JP2005250578A - 情報記録部付き可逆性感熱記録媒体及び情報記録方法 - Google Patents

情報記録部付き可逆性感熱記録媒体及び情報記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 印字時の発色不良の解消、及び、消去時の消去不良の解消、並びに、情報記録部の破損の防止を可能とする情報記録部付き可逆性感熱記録媒体を提供する。
【解決手段】 支持体3上に設けられた情報記録素子5を有する情報記録部200を、可逆性感熱記録媒体1に、情報記録素子5が支持体3を介して可逆性感熱記録媒体1と反対側になるように設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体及び情報記録方法に関する。
可逆性感熱記録媒体に情報記録部を設けた情報記録部付き可逆性感熱記録媒体において、情報記録部の内部情報を書き換えると共に、記録されている情報を可視画像として可逆性感熱記録媒体に表示することが出来ることが知られている(例えば 特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等)。図9は、従来の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を示す。図9に示すように、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100は、情報記録部200及び情報記録部200に接着層2aを介して接着された可逆性感熱記録媒体1を有し、情報記録部200は、その支持体3上にアンテナ回路4及び情報記録素子5を有する。従来の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100においては、情報記録素子5及び可逆性感熱記録媒体1が支持体3の同じ側に設けられている。
しかし、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100に対して消去又は印字を行う際にサーマルヘッド、消去バー、消去ローラー、消去板等の加熱装置を情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100に押し当てるが、情報記録部200の情報記録素子5(例えばICチップ)の存在により可逆性感熱記録媒体1が不均一にプレスされてしまい、可逆性感熱記録媒体1に凸部が形成されてしまう。その結果、可逆性感熱記録媒体1を加熱装置によって均一に加熱することができなくなり、印字時には、可逆性件熱記録媒体1における熱伝導を均一に保てず、可逆性感熱記録媒体1に記録した画像にムラが生じてしまう。また、情報の消去時には可逆性感熱記録媒体1における加熱装置の接する部分にムラが生じるため、消去不良が発生してしまう。また、可逆性感熱記録媒体1における情報記録素子5が設けられた部分には凸部が生じるので、情報記録素子5が可逆性感熱記録媒体1を介して加熱装置にプレスされて、情報記録素子5が可逆性感熱記録媒体1から剥がれたり、傷がついたりするという問題がある。
そこで、上記問題を解決するために様々な手法がとられている(例えば、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10等)が、これらの手法を用いると、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体は、厚く硬いカードとなってしまい、可逆性感熱記録用の印字消去装置で情報記録素子に記録される情報の書き換えと可逆性感熱記録媒体に記録される情報の書き換えを同時に処理することができないという問題があった。
特開2000−94866号公報 特開2000−251042号公報 特開2001−63228号公報 特開2002−103654号公報 特開平11−91274号公報 特開平11−59037号公報 特開平11−85938号公報 特開2002−117880号公報 特開2003−141486号公報 特開2003−141494号公報
本発明は、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消、情報記録素子の破損の防止及びフレキシブルな可逆性感熱記録媒体を得ることを可能とする情報記録部付き可逆性感熱記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明は、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子の破損の防止を可能とする情報記録方法を提供することを目的とする。
本発明により、前記課題を解決できる。具体的には、以下の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体を得ることができる。
上記課題の一つを解決するために、本発明は、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体において、支持体上に設けられた情報記録素子を有する情報記録部を、可逆性感熱記録媒体に、前記情報記録素子が前記支持体を介して前記可逆性感熱記録媒体と反対側になるように設けることを特徴とする。これにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消情報記録素子の破損の防止及びフレキシブルな可逆性感熱記録媒体を得ることができる。
