JP2003216006A - 画像形成装置、画像形成システム及び作像キット - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム及び作像キット

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JP2003216006A
JP2003216006A JP2002014764A JP2002014764A JP2003216006A JP 2003216006 A JP2003216006 A JP 2003216006A JP 2002014764 A JP2002014764 A JP 2002014764A JP 2002014764 A JP2002014764 A JP 2002014764A JP 2003216006 A JP2003216006 A JP 2003216006A
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Japan
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image
image forming
intermediate transfer
forming apparatus
cleaning device
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JP2002014764A
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English (en)
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Hideaki Mochimaru
英明 持丸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の像担持体にそれぞれ形成された色の異
なるトナー像を中間転写体上に重ね合わせて転写して得
た第1の画像を中間像担持体に転写し、その第1の画像
を記録媒体の一方の面に転写すると共に、次に各像担持
体に形成されたトナー像を中間転写体上に転写して得た
第2の画像を同じ記録媒体の他方の面に転写し、第1及
び第2の画像の転写後の中間転写体表面をクリーニング
装置によって清掃する画像形成装置において、像担持体
とクリーニング装置を本体筐体に対して容易に着脱でき
るようにする。 【解決手段】 各像担持体と、これに可視像を形成する
作像要素によって一体的な作像ユニット6Y,6M,6
C,6BKを構成し、中間転写体3用のクリーニング装
置22と、そのクリーニング装置22の隣りに位置する
作像ユニット6Yを一体的に組み付けて作像キットを構
成し、その作像キットを本体筐体1に着脱可能に装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視像が形成され
る像担持体を具備する少なくとも1つの作像ユニット
と、前記像担持体に形成された可視像が転写される中間
転写体と、該中間転写体に転写された可視像を画像受け
媒体に転写したあとの中間転写体表面を清掃するクリー
ニング装置とを有する画像形成装置と、該画像形成装置
を有する画像形成システムと、作像キットとに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、ファクシミリ、プリンタ、
又はこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置は従来より周
知である。画像受け媒体は、例えば、転写紙などの記録
媒体として構成され、或いは中間転写体から可視像を転
写され、かつその可視像を記録媒体に転写する中間像担
持体などとして構成される。
【0003】この種の画像形成装置は、作像ユニット
と、中間転写体と、その中間転写体を清掃するクリーニ
ング装置とを有しているが、従来は、これらの要素がそ
れぞれ別々に画像形成装置の本体筐体に着脱可能に装着
されていた。従って、これらの要素の保守、その交換又
は本体筐体内の点検や修理を行うとき、その各要素を別
々に本体筐体に対して着脱する必要があり、その作業が
煩雑なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はの目的は、上
記従来の欠点を除去した冒頭に記載した形式の画像形成
装置、画像形成システム及び作像キットを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記クリーニング装置と該クリーニング装置の隣り
に位置する作像ユニットとを一体的に組み付けて作像キ
ットを構成し、該作像キットを、画像形成装置の本体筐
体に着脱可能に装着したことを特徴とする画像形成装置
を提案する(請求項1)。
【0006】その際、前記作像キットを構成するクリー
ニング装置と作像ユニットとが着脱可能に組み付けられ
ていると有利である(請求項2)。
【0007】また、上記請求項1又は2に記載の画像形
成装置において、前記中間転写体は、前記本体筐体に着
脱可能に装着され、該中間転写体と前記作像キットは、
本体筐体に対して別々に着脱されるように該本体筐体内
に装着されていると有利である(請求項3)。
【0008】さらに、上記請求項1、2又は3に記載の
画像形成装置において、複数の作像ユニットを有し、少
なくとも2つの作像ユニットと前記クリーニング装置と
を一体的に組み付けて作像キットを構成すると有利であ
る(請求項4)。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、請求項1、2、3又は4に記載の画像形成装置とホ
ストコンピュータとを接続して成る画像形成システムを
提案する(請求項5)。
【0010】さらに、本発明は、上記目的を達成するた
め、可視像が形成される像担持体を有する作像ユニット
と、前記像担持体から中間転写体に転写した可視像を画
像受け媒体に転写したあとの中間転写体表面を清掃する
クリーニング装置とを具備し、前記作像ユニットと前記
クリーニング装置とを一体的に組み付けたことを特徴と
する作像キットを提案する(請求項6)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って説明する。
【0012】図1はプリンタとして構成された画像形成
装置の一例を示す垂直断面図であり、ここに示した画像
形成装置は、その本体筐体1内に設けられた中間転写体
3を有している。ドラム状の中間転写体を用いることも
できるが、図1に示した例では複数の支持ローラ4,
5,104,105に巻き掛けられて矢印A方向に回転
駆動される無端ベルトより成る中間転写体3が用いられ
