JP4487129B2 - シリンダ錠 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアロック装置などの施錠及び解錠を行うシリンダ錠に関し、特に前記ロック装置の不正解除を防止できるシリンダ錠に関する。
シリンダ錠は、一般に車体などの基体に固定され係合溝を有するハウジングと、ハウジング内に回転可能に設けられた没入可能なタンブラーを有するロータと、ロータの小径部に結合されると共にロック装置に連係された解錠部材とにより概略構成されている。この構成において、正規のキーを挿入してロータを回転すると、ロータの外周面にタンブラーが没入して、ハウジング内でロータが回転する。そのため、ロータと共に解錠部材も回転し、ロッド等の伝達部材を介してロック装置の施錠及び解錠が可能になる。
これに対し、シリンダ錠に不正なキーまたは不正な器具を挿入すると、ロータから突出するタンブラーがハウジングの係合溝に係合したままとなり、ロータが回転せずロック装置の不正解除が阻止される。しかし、そのままの状態でロータを無理やり回転させると、ハウジングの係合溝と係合するタンブラーが破損し、ロータ装置が不正に解除されるおそれがある。
そこで、基体に固定されたハウジングと、該ハウジングに内装されたシリンダと、該シリンダと係合する出没可能なタンブラーを有し、正規キーの挿入によりタンブラーが没入して前記シリンダとの係合が外れて該シリンダ内を回転するロータと、前記シリンダと共に軸方向に移動可能とされ且つ前記ロータに着脱可能に嵌合された嵌合連結部材と、該嵌合連結部材にこれと一体に回転可能に係合され、ロック装置にロッド等の伝達部材を介して連結される解錠部材と、前記ハウジングとシリンダとの間に設けられ、前記シリンダの回転に伴い該シリンダを前記解錠部材側に移動させると共に前記嵌合連結部材とロータとの連結を解除するカム手段と、前記嵌合連結部材をロータと嵌合する方向に付勢するばねとから構成されているシリンダ錠が提案されている(特許文献1参照。)。また、本発明者らは上記シリンダ錠を改良し、シリンダが解錠部材側に移動する際にのみ、ロータに対し回転方向で係合する係合部を前記シリンダに設け、前記ロータと前記シリンダを係合させることにより、次に正規のキーを挿入してロータを回転させ、ロータと係合するシリンダを回転させることによって前記ロータと連結部材を連結させ、正常な解錠操作を可能としたロック装置の不正解除を防止できるシリンダ錠を提案している(特許文献2参照。)。
特開平13−262875号公報 特願2004−196867号公報
上記の構成によって、不正なキーでロータを回転させると、シリンダはこれと共に回転し、解錠部材側の方向、つまりロータの後端方向に軸移動し、同時に嵌合連結部材も後端方向に軸移動する。これにより、嵌合連結部材とロータとの係合が解除されロック装置の不正解除を防止できるものであるが、上記いずれのシリンダ錠もハウジングの後端に連結部材、ばね、解錠部材を順次組み付ける構成になっており、まず前記ハウジングの前方からロータを挿入し、後端に嵌合連結部材を取り付け、つぎにばねの一方の端部を前記ハウジングの一方のばね係合部に係合させ、ハウジング方向に捻りながら圧縮させて、前記ばねの他方の端部を前記ハウジングの他方のばね係合部に係合させ、前記ばねを圧縮させたまま解錠部材を取り付ける必要があり、取り付け作業には専用の治具を必要とし、しかも作業性が悪いという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、ロック装置の不正解除を防止できるシリンダー錠であって、連結部材とばねとカラーと解錠部材とが予め一体に組み付け可能に構成され、容易に組み付け作業ができるシリンダ錠に関するものである。
このため本発明は、基体に固定されたハウジングと、該ハウジングに内装されたシリンダと、係合する出没可能なタンブラーを有し、正規キーの挿入によりタンブラーが没入して前記シリンダとの係合が外れて該シリンダ内を回転するロータと、前記シリンダと共に軸方向に移動可能とされ且つ前記ロータに着脱可能に嵌合された連結部材と、該連結部材にこれと一体に回転可能に係合され、ロック装置に伝達部材を介して連結される解錠部材と、前記ハウジングとシリンダとの間に設けられ、前シリンダを前記解錠部材側に移動させると共に前記連結部材とロータとの連結を解除するカム手段と、前記連結部材をロータと嵌合する方向に付勢するばねと、から構成されるシリンダ錠であって、前記連結部材とばねと解錠部材とが予め一体に組み付けられて構成されたことを第1の特徴とする。
