されハレーションを防止するために所定量の照射X線を減衰させる補償フィルタ41と、出射X線を絞って不要部位へのX線照射を防ぐ、複数枚の鉛羽で構成されX線照射野絞り42とが設けられる。
また、Cアーム18のもう一方の端部に設けられるX線TV装置33には、透過X線を入射させるI.I.(Image Intensifier)46が設置され、このI.I.46の寝台天板32側には被検体を透過したX線の散乱光をカットするX線グリッド47が、I.I.46の出力側には変換された光学像を適切な大きさに補正する光学系48と補正された光学像をTV映像信号に変換するTVカメラ(又は撮影素子)49とが具備される。I.I.46は、図示しない入力蛍光面、光電陰極、収束(フォーカス)電極、陽極及び出力蛍光面で構成される大形の真空管、入力窓並びに高圧電源等からなり、TVカメラ49のTV映像信号は、本体制御装置13に送られるようになっている。なお、I.I.46からTVカメラ49までの映像系は、平面検出器に置き換えられてもよい。
本体制御装置13では、X線管31、X線照射野絞り42、寝台天板32及びI.I.46等の制御を行なうことができ、被検体の所要部位の透視・撮影像を、図2に示されたX線透視・撮影用モニタ34に表示させたり、画像に対し拡大/階調/空間フィルタ処理、及びノイズを除去するための加算処理等を行なったりすることができる。
一方、図1に示された被曝線量監視システム10には、保持装置12周辺に位置して被検体の放射線診療を行なう放射線診療従事者(医師及び診療放射線技師等)が受ける被曝線量の閾値データが記憶される閾値データメモリ50と、X線管31に送信されるX線条件、例えば管電圧(kV)、管電流(mA)及びX線照射時間(msec.)並びにX線照射野絞り42の鉛羽の開口度、を所要値cに設定するX線条件設定器51と、保持装置12の保持装置位置条件、例えばCアーム25のLAO/RAO(図2中A方向)及びCRA/CAU(図2中B方向)、並びにSID(Source-Image Distance:図2中C方向)、を所要値dに設定する保持装置位置条件設定器52と、血管造影撮影室15内の空間で所要座標(x,y,z)eの空間線量を測定する線量計53と、この線量計53の位置条件を所要座標eに設定する線量計位置設定器54と、X線条件の所要値c及び保持装置位置条件の所要値dにて、複数の所要座標eにおける空間線量分布データgを取得して、保持装置位置条件の所要値dと空間線量分布データgとを対比させた所要値d/空間線量分布データgとして記憶する所要値/空間線量分布データメモリ55とが設けられ、それぞれX線診断装置11を用いた一般的なX線透視・撮影が行なわれる前に動作する。
なお、線量計位置設定器54によって設定された所要座標eを入力し、この所要座標eに線量計53が配置されるように血管造影撮影室15内を可動する可動手段を設けてもよく、その場合、線量計53は、可動手段に一体に支持される。また、線量計53を手動で所要座標eに配置させ、空間線量分布データgを取得するように構成してもよい。
また、X線条件設定器51及び保持装置位置条件設定器52は、X線診断装置11を用いた一般的なX線・透視撮影時に、X線条件の所要値C及び保持装置位置条件の所要値Dをそれぞれ設定することができる。さらに、所要値/空間線量分布データメモリ55は、X線透視・撮影時に、X線透視・撮影時の保持装置位置条件の所要値Dを、X線透視・撮影の前に記憶された所要値d/空間線量分布データgに参照して、所要値Dに相当する空間線量分布データgを抽出することができる。
加えて、被曝線量監視システム10には、所要値/空間線量分布データメモリ55からの空間線量分布データgを、X線条件の所要値cと所要値Cとの差異を補正係数にて補正する空間線量分布データ補正手段57と、放射線診療従事者の位置を検出する放射線診療従事者位置検出手段58と、閾値データメモリ50から閾値データbを、空間線量分布データ補正手段57から補正空間線量分布データHを、放射線診療従事者位置検出手段58から放射線診療従事者位置をそれぞれ読み込むコントローラ60と、コントローラ60から出力された空間線量分布に、閾値線及び放射線診療従事者位置の像を重畳表示できるモニタ61と、警報を鳴らすスピーカ62とが設けられ、それぞれX線診断装置11を用いたX線透視・撮影時に動作する。
