JP2005264528A - 可変レバータンブラー錠 - Google Patents

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晶 三宅
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Abstract

【課題】 外筒に膨出部を形成しなくて済み、かつ、鍵違い変換作業が容易な可変レバータンブラー錠を提供する。
【解決手段】 レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーA1AとタンブラーB1Bとを組合わせたものとする一方、支軸2をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、タンブラーA1Aの自由端部内側縁部のタンブラーB1Bと対向する側に係合突起9を、また、タンブラーB1Bの内側縁部にはタンブラーA1Aの係合突起9と係合可能な係合凹部11の複数を夫々形成し、一方、鍵違い変換時支軸2を押し下げ、係合突起9と係合凹部11との係合を解くようにしたものにおいて、外筒に装着されたアダプター25の変換突起32を外筒内16に挿入して、スペーサリング15を介して支軸2を押し下げる。
【選択図】 図7

Description

この発明は、可変レバータンブラー錠に係り、特に、鍵違いの変換機構を合理的に変更して構造を簡単にすると共に、外形寸法を小さくすることができる可変レバータンブラー錠に関する。
本出願人は、先に、後記特許文献1〜5を以て、新規な可変レバータンブラー錠を提案した。
これらの可変レバータンブラー錠は、レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、支軸をその両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端を支軸に遊嵌させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定し、他方、支軸を外方に付勢する一方、内筒の内端部に、内筒の半径方向に移動可能で、外部から操作可能なスイッチ部材を支軸の外側からこれに当接可能に設けたものである。
そして、この発明を理解するためには、上記可変レバータンブラー錠の構造を理解する必要があるが、その構造は上記各特許文献に記載されているので、ここでは簡単に説明する。
図1において符号1はレバータンブラーを示し、このレバータンブラー1を、略C字形で相互に重合するタンブラーA1AとタンブラーB1Bとを組合わせたものとする一方、図で上方に付勢された支軸2をその両端に突設した偏芯軸3(図2参照)の軸線回りを回動できるように支承する。
なお、図1においてタンブラーB1Bにハッチングを施したのはタンブラーA1Aと紛れないようにしただけであって、実際にハッチングが施されているわけではない。図1においてはタンブラーB1Bが手前側に、タンブラーA1Aはその裏側に配置されている。
また、図1に示すタンブラーA1AのC字形はその開口端が相互に接続されているが、これはタンブラーの剛性を高めるためであって、このようにC字形の開口端を接続したものもC字形の概念に含めるものとする。
一方、一端を縦長の逃げ孔4を介して支軸2に遊嵌させたタンブラーA1Aには、合鍵5の鍵溝6との係合部7を形成すると共に、これを合鍵5と干渉する方向、図1では反時計方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーB1Bの自由端部外側端縁に解錠切欠8を形成すると共に、タンブラーA1Aの合鍵側端縁との係合部7と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形する。
他方、タンブラーA1Aの自由端部内側縁部のタンブラーB1Bと対向する側に係合突起9を、また、タンブラーB1Bの内側縁部には支軸2を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起9と係合可能な係合凹部11の複数を夫々形成すると共に、係合凹部11の形成角度位置を、合鍵5の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝6にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定する。
図1は一の合鍵を鍵孔に差込んだ状態を示し、したがって解錠切欠8がロッキングバー12と角度的に整合している。
この状態で、図2及び図3に示すように、シリンダの内端側から変換ピン13を挿入して、スイッチ部材14及び支軸2の内端に嵌装されたスペーサリング15を介して支軸2に矢印方向、すなわち下向きの力を印加すると、支軸2は偏芯軸3の中心軸cの回りを反時計方向に回動する。