ている。この無端ベルトより成る中間転写体3の表面に
はガイドローラ106が当接している。支持ローラ4
は、中間転写体3に張りを与えるためのテンションロー
ラとしての用をなし、各支持ローラ4,5,104,1
05は接地されている。
【0013】中間転写体3の表面に対向して適数の、図
示した例では第1乃至第4の4つの作像ユニット6Y,
6M,6C,6BKが配置されている。各作像ユニット
6Y乃至6BKは、中間転写体3の表面に当接する第1
乃至第4の像担持体2Y,2M,2C,2BKをそれぞ
れ有し、その各像担持体2Y,2M,2C,2BKの周
面には、互いに異なる色のトナー像より成る可視像がそ
れぞれ形成される。どの像担持体にいかなる色のトナー
像を形成するがは適宜設定できるが、図1に示した例で
は、第1乃至第4の像担持体2Y,2M,2C,2BK
に、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナ
ー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成されるものと
する。これらの可視像は後述するように中間転写体3上
に重ねて転写される。
【0014】図1に示した各像担持体2Y,2M,2
C,2BKはドラム状の感光体より成るが、複数のロー
ラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光
体より成る像担持体などを用いることもできる。ドラム
状の像担持体は、例えば、直径が30乃至100mm程度
のアルミニウム製の円筒状の基体の表面に、光導電性物
質である有機半導体の層を設けたものから構成すること
ができるが、これに限定されるものではない。また、後
述する例からも判るように、作像ユニットを1つ設ける
だけであってもよく、可視像が形成される像担持体を具
備する作像ユニットは少なくとも1つ設けられるもので
ある。
【0015】第1乃至第4の像担持体2Y,2M,2
C,2BK上に可視像を形成する構成と、後述する転写
ローラ12Y,12M,12C,12BKによってその
各可視像を中間転写体3上に転写する構成は実質的に全
て同一であり、形成される各可視像の色が異なるだけで
ある。よって、主として第1の像担持体2Y上にトナー
像を形成し、そのトナー像を中間転写体3上に転写する
構成と作用だけを説明する。
【0016】この像担持体2Yは、図1における反時計
方向に回転駆動され、このとき像担持体表面に除電装置
7Yからの光が照射され、該像担持体2Yの表面電位が
初期化される。初期化された像担持体表面は、帯電装置
8Yによって所定の極性、この例ではマイナス極性に一
様に帯電される。この帯電面に、作像ユニット6Yの上
方に配置された露光装置9Yから出射する光Lが選択的
に照射され、像担持体2Yに書き込み情報に対応した静
電潜像が形成される。図1に示した例では、LEDアレ
イと結像手段を有する露光装置9Yが用いられている
が、光変調されたレーザ光を出射するレーザ書き込み装
置より成る露光装置などを用いることもできる。
【0017】像担持体2Yに形成された静電潜像は、こ
れが現像装置11Yを通るとき、イエロートナー像とし
て可視像化される。ここに例示した現像装置11Yは、
乾式の現像剤を担持して搬送する現像ローラ10Yを有
し、その担持された現像剤によって静電潜像を可視像化
するように構成されているが、湿式現像装置を採用する
こともできる。
【0018】一方、無端ベルトより成る中間転写体3の
内側には、その中間転写体3を挟んで作像ユニット6Y
にほぼ対向して位置する第1の転写部材の一例である転
写ローラ12Yと、裏当てローラ13Yが配置されてい
る。この転写ローラ12Yと裏当てローラ13Yが中間
転写体3の裏面に当接し、像担持体2Yと中間転写体3
との適正なニップが確保されている。転写ローラ以外の
転写部材、例えば転写ブラシ、転写ブレード又はコロナ
放電器などを用いることもできるが、転写ローラを用い
ると、転写時に中間転写体3を像担持体2Yに押し付け
て転写効率を高めることができる。
【0019】転写ローラ12Yには、像担持体2Y上に
形成されたトナー像より成る可視像のトナー帯電極性と
逆極性、この例ではプラス極性の転写電圧が印加され
る。これにより、像担持体2Yと中間転写体3との間に
転写電界が形成され、像担持体2Y上のトナー像が、そ
の像担持体2Yと同期して回転駆動される中間転写体3
上に静電的に転写される。トナー像を中間転写体3に転
写したあとの像担持体2Y表面に付着する転写残トナー
は、クリーニング装置14Yのクリーニング部材によっ
て除去され、像担持体2Yの表面がクリーニングされ
る。
【0020】全く同様にして、第2乃至第4の各像担持
体2M,2C,2BKには、マゼンタトナー像、シアン
トナー像及びブラックトナー像より成る可視像がそれぞ
れ形成される。各像担持体2M,2C,2BKに対向配
置された現像装置11M,11C,11BKが、その各
像担持体上に互いに異なった色のトナー像を形成するの
である。第2乃至第4の像担持体2M,2C,2BK上
に形成された各色のトナー像は、中間転写体3を挟んで
各作像ユニット6M,6C,6BKにそれぞれ対向配置
された各転写ローラ12M,12C,12BKの作用に
よって、イエロートナー像の転写された中間転写体3上
に順次重ねて静電転写される。このようにして中間転写
体3上には、互いに異なる色の可視像を重ねた重ね合わ
せ可視像が転写される。この重ね合わせ可視像を必要に
応じて第1の画像と称することにする。
【0021】また、図1において、第1の作像ユニット
6Yの各構成要素と、露光装置9Yと、転写ローラ12
Yと裏当てローラ13Yとにそれぞれ対応する第2乃至
第4の作像ユニット6M,6C,6BKの各構成要素
と、露光装置と、転写ローラと、裏当てローラには、第
1の作像ユニットの各要素と、露光装置9Yと、転写ロ
ーラ12Yと、裏当てローラ13Yとに付した符号のY
の代りにM,C,BKを添えた符号を付し、第2乃至第
4の作像ユニット6M乃至6BKと、これに関連する構
成の説明は省略する。
【0022】上述のように第1乃至第4の作像ユニット
6Y乃至6BKは実質的に同一の構成を有しており、そ
のうちの第1の作像ユニット6Yを図3及び図4に拡大
して示す。これらの図と、先の説明とから判るように、
本例の作像ユニットは、像担持体2Yと、除電装置7Y
と、帯電装置8Yと、現像装置11Yと、クリーニング
装置14Yとを有し、これらの要素がフレーム75Yに
収容されて該フレーム75Yに支持されているが、各作
像ユニットを他の適宜な形態に構成することもできる。
例えば、除電装置を省略して作像ユニットを構成し、或
いは露光装置9Yをフレーム75Yに一体的に組み込ん
