JP2005250369A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の小型化を図る。
【解決手段】 感光体ドラム12を露光する露光器としてLEDプリントヘッド(LPH)14を用い、LPH14によって感光体ドラム12を露光する軸方向の露光位置Sを、感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15とを通る直線A上に設定する。つまり、LPH14と現像器15とをオーバーラップさせることにより、画像形成ユニット11および画像形成装置を小型化する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置の小型化に関する。
従来の画像形成装置として、例えば感光体ドラムを帯電器によって所定の電位に帯電した後、露光器で露光して静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像器によって現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を転写器で記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を定着器で定着するようにしたものが知られている。
また、最近では、例えば感光体ドラムを有する複数の画像形成ユニットを並べて配置し、各画像形成ユニットで形成された各色成分画像(例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒)を記録材に順次転写して重ね合わてフルカラー画像を形成する、所謂タンデム型の画像形成装置も実用化されている。
このようなタンデム型の画像形成装置では、複数の画像形成ユニットを並べて配置しなければならない分、装置が大型化してしまうという問題がある。
そこで、各画像形成ユニットの感光体がマシンの対角線方向すなわち斜めとなるように配置することで、画像形成装置の横幅を短縮する技術が開示されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2001−228669号公報(第4頁、図1)
ところで、上述した特許文献1記載の画像形成装置では、露光器として、レーザを用い感光体ドラムの軸方向(主走査方向)にレーザ光を走査させて露光する光走査方式が採用されている。このような画像形成装置では、外部から各画像形成ユニットを構成する感光体ドラムに対してレーザ光を照射するための光路を形成する必要があり、帯電器と現像器との間に所定のスペースを空けておかなければならない。つまり、必要以上に画像形成ユニットの間隔を狭めてしまうと、現像器がレーザ光の光路を遮ってしまうために画像形成が行えなくなることから、画像形成ユニットを並べて配置するピッチが現像器のサイズによって制限され、マシンの小型化を阻む要因となっていた。
なお、このような問題は、上述したタンデム型の画像形成装置に限られるものではなく、単色の画像形成装置においても同様に生じ得る。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、画像形成装置の小型化を図ることにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、回転可能に配設される像担持体と、像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、複数の発光素子を用いて像担持体を露光する発光アレイと、発光アレイによって像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器とを含み、発光アレイを用いて像担持体を露光する軸方向の露光位置が、像担持体の回転軸と現像器を構成する部材とを通る直線上にあることを特徴としている。
ここで、現像器は、像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材とを有し、攪拌搬送部材が像担持体の回転軸と発光アレイとを通る直線上に配置されることを特徴とすることができる。また、発光アレイを構成する複数の発光素子がLED(Light Emitting Device)からなることを特徴とすることができる。さらに、LEDは、発光部にAlGaAs成分を有することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、回転可能に配設される像担持体と、像担持体に対向して配設される露光器と、像担持体に形成された静電潜像を現像するための現像剤を搬送する現像剤搬送部材とを含み、露光器が像担持体と現像剤搬送部材との間に配置されることを特徴としている。
ここで、露光器は、像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、複数の発光素子を用いて像担持体を露光する発光アレイからなることを特徴とすることができる。また、発光アレイを構成する複数の発光素子は、エレクトロルミネセンスにより発光することを特徴とすることができる。
また、本発明は、色毎に異なる複数の画像形成ユニットを並べて配置してなる画像形成装置であって、画像形成ユニットは、回転可能に配設される像担持体と、像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、複数の発光素子を用いて像担持体を露光する発光アレイと、発光アレイによって像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器とを含み、発光アレイを用いて像担持体を露光する露光位置が、像担持体の回転軸と現像器を構成する部材とを通る直線上にあることを特徴としている。
