JP5291776B2 - 寝具類の高さ調整具および高さ調整具を備えた寝具類 - Google Patents
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Description
ところで、人は就眠中、幾度となく寝返りして寝姿勢を変えるが、そのような寝姿勢においても、寝姿勢に応じて枕の高さを変える必要がある。
例えば、流体を注入自在な枕とマットを設け、前記枕をチュ−ブを介して流体を給排可能なポンプ手段に接続し、前記マットを上半身の真下に敷設し、該マットをチュ−ブを介して圧力センサユニットに接続し、該圧力センサユニットの圧力検出信号に応じて流体を枕に給排し、寝姿勢によって身体から受けるマットの圧力によって、仰向け寝の場合は枕の高さを低めにし、横向き寝の場合は枕の高さを高めに調整するようにした枕装置がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この枕は比較的硬く成形されているため、仰向け寝から首を横向きに倒し辛く、寝返りし辛い上に寝返りに必要以上に大きな労力を要し、かつその際首に大きな負担が掛かって、快適な睡眠を得られないという問題があった。
請求項3の発明は、流体またはゲルを二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入し、中空室の押圧時に内部の流体またはゲルの確実かつ速やかな移動を促すようにしている。
請求項4の発明は、他方の中空室の一側を側方へ突出し、該突出部上に使用者の部位を載置可能にし、例えば仰向け寝時に前記突出部上に使用者の頭部の一部を載置し、仰向け寝から横向け寝に寝返りする際、頭部を円滑に移動し、寝返り時の負担を軽減するようにしている。
請求項6の発明は、二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にし、二つの弾性袋体上での使用者の寝姿勢に対応させている。
請求項7の発明は、二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの弾性袋体をシート状のシ−ル部で一体的に接続し、二つの弾性袋体をシ−ル部によって一体的に接続し、弾性袋体を分離構成したものに比べて部品点数を低減し、これを簡便に使用し得るようにしている。
請求項8の発明は、二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの間に流体またはゲルを注入可能な中空室を配置し、該中空室を介し前記二つの弾性袋体を一体的に接続し、二つの弾性袋体を中間位置の中空室によって一体的に接続し、弾性袋体を分離構成したものに比べて部品点数を低減し、これを簡便に使用し得るとともに、前記中空室に載置パッドの機能を付与し、または載置パッドの機能を補完させるようにしている。
請求項10の発明は、一または複数の弾性袋体を収納可能な一または複数のポケットを有するカバ−を設け、該カバーの内部に前記載置パッドを収納可能に設け、該載置パッドと前記弾性袋体の一部を重合して配置し、カバーの内部に載置パッドと弾性袋体を合理的に配置し、それらの高さ位置を合理的に形成し得るようにしている。
請求項11の発明は、カバーの内部に前記載置パッドを収納するとともに、前記カバーに設けた複数のポケットに弾性袋体を収納し、該弾性袋体の一部を前記載置パッドの直下に重合して配置し、該載置パッドから突出した弾性袋体の端部を前記カバーの内部に配置し、弾性袋体の端部を保護するようにしている。
請求項12の発明は、前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団であり、多様な寝具類に適用可能にしている。
請求項15の発明は、前記流体またはゲルを前記二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入し、中空室の押圧時に内部の流体またはゲルの確実かつ速やかな移動を促し、載置パッドの高さ調整を能率良く行なうようにしている。
請求項16の発明は、二つの弾性袋体を離間して配置し、それらの他方の中空室上に亘って載置パッドを重合配置し、かつそれらの一方の中空室を前記載置パッドから突出して配置し、二つの弾性袋体を離間して配置することによって、使用者による二つの中空室の押圧とその内部の流体またはゲルの移動に対応させ、二つの弾性袋体上での使用者の寝姿勢に対応させている。
請求項17の発明は、二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にし、二つの弾性袋体上での使用者の寝姿勢に対応させている。
請求項19の発明は、前記カバ−上に一または複数の弾性袋体に亘って載置パッドを配置し、弾性袋体の上下位置変位に載置パッドを同動させ、載置パッド上の使用者の特定部位の高さを調整し得るから、例えば敷布団の使用に好適である。