本発明は、さらに、前記情報記録素子の支持体側とは反対側に、1又は複数の薄層基材を設けるように構成することができる。これにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消、情報記録素子の破損の防止及びフレキシブルな可逆性感熱記録媒体を得ることができる。
本発明は、さらに、前記可逆性感熱記録媒体と前記支持体の間に剛性部材を設けるように構成することができる。これにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子が破損することを防止する効果を向上させることができる。
本発明は、さらに、前記情報記録素子の前記支持体側とは反対側に剛性部材を設けるように構成することができる。これにより、情報記録素子の破壊防止効果が向上する。
本発明は、さらに、前記情報記録素子の周辺に枠を設けるように構成することができる。これにより、情報記録素子の破壊防止効果が向上する。
本発明は、さらに、前記枠の厚みが、前記情報記録素子の厚みより大きいように構成することができる。これにより、情報記録素子の破壊防止効果が向上する。
本発明は、さらに、前記情報記録素子の前記支持体側とは反対側に発泡ポリウレタン樹脂層を設けるように構成することができる。これにより、情報記録素子が破損することを防止する効果が向上する。
本発明は、さらに、前記発泡ポリウレタン樹脂層の支持体側とは反対側に薄層基材を設けるように構成することができる。これにより、ポリウレタン樹脂層の磨耗を低減することができる。
本発明は、さらに、前記情報記録素子がICチップであるように構成することができる。これにより、情報記録部のメモリーが大きくなる。
本発明は、さらに、前記情報記録部が非接触式の情報記録部であるように構成することができる。これにより、接触式IC方式で生じる接点の劣化の問題を生じずにすむ。
前記課題の一つを解決するために、本発明は、情報記録方法において、上記の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体に情報を記録するように構成することができる。これにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子の破損の防止ができる。
また、本発明は、さらに、前記可逆性感熱記録媒体に硬度が20度以上70度以下のプラテンロールを用いて情報を記録するように構成することができる。
これにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録部の破損の防止ができると共にプラテンロールの耐久性を高めることができる。
本発明により、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消、情報記録素子の破損の防止及びフレキシブルな可逆性感熱記録媒体を得ることを可能とする情報記録部付き可逆性感熱記録媒体を提供することができる。
また、本発明は、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子の破損の防止を可能とする情報記録方法を提供することができる。
図1に示すように、本発明の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100は少なくとも、可逆性感熱記録媒体1及び情報記録部200を有し、情報記録部200は、情報記録素子5及び情報記録素子5を支持する支持体3を有している。また、図1に示すように、情報記録部200を、可逆性感熱記録媒体1に、情報記録素子5が支持体3を介して可逆性感熱記録媒体1と反対側になるように設けている。
図10に示すように、可逆性感熱記録媒体1は少なくとも可逆性感熱記録層12を有する。
可逆性感熱記録層12は、少なくともロイコ染料と顕色剤を含有し、加熱温度および/または加熱後の冷却速度の違いにより相対的に発色した状態と消色した状態を示す。
また、可逆性感熱記録媒体1には、可逆性感熱記録層12の他に、必要に応じて保護層10、中間層11、図示していない光熱変換層、バック層14又は図示していないアンダー層を設けてもよい。
ここで、保護層10を設けることで、可逆性感熱記録媒体の劣化を防止できる。
また、可逆性感熱記録層12と保護層10の間に中間層11を設けることで、可逆性感熱記録層12と保護層10の接着性を向上させ、保護層10を塗布することによる可逆性感熱記録層12の変質を防止し、保護層10の中にある添加剤が可逆性感熱記録層12へ移行することを防止することができる。これによって可逆性感熱記録媒体1における発色画像の保存性が改善できる。
さらに、光熱変換層を設けることで、レーザー光を吸収して光を熱に変換でき、可逆性感熱記録層12に対するレーザー記録が可能となる。
また、バック層14を設けることで、可逆性感熱記録層12面の収縮によるカールを抑えることができる。
加えて、アンダー層を設けることで、可逆性感熱記録媒体1の発色感度、及び接着性が向上する。
