JP2005253249A - ブレーキ内蔵アウターローター構造の埋込磁石形同期電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクスルとタイヤ間に組込むホイールインモータは、電動機が駆動輪そのものであるので、動力伝達系の損失がない利点があるが、アクスルに電動機の固定子を、タイヤホイールまたは、ブレーキドラムに電動機の回転子を直接取付けた構成にしているので、電動機が故障しロックした場合には負荷になる。
【解決手段】タイヤホイールまたは、ブレーキドラムと電動機の回転子ハウジングとの間にクラッチ機構を構成して、電動機の故障時にはタイヤホイールまたは、ブレーキドラムと回転子ハウジングの結機構を構成して、電動機の故障時にはタイヤホイールまたは、ブレーキドラムと回転子ハウジングの結合を切り離すことにより負荷を分断する。
【選択図】図1
【解決手段】タイヤホイールまたは、ブレーキドラムと電動機の回転子ハウジングとの間にクラッチ機構を構成して、電動機の故障時にはタイヤホイールまたは、ブレーキドラムと回転子ハウジングの結機構を構成して、電動機の故障時にはタイヤホイールまたは、ブレーキドラムと回転子ハウジングの結合を切り離すことにより負荷を分断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動機により走行運転される電気自動車における駆動電動機に関するものである。
従来の電気自動車においては、電動機1台でトランスミッション、デファレンシャルギヤを介してトルクを配分してタイヤを駆動する方式、電動機の出力を遊星ギヤ等の減速ギヤを介してタイヤを駆動するホイールインモータ方式、アクスルとタイヤ間に電動機を組込みタイヤを直接駆動するホイールインモータ方式等がある。
特開2002−247713号公報第1図
株式会社 明電舎 「明電時報 2001年 No.3」 p11第2図
従来の電気自動車にあっては、電動機1台でトランスミッション、デファレンシャルギャを介してトルクを分配してタイヤを駆動する方式では、デファレンシャルギヤ等の動力伝達系での損失が大きく駆動効率を悪くしている。また、遊星ギヤ等の減速ギヤと電動機を組合せタイヤを直接駆動するホイールインモータを悪くしている。また、遊星ギヤ等の減速ギヤと電動機を組合せタイヤを直接駆動するホイールインモータ方式も駆動効率を悪くする駆動系の損失が存在する。
アクスルとタイヤ間に電動機を組込みタイヤを直接駆動するホイールインモータの場合は、電動機が駆動輪そのものであるので動力伝達系の損失がない利点があるが、アクスルに電動機の固定子を、タイヤホイールまたはブレーキドラム等に電動機の回転子を取付けることにより電動機が構成されているので電動機が故障しロックした場合には負荷になる等の問題が発生する点である。
アクスルとタイヤ間に電動機を組込みタイヤを直接駆動するホイールインモータの場合は、電動機が駆動輪そのものであるので動力伝達系の損失がない利点があるが、アクスルに電動機の固定子を、タイヤホイールまたはブレーキドラム等に電動機の回転子を取付けることにより電動機が構成されているので電動機が故障しロックした場合には負荷になる等の問題が発生する点である。
本発明は、タイヤホイールまたはブレーキドラムと結合される電動機の回転子ハウジングとの間にクラッチ機能を構成して、電動機の故障時等にはブレーキドラムと回転子ハウジングの結合を切り離すことにより相互の回転力を分断することができることを特徴とする。
本発明のクラッチ機能を有する電動機は、ブレーキドラムと回転子ハウジングの結合を切り離すことにより相互の回転力を分断することができるので、電動機が故障しロックした時に起きる走行抵抗の増加を防ぐことができる。また、過負荷の場合には結合を切り離すことにより過負荷による電動機の焼損をも防ぐことができる等の利点がある。
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する
図1 において、ブレーキユニット1 は固定子ハウジング2 と共にアクスル(固定側 軸)3 にボルトにより締結されている。尚、固定子ハウジング2 には固定子4 が組付けられている。アクスル(回転側 ハブ)5 にはブレーキドラム6 がボルトにより締結されている。さらに、ブレーキドラム6には回転子7 を組込んだ回転子ハウジング8 がクラッチ機構を構成するエンバン9、テーパーリング10、スプリング11 と共にボルトにより結合されている。アクスル(回転側 ハブ)5 にはタイヤホイール12 が組付けられる。固定子ハウジング2 と回転子ハウジング8 には、それぞれブラケット13 と回転子カバ14 がボルトにより組付けられている。さらに、ブラケット13 と回転子カバ14 との間には防塵、防水対策用としてのオイルシール15 が組込まれている
図1 において、ブレーキユニット1 は固定子ハウジング2 と共にアクスル(固定側 軸)3 にボルトにより締結されている。尚、固定子ハウジング2 には固定子4 が組付けられている。アクスル(回転側 ハブ)5 にはブレーキドラム6 がボルトにより締結されている。さらに、ブレーキドラム6には回転子7 を組込んだ回転子ハウジング8 がクラッチ機構を構成するエンバン9、テーパーリング10、スプリング11 と共にボルトにより結合されている。アクスル(回転側 ハブ)5 にはタイヤホイール12 が組付けられる。固定子ハウジング2 と回転子ハウジング8 には、それぞれブラケット13 と回転子カバ14 がボルトにより組付けられている。さらに、ブラケット13 と回転子カバ14 との間には防塵、防水対策用としてのオイルシール15 が組込まれている
電動機の発生するトルクは、回転子7 を組込んだ回転子ハウジング8 の内周部に形成されているテーパーとテーパーリング10 の外周部に形成されているテーパーとの嵌合部の面圧により保持されて、テーパーリング10 に伝えられる。尚、テーパー嵌合部の面圧はブレーキドラム6 とテーパーリング10 との間に挿入取付けるスプリング11 のバネ力により発生する。