ここで、現像器は、像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材とを有し、発光アレイに近接して現像器の攪拌搬送部材を配置することを特徴とすることができる。また、発光アレイは、発光素子としてのLEDを複数並べて構成したLEDプリントヘッドからなることを特徴とすることができる。そして、画像形成ユニットの間に設けられ、各画像形成ユニットを支持するフレームをさらに含むことを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明は、色毎に異なる複数の画像形成ユニットを並べて配置してなる画像形成装置であって、画像形成ユニットは、回転可能に配設される像担持体と、像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、複数の発光素子を用いて像担持体を露光する発光アレイと、発光アレイによって像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器とを含み、露光器が像担持体と隣接する画像ユニットにおける現像器との間に配置されることを特徴としている。
ここで、現像器は、像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材とを有し、発光アレイに近接して隣接する画像ユニットにおける現像器の攪拌搬送部材を配置することを特徴とすることができる。
本発明によれば、画像形成装置を小型化することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
―実施の形態1―
図1は実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、本体1に、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録用紙(シート)を搬送するシート搬送系30、例えばパーソナルコンピュータや画像読み取り装置等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)40を備えている。
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K、この画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21上に多重転写させる転写ユニット20を備えている。また本体1には、転写ユニット20によって二次転写された記録用紙(シート)上の画像を、熱および圧力を用いて記録用紙に定着させる定着器29を備えている。更に、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y,19M,19C,19Kが設けられている。
転写ユニット20は、中間転写ベルト21を駆動するドライブロール22、中間転写ベルト21に一定のテンションを付与するテンションロール23、重畳された各色のトナー像を記録用紙に二次転写するためのバックアップロール24、中間転写ベルト21上に存在する残留トナー等を除去するベルトクリーナ25を備えている。中間転写ベルト21は、このドライブロール22とテンションロール23およびバックアップロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、定速性に優れた専用の駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるドライブロール22により、矢印方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト21は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用されている。
シート搬送系30は、画像が記録される記録用紙(シート)を積載して供給する給紙装置31、給紙装置31から記録用紙を取り上げて供給するナジャーロール32、ナジャーロール32から供給された記録用紙を1枚ずつ分離して搬送するフィードロール33、フィードロール33により1枚ずつに分離された記録用紙を画像転写部に向けて搬送する搬送路34を備えている。また、搬送路34を介して搬送された記録用紙に対し、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送するレジストロール35、二次転写位置に設けられバックアップロール24に圧接して記録用紙上に画像を二次転写する二次転写ロール36、定着器29によってトナー画像が定着された記録用紙を本体1の機外に排出する排出ロール37、排出ロール37によって排出された記録紙を積載する排出トレイ38を備えている。
次に、画像プロセス系10における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kについて詳述する。図2は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成を説明するための図であり、ここでは、イエロー(Y)の画像形成ユニット11Yが示されている。他の画像形成ユニット11M,11C,11Kは、現像器15に収容されるトナーを除き、略同様の構成を有している。
画像形成ユニット11Y(11M,11C,11K)は、トナー像を担持させる像担持体としての感光体ドラム12、帯電ロールを用いて感光体ドラム12を帯電させる帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12に光を照射して感光体ドラム12上に静電潜像を形成する発光アレイあるいは露光器としてのLEDプリントヘッド(LPH)14、このLPH14によって感光体ドラム12上に形成された静電潜像をトナーで現像する現像器15、中間転写ベルト21を挟んで感光体ドラム12に対向して設けられ、感光体ドラム12上に現像されたトナー像を中間転写ベルト21上に転写する一次転写ロール16、転写後に感光体ドラム12上に残った残留トナーを除去するドラムクリーナ17を備えている。