情報記録部200の支持体3には、一般的な紙フェノール、ガラスエポキシ、コンポジット等のリジッドタイプ、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム、紙、合成紙等のフレキシブルタイプ、および両者の複合タイプが使用できる。
図1に示すように、情報記録素子5と可逆性感熱記録媒体1を、支持体3を介して反対側に設けたことで、印字時及び消色時に情報記録素子5の存在により可逆性感熱既得媒体1が不均一にプレスされて可逆性感熱記録媒体1に凸部が形成されてしまうことを防止できる。その結果、可逆性感熱記録媒体1を均一に加熱することができるようになるので、印字時の発色不良の解消、及び、消去時の消去不良の解消が可能となる。また、可逆性感熱記録媒体1における情報記録素子5が設けられた部分に生じる凸部の大きさを小なくできるので、情報記録素子5が可逆性感熱記録媒体から剥がれたり、傷ついたりすることを防止できる。また、本発明における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100においては、情報記録部200が、情報記録素子5が支持体3を介して可逆性感熱記録媒体1と反対側になるように、可逆性感熱記録媒体1に接着されているので、加熱装置で可逆性感熱記録媒体1をプレスする際に情報記録素子5によって可逆性感熱記録媒体1に生じる凸部が小さいため、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の厚さを薄くすることができる。すなわち、本発明における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100は、フレキシブルなシート状のものであってもよい。
図2に示すように、情報記録素子5の支持体側とは反対側に、情報記録素子5を保護する保護層のような1又は複数の薄層基材6を設けることが好ましい。薄層基材6の材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム等を用いることができる。
支持体3と可逆性感熱記録媒体1を接着(粘着)する接着層(粘着層)2a、及び支持体3と薄層基材6を接着(粘着)する接着層(粘着層)2bは、本製造工程中の積層貼合時に接着力を保持するものが使用できる。通常は常温もしくは加熱した状態で加圧接着できるものが用いられ、EVA(エチレン−酢酸ビニル)系接着剤など一般的なヒートシーラーが使用できる。接着剤としては、液状のアンカーコート剤等を用いることができる。
薄層基材6の材料には、滑性を持たせるためにプラスチック等を用いてもよい。また、付加機能として感熱層、可逆性感熱層、インクジェット層、印刷層を設けてもよい。
図2に示すように、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100において、情報記録素子5と支持体3の境界を基準として、可逆性感熱記録媒体1側の層の厚みLがその反対側の層の厚みLより大きいことが好ましい。このようにすることで、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子5が破損することを防止する効果を向上させることができる。
さらに、情報記録素子5と支持体3との境界を基準とした可逆性感熱記録媒体1側の層の厚みLが、その反対側の層の厚みLの5倍以上であることが特に好ましい。この場合には、可逆性感熱記録媒体1へ印字消去不良なしに情報を繰り返し記録することができる回数を向上させることができる。
図3に示すように、可逆性感熱記録媒体1と支持体3の間に、剛性部材である、ステンレス、アルミ、銅などの金属板7aを設けることが好ましい。サーマルヘッドのような印字装置では、可逆性感熱記録媒体1の情報記録素子5が設けられた部分に局所的に荷重が加わり、可逆性感熱記録媒体1に繰り返し印字消去を行うと、情報記録素子5の破損が発生するが、可逆性感熱記録媒体1と支持体3の間に金属板7aを設けることで、このような情報記録素子5の破損を防止できる。また、金属板7aのような剛性部材を設けることで、印字時及び消去時に、情報記録部5の存在により可逆性感熱記録媒体1が不均一にプレスされて、可逆性感熱記録媒体1に凸部が形成されてしまうことをより効果的に防止できるので、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子5の破損を防止することもできる。
金属板7aのような剛性部材の厚みを、0.01mm以上0.50mm以下にすることで、情報記録素子5の破損防止及び印字消去に特に優れた情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100が提供できるのでさらに好ましい。剛性部材の厚みが0.01mmより小さければ、情報記録素子5の破損が生じ、剛性部材の厚みが0.50mmより大きければ、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の可撓性が低く、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を印字消去装置内で搬送しにくくなるためである。
