JP2005249208A - 回動抵抗付与ダンパ - Google Patents

回動抵抗付与ダンパ Download PDF

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Abstract

【課題】リッド回りの寸法に及ぼす影響が小さく、しかも組付性に優れた回動抵抗付与ダンパを提供する。
【解決手段】有底筒状をなすケース6、該ケースの内面に回動自在に嵌入し且つケースの開口からその一端を突出させたシャフト7、およびケースとシャフトとの間に回動抵抗を加えるための回動抵抗発生手段を有し、キャビネット3に軸支されたリッド1に回動抵抗を付与するためのダンパ5において、シャフトの突出端11をリッドに結合すると共にケースの底壁をリッドの回動中心軸上にて回動自在なようにリッドに結合し、接線方向に平行な平面部18をケースの外周面に形成し、リッドに装着されたケースの平面に当接し得るリブ19をキャビネットに形成するものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、回動抵抗付与ダンパに関し、特にキャビネットに軸支されたリッドに回動抵抗を付与するためのダンパに関するものである。
例えばビデオカセットレコーダのカセット挿入口には、キャビネット内に塵埃が侵入することを防止するためのリッドが設けられる。このリッドは、一端がキャビネットに軸支され、他端が自由になっており、一般に振動でふらついたりすることを防止するために、適度な回動抵抗を加えるためのダンパがリッドの支軸に連結されている。
このダンパとしては、油の粘性抵抗を利用したものが良く知られており、例えば、支軸の軸端にギヤを介して、或いは直結にて連結される形式のものが公知となっている(特許文献1を参照されたい)。
実開平3−123083号公報
上記従来形式のダンパは、リッドの軸線方向端部に設けるものであるため、同部分の軸線方向寸法に少なからぬ影響を及ぼすことがあり、寸法的な制約がある場合の組付性に難点がある。
本発明は、このような従来技術の不都合を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、リッド回りの寸法に及ぼす影響が小さく、しかも組付性に優れた回動抵抗付与ダンパを提供することにある。
このような目的は、本発明によれば、有底筒状をなす外筒部材(ケース6)、該外筒部材の内面に回動自在に嵌入し且つ外筒部材の開口からその一端を突出させた軸部材(シャフト7)、および外筒部材と軸部材との間に回動抵抗を加えるための回動抵抗発生手段を有し、キャビネット(3)に軸支されたリッド(1)に回動抵抗を付与するためのダンパ(5)において、当該ダンパを、前記軸部材の一端(突出端11)を前記リッドに回り止めされて結合可能であると共に前記外筒部材の底壁をリッドの回動中心軸上にて回動自在なようにリッドに結合可能なものとし、外筒部材には、その外周面の少なくとも一部に接線方向に平行な平面(平面部18)を形成し、キャビネットには、当該ダンパが装着されたリッドをキャビネットに装着した時に前記平面にその端縁が係止し得るリブ(19)を形成することを特徴とする回動抵抗付与ダンパを提供することによって達成される。
特に、軸部材の一端の外周面の少なくとも一部に、外筒部材の平面と平行になり得る平面を形成し、軸部材の一端の平面に係合可能な半径方向に開く把持部をリッドに形成し、把持部とリブの端縁とに、リッドの所定位置にて互いに平行となり得る平面を設けるものとすると良い。
このような本発明によれば、外筒部材がキャビネットに対して静止状態で、かつリッドと相対回動可能となり、軸部材がリッドに対して静止状態で、かつキャビネットと相対回動可能となる。従って、外筒部材と軸部材との間に回動抵抗を加えることにより、キャビネットに軸支されたリッドに回動抵抗が加わることとなる。従って、回動抵抗を発揮するダンパをリッドの回動軸上に予め組み付けておくことができると共に、キャビネットにリッドを組み付けることでキャビネットとダンパ間が連結されるようになるので、組付け性を高める上に大きな効果が得られる。しかもリッドの寸法内にダンパを収めることができるので、全体寸法に及ぼす影響を殆ど皆無にすることができる。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明に基づき構成されたダンパを適用したリッドを示している。このリッド1は、概ね平板状をなし、その上縁と平行な軸線Xに沿う向きに左右の側縁に突起2が突設されており、この突起2をキャビネット3の内面に設けられた軸受孔4に突入させることにより、その下端を前後に揺動可能なようにキャビネット3に枢支されている。
ダンパ5は、有底筒状をなすケース6と、ケース6の内面に回動自在に、かつ液密に摺合した中空のシャフト7とからなっており、リッド1の上縁部の適所に設けられた受容部8内に、リッド1の支持軸の軸線Xと共通の軸線上に延設されている。
ケース6の開口には、シャフト7を挿通した上でシャフト挿通孔を液密に閉じるべく、Oリング9を介してキヤップ10が嵌着されている。そしてシャフト7のケース6からの突出端11は平坦にされており、リッド1に形成されたダンパ受容部8の一方の軸線方向端に設けられた把持部12に回り止めされた状態で係合している(図2参照)。なお、シャフト7のケース6からの突出端11を把持部12に係合させる時には、単に突出端11を把持部12の開口に押しつければ良く、把持部12が弾性変形して突出端11を受け入れると、把持部12の開口の抜止爪13が突出端11の脱落を防止するようになっている。
ケース6の底部には、軸線方向に沿う孔14が穿設されており、リッド1に形成されたダンパ受容部8の他方の軸線方向端に突設された突起15が突入し、前記した軸線X回りでケース6がリッド1と相対回動可能になっている。
シャフト7の中空部16には、シリコンオイルが封入されている。またシャフト7には、複数の貫通孔17が穿設されており、シリコンオイルの粘性抵抗により、ケース6とシャフト7間に回動抵抗が作用するようになっている。
ケース6は、軸線に直交する断面の外形輪郭が、半円形と矩形とを組み合わせたU字形をなしており、ケース6の外周面の一部に、接線に平行する平坦面からなる平面部18が形成されている。他方、キャビネット3の内面には、平面部18に当接し得るようにリブ19が設けられており、このリブ19の端縁に対してケース6の平面部18が係止することにより、キャビネット3に対してケース6が回り止めされている(図3参照)。
次に本発明装置の作動要領について説明する。リッド1の下縁側を押すと、リッド1は上縁側を支点として回動するが、キャビネット3に対してダンパ5のケース6が静止状態にあり、リッド1と共にシャフト7が回動するので、ケース6とリッド1との間に回動変位が生ずる。するとシリコンオイルによる粘性抵抗がシャフト7に加わり、シャフト7に連結されたリッド1に回動抵抗が作用することとなる。
なお、上記実施例においては、回動抵抗発生手段としてケース内に封入したシリコンオイルの粘性抵抗を利用するものとしたが、ケースとシャフトとの間を捩りコイルばねで連結し、これの捩り抵抗による回動抵抗を付与するように構成することもできる。
本発明装置の取付状態を一部切除して示す要部正面図である。 図1に於けるII−II線に沿う断面図である。 図1に於けるIII−III線に沿う断面図である。 本発明装置の外観図であり、(a)は平面を、(b)は正面を、(c)は底面を、(d)は左側面を、(e)は右側面を、それぞれ表す。
符号の説明
1 リッド
2 突起
3 キャビネット
4 軸受孔
5 ダンパ
6 ケース
7 シャフト
8 軸受孔
9 Oリング
10 キャップ
11 突出端
12 把持部
13 抜止爪
14 孔
15 突起
16 中空部
17 貫通孔
18 平面部
19 リブ

