JP2005253514A - クッション装置 - Google Patents

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Shigeru Ikeda
茂 池田
Yoshio Oguma
芳雄 小熊
Shoji Kawamura
昇司 川村
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Abstract

【課題】この発明は利用者が寝返りを打ち易いようにしたクッション装置を提供することにある。
【解決手段】矩形板状に形成されたクッション体2と、このクッション体を被覆した外装地3とを有し、クッション体は、長手方向の一端部の幅方向両端部を除く部分を形成した第1のクッション体4と、上記長手方向の一端部の幅方向両端部に設けられた第2のクッション体5とを有し、第2のクッション体は、上記第1のクッション体よりも荷重に対して変形し易い構成となっている。
【選択図】 図3

Description

この発明はたとえばベッドのマットレスの上面に載せてベッドパッドとして用いることができるクッション装置に関する。
たとえば、ベッドを利用して就寝する場合、利用者にとって寝心地が快適であるか否かはマットレスのクッション性能やこのマットレスの上面に載置されるクッション装置であるベッドパッドの性能などによって左右される。
利用者は就寝中には頻繁に寝返りを打つから、寝返りが打ち難い場合には寝心地が悪いということになる。また、身体を横に向けて就寝する利用者の場合、身体を横向きにすることで、肩の部分がマットレスに強く当たって圧迫されるため、マットレスが硬い場合には寝心地が低下することになる。
従来、たとえばスプリングユニットによって形成されたマットレスは全体がほぼ同じ硬さに形成されている。しかも、マットレスは、仰臥した利用者の身体のうち、臀部などのように重たい部分が大きく落ち込んで寝姿勢が損なわれないようにするため、全体を比較的硬めにし、背筋が大きく曲がることのない寝姿勢を維持できるようにしている。
そのため、就寝中に利用者が寝返りを打つため、身体を上向きの状態から横向きにするとき、肩の部分がマットレス内へ落ち込み難い。そのため、寝返りが打ち難いということがあったり、横向きの姿勢になると、肩の部分が強く圧迫されるなどのことがあった。
そこで、マットレスの上面に載置されるクッション体としてのベッドパッドを、マットレスに比べて荷重に対し変形し易い構造、つまり柔らかくすることが考えられている。
ペッドパッドをマットレスに比べて柔らかくすれば、利用者が横向きの姿勢で就寝するよな場合、このベッドパッドの柔らかさによって肩の部分が圧迫され難くなるということがある。
しかしながら、ベッドパッド全体を利用者が横向きになったときに肩の部分が圧迫され難い柔らかさにすると、上向きの状態では身体全体、とくに臀部がベッドパッド内に大きく沈んでしまうため、寝返りを打つ際に身体の腰や上半身に力が入らず、横向きになり難いということがある。
しかも、横向きになった状態では肩の部分だけでなく、身体全体がベッドパッド内に沈む。そのため、肩の部分の圧迫度合があまり軽減されなかったり、横を向いた状態で身体が曲がり易くなるなどのことによって、寝心地があまり向上するというものでなかった。
この発明は、利用者が上向きの状態から横向きに寝返りを打つ際、比較的容易に寝返りを打つことができ、しかも横向きの状態では肩の部分が強く圧迫され難いようにしたクッション装置を提供することにある。
この発明は、矩形板状に形成されたクッション体と、このクッション体を被覆した外装地とを有し、
上記クッション体は、長手方向の一端部の幅方向両端部を除く部分を形成した第1のクッション体と、上記長手方向の一端部の幅方向両端部に設けられた第2のクッション体とを有し、
上記第2のクッション体は、上記第1のクッション体よりも荷重に対して変形し易いことを特徴とするクッション装置にある。
上記外装体は、上記第1のクッション体を被覆した第1の袋部と、上記第2のクッション体を被覆するとともに上記第1の袋部と連結された第2の袋部とを有し、この第2の袋部はファスナによって開閉可能に形成されていることが好ましい。
