JP2005250846A - 電子カルテ表示装置 - Google Patents

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秀隆 松尾
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Abstract

【課題】 電子カルテの画面上に配置される表示ボタンの数を減らし、且つ、診療項目に対応付けられた表示ボタンを選択するまでの操作を簡略化することで、操作者が所望する診療情報を呼び出す際の手間を軽減する電子カルテ表示装置を提供する。
【解決手段】 表示装置3が表示する電子カルテの表示画面上には、第1診療項目として、例えば[AC]ボタンのみを表示する。ここで、操作者がマウス5を操作して、この[AC]ボタン上にカーソルを位置させると、カーソル位置判断部2bによってこれが判断されて、さらに、操作者がトグルボタン5aを回すと、トグル回転方向位置判断部2cによってその回転方向と回転位置が判断される。これらの判断を受けて、ボタン表示切替処理部2dは、表示装置3に、この[AC]ボタンと関連付けられた他の[保険1]、[病名]等の表示ボタンを、トグルボタン5aの回転方向及び回転位置に応じて、順次、切り替えて表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者に関する様々な診療情報を電子的に記録した電子カルテを画面表示する電子カルテ表示装置に関し、特に、操作者が電子カルテの画面上に所望する診療情報を呼び出す際の手間を軽減させるための画面表示及びその表示切り替え技術に関する。
一般に、病院内の情報システムが整った診療所等の医療機関においては、医師は、管理サーバーに登録された患者のリストを診療室に備えられた端末装置によって呼び出し、さらに、その登録患者のリストの中から診療を行う患者を指定することで、その診療患者の電子カルテを呼び出し、その電子カルテに記録された診療情報を参照したり、新たな診療情報を入力することを行っている。
このような電子カルテの画面上には、予め主訴・所見等の内容、シェーマ図、オーダ内容等の診療情報と対応付けられた表示ボタンが複数配置されており、医師は、それらの表示ボタンの中から所望するものをマウスやキーボード等の操作によって選択することで、各々に対応する別画面を起動させることになっている。
また、電子カルテの中には、患者に関する検査結果や画像診断結果等の診療情報と対応付けられた表示ボタンを、その結果が有る場合にのみ表示するものがあり、このような場合には、医師は、それらの表示ボタンが表示されているか否かによって、その結果の有無を判断して、それらの表示ボタンの中から所望するものをマウスやキーボード等の操作によって選択することで、各々に対応する別画面を起動させることになっている。
また、医師が診療患者に対して行う診療内容は多岐にわたっており、電子カルテの画面上には、それらの診療内容に対応した診療情報を呼び出すための数多くの表示メニューや表示ボタンが配置されている。従って、医師は、所望する診療内容に応じた診療情報を呼び出すために、その診療内容と対応付けられた表示メニューや表示ボタンを選択して、各々の別画面を起動させることになっている。
また、電子カルテの中には、画面上に配置される表示ボタンの数を少なくするために、表示ボタンの表示切り替えを行うための矢印ボタンなどを設けて、医師がこの矢印ボタンをマウスやキーボード等の操作によって押下することで、画面上に表示される表示ボタンを切り替えるようにしたものもある。
しかしながら、一方で、医師からは所望する診療情報を呼び出すまでの操作を出来るだけ簡単にしたいという要請があり、画面上に配置された表示ボタンを選択することで直接的に所望する診療情報の別画面を起動させることができるように、結果として、電子カルテの画面上には数多くの表示ボタンが配置されることになっている。
このように、電子カルテには、患者に関する様々な診療情報が記録されており、それらの診療情報の全てを画面上に展開して表示することは、表示画面の大きさの都合からも物理的に困難であることから、電子カルテを画面表示する表示装置においては、医師に所望する診療情報に対応する表示ボタンを選択させることで、別画面を起動して、それらの診療情報を表示することになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003‐122849号公報(段落〔0028〕‐〔0064〕、第1図乃至第10図)
しかしながら、このように電子カルテの画面上に多くの表示ボタンが配置されることになると、医師は、それらの中から所望する診療情報に対応する表示ボタンを探し当てるのに手間がかかることになる。
また、上述したように、表示ボタンの表示切り替えを行う矢印ボタンなどを設けた場合には、医師は、所望する診療項目に対応する表示ボタンを選択するまでに複雑な操作を行う必要があり手間がかかることになる。
具体的には、医師は、所望する診療項目に対応する表示ボタンを表示させるべく、マウスの操作によって矢印ボタン上にカーソルを移動させて、クリックボタンを押下することで表示ボタンの表示切り替えを行った後、マウスの操作によって所望する診療項目に対応する表示ボタン上にカーソルを移動させて、クリックボタンを押下するといった操作を行う必要がある。この際、医師にとって、特に面倒になるのは、マウスの操作によって矢印ボタンや表示ボタンの上にカーソルを移動させることとなっている。
