JP2005252002A - 半導体集積回路の自動設計方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マクロセルの配置の変更に伴う設計の修正に必要な時間の増大を抑制することができる半導体集積回路の自動設計方法を提供する。
【解決手段】 電源配線部が半導体チップ領域上に電源配線を配置し、電源配線の配置情報を電源配線配置領域に格納するステップと、回路配置部が半導体チップ領域上に複数のマクロセルを配置し、複数のマクロセルの配置情報を回路配置情報領域に格納するステップと、回路配置部が複数のマクロセルの配置変更を行いながら半導体チップ領域上に複数の論理セル及びセル間配線の配置を行って回路配置を行い、回路配置の情報を回路配置情報領域に格納するステップと、回路配置の評価結果に基づき前期回路配置部が回路配置を変更した後、回路接続部が複数のマクロセルと電源配線を接続するステップとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路の自動設計方法に関する。
従来用いられてきた半導体集積回路の自動設計方法では、先ず仮想的な半導体チップ領域上にマクロセルを配置し、次に半導体チップ領域全面に電源配線の配置を行う。そして、この段階でマクロセルと電源配線の接続情報を作成し、マクロセルと電源配線を接続するビアの配置等を行う。その後、論理セルの配置、クロック配線の配置、信号配線の配置等を行う。そして、クロックスキューやタイミングのばらつき、隣接配線間のクロストークの発生、電源配線の抵抗による半導体チップ内での電源電位降下(以下において、「IRドロップ」という。)等による半導体集積回路の特性への影響の検討を行う。
半導体集積回路が所望の特性を満足しないと判断された場合、マクロセルの配置変更等の設計のやり直しが行われる。しかし、マクロセルが移動された領域に電源配線がない場合や、マクロセルの動作に必要な電流を供給するには電源配線が足りない場合がある。逆に、移動後のマクロセルの位置と重なる電源配線が発生する場合がある。そのため、マクロセルの配置の変更が必要な場合は、先ず電源配線を削除し、マクロセルの再配置後に電源配線からやり直す(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、特許文献1で提案された設計方法では、設計途中でマクロセルの配置の変更が必要になった場合、設計フローの初期段階まで戻り、電源配線及び電源配線とマクロセルとの接続の削除、追加が必要となり、多くの修正時間と作業が必要である。
特開2000−21988号公報
本発明は、マクロセルの配置の変更に伴う設計の修正に必要な時間の増大を抑制することができる半導体集積回路の自動設計方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、(イ)電源配線部が半導体チップ領域上に電源配線を配置し、電源配線の配置情報を電源配線配置領域に格納するステップと、(ロ)回路配置部が半導体チップ領域上に複数のマクロセルを配置し、複数のマクロセルの配置情報を回路配置情報領域に格納するステップと、(ハ)回路配置部が複数のマクロセルの配置変更を行いながら半導体チップ領域上に複数の論理セル及びセル間配線の配置を行って回路配置を行い、回路配置の情報を回路配置情報領域に格納するステップと、(ニ)回路配置の評価結果に基づき前期回路配置部が回路配置を変更した後、回路接続部が複数のマクロセルと電源配線を接続するステップとを含む半導体集積回路の自動設計方法であることを要旨とする。
本発明によれば、マクロセルの配置の変更に伴う設計の修正に必要な時間の増大を抑制することができる半導体集積回路の自動設計方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の第1乃至第3の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
又、以下に示す第1乃至第3の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法は、例えば図2に示す設計装置によって実行することが可能である。そのため、図1の自動設計方法を説明する前に、図2に示す設計装置を説明する。
図2に示す設計装置は、中央演算処理装置(CPU)10と、記憶装置20と、入力装置30及び出力装置40を備える。更に、CPU10は、電源配線部110、回路配置部120、評価部130、回路接続部140及び配置情報抽出部150を備える。
電源配線部110は半導体チップ領域上に電源配線を配置し、電源配線の配置情報を作成する。回路配置部120は、電源配線部110により電源配線が配置された半導体チップ領域上に回路配置を行い、回路配置情報を作成する。更に、回路配置部120は、マクロセルを配置するマクロセル配置部121、論理セルを配置する論理セル配置部122、クロック配線を配置するクロック配線部123及び信号配線を配置する信号配線部124を備える。以下において、クロック配線及び信号配線を「セル間配線」という。