請求項20の発明は、前記カバ−の内部に、載置パッドから突出した弾性袋体の端部を配置し、弾性袋体の端部を保護するようにしている。
請求項21の発明は、横向き寝姿勢時の載置パッドの高さを、仰向け寝姿勢時の載置パッドの高さよりも高く調整可能にし、横向き寝姿勢時に頭部側を載置パッドで支持するようにして肩部の負担を軽減し、肩部の圧迫を回避して快適な睡眠を得られるようにしている。
請求項22の発明は、前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団であり、多様な寝具類への適用を実現可能にしている。
請求項3の発明は、流体またはゲルを二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入したから、中空室の押圧時に内部の流体またはゲルの確実かつ速やかな移動を促すことができる。
請求項4の発明は、前記他方の中空室の一側を側方へ突出し、該突出部上に使用者の部位を載置可能にしたから、例えば仰向け寝時に前記突出部上に使用者の頭部の一部を載置し、仰向け寝から横向け寝に寝返りする際、頭部を円滑に移動し、寝返り時の負担を軽減することができる。
請求項6の発明は、二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にしたから、二つの弾性袋体上での使用者の寝姿勢に対応させることができる。
請求項7の発明は、二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの弾性袋体をシート状のシ−ル部で一体的に接続したから、二つの弾性袋体をシ−ル部によって一体的に接続し、弾性袋体を分離構成したものに比べて部品点数を低減し、これを簡便に使用することができる。
請求項8の発明は、二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの間に流体またはゲルを注入可能な中空室を配置し、該中空室を介し前記二つの弾性袋体を一体的に接続したから、二つの弾性袋体を中間位置の中空室によって一体的に接続し、弾性袋体を分離構成したものに比べて部品点数を低減し、これを簡便に使用し得るとともに、前記中空室に載置パッドの機能を付与し、または載置パッドの機能を補完させることができる。
請求項10の発明は、一または複数の弾性袋体を収納可能な一または複数のポケットを有するカバーを設け、該カバーの内部に前記載置パッドを収納可能に設け、該載置パッドと前記弾性袋体の一部を重合して配置したから、カバーの内部に載置パッドと弾性袋体を合理的に配置し、それらの高さ位置を合理的に形成することができる。
請求項11の発明は、カバーの内部に前記載置パッドを収納するとともに、前記カバーに設けた複数のポケットに弾性袋体を収納し、該弾性袋体の一部を前記載置パッドの直下に重合して配置し、該載置パッドから突出した弾性袋体の端部を前記カバーの内部に配置したから、弾性袋体の端部を保護することができる。
請求項12の発明は、前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団であるから、多様な寝具類に適用することができる。
請求項15の発明は、流体またはゲルを前記二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入したから、中空室の押圧時における内部の流体またはゲルの確実かつ速やかな移動を促し、載置パッドの高さ調整を能率良く行なうことができる。
請求項17の発明は、二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にしたから、二つの弾性袋体上での使用者の寝姿勢に対応させることができる。
請求項19の発明は、カバ−上に一または複数の弾性袋体に亘って載置パッドを配置したから、弾性袋体の上下位置変位に載置パッドを同動させ、載置パッド上の使用者の特定部位の高さを調整し得るから、例えば敷布団の使用に好適な効果がある。
請求項21の発明は、横向き寝姿勢時の載置パッドの高さを、仰向け寝姿勢時の載置パッドの高さよりも高く調整可能にしたから、横向き寝姿勢時に頭部側を載置パッドで支持するようにして肩部の負担を軽減し、肩部の圧迫を回避して快適な睡眠を得られる効果がある。
請求項22の発明は、前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団であるから、多様な寝具類への適用を実現することができる。
前記頭載せ部4の一側に凹状に湾曲した切欠部5が形成され、該切欠部5の両側に舌片状の肩当て部6,6が突設されている。
前記頭載せ部4は、頭部3の載置前は中央部が若干凹状に形成され、仰向け寝時には前記中央部に頭部3が載置されて更に凹状に押圧され、その両側が後述の弾性袋体の拡張によって若干押し上げられ、結果的に前記中央部が頭部3の載置前よりも深い凹状に形成されている。