本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子カルテに配置される表示ボタンの数を減らし、且つ、診療項目に対応付けられた表示ボタンを選択するまでの操作を簡略化することで、操作者が所望する診療情報を呼び出す際の手間を軽減することができる電子カルテ表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画面表示される電子カルテに配置された各種診療項目に対応する複数の表示ボタンの中から所望する表示ボタンが選択されることで、当該選択された表示ボタンに対応する前記診療項目に関する情報を表示する電子カルテ表示装置であって、前記電子カルテ上にポインタを表示させるポインタ表示処理手段と、前記表示されたポインタを移動させる操作を行うためのトグルボタンを備えたマウスと、前記マウスの操作によって前記複数の表示ボタンの何れかの上に前記ポインタが位置された場合に、前記トグルボタンの操作に応じて、前記ポインタが位置された前記表示ボタンの表示を、当該表示ボタンと予め関連付けられた他の診療項目に対応する表示ボタンの表示に切り替える表示切替処理手段と、を備えたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子カルテ表示装置であって、前記他の診療項目に対応する表示ボタンへの表示切り替えが行われた後に、前記マウスの操作によって前記他の診療項目に対応する表示ボタンの上から前記ポインタが外された場合に、前記他の診療項目に対応する表示ボタンの表示を、前記表示切り替えが行われる以前の前記表示ボタンの表示に切り替える表示復帰処理手段をさらに備えたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カルテ表示装置であって、前記マウスの操作によって前記複数の表示ボタンの何れかの上に前記ポインタが位置された場合に、前記電子カルテ上に当該ポインタが位置された前記表示ボタンに対応する前記診療項目と予め関連付けられた前記他の診療項目を一覧表示させる一覧表示処理手段をさらに備えたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子カルテ表示装置であって、前記マウスは、前記ポインタが位置された前記表示ボタンの選択を確定するためのクリックボタンを有し、前記クリックボタンの押下によって選択が確定された前記表示ボタンに対応する前記診断項目に関する情報を前記電子カルテ上に表示させる表示実行処理手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、操作者がマウスの操作によって複数の表示ボタンの何れかの上にポインタを位置させて、且つ、トグルボタンを操作した場合に、表示切替処理手段が、そのトグルボタンの操作に応じて、当該ポインタが位置された表示ボタンの表示を、当該表示ボタンと予め関連付けられた他の診療項目に対応する表示ボタンの表示に切り替える構成としたので、従来、電子カルテ上に配置されていた複数の表示ボタンの数を少なくすることができる。従って、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを探し当てる手間を軽減することができる。また、上述したように、矢印ボタンなどによって表示ボタンの表示切り替えを行う場合には、操作者は、マウスの操作によって、矢印ボタン上にカーソルを移動させるといった面倒な操作を行う必要があったが、当該電子カルテ表示装置においては、操作者は、トグルボタンを回転させるといった簡単な操作を行うことだけで、これを行うことができるので、表示切り替えにかかる操作を簡単に行うことができる。従って、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを選択するまでに行う操作の手間を軽減することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、他の診療項目に対応する表示ボタンへの表示切り替えが行われた後に、操作者がマウスの操作によって当該他の診療項目に対応する表示ボタンの上からポインタを外した場合に、表示復帰処理手段が、当該他の診療項目に対応する表示ボタンの表示を、表示切り替えが行われる以前の表示ボタンの表示に切り替える構成としたので、操作者は、マウスの操作によって表示ボタンの上からカーソルを外すだけで、表示ボタンの表示を容易に初期状態に戻すことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、操作者がマウスの操作によって複数の表示ボタンの何れかの上にポインタを位置させた場合に、一覧表示処理手段が、電子カルテ上に当該ポインタが位置された表示ボタンに対応する診療項目と予め関連付けられた他の診療項目を一覧表示する構成としたので、操作者は、初期状態において表示された表示ボタンに対応する診療項目以外に、どのような診療項目が存在しているのかを認識することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、操作者がクリックボタンを押下した場合に、そのときにポインタが位置された表示ボタンの選択が確定されて、表示実行処理手段が、当該選択が確定された表示ボタンに対応する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させる構成としたので、操作者は、簡単な操作をもって所望する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させることができる。
以下、本発明に係る電子カルテ表示装置の好適な一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。尚、本発明においては、患者の診療情報を電子的に記録した電子カルテを表示する装置のことを“電子カルテ表示装置”と称することにする。尚、当該“電子カルテ表示装置”は、以下に記載するように医師が診療患者に対して診療行為を行うために用いる他、例えば医事会計システムやオーダリングシステム等にも適用することができる。
[電子カルテ表示装置の構成]