評価部130は、回路配置部120によって配置される回路が所望の特性を満足するかを評価する。評価部130は、回路内のクロックやタイミングのばらつき等を評価するタイミング評価部131、配線間のクロストークの影響を評価するクロストーク評価部132を備える。
回路接続部140は、電源配線とマクロセル等の回路素子との接続や、設計対象となる半導体集積回路の動作に不要な電源配線の削除を行い、半導体集積回路の設計情報を作成する。
配置情報抽出部150は、電源配線部110が作成する電源配線の配置情報や回路配置部120が作成する回路配置情報から、電源配線やマクロセル、論理セル、セル間配線等の配置情報や、配置された電源配線やマクロセル、論理セル、セル間配線の接続情報等を抽出する。
又、記憶装置20は、回路情報領域201、評価条件領域202、セル情報領域203、電源配線配置領域211、回路配置情報領域212、設計情報領域213、抽出情報領域214を備える。
回路情報領域201には、図2に示した設計装置によって配置を行う半導体集積回路の論理情報や接続情報等の回路情報が格納される。評価条件領域202には、評価部130が行う評価の判定基準が格納される。セル情報領域203には、複数のマクロセルの情報や論理セルの情報等が格納される。電源配線配置領域211には、電源配線部110によって配置された電源配線の配置情報が格納される。回路配置情報領域212には、回路配置部120によって配置された回路配置情報が格納される。設計情報領域213には、回路接続部140が作成する設計情報が格納される。抽出情報領域214には、配置情報抽出部150が抽出する配置情報や接続情報が格納される。
更に、入力装置30を介して、図2に示した設計装置によって設計対象となる半導体集積回路の回路情報等が読み込まれて、記憶装置20に格納される。入力装置30はキーボード、マウス、ライトペン又はフレキシブルディスク装置などで構成される。
又、出力装置40としては、設計結果を表示するディスプレイやプリンタ、或いはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存する記録装置等が使用可能である。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、例えばコンピュータの外部メモリ装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどの電子データを記録することができるような媒体などを意味する。具体的には、フレキシブルディスク、CD−ROM、MOディスク、カセットテープ、オープンリールテープなどが「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」に含まれる。
次に、図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法を、図2に示す設計装置及び図3〜図6を用いて例示的に説明する。
(イ)先ず、図1に示すステップS101において、図2に示す入力装置30を介して、設計対象となる半導体集積回路の回路情報が入力され、回路情報領域201に格納される。又、半導体集積回路の特性評価の基準となる評価条件及び半導体集積回路に使用される複数のマクロセル情報が、それぞれ評価条件領域202及びセル情報領域203に格納される。なお、半導体集積回路の特性評価の基準となる評価条件及び半導体集積回路に使用される複数のマクロセル情報は、予め評価条件領域202及びセル情報領域203にそれぞれ格納されていてもよい。
(ロ)次に、ステップS102において、電源配線部110によって、図3に示すように半導体チップ領域50上の全面に、例えば格子状に電源配線60を配置する。配置した電源配線60の配置情報は電源配線配置領域211に格納される。電源配線60の配置は、設計対象となる半導体集積回路の回路情報に基づき、電源配線部110が自動発生する。或いは、設計者が任意に設定することができる。
(ハ)次に、ステップS103において、マクロセル配置部121が、回路情報領域201から読み出す回路情報に基づき、セル情報領域203から設計対象となる半導体集積回路に使用するマクロセル71、72、・・・・・を読み出す。そして、マクロセル配置部121はマクロセルの配置を決定する。この段階では、電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・の電気的な接続情報は作成されない。決定されたマクロセル71、72、・・・・・の配置情報は回路配置情報領域212に格納される。又、例えば配置されたマクロセル71の消費電力が大きく、マクロセル71の近傍に配置済みの電源配線60では供給する電流が不足すると予測される場合は、例えば図5に示すようにマクロセル71の近傍に補強電源配線610を追加して配置する。補強電源配線610の配置情報は、電源配線配置領域211に格納されている電源配線60の配置情報に追加される。