このうち、枕カバ−8は、綿またはポリエステル等の生地を逢着して平面略逆U字形の袋状に形成され、その裏面の上部に開口部11が横方向に設けられている。
前記開口部11の開口縁部にスライドファスナ−12が開閉可能に設けられ、前記開口部11から枕本体9を出し入れ可能にしている。
図中、15は枕本体9の中央の区画室の中間部に設けた逢着部で、内部の詰物14の横方向への移動を防止し、安定した頭部3の載置状態を確保させており、16,16は枕本体9の一側の両側に僅かに突出した張出部である。
前記ポケット18,18の外側に開口部19,19が縦方向に設けられ、該開口縁部にスライドファスナ−20が開閉可能に設けられ、前記開口部19,19から前記弾性袋体10,10を出し入れ可能にしている。
実施形態では、前記空気を弾性袋体10の全内容積の20〜80%に注入し、中空室22,23の容積変動を確実かつ速やかに形成可能にしており、可及的には前記内容積の40〜60%が望ましい。
すなわち、仰向け寝時には突出部10a上に頭部3の一部を載置し、仰向け寝から横向け寝へ寝返りする際、頭部3を円滑に移動し、寝返りの労力を軽減するようにしている。
また、前記弾性袋体10の中間部に、前記シ−トを溶着した横長矩形のシール部21が設けられ、該シール部21を介して弾性袋体10内を二つの中空室22,23に区画し、これらを流路断面積が小さな小通路24を介して連通し、弾性袋体10内に注入した空気を中空室22,23相互に移動可能にしている。
前記中空室22の内部は単一の室に形成され、肩部7による押圧力を一様かつ速やかに作用可能にしている。
前記仕切壁25〜27の一端部は切り欠かれ、該切欠部25a〜27aによって各室が連通可能にされている。
前記中空室23の一側に空気を注入可能な短小なチュ−ブ(図示略)が埋設され、該チュ−ブの開口部に止栓28を装着して閉塞し、充填した空気の漏洩を防止可能にしている
また、枕本体9に重合して配置する他方の中空室23を、小通路24を介して中空室22に連通し、該中空室23を複数の仕切壁25〜27を介して縦長の4室に区画し、この各室を切欠部25a〜27aによって連通可能にする。
したがって、従来の袋体のように空気を給排するチュ−ブや開閉弁または逆止弁、およびその弁制御機構を要することがなく、構成が簡単で安価に製作できる。
また、実施形態では弾性袋体10の全内容積の20〜80%、可及的には40〜60%に空気を注入し、睡眠時における使用者Pの部位による押圧によって、中空室22,23の容積変動を確実かつ緩やかに形成可能にしている。
この場合、前記弾性袋体10は比較的少量の空気を充填し、扁平でコンパクトかつ柔軟性を有するから、ポケット8に容易かつ速やかに収納でき、収納後はポケット8内で左右の移動を拘束されるとともに、厚さ方向に裕度を持って収納され、緊張時の容積変化に速やかに対応し得る。
前記枕カバ−8は、綿またはポリエステル等の生地を逢着して平面略逆U字形の袋状に形成し、その裏面の上部横方向に枕本体9を収納する開口部11を設け、該枕本体9の収納スペ−スの裏面側に仕切片(図示略)を介して、平面略逆L字形状のポケット18,18を離間して両側に設ける。
このように枕カバ−8と枕本体9は、構成が簡単で複雑な加工を要しないから、これを容易かつ安価に製作できる。
こうして組立てた枕1を使用する場合は、例えば敷布団29またはマットレス上の一側端部に弾性袋体10,10を下向きにして、前記枕1を設置する。
また、枕1の両側の肩当て部6,6側は、図1のように枕本体9が存在しないから、弾性袋体10と枕本体9の端部に段差が形成され、この上部の枕カバ−8との間に空隙部31が形成される。
したがって、枕本体9,9の押し上げ量は僅少であり、この変位は弾性袋体10が存在しない中央の枕本体9に影響しないから、該中央の枕本体9上の頭部3の高さhは、図10のように低位置に維持される。
このため、前記弾性袋体10の端部の中空室22が押圧され、該中空室22内の空気が押し出されて小通路24側へ移動し、仕切壁25〜27の各切欠部25a〜27aを経て蛇行しながら各室に順次移動し、各室を順次拡張して直上の枕本体9を押し上げる。
したがって、枕本体9上の頭部3がゆっくりかつ緩やかに上昇し、空気の急激な移動による頭部3の急上昇と、その際の不快感、並びに頸部31の衝撃を防止する。
しかも、この高さ調整には従来のように逆止弁や開閉弁の作用を経ることなく円滑かつ速やかに行なわれるから、頸部31が略水平に保持されて快適な睡眠を得られる。
そして、両方の肩部7,7が両側の枕本体9ないし弾性袋体10の端部上に移動し、これらに使用者Pの上半身の重量が分散して作用し、前述の片側の肩部7による枕本体9ないし弾性袋体10の端部に対する集中的な押圧力の作用を解除する。
この場合、下側の肩部7は空隙部31を押圧しながら、押圧した弾性袋体10の一端部を移動し、その移動時の高低差は僅少であるから、寝返りに要する労力が軽減され、寝返り時の頸部30の負担を軽減する。
