JP2005248519A - 可変レバータンブラー錠 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外筒に膨出部を形成しなくて済み、かつ、鍵違い変換作業が容易な可変レバータンブラー錠を提供する。
【解決手段】 レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーA1AとタンブラーB1Bとを組合わせたものとする一方、支軸2をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、タンブラーA1Aの自由端部内側縁部のタンブラーB1Bと対向する側に係合突起9を、また、タンブラーB1Bの内側縁部にはタンブラーA1Aの係合突起9と係合可能な係合凹部11の複数を夫々形成し、一方、鍵違い変換時支軸2を押し下げ、係合突起9と係合凹部11との係合を解くようにしたものにおいて、外筒に装着されたアダプターの作動ピン27を外筒内16に挿入して、スペーサリング15を介して支軸2を押し下げる。
【選択図】 図8
【解決手段】 レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーA1AとタンブラーB1Bとを組合わせたものとする一方、支軸2をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、タンブラーA1Aの自由端部内側縁部のタンブラーB1Bと対向する側に係合突起9を、また、タンブラーB1Bの内側縁部にはタンブラーA1Aの係合突起9と係合可能な係合凹部11の複数を夫々形成し、一方、鍵違い変換時支軸2を押し下げ、係合突起9と係合凹部11との係合を解くようにしたものにおいて、外筒に装着されたアダプターの作動ピン27を外筒内16に挿入して、スペーサリング15を介して支軸2を押し下げる。
【選択図】 図8
Description
この発明は、可変レバータンブラー錠に係り、特に、鍵違いの変換機構を合理的に変更して構造を簡単にすると共に、外形寸法を小さくすることができる可変レバータンブラー錠に関する。
本出願人は、先に、後記特許文献1〜5を以て、新規な可変レバータンブラー錠を提案した。
これらの可変レバータンブラー錠は、レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、支軸をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端を支軸に遊嵌させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定し、他方、支軸を外方に付勢する一方、内筒の内端部に、内筒の半径方向に移動可能で、外部から操作可能なスイッチ部材を支軸の外側からこれに当接可能に設けたものである。
そして、この発明を理解するためには、上記可変レバータンブラー錠の構造を理解する必要があるが、その構造は上記各特許文献に記載されているので、ここでは簡単に説明する。
図1において符号1はレバータンブラーを示し、このレバータンブラー1を、略C字形で相互に重合するタンブラーA1AとタンブラーB1Bとを組合わせたものとする一方、図で上方に付勢された支軸2をその両端に突設した偏芯軸3(図2参照)の軸線回りを回動できるように支承する。
なお、図1においてタンブラーB1Bにハッチングを施したのはタンブラーA1Aと紛れないようにしただけであって、実際にハッチングが施されているわけではない。図1においてはタンブラーB1Bが手前側に、タンブラーA1Aはその裏側に配置されている。
また、図1に示すタンブラーA1AのC字形はその開口端が相互に接続されているが、これはタンブラーの剛性を高めるためであって、このようにC字形の開口端を接続したものもC字形の概念に含めるものとする。
一方、一端を縦長の逃げ孔4を介して支軸2に遊嵌させたタンブラーA1Aには、合鍵5の鍵溝6との係合部7を形成すると共に、これを合鍵5と干渉する方向、図1では反時計方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーB1Bの自由端部外側端縁に解錠切欠8を形成すると共に、タンブラーA1Aの合鍵側端縁との係合部7と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形する。
他方、タンブラーA1Aの自由端部内側縁部のタンブラーB1Bと対向する側に係合突起9を、また、タンブラーB1Bの内側縁部には支軸2を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起9と係合可能な係合凹部11の複数を夫々形成すると共に、係合凹部11の形成角度位置を、合鍵5の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝6にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定する。