(ニ)ステップS104において、回路情報領域201から読み出す回路情報に基づき、論理セル配置部122が、図6に示すように論理セル81、82、・・・・・の配置を決定する。決定された論理セル81、82、・・・・・の配置情報は回路配置情報領域212に格納される。論理セル81、82、・・・・・の配置をする場合に、電源配線60の配置の変更が必要であれば、電源配線60の配置を変更する。電源配線60の配置を変更した内容は、電源配線配置領域211に格納されている電源配線60の配置情報に追加される。
(ホ)ステップS105において、クロック配線部123が、回路情報領域201から読み出す回路情報に基づき、図示を省略するクロック配線の配置を決定する。更に、ステップS106において、信号配線部124が、回路情報領域201から読み出す回路情報に基づき、図示を省略する信号配線の配置を決定する。クロック配線及び信号配線等のセル間配線の配置情報は、回路配置情報領域212に格納される。セル間配線の配置をする場合に、電源配線60の配置の変更が必要であれば、電源配線60の配置を変更する。電源配線60の配置を変更した内容は、電源配線配置領域211に格納されている電源配線60の配置情報に追加される。又、セル間配線の配置をする場合に、マクロセル71、72、・・・・・の移動が必要であれば、移動が必要になったマクロセル71、72、・・・・・の再配置を行い、マクロセル71、72、・・・・・の配置を変更した内容は、回路配置情報領域212に格納されている回路配置情報に追加される。
(ヘ)次に、ステップS107において、タイミング評価部131がクロック及び信号配線情報を回路配置情報領域212から読み出す。そして、タイミング評価部131は、評価条件領域202から読み出す評価基準に基づき、クロックスキューやタイミングのばらつき等、信号配線による半導体集積回路のタイミング評価を行う。又、クロストーク評価部132がセル間配線情報を回路配置情報領域212から読み出す。そして、クロストーク評価部132は、評価条件領域202から読み出す評価基準に基づき、セル間配線間のクロストークの影響による半導体集積回路への影響の評価を行う。そして、タイミングやセル間配線間クロストークによる半導体集積回路への影響が、評価条件領域202から読み出す評価基準を満足しないと判断された場合は、ステップS103に戻ってマクロセル71、72、・・・・・の配置から再設計を行う。電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・は接続されていないため、電源配線60の配置を修正することなくマクロセル71、72、・・・・・を移動させることができる。そのため、マクロセル71、72、・・・・・の移動に伴って配置を修正する時間を短縮することができる。一方、クロック信号やセル間配線間クロストークによる半導体集積回路への影響が、評価基準を満足すると判断された場合は、ステップS108に進む。
(ト)ステップS108において、回路接続部140が、電源配線配置領域211及び回路配置情報領域212から、それぞれ電源配線60の配置情報及びマクロセル71、72、・・・・・の配置情報を読み出す。そして、回路接続部140は、配置された電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・の電気的な接続情報を作成する。更に、回路接続部140は、マクロセル71、72、・・・・・と配置が重なった電源配線60や、設計した半導体集積回路の動作に不要な電源配線60の未使用部分を削除して設計情報を作成する。作成された設計情報は、設計情報領域213に格納される。設計情報領域213に格納された設計情報は出力装置40から電子ファイル等の形式で出力が可能であり、フォトリソグラフィ用マスクやレチクルの作製等に使用される。
次に、電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・を接続する方法を説明する。先ず、マクロセルのレイアウトについて、図7に示すマクロセル70を例にして説明する。図7に示すように、マクロセル70は、マクロセル本体701と、マクロセル70と電源配線60を接続する電源ポート702と、電源配線60が禁止される禁止領域703によって構成される。一般に、禁止領域703はマクロセル本体701の外側に配置される。禁止領域703の設定情報は、セル情報領域203に格納されるマクロセル70の情報に含ませておくことができる。又は、半導体チップ領域50上にマクロセル70を配置した場合に、マクロセル70の大きさや配置情報等から禁止領域703をマクロセル配置部121が設定してもよい。或いは、設計者が入力装置30を介して半導体チップ領域50上に禁止領域703を設定してもよい。以下に、図8のフローチャートと図2に示す設計装置、及び図9〜図10を用いて、マクロセル70と電源配線60を接続する方法を例示的に説明する。図9〜図10では、半導体チップ領域50上に電源配線60及びマクロセル70が配置されている。
