JP2620198B2 - 扉の錠装置 - Google Patents
扉の錠装置Info
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Description
の扉に取付けられる扉の錠装置に関する。
人が提案した特開平4ー115070号公報に記載され
たものがある。
筐体と、この錠筐体に把手部の表面が錠筐体の表面と同
一になるように格納される錠把手と、この錠把手に錠の
表面が錠把手の表面と略同一になるように格納されるシ
リンダ―錠とから成る。
は、錠把手に設けたラッチ部材の操作によりシリンダー
錠を錠把手から簡単に外すことができるという利点があ
るものの、例えばラッチ部材を係合方向に常時付勢する
バネが故障すると、シリンダー錠が錠把手から容易に抜
けるという欠点があった。
り、シリンダー錠が錠把手から容易に抜けない構造の扉
の錠装置の出現が要望されている。
従来の要望点に鑑み、第1の目的はバネの故障、振動等
により、シリンダー錠が錠把手から容易に抜けないこ
と、また第2の目的はシリンダー錠用の抜脱防止手段が
シンプルな構成であり、かつ、抜脱機能を十分に有する
こと、さらに、第3の目的は抜脱防止手段の機能を確実
に発揮させることができることである。
錠筐体11と、この錠筐体に把手部23の表面が錠筐体
の表面と同一になるように格納される錠把手21と、こ
の錠把手に錠の表面が錠把手の表面と略同一になるよう
に格納されるシリンダ―錠31とから成る扉の錠装置に
於いて、前記シリンダー錠の外筒32の外周壁にネジあ
るいは螺旋状の係止溝32bを形成し、このシリンダー
錠の外筒32には、内端部側が前記錠把手の挿入胴部2
2の内壁に形成された係止部に係止され、一方、外端部
側は挿入胴部22に周方向に形成された切欠溝に案内さ
れるシリンダー錠用コイルスプリング状抜脱防止部材が
係止状態に嵌合していることを特徴とする。
と、この錠筐体に把手部の表面が錠筐体の表面と同一に
なるように格納される錠把手21Bと、この錠把手に錠
の表面が錠把手の表面と略同一になるように格納される
シリンダ―錠31Bとから成る扉の錠装置に於いて、前
記シリンダー錠31Bの外筒32Bの外周壁に環状ある
いは螺旋状の係止溝32bを形成し、このシリンダー錠
の外筒32Bには、環状部50aの内周壁に前記係止溝
32bと係合する被係合部51を有すると共に、割りピ
ン状の突出端部50bが錠把手21Bの挿入胴部22B
の適宜箇所に形成された窓孔52に嵌合する固定片53
と係合するシリンダー錠用板スプリング状抜脱防止部材
50が係止状態に嵌合していることを特徴とする。
1と、この錠筐体に把手部23の表面が錠筐体の表面と
同一になるように格納される錠把手21Cと、この錠把
手に錠の表面が錠把手の表面と略同一になるように格納
されるシリンダ―錠31Cとから成る扉の錠装置に於い
て、前記シリンダー錠の外筒32Cの外周壁にネジある
いは螺旋状の係止溝32bを形成し、このシリンダー錠
の外筒32Cには、内端部側が前記錠把手の挿入胴部2
2Cの内壁に形成された係止部に係止され、一方、外端
部側は挿入胴部22Cに周方向に形成された切欠溝に案
内されるシリンダー錠用コイルスプリング状抜脱防止部
材が係止状態に嵌合し、さらに、錠把手21Cの挿入胴
部22Cに嵌め込まれるスリーブ状ロック部材28Cの
挿入先端部には、前記抜脱防止部材40Cの外端部側4
0bを挾持するための固定用切欠部60が形成されてい
ることを特徴とする。
ら取り外す時は、抜脱防止部材の外端部側を指で第2の
切欠溝の上側に押し上げる。そうすると、抜脱防止部材
はその内端部側が係止部に係止されている関係上、それ
自体のバネ力に抗してさらに外拡変位し、環状部の内径
が広がるので、環状部と外筒との係止状態が解消され
る。そこで、シリンダー錠を鍵を利用して錠把手から引
き抜くことができる。一方、シリンダー錠に抜脱防止部
材を装着する場合は、まず抜脱防止部材を錠把手に組込