図1に、本実施形態における電子カルテ表示装置の全体構成を表す構成図を示す。図1に示すように、当該電子カルテ表示装置は、登録患者の電子カルテを記憶する記憶装置1と、この記憶装置1から患者の電子カルテを取得する処理装置2と、この処理装置2によって取得された患者の電子カルテを画面表示する表示装置3と、を備えている。さらに、当該電子カルテ表示装置は、操作者が電子カルテの画面表示を要求する患者を指定する操作を行うと共に、その画面表示された電子カルテに新たな診療情報等を入力するためのキーボード4と、同じく、この画面表示された電子カルテに配置された表示ボタンの中から所望する表示ボタンを選択する操作を行うためのマウス5と、を備えている。
処理装置2は、上述したように、記憶装置1から電子カルテを読み出して、これを表示装置3に画面表示させると共に、この電子カルテの画面上にカーソルを表示させる処理を行う表示実行処理部2aを備えている。さらに、処理装置2は、操作者のマウス5による操作によって移動されるカーソルの位置を判断するカーソル位置判断部2bと、操作者の操作によって回転されるトグルボタン5aの回転方向と回転位置を判断するトグル回転方向位置判断部2cと、カーソルが表示ボタン上に位置され、且つ、トグルボタン5aが回転された場合に、当該表示ボタンの表示を切り替える処理を行うボタン表示切替処理部2dと、を備えている。さらに、処理装置2は、操作者の操作によってクリックボタン5bが押下されたことを判断するクリック判断部2eを備えている。
尚、上述したカーソルは、本発明の「ポインタ」に対応するものであり、表示実行処理部2aは、本発明の「ポインタ表示処理手段」に対応する。また、ボタン表示切替処理部2dは、本発明の「表示切替処理手段」に対応する。
マウス5は、上述したように、表示ボタンの表示を切り替える操作を行うためのトグルボタン5aと、切り替えた表示ボタンの選択を確定する操作を行うためのクリックボタン5bと、を備えている。
因みに、トグルボタン5aは、従来のマウス製品において、“スクロール”や“スクロールホイール”等と称されているダイヤル形式の入力器のことを指し、マウス本体の上面に設けられて、操作者が、これを回転させることによって、表示画面を上下方向や左右方向にスクロールさせるためのものとなっている。
[電子カルテの表示切替処理]
以下、このように構成される当該電子カルテ表示装置において行われる電子カルテの表示切り替え処理について説明する。
操作者は、まず、表示装置3において一覧表示される登録患者のリストの中から、キーボード4の操作によって、これから診療を行う患者を指定する。このような指定は、患者の識別情報、例えばID番号や氏名などを入力することで行われる。
これを受けて、表示実行処理部2aは、その入力された識別情報に基づいて、指定された患者の電子カルテを記憶装置1から呼び出して、これを表示装置3に画面表示させると共に、この電子カルテの画面上にカーソルを表示させる処理を行う。
即ち、電子カルテの情報は、記録装置1に備えられたメモリの所定領域に、患者の識別情報と対応付けて記憶されている。
ここで、図2に、従来の電子カルテ表示装置によって表示される電子カルテ画面の一例である従来の電子カルテ画面30Aを示す。図2に示すように、当該従来の電子カルテ画面30Aは、主に、患者に関する氏名、性別、生年月日、保険、病名、家族等の情報を示す患者情報表示窓部分30Aaと、患者に関するカルテ情報を示すカルテ情報表示窓部分30Abと、から構成されている。さらに、当該電子カルテ画面30Aは、患者に関する指導料実施情報を示す指導料実施情報表示窓部分30Acと、所定の条件によって患者の診療情報を呼び出すためのショートカットボタン群が表示される診療情報ショートカット表示窓部分30Adと、患者の画像診断情報を呼び出すためのショートカットボタン群が表示される画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeと、から構成されている。カルテ情報表示窓部分30Abは、さらに、患者を診察する医師の担当や氏名等を示す担当医表示窓部分30Abaと、所見を示す所見表示窓部分30Abbと、シェーマ図を示すシェーマ情報表示窓部分30Abcと、オーダ内容を示すオーダ情報表示窓部分30Abd等により構成されている。担当医表示窓部分30Abaは、さらに、表示する患者の電子カルテを順次スクロールするためのスクロールボタン30Abe等を含み構成されている。
即ち、上述した電子カルテの情報は、図2に示したような電子カルテ画面の各表示窓部分の画像情報及びその表示装置3の画面上における表示位置情報と、それらの表示窓部分の所定位置に配置される表示ボタンの画像情報及びその表示装置3の画面上における表示位置情報と、を含んで構成されており、表示実行処理部2aは、それらの表示位置情報に基づいて、表示装置3の表示画面の所定位置に電子カルテ画面の各表示窓部分の画像を表示させると共に、それらの表示窓部分の所定位置に表示ボタンの画像を表示させる。
以下、図2に示した従来の電子カルテ画面30Aの患者情報表示窓部分30Aaの領域Rに配置された[AC]、[保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細]の6個の表示ボタンを例に挙げて、当該電子カルテ表示装置の表示装置3において表示される電子カルテ画面の患者情報表示窓部分における場合について、図5に示すフローチャートの流れに沿って説明する。
図3(A)に示すように、従来の電子カルテ画面30Aの患者情報表示窓部分30Aaには、[AC]、[保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細]の6個の表示ボタンが横一列に配置されている。これに対して、図3(B)に示すように、当該電子カルテ表示装置の表示装置3に表示する電子カルテ画面の患者情報表示窓部分3Aaは、第1診療項目として[AC]ボタンのみを配置(表示)する(S01)。
即ち、表示実行処理部2aは、上述した電子カルテの情報に基づいて、表示装置3の表示画面の所定位置に電子カルテ画面の各表示窓部分の画像を表示させると共に、当該患者情報表示窓部分3Aaの所定位置に、この[AC]ボタンの画像を表示させる。