また、前記連結部材と解錠部材との間にカラーを係合させ、該カラーが連結部材おおび解錠部材に係合することによってそれらの部材が一体に組み付けられたことを第2の特徴とする。
そして、前記ロータの前記解錠部材側の先端部に形成された溝部と、予め前記解錠部材に着脱可能に装着されたクリップ部材とが係合し一体に組み付けられて構成されたことを第3の特徴とする。
さらに、前記クリップ部材は、前記解錠部材に着脱可能に装着され、前記ばねの内方に配置されることを第4の特徴とする。
本発明に係るシリンダ錠によれば、不正なキー操作でロータを回転させると、カム手段を介してシリンダがロータの後端方向に軸移動し、同時に連結部材も後端方向に軸移動し、前記連結部材と前記ロータとの嵌合が解除されロック装置の不正解除を防止できる効果があり、しかも前記ロータがキー挿脱位置以外の位置に放置されても、次に正規のキーを挿入してロータを回転させ、該ロータと係合するシリンダーを回転させると共に連結部材をロータ側に軸移動させることにより、前記連結部材と前記ロータが嵌合連結され正常な解錠操作ができるという優れた効果を有する。
また前記連結部材とばねと解錠部材とが予め一体に組み付けられて構成されているため、組みつけられた前記連結部材とばねと解錠部材を、容易にハウジングに組み付けできるという優れた効果を有する。
しかも、予め前記解錠部材にクリップ部材が着脱可能に装着されているため、ワンタッチでローターと前記解錠部材とが係合するため、シリンダー錠の組み付け作業性が向上するという優れた効果を有する。
さらに、前記クリップ部材がばね部材の内方に配置され、前記解錠部材に装着されているため、組みつけられた前記連結部材とばねと解錠部材の軸方向長さを短くできるという優れた効果を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本発明のシリンダー錠は本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の一実施例に係るシリンダー錠を示す分解斜視図、図2は、図1の斜視図、図3は図1の詳細分解斜視図、図4は本発明の一実施例に係るシリンダー錠のキー操作を説明する断面図、図5は連結部材とばねとカラーと解錠部材の組み付け状態を説明する説明図である。図6は他の実施例を示す説明断面図、図7はさらに他の実施例を示す説明断面図、図8は図6の部分断面図、図9は図7の部分断面図である。
図1、図2に示すように、本発明に係るシリンダー錠は、基体である車体開閉部に固定されたハウジング1と、このハウジング1内に回転自在に装着され出没可能なタンブラー有する段付形状のロータ2と、このロータ2とハウジング1の間に回転自在に設けられた円筒形のシリンダ3と、前記ロータ2の後端部に連結された解錠部材5と、前記ロータ2の後端部に着脱可能に嵌合された連結部材4及びリターンスプリング6と、連結部材4とリターンスプリング6の間に配置されるカラー7とからなっている。
上記各構成要素を図1及び図3によってさらに詳しく説明すると、ハウジング1の前端側縁部にはロータ2のフランジ部8の当接面9と当接する当接部10が周方向に対向して形成されており、前記当接部10の近傍には台形状のカム山11が周方向に形成されている。ハウジング1内には、前端側から前記ロータ2が回転可能に挿入され、ロータ2の軸方向の移動は、ハウジング1の当接部10とロータ2の当接面9とが当接することにより規制される。
ロータ2には、図1に示すように、後述する係合溝13と係合する二列のタンブラー14が出没可能に設けられると共に、フランジ部8の前面にはキー溝15が形成されている。キー溝15に正規のキーを挿入することで、タンブラー14が没入して係合溝13との係合が解除され、解除状態では、正規のキー操作によるロータ2の回転により施解錠が可能になる。ロータ2はフランジ部8から延出する前部側を大径部27とされ、後部側を小径部12とされている。小径部12の大径部27近傍には周方向に形成された先端に凹形状部を有する一対の連れ回し突起部16が設けられ、前記係溝13と後述する連結部材4に設けられた係合凹部23と係合する。また、小径部12の後端には、周方向に延びるEリング17嵌合用の周溝19が設けられている。