で、その露光装置9Yを作像ユニット6Yの一構成要素
とすることもできる。このように、作像ユニットは、少
なくとも、可視像が形成される像担持体を具備するもの
である。画像形成装置は、かかる作像ユニットの少なく
とも1つと、その像担持体に形成された可視像が転写さ
れる中間転写体とを有している。
【0023】また、図1における中間転写体3の左側に
は、中間転写体3上に転写された重ね合わせ可視像より
成る第1の画像が転写される中間像担持体15が配置さ
れている。この中間像担持体を、回転駆動されるドラム
状に構成することもできるが、図1に示した例では、こ
の中間像担持体15が、複数の支持ローラ16,17,
18,19に巻き掛けられて、中間転写体3に同期して
矢印B方向に回転駆動される無端ベルトにより構成され
ている。
【0024】中間像担持体15の内側には、支持ローラ
19の近傍に、第2の転写部材の一例である転写ローラ
20が配置されている。この転写ローラ20と支持ロー
ラ19との間の中間像担持体の部分に中間転写体3用の
支持ローラ5が押し付けられ、これによって中間転写体
3と中間像担持体15が適正なニップをもって互いに当
接する。第2の転写部材を、例えばコロナ放電器、転写
ブラシ又は転写ブレードなどによって構成することもで
きる。また、支持ローラ16,17,18,19は接地
され、そのうちの1つの支持ローラ17は中間像担持体
15に張りを与えるテンションローラとしての用をな
す。
【0025】中間像担持体15の内側に設けられた転写
ローラ20には、中間転写体3上の第1の画像のトナー
帯電極性と逆極性(図した例ではプラス極性)の転写電
圧が印加され、中間転写体3と中間像担持体15との間
に転写電界が形成される。これにより、中間転写体3上
の第1の画像が、中間転写体3と中間像担持体15との
間の転写領域に達したとき、該第1の画像が中間像担持
体15上に静電的に転写される。
【0026】中間像担持体15に第1の画像を転写した
あとの中間転写体3の表面に付着する転写残トナーは、
紙粉などと共にクリーニング装置22によって除去され
る。
【0027】中間転写体3の表面が所定のところまで移
動した時、前述したところと全く同様にして、複数の像
担持体2Y,2M,2C,2BK上に順次各色のトナー
像よりなる可視像がそれぞれ形成され始め、これらの可
視像が中間転写体3上に順次重ね合わされて静電転写さ
れる。このようにして中間転写体3上に得られた重ね合
わせ可視像より成る画像を、必要に応じて第2の画像と
称することにする。
【0028】また、本体筐体内の下部には、給紙装置2
3が設けられている。ここに例示した給紙装置23は、
転写紙や樹脂シートなどから成る記録媒体Pを積載収容
した給紙カセット24と、その給紙カセット24から記
録媒体Pを送り出す給紙ローラ25と、記録媒体の重送
を防止する分離パッド57とを有している。給紙ローラ
25が最上位の記録媒体上面に当接して回転することに
より、その最上位の記録媒体が送り出されてレジストロ
ーラ対26へ搬送される。
【0029】レジストローラ対26は、中間転写体3上
の第2の画像と中間像担持体15上の第1の画像が記録
媒体Pの各面にそれぞれ整合して転写されるタイミング
で記録媒体Pを上方に向けて送り出す。このようにして
レジストローラ対26から送り出された記録媒体は、互
いに同期して矢印A,B方向に回転する中間転写体3と
中間像担持体15とのニップ部を通過して上方に搬送さ
れる。この搬送過程中に、中間像担持体15上の第1の
画像が記録媒体Pの一方の面に静電転写されると共に、
中間転写体3上の第2の画像が、同じ記録媒体の他方の
面に静電転写される。
【0030】記録媒体の各面に第1の画像と第2の画像
を転写し始める順は、いずれが先であってもよく、また
同時に第1の画像と第2の画像を記録媒体の一方の面と
他方の面にそれぞれ転写するように構成してもよいが、
図1に示した画像形成装置においては、先ず中間転写体
3上の第2の画像を記録媒体Pの他方の面に転写し始
め、次いで中間像担持体15上の第1の画像を記録媒体
Pの一方の面に転写し始めるように構成されている。す
なわち、記録媒体Pが中間転写体3と中間像担持体15
の間を通過するとき、転写ローラ20に中間転写体3上
の第2の画像のトナー帯電極性と逆極性(図の例ではプ
ラス)の転写電圧が印加され、これによって記録媒体P
の他方の面に中間転写体3上の第2の画像が静電転写さ
れる。このようにして第2の画像を転写された記録媒体
Pは、引き続き中間像担持体15の表面に密着しながら
上方に搬送される。このとき中間像担持体15の表面か
ら離間して配置された第3の転写部材の一例であるコロ
ナ放電器27に中間像担持体15上の第1の画像のトナ
ー帯電極性と逆極性(本例ではプラス極性)の転写電圧
が印加される。これによって中間像担持体15と記録媒
体Pとの間に転写電界が形成され、中間像担持体15上
の第1の画像が記録媒体Pの一方の面に静電的に転写さ
れる。
【0031】コロナ放電器27はコロナワイヤを有する
それ自体周知な放電器であり、かかるコロナ放電器27
は、中間像担持体15の表面から離間して位置している
ので、その中間像担持体15に密着して搬送される記録
媒体にも接触せず、従ってこの記録媒体の他方の面に転
写された第2の画像が乱されることはない。同じ機能を
達成できるものであれば、コロナ放電器以外の転写手段
を用いてもよい。また、コロナ放電器27には、中間像
担持体15を挟んで、ローラより成る対向電極63が配
置され、この対向電極63は接地されている。
【0032】中間転写体3上の第1の画像を中間像担持
体15に転写する転写部材と、中間転写体上の第2の画
像を記録媒体の他方の面に転写する転写部材を別々に設
けてもよいが、図1に示した例では、これらの転写を1
つの転写ローラ20によって行うように構成されてお
り、これによって画像形成装置の構成の簡素化を達成で
きる。
【0033】第1の画像と第2の画像を転写された記録
媒体Pは中間像担持体15から離れた後、さらに上方に
搬送され、熱定着装置28の一対の定着ローラ29,3
0の間を通過する。回転する定着ローラ29,30はヒ
ータによって加熱されており、これにより記録媒体に転
写された第1の画像と第2の画像のトナーに熱と圧力が
加えられ、その両画像が記録媒体に一度に定着される。
熱定着装置28を通過した記録媒体は、排紙ガイド52
に案内されながら、排紙ローラ53によって、矢印Cで
示すように排紙部31上に排出される。
【0034】一方、第2の画像を記録媒体に転写したあ
との中間転写体3の表面はクリーニング装置22によっ
てクリーニングされる。同様に第1の画像を記録媒体に
転写したあとの中間像担持体15の表面に付着する転写
残トナーは、クリーニング装置32によって除去され、