次いで、被曝線量監視システム10における被曝線量監視方法について、図3に示されたフローチャートを用いて説明する。
X線診断装置11を用いた一般的なX線透視・撮影が行なわれる前に、線量分布を実測する。
まず、図1に示された被曝線量監視システム10に設ける閾値データメモリ50に、放射線診療従事者によって定められた適切な被曝線量の閾値である閾値データbが記憶される(ステップS1)。
次いで、被曝線量監視システム10に設けるX線条件設定器51では、X線条件、例えばX線管31にて出力される管電圧、管電流及びX線照射時間並びにX線照射野絞り42の開口度、が所要値cに設定される(ステップS2)。さらに、保持装置位置条件設定器52では、保持装置位置条件、例えばCアーム25のLAO/RAO(図2中A方向)及びCRA/CAU(図2中B方向)、並びにSID(図2中C方向)、が所要値dに設定される(ステップS3)。また、線量計位置設定器54では、血管造影撮影室15内の空間であって、線量計53によって測定しようとする所要座標(x,y,z)eが設定される(ステップS4)。
X線条件設定器51及び保持装置位置条件設定器52にて設定された所要値c,dが本体制御装置13に送られる。この本体制御装置13にて保持装置12を制御することによって、保持装置12が、X線条件及び保持装置位置条件の所要値c,dにセットされて、X線管31からX線が曝射される。また、ステップS4にて線量計位置設定器54で設定された血管造影撮影室15内の所要座標eに線量計53を走査させて配置させ、所要座標eの空間線量データfが取得される(ステップS6)。この空間線量データfは、所要値/空間線量分布データメモリ55に送られる。
さらに、X線条件設定器51及び保持装置位置条件設定器52の所要値c,dを固定して、線量計位置設定器54の所要座標eを変化させ、線量計53の所要座標eを走査させる。線量計53の複数の所要座標eにおける複数の空間線量データfが所要値/空間線量分布データメモリ55に送られる。そして、保持装置位置条件の固定された所要値dにおける、複数の所要座標eの空間線量データf、すなわち、固定された所要値dにおける、血管造影撮影室15内の空間線量分布データgが得られ、所要値dと空間線量分布データgとが対比された所要値d/空間線量分布データgとして所要値/空間線量分布データメモリ55に記憶される(ステップS7)。
ここで、保持装置位置条件の固定された所要値dにおける空間線量分布データgの記憶が、所要座標e全てについて行なわれたか否かが判断される(ステップS8)。ステップS8の判断にてYes、すなわち、保持装置位置条件の固定された所要値dにおける空間線量分布データgの記憶が、所要の所要座標e全てについて行なわれた場合、空間線量分布データgの記憶が、保持装置位置条件の所要値d全てについて行なわれたか否かが判断される(ステップS9)。ステップS9の判断にてYes、すなわち、空間線量分布データgの記憶が、保持装置位置条件の所要値d全てについて行なわれた場合、X線透視・撮影の準備が完了する(ステップS10)。
一方、ステップS8の判断にてNo、すなわち、保持装置位置条件の固定された所要値dにおける空間線量分布データgの記憶が、所要座標e全てについて行なわれていない場合、X線条件の所要値c及び保持装置位置条件の所要値dを固定したまま、所要座標eが変更されて設定される(ステップS4)。
また、ステップS9の判断にてNo、すなわち、空間線量分布データgの記憶が、保持装置位置条件の所要値d全てについて行なわれていない場合、X線条件の所要値cを固定したまま、保持装置位置条件の所要値dが変更されて設定される(ステップS3)。
続いて、被曝線量監視システム10を用いて、被検体の一般的なX線透視・撮影が行なわれる。
まず、被曝線量監視システム10に設けるX線条件設定器51にて、X線透視・撮影時のX線条件が所要値Cに設定される(ステップS11)。さらに、保持装置位置条件設定器52にて、X線透視・撮影時の保持装置位置条件の所要値Dが設定される(ステップS12)。X線条件設定器51にて設定された所要値Cは、空間線量分布データ補正手段57に出力される。