図1は一の合鍵を鍵孔に差込んだ状態を示し、したがって解錠切欠8がロッキングバー12と角度的に整合している。
この状態で、図2及び図3に示すように、シリンダの内端側から変換ピン13を挿入して、スイッチ部材14及び支軸2の内端に嵌装されたスペーサリング15を介して支軸2に矢印方向、すなわち下向きの力を印加すると、支軸2は偏芯軸3の中心軸cの回りを反時計方向に回動する。
なお、図1はタンブラー1をシリンダの内端側から見ているので、図1においては、支軸2は上記中心軸cの回りを時計方向に回動する。
その結果、支軸2はタンブラーA1Aの一端に形成された前記縦長の逃げ孔4を遊嵌するので、タンブラーAを図1の位置に残した状態でタンブラーB11Bのみを下降させる(図示せず)。
図1から明らかなように、解錠切欠8とロッキングバー12とは角度的に整合しているから、上記タンブラーB1Bの下降は可能であり、タンブラーA1Aの係合突起9は係合凹部11から抜き外される。
この状態では一の合鍵を抜くことができるので、一の合鍵を鍵孔から抜くと、タンブラーA1Aはその付勢力により図1で反時計方向に回動するが(図示せず)、他の新たな合鍵を挿入することにより、タンブラーA1Aは図1とは異なる新たな角度位置に迄回動する。
この状態で前記変換ピン13(図3参照)を抜いて支軸2を元の位置に戻すと、タンブラーB1Bも連れ動いて図1に示す位置に戻り、このとき係合突起は新たな係合凹部と係合するに致り、タンブラーA1AとタンブラーB1Bとの係合の態様が前とは異なり、したがって鍵違いを変更することができるのである。
特願2001−379268
特願2002−014274
特願2002−113868
特願2002−119781
特願2002−131568
特願2003−369000
上記した構造の可変レバータンブラー錠は、図4に示すように、外筒16の基部に膨出部17を突出形成し、この膨出部17内にスイッチ部材14を例えば図4で上下方向に案内できる案内洞18を設けている。
なお、図4で外筒の下方に形成された膨出部は、デザイン上必要なので設けられた膨出部で、可変レバータンブラー錠の必須の構成要素ではない。
しかしながら、外筒に形成された膨出部は、その存在故に可変レバータンブラー錠の構造を複雑にするし、また、外筒の加工が面倒になり、加えて、デザイン上不利である、等種々の不都合の原因となっている。
そこで、本出願人は先に、上記特許文献6を以て、鍵違い変換機構を合理的に変更し、外筒に膨出部を形成しなくても済む可変レバータンブラー錠を提案した。
この発明は、上記特許文献6によって提案された発明を更に改良し、鍵違い変換作業の能率を更に向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は、レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、中心軸線が外方に向かうように付勢された支軸を、その両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端に開口した逃げ孔を支軸に遊嵌可能に係合させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定したものにおいて、支軸の内端部に大径鍔部を形成し、軸線方向においてこの大径鍔部と整合する外筒外周面に、これを外筒半径方向に貫通する作業孔を形成すると共に、この作業孔の近傍における外筒外周面に、外筒半径方向に延在し、外筒中心軸線を挟んで底面が相互に平行な一対の係止溝を形成し、一方、全体の形状が略コ字形で、上記一対の係止溝に嵌め込まれるホルダ部を有するアダプターを設け、このアダプターに、外筒半径方向に延在してその長さ方向に移動可能に案内され、ホルダ部が外筒に嵌め込まれたとき一端が上記作業孔に挿通可能に臨む作動ピンを設けると共に、この作動ピンを外筒から離間する方向に付勢し、また、作動ピンの外側に、作動ピンの他端に当接するカム面の断面がアルキメデス渦巻き線又はこれに類似する曲線の終端に円弧を連接した形状を有し、操作部材を形成したカム体を回動可能に設け、鍵違い変換時、アダプターを外筒に装着し、カム体の操作部材を手指で操作することによりカム体を回動させ、作動ピンを長さ方向に押動してその一端を作業孔から外筒内に挿入することにより、支軸の大径鍔部を内方に押動して、タンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部とを切り離すようにしたことを特徴とする。
上記のように構成されたこの発明による可変レバータンブラー錠は、支軸を駆動するため外筒に摺動可能に案内されたスイッチ部材が不要となるので、外筒に膨出部を形成することなく、単なる筒体とすることができる。
そのため、可変レバータンブラー錠の構造を簡単かつコンパクトにすることができ、また、鍵違い変換時の操作を確実に行える。