む。この時抜脱防止部材の外端部側を第1の切欠溝を利
用して錠把手の挿入胴部の外側に出す。次に外端部側を
指で第2の切欠溝の上側に押し上げる。これにより環状
部の内径が広がる。そこで、シリンダー錠を抜脱防止部
材内に差し込み、外端部側から指を離すと、抜脱防止部
材はそれ自体の復帰力により収縮し、その環状部がシリ
ンダー錠の係止溝に密着状態に係合する。
部材で固定する場合は、抜脱防止部材の環状部をシリン
ダー錠の係止溝に密着状態に係合させた後、錠把手の窓
孔にドライバーを差し込み、摺動部材を錠把手のフラン
ジ側にスライドさせる。そうすると、その係合切欠部が
抜脱防止部材の外端部側と係合し、抜脱防止部材は摺動
部材で固定された格好となり、外拡変位しない。
脱防止部材を装着させる場合は、まず板スプリング状抜
脱防止部材を錠把手に適当に入れ、次にシリンダー錠を
錠把手の中に入れる。この時抜脱防止部材の環状部は、
シリンダー錠の外筒に対して遊嵌合の状態またはその内
径が同径あるいは小さくなっている状態である。そこ
で、固定片の係合孔に抜脱防止部材の突出端部を、例え
ばバネ力に抗してそれぞれ適宜に固定片の係合孔に係合
させる。そうすると、環状部が係止溝に密着状態に係合
する。固定片は、例えば固着具で錠把手に固定される。
と同一である。ただ、スリーブ状ロック部材を錠把手の
挿入胴部内に嵌め込んだ時は、その固定用切欠部を介し
抜脱防止部材の外端部側を挾持する。そして、スリーブ
状ロック部材を錠把手の挿入胴部から引抜いた時は、固
定用切欠部と抜脱防止部材の外端部側との固定係合が解
除される。
に説明する。
る。Xは自動販売機、ロッカ―などの扉10にその表面
10aと略同一面になるように取付けられる扉の錠装置
である。この錠装置Xは、基本的には扉10に固定的に
取付けられる錠筐体11と、この錠筐体11に把手部の
表面が錠筐体の表面と同一になるように格納される錠把
手21と、この錠把手に錠の表面が錠把手の表面と略同
一になるように格納されるシリンダ―錠31と、このシ
リンダー錠31が錠把手21から抜けるのを防止するシ
リンダー錠用抜脱防止部材40との組み合せから成る。
そこで、これらの基本的部材11、21、31、40を
中心にさらに詳しく説明する。
周壁がトラック状に形成された嵌合取付部、13は嵌合
取付部12の前端部に突壁状に周設されたフランジ部、
14は嵌合取付部の後端部の上方寄りの位置に円筒状に
突出形成された筒状突出部、15は嵌合取付部およびフ
ランジ部の前面部に昔の鍵穴状に形成された嵌合凹所、
16は嵌合凹所15と直交して連通するように嵌合取付
部12および筒状突出部14に貫設された錠把手用嵌合
孔、18は筒状突出部14の周壁面の下方に形成された
後述する施錠用ラッチと係合する丸または角型の筐体係
合孔である。
錠筐体11の嵌合取付部12の嵌合孔16に遊嵌合する
円筒状の挿入胴部、23は嵌合凹所15に嵌入する把手
部である。この把手部23と前記挿入胴部22は全体と
してL型状に一体成形されている。23aは錠把手21
の把手部23と挿入胴部22との連結部に形成されたフ
ランジである。24は挿入胴部22内の前方部に形成さ
れたシリンダ―錠31用嵌合孔、25は図8で示すよう
に同じく挿入胴部22の後方部に下方の一部を除いて挿
入胴部22の内周壁と隔離し、かつ、挿入胴部と一体に
設けられた円筒部、26はこの円筒部25に嵌合し、か
つ、先端部に角穴26aを有する金属または合成樹脂製
の回動杆である。この回動杆26の後端部には施錠用ラ
ッチ27の突起状被係合部27aと係合する係合突起2
6bが形成されている。又回動杆26の後端部よりの部
位には、抜け止め用係合ピン9と係合する周溝26cが
形成されている。27は前記円筒部25の切欠部を有す
る後端部に嵌合し、かつ、前記回動杆26の回動により
上下動する施錠用ラッチである。この施錠用ラッチ27
は回動杆26に対して交差方向に設けられ、その下端部