また、保持装置位置条件設定器52にて設定された所要値Dは所要値/空間線量分布データメモリ55に送られる。所要値/空間線量分布データメモリ55では、X線透視・撮影時の保持装置位置条件の所要値Dが、所要値/空間線量分布データメモリ55に記憶された所要値d/空間線量分布データgに参照され、所要値Dに相当する所要値dが抽出される(ステップS13)。抽出された所要値dと対比されている空間線量分布データgが空間線量分布データ補正手段57に出力される。
空間線量分布データ補正手段57では、X線条件設定器51からの所要値Cを基に、所要値/空間線量分布データメモリ55からの空間線量分布データgの補正が行なわれる(ステップS14)。空間線量分布データgは、単一のX線条件の所要値cにて得られるものであるので、実際のX線透視・撮影時のX線条件の所要値Cと異なる場合がある。よって、ステップS14では、X線透視・撮影時のX線条件の所要値Cを、X線透視・撮影前のX線条件の所要値cに近づけるための補正を行なう。
コントローラ60は、ステップS14にて補正された補正空間線量分布データHを読み込む。コントローラ60は、血管造影撮影室15内の空間、例えば床から1000mmの高さのx−y断面、の線量分布を補正空間線量分布データHから作成し、補正された線量分布をモニタ61の画面上に表示させる(ステップS15)。血管造影撮影室15内の空間線量分布は、床から1000mmの高さの線量分布に限定されない。またy−z断面及びx−z断面の線量分布でもよいし、また、3次元の空間線量分布を作成してもよい。
また、コントローラ60は、ステップS1にて閾値データメモリ50に記憶された閾値データbを読み込み、モニタ61の画面上に表示されたx−y断面の線量分布に、閾値データbから作成される閾値線を重畳表示させる(ステップS16)。
さらに、コントローラ60は、放射線診療従事者位置検出手段58に、放射線診療を行なう放射線診療従事者(医師及び診療放射線技師等)の位置の検出を行なわせる。例えばコントローラ60は、赤外線サーモグラフィによって放射線診療従事者の位置を検出させ、モニタ61の画面上に表示されたx−y断面の線量分布に、放射線診療従事者の像をリアルタイムに重畳表示させる(ステップS17)。
放射線診療従事者は、図2に示された透視・撮影用のモニタ34の画面を見ながら被検体の診療を行なうと共に、モニタ61の、x−y断面の線量分布に閾値線及び放射線診療従事者の像が重畳表示された画面(以下、「監視画面」という。)を見ながら線量分布、線量の高いエリア及び放射線診療従事者自身の現在位置を確認することができる。
図4は、モニタ61に表示される監視画面の一例である。
図4は、一般的な、床から1000mmの高さのx−y断面の正規化された線量分布に、ステップS16による閾値線、例えば0.004μGy/(μGy・m)と、閾値線0.004μGy/(μGy・m)より高い線量のエリアLと、ステップS17による放射線診療従事者の像Mとを重畳表示させ、モニタ61の画面上に表示させるものである。なお、X線診断装置11、線量分布、閾値線、エリアL及び放射線診療従事者の像Mは、識別しやすくカラー表示することもできる。また、線量分布の濃度レベル毎に、グレースケールやカラースケールで濃淡表示させてもよい。
ここで、図1に示されたコントローラ60によって画像処理が行なわれ、閾値線より線量が高いエリアに放射線診療従事者の像が侵入したか否かが判断される(ステップS18)。ステップS18の判断にてYes、すなわち、閾値線より線量が高いエリアに放射線診療従事者の像が侵入しない場合、閾値以上の線量の位置に放射線診療従事者が存在しないとして、X線透視・診断の終了まで、ステップS18が繰り返される。
一方、ステップS18の判断にてNo、すなわち、閾値線より線量が高いエリアに放射線診療従事者の像が侵入した場合、X線防護手段、例えばX線防護衣、X線防護エプロン及びX線防護メガネの装着並びにX線防護設備の設置、が必要であることを知らせる警告が発せられる(ステップS19)。例えば警告は、モニタ61の画面上にメッセージを表示させたり、スピーカ62から警報を鳴らしたりすることで行なわれる。よって、放射線診療従事者は、X線透視・診断時、モニタ61の画面上に表示されるメッセージや、スピーカ62から鳴る警報から、放射線診療従事者自身が線量の高いエリアにいるか否かをリアルタイムに認識することができる。