このうち、図15は高さ調整具である弾性袋体10の第2の実施形態を示し、この実施形態は弾性袋体10の一方の中空室23に複数の仕切壁25〜27を横方向に形成し、その一端に切欠部25a〜27aを設け、各室を連通するとともに、横向きに寝返りした際、中空室22を肩部7で押圧し、内部の空気を下方から順次上方へ移動して拡張し、頭部3を緩やかに押し上げ変位させるようにしている。
したがって、寝返り時における押圧力を各層に均一に作用させ、中空室23の各層を精密かつ僅かに変位させることによって、使用者Pの重量の軽重に係りなく、枕1の高さを容易かつ精密に調整するようにしている。
したがって、この場合は枕カバ−8の裏面に単一かつ横長のポケット18を設け、該ポケット18の開口部にスライドファスナ−を設けて、一体的に構成した弾性袋体10を収納するようにしている。
この場合、空気充填後の中空室39の高さは、同様な両側の中空室23,23よりも低く形成する。
この実施形態は、横長矩形の枕カバ−8の裏面に左右一対のポケット18,18を設け、該ポケット18に弾性袋体10を個別に収納し、その中空室23,23の直上に既設または汎用の横長矩形の枕本体9を重合して配置し、中空室22,22の一部を枕本体9から突出して配置し、前記肩当て部6を突設しない既設または汎用の枕カバ−8に適用可能にし、構成の簡潔化と容易かつ安価な製作を図るようにしている。
すなわち、この実施形態は敷布団29の内部、つまり敷布団29の袋状のカバ−である被覆生地38の適宜位置に、左右一対のポケット39,39を離間して設け、該ポケット39,39に、二つの弾性袋体10,10を個別に収納する。
このようにすると、前記敷布団29の一端部側は、中空室22,23による二つの緩やかな凸部が離間して連なる凸凹状に形成される。
このように枕1を配置することによって、使用前の枕1は両側が高く中央部が低く形成される。
この状況は図28のようで、弾性袋体10,10に使用者Pの負荷が分散して作用するため、空気の移動は僅少で中空室23,23は然程拡張せず、図示のように頭部3が低位置に置かれ、枕1の中央部と両側部との高さの差は僅少である。
したがって、この場合は前述のように肩部7の圧迫を免れる。
また、前記仰向けの寝からの寝返り時は、枕1の中央部と両側部との高さの差が僅少であるから、寝返りに要する労力の負担が軽減され、容易かつ自然な寝返りを促す。
こうしてポケット39に弾性袋体10を収納すると、敷布団29の一端部側は、中空室22,23による二つの緩やかな凸部が離間して連なる凸凹状に形成され、この後の仰向け寝や寝返り後の横向き寝の状況は前記寝具類の第4の実施形態と同様である。
このようにすれば各弾性袋体10を適宜位置に移動し、使用者Pの所望の部位に位置付けられる。
3 部位(頭部)
7 部位(肩部)
8 カバ−(枕カバ−)
9 載置パッド(枕本体)
10a 突出部
18,39 ポケット
21,37 シール部
22 中空室
23 中空室
29 寝具類(敷布団)
34 仕切壁
38 カバ−(被覆カバ−)
H 枕の高さ(横向き寝姿勢時)
P 使用者
Claims (22)
- 流体を注入可能な弾性袋体を寝具類の載置パッドに重合して配置し、該弾性袋体上に使用者の部位を接触して弾性袋体を押圧かつ拡張可能に設け、前記弾性袋体に接触する使用者の部位を高さ調整可能にした寝具類の高さ調整具において、前記弾性袋体の内部を互いに連通可能な二つの中空室に区画し、該二つの中空室に流体またはゲルを移動可能に調量して注入し、前記一方の中空室を単一の室に形成し、他方の中空室を互いに連通可能な一または複数の室に区画し、前記二つの中空室上に使用者の異なる部位を接触し、かつこれらの中空室を押圧可能に設け、前記一方の中空室の押圧を介し内部の流体またはゲルを他方の中空室に移動し、該他方の中空室の高さを高位置に調整可能にしたことを特徴とする寝具類の高さ調整具。
- 前記弾性袋体を載置パッドの直下に重合して配置し、前記一方の中空室を前記載置パッドから突出して配置し、該突出した中空室の一部に使用者の部位を接触し、かつ該中空室を押圧可能に設け、前記一方の中空室内部の流体またはゲルを他方の中空室に移動可能に設けた請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記流体またはゲルを二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入した請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記他方の中空室の一側を側方へ突出し、該突出部上に使用者の部位を載置可能にした請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 