(イ)先ず、図8のステップS201において、図2に示す回路接続部140が電源配線配置領域211及び回路配置情報領域212から、それぞれ電源配線60の配置情報及びマクロセル70の配置情報を読み出す。そして、図9に示すように、回路接続部140はマクロセル70と配置が重なる電源配線60を削除する。図9に、一部が削除された電源配線60の端部601、602、・・・・・、608を示す。
(ロ)次に、ステップS202において、回路接続部140は、図10に示すように、ステップS201において一部が削除された電源配線60の端部601と、マクロセル70の電源ポート702を、マクロセル70の禁止領域703上にマクロセルへ接続する電源配線620を配置して接続する。電源配線60の端部が複数ある場合には、一般的には、マクロセル70の電源ポート702に最も近い電源配線60の端部と接続する。図10では、マクロセルへ接続する電源配線620が電源ポート702と電源配線60の端部601を接続する例を示している。
次に、電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・を接続する別の方法として、図11に示すように、マクロセル70aが電源リング704を有する場合を説明する。マクロセル70aの電源ポート702に接続する電源リング704は、マクロセル本体701を囲むように禁止領域703に配置される。電源配線60を電源リング704の任意の位置で接続することができる。そして、電源リング704を介して、マクロセル70aに電流が供給される。以下に、図12のフローチャートと図2に示す設計装置、及び図13〜図14を用いて、電源リング704を有するマクロセル70aと電源配線60を接続する方法を例示的に説明する。図13〜図14では、半導体チップ領域50上に電源配線60及びマクロセル70aが配置されている。
(イ)先ず、図12のステップS301において、図2に示す回路接続部140が電源配線配置領域211及び回路配置情報領域212から、それぞれ電源配線60の配置情報及びマクロセル70aの配置情報を読み出す。そして、図13に示すように、回路接続部140は電源配線60とマクロセル70aの電源リング704を、マクロセル70aの禁止領域703上で交差する複数の位置7041〜7048でそれぞれ接続する。
(ロ)次に、ステップS302において、回路接続部140は、図14に示すように、マクロセル70aの電源リング704の内側の電源配線60を削除する。
ところで、一般的には、それぞれのマクロセルによって電源リングや電源ポートが配置される位置や配線層が異なる。例えば、マクロセル70bの第4配線層M4の上面図を示す図15(a)、第3配線層M3の上面図を示す図15(b)、図15(a)〜図15(b)のI−I方向に沿った配線層の断面図を示す図15(c)に示すように、マクロセル70bは第1配線層M1〜第4配線層M4を使用し、電源リング704が第4配線層M4、電源ポート702a〜702dが第3配線層M3、電源ポート702e、702fが第4配線層M4に配置されている。そして、電源リング704と電源ポート702a〜702dは、第3配線層M3−第4配線層M4間のビア705a〜705d及び第3配線層M3に配置された接続電源配線706a〜706dを介して接続されている。第1配線層M1、第2配線層M2には電源リングや電源ポートが配置されていない。したがって、図15(a)、図15(b)に示すように、マクロセル70bでは、第3配線層M3及び第4配線層M4に禁止領域703が設定される。
そして、第1配線層M1〜第6配線層M6を有する半導体集積回路にマクロセル70bを使用する場合、第5配線層M5、第6配線層M6にはマクロセル70bの禁止領域がないため、マクロセル70bが配置されている領域の第5配線層M5、第6配線層M6に電源配線を配置することができる。そして、図15(a)に示すように、マクロセル70bの最上層である第4配線層M4に電源ポート702e、702fが配置されている場合、第5配線層M5、第6配線層M6から電流を供給することができる。例えば図15(c)に示すように、第4配線層M4−第5配線層M5間のビア6504aを介して、第5配線層M5に配置した電源配線650とマクロセル70bの電源ポート702eを接続できる。又、第5配線層M5−第6配線層M6間のビア6605、第5配線層M5のセル内電源配線651及び第4配線層M4−第5配線層M5間のビア6504bを介して、第6配線層M6に配置した電源配線660とマクロセル70bの電源ポート702fを接続できる。
以上に説明したように、マクロセル毎に必要な配線層のみに禁止領域を設定することにより、セル内電源配線の配置の自由度が高い設計を行うことができる。
ところで、図1に示す自動設計方法においては、ステップS104〜S106において配置された論理セルやセル間配線等と、ステップS107からステップS103に戻って再配置したマクロセル71、72、・・・・・の配置が重なる場合がある。以下に、図16のフローチャートと図2の設計装置、及び図17〜図19を用いて、配置の変更が必要な論理セルやセル間配線等の再配置を行う方法を例示的に説明する。図17〜図19では、半導体チップ領域50上に電源配線60、マクロセル70及び論理セル81〜85が配置されている。更に、論理セル81と論理セル82がセル間配線91によって接続されている。又、論理セル83〜85が、セル間配線92〜94によってそれぞれマクロセル70に接続されている。