図4(A)、(B)に示すように、情報記録素子5の周辺に軟質樹脂をホットメルトで流すか又は硬化樹脂を流し、これらの樹脂をプレス及び硬化させて枠8を製作するか、又は情報記録素子5が収容される部分をくりぬいた金属製、樹脂製又はセラミック製の枠8を製作することが好ましい。情報記録素子5の周辺に枠8を設けることで、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の運送時及び保管などの取り扱い時に、情報記録部5同士の接触による衝撃で生じる情報記録素子5の破損を防止できる。また、図4(B)に示すように枠8を情報記録部5の周囲全体に設けることで、枠8も可逆性感熱記録媒体1を支持するため、可逆性感熱記録媒体の印字特性がさらに良くなる。
枠8の厚みをT、情報記録素子5の厚みをSとした場合に、0.50mm>T>Sとすることが好ましい。Tが0.50mm以上では、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の可撓性が低く、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を印字消去装置内で搬送できなくなり、また、Tが情報記録素子5の厚みSより小さいと情報記録素子5が容易に破損する。
図5に示すように、金属板7aと枠8を同時に用いることが好ましい。このことにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子5の破損を防止する効果が更に高くなる。
図6(A)、(B)の示すように、情報記録素子5の支持体側とは反対側に、金属板7bのような剛性部材を設けることが好ましい。このことにより、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子5の破損を防止する効果が更に高くなる。
この際には、金属板7bの厚みが0.01mm以上0.30mm以下であることが好ましい。金属板7bの厚みが0.01mmより薄ければ情報記録素子5の破損を防止する効果が下がり、金属板7bの厚みが0.30mm以上では、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の可撓性が乏しいので、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を印字消去装置で搬送しにくくなる。
さらに、図7に示すように、発泡ポリウレタン樹脂層9を設けることが好ましい。発泡ポリウレタン樹脂層9を設けることで、情報記録素子5の破損を防止する効果を向上させることができる。なお、発泡ポリウレタン樹脂以外のゴムでは、印字消去装置の加熱装置による熱で変形、劣化しやすいため、発泡ポリウレタン樹脂が好ましい。
発泡ポリウレタン樹脂層9の密度は、20kg/m以上60kg/m以下であることが好ましい。発泡ポリウレタン樹脂層9の密度が20kg/mより小さい場合には、耐熱性のある発泡ポリウレタン層が、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を印字消去装置内で搬送したとき裂けやすく、発泡ポリウレタン樹脂層9の密度が60kg/mより大きい場合には、情報記録素子5の破損につながりやすい。
また、発泡ポリウレタン樹脂層9の厚みが0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましい。発泡ポリウレタン樹脂層9の厚みが1.0mmより大きければ、耐熱性のある発泡ポリウレタン層が、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を印字消去装置内で搬送したとき裂けやすく、発泡ポリウレタン樹脂層9の厚みが0.1mmより薄い場合には、情報記録素子5の破損につながりやすい。
図8に示すように、発泡ポリウレタン樹脂層9の支持体側とは反対側に、発泡ポリウレタン樹脂層9を保護する保護層のような薄層基材6を設けることが好ましい。薄層基材6を設けることで、可逆性感熱記録媒体1に繰り返し印字や消去をする際の発泡ポリウレタン層9の磨耗による劣化を防止することができる。また、付加機能として感熱層、可逆性感熱層、インクジェット層、印刷層を設けてもよい。
情報記録素子5としては、ICチップを用いることが好ましい。ICチップを用いることで、磁気記録方式の情報記録素子における磁気によるエラー、低メモリー、改ざんなどの問題を回避することができ、また、光メモリと比較して高い可撓性を有する。
情報記録素子5としてICチップを用いる場合には、図16に示すように、支持体3上に、ICチップ5とアンテナ回路4を設け、両者を電気的に導通させればよい。
また、支持体3、アンテナ回路4及びICチップ5からなる情報記録部を金属板の金属面に貼り合せて使用すると磁束が金属板により遮断されてしまい、十分な起電力を確保できないこともあるので、情報記録部200には、高透磁率コアとアンテナコイル、または高透磁率コア、アンテナコイルと導電性金属から構成されているタイプを用いても良い。このようなタイプの情報記録部200では、金属板の金属面付近で使用しても十分な起電力を得ることが出来るため可逆性感熱記録シートに用いる利点が大きい。