上記第2のクッション体は、伸縮性を有する布地によって形成された収容袋と、この収容袋に収容された粒子状樹脂材とによって形成されていることが好ましい。
上記第1のクッション体には無膜フォームが用いられていることが好ましい。
この発明によれば、第2のクッション体が第1のクッション体よりも荷重に対して変形し易いため、第1のクッション体によって身体が支持された利用者は、比較的横方向に回転し易く、しかも身体を横方向に回転させると、肩の部分によって押圧される第2のクッション体は容易に変形するため、利用者は寝返りが打ち易い。しかも、第2のクッション体は変形し易いため、横向きになった利用者の肩の部分を強く圧迫することがない。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1はこの発明のクッション装置としてのベッドパッド1を示す。図2は平面図、図3はベッドパッドの一部分の拡大断面図である。ベッドパッド1は図1に示すように矩形板状をなしていて、図3に示すようにクッション体2と、このクッション体2を被覆した外装地3とによって形成されている。
上記クッション体2は、ベッドパッド1の長手方向の一端部の幅方向両側部を除く部分を形成する第1のクッション体4と、上記長手方向の一端部の幅方向両側部を形成する第2のクッション体5とからなる。すなわち、利用者がクッション体2上に仰臥したとき、第2のクッション体2は利用者の両肩の部分に位置し、第1のクッション体4の一対の第2のクッション体5の間に位置する部分には利用者の上半身の背骨の部分が位置するようになっている。
図3に示すように、第1のクッション体5は比較的硬質なウレタンフォームなどの弾性材6と、この弾性材6の上下面に設けられたポリエステルなどの樹脂綿7とによって形成されている。上記弾性材6は無膜フォームが採用されている。無膜フォームとは、ポリウレタンフォームの気泡から薄い膜部分を除去し、骨格部分だけを残して通気性、通水性の向上が図られたものである。
上記第2のクッション体5は、第1のクッション体4に比べて荷重に対して変形し易い構造となっている。すなわち、伸縮性及び通気性の高い布地、たとえばニット生地などによって形成された収容袋7と、この収容袋7に収容された、たとえば円形や楕円形などの粒子状樹脂材8とによって形成されている。
それによって、第2のクッション体5は荷重を受けると、その荷重に応じて上記収容袋7が変形しながら内部に収容された粒子状樹脂材8が流動するようになっている。なお、粒子状樹脂材8は発泡ポリスチレンや発泡ネオプレンなどの材料によって形成されている。
上記外装地3は、上記第1のクッション体4を被覆した第1の袋部11と、上記第2のクッション体5を被覆した第2の袋部12とからなる。第1の袋部11と第2の袋部12とは、通気性を備えた綿などの第1の布地13と、パイル地などのように保温性に優れた第2の布地14とを重ね、これらの周縁部を縫合して袋状に形成されている。
第1の袋部11の長手方向の一端部には、一対の第2の袋部12が入り込む一対の凹部16が幅方向両側に開放して形成されている。この凹部16には上記第2の袋部12が図3に示すように幅方向外側に位置する一辺を除く三辺を上記第1の袋部11にテープ17によって縫着して設けられる。
上記第2の袋部12は、上記第1の袋部11の幅方向外側に位置する一辺に設けられたファスナ18によって開閉可能な構造となっている。それによって、粒子状樹脂材8を収容した収容袋7は上記第2の袋部12に出し入れ可能となっている。
上記第2の袋部12の内面には複数の第1の面状ファスナ19が設けられ、上記第2の袋部12の外面には第1の面状ファスナ19に係着する第2の面状ファスナ20が設けられている。したがって、第2の袋部12に収容された第2のクッション体5は、第2の袋部12内でずれ動くことなく保持されるとともに出し入れ可能となっている。
このように構成されたベッドパッド1は、たとえば図示しないベッドのマットレスの上面に敷き、シーツで覆われて使用される。利用者はベッドパッド1上に仰臥する場合、通常は第1のクッション体4によって支持された状態にある。その状態では、利用者の上半身は幅方向両端部に第2のクッション体5が設けられた第1のクッション体4によって支持されている。