ここで、LPH14は、発光素子として多数のLEDが配列されたLEDアレイ51、LEDアレイ51を支持すると共にLEDアレイ51の駆動を制御するための回路が形成されたプリント基板52、各LEDから出射された光ビームを感光体ドラム12上に結像させるセルフォックレンズアレイ(SLA:登録商標)53、プリント基板52およびSLA53を保持するハウジング54を備えている。LEDアレイ51は、LEDが主走査方向すなわち感光体ドラム12の軸方向に画素数分、配列されたものからなる。例えば、A3サイズの短手(297mm)を主走査方向とする場合、600dpiの解像度では、約42.3μm毎に7020個のLEDが配列されている。なお、LEDの配列は、一列に並んでいる場合の他、千鳥状に配列される場合がある。
そして、本実施の形態では、LEDアレイ51を構成するLEDとしてAlGaAs半導体が用いられている。AlGaAsは、従来、広く用いられているGaAsPと比較して、発光効率を高めることができ、低消費電力化が可能であるためにその発熱量を低減することができる。このため、本実施の形態に係るLEDアレイ51では、放熱用のヒートシンクを設ける必要がなくなり、LEDアレイ51自体を小型化することが可能となっている。
また、現像器15は、感光体ドラム12に対向する部位が開口し且つ内部にはトナーおよび磁性体からなるキャリアを含む二成分現像剤Dが収容される現像ハウジング61、現像ハウジング61の開口に面した箇所に配設される現像剤担持体としての現像ロール62、現像ハウジング61の内部且つ現像ロール62の背面側に配設され二成分現像剤Dを攪拌搬送する攪拌搬送部材あるいは現像剤搬送部材としての一対のオーガ63,64、現像部位よりも上流側で現像ロール62に対向して配設され現像ロール62に付着する二成分現像剤Dの層厚さを規制する層厚規制部材65を備えている。なお、現像ハウジング61の内側には、一対のオーガ63,64を仕切る仕切り壁66が立設されている。
ここで、現像ロール62は、回転可能に配設されるアルミ製の現像スリーブ67の内部に、複数の磁極が円周に沿って配列された磁石ロール68を固定的に内包させたものからなる。また、一対のオーガ63,64は、互いに逆方向に二成分現像剤Dを搬送する(例えばオーガ63により二成分現像剤Dが図中手前側に向けて搬送される場合には、オーガ64により二成分現像剤Dが図中奥側に向けて搬送される)ように構成されている。そして、現像ハウジング61の図中手前側および図中奥側の両端部には仕切り壁66が設けられておらず、一対のオーガ63,64により、二成分現像剤Dを攪拌してトナーとキャリアとを摩擦帯電させながら循環搬送できるようになっている。
次に、図1および図2を用いて、画像形成装置の動作について説明する。図示しない原稿読み取り装置によって読み取られた原稿の色材反射光像や、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された色材画像データは、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットの反射率データとしてIPS40に入力される。IPS40では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11KのLPH14に出力される。
各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kでは、感光体ドラム12が帯電器13によって所定の電位に帯電される。また、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11KのLPH14では、IPS40より入力された色材階調データに応じて、対応するLEDを発光させ、SLA53を介して画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に照射している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの現像器15にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、黒色のトナー像を形成する黒の画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられ、黒色のトナー像は、中間転写ベルト21に対して最後に一次転写される。また、転写後の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12は、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
一方、シート搬送系30では、画像形成のタイミングに合わせてナジャーロール32が回転し、給紙装置31から所定サイズの記録用紙が供給される。フィードロール33により1枚ずつ分離された記録用紙は、搬送路34を経てレジストロール35に搬送され、一旦、停止される。その後、トナー像が形成された中間転写ベルト21の移動タイミングに合わせてレジストロール35が回転し、記録用紙は、バックアップロール24および二次転写ロール36によって形成される二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力および所定の電界を用いて、4色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱および圧力で定着処理を受けた後、排出ロール37によって本体1の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、二次転写後の中間転写ベルト21は、ベルトクリーナ25によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