上記ロータ2の大径部27には、シリンダ3が回転可能に装着され、シリンダ3の前端面にはカム溝20が形成され、このカム溝20には、ハウジング1のカム山11が係合している。カム溝20のカム面形状は、カム山11と補完する凹部として形成され、これによってシリンダ3の回転に伴いカム山11を介して、シリンダ3は軸方向にカム山の高さ分移動するようになっている。シリンダ3の内面には軸方向に延びる二列の係合溝13が対向して形成され、この係合溝13にはロータ2の周面より突出する二列のタンブラー14が係合する。
ロータ2の小径部12には、シリンダ3の後端と当接する連結部材4と、連結部材4をシリンダ3側に常時付勢するリターンスプリング6と、樹脂製の略C字形状カラー7と、解錠部材5が、後述するカラー7に設けられた係合手段によって係合され一体に構成され装着されている。連結部材4は挿通孔22、をもつ円板状に形成されており、挿通孔22はその内面にロータ2の小径部12の連れ回し突起部16と対応する一対の係合凹部23が設けられ、これにより連結部材4の係合凹部23には、小径部12の連れ回し突起部16が着脱可能に係合する。
連結部材4の背面には、軸方向に延びる係合突起24が所定位置に設けられ、係合突起24の略中央部にはカラー7の外周面に設けられた1対の係合凸部28と係合する係合孔部29が設けられている。連結部材4の係合突起24の内周面と、カラー7の外周面とは当接面とされ、カラー7の内周面はリターンスプリング6の当接面とされている。カラー7の後端部には係合凸部28の軸方向に延出して1対の鉤型係合部30が対向して設けられている。またリターンスプリング6は、連結部材4をハウジング1方向に常時付勢すると同時に連結部材4をハウジング1に対して初期の回転位置に回転復帰するようにされている。
リターンスプリング6の後方に配置された解錠部材5には、連結部材4の係合突起24が係合する係合孔部25と、係合孔部25内に設けられカラー7の鉤型係合部30が係合する係合段部31と、ロータ2の小径部12が挿通する挿通孔26とが形成されている。解錠部材5の前面縁部にはリターンスプリング6の一端部と係合する脚部32が形成され、後述する連結部材4とカラー7とリターンスプレイング6と解錠部材5との組み付け時のリターンスプリング6の回転・圧縮作業に使用される。挿通孔26にはロータ2の小径部12が回転可能に挿通され、小径部12の周溝19には、抜け止め用のEリング17が嵌合される。解錠部材5の係合孔部25には連結部材4の係合突起24とカラー7の鉤型係合部30が軸方向に移動可能且つ回転不能に係合している。つまり解錠部材5は連結部材4に対し、連結部材4の回転に伴い、軸周り方向にのみ一体的に回転可能とされている。さらに解錠部材5にはワイヤ(図示せず)が取り付けられロック装置(図示せず)に連結されている。
次に、連結部材4とリターンスプリング6とカラー7と解錠部材5との組み付け作業について図4に基づいて説明する。まず連結部材4にカラー7を係合突起24の内面に当接させて挿入し、カラー7の係合凸部28と連結部材4の係合孔部29とを係合させる。次にリターンスプリング6の一端部を係合突起24の側端部に係止し、カラー7の内面に当接させて挿入させると共に、リターンスプリング6の他端部を解錠部材5の脚部32の側端部に係止させ、解錠部材5を回転させながら連結部材4方向に圧縮し、係合孔部25に係合突起24と鉤型係合部30を挿入し固定する。この際鉤型係合部30は係合段部31と所謂パッチン係合するため容易に固定することができる。
このように、連結部材4とリターンスプリング6とカラー7と解錠部材5が一体に組み付けられているため、本発明によるシリンダ錠はハウジング1の前端部よりロータ2を挿入し、一体に組み付けられた連結部材4とリターンスプリング6とカラー7と解錠部材5をハウジング1の後端部より挿入し、Eリング17にてロータ2を止めることにより容易にシリンダの組み立てができる。