このように、当該電子カルテ表示装置においては、表示装置3に表示される電子カルテ画面の初期状態において、第1診療項目とした表示ボタンのみを表示するので、電子カルテの画面上に配置される表示ボタンの数を減らすことができ、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを探し当てる手間を軽減することができる。さらに、個々の表示ボタンを大きく構成することで、操作者の手間をさらに軽減することもできる。
説明に戻って、ここで、操作者がマウス5の操作によって、この[AC]ボタンの上にカーソルを位置させると、カーソル位置判断部2aによってこれが判断されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S02、YES)。
この際、カーソル位置判断部2aは、マウス5からの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてカーソルの画面上における位置を判断して、その位置情報と[AC]ボタンの表示位置情報とを比較することで、カーソルが[AC]ボタンの上に位置されたか否かを判断する。
因みに、本実施例においては、上述したように、初期状態において第1診療項目とする表示ボタンのみを表示するため、操作者にその他に存在している診療項目を認識させるべく、例えば、操作者がマウス5の操作によってカーソルを移動させて、この[AC]ボタンの上に位置させた場合に、カーソル位置判断部2aによってこれを検出して、その検出信号をボタン表示切替処理部2dに送信して、これを受けたボタン表示切替処理部2dが、記憶装置1に記憶された、この[AC]ボタンに関連する、即ち、患者情報表示窓部分3Aaに表示される他の全ての診療項目([保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細])を一覧表示する画像情報を読み出して、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させるように構成しても良い。
即ち、上述した、全ての診療項目を一覧表示する画像情報は、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に記憶されており、ボタン表示切替処理部2dは、その表示位置情報に基づいて、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
尚、ボタン表示切替処理部2dは、本発明の「一覧表示処理手段」にも対応する。
説明に戻って、ここで、操作者がトグルボタン5aを下向きに回転させた場合には、トグル回転方向位置判断部2cによってその回転方向と回転位置が判断されて、それらを知らせる報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S03、YES)。
この際、トグル回転方向位置判断部2cは、トグルボタン5aからの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてトグルボタン5aの転方向と回転位置を判断する。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、上述したカーソルが[AC]ボタン上に位置した旨の報知信号と、トグルボタン5aの回転方向と回転位置を知らせる報知信号を受けて、図4(A)〜(C)に示すように、[AC]ボタンに関連する他の[保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細]の5個の表示ボタンを、トグルボタン5aの回転位置に応じて、順次、上方向にスクロール表示させることで、それらの表示切り替えを行う(S04)。
即ち、[AC]、[保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細]の6個の表示ボタンの画像情報は、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けられて記憶されていると共に、各々の画像情報は、当該メモリの所定領域の所定番地に、トグルボタン5aの回転位置と対応付けられて記憶されている。ボタン表示切替処理部2dは、トグルボタン5aの回転位置の情報に基づいて、順次、当該メモリの所定領域の所定番地から、その回転位置に対応する表示ボタンの画像情報を読み出して、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させることで、上述したスクロール表示を行う。
また、操作者がトグルボタン5aを上向きに回転させた場合には、トグル回転方向位置判断部2cによってその回転方向と回転位置が判断されて、それらを知らせる報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S03、NO;S05、YES)。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、上述したカーソルが[AC]ボタン上に位置した旨の報知信号と、トグルボタン5aの回転方向と回転位置を知らせる報知信号を受けて、[AC]ボタンに関連する他の[保険1]、[病名]、[家族]、[アレルギー]、[詳細]の5個の表示ボタンを、トグルボタン5aの回転位置に応じて、順次、下方向にスクロール表示させることで、それらの表示切り替えを行う(S06)。
このように、ボタン表示切替処理部2dは、トグルボタン5aが回転されたことを受けて、表示ボタンの表示切り替えを行うので、操作者は、トグルボタン5aを回転させるといった簡単な操作を行うことだけで、表示ボタンの表示切り替えを行うことができる。従って、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを選択するまでに行う操作の手間を軽減することができる。