ここで、図2を参照しながら現像器15の動作を説明する。
一対のオーガ63,64によって攪拌された二成分現像剤Dが現像ロール62側に搬送されると、現像ロール62を構成する磁石ロール68の磁力によって現像スリーブ67の表面に二成分現像剤Dが付着し、現像剤層が形成される。そして、この現像剤層が現像スリーブ67の回転に伴って層厚規制部材65との対向部を通過する際、現像スリーブ67上の現像剤層は所定厚さに規制され、所定の搬送量となって感光体ドラム12と対向する現像ハウジング61の開口に運ばれる。現像スリーブ67には図示しない電源より所定の現像バイアスが印加されており、これにより、現像スリーブ67上の現像剤層を構成するトナーは、感光体ドラム12と最近接する現像領域において感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像して可視化する。その後、現像ハウジング61の開口を通過し現像を終了した現像剤層は、現像スリーブ67に担持された状態でさらに搬送され、磁石ロール68に形成される反発磁極(隣接する磁極が同極に設定される)によって現像ロール62から剥がされ、再び現像ハウジング61内で一対のオーガ63,64にて攪拌搬送され、次の現像を待つことになる。
本実施の形態では、図2に示すように、LPH14によって感光体ドラム12を露光する軸方向の露光位置Sが、感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15とを通る直線A上に設定されている。別の観点から見れば、感光体ドラム12の下部側にLPH14を配設すると共に、さらにLPH14の下部側に現像器15をオーバーラップさせて配置している。これにより、本実施の形態では、各画像形成ユニット11の横幅を短くすることができる。特に、本実施の形態のように、複数の画像形成ユニット11を横方向に並べて配置したタンデム型の画像形成装置では、画像形成ユニット11の個数分だけ画像形成装置の横幅を短くでき、装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、露光位置Sについては、感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15の感光体ドラム12の回転方向最上流側の端部とを通る直線Bおよび感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15の感光体ドラム12の回転方向最下流側の端部とを通る直線Cとに囲まれた領域であれば、適宜設計変更することが可能である。また、これら直線Bと直線Cとの間の範囲内にLPH14全体が収まっている必要はないが、この範囲内にLPH14を収めることができれば、より小型化が可能となる。
ここで、直線A上には、現像器15のうち二成分現像剤Dを攪拌搬送するオーガ63が位置している。二成分現像剤Dを構成するトナーは、熱によって溶融する性質を有しているため、LPH14の発熱量が大きい場合には現像器15内のトナーが溶融して内部で固着するトナーブロッキング現象が生ずるおそれがある。しかし、本実施の形態では、AlGaAsLEDを使用することによりLPH14の発熱を低減させているため、LPH14から受けた熱によってトナーブロッキング現象が生ずることはない。
また、図3は、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kが本体1内に収容された状態を示す図である。本実施の形態では、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12、帯電器13、LPH14、現像器15およびドラムクリーナ17を一体化し、カートリッジ化することで、画像形成装置の本体1から図中手前方向にこのカートリッジだけを取り外し、また、カートリッジだけを本体1に対して取り付け可能に構成されている。
ここで、本体1は、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの下側に略水平方向に配設されるロワーフレーム2、イエローの画像形成ユニット11Yの右側でロワーフレーム2から上方に立設される第1の縦方向フレーム3、イエローの画像形成ユニット11Yとマゼンタの画像形成ユニット11Mとの間でロワーフレーム2から上方に立設される第2の縦方向フレーム4、マゼンタの画像形成ユニット11Mとシアンの画像形成ユニット11Cとの間でロワーフレーム2から上方に立設される第3の縦方向フレーム5、シアンの画像形成ユニット11Cと黒の画像形成ユニット11Kとの間でロワーフレーム2から上方に立設される第4の縦方向フレーム6、黒の画像形成ユニット11Kの左側でロワーフレーム2から上方に立設される第5の縦方向フレーム7、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの奥側に略水平方向に配設され、これら第1〜第5の縦方向フレーム3〜7に接続される横方向フレーム8を有している。
そして、例えばイエローの画像形成ユニット11Yを構成するカートリッジは、ロワーフレーム2、第1の縦方向フレーム3、第2の縦方向フレーム4、横方向フレーム8にて形成される空間に挿入され、固定される。ここで、例えば第1の縦方向フレーム3、第2の縦方向フレーム4にはガイドレール(図示せず)が設けられ、カートリッジの取り付け、取り外しを容易なものとしている。他の画像形成ユニット11M,11C,11Kについても同様に各フレームで形成された空間に挿入され、固定される。