(イ)図16のステップS401において、図2のマクロセル配置部121が、図17に示すように配置されたマクロセル70を、図18に示すように再配置して、マクロセル70の配置情報を回路配置情報領域212に格納する。
(ロ)次に、ステップS402において、配置情報抽出部150が回路配置情報領域212から回路配置情報を読み出して、マクロセル70と配置が重なる論理セル82やセル間配線91の情報を抽出する。更に、配置情報抽出部150は、マクロセル70に接続される論理セル83〜85やセル間配線92〜94の情報を抽出する。抽出した情報は、抽出情報領域214に格納される。
(ハ)ステップS403において、回路配置部120が抽出情報領域214の情報を読み出し、図19に示すように、マクロセル70の再配置によって移動が必要になった論理セル81〜85やセル間配線91〜94の再配置を行う。
図1に示す自動設計方法においては、図6に示したマクロセル71、72、・・・・・のうちいずれかのマクロセルの配置を変更した場合、電源配線60の変更が必要ないために、すべてのマクロセル71、72、・・・・・や論理セル81、82、・・・・・、セル間配線等の配置をやり直す必要がない。そのため、必要な個所だけの論理セルやセル間配線等の再配置を行う方法により、再設計の時間が短縮できる。したがってマクロセル71、72、・・・・・の配置を変更、及びマクロセル71、72、・・・・・の配置を変更に伴う半導体集積回路全体の設計変更が容易であり、再設計にかかる時間を短縮することができる。
又、図1に示した一連の自動設計操作は、図1と等価なアルゴリズムのプログラムにより、図2に示した設計装置を制御して実行できる。このプログラムは、図2に示した設計装置を構成する記憶装置20に記憶させればよい。又、このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存し、この記録媒体を図2に示した記憶装置20に読み込ませることにより、本発明の一連の自動設計操作を実行することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る自動設計方法は、図20に示すように、ステップS107後に設計情報の作成を行い、更にIRドロップの評価を行う点が図1の自動設計方法と異なる。IRドロップの評価を行うためには、電源配線60に流れる電流値を知る必要がある。そのため、設計途中で電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・の電気的な接続情報を作成し、IRドロップの評価を行う。図20に示す評価方法は、例えば図21に示す設計装置によって実行可能であるので、図21を先に説明する。
図21に示す設計装置は、評価部130がIRドロップの評価を行うIRドロップ評価部133を更に備えることが、図2と異なる点である。その他の構成については、図2に示した設計装置と同様である。
以下に、図20に示す自動設計方法を、図21の設計装置を用いて実行する例を説明する。
(イ)先ず、図1に示す自動設計方法と同様にして、図20に示すステップS101〜ステップS107を実行する。
(ロ)ステップS111において、図21に示す回路接続部140が、電源配線配置領域211及び回路配置情報領域212から、図6に示す電源配線60の配置情報及びマクロセル71、72、・・・・・の配置情報をそれぞれ読み出す。そして、回路接続部140は、図8や図12で説明した方法等により、配置された電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・を接続し、設計対象となる半導体集積回路の動作に不要な未使用の電源配線60を削除した設計情報を作成する。
(ハ)次に、ステップS112において、回路接続部140によって作成された設計情報に基づき、IRドロップ評価部133がIRドロップを計算する。そして、IRドロップ評価部133は、評価条件領域202から読み出す評価基準に基づき、IRドロップの影響による半導体集積回路への影響の評価を行う。IRドロップによる半導体集積回路への影響が、評価条件領域202から読み出す評価基準を満足しないと判断された場合は、ステップS103に戻ってマクロセル71、72、・・・・・の配置から再設計を行う。その場合、電源配線配置領域211に格納された電源配線60の配置情報及び回路配置情報領域212に格納された配置情報に基づき再設計を行う。したがって、半導体集積回路の再設計にかかる時間を短縮することができる。又、IRドロップによる半導体集積回路への影響が、評価条件領域202から読み出す評価基準を満足しないと判断された場合に、電源配線60の配置を変更することも可能である。電源配線60を変更した内容は、電源配線配置領域211に格納されている電源配線60の配置情報に追加される。その後、電源配線配置領域211に格納された電源配線60の配置情報及び回路配置情報領域212に格納された配置情報に基づき、半導体集積回路の設計を続行することができる。したがって、電源配線60の再配置に伴う半導体集積回路の再設計にかかる時間を短縮することができる。一方、IRドロップによる半導体集積回路への影響が、評価基準を満足すると判断された場合は、ステップS108に進む。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