二つの弾性袋体を離間して配置し、それらの他方の中空室上に亘って載置パッドを重合配置し、かつそれらの一方の中空室を前記載置パッドから突出して配置した請求項2記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にした請求項5記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの弾性袋体をシート状のシール部で一体的に接続した請求項5または6記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記二つの弾性袋体を離間して配置し、これらの間に流体またはゲルを注入可能な中空室を配置し、該中空室を介し前記二つの弾性袋体を一体的に接続した請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 複数の弾性袋体を積層して構成し、各層の弾性袋体内の流体またはゲルを二つの中空室に相互に移動可能にした請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 一または複数の弾性袋体を収納可能な一または複数のポケットを有するカバ−を設け、該カバ−の内部に前記載置パッドを収納可能に設け、該載置パッドと前記弾性袋体の一部を重合して配置した請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記カバ−の内部に前記載置パッドを収納するとともに、前記カバ−に設けた複数のポケットに弾性袋体を収納し、該弾性袋体の一部を前記載置パッドの直下に重合して配置し、該載置パッドから突出した弾性袋体の端部を前記カバーの内部に配置した請求項10記載の寝具類の高さ調整具。
- 前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団である請求項1記載の寝具類の高さ調整具。
- 流体を注入した弾性袋体を載置パッドに重合して配置し、前記弾性袋体上に使用者の部位を接触して弾性袋体を押圧かつ拡張可能に設け、弾性袋体に接触する使用者の部位を高さ調整可能にした高さ調整具を備えた寝具類において、前記弾性袋体の内部を互いに連通可能な二つの中空室に区画し、該二つの中空室に流体またはゲルを移動可能に調量して注入し、前記一方の中空室を単一の室に形成し、他方の中空室を互いに連通可能な一または複数の室に区画し、前記二つの中空室上に使用者の異なる部位を接触し、かつこれらの中空室を押圧可能に設け、前記一方の中空室の押圧を介し内部の流体またはゲルを他方の中空室に移動し、該他方の中空室の高さを高位置に調整可能に設け、前記弾性袋体の一または複数をカバ−の内部に配置したことを特徴とする高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記弾性袋体の直上に載置パッドを重合して配置し、前記一方の中空室を前記載置パッドから突出して配置し、該突出した中空室の一部に使用者の部位を接触し、かつ該中空室を押圧可能に設け、前記一方の中空室内部の流体またはゲルを他方の中空室に移動可能に設けた請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記流体またはゲルを前記二つの中空室の拡張時容積の20〜80%に注入した請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 二つの弾性袋体を離間して配置し、それらの他方の中空室上に亘って載置パッドを重合配置し、かつそれらの一方の中空室を前記載置パッドから突出して配置した請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記二つの弾性袋体の間の載置パッド上に使用者の頭部を載置し、前記一方の中空室の突出部の直上に使用者の肩部を載置可能にした請求項16記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記カバ−に一または複数の弾性袋体を収納可能な一または複数のポケットを設けるとともに、前記カバ−の内部に載置パッドを収納可能に設け、該載置パッドと前記弾性袋体の一部を重合して配置した請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記カバ−上に一または複数の弾性袋体に亘って載置パッドを配置した請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記カバ−の内部に、載置パッドから突出した弾性袋体の端部を配置した請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 横向き寝姿勢時の載置パッドの高さを、仰向け寝姿勢時の載置パッドの高さよりも高く調整可能にした請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
- 前記寝具類は、枕または敷布団、クッション若しくは座布団である請求項13記載の高さ調整具を備えた寝具類。
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