なお、閾値線より線量が高いエリアに放射線診療従事者の像が侵入した場合、X線の曝者を自動停止させるようにしてもよい。
また、ステップS19にて一旦警告が発せられると、放射線診療従事者は、X線防護衣、X線防護エプロン及びX線防護メガネの装着並びにX線防護設備の設置を行なう。コントローラ60は、放射線診療従事者が警告の解除行為を行なったか否かを判断する(ステップS20)。ステップS20の判断にてYes、すなわち、放射線診療従事者が警告の解除行為を行なった場合、解除行為時に警告が解除され、ステップS15にて表示されたx−y断面の線量分布がモニタ61の画面上に表示される。(ステップS21)。警告の解除後は、X線防護手段が用いられているので、閾値線より線量が高いエリアに放射線診療従事者の像が侵入しても、警告は発されないものとする。
また、図3に示されたフローチャートのステップS11〜S21のX線透視・撮影の途中であっても、X線条件及び保持装置位置条件が変更される場合がある。その場合、X線条件及び保持装置位置条件が変更される毎に、ステップS11に戻って、空間線量分布の再表示が行なわれる。
なお、X線防護手段のうち、天井吊りされたX線防護設備が、放射線診療従事者を防護する所要位置に設置されたことを自動検出することで、ステップS20の放射線診療従事者による警告の解除行為を省略することができる。天井吊りされたX線防護設備は、複数のアーム部と、その複数のアーム部を角度自在に連結する関節部と、アーム部末端に備えるX線防護部とからなるクランク構造をしており、アーム部どうしの連結角度を検出することで、X線防護部の位置を自動検出することができる。
本発明では、被曝線量監視システム10は、X線装置としてのX線診断装置11に適用する例を示しているが、放射線を用いるCT(Computerized Tomography)装置に適用することもできる。
被曝線量監視システム10及び被曝線量監視方法によると、X線透視・撮影前に設定されたX線条件及び保持装置位置条件にて血管造影撮影室15内の空間線量分布を測定することで、X線透視・撮影時に設定された多様なX線条件及び保持装置位置条件に合った、血管造影撮影室15内の空間線量分布をモニタ61にリアルタイム表示できる。
また、被曝線量監視システム10及び被曝線量監視方法によると、X線透視・撮影前に閾値データメモリ50に閾値データを記憶させることで、X線透視・撮影時に血管造影撮影室15内の空間線量分布と併せて閾値線をモニタ61にリアルタイム表示できる。
さらに、被曝線量監視システム10及び被曝線量監視方法によると、X線透視・撮影時に血管造影撮影室15内の空間線量分布と併せて放射線診療従事者の像をモニタ61にリアルタイム表示できる。
加えて、被曝線量監視システム10及び被曝線量監視方法によると、X線透視・撮影時に閾値線より線量の高いエリアに放射線診療従事者が侵入した時警告を行なうことで、防護手段が必要であることを放射線診療従事者に瞬時に知らせることができる。
本発明に係る被曝線量監視システムを示す概略図。 X診断装置の斜視図を示す概略図。 本発明に係る被曝線量監視方法を示すフローチャート。 モニタに表示される監視画面の一例。 血管造影撮影室内の空中線量分布示す図面の一例。
符号の説明
10 被曝線量監視システム
11 X線診断装置
50 閾値データメモリ
51 X線条件設定器
52 保持装置位置条件設定器
53 線量計
54 線量計位置設定器
55 所要値/空間線量分布データメモリ
57 空間線量分布データ補正手段
58 放射線診療従事者検出手段
61 モニタ
62 スピーカ

Claims (12)

  1. 被検体のX線透視・撮影を行なうX線診断装置において、
    X線条件を所要値に設定するX線条件設定器と、
    保持装置位置条件を所要値に設定する保持装置位置条件設定器と、
    空間線量を測定して空間線量データを取得する線量計と、
    前記線量計を所要座標に設定する線量計位置設定器と、
    前記X線条件の所要値及び前記保持装置位置条件の所要値にて、前記線量計から複数の所要座標における空間線量分布データを取得し、前記保持装置位置条件の所要値と前記空間線量分布データを対比して所要値/空間線量分布データとして記憶する所要値/空間線量分布データメモリと、