は筐体係合孔18と符合するラッチ係合孔22bから突
出可能である。
胴部22の内周壁と円筒部25の外周壁との間に形成さ
れた案内空間に適宜に組み込まれ、かつ、後端部が錠筐
体把手11の筒状突出部14から突出するスリ―ブ状ロ
ック部材である。
納部に収納され、一方、上端部がスリ―ブ状ロック部材
28のスリ―ブ28aに形成された軸方向切欠部28b
を貫通して挿入胴部の内壁と圧接するラッチ用の圧縮バ
ネである。
とスリ―ブ状ロック部材28の鍔状ストッパ―壁28c
との間に介装され、かつ、鍵36でシリンダ―錠31を
解錠操作すると、錠把手21が錠筐体11から所要量飛
び出すように常に付勢するバネ部材である。このバネ部
材30は板バネであっても良い。
端部にはオネジ28dが形成され、このオネジ28dと
螺合する固着具を用いて図示しない長板状のロック板が
固定的に取付けられる。
このシリンダー錠31は図示しないピンタンブラ―等を
内蔵する。シリンダ―錠31は前述したように錠把手2
1に格納される。
壁の上下(図2を基準)にはフラット面32aが形成さ
れ、このフラット面32aを除いた弧状外周壁部には、
ネジあるいは螺線状の係止溝32bが周方向に形成され
ている。33は前述した回動杆26の角穴26aに嵌入
する軸状の駆動体(駆動軸)である。36は普通の一般
的な鍵である。
び図8で示すように軸方向に鍵36の挿入部36aと嵌
り合う鍵用切欠部37が形成されている。この鍵用切欠
部37は、本実施例では軸芯方向に駆動体33の後端部
まで形成されている。又駆動体33は図4で示すように
外筒32から貫通状態に突出している。
けるのを防止するシリンダー錠用抜脱防止部材40につ
いて説明する。この抜脱防止部材40は、図2で示すよ
うに、コイルスプリング状に形成され、その内端部側4
0aが錠把手21の挿入胴部22の内壁に形成された係
合凹所、係合溝などの係止部41に係止され、一方、外
端部側40bは挿入胴部22に形成された切欠溝42に
案内される。そして、螺線状の環状部40cは、外拡変
位可能で、それ自体のバネ力に抗してシリンダー錠31
の外筒32の係止溝32bに係止状態に嵌合している。
は錠把手21のフランジ23a寄りの部位に形成され、
錠把手21の嵌合孔24に抜脱防止部材40を組み込ん
だ際に、その外端部側40bを挿入胴部22の外周壁側
へ通すための第1の切欠溝42aと、この第1の切欠溝
42aと交差方向に連通しかつ前記外端部側40bを周
方向に案内する第2の切欠溝42bとから構成されてい
る。
11、錠把手21およびシリンダ―状31の関係につい
て説明する。
合し、かつ、錠把手21の嵌合孔24に格納されたシリ
ンダー錠31が施錠状態になっている時は、ラッチ27
は圧縮バネ29のバネ力により錠筐体11の筐体係合孔
18から突出している。この場合錠把手21を付勢する
バネ部材30は収縮している。
7(鍵穴)に鍵36を差し込み、駆動体33を回転して
解錠操作をすると、駆動体33により回動杆26が回転
し、ラッチ27は、図4で示すように圧縮バネ29のバ
ネ力に抗して係合解除の方向へ移動し、錠筐体11の筐
体係合孔18を越え、ラッチ係合孔22b内に入り込
む。そうすると、錠把手21はバネ部材30のバネ力に
より外方向へ押され、図3で示すように錠筐体11内か
ら所要量飛び出す。この場合錠把手21の挿入胴部22
に装着されたラッチ27も錠筐体の筒状突出部14の内
壁をスライドしながら軸方向へ一緒に移動する。
1から飛び出した場合に於いても、シリンダー錠31は
抜脱防止部材40でストッパーされているので、そのま
ま錠把手21に格納されている。
ら取り外す時は、抜脱防止部材40の外端部側40bを
指で第2の切欠溝42bの上側に押し上げる。そうする
と、抜脱防止部材40はその内端部側40aが係止部4
1に係止されている関係上、それ自体のバネ力に抗して
さらに外拡変位し、環状部40cの内径が広がる。その
結果、抜脱防止部材40の環状部40cとシリンダー錠
