JP2007244489A - 診断用x線透視撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線透視撮影装置において被検者の被曝領域と被曝線量を算出して限界被曝線量を超えた場合警報を発して術者に知らせる機能が考案されているが、循環器検査のように一回の検査に比較的長い時間を必要とする検査では、術者が検査中に許容被曝線量を超えたことを知っても、一連の検査や作業が終了するまで透視をやめることができないので、許容被曝線量を超える被曝の発生を防止することができない。
【解決手段】検査中常時被検者の体表面の各区分ごとに許容被曝線量に達するまでの残り時間を透視可能時間として表示することにより、術者はこのままの照射位置で検査を続けるか、あるいは照射位置を変えて検査を続けるかを残り時間によって適切に判断することができる。
【選択図】 図1

Description


診断のためにX線を用いて透視や撮影を行う診断用X線透視撮影装置に関する。
X線を用いた透視や撮影は診断上有益な情報をもたらすが、一方で人体に有害なX線被曝を伴っている。そのためX線を操作する操作者はこの点に常に留意して検査を行っているが、循環器検査等長時間を要する検査の場合特に注意が必要であり、そのための機能を備えた装置も考えられている。このような装置の一例について図3を用いて簡単に説明する。
図3に示す循環器検査用X線透視撮影装置は両端部にX線管2とX線検出器5を対向配置して保持するC型アーム部1Aを被検者4の体軸周りの円弧に沿う形で摺動可能に保持するCアーム保持装置1と、被検者4を載置してX線管2とX線検出器5の間に配置する天板3を上下動および水平動可能に支持する検診台(図示しない)と、X線管2の前面に取り付けられたコリメータ13によるX線照射野の制御を含めてX線の発生に関する制御を行うX線制御部7と、天板3の上下動あるいは水平動の制御を行う天板制御部8と、Cアーム保持装置1のC型アーム部1Aの体軸周りの回転角度を制御することにより、X線管2とX線検出器5の被検者4の体軸周りの配置を制御するCアーム制御部9と、被検者4を透過したX線を電気信号に変換する、図3ではイメージインテンシファイアとテレビカメラの組み合わせにより構成されるX線検出器5からの出力を画像処理する画像処理部10と、術者(図示しない)からの入力指示に従って装置を動作させるために前記各制御部および画像処理部10を互いに関連付けて制御する、たとえばマイクロコンピュータ等により構成されるシステム制御部11と、画像処理部10の出力を表示する2台のモニタ装置6から構成されている。そしてX線制御部7から得られるコリメータ13の開口度、天板制御部8から得られる天板位置情報、Cアーム制御部9から得られるX線管2とX線検出器5の被検者4に対する配置情報、X線制御部7から得られるX線条件等から被検者4の体表面上の被曝領域および被曝線量がシステム制御部11によって計算され、モニタ装置6に表示されるとともに、許容被曝線量を超えた場合あるいは許容被曝線量に対して事前に定められた一定の割合に達した場合等には警報が発されて術者に通知される(例えば特許文献1参照)。
特開2000−152924号公報
循環器検査のように一回の検査に比較的長い時間を必要とする検査では、術者が検査中に上述のような装置で許容被曝線量を超えたことを知っても、一連の検査やたとえば被検者の血管内に挿入されているカテーテルを除去する作業等が終了するまで透視をやめることができないので、許容被曝線量を超える被曝の発生を防止することができない。また許容被曝線量を超える前に警報等により知らされても、あとどのくらいの時間現状の照射位置で検査を続けていいのか簡単には判断できない。本発明はこのような不都合を解決するためのものである。
請求項1記載の発明は上記の目的を達成するために、X線を発生するX線発生手段と、被検者を透過したX線を検出するX線検出手段を有し、前記X線検出手段から出力される画像信号を処理してX線画像を表示する機能を備えたX線透視撮影装置において、事前に定めた前記被検者の体表面上のX線照射領域へのX線発生手段から照射されるX線の入射線量率を算出し、前記被検者の過去の被曝線量と許容被曝線量および前記入射線量率から、前記X線照射領域への前記被検者に対する照射可能時間を算出する演算手段と、前記演算手段により算出された照射可能時間を通知する通知手段を設けたX線透視撮影装置を提供する。
本発明により術者は検査中常時被検者の体表面の各区分ごとに許容被曝線量に達するまでの残り時間を表示等により知ることができるので、現在の照射位置で検査を続けるか、あるいは照射位置を変えて検査を続けるかを常に適切に判断することができる。