上記の構成において、正規のキーをキー溝15に挿入して回転操作するとタンブラ14が没入するので、係合溝13との係合が外れてロータ2が回転する。ロータ2とカラー7と連結部材4が共に回転し、解錠部材5も回転する。これによりロータ2の回転位置に応じた施解錠が可能になる。
一方、不正なキーや器具を用いて回転操作した場合は、図5に示すようにタンブラ(図示せず)がシリンダ3の係合溝(図示せず)に係合したままであるのでロータ2と連係してシリンダ3も回転し、カム手段によって解錠部材5の方向に軸移動することから、ロータ2の係合突起部16と連結部材4の係合凹部23との係合が解除されて、ロータ2は空回りするようになる。このように連結部材4とロータ2の係合が解除されているため、ロータ2が回転しても連結部材4は回転せず、連結部材4と係合する解錠部材5も回転しないため、不正なキーや器具によるロック装置の不正な解除が防止できる。
ここで、不正なキーや器具がロータ2のキー挿脱位置以外で抜き取られ放置された状態では、図5に示すように連結部材4はシリンダ3共に解錠部材5の方向へ軸移動し、ロータ2の係合突起16は連結部材4の係合凹部23との係合が外れ、シりンダ3の内面の係合溝13と係合しているため、次に正規のキーをキー溝15に挿入しロータ2を回転させるとシリンダ3も回転し、カム手段によってシリンダ3がハウジング1方向に軸移動し、リターンスプリング6の軸方向の付勢によって連結部材4がシリンダ3と共にハウジング1方向に軸移動しロータ2と嵌合するため正常な解錠操作ができる。
次に、図6及び図8で他の実施例を説明する。図に示すように、本発明のシリンダー錠の連結部材4とカラー7とリターンスプリング6と解錠部材5は予め一体に組み付けられている。また本実施例においては解錠部材5の脚部32が連結部材4に設けられた係合孔部33と係合する。さらに解錠部材5の挿通孔26内面にはロータ2の先端部34と当接する傾斜面35が形成されると共に、挿通孔26のリターンスプリング6方向外縁部36には切り欠き部51が形成され金属線材からなるクリップリング37が装着される。先端部35は略紡錘形状をしており、周方向にはクリップリング37と係合する周溝19が設けられ、挿通孔26に回転可能に挿入される。クリップリング37は金属線材を略瓢箪形に湾曲させ一端を開放して形成されており、切り欠き部51に開放端を拡径させて装着される。
シリンダー錠の組み立ては、実施例1と同様であるが、予め一体に組み付けられた連結部材4とカラー7とリターンスプリング6と解錠部材5をハウジング1の後端部より挿入する。ロータ2の先端部34はクリップリング37を拡径しながら挿通孔26方向に挿入され先端部34は傾斜面35と当接し、周溝19にはクリップリング37が縮径して係合するためワンタッチで組み立てが完了する。しかもリターンスプリング6の内方の解錠部材5にクリップリング37が予め装着されているためEリング17による取り付けが不用となり解錠部材4の背面のEリング17取り付け構造が不用となるため、組みつけられた連結部材4とリターンスプリング6と解錠部材5の軸方向長さを短くできる。
上記のように組み立てられたシリンダー錠のキー操作とシリンダー錠の動作は実施例1と同様であり省略する。
次に、図7及び図9でさらに他の実施例を説明する。本実施例において、クッリプリング37は長方形の金属プレートからなり、長手方向両端部が夫々逆方向に所定の長さ曲げ加工され、さらに解錠部材5の外縁部36の外径に合わせ略円筒形状に曲げ加工され、しかも切り欠き部51に対応する位置において折り曲げ片38が対向する位置に形成されている。クリップリング37は実施例1と同様に解錠部材5の切り欠き部51に折り曲げ片38が係合する位置で予め装着され、さらに連結部材4とカラー7とリターンスプリング6と解錠部材5は一体に組み付けられている
シリンダー錠の組み立ては、実施例2と同様であり、予め一体に組み付けられた連結部材4とカラー7とリターンスプリング6と解錠部材5をハウジング1の後端部より挿入して、ロータ2の先端部34をクリップリング37の折り曲げ片38をリング径方向に拡開させて挿通孔26方向に挿入し、周溝19に折り曲げ片38が係合しワンタッチで組み立てが完了する。
上記のように組み立てられたシリンダー錠のキー操作とシリンダー錠の動作は実施例1と同様であり省略する。
