JPH1195968A - メニュー選択装置及び方法並びにメニュー選択プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

メニュー選択装置及び方法並びにメニュー選択プログラムを記録した記録媒体

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JPH1195968A
JPH1195968A JP25710797A JP25710797A JPH1195968A JP H1195968 A JPH1195968 A JP H1195968A JP 25710797 A JP25710797 A JP 25710797A JP 25710797 A JP25710797 A JP 25710797A JP H1195968 A JPH1195968 A JP H1195968A
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JP
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rotation
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JP25710797A
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English (en)
Inventor
Yasuko Kojima
靖子 小島
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良く迅速かつ確実に目的とするメニ
ューの項目の選択を行うことができ、リモコンのような
操作手段の貧弱な機器にも適用できるメニュー選択装置
及び方法及びメニュー選択プログラムを記録した記録媒
体を提供する。 【解決手段】 ローテーションメニューは選択対象のボ
タンb1,b2,b3,bnを表示上で環状となるように並
べて回転させるようにしたものである。図示する例では
2つのローテーションメニューが設定されている。1組
のローテーションメニューに対し該当する所定領域を予
め設定しておき、ユーザの操作により移動したカーソル
が該所定領域に入ったときに、回転しているローテーシ
ョンメニューの回転速度を遅くする処理または止まって
いるローテーションメニューの回転を開始する処理を行
ってローテーションメニューの表示を変化させる。これ
により、高い視認性が得られ、迅速かつ確実に目的の項
目を選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メニュー等を選択
するメニュー選択装置及びメニュー選択方法に関し、例
えば、テレビジョン受像機,パーソナルコンピュータ,
ワークステーション等に適用できるメニュー選択装置及
びメニュー選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ,ワークステー
ション等においては、家庭への普及に伴い、ユーザが使
いやすいこと、すなわち、ユーザインタフェースの向上
が要求されている。そこで、最近では、操作内容や操作
手順,装置機能などを選択対象の項目とする操作メニュ
ー(以下、単にメニューとする)を画面に表示し、ユー
ザがこれらのメニューから、カーソルを用いて目的の項
目を選択する方式が用いられている。
【0003】このようなメニューの表示においては、選
択可能な項目をすべて一覧表示するリスト形式を用いる
のが一般的であるが、項目が多過ぎて一覧表示ができな
い場合、あるいは画面の広さが充分でない場合は、メニ
ューを階層化することもある。例えば、プルダウンメニ
ュー,ポップアップメニューといわれるメニューを一時
的に画面に並べて選択可能な項目を表示する方法があ
る。また、操作対象とする装置等の機能が複雑になって
いるため、メニューを一つだけではなく複数設定する場
合が増えている。この場合、ユーザは複数のメニューの
うち選択したいメニュー上にカーソルを移動させ、カー
ソル操作手段として用いる例えばマウスのボタンをクリ
ックする操作を行う必要があった。このような場合に
は、マウスをクリックすることによりメニューが選択さ
れ、その際に、選択されたことを示すためにメニューを
ハイライト表示する方法が用いられる。
【0004】しかし、プルダウンメニューやポップアッ
プメニューを利用する場合、マウスのボタンを押しなが
らマウスを移動させるドラッグ操作を行わなければなら