その表面が清掃される。
【0035】図に一例として示したクリーニング装置3
2は、そのケース67と、その内部に配置されて該ケー
ス67に支持されたクリーニング部材の一例であるクリ
ーニングブレード54と、トナー搬送部材55とを備
え、その全体が回動支点56を中心として回動可能に支
持され、その回動によってクリーニングブレード54が
中間像担持体15の表面に接離することができる。クリ
ーニング装置32のクリーニングブレード54は、中間
像担持体15に担持された第1の画像がそのクリーニン
グブレード54を通るとき、中間像担持体15の表面か
ら離間し、その表面に付着した転写残トナーを除去する
時だけ、当該表面に当接する。
【0036】クリーニングブレード54が中間像担持体
15の表面に当接することにより、その表面に付着した
転写残トナーが掻き取り除去され、除去されたトナー
は、トナー搬送部材55によって図示していない収納部
に集められる。無端ベルトより成る中間像担持体15を
支持する支持ローラ18は、その中間像担持体15を挟
んでクリーニングブレード54に対向して配置され、ク
リーニングブレード54が中間像担持体15の表面に圧
接したとき、該クリーニングブレード54は中間像担持
体15を介して支持ローラ18に押し付けられる。ブラ
シローラなどから成るクリーニング部材を用いたクリー
ニング装置32を採用することもできる。
【0037】中間像担持体15は、中間転写体3からの
トナー像の転写と、その中間像担持体から記録媒体への
トナー像の転写を可能とする抵抗値を備えたベルトより
成る。また、この中間像担持体15は熱定着装置28の
近くに配置されているので、耐熱性に優れた材料により
構成されていることが好ましい。また、中間像担持体
を、回転駆動されるドラムにより構成することもでき
る。
【0038】以上のように、図1に示した画像形成装置
においては、中間転写体3に転写された可視像(第1の
画像)は中間像担持体15上に転写され、また同じく中
間転写体3に転写された可視像(第2の画像)は記録媒
体の他方の面に転写されるので、中間像担持体15と記
録媒体Pは、中間転写体に転写された可視像が転写され
る画像受け媒体を構成する。クリーニング装置22は、
かかる画像受け媒体に可視像を転写したあとの中間転写
体3表面を清掃する用をなす。
【0039】中間転写体に転写された可視像を画像受け
媒体に転写したあとの中間転写体表面を清掃するクリー
ニング装置は、適宜な形態に構成できるが、図に一例と
して示したクリーニング装置22は、図3に拡大して示
すようにケース58と、そのケース58に回転自在に支
持されたクリーニング部材の一例であるブラシローラ5
9と、同じくケース58に回転自在に支持され、ブラシ
ローラ59に接触するバイアスローラ60を有し、ブラ
シローラ59は中間転写体3に接触しながら、矢印方向
に回転駆動され、バイアスローラ60も矢印方向に回転
駆動される。バイアスローラ60には、中間転写体3上
の転写残トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されて
いる。これにより、中間転写体3上の転写残トナーは、
記録媒体から中間転写体3に移行した紙粉と共に、ブラ
シローラ59によって掻き取られながら、そのブラシロ
ーラ59に静電的に移行し、次いでそのトナーはバイア
スローラ60に静電的に移行する。さらに、そのバイア
スローラ上のトナーは、その表面に圧接したブレード6
1により掻き取られ、トナー搬送部材62によって、図
示していないトナー回収部に搬送される。ブラシローラ
59は常に中間転写体3の表面に当接している。
【0040】図1に示すように、無端ベルトより成る中
間転写体3の裏面側に位置する支持ローラ104は、中
間転写体表面の移動方向下流側に位置する支持ローラ5
よりも高い位置を占め、かつ中間転写体3の表面に当接
するガイドローラ106よりも高い位置を占めており、
その支持ローラ104とガイドローラ106とに掛け渡
された中間転写体部分に対向してクリーニング装置22
が位置している。支持ローラ104をガイドローラ10
6よりも高い位置に配置して、クリーニング装置22を
配置する大きなスペースを確保しているのである。これ
により、クリーニング装置22によって中間転写体3か
ら掻き取ったトナーの回収スペースを大きく確保すべ
く、クリーニング装置22を大型に構成しても、そのク
リーニング装置22が中間転写体3に干渉することを阻
止できる。
【0041】なお、中間像担持体15を、例えば支持ロ
ーラ16を支点として揺動可能とすることにより、該中
間像担持体15を中間転写体3に対して接離可能に支持
し、中間転写体3上の第1の画像を中間像担持体15に
転写するときと、中間転写体3上の第2の画像を記録媒
体に転写するときに、中間転写体3と中間像担持体15
を直接又は記録媒体を介して当接させ、その他の時期に
はこれらを互いに離しておくように構成することもでき
る。
【0042】また、記録媒体Pの一方の面に転写された
第1の画像と、その他方の面に転写された第2の画像が
共に正像となるようにするには、第1の画像用のトナー
像を各像担持体2Y乃至2BK上に形成するとき、その
各像担持体に逆像の静電潜像を形成し、第2の画像用の
トナー像を各像担持体2Y乃至2BK上に形成するとき
は、その各像担持体に正像の静電潜像を形成する必要が
あるが、このような露光の切り換えは、図示していない
書き込み制御コントローラによって制御される。
【0043】排紙部31を図1に示したように配置した
場合、記録媒体は、中間転写体3から直に第2の画像を
転写された他方の面を下にして排紙部31に載置される
ので、排紙部31に排出された記録媒体の頁順が揃うよ
うにするには、第1の画像が2頁目の画像となり、第2
の画像が1頁目の画像となるように、各像担持体にトナ
ー像を形成すればよい。第1の画像が偶数頁、第2の画
像が奇数頁となるように、各第1及び第2の画像の形成
順序を制御すると共に、記録媒体が第2の画像を下に向
けて排紙部に排出されるように、記録媒体の搬送経路を
構成するのである。このようにすれば多数枚の記録媒体
を連続して排紙部31に排出したときも、その頁順を全
て揃えることができる。かかる頁揃えを行うには、画像
データをメモリに貯蔵する公知の技術で実現できる。
【0044】また、中間転写体3の上方であって、排紙
部31の下方の空間には、イエロー、マゼンタ、シアン
及びブラックの各トナーを収容したトナー容器36Y,
36M,36C,36BKが設けられ、これらのトナー
容器から図示していない粉体ポンプによって対応する現
像装置11Y,11M,11C,11BKにそれぞれト
ナーを補給することができる。さらに、本体筐体1の内