第1のクッション体5を形成する弾性材6は比較的硬い材料、つまり第2のクッション体5に比べて荷重に対して変形し難い材料で形成されている。そのため、第1のクッション体5に支持された利用者の身体は大きく沈むことがない。
利用者が仰臥した状態から寝返りを打つ場合、第1のクッション体5に支持された身体は大きく沈んでいないため、身体の、とくに腰や肩の部分に力を入れ易いから、比較的楽に寝返りを打つことができる。
そして、図4に示すように、利用者Uが身体を横方向に回転させてゆくと、肩の部分によって第2のクッション体5が押圧される。第2のクッション体5は第1のクッション体4に比べて、荷重に対して圧縮変形し易い構造となっている。そのため、第2のクッション体5は利用者の肩に押圧されることで大きな反発力を生じることなく変形するため、そのことによっても寝返りが打ち易くなるばかりか、横向きになった利用者の肩の部分が強く圧迫されることもない。
利用者Uが横向きになると、肩の部分が第2のクッション体5を変形させて沈むため、利用者Uの上半身が上方に突き上げられることがない。そのため、横向きの状態であっても、背筋が大きく曲がることのない寝姿勢を保つことができるから、そのことによっても寝心地が向上する。
すなわち、クッション体2の長手方向一端部の幅方向両端部に、第1のクッション体4よりも変形し易い第2のクッション体5を設けたので、利用者が寝返りを打つ際、利用者の肩の部分は第2のクッション体5を変形させながら沈み易い。そのため、利用者は寝返りが打ち易いばかりか、横向きになった状態では肩の部分が圧迫され難いなどのことがある。
第1のクッション体4には無膜フォームからなる弾性材6を用い、上記第2のクッション体5は、通気性及び伸縮性を備えた収容袋7に粒子状樹脂材8を収容して形成されている。そのため、クッション体2は全体として良好な通気性を備えているから、身体が蒸れ難く、それによって細菌の発生による床擦れを防止することができる。
この発明は上記一実施の形態に限定されるものでなく、たとえば第2のクッション体としては粒子状樹脂材に代わり、ゲル物質、低反発ウレタンフォームなどのように、反発力が小さく、荷重に対して変形し易く、さらに復元性のある材料を用いてもよい。
また、この発明では、クッション装置をベッドパッドに適用した場合について説明したが、ベッドパッドだけでなく、マットレスに適用しても差し支えない。
この発明の一実施の形態のベッドパッドを示す斜視図。 同じくベッドパッドの平面図。 ベッドパッドの一部の拡大断面図。 ベッドパッド上で利用者が横向きになった状態の説明図。
符号の説明
2…クッション体、3…外装地、4…第1のクッション体、5…第2のクッション体、6…弾性材、7…収容袋、8…粒子状樹脂材、11…第1の袋部、12…第2の袋部。

Claims (4)

  1. 矩形板状に形成されたクッション体と、このクッション体を被覆した外装地とを有し、
    上記クッション体は、長手方向の一端部の幅方向両端部を除く部分を形成した第1のクッション体と、上記長手方向の一端部の幅方向両端部に設けられた第2のクッション体とを有し、
    上記第2のクッション体は、上記第1のクッション体よりも荷重に対して変形し易いことを特徴とするクッション装置。
  2. 上記外装体は、上記第1のクッション体を被覆した第1の袋部と、上記第2のクッション体を被覆するとともに上記第1の袋部と連結された第2の袋部とを有し、この第2の袋部はファスナによって開閉可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載のクッション装置。
  3. 上記第2のクッション体は、伸縮性を有する布地によって形成された収容袋と、この収容袋に収容された粒子状樹脂材とによって形成されていることを特徴とする請求項2記載のクッション装置。
  4. 上記第1のクッション体には無膜フォームが用いられていることを特徴とする請求項1記載のクッション装置。
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