ず、初心者にとっては操作しにくいインタフェースにな
っていた。また、これらのメニューは表示画面において
は通常隠されているため、ユーザがメニューの存在に気
付かなかったり、メニューとしてどのような項目がある
のか分かりにくいという不具合があった。また、ユーザ
がメニューの上にカーソルを移動させようとする場合、
メニュー領域にカーソルを的確に移動させることが難し
かった。また、カーソルの表示とメニュー表示が重なっ
てしまい、どこにカーソルが表示されているのか分から
なくなってしまうことがあった。
【0005】一方、テレビジョン受像機においては、遠
隔操作装置(以下、リモコンとする)を用いて機能を選
択するようにしたものが一般的である。しかし、近年テ
レビジョン受像機の高機能化が進み、必要とする機能の
選択ボタンをすべてリモコンに用意しようとすると、ボ
タンの数が膨大になり、現実的でないものとなる。そこ
でテレビジョン受像機の画面に各機能を選択するための
項目をメニューとして表示し、リモコンを用いてカーソ
ルを移動させて目的の項目を選択するような手段を持た
せるようになってきた。しかし、リモコンを用いる場合
は、リモコンのボタンが主な操作手段となるため、マウ
スのようなドラッグ操作は行うことができず、またカー
ソル移動もリモコンの矢印ボタンを押しながら行うしか
方法がなかった。
【0006】上述したようなメニュー表示の問題を解決
するため、メニューを回転させて表示するようにしたロ
ーテーションメニューが考えられている。これは、選択
対象である各機能の項目を表現したボタンを表示上で円
状(多角形状でもよい)に配置し、3次元的に回転させ
る表示を行うものである。このようなメニュー形態とす
ることで、限られた表示領域内に多くの項目を効率的に
配置することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ローテーションメニュ
ーが複数設定されている場合、まず、目的の項目をもつ
メニューをカーソルで選択する必要がある。このような
場合、これまではユーザが表示画面上のカーソル位置を
見ながらメニューの選択を行うしか方法がなかった。し
かし、ローテーションメニューが回転表示されている場
合には、カーソル表示と回転表示が重なってしまってメ
ニューの選択に支障が生じやすかった。また、ローテー
ションメニューの回転速度が一定に設定されているの
で、回転速度が遅い場合には全ての項目を見るのに時間
がかかり、また早い場合には項目を充分に理解すること
ができないという不具合があった。また、ローテーショ
ンメニューが回転していないような場合でも、カーソル
の移動速度は一定に設定されているので、カーソル速度
が遅い場合には目的のメニューに達するまでにいらいら
することがあり、また、早い場合には目的のメニュー領
域内にカーソルを静止させるのが困難となる場合が多か
った。
【0008】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、操作性が良く迅速かつ確実に目的とするメ
ニューの項目の選択を行うことができ、リモコンのよう
な操作手段の貧弱な機器にも適用できるメニュー選択装
置及び方法及びメニュー選択プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、メニ
ュー及びカーソルを画面に表示する表示手段と、該表示
手段に表示されるカーソルの操作を行うための入力がな
されるカーソル操作手段と、前記表示手段に表示される
メニューの操作を行うための入力がなされるメニュー操
作手段と、前記カーソル操作手段及び前記メニュー操作
手段になされる入力に基づいて、前記表示手段に表示す
るメニュー及びカーソルの表示を制御する制御手段とを
備えるメニュー選択装置であって、前記メニューとし
て、選択対象項目を表す領域を組にして3次元的な表示
形態で連続的にその表示を変化し得るように配したメニ
ューを用いたメニュー選択装置において、前記組にした
メニューに対応させた所定領域を予め設定し、前記制御
手段は、前記カーソルが前記所定領域に在る場合に、該
当する前記メニューの表示を前記カーソルが前記所定領
域にない場合に対して変化させることを特徴とし、選択
可能なローテーションメニューをユーザが容易に知るこ
とができ、また選択対象の項目の視認性が良くなって選
択を容易に行うことができるようになり、これらより操
作性が良く迅速かつ確実に目的の項目の選択を行うこと
ができるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のメニュ
ー選択装置を機能させるためのプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体としたものである。
【0011】請求項3の発明は、表示手段に表示される
メニュー及びカーソルを操作し、該カーソルにより選択
対象項目を選択するメニュー選択方法であって、前記メ
ニューとして、前記選択対象項目を表す領域を組にして
3次元的な表示形態で連続的にその表示を変化し得るよ
うに配したメニューを用いたメニュー選択方法におい
て、前記組にしたメニューに対応させた所定領域を予め
設定し、前記カーソルが前記所定領域に在る場合に、該
当する前記メニューの表示を前記カーソルが前記所定領
域にない場合に対して変化させることを特徴とし、選択
可能なローテーションメニューをユーザが容易に知るこ
とができ、また選択対象の項目の視認性が良くなって選
択を容易に行うことができるようになり、これらより操
作性が良く迅速かつ確実に目的の項目の選択を行うこと
ができるようにしたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載のメニュ
ー選択方法を実行させるためのプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を説明
するためのブロック図で、図中、1はカーソル操作部、
2はメニュー操作部、3は制御部、4はカーソル表示
部、5はメニュー表示部である。ここに示すものは、本
発明によるメニュー選択装置をテレビジョン受像機に適
用した例である。カーソル操作部1は、ユーザが画面に
表示されたカーソルを移動させる操作を行うものであ
る。メニュー操作部2は、選択操作を行うことのできる
メニューに対し、ユーザが項目を選択したり選択を決定
するなどの操作を行うものである。一般的には、カーソ
ル操作部1とメニュー操作部2を兼ねるものとして、リ
モコン,マウス,キーボードなどが用いられるが、本発
明では、これらに限定されるものではない。制御部3
は、カーソル操作部1から送られた情報に基づいてカー
ソルが所定領域に入っているかどうかを判定し、入って
いるときは、選択されたローテーションメニューの回転
速度を変更する等の処理を行ってメニューの表示形態を
制御する。カーソル表示部4は、カーソル操作部1より
送られるカーソル位置情報をもとにカーソルをディスプ
レイに表示する。メニュー表示部5は、設定されたアプ
リケーションの各画面において有効なメニューを表示
し、メニュー操作部2から送られた指示に従ってそれぞ
れのメニューについて回転表示を行うとともに、制御部
3からの指示に従ってメニューの回転速度を変更して表
示する。
【0014】図2は、図1に示す実施例における要部の
より具体的な構成例を示すブロック図で、図中、6はリ
モコン、7はCPU、8はディスプレイ、9はメモリで
ある。リモコン6には、図1に示すカーソル操作部1及
びメニュー操作部2が組み込まれている。CPU7は、
リモコン6から入力された情報に基づいてディスプレイ
8の表示の制御,アプリケーションの処理,メモリ9の
制御,及び制御部とのやりとりなどを行う。ディスプレ
イ8は、テレビ放送画像の表示,アプリケーション画面
の表示,及びリモコン6から送られたデータの表示など
を行う。メモリ9は、アプリケーションソフトウェア,
及び該アプリケーションソフトウェアに必要なデータな
どを保存する。
【0015】図3は、図2に示すリモコンの構成例を示
す図で、図中、6はリモコン、6aは上下ダイヤル、6
bは左右ダイヤル、6cはトラックボールである。リモ
コン6には、図1に示すカーソル操作部1として、トラ
ックボール6cが用意されている。操作に際しては、ユ
ーザがトラックボール6cを指で回転させることによ
り、トラックボール6cの動きに応じてカーソルを移動
させることができる。
【0016】またリモコン6には、図1のメニュー操作
部2として、上下ダイヤル6aと左右ダイヤル6bが用
意されている。これらの各ダイヤルは音量ボリュームの
ごとくに歯車を回転させるようにしたもので、回転動作
によりパルス信号を発生させる。回転に際しては、1ス
テップで1パルスが発生し、Nステップで1回転する。
メニューにおける項目の選択切替えは、ダイヤルを1ス
テップずつ回転させることにより行い、選定した項目の
確定はダイヤルを押すことにより行う。このときの項目
の確定については、リモコン6上の他のボタンで代用す