部には、電装・制御装置E1、E2が収納されている。
さらにファンF1が備えられており、当該ファンF1
は、機内の温度過昇防止のために機外へ排風するよう稼
働する。また、本体筐体1には、オペレーションパネル
OPが配備されている。このオペレーションパネルOP
には、画像形成装置やこれに接続された装置の状態や状
況を表示する表示ランプと、各種指令のためのキーボタ
ンなどが備えられている。
【0045】図1に示した画像形成装置によって記録媒
体Pの片面にだけカラー画像を形成することもできる。
この場合には、各像担持体2Y乃至2BKに形成した互
いに色の異なるトナー像を中間転写体3に重ねて転写し
てその中間転写体3上に重ね合わせ可視像を形成する。
この重ね合わせ可視像を、給紙装置23から給送された
記録媒体Pの片面に、転写ローラ20の作用によって転
写する。この記録媒体は、移動する中間像担持体15の
表面に密着して上方に搬送されるが、このときコロナ放
電器27は作動することはない。この記録媒体が熱定着
装置28を通過するとき、転写された画像が記録媒体に
定着され、次いで記録媒体は排紙部31に排出される。
このとき、排紙部31に排出された記録媒体は、その画
像面を下に向けているので、上述の画像形成動作を連続
して行ったとき、排紙部31上にスタックされた複数の
記録媒体の頁順を揃えることができる。このように、像
担持体から中間転写体に転写された可視像を、中間像担
持体を介することなく記録媒体の片面に転写して記録画
像を得る片面モードを選択することができるのである。
この場合には、記録媒体が画像受け媒体となる。
【0046】また、各像担持体2Y乃至2BKから中間
転写体3上に転写された重ね合わせ可視像を中間像担持
体15上に転写し、その中間像担持体15上の可視像を
記録媒体に転写し、その可視像を熱定着装置28によっ
て定着し、該記録媒体を排紙部31に排出させて記録媒
体の片面にだけカラー画像を形成することもできる。こ
の場合には、中間像担持体15が画像受け媒体となる。
記録媒体Pの片面にのみ画像を形成する場合には、その
両面に画像を形成する場合よりも、熱定着装置28の定
着温度を低くしてもよい。
【0047】さらに、一部の像担持体にだけトナー像を
形成し、そのトナー像を前述したところと同じくして、
記録媒体の片面又はその両面にそれぞれ転写して、単色
又は複数色のトナー像より成る画像を得ることもでき
る。
【0048】また、図1に示した画像形成装置において
は、前述のように記録媒体Pを収容した給紙カセット2
4が、分離パッド57と共に、本体筐体1に対して矢印
E方向に引き出し可能に当該本体筐体1に装着されてい
る。図1に示した例では、給紙カセット24を引き出し
たとき、給紙ローラ25は本体筐体1内に残される。こ
のように給紙カセット24を本体筐体1から引き出すこ
とにより、その給紙カセット24に記録媒体Pを補充す
ることができる。記録媒体の補充後、給紙カセット24
を矢印Eと逆の方向に押し込むことにより、給紙カセッ
ト24を本体筐体1内に装填することができる。
【0049】以上説明した画像形成装置によれば、記録
媒体の両面にカラー画像を形成することができ、しかも
中間転写体3と中間像担持体15との間に記録媒体を一
度送り込むだけで、その両面にカラー画像を形成できる
ので、記録媒体の両面にカラー画像を形成し終えるまで
の時間を短縮でき、その生産性を高めることができる。
【0050】図2は、図1に示した画像形成装置とは一
部の構成が異なる画像形成装置の例を示す。図2に示し
た画像形成装置は、中間像担持体の代りに無端状の転写
ベルト115を有し、この転写ベルト115も複数の支
持ローラ16,17,18,19に巻き掛けられて矢印
B方向に回転駆動される。この転写ベルト115には画
像は転写されず、従って図2に示した画像形成装置は、
図1に示したコロナ放電器27と対向電極63は設けら
れていない。また図2に示した画像形成装置にもクリー
ニング装置32が設けられており、このクリーニング装
置32の基本構成は図1に示したクリーニング装置32
と変わりはないが、クリーニングブレード54が転写ベ
ルト115の表面に常に当接し、従って回動支点56が
設けられていない点で図1に示したクリーニング装置と
異なっている。図2に示した画像形成装置の他の基本構
成は図1に示した画像形成装置の前述の構成と変わりは
ない。図1に示した画像形成装置の各構成要素に対応す
る図2に示した画像形成装置の各要素には図1と同じ符
号を付し、その同一の部分についての説明は省略する。
【0051】図2に示した画像形成装置の場合も、各作
像ユニット6Y,6M,6C,6BKの各像担持体2
Y,2M,2C,2BKが矢印方向に回転し、その周面
にそれぞれイエロートナー像と、マゼンタトナー像と、
シアントナー像と、ブラックトナー像が形成され、これ
らのトナー像より成る可視像が、各転写ローラ12Y,
12M,12C,12BKの作用によって、矢印A方向
に回転する中間転写体3上に重ねて転写される。その転
写後の各像担持体の表面はクリーニング装置14Y,1
4M,14C,14BKにより清掃される。
【0052】中間転写体3上の重ね合わせ可視像は、給
紙装置23から給送され、レジストローラ対26によっ
て所定タイミングで中間転写体3と転写ベルト115と
の間に送り込まれた記録媒体に、転写ローラ20の作用
によって転写される。このようにして可視像を転写され
た記録媒体は引き続き転写ベルト115によって上方に
向けて搬送され、次いで定着装置28を通り、このとき
その可視像が記録媒体に定着される。定着装置28を通
過した記録媒体は、図1に示した画像形成装置の場合と
同じく、矢印Cで示すように、排紙部31上に排出され
る。その際、記録媒体は画像面を下に向けて排紙部31
上に排出されるので、複数の記録媒体を排紙部31に排
出させたとき、その頁順を揃えることができる。
【0053】転写ベルト115に可視像が転写されるこ
とはないが、この転写ベルト115にもトナーや紙粉が
付着することは避けられず、このようなトナーや紙粉が
クリーニング装置32によって除去され、転写ベルト1
15の表面が清掃される。
【0054】上述のように、図2に示した画像形成装置
は、記録媒体の片面にカラー画像を形成するように構成
されている。図2に示した画像形成装置は、転写ローラ
20と転写ベルト115を有しているが、転写ローラ、
転写ブラシ又はコロナ放電器などの転写部材のみから成
る転写装置、またはその他の適宜な形態の転写装置を採
用することもできる。
【0055】図2に示した画像形成装置においては、中
間転写体3に転写された可視像が専ら記録媒体に転写さ
れる。従って、この記録媒体が画像受け媒体を構成し、
中間転写体に転写された可視像を、かかる画像受け媒体
に転写したあとの中間転写体表面がクリーニング装置2