本実施の形態では、露光器として、従来用いられていたレーザ走査系ではなく、LPH14を用いたので、感光体ドラム12の周囲に照射される光を通過させるための光路を設ける必要がない。このため、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kを構成する現像器15の現像ハウジング61をLPH14の下側にオーバーラップさせて配置することが可能になる。そして、このような配置を行うことにより、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの横幅を短くすることができる。また、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの横幅を短くできるため、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K間および両端部に第1〜第5の縦方向フレーム3〜7を形成することが可能となった。これにより、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの取り付け剛性を確保することができる。この結果、感光体ドラム12の回転、現像器15を構成する現像ロール62や一対のオーガ63,64の回転等に伴う振動が転写ユニット20側に伝わりにくくなり、振動の伝達に伴って生じるバンディング現象や画像むらを抑制することができる。
また、本実施の形態では、LPH14にAlGaAsからなるLEDを用いているため、その発熱量を抑えることができ、LPH14に現像器15を近接して配置する場合に、現像器15内でトナーが固着するトナーブロッキング現象を防止することができる。
―実施の形態2―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、異なる構成を有する現像器15を用いたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図4は、本実施の形態における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成を説明するための図であり、ここでは、イエロー(Y)の画像形成ユニット11Yが示されている。本実施の形態においても、他の画像形成ユニット11M,11C,11Kは、現像器15に収容されるトナーを除き、略同様の構成を有している。また、感光体ドラム12、帯電器13、LPH14、一次転写ロール16、ドラムクリーナ17については、実施の形態1と同様である。
本実施の形態における現像器15は、所謂パージ方式を採用したものであって、感光体ドラム12に対向する部位が開口し且つ内部には二成分現像剤Dが収容される現像ハウジング71を有し、この現像ハウジング71内には、現像ハウジング71の開口に面して現像剤担持体としての現像ロール72を備えると共に、この現像ロール72の斜め下方には搬送ロール73を有している。さらに、搬送ロール73の背面側には回転軸の周りに螺旋状の羽根が連続的に形成されて二成分現像剤Dが回転軸方向の奥から手前、あるいは手前から奥へと搬送される攪拌搬送部材あるいは現像剤搬送部材としての一対のオーガ74,75を配設する一方、搬送ロール73の近傍には搬送ロール73に対向して搬送ロールに付着する二成分現像剤Dの層厚さを規制する層厚規制部材76を備えている。なお、現像ハウジング71の内側には、一対のオーガ74,75を仕切る仕切り壁77が立設されている。
ここで、現像ロール72は、回転可能に配設されるアルミ製の現像スリーブ78の内部に、複数の磁極が円周に沿って配列された磁石ロール79を固定的に内包させたものからなる。そして、磁石ロール79には、搬送ロール73と対向する側に反発磁界が形成されるように同極性(例えばS極)の磁極が配置されている。一方、搬送ロール73は、回転可能に配設されるアルミ製の搬送スリーブ80の内部に、複数の磁極が円周に沿って配列された磁石ロール81を固定的に内包させたものからなる。そして、磁石ロール81には、現像ロール72と対向する側に反発磁界が形成されるように同極性(例えばN極)の磁極が配置されている。さらに、現像ロール72の現像スリーブ78および搬送ロール73の搬送スリーブ80は共に同方向(図中反時計回り)、すなわち、両者の対向部においては逆方向に回転するようになっている。
次に、この現像器15の動作について説明する。
一対のオーガ74,75によって攪拌された二成分現像剤Dが搬送ロール73側に搬送されると、搬送ロール73を構成する磁石ロール81の磁力によって搬送スリーブ80の表面に二成分現像剤Dが付着し、現像剤層が形成される。そして、この現像剤層が搬送スリーブ80の回転に伴って層厚規制部材76との対向部を通過する際、搬送スリーブ80上の現像剤層は所定厚さに規制され、所定の搬送量となって現像ロール72との対向部に向けて搬送される。そして、現像ロール72との対向部において、搬送ロール73に付着した二成分現像剤Dは、磁石ロール81において形成される反発磁界(S極−S極)と磁石ロール79と磁石ロール81との間に形成される吸引磁界(N極−S極)とによって搬送ロール73側から現像ロール72側に転移し、現像ロール72の表面に現像剤層を形成する。
そして、現像ロール72上に形成された現像剤層は、現像スリーブ78の回転に伴って感光体ドラム12と対向する現像ハウジング71の開口に運ばれる。現像スリーブ78には図示しない電源より所定の現像バイアスが印加されており、これにより、現像スリーブ78上の現像剤層を構成するトナーは、感光体ドラム12と最近接する現像領域において感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像して可視化する。その後、現像ハウジング71の開口を通過し現像を終了した現像剤層は、現像スリーブ78に担持された状態でさらに搬送ロール73との対向部に向けて搬送される。そして、搬送ロール73との対向部において、現像ロール72に付着した現像後の二成分現像剤Dは、磁石ロール79において形成される反発磁界(N極−N極)と磁石ロール79と磁石ロール81との間に形成される吸引磁界(N極−S極)とによって現像ロール72側から搬送ロール73側に転移する。搬送ロール73に転移した二成分現像剤Dは搬送スリーブ80の回転によってさらに搬送され、磁石ロール81に形成される反発磁極(隣接する磁極が同極に設定される)によって搬送ロール73から剥がされ、再び現像ハウジング71内で一対のオーガ74,75にて攪拌搬送され、次の現像を待つことになる。