るように設定することも可能である。
【0017】上記両ダイヤルのうち上下ダイヤル6a
は、ディスプレイ上で項目が縦に配置されたメニュー
や、縦方向に回転するローテーションメニューに対する
項目選択等の操作を行う。ローテーションメニューと
は、前述したごとくに選択対象である各機能の項目を表
現したボタンを表示上で円状(多角形状でもよい)に配
置し、3次元的に回転させる表示を行うもので、縦に設
定されたローテーションメニューは、縦方向に回転す
る。このローテーションメニューでは、ユーザからの指
示によってボタンを回転させるほか、回転指示にかかわ
りなく予め決められた速度でボタンを回転させておくよ
うにしてもよい。
【0018】図4は、本発明における選択対象メニュー
としてのローテーションメニューの表示例を示す図で、
図中、b1,b2,b3,bnはボタンである。図4におい
ては、正面で一番大きく手前に表示されているボタンb
1が現在選択されているボタンである。ここでリモコン
6の上下ダイヤル6aを1ステップ下方向に回転させる
と、正面に表示されるボタンがボタンb2に変わる。さ
らに続けて上下ダイヤル6aを回転させていくと、正面
に表示されるボタンがボタンb3…bnへと回転して変わ
っていく。ボタンbnまで進むと次はボタンb1に戻る。
逆に上下ダイヤル6aを上方向に回転させると、ボタン
は上述した例とは逆方向に回転する。これらの連続した
ボタンには特定の始点と終点はないが、初期状態として
正面に表示するボタンをデフォルトにより決めておくよ
うにしてもよい。
【0019】また、項目が横に配置されたメニューや、
横方向に回転するローテーションメニューは、左右ダイ
ヤル6bを用いて操作する。横に配置されたローテーシ
ョンメニューについても、上述した上下ダイヤル6aに
よる操作と同様の操作によりローテーションメニューの
回転,選択,選択の確定が可能である。
【0020】図5は、本発明における選択対象メニュー
としてのローテーションメニューの他の表示例を示す図
で、ローテーションメニューが画面上に複数設定されて
いる例を示すものである。ユーザが単にリモコン6の上
下ダイヤル6aを操作した場合、図5に示すメニュー1
とメニュー2のうちどのメニューを操作しているのかを
区別することができないため、まず、ユーザが操作対象
とするメニューを選択する必要がある。
【0021】この処理の動作を図6及び図1を参照して
説明する。図6は、本発明の実施例における動作の一例
を説明するためのフローチャートである。まず、カーソ
ル操作部1(図3の例ではリモコン6におけるトラック
ボール6c)の操作がユーザによりなされたときに、制
御部3は、移動したカーソルの位置検出を行う(ステッ
プS1)。検出されたカーソルの位置情報は直ちにカー
ソル表示部4に伝えられ、位置情報に基づいてカーソル
が表示される。このときに、カーソルの位置情報をX1
(x1,y1)とする。ただし、x1,y1はそれぞれ
X座標,Y座標を表し、各座標は、画面上の絶対座標で
もよく、また差分により表示される相対座標でも良い。
また画面上に表示されているメニューの領域情報は予め
保存されているか、または、知ることができるものとす
る。
【0022】ここで図5に示すごとくに、メニュー1の
領域をX2(x2,y2)とX3(x3,y3)により
規定される方形領域とし、メニュー2の領域をX4(x
4,y4)とX5(x5,y5)により規定される方形
領域とする。これらメニュー領域を規定する2点は、メ
ニュー領域の左上端と右上端の各点を表すものである。
ステップS1でカーソルの位置情報を検出した後、制御
部3はこの位置情報に基づいて、メニュー領域内にカー
ソルが入っているかどうかを判断する(ステップS
2)。このときに、x2≦x1≦x3、かつ、y2≧y
1≧y3(ただしx2≦x3,y2≧y3とする)とな
る座標(x1,y1)がメニュー1の領域内を示すこと
になる。ステップS2における判断の結果、カーソルが
メニュー領域内に含まれている場合、制御部3でローテ
ーションメニューの回転速度を変更するようにメニュー
表示部5に指示を出す(ステップS3)。また、カーソ
ルがメニュー領域内に含まれていない場合は回転速度を
維持し(ステップS4)、制御部3から送られる情報に
基づいてメニュー表示部5でローテーションメニューの
表示を行う(ステップS5)。
【0023】上記の例では、ローテーションメニューの
回転速度を変更する領域として、表示されるメニュー領
域内を設定しているが、メニュー領域の近傍を含む領域