以上の説明では、IRドロップの評価をクロック信号や配線間クロストークによる半導体集積回路への影響を評価した後に行う例を示した。しかし、IRドロップの評価をクロック信号や配線間クロストークの評価の前に行い、その後、電源配線配置領域211に格納された電源配線60の配置情報を使用してクロック信号や配線間クロストークの評価を行うことも可能である。又、IRドロップの評価以外の電源配線の接続情報が必要な評価も、同様の方法によって設計途中で評価を行うことができる。
(第3の実施の形態)
1つの半導体集積回路の設計を、複数の設計装置を使用して行う場合がある。その場合、設計中の半導体集積回路の回路情報や配置済みの電源配線配置情報及び回路配置情報を、複数の設計装置で使用可能な共通フォーマットのファイル(以下において「設計情報ファイル」という。)によって、複数の設計装置間で交換する必要がある。図22に示す本発明の第3の実施の形態に係る自動設計方法は、ステップS104後に設計情報ファイルを作成して出力してクロック配線の配置を行い、更に設計情報ファイルを作成して出力する点が、図1の自動設計方法と異なる。図22に示す評価方法は、例えば図23に示す設計装置によって実行可能であるので、先ず、図23を説明する。
図23に示す設計装置は、CPU10が設計情報処理部160を更に備えることが、図2と異なる点である。その他の構成については、図2に示した設計装置と同様である。設計情報処理部160は、回路情報領域201、電源配線配置領域211、回路配置情報領域212及び設計情報領域213にそれぞれ格納された情報を読み出し、設計情報ファイルを作成する。
図22に示す自動設計方法を、図24に示す第1の設計装置1及び第2の設計装置2を用いて実行する例を説明する。図24に示す第1の設計装置1及び第2の設計装置2は、例えば図23に示す設計装置が採用可能である。クロック配線の配置を図23に示す設計装置を採用した第2の設計装置2を用いて行い、クロック配線の配置以外の自動設計を図23に示す設計装置を採用した第1の設計装置1を用いて行う場合を以下に例示的に説明する。説明を分かりやすくするために、第2の設計装置2に含まれるそれぞれの装置や記憶装置20に含まれる各領域、CPU10に含まれる各部の符号の末尾に符号「b」を付加して、以下の説明を行う。
(イ)先ず、図1に示す自動設計方法と同様にして、図24に示す第1の設計装置1によって、図22に示すステップS101〜ステップS104を実行する。
(ロ)次に、ステップS121において、第1の設計装置1の回路接続部140が、第1の設計装置1の電源配線配置領域211及び回路配置情報領域212から、図6に示す電源配線60の配置情報及びマクロセル71、72、・・・・・の配置情報をそれぞれ読み出す。そして、第1の設計装置1の回路接続部140は、図8や図12で説明した方法により、配置された電源配線60とマクロセル71、72、・・・・・を接続し、設計対象となる半導体集積回路の動作に不要な未使用の電源配線60を削除した設計情報を作成する。作成された設計情報は第1の設計装置1の設計情報領域213に格納される。次いで、第1の設計装置1の設計情報処理部160が、第1の設計装置1の電源配線配置領域211に格納された電源配線60の配置情報、回路配置情報領域212に格納された回路配置情報、設計情報領域213に格納された設計情報及び回路情報領域201に格納された設計対象の半導体集積回路の回路情報をそれぞれ読み出して、設計情報ファイルを作成する。設計情報ファイルの形式は、例えばデザイン・イクスチェンジ・フォーマット形式(以下において「DEF形式」という。)等が採用可能である。
(ハ)ステップS122において、ステップS121で作成された設計情報ファイルが、第1の設計装置1の出力装置40を介して出力され、第2の設計装置2の入力装置30bを介して第2の設計装置2の記憶装置20bに入力される。そして、第2の設計装置2の設計情報処理部160bによって、入力された設計情報ファイルの電源配線60の配置情報、回路配置情報、設計情報及び設計対象の半導体集積回路の回路情報が、第2の設計装置2の電源配線配置領域211b、回路配置情報領域212b、設計情報領域213b及び回路情報領域201bにそれぞれ格納される。