また、現像動作が終了すると、搬送ロール73の搬送スリーブ80の回転が停止され、現像ロール72に対する新たな現像剤供給が断たれる。その後、現像ロール72の現像スリーブ78は少なくとも一周回転してから回転が停止される。このため、それまでに現像スリーブ78に付着していた二成分現像剤Dは、搬送ロール73との対向部まで搬送された後に搬送ロール73側に転移する。つまり、現像ロール72に付着していた二成分現像剤Dは現像ハウジング71内部に回収されることになるため、現像を終了した状態では、現像ロール72上から二成分現像剤Dを待避させておくことが可能となり、感光体ドラム12から現像ロール72あるいは現像器15自体を待避、接近させるためのリトラクト機構を設ける必要がなくなり、構成を簡易化でき、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kを構成するカートリッジを小型化できる。
また、本実施の形態においても、図4に示すように、LPH14によって感光体ドラム12を露光する軸方向の露光位置Sが、感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15とを通る直線A上に設定されている。別の観点から見れば、感光体ドラム12の下部側にLPH14を配設すると共に、さらにLPH14の下部側に現像器15をオーバーラップさせて配置している。これにより、本実施の形態では、各画像形成ユニット11の横幅を短くすることができる。特に、本実施の形態のように、複数の画像形成ユニット11を横方向に並べて配置したタンデム型の画像形成装置では、画像形成ユニット11の個数分だけ画像形成装置の横幅を短くでき、装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、露光位置Sについては、実施の形態1と同様、感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15の感光体ドラム12の回転方向最上流側の端部とを通る直線Bおよび感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15の感光体ドラム12の回転方向最下流側の端部とを通る直線Cとに囲まれた領域であれば、適宜設計変更することが可能である。
また、直線A上には、現像器15のうち二成分現像剤Dを攪拌搬送するオーガ75が位置しているが、実施の形態1と同様の理由により、LPH14から受けた熱によってトナーブロッキング現象が生ずることはない。
また、図5は、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kが本体1内に収容された状態を示す図である。本実施の形態では、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12、帯電器13、LPH14、現像器15およびドラムクリーナ17を一体化し、カートリッジ化することで、画像形成装置の本体1から図中手前方向にこのカートリッジだけを取り外し、また、カートリッジだけを本体1に対して取り付け可能に構成されている。
そして、本実施の形態においても、本体1に設けられたロワーフレーム2、第1の縦方向フレーム3、第2の縦方向フレーム4、第3の縦方向フレーム5,第4の縦方向フレーム6、第5の縦方向フレーム7、横方向フレーム8にて形成されたフレーム構造中の空間に各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kを構成するカートリッジを挿入、固定し、また取り外することができるため、十分な剛性を確保することができる。
―実施の形態3―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、画像形成ユニット11に設けられる現像器15を、隣接する画像形成ユニット11のLPH14の下部側にオーバーラップして配置するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6は、本実施の形態における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成を説明するための図であり、ここでは、イエローの画像形成ユニット11Yおよびマゼンタの画像形成ユニット11Mが示されている。本実施の形態においても、他の画像形成ユニット11C,11Kは、現像器15に収容されるトナーを除き、略同様の構成を有している。また、感光体ドラム12、帯電器13、LPH14、一次転写ロール16、ドラムクリーナ17については、実施の形態1と同様である。
本実施の形態における現像器15の基本構成は、実施の形態1で説明したものと同様であり、感光体ドラム12に対向する部位が開口し且つ内部にはトナーおよび磁性体からなるキャリアを含む二成分現像剤Dが収容される現像ハウジング91、現像ハウジング91の開口に面した箇所に配設される現像剤担持体としての現像ロール92、現像ハウジング91の内部且つ現像ロール92の背面側に配設され二成分現像剤Dを攪拌搬送する攪拌搬送部材としての一対のオーガ93,94、現像部位よりも上流側で現像ロール92に対向して配設され現像ロール92に付着する二成分現像剤Dの層厚さを規制する層厚規制部材95を備えている。なお、現像ハウジング91の内側には、一対のオーガ93,94を仕切る仕切り壁96が立設されている。