説明に戻って、このようにして、操作者は、所望する診療項目に対応する表示ボタンが表示されるまでトグルボタン5aを回転させ続けて、例えば所望する診療項目である[病名]ボタンを表示させた上で、クリックボタン5bを押下した場合には、クリック取得部2eによってこれが検出されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S07、YES)。
因みに、このクリックボタン5bの操作は、マウス5における右クリックと左クリックの何れであっても良く、アプリケーションに依存することとする。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、この[病名]ボタンが選択されたことを操作者に対して明示するために、例えば図4(D)に示すように、この「病名」ボタンの表示色を変化させる処理を行う(S08)。
即ち、上述した、表示色を変化させた「病名」ボタンの画像情報は、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に記憶されており、ボタン表示切替処理部2dは、クリックボタン5bが押下されたことを受けて、当該表示色を変化させた「病名」ボタンの画像を、その表示位置情報に基づいて、電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
ここで、表示実行処理部2aは、この[病名]ボタンに対応して定義付けされた処理、具体的には、例えば患者が過去にかかった病気の履歴を表示装置3に一覧表示させる処理を行う(S09)。
即ち、表示実行処理部2aは、「病名」ボタンが押下されたことを受けて、記憶装置1から、患者が過去にかかった病気の履歴を一覧表示した画像情報を読みだして、その画像を表示装置3に表示させる。
このように、表示実行処理部2aは、何れかの表示ボタン上にカーソルが位置されて、且つ、クリックボタン5bが押下された場合に、当該表示ボタンに対応する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させる処理を行うので、操作者は、クリックボタン5bが押下するといった簡単な操作を行うだけで、所望する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させることができる。
尚、表示実行処理部2aは、本発明の「表示実行処理手段」にも対応する。
また、操作者がマウス5を操作して、クリックボタン5bを押下することなくカーソルの位置を[病名]ボタンから外した場合には、カーソル位置判断部2aによってこれが判断されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S10、YES)。
この際、カーソル位置判断部2aは、マウス5からの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてカーソルの画面上における位置を判断して、その位置情報と[病名]ボタンの表示位置情報とを比較することで、カーソルが[病名]ボタンの上から外されたか否かを判断する。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、初期状態に戻すべく、第1診療項目である[AC]ボタンを表示する(S01へ戻る)。
即ち、ボタン表示切替処理部2dは、カーソルが[病名]ボタンの上から外されたことを受けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域から、[AC]ボタンの画像情報を読み出して、その表示装置3の画面上における表示位置情報に従って、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
このように、ボタン表示切替処理部2dは、カーソルが表示ボタンから外されたことを受けて、表示ボタンの表示を初期状態に戻す処理を行うので、操作者は、マウス5の操作によって表示ボタンの上からカーソルを外すだけで、表示ボタンの表示を容易に初期状態に戻すことができる。
尚、ボタン表示切替処理部2dは、本発明の「表示復帰処理手段」にも対応する。
以下、図2に示す画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeに配置された[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]、[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]、[<]、[>]等の8個の表示ボタンを例に挙げて、当該電子カルテ表示装置の表示装置3において表示される電子カルテ画面における場合について、図8に示すフローチャートの流れに沿って説明する。
図6(A)に示すように、従来の電子カルテ画面30Aの画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeには、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]、[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]、[<]、[>]の8個の表示ボタンが縦一列に配置されている。これに対して、図6(B)に示すように、当該電子カルテ表示装置の表示装置3に表示する電子カルテ画面の画像診断情報ショートカット表示窓部分3Aeにおいては、第1診療項目群として、X線CT画像の診断結果と対応付けられた[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の3つの表示ボタンのみを配置(表示)する(S11)。
即ち、表示実行処理部2aは、上述した電子カルテの情報に基づいて、表示装置3の表示画面の所定位置に電子カルテ画面の各表示窓部分の画像を表示させると共に、当該画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeの所定位置に、これら[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の3つの表示ボタンの画像を表示させる。