(ニ)次に、ステップS123において、第2の設計装置2のクロック配線部123bが、第2の設計装置2の回路情報領域201bから読み出す回路情報に基づき、クロック配線の配置を行う。クロック配線の配置情報は、第2の設計装置2の回路配置情報領域212bに格納される。クロック配線の配置をする場合に、電源配線60の配置の変更が必要であれば、電源配線60の配置を変更する。電源配線60の配置を変更した内容は、第2の設計装置2の電源配線配置領域211bに格納されている電源配線配置情報に追加される。
(ホ)次に、ステップS124において、ステップS121と同様にして第2の設計装置2の回路接続部140bが、第2の設計装置2の電源配線配置領域211b及び回路配置情報領域212bに格納された情報に基づき、設計情報を作成する。作成された設計情報は第2の設計装置2の設計情報領域213bに格納される。次いで、第2の設計装置2の設計情報処理部160bが、ステップS121と同様にして、電源配線60の配置情報、回路配置情報、設計情報及び設計対象の半導体集積回路の回路情報からなる、例えばDEF形式の設計情報ファイルを作成する。
(ヘ)ステップS125において、ステップS124で作成された設計情報ファイルが、第2の設計装置2の出力装置40bを介して出力され、第1の設計装置1の入力装置30を介して、第1の設計装置1の記憶装置20に入力される。そして、第1の設計装置1の設計情報処理部160によって、設計情報ファイルの電源配線60の配置情報、回路配置情報、設計情報及び設計対象の半導体集積回路の回路情報が、それぞれ第1の設計装置1の電源配線配置領域211、回路配置情報領域212、設計情報領域213及び回路情報領域201に格納される。
(ト)その後、図1に示す自動設計方法と同様にして、第1の設計装置1によって、図22に示すステップS106以降の設計を行う。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
上記の説明では、設計情報ファイルが電源配線配置情報、回路配置情報、設計情報及び半導体集積回路の回路情報を含む場合を説明した。しかし、例えば電源配線配置情報、回路配置情報及び設計情報を含んだ設計情報ファイルと、設計情報ファイルとは別の、半導体集積回路の回路情報を含んだ回路情報ファイルによって、複数の設計装置間で電源配線配置情報や回路配置情報、半導体集積回路の回路情報が交換されてもよい。
図22に示す自動設計方法の説明では、クロック配線を配置するステップのみを第2の設計装置2で実行する例を述べたが、共通フォーマットの設計ファイルを交換することで、マクロセルの配置やセル間配線の配置等を第2の設計装置2で実行することができる。又、設計している半導体集積回路のクロックスキューやタイミング、配線間クロストーク、IRドロップ等を評価するステップを第2の設計装置2で実行することができる。更に、複数のステップを第2の設計装置2で実行したり、3つ以上の設計装置を使用して1つの半導体集積回路の設計を行うことができる。又、上記の説明では、第1の設計装置1と第2の設計装置2が同一の構成である場合を例にしたが、構成が異なる複数の設計装置を使用することができるのは勿論である。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1乃至第3の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、既に述べた第1乃至第3の実施の形態の説明においては、半導体集積回路の設計段階において評価する項目として、クロックスキューやタイミング等のクロック配線の影響、配線間のクロストークの影響、IRドロップの影響を評価する自動設計方法を示した。その他に信号配線での配線遅延等の評価を含む自動設計方法を実現することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を実行する設計装置を示す模式的な構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による半導体集積回路の配置を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による半導体集積回路の配置を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その2)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による半導体集積回路の配置を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その3)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による半導体集積回路の配置を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その4)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線との接続方法を説明するためのマクロセルの上面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの接続方