また、アンテナ回路とICチップは、突起部が無く平滑面であることが望ましい。そのように構成することで、印字時の発色不良の解消、消去時の消去不良の解消及び情報記録素子5の破損を防止する効果が更に高くなる。
情報記憶素子5としては、非接触方式の情報記録素子が好ましい。情報記録素子5が接触式の場合には、接触式の情報記録素子で問題となる場合もある接点の劣化の問題がない。
図13に示すように、可逆性感熱記録媒体1の搬送方向に沿った長さが、情報記録部200の搬送方向に沿った長さよりも十分大きい場合には、可逆性感熱記録媒体100に、情報記録部200と可逆性感熱記録媒体1に生じる段差を埋め合わせるダミーラベル20を設けることも好ましい。ダミーラベル20を設けることで、可逆性感熱記録媒体1の印字消去に対する情報記録部200の影響を緩和することができる。なお、図14に示すように、可逆性感熱記録媒体1の搬送方向に沿った長さが、情報記録部200の搬送方向に沿った長さと同程度である場合には、ダミーラベル20を省略することができる。
また、硬度が20度以上70度以下のプラテンロール18を含む可逆性感熱記録用消去印字装置を用いて可逆性感熱記録媒体1に消去印字を行うことが特に好ましい。プラテンロール18の硬度が、20度以上70度以下になっていることで、印字時及び消去時において、プラテンロール18に情報記録素子5によって生じる凸部を吸収することが可能になり、可逆性感熱記録媒体1に対するムラのない印字消去が可能になる。プラテンロール18の硬度が70度以上では、情報記録素子5によって生じる凸部を吸収しなくなる。プラテンロール18の硬度が10度以下は、プラテンロールの耐久性が低く、可逆性感熱記録媒体1に対する印字消去のムラが発生する。
また、図12の印字消去装置のように、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100が湾曲した経路で搬送される装置を用いる場合には、支持体3が、プラスチックシートで、可逆性感熱記録シート1の厚みが、10μm以上400μm以下で構成されていることが好ましい。可逆性感熱記録シート1の厚み10μm以下では、装置の搬送強度が弱くなるし、可逆性感熱記録シート1の厚み400μm以上は、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を湾曲した経路で搬送する装置では、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を搬送しにくくなる。
情報記録部200は、可逆性感熱記録媒体1に貼り付けて使用するため、シート形状であることが好ましい。特に、図15に示すように、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100は、可逆性感熱記録媒体1上に、ダミーラベル20及び情報記録部200を一体に形成し、一体に形成されたダミーラベル20及び情報記録部200が、搬送方向に垂直な方向に関して可逆性感熱記録媒体1の大部分を覆うようににラベル加工してあることが望ましい。
なお、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の接着面以外の面を易接着、撥水、撥油、帯電防止等、必要に応じて各種処理を施してもよい。
(実施例1)
まず、図10に示すようにバック層14、支持体13、可逆性感熱記録層12、中間層11及び保護層10を順次重ね合わせて厚み150μmの可逆性感熱記録媒体1を作成した。
次に、25μmの支持体3上にアンテナ回路4を形成し、アンテナ回路4が形成された面に厚さ200μmのICチップ5を実装してIC回路を形成し、情報記録部200を作製した。
可逆性感熱記録媒体1のバック層14と情報記録部200を、厚さ50μmの接着層2aを介して、支持体3を挟んで可逆性感熱記録媒体1とICチップ5とが反対側になるように貼り付け、図1に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ情報記録部200の貼り付けた部分とダミーラベル20の貼り付けた部分で印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。
(実施例2)
ICチップからなる情報記録部5の上に、エポキシ樹脂からなる薄層基材6を、厚さ30μmの接着層2bを介して設けた以外は、実施例1と同様にして、図2に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ情報記録部200の貼り付けた部分とダミーラベル20の貼り付けた部分で印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。
(実施例3)
支持体3と接着層2aとの間に、0.01mmのステンレス鋼からなる剛性を示す部材7aを挟んだ以外は実施例2と同様にして、図3に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例4)
支持体3と接着層2aとの間に、0.10mmのステンレス鋼からなる剛性を示す部材7aを挟んだ以外は実施例2と同様にして、図3に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例5)