    前記X線透視・撮影時に設定された保持装置位置条件の所要値を前記所要値/空間線量分布データに参照して前記空間線量分布データを取得し、この空間線量分布データを、前記X線透視・撮影時に設定されたX線条件の所要値にて補正する空間線量分布データ補正手段と、
    前記X線透視・撮影時に補正された補正空間線量分布データから作成される空間線量分布を表示するモニタとが設けられたことを特徴とする被曝線量監視システム。
  2. 放射線診療従事者が受ける被曝線量の閾値データを記憶する閾値データメモリが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の被曝線量監視システム。
  3. 放射線診療従事者の位置を検出する放射線診療従事者位置検出手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の被曝線量監視システム。
  4. 放射線診療従事者が受ける被曝線量の閾値データを記憶する閾値データメモリと、放射線診療従事者の位置を検出する放射線診療従事者位置検出手段とが設けられ、前記閾値データから作成される閾値線より線量が高いエリアに前記放射線診療従事者が侵入した場合、警報を発するスピーカが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の被曝線量監視システム。
  5. X線防護設備の位置を検出するX線防護設備位置検出手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の被曝線量監視システム。
  6. 被検体のX線透視・撮影を行なうX線診断方法において、
    前記X線透視・撮影を行なう前に、
    X線条件を所要値に設定するX線条件設定工程と、
    保持装置位置条件を所要値に設定する保持装置位置条件設定工程と、
    空間線量の測定位置を、所要座標に設定する測定位置設定工程と、
    前記X線条件の所要値及び前記保持装置位置条件の所要値にて、前記線量計から複数の所要座標における空間線量分布データを取得し、前記保持装置位置条件の所要値と前記空間線量分布データを対比して所要値/空間線量分布データとして記憶する記憶工程とを有し、
    前記X線透視・撮影時に、
    前記X線透視・撮影時の保持装置位置条件の所要値を前記所要値/空間線量分布データに参照して前記空間線量分布データを取得し、この空間線量分布データを、前記X線透視・撮影時に設定されたX線条件の所要値にて補正する空間線量データ補正工程と、
    前記X線条件にて補正された補正空間線量分布データから作成される空間線量分布を表示する表示工程とを有することを特徴とする被曝線量監視方法。
  7. 前記X線透視・撮影を行なう前に、放射線診療従事者が受ける被曝線量の閾値データを記憶して、この閾値データから作成される閾値線を、前記空間線量分布に重畳表示することを特徴とする請求項6に記載の被曝線量監視方法。
  8. 前記X線透視・撮影時に、放射線診療従事者の現在位置を検出して、放射線診療従事者の像を、前記空間線量分布に重畳表示することを特徴とする請求項6に記載の被曝線量監視方法。
  9. 前記X線透視・撮影を行なう前に放射線診療従事者が受ける被曝線量の閾値データを記憶してこの閾値データから作成される閾値線を前記空間線量分布に重畳表示し、前記X線透視・撮影時に放射線診療従事者の現在位置を検出して放射線診療従事者の像を前記空間線量分布に重畳表示し、前記放射線診療従事者の像が閾値線より高い線量のエリアに侵入した時、警告を発することを特徴とする請求項6に記載の被曝線量監視方法。
  10. 前記放射線診療従事者の像が閾値線より高い線量のエリアに侵入した時、メッセージを表示することを特徴とする請求項9に記載の被曝線量監視方法。
  11. 前記放射線診療従事者の像が閾値線より高い空間のエリアに侵入した時、警報を鳴らすことを特徴とする請求項9に記載の被曝線量監視方法。
  12. 前記警告が発された場合、X線防護設備の位置を自動検出して、前記X線防護設備が所要位置に設置された時、前記警告を解除することを特徴とする請求項9に記載の被曝線量監視方法。
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