本発明の実施例について図1〜図3を用いて説明する。図3に示すX線透視撮影装置の構成は背景技術の項で述べたとおりなので再度の説明は省略するが、術者(図示しない)はシステム制御部11に付属した操作パネル(図示しない)等を操作して、天板3の上下動あるいは水平動を制御することや、X線管2とX線検出器5の被検者4の体軸周りの配置を制御することや、コリメータ13の開口度の制御を行うこと等により、例えば被検者4を天板3の裏面から見た図である図2に示すように、被検者4の体表面上でX線照射領域12を決め、さらに透視X線条件(管電圧、管電流)を決める。そしてシステム制御部11はX線制御部7から得られるコリメータ13の開口度、天板制御部8から得られる天板3の高さおよび水平方向の位置、Cアーム制御部9から得られるX線管2とX線検出器5の被検者4の体軸周りの配置情報により、X線照射領域12が被検者4の体表面上にあらかじめ決められた領域(図2では領域aから領域hのみを例示)のうちどの領域に属しているかを判断するとともに、天板3の高さおよび水平方向の位置とX線管2とX線検出器5の被検者4の体軸周りの配置情報から算出されるX線管2の焦点から各領域までの距離およびX線制御部7から得られる透視X線条件(管電圧、管電流)から、次の(1)式に従って現在の入射線量率Xnを算出する。なおNDD・Mf係数は管電圧値とX線管2のアルミニウム濾過と整流方式により決まる定数としてあらかじめ実験的に求められ、表形式でシステム制御部11に内蔵される記憶部(図示しない)に記憶されている。
Figure 2007244489
図2の例ではX線照射領域12は被検者4の体表面上の領域a、領域b、領域e、領域fに属していると判断され、それぞれの領域の入射線量率Xa,Xb,Xe,Xfが算出される。その後システム制御部11はこれらの値に加えて、システム制御部11に付属する操作パネルから術者等により事前に入力され、システム制御部11に内蔵される記憶部に記憶されている被検者4の体表面上の各領域に対する過去1年間の被曝線量のうち領域a、領域b、領域e、領域fの値Ya,Yb,Ye,Yfおよび皮膚に対する年間許容被曝線量Aを用いて、次の(2)式に従って、各領域に対する透視可能時間Ta,Tb,Te,Tfを算出後、画像処理部10を経由してたとえば図1に示す表のような形式でモニタ装置6に表示する。
Figure 2007244489
そして術者がX線制御部7に接続されたフットスイッチ(図示しない)を踏んで透視のためのX線を発生させると、システム制御部11は領域a、領域b、領域e、領域fの各領域について、1秒ごとに過去1年間の被曝線量Ya,Yb,Ye,YfにXa,Xb,Xe,Xfを加算して新たな過去1年間の被曝線量を算出するとともに、新たな過去1年間の被曝線量Ynを用いて再度(2)式の計算を行い、新たな透視可能時間Tnを算出し、モニタ装置6に表示されている図1に示す表の各領域について過去1年間の被曝線量Ya,Yb,Ye,Yfおよび透視可能時間Ta,Tb,Te,Tfを更新する。
透視中に透視X線条件や焦点から各領域までの距離が変わった場合、その後の1秒以内に行われる上述の表の更新時に、(1)式に従って算出される各領域の入射線量率が変更され、その結果はその後の過去1年間の被曝線量および(2)式に示す透視可能時間の算出にも反映される。また、透視中にDSA等のX線撮影が行われた場合、撮影X線条件から同様の方法で各領域の入射線量が算出されて過去1年間の被曝線量に加算され、以後の透視可能時間の算出に反映される。
上記の実施例では、被検者4の体表面上の各領域に対する過去1年間の被曝線量は被検者4の照射記録文書等を参照して人手により入力されたが、照射記録が電子的に保管されて病院内ネットワーク等によりオンラインで入力されてもよい。
上記の実施例では透視可能時間をモニタ装置6に表示したが、例えば音声により通知する等の方法によってもよい。
診断のためにX線を用いて透視や撮影を行う診断用X線透視撮影装置に関する。
本発明による透視可能時間の表示例を示す図である。 被検者の体表面上の領域区分とX線照射野の関係を示す図である。 循環器X線検査等に用いられるX線透視撮影装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1:Cアーム保持装置
1A:C型アーム部
2:X線管
3:天板
4:被検者
5:X線検出器
6:モニタ装置
7:X線制御部
8:天板制御部
9:Cアーム制御部
10:画像処理部
11:システム制御部
12:X線照射領域
13:コリメータ

Claims (1)

  1. X線を発生するX線発生手段と、被検者を透過したX線を検出するX線検出手段を有し、前記X線検出手段から出力される画像信号を処理してX線画像を表示する機能を備えたX線透視撮影装置において、事前に定めた前記被検者の体表面上のX線照射領域へのX線発生手段から照射されるX線の入射線量率を算出し、前記被検者の過去の被曝線量と許容被曝線量および前記入射線量率から、前記X線照射領域への前記被検者に対する照射可能時間を算出する演算手段と、前記演算手段により算出された照射可能時間を通知する通知手段を設けたことを特徴とするX線透視撮影装置。
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