このように、当該電子カルテ表示装置においては、表示装置3に表示される電子カルテ画面の初期状態において、第1診療項目群に対応する表示ボタン群のみを表示するので、電子カルテ画面上に配置される表示ボタンの数を減らすことができ、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを探し当てる手間を軽減することができる。さらに、個々の表示ボタンを大きく構成することで、操作者の手間をより軽減することができる。
説明に戻って、ここで、操作者がマウス5の操作によって、これら[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの何れかの上にカーソルを位置させると、カーソル位置判断部2aによってこれが判断されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S12、YES)。
この際、カーソル位置判断部2aは、マウス5からの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてカーソルの画面上における位置を判断して、その位置情報と、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタン群の表示位置情報とを比較することで、カーソルが、これら[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの何れかの上に位置されたか否かを判断する。
因みに、本実施例においては、上述したように、初期状態において第1診療項目とする表示ボタン群のみを表示するため、操作者にその他に存在している診療項目を認識させるべく、例えば、操作者がマウス5の操作によってカーソルを移動させて、これら[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの何れかの上に位置させた場合に、カーソル位置判断部2aによってこれが検出されて、その検出信号がボタン表示切替処理部2dに送信されて、これを受けたボタン表示切替処理部2dが、表示装置5に対して、これら[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの他に存在している全ての診療項目群(MR画像の診断結果と対応付けられた[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の3つの表示ボタン)を一覧表示させるように構成しても良い。
即ち、上述した、全ての診療項目を一覧表示する画像情報は、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に記憶されており、ボタン表示切替処理部2dは、その表示位置情報に基づいて、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
説明に戻って、ここで、操作者がトグルボタン5aを下向きに回転させた場合には、トグル回転方向位置判断部2cによってその回転方向と回転位置が判断されて、それらを知らせる報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S13、YES)。
この際、トグル回転方向位置判断部2cは、トグルボタン5aからの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてトグルボタン5aの転方向と回転位置を判断する。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、上述したカーソルが[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの何れかの上に位置した旨の報知信号と、トグルボタン5aの回転方向と回転位置を知らせる報知信号を受けて、図7(A)、(B)に示すように、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタン群に関連する他の[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群を、トグルボタン5aの回転方向に応じて、一気に上方向にスクロール表示させることで、それらの表示切り替えを行う(S14)。
即ち、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタン群と、[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群の画像情報は、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けられて記憶されていると共に、各々の画像情報は、当該メモリの所定領域の所定番地に、トグルボタン5aの回転位置と対応付けられて記憶されている。ボタン表示切替処理部2dは、トグルボタン5aの回転位置の情報に基づいて、順次、当該メモリの所定領域の所定番地から、その回転位置に対応する表示ボタン群の画像情報を読み出して、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させることで、上述したスクロール表示を行う。
また、操作者がトグルボタン5aを上向きに回転させた場合には、トグル回転方向位置判断部2cによってその回転方向と回転位置が判断されて、それらを知らせる報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S13、NO;S15、YES)。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、上述したカーソルが[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタンの何れかの上に位置した旨の報知信号と、トグルボタン5aの回転方向と回転位置を知らせる報知信号を受けて、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタン群に関連する他の[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の3個の表示ボタン群を、トグルボタン5aの回転方向に応じて、一気に下方向にスクロール表示させることで、その表示切り替えを行う(S16)。