ICチップ5を加工後、光反応性接着剤を滴下し、UV照射して形成される枠8を設け、ICチップ5と枠8の上に、厚さ30μmの接着層2bを介してエポキシ樹脂からなる薄層基材6を設けた以外は実施例2と同様にして、図4(A)に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例6)
ICチップ5を加工後、ICチップ5を収容する穴の開いた厚さ250μmのポリエステルフィルムからなる枠8を設け、さらに、このポリエステルフィルムの枠8上に厚さ30μmの接着層2bを介してエポキシ樹脂からなる薄層基材6を設けた以外は実施例2と同様にして、図4(A)に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例7)
ICチップ5を加工後、ICチップ5を枢要する穴の開いた厚さ250μmのポリエステルフィルムからなる枠8をつくり、ICチップ5とポリエステルフィルムの枠8上に厚さ30μmの接着層2bを介してエポキシ樹脂からなる薄層基材6を設け、さらに、支持体3と接着層2aとの間に、0.01mmのステンレス鋼からなる金属板7aを挟んだ以外は実施例2と同様にして、図5に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例8)
ICチップ5を加工後、光反応性接着剤を滴下し、UV照射して枠8を形成した後、ICチップ5と枠8上に0.01mmのステンレス鋼からなる金属板7bを設け、その上に厚さ30μmの接着層2bを介して、エポキシ樹脂からなる薄層基材6を設けた以外は実施例3と同様にして、図6(B)に記載されている構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例9)
厚みが0.5mmで、密度が60kg/mである発泡ポリウレタン樹脂層9をICチップ5上に設けた以外は実施例1と同様にして図7に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例10)
厚み0.5mmの密度が20kg/mであるシート状の発泡ポリウレタン樹脂層9をICチップ5上に設けた以外は実施例1と同様にして図7に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(実施例11)
ICチップ5を加工後、光反応性接着剤を滴下し、UV照射して枠8を形成した後、ICチップ5と枠8上に0.01mmのステンレス鋼の金属板7bを設け、厚さ30μmの接着層2bを介して厚み0.5mmで、密度が60kg/mである発泡ポリウレタン樹脂層9を設け、その上に上質紙のラベルからなる薄層基材6を設けた以外は実施例3と同様にして、図8に示す構成の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ印字画像のムラや消去残りの発生はほとんど見られなかった。また、ICチップ5の破損が少なくなった。
(比較例1)
38μmの基材からなるポリエステルフィルムからなる支持体3の上に、アンテナ回路4を設け、そのアンテナ面に厚み200μmのICチップ5を実装して情報記録部200を作成した。さらに、厚さ30μmの接着層2aを介して、情報記録部200の支持体3と実施例1の可逆性感熱記録媒体のバック層14を、ICチップ5を可逆性感熱記録媒体1が同じ側になるように、張り合わせて、図9に示す構成の情報記録部付き感熱記録媒体を作成した。このシート状の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100にサーマルヘッドと消去ローラーを兼ね備えた専用プリンターにて消去印字を行ったところ、印字画像のムラや消去残りが発生し、また、ICチップ5の破損も多かった。
印字不良及び消去不良の試験は、東北リコ−製試作機(2003.09スキャンテック発表品)を用いてRFIDの情報のリライトと可逆性表示の消去と印字を100枚のシートを100回繰り返し行ない、画像の品質を目視判断した。
ICチップ耐久試験は、東北リコ−製試作機(2003.09スキャンテック発表品)を用いてRFIDの情報のリライトと可逆性表示の消去と印字を100枚のシートを100回繰り返し行った後、タカヤ製RFIDリーダーでRFIDの情報が判読できない枚数をカウントして行った。
ICチップ荷重試験は、100枚のシートを重ねて、10kg/cm2の荷重を1分掛けた後、タカヤ製RFIDリーダーでRFIDの情報が判読できない枚数をカウントして行った。
以上の評価結果を表1に示す。
Figure 2005250578
表1に示すように、実施例に示す本発明による情報記録部付き可逆性感熱記録媒体では、比較例に示す情報記録部付き可逆性感熱記録媒体と比較して、印字不良、消去不良、及びICチップの破損が低減されることが確認できた。
本発明の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体は、例えば、入出チケット、冷凍食品用容器、工業製品、各種薬品容器等のステッカー、物流管理用途、製造工程管理、文書管理用途などのA4サイズなど一般文書サイズに加工されたシート状のものとして広く用いることができる。