以上のように本発明のシリンダ錠が構成されているため、不正なキーや器具でロータを回転させると、カム手段を介してシリンダがロータの後端方向に軸移動し、同時に連結部材も後端方向に軸移動し、前記連結部材と前記ロータとの嵌合が解除されロック装置の不正解除を防止でき、しかも前記ロータがキー挿脱位置以外の位置に放置されても、次に正規のキーを挿入してロータを回転させ、該ロータと係合するシリンダを回転させると共に連結部材をロータ側に軸移動させることにより、前記連結部材と前記ロータが嵌合連結され正常な解錠操作ができる。そして前記連結部材とばねとカラーと解錠部材とは、前記カラーに設けられた係合手段により一体に組み付けることが可能となり、しかもクリップ部材を予め前記解錠部材に着脱可能に装着されているためシリンダ錠の組み立て作業時に専用の治具を必要とせずにワンタッチで組み立てができるため作業効率が向上する。さらに前記クリップ部材は、前記ばねの内方に配置されているため、組みつけられた前記連結部材とばねと解錠部材の軸方向長さを短くできる。
本発明の一実施例に係るシリンダ錠を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るシリンダ錠の斜視図である。 図1の詳細分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るシリンダー錠のキー操作の説明断面図である。 本発明の連結部材とばねとカラーと解錠部材の組み付け状態を説明する説明図である。 本発明の他の実施例に係るシリンダー錠の説明断面図である。 本発明のさらに他の実施例に係るシリンダー錠の説明断面図である。 図6の部分断面図である。 図7の部分断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 ロータ
3 シリンダ
4 連結部材
5 解錠部材
6 リターンスプリング
7 カラー
8 フランジ部
9 当接面
10 当接部
11 カム山
12 小径部
13 係合溝
14 タンブラー
15 キー溝
16 係合突起部
17 Eリング
18、23 係合凹部
19 周溝
20 カム溝
21 係合部
22 挿通孔
24 係合突起
25、29、33 係合孔部
26 挿通孔
27 大径部
28 係合凸部
30 鉤型係合部
31 係合段部
32 脚部
34 先端部
35 傾斜面
36 外縁部
37 クッリプリング
38 折り曲げ片
51 切り欠き部

Claims (4)

  1. 基体に固定されたハウジングと、該ハウジングに内装されたシリンダと、該シリンダと係合する出没可能なタンブラーを有し、正規キーの挿入によりタンブラーが没入して前記シリンダとの係合が外れて該シリンダ内を回転するロータと、前記シリンダと共に軸方向に移動可能とされ且つ前記ロータに着脱可能に嵌合された連結部材と、該連結部材にこれと一体に回転可能に係合され、ロック装置に伝達部材を介して連結される解錠部材と、前記ハウジングとシリンダとの間に設けられ、前シリンダを前記解錠部材側に移動させると共に前記連結部材とロータとの連結を解除するカム手段と、前記連結部材をロータと嵌合する方向に付勢するばねと、から構成されるシリンダ錠であって、前記連結部材とばねと解錠部材とが予め一体に組み付けられて構成されたことを特徴とするシリンダ錠。
  2. 前記連結部材と解錠部材との間にカラーを介在させ、該カラーが連結部材および解錠部材に係合することによってそれらの部材が一体に組み付けられたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠。
  3. 前記ロータの前記解錠部材側の先端部に形成された溝部と、予め前記解錠部材に着脱可能に装着されたクリップ部材とが係合し一体に組み付けられて構成されたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠。
  4. 前記クリップ部材は、前記解錠部材に着脱可能に装着され、前記ばねの内方に配置されることを特徴とする請求項3記載のシリンダ錠。
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