2により清掃される。
【0056】また、図1及び図2に示した画像形成装置
には、複数の作像ユニット6Y,6M,6C,6BKが
設けられているが、作像ユニットを1つだけ設け、その
像担持体に形成された可視像を中間転写体3に転写し、
その可視像を直接、又は中間像担持体15を介して記録
媒体に転写することにより、記録媒体の両面(図1に相
当する画像形成装置の場合)又は片面(図2に相当する
画像形成装置の場合)に画像を形成するように構成する
こともできる。或いは、1又は複数の作像ユニットを設
け、その像担持体のそれぞれに順次異なった色の可視像
を形成し、その各可視像を中間転写体3上に重ねて転写
するように構成することもできる。さらに、特開200
0-56521号公報に記載されているように、作像ユ
ニットの像担持体に形成された可視像を中間転写体上に
転写し、その可視像を中間像担持体上に転写し、次に像
担持体に形成された可視像を、その像担持体と中間転写
体との間を該中間転写体に担持されて搬送される記録媒
体の一方の面に転写すると共に、中間像担持体に転写さ
れた可視像を同じ記録媒体の他方の面に転写するように
構成することもできる。これらの画像形成装置の場合
も、中間像担持体または記録媒体が画像受け媒体を構成
する。
【0057】ここで、図1及び図2に示した画像形成装
置は、作像ユニット6Y,6M,6C,6BKと、中間
転写体3と、その中間転写体を清掃するクリーニング装
置22とを有しているが、これらの要素が別々に本体筐
体1に着脱可能に装着されていると、これらの要素や本
体筐体内を修理したり点検するようなときに、これらの
要素を別々に着脱しなければならず、その作業が煩雑化
する欠点を免れない。
【0058】そこで、図1及び図2に示した画像形成装
置においては、図3及び図4に示すように、中間転写体
表面を清掃するクリーニング装置22と、そのクリーニ
ング装置22に最も接近して隣りに位置する作像ユニッ
ト6Yとが一体的に組み付けられて作像キット80が構
成され、その作像キットが、画像形成装置の本体筐体1
に着脱可能に装着されている。図1及び図2に示した画
像形成装置のように、複数の作像ユニットが設けられて
いる場合には、中間転写体3から画像受け媒体(中間像
担持体又は記録媒体)に可視像を転写する転写領域より
も、中間転写体表面の移動方向下流側に最初に配置され
た作像ユニット6Yと、クリーニング装置22とが一体
的に組み付けられる。
【0059】図3に示した例では、クリーニング装置2
2のケース58と、作像ユニット6Yのフレーム75Y
とが、連結部材81によって分離しないように一体に固
定されている。これに対し、図4に示すように、作像ユ
ニット6Yのフレーム75YにU字形の連結部材81A
を固定し、クリーニング装置22のケース58に、U字
形の連結部材81Aに着脱自在に嵌合する相手連結部材
81Bを固定し、クリーニング装置22と共に相手連結
部材81Bを上方に持ち上げることにより、その相手連
結部材81Bを連結部材81Aから外せるようにしても
よい。このように、作像キット80を構成するクリーニ
ング装置22と作像ユニット6Yとを分離できないよう
に組み付けるほか、クリーニング装置22と作像キット
80とを着脱可能に組み付けることもできる。
【0060】上述のようにして、可視像が形成される像
担持体を有する作像ユニットと、像担持体から中間転写
体に転写した可視像を画像受け媒体に転写したあとの中
間転写体表面を清掃するクリーニング装置とを具備し、
作像ユニットとクリーニング装置とを一体的に組み付け
た作像キットを構成することができる。かかる作像キッ
ト80を本体筐体1に着脱可能に装着しておくことによ
り、本体筐体内の点検又は修理、或いは作像ユニット6
Yやクリーニング装置22の修理又は交換などを行う
際、クリーニング装置22と作像ユニット6Yを別々に
着脱せず、これらを一体に着脱できるので、その作業を
容易に行うことができる。
【0061】また、作像ユニット6Yとクリーニング装
置22とが着脱可能に組み付けられている場合には、例
えば、作像キット80を本体筐体外に取り出した後、そ
の作像ユニット6Yとクリーニング装置22を分離し、
その一方のみを新たなものと交換することが可能とな
る。
【0062】さらに、図3及び図4に示した作像キット
80においては、そのクリーニング装置22が、作像ユ
ニット6Yのフレーム75Yの下面75YAよりも上方
に位置している。このため、本体筐体1から取り出した
作像キット80を作業台などの載置面上に載置すると
き、フレーム75Yの下面75YAを下にすることによ
り、クリーニング装置22が作業台などの載置面に突き
当たることはない。このため、作像キット80を安定し
た状態で載置できるだけでなく、クリーニング装置22
に大きな荷重が加えられてこれが変形するような不具合
を阻止できる。
【0063】ところで、図1及び図2に示した画像形成
装置においては、中間転写体3も本体筐体2に着脱可能
に装着されており、その中間転写体3を本体筐体1から
取り外すことにより、その中間転写体の交換や修理、ま
たは本体筐体1内の保守を容易に行えるように構成され
ている。その際、その中間転写体3と前述の作像キット
80を一体的に組み付けて、これらの全てを一体的に着
脱できるように構成することも可能であるが、このよう
にすると、その全体のサイズと重量が非常に大きくな
り、これを着脱する作業がかえって困難なものとなる。
【0064】そこで、中間転写体3と作像キット80
が、本体筐体1に対して別々に着脱されるように本体筐
体内に装着されていることが好ましい。一般に作像キッ
ト80は中間転写体3よりも小型であるため、その作像
キット80を単独で容易に着脱することができる。これ
に対し、中間転写体3は一般に大型であるが、これを作
像キット80とは別に着脱することにより、その取り扱
いが容易となる。
【0065】作像キット80、中間転写体3及び前述の
給紙カセット24を、図1及び図2の紙面に対して直角
の方向に引き出せるように構成してもよいが、作像キッ
ト80及び中間転写体3も、給紙カセット24と同様
に、オペレーションパネルOPの設けられた画像形成装
置の正面側から引き出せるように構成すれば操作性を高
めることができる。
【0066】そこで、図1に示した画像形成装置におい
ては、中間像担持体15と、これを支持する支持ローラ
16,17,18,19と、転写ローラ20と、対向電
極63と、コロナ放電器27とが一体的に組み付けら
れ、これらがカバー66に覆われて成る転写ユニット6
4が構成されている。同様に図2に示した画像形成装置
においても、転写ベルト115と、支持ローラ16,1
7,18,19と、転写ローラ20と、カバー66とに