このようにして、操作者は、所望する診療項目群が表示されるまでトグルボタン5aを回し続けて、例えば所望する診療項目群である[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群を表示させる。
このように、ボタン表示切替処理部2dは、トグルボタン5aが回転されたことを受けて、表示ボタン群の表示切り替えを行うので、操作者は、トグルボタン5aを回転させるといった簡単な操作を行うだけで、表示ボタン群の表示切り替えを行うことができる。即ち、従来の電子カルテ画面30Aの画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeにおいては、操作者は、所望する診療項目群に対応する表示ボタン群を表示させるために、マウスの操作によって、[<]、[>]ボタン上にカーソルを移動させて、クリックボタンを押下するといった面倒な操作を行う必要があったのに対して、当該電子カルテ表示装置においては、操作者は、所望する診療項目群に対応する表示ボタン群を表示させるために、マウスの操作によって第1診療項目群に対応する表示ボタン群の何れかの上にカーソルを移動させて、トグルボタン5aを回転させるといった簡単な操作を行うだけで表示ボタン群の表示切り替えを行うことができる。従って、操作者が所望する診療項目に対応する表示ボタンを選択するまでに行う操作を簡略化することができ、その手間を軽減することができる。
説明に戻って、ここで、操作者が、マウス5の操作によって、これら[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタンの内、所望する例えば[頭部MR(単純)]ボタン上にカーソルを移動させると、カーソル位置判断部2aによってこれが判断されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される。
ここで、操作者が、クリックボタン5bを押下した場合には、クリック取得部2eによってこれが検出されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S17、YES)。
因みに、このクリックボタン5bの操作は、マウス5における右クリックと左クリックの何れであっても良く、アプリケーションに依存することとする。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、この[頭部MR(単純)]ボタンが選択されたことを操作者に対して明示するために、例えば[頭部MR(単純)]ボタンの表示色を変化させる処理を行う(S18)。
即ち、上述した、表示色を変化させた「頭部MR(単純)」ボタンの画像情報は、その表示装置3の画面上における表示位置情報と対応付けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域に記憶されており、ボタン表示切替処理部2dは、クリックボタン5bが押下されたことを受けて、当該表示色を変化させた「頭部MR(単純)」ボタンの画像を、その表示位置情報に基づいて、電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
ここで、表示実行処理部2aは、この[頭部MR(単純)]ボタンに対応して定義付けされた処理、具体的には、患者の頭部のMR画像を表示装置3に表示させる処理を行う(S19)。
即ち、表示実行処理部2aは、「頭部MR(単純)」ボタンが押下されたことを受けて、記憶装置1から患者の頭部のMR画像情報を読みだして、その画像を表示装置3に表示させる。
このように、表示実行処理部2aは、何れかの表示ボタン上にカーソルが位置されて、且つ、クリックボタン5bが押下された場合に、当該表示ボタンに対応する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させる処理を行うので、操作者は、クリックボタン5bが押下するといった簡単な操作を行うだけで、所望する診断項目に関する情報を電子カルテ上に表示させることができる。
また、操作者がマウス5を操作して、クリックボタン5bを押下することなくカーソルの位置を[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の3つの表示ボタンの何れかからも外した場合には、カーソル位置判断部2aによってこれが判断されて、その旨の報知信号がボタン表示切替処理部2dに送信される(S20、YES)。
この際、カーソル位置判断部2aは、マウス5からの操作信号を受けて、その操作信号に基づいてカーソルの画面上における位置を判断して、その位置情報と、[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群の表示位置情報とを比較することで、カーソルが、これら[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群の上から外されたか否かを判断する。
ここで、ボタン表示切替処理部2dにおいては、初期状態に戻すべく、第1診療項目である[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]ボタンを表示する(S11へ戻る)。