31の外筒32との係止状態が解消される。そこで、シ
リンダー錠31を鍵36を利用して錠把手21から引き
抜く。
錠31を錠把手21に組込む時は、まず抜脱防止部材4
0を錠把手21の嵌合孔24に組込む。この時抜脱防止
部材40の外端部側40bを第1の切欠溝42aを利用
して錠把手の挿入胴部22の外側に出す。次に外側に出
た外端部側40bを指で第2の切欠溝42bの上側に押
し上げる。これにより上述したように環状部40cの内
径が広がる。そこで、シリンダー錠31を抜脱防止部材
40内に差し込み、外端部側40bから指を離すと、抜
脱防止部材40はそれ自体の復帰力により収縮し、その
環状部40cがシリンダー錠31の係止溝32bに密着
状態に係合する。
なる実施例につき説明する。なお、これらの実施例の説
明にあたって、前記本発明の実施例と同一の部分には同
一または同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
て、前記本発明の第1実施例と主に異なる点は、錠把手
21Aの挿入胴部22Aの適宜箇所には窓孔45が形成
され、この窓孔45に位置するように抜脱防止部材40
Aの外端部側40bと係合する係合切欠部46を有する
進退動可能な摺動部材47が錠把手21Aに内装されて
いる点であ。
ではアーチ状に形成され、係合切欠部46を有する。こ
の係合切欠部46は、摺動部材47の一端面から他端部
方向にかけて抜脱防止部材40Aの外端部側40bを挾
持することができるように所要の長さに形成されてい
る。
の環状部40cをシリンダー錠31Aの係止溝32bに
密着状態に係合させた後、図11で示すように窓孔45
に図示しないドライバーを差し込み、又は錠把手21A
の挿入胴部22Aに嵌め込んだスリーブ状ロック部材2
8Aの挿入先端面で押し込み、摺動部材47を錠把手2
1のフランジ23a側にスライドさせる。そうすると、
その係合切欠部46が抜脱防止部材40Aの外端部側4
0bと係合し、その結果、抜脱防止部材40Aは摺動部
材47で固定された格好となり、外拡変位しない。
錠把手21Aから引き抜こうとしても抜脱防止部材40
Aの環状部40cの内径が広がることがないので、確実
にシリンダー錠31Aの抜脱の防止を図ることができ
る。
於いて、前記本発明の第1実施例と主に異なる点は、シ
リンダー錠31Bの外筒32Bの外周壁に環状あるいは
螺旋状の係止溝32bを形成し、このシリンダー錠31
Bの外筒32Bには、環状部50aの内周壁に前記係止
溝32bと係合する被係合部51を有すると共に、割り
ピン状の突出端部50bが錠把手21Bの挿入胴部22
Bの適宜箇所に形成された窓孔52に嵌合する固定片5
3と係合するシリンダー錠用板スプリング状抜脱防止部
材50が係止状態に嵌合している点である。
では環状に形成され、複数本の環状溝を有する。この環
状溝は1本でも良いが、抜脱機能を高める意味で望まし
くは本実施例のように複数本の方が良い。したがって、
係止溝32bに対応する被係合部51も本実施例では複
数本の環状突起と成っている。
に全体としてブロック状に形成され、割りピン状の突出
端部50bが係合する2個の係合孔54を有する嵌合上
段部55と、この嵌合上段部55に連設し、かつ、ネジ
孔56を有する接合下段部57とから構成されている。
この固定片53は、前記ネジ孔56を貫通し、かつ挿入
胴部22Bのメネジ59と螺合する固着具58を介し、
錠把手21Bの挿入胴部22Bに適宜に固定される。な
お、固定片53は、それ自体を合成樹脂材で形成し、窓
孔52に緊嵌状態に嵌合しても良く、又は接着材を介し
て固定しても良い。
抜脱防止部材50を錠把手21Bの嵌合孔24に適当に
入れ、次にシリンダー錠31Bを錠把手21Bの中に入
れる。この時抜脱防止部材50の環状部50aは、シリ
ンダー錠31Bの外筒32Bに対して遊嵌合の状態また
はその内径が同径あるいは小さくなっている状態であ
る。