テーパーリング10 に伝えられたトルクは、図2 にて示すテーパーリング10 とエンバン9 との合わせ面のそれぞれに形成された、両側がテーパーとなっている複数個の凹凸の嵌合部によりエンバン9 に伝えられる。
エンバン9 に伝えられたトルクは、図3 にて示すエンバン9 の内周部とブレーキドラム6 の外周部との嵌合部に形成されたスプライン形状あるいは歯形形状等の結合により確実にブレーキドラムに伝える。よって、エンバン9 とブレーキドラム6 を結合しているボルトには、トルクを掛けることなくスプリング11 のバネ力のみを保持する構造となっている。
ブレーキドラム6 に伝えられたトルクは、アクスル(回転側 ハブ)5 をかいしてタイヤホイール12 に伝えられてタイヤを回転させる
以上説明したように構成されているので、電動機が故障してロックし過大な負荷となった場合テーパーリング10 がずれてスプリング11 のバネ力以上のスラスト力が掛かった時にはエンバン9 とテーパーリング10 の合わせ面の凹凸形状の嵌合部が外れる。すなわちテーパーリング10 がスラスト方向に移動する。テーパーリング10 が移動することにより回転子ハウジング8 とテーパーリング10 とのテーパー嵌合部が離れ保持力が無くなり回転力を分断する。また、タイヤ側に過大な負荷が掛かった場合も同様に回転力を分断することが出来る。すなわち相互の回転力を分断するクラッチ機構を構成しているのである。
以上、図を示して説明した実施例は電気自動車に適用した場合であるが、タイヤ駆動の新交通システム、荷役システム等への適用や、タイヤの替わりに鉄輪を用いた軌道上を走行する路面電車、レールバス等へも適用可能であることは云うまでもない。
1 ブレーキユニット
2 固定子ハウジング
3 アクスル(固定側 軸)
4 固定子
5 アクスル(回転側 ハブ)
6 ブレーキドラム
7 回転子
8 回転子ハウジング
9 エンバン
10 テーパーリング
11 スプリング
12 タイヤホイール
13 ブラケット
14 回転子カバ
15 オイルシール
2 固定子ハウジング
3 アクスル(固定側 軸)
4 固定子
5 アクスル(回転側 ハブ)
6 ブレーキドラム
7 回転子
8 回転子ハウジング
9 エンバン
10 テーパーリング
11 スプリング
12 タイヤホイール
13 ブラケット
14 回転子カバ
15 オイルシール
Claims (1)
- ブレーキドラムと回転子ハウジング間にクラッチ機能を備え、ブレーキドラムと回転子ハウジング相互の回転力を切り離すことが出来ることを特徴とするドラムブレーキを内蔵した、アウターローター構造の押込磁石形同期電動機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063338A JP2005253249A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | ブレーキ内蔵アウターローター構造の埋込磁石形同期電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063338A JP2005253249A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | ブレーキ内蔵アウターローター構造の埋込磁石形同期電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005253249A true JP2005253249A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35033199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004063338A Pending JP2005253249A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | ブレーキ内蔵アウターローター構造の埋込磁石形同期電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005253249A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017024459A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 株式会社ミツバ | 電動アシスト車輪ユニット、およびそれを備えた手押し移動体 |
CN107482844A (zh) * | 2017-08-10 | 2017-12-15 | 临汾市汇友创电子科技有限公司 | 一种双向无磁阻直流电机 |
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US20220297529A1 (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | In-wheel motor |
-
2004
- 2004-03-08 JP JP2004063338A patent/JP2005253249A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7244076B2 (ja) | 2019-07-05 | 2023-03-22 | コアレスモータ株式会社 | ホイールインモータの過負荷保護装置 |
US20220297529A1 (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | In-wheel motor |
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