即ち、ボタン表示切替処理部2dは、カーソルが、[頭部MR(単純)]、[躯幹MR(単純)]、[四肢MR(単純)]の表示ボタン群の上から外されたことを受けて、記憶装置1に備えられたメモリの所定領域から、[頭部CT(単純)]、[躯幹CT(単純)]、[四肢CT(単純)]の表示ボタン群の画像情報を読み出して、その表示装置3の画面上における表示位置情報に従って、これを電子カルテの画面上の所定位置に表示させる。
このように、ボタン表示切替処理部2dは、カーソルが表示ボタンから外されたことを受けて、表示ボタンの表示を初期状態に戻す処理を行うので、操作者は、マウス5の操作によって表示ボタンの上からカーソルを外すだけで、表示ボタンの表示を容易に初期状態に戻すことができる。
以上に説明した[実施例1]や[実施例2]における表示切り替え処理は、上述した電子カルテ画面30Aの患者情報表示窓部分30Aaや、画像診断情報ショートカット表示窓部分30Aeに関して行われるに限らず、カルテ情報表示窓部分30Ab(担当医表示窓部分30Aba、所見表示窓部分30Abb、シェーマ情報表示窓部分30Abc、オーダ情報表示窓部分30Abd等を含む)や、指導料実施情報表示窓部分30Ac、診療情報ショートカット表示窓部分30Ad等に関しても同様に行われることとする。但し、この際、例えば使用頻度の低い診療項目や必要性が低い診療項目等は、初期状態において表示される表示ボタンとは対応付けずに、表示切り替え処理が行われて初めて表示される表示ボタンと対応付けておくことが好ましい。
尚、本発明に係る電子カルテ表示装置は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することのない範囲内で、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態における電子カルテ表示装置においては、表示装置3が表示する電子カルテの初期状態においては、第1診療項目(群)に対応する表示ボタンを表示することとしたが、この他にも、例えば複数の診療項目を総称するタイトルを表した表示ボタン等を表示することにしても良い。
また、本実施形態における電子カルテ表示装置においては、登録患者の電子カルテの情報が記憶装置1に記憶されていることとしたが、この他にも、例えば病院内の情報システムにおいて管理サーバー等に管理されていることとし、それを表示実行処理部2aが取得する構成にしても良い。
本発明に係る電子カルテ表示装置の一実施形態における全体構成を表す構成図である。 従来の電子カルテ表示装置において表示される電子カルテ画面の構成を表す構成図である。 (A)は、従来の電子カルテ画面における表示ボタンの配置状態について説明するための説明図である。 (B)は、図1に示す表示装置に表示される電子カルテ画面における表示ボタンの配置状態について説明するための説明図である。 (A)〜(D)は、何れも図3(B)に示す表示ボタンの表示が切り替えられる様子を説明するための説明図である。 図4に示す表示ボタンの表示切り替え処理について説明するためのフローチャートである。 (A)は、従来の電子カルテ画面における表示ボタンの配置状態について説明するための説明図である。 (B)は、図1に示す表示装置に表示される電子カルテ画面における表示ボタンの配置状態について説明するための説明図である。 (A)、(B)は、何れも図6(B)に示す表示ボタンの表示が切り替えられる様子について説明するための説明図である。 図6に示す表示ボタンの表示切り替え処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 記憶装置
2 処理装置
2a 表示実行処理部
2b カーソル位置判断部
2c トグル回転方向位置判断部
2d ボタン表示切替処理部
2e クリック判断部
3 表示装置
4 キーボード
5 マウス
5a トグルボタン
5b クリックボタン

Claims (4)

  1. 画面表示される電子カルテに配置された各種診療項目に対応する複数の表示ボタンの中から所望する表示ボタンが選択されることで、当該選択された表示ボタンに対応する前記診療項目に関する情報を表示する電子カルテ表示装置であって、
    前記電子カルテ上にポインタを表示させるポインタ表示処理手段と、
    前記表示されたポインタを移動させる操作を行うためのトグルボタンを備えたマウスと、
    前記マウスの操作によって前記複数の表示ボタンの何れかの上に前記ポインタが位置された場合に、前記トグルボタンの操作に応じて、前記ポインタが位置された前記表示ボタンの表示を、当該表示ボタンと予め関連付けられた他の診療項目に対応する表示ボタンの表示に切り替える表示切替処理手段と、を備えたことを特徴とする電子カルテ表示装置。
  2. 前記他の診療項目に対応する表示ボタンへの表示切り替えが行われた後に、前記マウスの操作によって前記他の診療項目に対応する表示ボタンの上から前記ポインタが外された場合に、前記他の診療項目に対応する表示ボタンの表示を、前記表示切り替えが行われる以前の前記表示ボタンの表示に切り替える表示復帰処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子カルテ表示装置。
  3. 前記マウスの操作によって前記複数の表示ボタンの何れかの上に前記ポインタが位置された場合に、前記電子カルテ上に当該ポインタが位置された前記表示ボタンに対応する前記診療項目と予め関連付けられた前記他の診療項目を一覧表示させる一覧表示処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子カルテ表示装置。
  4. 前記マウスは、前記ポインタが位置された前記表示ボタンの選択を確定するためのクリックボタンを有し、
    前記クリックボタンの押下によって選択が確定された前記表示ボタンに対応する前記診断項目に関する情報を前記電子カルテ上に表示させる表示実行処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子カルテ表示装置。
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