ここで、現像ロール92は、回転可能に配設されるアルミ製の現像スリーブ97の内部に、複数の磁極が円周に沿って配列された磁石ロール98を固定的に内包させたものからなる。また、一対のオーガ93,94は、互いに逆方向に二成分現像剤Dを搬送する(例えばオーガ93により二成分現像剤Dが図中手前側に向けて搬送される場合には、オーガ94により二成分現像剤Dが図中奥側に向けて搬送される)ように構成されている。そして、現像ハウジング91の図中手前側および図中奥側の両端部には仕切り壁96が設けられておらず、一対のオーガ93,94により、二成分現像剤Dを攪拌してトナーとキャリアとを摩擦帯電させながら循環搬送できるようになっている。
そして、本実施の形態では、図6に示すように、マゼンタの画像形成ユニット11Mにおける現像器15を、隣接するイエローの画像形成ユニット11YにおけるLPH14の下部側にオーバーラップさせて配置している。別の観点で見れば、画像形成ユニット11YにおけるLPH14によって感光体ドラム12を露光する軸方向の露光位置Sが、画像形成ユニット11Yにおける感光体ドラム12の回転軸12aと隣接する画像形成ユニット11Mにおける現像器15とを通る直線E上に設定されている。なお、図示はしていないが、シアンの画像形成ユニット11Cにおける現像器15も同様にして配置されている。これにより、本実施の形態においても、各画像形成ユニット11の横幅を短くすることができる。特に、本実施の形態のように、複数の画像形成ユニット11を横方向に並べて配置したタンデム型の画像形成装置では、画像形成ユニット11の個数分だけ画像形成装置の横幅を短くでき、装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、露光位置Sについては、画像形成ユニット11Yにおける感光体ドラム12の回転軸12aと隣接する画像形成ユニット11Mにおける現像器15の一端部とを通る直線Fおよび感光体ドラム12の回転軸12aと現像器15の逆側端部とを通る直線Gとに囲まれた領域であれば、適宜設計変更することが可能である。
また、直線E上には、隣接する画像形成ユニット11Mの現像器15のうち二成分現像剤Dを攪拌搬送するオーガ94が位置しているが、実施の形態1と同様の理由により、LPH14から受けた熱によってトナーブロッキング現象が生ずることはない。
なお、実施の形態1〜3では、感光体ドラム12を露光する露光器としてLPH14を用いた例について説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えば有機EL(Electroluminescence)素子を用いた露光器を使用することも可能である。すなわち、LEDのような注入型エレクトロルミネセンスにより発光するタイプのものの他、真性エレクトロルミネセンスにより発光するタイプのものであってもよい。この場合には、SLA53を省略し、EL素子を感光体ドラム12に近接させて配置することも可能となるため、さらに小型化を図ることができる。また、有機EL素子では、LEDに比べて発熱量を著しく低減できるため、さらにトナーブロッキングが生じる危険性を低減することが可能になる。一方、例えば蛍光灯と液晶シャッタとを用いて露光器を構成することも可能である。
さらに、実施の形態1〜3では、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対向して循環搬送される中間転写ベルト21に一旦画像を転写するタイプの画像形成装置について説明を行ったが、これに限られるものではなく、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対向して循環搬送される用紙搬送ベルトを設け、この用紙搬送ベルト上を搬送される用紙に対して順次転写を行うタイプの画像形成装置に対しても適用可能である。
さらにまた、実施の形態1〜3では、所謂タンデム型の画像形成装置を例にして説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することもできる。この場合も、画像形成装置をコンパクト化することが可能となる。
タンデム型の画像形成装置の全体構成を示した図である。 実施の形態1における画像形成ユニットの構成を説明するための図である。 実施の形態1において各画像形成ユニットが本体内に収容された状態を示す図である。 実施の形態2における画像形成ユニットの構成を説明するための図である。 実施の形態2において各画像形成ユニットが本体内に収容された状態を示す図である。 実施の形態3における画像形成ユニットの構成を説明するための図である。
符号の説明
1…本体、2…ロワーフレーム、3…第1の縦方向フレーム、4…第2の縦方向フレーム、5…第3の縦方向フレーム、6…第4の縦方向フレーム、7…第5の縦方向フレーム、8…横方向フレーム、10…画像プロセス系、11Y,11M,11C,11K…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、13…帯電器、14…LEDプリントヘッド(LPH)、15…現像器、16…一次転写ロール、17…ドラムクリーナ、20…転写ユニット、21…中間転写ベルト、29…定着器、51…LEDアレイ、52…プリント基板、53…セルフォックレンズアレイ(SLA)、54…ハウジング、61…現像ハウジング、62…現像ロール、63,64…オーガ、65…層厚規制部材、66…仕切り壁、67…現像スリーブ、68…磁石ロール、71…現像ハウジング、72…現像ロール、73…搬送ロール、74,75…オーガ、76…層厚規制部材、77…仕切り壁、78…現像スリーブ、79…磁石ロール、80…搬送スリーブ、81…磁石ロール、D…二成分現像剤