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの接続方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの接続方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その2)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線との別の接続方法を説明するためのマクロセルの上面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの別の接続方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの別の接続方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線とマクロセルの別の接続方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その2)。 図15(a)は本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による電源配線の更に別の接続方法を説明するためのマクロセルの第4配線層M4の上面図、図15(b)はマクロセルの第3配線層M3の上面図、図15(c)は図15(a)のI−I方向に沿った配線層の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による論理セル及びセル間配線の再配置方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による論理セル及びセル間配線の再配置方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による論理セル及びセル間配線の再配置方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その2)。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法による論理セル及びセル間配線の再配置方法を説明するための半導体チップ領域の上面図である(その3)。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を実行する設計装置を示す模式的な構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を実行する設計装置を示す模式的な構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の自動設計方法を実行する複数の設計装置を示す模式的な構成図である。
符号の説明
50…半導体チップ領域
60…電源配線
71、72、…マクロセル
81、82、…論理セル
91〜94…セル間配線
110…電源配線部
120…回路配置部
140…回路接続部
211…電源配線配置領域
212…回路配置情報領域
703…禁止領域

Claims (5)

  1. 電源配線部が半導体チップ領域上に電源配線を配置し、前記電源配線の配置情報を電源配線配置領域に格納するステップと、
    回路配置部が前記半導体チップ領域上に複数のマクロセルを配置し、前記複数のマクロセルの配置情報を回路配置情報領域に格納するステップと、
    前記回路配置部が前記複数のマクロセルの配置変更を行いながら前記半導体チップ領域上に複数の論理セル及びセル間配線の配置を行って回路配置を行い、前記回路配置の情報を前記回路配置情報領域に格納するステップと、
    前記回路配置の評価結果に基づき前記回路配置部が前記回路配置を変更した後、回路接続部が前記複数のマクロセルと前記電源配線を接続するステップ
    とを含むことを特徴とする半導体集積回路の自動設計方法。
  2. 前記複数のマクロセルにそれぞれ設定される禁止領域に配置する前記電源配線の一部を削除するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路の自動設計方法。
  3. 多層配線の配線層毎に前記禁止領域が設定されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路の自動設計方法。
  4. 前記複数のマクロセルと前記電源配線を接続するステップは、前記複数のマクロセルと前記電源配線を接続する配線を前記禁止領域に配置することを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体集積回路の自動設計方法。
  5. 前記電源配線部が、前記電源配線の配置の変更を行うステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体集積回路の自動設計方法。
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