Claims (2)

  1. 有底筒状をなす外筒部材、該外筒部材の内面に回動自在に嵌入し且つ前記外筒部材の開口からその一端を突出させた軸部材、および前記外筒部材と前記軸部材との間に回動抵抗を加えるための回動抵抗発生手段を有し、キャビネットに軸支されたリッドに回動抵抗を付与するためのダンパであって、
    当該ダンパは、前記軸部材の一端を前記リッドに回り止めされて結合可能であると共に前記外筒部材の底壁を前記リッドの回動中心軸上にて回動自在なように前記リッドに結合可能であり、
    前記外筒部材には、その外周面の少なくとも一部に接線方向に平行な平面が形成されており、
    前記キャビネットには、当該ダンパが装着されたリッドを前記キャビネットに装着した時に前記平面にその端縁が係止し得るリブが形成されていることを特徴とする回動抵抗付与ダンパ。
  2. 前記軸部材の一端の外周面の少なくとも一部に前記外筒部材の平面と平行になり得る平面が形成されており、
    前記リッドには前記軸部材の平面に係合可能な半径方向に開く把持部が形成されており、
    前記把持部と前記リブの端縁とは、前記リッドの所定位置にて互いに平行となり得る平面を有することを特徴とする請求項1に記載の回動抵抗付与ダンパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194785B2 (en) * 2004-02-24 2007-03-27 Lushridge Incorporated Buffer bar fastening structure

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