抜脱防止部材50の突出端部50bをそれぞれ適宜に係
合させる。そうすると、環状部50aが係止溝32bに
密着状態に係合する。そして、窓孔52に固定片53を
嵌合し、固着具58で固定片53を挿入胴部22Bに固
定する。これにより無理にシリンダー錠31Bを錠把手
21Bから引き抜こうとしても抜脱防止部材50の環状
部50aの内径が広がることがないので、確実にシリン
ダー錠31Bの抜脱の防止を図ることができる。なお、
シリンダー錠31Bを錠把手21Bから取外す時は、ま
ず固着具58を緩めて固定片53を錠把手21Bから外
し、次に固定片53を広げた上で抜脱防止部材50から
引き抜く。
於いて、前記本発明の第1実施例と主に異なる点は、ス
リーブ状ロック部材28Cにシリンダー錠用抜脱防止部
材40Cの内径が広がるのを防止する機能を付与したこ
とである。
スリーブ28aの挿入先端部には、コイルスプリング状
抜脱防止部材40Cの外端部側40bを挾持することが
できる固定用切欠部60が進退動方向に形成されてい
る。
脱防止部材40Cの外端部側40bを固定するために、
前述した第2実施例のように摺動部材47を別個に設け
る必要はなく、また摺動部材47を進退動させるための
窓孔45を敢えて形成しなくても良い点で、構成上の利
点がある。
果は同一である。ただ、シリンダー錠31Cの外筒32
Cに係止状態に嵌合した抜脱防止部材40Cの環状部4
0cが広がらないように、スリーブ状ロック部材28C
を錠把手21Cの挿入胴部22C内に嵌め込んだ時は、
その固定用切欠部60で抜脱防止部材40Cの外端部側
40bを挾持する。
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)シリンダー錠の外筒の係止溝に抜脱防止部材がそ
れ自体のバネ力に抗して係止状態に嵌合しているので、
従来のようにバネの故障、振動等により、シリンダー錠
が錠把手から容易に抜けない。 (2)シリンダー錠用の抜脱防止手段がコイルスプリン
グ状または板スプリング状なので、構成がシンプルであ
るにも拘らず、外筒の係止溝と相俟って抜脱機能を十分
に発揮させることができる。しかも、シリンダー錠に抜
脱防止手段を容易に装着することができる。 (3)抜脱防止部材40Aの外端部側40bと係合する
係合切欠部46を有する摺動部材47が錠把手21Aに
内装されている第2実施例の場合、また抜脱防止部材5
0の突出端部50bと係合する固定片53が設けられて
いる第3実施例の場合は、抜脱防止手段の機能を確実に
発揮させることができる。 (4)錠把手21Cの挿入胴部22Cに嵌め込まれるス
リーブ状ロック部材28Cの挿入先端部に、抜脱防止部
材40Cの外端部側40bを挾持するための固定用切欠
部60が形成されている第4実施例の場合は、敢えて構
成部品点数を増やさなくても、抜脱防止手段の機能を確
実に発揮させることができる。
図13は本発明の第2実施例である。図14ないし図1
8は本発明の第3実施例である。図19ないし図23は
本発明の第4実施例である。
(抜脱防止部材を錠把手に組込んだ時の状態)。
の説明図。
に係合した概略説明図。
係を示す説明図(摺動部材が抜脱防止部材に係合してい
る状態)。
を示す説明図(固定片が抜脱防止部材に係合している状
態)。
ク部材との関係を示す説明図。
係を示す概略断面説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 錠筐体11と、この錠筐体に把手部23
の表面が錠筐体の表面と同一になるように格納される錠
把手21と、この錠把手に錠の表面が錠把手の表面と略
同一になるように格納されるシリンダ―錠31とから成
る扉の錠装置に於いて、前記シリンダー錠の外筒32の
外周壁にネジあるいは螺旋状の係止溝32bを形成し、
このシリンダー錠の外筒32には、内端部側が前記錠把
手の挿入胴部22の内壁に形成された係止部に係止さ
れ、一方、外端部側は挿入胴部22に周方向に形成され