更にまた、アダプターを外筒に装着し、カム体の操作部材を操作するだけでタンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部の切り離し、及び再係合作用を行えるので、上記特許文献6に記載の発明と比較して鍵違い変換作業の能率が各段に向上する、等種々の効果を奏する。
従来の外筒半径方向に摺動するスイッチ部材の代りに、外筒の基部の作業孔を挿通する作動ピンをカム体の回動操作により外筒半径方向に動かし、この作動ピンにより支軸を押動するようにしたので、可変レバータンブラー錠の外筒に膨出部を形成する必要を無くし、また、鍵違い変換作業を極めて容易にした。
以下、この発明の実施例を図5乃至図8を参照して説明する。
図5において符号16は可変レバータンブラー錠の外筒を示す。図示の実施例における外筒16は、プラグアセンブリー20の外筒16aに連設されている。
図5において符号16は可変レバータンブラー錠の外筒を示す。図示の実施例における外筒16は、プラグアセンブリー20の外筒16aに連設されている。
このプラグアセンブリーの外筒16aの基端部で、図8において時計盤面に換算して12時の角度位置に、外筒16aを貫通する作業孔19が形成されている。
この作業孔19の外筒軸線方向における位置は、支軸2の基端に嵌装されたスペーサリング15(図2及び図3参照)と整合する位置に設定されているので、図5に示すように、この作業孔19から前記スペーサリング15(大径鍔部)が露出している。
また、図5に示すように、この作業孔19の近傍における外筒外周面に、外筒中心軸線を挟んで外筒16の半径方向(紙面方向)に延在し、底面が相互に平行な一対の係止溝21、21が形成されている。
図示の実施例では、後述のアダプターを外筒に装着したとき作業孔19の上下位置が逆にならないように、図5で下方の係止溝21の幅を上方のそれより大きくしてある。
一方、この発明による可変レバータンブラー錠には、鍵違い変換作業を容易にするため、図6及び図7に示すアダプター22が付属している。
このアダプター22は、図示のように、全体の形状が略コ字形で、上記一対の係止溝21、21に嵌め込まれるホルダ部23を備えている。
図示の実施例におけるホルダ部23は、一対の係止溝21、21の夫々に嵌め込まれる第1及び第2シュー24、25を備え、これら第1及び第2シュー24、25は図5において外筒16の向う側から係止溝31に嵌め込まれる。
また、このアダプター22のホルダ部23には案内ブロック26が連設されており、この案内ブロック26に、外筒半径方向(図6及び図7で上下方向)に延在してその長さ方向に移動可能に案内され、ホルダ部が外筒に嵌め込まれたとき一端が上記作業孔に挿通可能に臨む(図示せず)作動ピン27(図7参照)が設けられている。
そして、この作動ピン27は、圧縮コイルばねとしてのピンばね28の弾力により、外筒16から離間する方向(図7で上方)に付勢されている。
更にまた、作動ピン27の外側における案内ブロック26内には、操作部材30を一体に形成したカム体29が回動軸31の回りを回動可能に設けられている。
このカム体29は、作動ピン27の他端(上端)に当接するカム面32の断面がアルキメデス渦巻き線又はこれに類似する曲線の終端に円弧を連接した形状を有している。
そのため、操作部材30を手指で押動してこれを図7で反時計方向に回動させると、作動ピン27はピンばね28の弾力に抗して下方に移動する。
上記のように構成されたこの発明の一実施例による可変レバータンブラー錠は、図1に示すように、鍵違い変換時それ迄の合鍵5を鍵孔6に挿入してタンブラーBIBの解錠切欠8とロッキングバー12の内側端縁を整合させる。
次いで、図6に示すように、アダプター22を外筒の係止溝形成部に嵌め込み、操作部材30を操作して作動ピン27の下端を作業孔19から外筒内に差込む。
すると、図8に示すように、作業孔19を挿通した作動ピン27の下端が支軸の大径鍔部であるスペーサリング15の外周縁を、支軸ばね33(図4参照)の弾力に抗して下方に押動する。
そのため、支軸2は図8において偏芯軸3(図2及び図3参照)の回りを時計方向に少し回動し、この支軸2の回動に伴ってタンブラーBIBが下方に移動して、係合突起9と係合凹部11との係合を解く。
次いで新しい合鍵を挿入すると、タンブラーA1Aは新しい合鍵の鍵溝に対応した角度位置に迄回動するので、この状態で操作部材30を時計方向に回動させて図7に示す角度位置に戻すと、作動ピン27の下端は外筒の作業孔19から抜去される。
すると、上記支軸ばね33の弾力によってタンブラーB1Bが上昇し、その何れかの係合凹部11が新しい角度位置における係合突起9と係合し、このようにしてタンブラーA1AとタンブラーB1Bとの新しい相対角度位置が定まる。
なお、図示の実施例では、支軸の大径鍔部を支軸とは別体のスペーサリングとし、これを支軸の内端部に嵌装するものとしたが、これは支軸を削り出すとき、或いは塑性加工するとき、支軸と一体に削り出し、或いは形成してもよいことは勿論である。
1 レバータンブラー
1A タンブラーA
1B タンブラーB
2 支軸