よって一体的な転写ユニット164が構成されている。
【0067】一方、図1及び図2に示した画像形成装置
の本体筐体1は、不動筐体1Aと、その不動筐体1Aに
対して支軸35のまわりに回動開放可能に支持された可
動筐体1Bとを有し、その可動筐体1Bに上述の転写ユ
ニット64,164がそれぞれ着脱可能に装着されてい
る。この可動筐体1Bを開くことにより、その可動筐体
1Bに対して転写ユニット64,164を脱着できるよ
うに、該転写ユニット64,164が可動筐体1Bに装
着されているのである。図5は、図1に示した可動筐体
1Bを、支軸35のまわりに矢印G(図1)方向に回動
させて、その可動筐体1Bを開位置にもたらしたときの
様子を示している。このとき、可動筐体1Bの上方が開
放されるので、ここに装着されていた転写ユニット64
を上方に持ち上げてその転写ユニット64を取り出すこ
とができる。図2に示した画像形成装置の場合も全く同
様に、可動筐体1Bを開いて転写ユニット164を着脱
することができる。
【0068】また、図1及び図2に示すように、中間転
写体3を巻き掛けた複数の支持ローラ4,5,104,
105は、ガイドローラ106、転写ローラ12Y,1
2M,12C,12BK及び裏当てローラ13Y,13
M,13C,13BKと共に、支持フレーム76に回転
自在に支持され、これらによって一体的な中間ユニット
77が構成されている。中間転写体がドラムにより構成
されているときも、そのドラム状の中間転写体を支持フ
レームに回転自在に支持し、これらによって一体的な中
間ユニットを構成することができる。このように、少な
くとも中間転写体とその中間転写体を支持する支持フレ
ームとによって一体的な中間ユニットが構成されるので
ある。中間ユニット77は、不動筐体1Aに固定された
図示していないガイドレールに矢印F方向、すなわち画
像形成装置の正面方向にスライド自在に支持されてい
る。
【0069】同じく、作像キット80も不動筐体1Aに
固定された図示していないガイドレールに矢印F方向に
スライド自在に支持されている。
【0070】ここで、中間転写体3と、作像キット80
を矢印F方向に引き出すには、これに先立って可動筐体
1Bを図5に示したように開く。これにより、本体筐体
1の正面側に中間転写体3と作像キット80を引き出す
空間が確保される。そこで、中間ユニット77を矢印F
で示したほぼ水平な方向に引くと、その中間ユニット7
7を前述のガイドレールに沿って前側、すなわち矢印F
方向に引き出し、図5に示すように、その中間ユニット
77を本体筐体外に取り出すことができる。次いで作像
キット80を前述のガイドレールに沿って矢印F方向に
引き出し、図5に示すように、その作像キット80を本
体筐体外に取り出すことができる。このように、給紙カ
セット24の抜き差し方向と同じ方向、すなわち画像形
成装置の正面(操作面)の側から、支障なく中間転写体
3と作像キット80を引き出すことができるのである。
図2に示した画像形成装置の場合も全く同様にして、中
間ユニット77と作像キット80を本体筐体外に取り出
すことができる。
【0071】このように中間ユニット77と作像キット
80を引き出せば、中間ユニット77や不動筐体1A内
の要素などの保守、或いは中間ユニット77や作像キッ
ト80の交換作業などを容易に行うことができる。所定
の作業終了後、作像キット80と中間ユニット77を矢
印Fと反対方向に順次押し込めばこれを図1及び図2に
示した所定の位置にセットできる。あとは、可動筐体1
Bを図1及び図2に示したように閉じればよい。
【0072】図1及び図2に示した画像形成装置におい
ては、無端ベルトより成る中間転写体3がほぼ水平方向
に長く延びる上辺と下辺を有するように張架され、作像
ユニット6Y乃至6BKが、その上辺に対向して中間転
写体3の上側に設けられている。これに対し、図6に示
した画像形成装置においても、無端ベルトより成る中間
転写体3がほぼ水平方向に長く延びる上辺と下辺を有し
ているが、作像ユニット6Y乃至6BKがその中間転写
体3の下辺に対向して、中間転写体3の下側に設けられ
ている。
【0073】画像形成装置を上述の如く構成することに
より、その高さを低く抑えることができ、そのコンパク
ト化を達成できる。
【0074】また、図6に示したように、作像ユニット
6Y乃至6BKを中間転写体3の下辺に対向させて下側
に配置すると、中間転写体3に形成された可視像が、中
間像担持体15或いは記録媒体への転写位置に達するま
での時間を短縮でき、画像形成効率を高めることができ
るが、露光装置9Y,9M,9C,9BKが作像ユニッ
ト6Y,6M,6C,6BKの下方に配置されるので、
その光出口が上を向くことになり、この光出口に設けら
れた防塵部材(図示せず)にトナーなどが落下してその
防塵部材が汚れやすくなるおそれがある。
【0075】図6に示したように作像ユニットと露光装
置を中間転写体3の下側に配置すれば、中間転写体3の
上方の空間に電装・制御装置E1,E2などを配置する
ことができる。図6に示した例では、中間転写体3のテ
ンションローラとしての用をなす支持ローラ4は上側に
位置する。
【0076】図6に示した画像形成装置は、図1に示し
た画像形成装置と同じく、中間転写体3上の第1の画像
を中間像担持体15に転写する形式の画像形成装置であ
り、可視像転写後の中間転写体表面を清掃するクリーニ
ング装置22は、支持ローラ105に対向して配置され
ている。このクリーニング装置22と、該クリーニング
装置22に最も接近して隣りに位置する作像ユニット6
Yとが、図7に示すように連結部材81を介して一体的
に組み付けられている。この場合も、クリーニング装置
22と作像ユニット6Yとを分離できないように組み付
けるほか、図8に示すように、作像ユニット6Yのフレ
ーム75Yに固定した連結部材81Aと、クリーニング
装置22のケース58に固定した相手連結部材81Bと
を着脱自在に嵌合するなどして、クリーニング装置22
と作像ユニット6Yとを着脱可能に組み付けることもで
きる。かかる構成により、作像ユニット6Yとクリーニ
ング装置22を本体筐体1に対して同時に着脱すること
ができる。図6に示した画像形成装置においても、その
作像キット80(図7、図8)を矢印F方向に引き出す
ように構成することは可能であるが、その構造が複雑化
するときは、作像キットを図6の紙面に対して直角の方
向、又は矢印Fと反対の方向に引き出せるように構成す
ればよい。
【0077】図6に示した画像形成装置の他の構成は、
図1を参照して先に説明したところから明らかであるた
め、図1に対応する部分には図1と同一の符号を付し、
これ以上の説明は省略する。但し、図6には中間ユニッ
ト77の支持フレームの図示は省略してある。図6に示
したように作像ユニット6Y乃至6BKと露光装置8Y