なお、図1はタンブラー1をシリンダの内端側から見ているので、図1においては、支軸2は上記中心軸cの回りを時計方向に回動する。
その結果、支軸2はタンブラーA1Aの一端に形成された前記縦長の逃げ孔4を遊嵌するので、タンブラーAを図1の位置に残した状態でタンブラーB11Bのみを下降させる(図示せず)。
図1から明らかなように、解錠切欠8とロッキングバー12とは角度的に整合しているから、上記タンブラーB1Bの下降は可能であり、タンブラーA1Aの係合突起9は係合凹部11から抜き外される。
この状態では一の合鍵を抜くことができるので、一の合鍵を鍵孔から抜くと、タンブラーA1Aはその付勢力により図1で反時計方向に回動するが(図示せず)、他の新たな合鍵を挿入することにより、タンブラーA1Aは図1とは異なる新たな角度位置に迄回動する。
この状態で前記変換ピン13(図3参照)を抜いて支軸2を元の位置に戻すと、タンブラーB1Bも連れ動いて図1に示す位置に戻り、このとき係合突起は新たな係合凹部と係合するに致り、タンブラーA1AとタンブラーB1Bとの係合の態様が前とは異なり、したがって鍵違いを変更することができるのである。
特願2001−379268 特願2002−014274 特願2002−113868 特願2002−119781 特願2002−131568 特願2003−369000
上記した構造の可変レバータンブラー錠は、図4に示すように、外筒16の基部に膨出部17を突出形成し、この膨出部17内にスイッチ部材14を例えば図4で上下方向に案内できる案内洞18を設けている。
なお、図4で外筒の下方に形成された膨出部は、デザイン上必要なので設けられた膨出部で、可変レバータンブラー錠の必須の構成要素ではない。
しかしながら、外筒に形成された膨出部は、その存在故に可変レバータンブラー錠の構造を複雑にするし、また、外筒の加工が面倒になり、加えて、デザイン上不利である、等種々の不都合の原因となっている。
そこで、本出願人は先に、上記特許文献6を以て、鍵違い変換機構を合理的に変更し、外筒に膨出部を形成しなくても済む可変レバータンブラー錠を提案した。
この発明は、上記特許文献6によって提案された発明を更に改良し、鍵違い変換作業の能率を更に向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は、レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、中心軸線が外方に向かうように付勢された支軸を、その両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端に開口した逃げ孔を支軸に遊嵌可能に係合させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定したものにおいて、支軸の内端部に大径鍔部を形成し、軸線方向においてこの大径鍔部と整合する外筒外周面に、これを外筒半径方向に貫通する作業孔を形成し、この作業孔を正面に見てその両側における外筒側面に夫々凹陥部を形成すると共に、外筒軸線方向においてこれらの凹陥部と異なる位置における外筒側面に、夫々外筒半径方向に延在し、外筒中心軸を挟んで相互に平行な一対の案内溝を形成し、一方、夫々全体の形状が外筒外周面に嵌装可能な半円形である第1及び第2サドルを備え、第1サドルの両端部には、外筒側面に形成された上記凹陥部と係合可能な係止爪を夫々先端に形成した係止脚を、第2サドルの両端には上記案内溝と係合可能な案内脚を夫々一体的に接続し、また、外筒に嵌装されたとき作業孔と整合する第1サドルの内周面中央に変換突起を突設し、更にまた、第1及び第2サドルを一対の側板で一体に連結すると共に、側板の一部を係止脚の上方に延伸させて開脚操作部を形成し、第1サドル及び/又は側板の上方に手掛け部を一体に形成して、全体を弾性材料で構成したアダプターを設け、鍵違い変換時、案内脚を外筒の案内溝に差込み、係止脚先端の係止爪を外筒の凹陥部に係合させることによりアダプターを外筒に装着したとき、第1サドル内周面の変換突起を外筒の作業孔中に差込み、支軸の大径鍔部を内方に押動して、タンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部とを切り離すようにしたことを特徴とする。
上記のように構成されたこの発明による可変レバータンブラー錠は、支軸を駆動するため外筒に摺動可能に案内されたスイッチ部材が不要となるので、外筒に膨出部を形成することなく、単なる筒体とすることができる。
そのため、可変レバータンブラー錠の構造を簡単かつコンパクトにすることができ、また、鍵違い変換時の操作を確実に行える。
更にまた、アダプターを外筒に装着するだけでタンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部の切り離し、及び再係合作用を行えるので、上記特許文献6に記載の発明と比較して鍵違い変換作業の能率が各段に向上する、等種々の効果を奏する。