3 偏芯軸
4 逃げ孔
5 合鍵
6 鍵溝
7 係合部
8 解錠切欠
9 係合突起
11 係合凹部
12 ロッキングバー
13 変換ピン
14 スイッチ部材
15 大径鍔部
16 外筒
19 作業孔
20 プラグアセンブリー
21 係止溝
22 アダプター
23 ホルダ部
27 作動ピン
29 カム体
30 操作部材
31 回動軸
32 カム面
1A タンブラーA
1B タンブラーB
2 支軸
3 偏芯軸
4 逃げ孔
5 合鍵
6 鍵溝
7 係合部
8 解錠切欠
9 係合突起
11 係合凹部
12 ロッキングバー
13 変換ピン
14 スイッチ部材
15 大径鍔部
16 外筒
19 作業孔
20 プラグアセンブリー
21 係止溝
22 アダプター
23 ホルダ部
27 作動ピン
29 カム体
30 操作部材
31 回動軸
32 カム面
Claims (3)
- レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、中心軸線が外方に向かうように付勢された支軸を、その両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端に開口した逃げ孔を支軸に遊嵌可能に係合させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定したものにおいて、支軸の内端部に大径鍔部を形成し、軸線方向においてこの大径鍔部と整合する外筒外周面に、これを外筒半径方向に貫通する作業孔を形成すると共に、この作業孔の近傍における外筒外周面に、外筒中心軸線を挟んで外筒半径方向に延在し、底面が相互に平行な一対の係止溝を形成し、一方、全体の形状が略コ字形で、上記一対の係止溝に嵌め込まれるホルダ部を有するアダプターを設け、このアダプターに、外筒半径方向に延在してその長さ方向に移動可能に案内され、ホルダ部が外筒に嵌め込まれたとき一端が上記作業孔に挿通可能に臨む作動ピンを設けると共に、この作動ピンを外筒から離間する方向に付勢し、また、作動ピンの外側に、作動ピンの他端に当接するカム面の断面がアルキメデス渦巻き線又はこれに類似する曲線の終端に円弧を連接した形状を有し、操作部材を形成したカム体を回動可能に設け、鍵違い変換時、アダプターを外筒に装着し、カム体の操作部材を手指で操作することによりカム体を回動させ、作動ピンを長さ方向に押動してその一端を作業孔から外筒内に挿入することにより、支軸の大径鍔部を内方に押動して、タンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部とを切り離すようにしたことを特徴とする可変レバータンブラー錠。
- 上記支軸の大径鍔部が、支軸内端部に嵌合する蛇の目状のスペーサリングである請求項1に記載の可変レバータンブラー錠。
- 上記支軸の大径鍔部が、支軸に一体に形成されたものである請求項1に記載の可変レバータンブラー錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004059134A JP2005248519A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 可変レバータンブラー錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004059134A JP2005248519A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 可変レバータンブラー錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005248519A true JP2005248519A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35029262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004059134A Pending JP2005248519A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 可変レバータンブラー錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005248519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102071836A (zh) * | 2009-11-06 | 2011-05-25 | 余义伦 | 锁头及相关联的钥匙 |
-
2004
- 2004-03-03 JP JP2004059134A patent/JP2005248519A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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