乃至8BKを中間転写体3の下側に配置して作像ユニッ
ト6Yとクリーニング装置22を一体的に組み付ける構
成は、図2に示した画像形成装置及びその他の画像形成
装置にも適用できるものである。
【0078】以上説明した各例においては、クリーニン
グ装置22と1つの作像ユニット6Yとが組み付けられ
て作像キット80が構成されているが、これらに他の要
素を組み付けて作像キットを構成することもできる。例
えば、画像形成装置が複数の作像ユニットを有している
場合、その少なくとも2つの作像ユニットとクリーニン
グ装置22とを一体的に組み付けて作像キットを構成す
ることができる。かかる画像形成装置によれば、作像キ
ットの着脱によって、複数の作像ユニットを着脱できる
ので、その作業を一層簡素化することができる。
【0079】また、図8は、複数の画像形成装置10
0,100AをホストコンピュータHCに接続して画像
形成システムを構成した例を示している。これは、所謂
ネットワークで結ばれたシステムで、各画像形成装置1
00,100Aは、主にホストコンピュータHCの出力
装置(プリンタ)としての役割を担っている。ケーブル
を介さずに無線で繋がれたシステムとしても良い。複数
の画像形成装置に対して、ホストコンピュータHCのデ
ィスプレイに表示されるガイドに従って出力すべき画像
の作像プロセス条件などを指示、入力可能となってい
る。複数の画像形成装置の状況をディスプレイに報知、
表示して、その状況を確認することもできる。制御の指
令は、オペレーションパネルOPやホストコンピュータ
HCのキーボードなどから行うことができる。例えば、
記録媒体の両面に画像を形成する両面プリントの場合、
オペレーションパネルOPに設けてある両面釦によっ
て、また特殊紙の選択や給紙カセットの選択は給紙用の
設定釦によって選択することができる。
【0080】上述のように画像形成装置とホストコンピ
ュータHCとを接続して画像形成システムを構成するこ
とにより、扱う情報を目的や記録媒体の種類に応じてプ
リントすることができ、また画像形成装置から離れたと
ころからでもホストコンピュータにより作像条件を設定
することができる。
【0081】本発明はプリンタ以外の画像形成装置、例
えば複写機、ファクシミリ、又はプリンタ、複写機及び
ファクシミリの少なくとも2つの機能を備えた複合機な
どにも広く適用できるものである。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、クリーニング装置と作
像ユニットを一体的に組み付けて作像キットを構成した
ので、クリーニング装置と作像ユニットを容易に着脱す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す垂直断面図である。
【図2】画像形成装置の他の例を示す垂直断面図であ
る。
【図3】作像キットの断面図である。
【図4】作像キットの断面図である。
【図5】可動筐体を開放して、中間ユニットと作像キッ
トを引き出したときの垂直断面図である。
【図6】画像形成装置の他の例を示す垂直断面図であ
る。
【図7】図6に示した画像形成装置の作像キットを示す
断面図である。
【図8】作像キットの他の例を示す断面図である。
【図9】画像形成装置をホストコンピュータに接続して
成る画像形成システムの斜視図である。
【符号の説明】
1 本体筐体 2Y 像担持体 2M 像担持体 2C 像担持体 2BK 像担持体 3 中間転写体 6Y 作像ユニット 6M 作像ユニット 6C 作像ユニット 6BK 作像ユニット 22 クリーニング装置 80 作像キット 100 画像形成装置 100A 画像形成装置 HC ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 AB02 AD03 BB42 BB46 BB63 2H071 BA03 BA04 BA13 BA27 DA05 DA06 DA08 DA09 DA13 DA15 EA04 EA18 2H134 GA06 GB02 GB05 HB01 HB07 HB12 HB15 KF02 KF05 KG01 KG03 KG08 KH16 KJ02 2H200 FA12 FA17 GA12 GA16 GA23 GA33 GA47 GB02 GB12 GB25 GB44 HA02 HB12 HB22 JA02 JB06 JB42 JC03 JC12 LA01 LA12 LA24 LA38 LB02 LB08 LB12 LB13 LB17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視像が形成される像担持体を具備する
    少なくとも1つの作像ユニットと、前記像担持体に形成
    された可視像が転写される中間転写体と、該中間転写体
    に転写された可視像を画像受け媒体に転写したあとの中
    間転写体表面を清掃するクリーニング装置とを有する画
    像形成装置において、 前記クリーニング装置と該クリーニング装置の隣りに位
    置する作像ユニットとを一体的に組み付けて作像キット
    を構成し、該作像キットを、画像形成装置の本体筐体に
    着脱可能に装着したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記作像キットを構成するクリーニング
    装置と作像ユニットとが着脱可能に組み付けられている
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体は、前記本体筐体に着脱
    可能に装着され、該中間転写体と前記作像キットは、本
    体筐体に対して別々に着脱されるように該本体筐体内に
    装着されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の作像ユニットを有し、少なくとも
    2つの作像ユニットと前記クリーニング装置とを一体的
    に組み付けて作像キットを構成した請求項1、2又は3
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記載の画像形
    成装置とホストコンピュータとを接続して成る画像形成
    システム。
  6. 【請求項6】 可視像が形成される像担持体を有する作
    像ユニットと、前記像担持体から中間転写体に転写した
    可視像を画像受け媒体に転写したあとの中間転写体表面
    を清掃するクリーニング装置とを具備し、前記作像ユニ
    ットと前記クリーニング装置とを一体的に組み付けたこ
    とを特徴とする作像キット。
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