を設定してもよい。この場合は、メニュー領域近傍の所
定の範囲を規定するための値δを設定し、座標(x2−
δ,y2+δ),(x3+δ,y3−δ)の2点により
規定される領域(例えば、2点を左上端,右下端とする
方形領域)において、領域内にカーソルが含まれている
かどうかを判断する。また、画面全体を表示されるメニ
ューの数の領域に分割し、分割した領域にカーソルが含
まれるかどうかを判断するように設定してもよい。
【0024】次いで、ローテーションメニューの表示の
変更方法の一例を説明する。ユーザの入力待ち状態のと
きに、回転表示をしているようなローテーションメニュ
ーを考える。入力待ち状態で回転しているローテーショ
ンメニューは、どのような項目が選択できるのか分かり
やすく、また、回転することによる視覚的な効果を持
つ。この状態でユーザがカーソルをメニュー領域内に移
動させたときに、選択されたローテーションメニューの
回転速度が遅くなるように変更して表示する。回転速度
を遅くすることにより、選択されて操作対象となってい
るメニューをユーザが容易に知ることができ、また、ユ
ーザが項目の選択操作を容易に行うことができるように
なる。
【0025】一方、ユーザの入力待ち状態のとき、ロー
テーションメニューが回転していないように設定されて
いる場合は、ユーザがカーソルをメニュー領域内に移動
させたときに、ローテーションメニューを回転させて表
示する。このようにすることで、選択されて操作対象と
なっているメニューをユーザが容易に知ることができ、
表示も見やすくすることができる。そして、ユーザがロ
ーテーションメニューの回転,選択の指示入力を行った
ときに、ユーザからの入力に従って回転を制御する。
【0026】次いで、本発明によるメニュー選択装置を
機能させるためのプログラムやデータ、または本発明に
よるメニュー選択方法を実行するために用いるプログラ
ムやデータを提供する手段について、その実施形態を以
下に説明する。この手段は、上記したところのメニュー
選択装置を機能させるためのプログラムやデータ、また
は、メニュー選択方法を実行するためのプログラムやデ
ータを保存した記録媒体として提供される。記録媒体と
しては、具体的には、ROM(リード・オンリー・メモ
リー),フラッシュメモリ,フロッピーディスク,ハー
ドディスク,光磁気ディスク,CD−ROM等が想定で
きる。そして、プログラムやデータを記録した記録媒体
を上記した形で流通させることにより、当該装置または
方法の実施化を容易にする。コンピュータ等の情報処理
装置にこうした記録媒体をインストールすることによっ
て簡単にメニュー選択装置を機能させる装置、または、
メニュー選択方法を実行できる装置を構成することがで
き、この装置により、記録媒体から読み出されたかかる
プログラムやデータに従って、メニュー選択を行うこと
ができる。
【0027】プログラムを読み取り可能な手段を組み込
んだメニュー選択装置の構成例を図7に示す。図7は、
本発明による記録媒体を組み込んでなる装置をより具体
化した実施例を説明するためのブロック図で、図中、1
0は記録媒体読み取り部、11は内部記憶部で、その
他、図1と同様の機能を有する部分には、図1と同じ符
号が付してある。記録媒体読み取り部10は、ローテー
ションメニューの回転速度を変換するプログラムを記録
媒体から装置内に読み込む。内部記憶部11は、記録媒
体読み取り部10が読み込んだプログラムを一時保存す
る。メニュー選択装置内の記録媒体読み取り部10から
メニュー選択プログラムを読み込み、予め内部記憶部1
1に記憶しておき、内部記憶部11のプログラムを起動
することで、メニュー選択を実行することができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の効果:カーソルが予め設定される所定の領域
内に入ったときに、メニューの表示を変化させることに
より、選択可能なメニューをユーザが容易に知ることが
でき、また選択対象の項目の視認性が良くなって選択を
容易に行うことができるようになり、これらより操作性
が良く迅速かつ確実に目的の項目の選択を行うことがで
きるメニュー選択装置が得られる。また、メニュー選択
装置は、インタフェースの操作手段が貧弱な機器にも適
用することができる。
【0029】請求項2の効果:請求項1記載のメニュー
選択装置を機能させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体が得られ、本装置を容