た切欠溝に案内されるシリンダー錠用コイルスプリング
状抜脱防止部材が係止状態に嵌合していることを特徴と
する扉の錠装置。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、錠把手の挿入胴部の
適宜箇所には窓孔45が形成され、この窓孔に位置する
ように抜脱防止部材40Aの外端部側40bと係合する
係合切欠部46を有する摺動部材47が錠把手21Aに
内装されていることを特徴とする扉の錠装置。 - 【請求項3】 錠筐体11と、この錠筐体に把手部の表
面が錠筐体の表面と同一になるように格納される錠把手
21Bと、この錠把手に錠の表面が錠把手の表面と略同
一になるように格納されるシリンダ―錠31Bとから成
る扉の錠装置に於いて、前記シリンダー錠31Bの外筒
32Bの外周壁に環状あるいは螺旋状の係止溝32bを
形成し、このシリンダー錠の外筒32Bには、環状部5
0aの内周壁に前記係止溝32bと係合する被係合部5
1を有すると共に、割りピン状の突出端部50bが錠把
手21Bの挿入胴部22Bの適宜箇所に形成された窓孔
52に嵌合する固定片53と係合するシリンダー錠用板
スプリング状抜脱防止部材50が係止状態に嵌合してい
ることを特徴とする扉の錠装置。 - 【請求項4】 錠筐体11と、この錠筐体に把手部23
の表面が錠筐体の表面と同一になるように格納される錠
把手21Cと、この錠把手に錠の表面が錠把手の表面と
略同一になるように格納されるシリンダ―錠31Cとか
ら成る扉の錠装置に於いて、前記シリンダー錠の外筒3
2Cの外周壁にネジあるいは螺旋状の係止溝32bを形
成し、このシリンダー錠の外筒32Cには、内端部側が
前記錠把手の挿入胴部22Cの内壁に形成された係止部
に係止され、一方、外端部側は挿入胴部22Cに周方向
に形成された切欠溝に案内されるシリンダー錠用コイル
スプリング状抜脱防止部材が係止状態に嵌合し、さら
に、錠把手21Cの挿入胴部22Cに嵌め込まれるスリ
ーブ状ロック部材28Cの挿入先端部には、前記抜脱防
止部材40Cの外端部側40bを挾持するための固定用
切欠部60が形成されていることを特徴とする扉の錠装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7956894A JP2620198B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 扉の錠装置 |
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JP7956894A JP2620198B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 扉の錠装置 |
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JPH07259394A JPH07259394A (ja) | 1995-10-09 |
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JP (1) | JP2620198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7105939B1 (ja) * | 2021-01-08 | 2022-07-25 | ▲とく▼▲ざぉ▼ 向 | 回転ロックシリンダユニット |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP7956894A patent/JP2620198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07259394A (ja) | 1995-10-09 |
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