本発明の第一の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 本発明の第二の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 本発明の第三の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 (A)は、本発明の第四の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図であり、(B)は、本発明の第五の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 本発明の第六の実施形態におけるは情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 (A)は、本発明の第七の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図であり、(B)は、本発明の第八の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 本発明の第九の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 本発明の第十の実施形態における情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 従来の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の断面図である。 可逆性感熱記録媒体1の断面図である。 プリンターの断面図である。 別のプリンターの断面図である。 (A)及び(B)は、それぞれ、情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の平面図及び断面図である。 (A)及び(B)は、それぞれ、別の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の平面図及び断面図である。 (A)及び(B)は、それぞれ、さらに別の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体100の平面図及び断面図である。 情報記録部200の平面図である。
符号の説明
1 可逆性感熱記録媒体
2a、2b 接着層
3 支持体
4 アンテナ回路
5 情報記録素子
6 薄層基材
7a、7b 金属板
8 枠
9 発泡ポリウレタン樹脂層
10 保護層
11 中間層
12 可逆性感熱記録層
13 可逆性感熱記録媒体の支持体
14 バック層
15 セラミックバー(消去バー)
16 搬送ローラ
17 サーマルヘッド
18 プラテンロール
19 熱ロール(消去ロール)
20 ダミーラベル
100 情報記録部付き可逆性感熱記録媒体
200 情報記録部

Claims (12)

  1. 支持体上に設けられた情報記録素子を有する情報記録部を、可逆性感熱記録媒体に、前記情報記録素子が前記支持体を介して前記可逆性感熱記録媒体と反対側になるように設けたことを特徴とする情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  2. 前記情報記録素子の支持体側とは反対側に、1又は複数の薄層基材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  3. 前記可逆性感熱記録媒体と前記支持体の間に剛性部材を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  4. 前記情報記録素子の前記支持体側とは反対側に剛性部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  5. 前記情報記録素子の周辺に枠を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  6. 前記枠の厚みが、前記情報記録素子の厚みより大きいことを特徴とする請求項5記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  7. 前記情報記録素子の前記支持体側とは反対側に発泡ポリウレタン樹脂層を設けることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  8. 前記発泡ポリウレタン樹脂層の支持体側とは反対側に薄層基材を設けることを特徴とする請求項7に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  9. 前記情報記録素子がICチップであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  10. 前記情報記録部が非接触式の情報記録部であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報記録部付き可逆性感熱記録媒体に情報を記録する情報記録方法。
  12. 前記可逆性感熱記録媒体に硬度が20度以上70度以下のプラテンロールを用いて情報を記録する請求項11記載の情報記録方法。
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