従来の外筒半径方向に摺動するスイッチ部材の代りに、外筒に装着されたとき作業孔を挿通する変換突起により支軸を押動するようにしたので、可変レバータンブラー錠の外筒に膨出部を形成する必要を無くし、また、鍵違い変換作業を極めて容易にした。
以下、この発明の実施例を図5乃至図11を参照して説明する。
図5及び図6において符号16は可変レバータンブラー錠の外筒を示す。図示の実施例における外筒16は、プラグアセンブリー20の外筒16aに連設されている。
このプラグアセンブリーの外筒16aの基端部で、図7において時計盤面に換算して12時の角度位置に、外筒16aを貫通する例えば矩形の作業孔19(図5及び図6参照)が形成されている。
この作業孔19の外筒軸線方向における位置は、支軸2の基端に嵌装されたスペーサリング15(図2及び図3参照)と整合する位置に設定されているので、図6に示すように、この作業孔19から前記スペーサリング15(大径鍔部)が露出している。
また、図7に示すように、この作業孔19を正面に見てその両側における外筒側面に夫々凹陥部21が形成されている。図示の実施例では、この凹陥部21はプラグアセンブリー20の外筒16aに形成されている。
図示の実施例においては、後述する係止脚22との干渉を避けるため、各凹陥部21の近傍に逃げ溝23(図5参照)が形成されている。
また、外筒軸線方向においてこれらの凹陥部と異なる位置における外筒側面に、図5に示すように、夫々外筒半径方向(紙面方向)に延在し、外筒中心軸を挟んで相互に平行な一対の案内溝24、24が形成されている。
一方、この発明による可変レバータンブラー錠には、鍵違い変換作業を容易にするため、図8乃至図11に示すアダプター25が付属している。
このアダプター25は、図示のように、夫々全体の形状が外筒外周面に嵌装可能な半円形である第1及び第2サドル26、27を備えている。
第1サドル26の両端部には、外筒側面に形成された上記凹陥部21と係合可能な係止爪28を夫々先端に形成した係止脚22、22が、また、第2サドル27の両端には上記案内溝24と係合可能な案内脚31、31が一体に接続されている。
また、図7及び図10に示すように、外筒に嵌装されたとき作業孔19と整合する第1サドル26の内周面中央には変換突起32が突設されている。
図示の実施例における変換突起32は、第1サドル26の内周面中央に形成された付番しない収納孔に例えば圧入により装着されている。
上記のように構成された第1及び第2サドル26、27は、例えば図8に示すような形状の一対の側板30、30によって一体的に連結されている。
そして、側板30の一部を係止脚22の上方に延伸させて開脚操作部34、34が形成されている。
また、第1サドル26及び/又は側板30(図示の実施例では第1サドル及び側板)の上方に手掛け部35が形成されている。
この手掛け部35は、後述するようにこのアダプター25を外筒16から取り外すとき、これを外筒から離間する方向に引く手指の手掛かりとなるものである。
なお、上記した構造のアダプター25は、全体が例えばナイロン樹脂のような弾性材料により構成されているものとする。
上記のように構成されたこの発明の一実施例による可変レバータンブラー錠は、図1に示すように、鍵違い変換時それ迄の合鍵5を鍵孔6に挿入してタンブラーBIBの解錠切欠8とロッキングバー12の内側端縁を整合させる。
次いで、図5に示す状態のタンブラー錠に真上からアダプター25を近接させ、図7に示すように、アダプター25を外筒16に装着する。
このとき、アダプターの各案内脚31を対応する案内溝24に差込むと共に、係止脚22を逃げ溝23に臨ませ、その状態でアダプター25を外筒に近接させる方向に押動する。
すると、一対の係止脚22、22が、逃げ溝23との間に生じる楔作用により弾性変形して拡開し、その先端の係止爪28が外筒の最大外径部を通過して凹陥部21と整合すると、弾性により係止爪が凹陥部21と係合し、図7に示すように、アダプター25が外筒に確りと装着される。
したがって、図7に示すように、作業孔19を挿通した変換突起32の下端が、支軸の大径鍔部であるスペーサリング15の外周縁を支軸ばね33(図4参照)の弾力に抗して下方に押動することになる。
そのため、支軸2は図7において偏芯軸3(図2及び図3参照)の回りを時計方向に少し回動し、この支軸2の回動に伴ってタンブラーBIBが下方に移動して、係合突起9と係合凹部11との係合を解く。
次いで新しい合鍵を挿入すると、タンブラーA1Aは新しい合鍵の鍵溝に対応した角度位置に迄回動するので、この状態でアダプターの開脚操作部34、34を手指で摘むと、係止脚の先端が拡開して係止爪28と凹陥部21との係合が外れるので、前記手掛け部35に手指を入れてアダプター25を外筒から離間する方向に引くと、アダプター25は簡単に外筒から外れる。