Claims (13)

  1. 回転可能に配設される像担持体と、
    前記像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、当該複数の発光素子を用いて当該像担持体を露光する発光アレイと、
    前記発光アレイによって前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器と
    を含み、
    前記発光アレイを用いて前記像担持体を露光する前記軸方向の露光位置が、前記像担持体の回転軸と前記現像器を構成する部材とを通る直線上にあることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像器は、
    前記像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、
    現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材と
    を有し、
    前記攪拌搬送部材が前記像担持体の前記回転軸と前記発光アレイとを通る直線上に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記発光アレイを構成する複数の前記発光素子がLED(Light Emitting Device)からなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記LEDは、発光部にAlGaAs成分を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 回転可能に配設される像担持体と、
    前記像担持体に対向して配設される露光器と、
    前記像担持体に形成された静電潜像を現像するための現像剤を搬送する現像剤搬送部材と
    を含み、
    前記露光器が前記像担持体と前記現像剤搬送部材との間に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記露光器は、前記像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、当該複数の発光素子を用いて当該像担持体を露光する発光アレイからなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記発光アレイを構成する複数の前記発光素子は、エレクトロルミネセンスにより発光することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 色毎に異なる複数の画像形成ユニットを並べて配置してなる画像形成装置であって、
    前記画像形成ユニットは、
    回転可能に配設される像担持体と、
    前記像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、当該複数の発光素子を用いて当該像担持体を露光する発光アレイと、
    前記発光アレイによって前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器と
    を含み、
    前記発光アレイを用いて前記像担持体を露光する露光位置が、前記像担持体の回転軸と前記現像器を構成する部材とを通る直線上にあることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記現像器は、
    前記像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、
    現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材と
    を有し、
    前記発光アレイに近接して前記現像器の前記攪拌搬送部材を配置することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記発光アレイは、前記発光素子としてのLEDを複数並べて構成した前記LEDプリントヘッドからなることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成ユニットの間に設けられ、各画像形成ユニットを支持するフレームをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  12. 色毎に異なる複数の画像形成ユニットを並べて配置してなる画像形成装置であって、
    前記画像形成ユニットは、
    回転可能に配設される像担持体と、
    前記像担持体の軸方向に沿って複数の発光素子が配列され、当該複数の発光素子を用いて当該像担持体を露光する発光アレイと、
    前記発光アレイによって前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器と
    を含み、
    前記露光器が前記像担持体と隣接する画像ユニットにおける現像器との間に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記現像器は、
    前記像担持体に対向して回転可能に配設される現像剤担持体と、
    現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材と
    を有し、
    前記発光アレイに近接して前記隣接する画像ユニットにおける現像器の攪拌搬送部材を配置することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
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