易に実施するための有効な手段を提供する。
【0030】請求項3の効果:カーソルが予め設定され
る所定の領域内に入ったときに、メニューの表示を変化
させることにより、選択可能なメニューをユーザが容易
に知ることができ、また選択対象の項目の視認性が良く
なって選択を容易に行うことができるようになり、これ
らより操作性が良く迅速かつ確実に目的の項目の選択を
行うことができるメニュー選択方法が得られる。また、
メニュー選択方法は、インタフェースの操作手段が貧弱
な機器にも適用することができる。
【0031】請求項4の効果:請求項3記載のメニュー
選択方法を実行させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体が得られ、本方法を容
易に実施するための有効な手段を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのブロック図
である。
【図2】図1に示す実施例における要部のより具体的な
構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すリモコンの構成例を示す図である。
【図4】本発明における選択対象メニューとしてのロー
テーションメニューの表示例を示す図である。
【図5】本発明における選択対象メニューとしてのロー
テーションメニューの他の表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施例における動作の一例を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を説明するためのブロック
図である。
【符号の説明】
1…カーソル操作部、2…メニュー操作部、3…制御
部、4…カーソル表示部、5…メニュー表示部、6…リ
モコン、6a…上下ダイヤル、6b…左右ダイヤル、6
c…トラックボール、7…CPU、8…ディスプレイ、
9…メモリ、10…記録媒体読み取り部、11…内部記
憶部、b1,b2,b3,bn…ボタン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニュー及びカーソルを画面に表示する
    表示手段と、該表示手段に表示されるカーソルの操作を
    行うための入力がなされるカーソル操作手段と、前記表
    示手段に表示されるメニューの操作を行うための入力が
    なされるメニュー操作手段と、前記カーソル操作手段及
    び前記メニュー操作手段になされる入力に基づいて、前
    記表示手段に表示するメニュー及びカーソルの表示を制
    御する制御手段とを備えるメニュー選択装置であって、
    前記メニューとして、選択対象項目を表す領域を組にし
    て3次元的な表示形態で連続的にその表示を変化し得る
    ように配したメニューを用いたメニュー選択装置におい
    て、前記組にしたメニューに対応させた所定領域を予め
    設定し、前記制御手段は、前記カーソルが前記所定領域
    に在る場合に、該当する前記メニューの表示を前記カー
    ソルが前記所定領域にない場合に対して変化させること
    を特徴とするメニュー選択装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメニュー選択装置を機能
    させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 表示手段に表示されるメニュー及びカー
    ソルを操作し、該カーソルにより選択対象項目を選択す
    るメニュー選択方法であって、前記メニューとして、前
    記選択対象項目を表す領域を組にして3次元的な表示形
    態で連続的にその表示を変化し得るように配したメニュ
    ーを用いたメニュー選択方法において、前記組にしたメ
    ニューに対応させた所定領域を予め設定し、前記カーソ
    ルが前記所定領域に在る場合に、該当する前記メニュー
    の表示を前記カーソルが前記所定領域にない場合に対し
    て変化させることを特徴とするメニュー選択方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のメニュー選択方法を実行
    させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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