すると、上記支軸ばね33の弾力によってタンブラーB1Bが上昇し、その何れかの係合凹部11が新しい角度位置における係合突起9と係合し、このようにしてタンブラーA1AとタンブラーB1Bとの新しい相対角度位置が定まる。
なお、図示の実施例では、支軸の大径鍔部を支軸とは別体のスペーサリングとし、これを支軸の内端部に嵌装するものとしたが、これは支軸を削り出すとき、或いは塑性加工するとき、支軸と一体に削り出し、或いは形成してもよいことは勿論である。
従来の可変レバータンブラー錠の支持機構の一例を示す拡大横断面図。 スイッチ部材による支軸の駆動機構を示す拡大外観斜視図で、常態を示す。 図2と同様のスイッチ部材による支軸の駆動機構を示す拡大外観斜視図で、変換ピンによりスイッチ部材を駆動した状態を示す。 従来の可変レバータンブラー錠の一部断面側面図。 この発明の一実施例による可変レバータンブラー錠の平面図。 この発明の一実施例による可変レバータンブラー錠の一部断面側面図。 この発明の要部を示す図1と同様の可変レバータンブラー錠の拡大横断面図で、変換突起を外筒内に挿入すると共に、それまでの合鍵を一度挿入して抜いた状態を示す。 アダプターの外観斜視図。 アダプターの正面図。 アダプターの断面図。 アダプターの背面図。
符号の説明
1 レバータンブラー
1A タンブラーA
1B タンブラーB
2 支軸
3 偏芯軸
4 逃げ孔
5 合鍵
6 鍵溝
7 係合部
8 解錠切欠
9 係合突起
11 係合凹部
12 ロッキングバー
13 変換ピン
14 スイッチ部材
15 大径鍔部
16 外筒
19 作業孔
20 プラグアセンブリー
21 凹陥部
22 係止脚
23 逃げ溝部
24 案内溝
25アダプター
26 第1サドル
27 第2サドル
28 係止爪
30 側板
31 案内脚
32 変換突起
33 支軸ばね
34 開脚操作部
35 手掛け部

Claims (3)

  1. レバータンブラー錠の各レバータンブラーを、略C字形で相互に重合するタンブラーAとタンブラーBとを組合わせたものとする一方、中心軸線が外方に向かうように付勢された支軸を、その両端に突設した偏芯軸の軸線回りを回動できるように支承し、一端に開口した逃げ孔を支軸に遊嵌可能に係合させたタンブラーAには合鍵の鍵溝との係合部を形成すると共に、これを合鍵と干渉する方向に付勢し、また、一端を支軸に回動自在に嵌合させたタンブラーBの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成すると共に、タンブラーAの合鍵側端縁との係合部と重合する部分を合鍵と干渉しないように成形し、一方、タンブラーAの自由端部内側縁部のタンブラーBと対向する側に係合突起を、また、タンブラーBの内側縁部には支軸を中心とする円弧上にタンブラーAの係合突起と係合可能な係合凹部の複数を夫々形成すると共に、係合凹部の形成角度位置を、合鍵の側端縁に形成された複数種類の深さの鍵溝にタンブラーAの係合部が夫々係合したとき、その係合突起と整合するように設定したものにおいて、支軸の内端部に大径鍔部を形成し、軸線方向においてこの大径鍔部と整合する外筒外周面に、これを外筒半径方向に貫通する作業孔を形成し、この作業孔を正面に見てその両側における外筒側面に夫々凹陥部を形成すると共に、外筒軸線方向においてこれらの凹陥部と異なる位置における外筒側面に、夫々外筒半径方向に延在し、外筒中心軸を挟んで相互に平行な一対の案内溝を形成し、一方、夫々全体の形状が外筒外周面に嵌装可能な半円形である第1及び第2サドルを備え、第1サドルの両端部には、外筒側面に形成された上記凹陥部と係合可能な係止爪を夫々先端に形成した係止脚を、第2サドルの両端には上記案内溝と係合可能な案内脚を夫々一体的に接続し、また、外筒に嵌装されたとき作業孔と整合する第1サドルの内周面中央に変換突起を突設し、更にまた、第1及び第2サドルを一対の側板で一体に連結すると共に、側板の一部を係止脚の上方に延伸させて開脚操作部を形成し、第1サドル及び/又は側板の上方に手掛け部を一体に形成して、全体を弾性材料で構成したアダプターを設け、鍵違い変換時、案内脚を外筒の案内溝に差込み、係止脚先端の係止爪を外筒の凹陥部に係合させることによりアダプターを外筒に装着したとき、第1サドル内周面の変換突起を外筒の作業孔中に差込み、支軸の大径鍔部を内方に押動して、タンブラーAの係合突起とタンブラーBの係合凹部とを切り離すようにしたことを特徴とする可変レバータンブラー錠。
  2. 上記支軸の大径鍔部が、支軸内端部に嵌合する蛇の目状のスペーサリングである請求項1に記載の可変レバータンブラー錠。
  3. 上記支軸の大径鍔部が、支軸に一体に形成されたものである請求項1に記載の可変レバータンブラー錠。
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