JP2005248456A - 凹陥部形成用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート基礎にアンカーホール(凹陥部)を容易に短時間に形成できる治具とする。
【解決手段】均しコンクリート20に固定される固定部材4と、固定部材4に取付けるセパレータ2と、セパレータ2の上ねじ部10にねじ合する筒状体1を備えた治具であり、固定部材4、セパレータ2、筒状体1を取付けることで筒状体1を位置決めして動くことがないように短時間に取付けできるし、コンクリート基礎打設後に筒状体1を抜き出してアンカーホールを形成できる。
これによって、コンクリート基礎にアンカーホールを短時間に形成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物、工作物等を固定するアンカーボルトを埋込んだり、支柱を建柱するアンカーホールや、排水用溝、排水用集水ピット等の凹陥部をコンクリート基礎に形成する治具に関する。
建物、工作物を建造するには、まずコンクリート基礎を打設する。このコンクリート基礎を打設する際に治具を用いてアンカーホールを形成する。
このアンカーホールにカンカーボルトを埋込み、このアンカーボルトを利用して建物、工作物を固定するのが一般的である。
前述のアンカーホールを形成するための治具は、一般的に、スチール製のパイプを所定長さに切断した筒状体と、この筒状体の下部開口を閉塞する底板と、筒状体の上部開口を閉塞する着脱自在な上蓋から成るものが一般的である。
また、排水用溝、排水用集水ピットなどを現場打ちで施工する場合には、溝形成用型枠部材、取水ピット形成用型枠部材を施工現場等に設置し、コンクリートを打設している。
前述の治具を用いてアンカーホールを形成するには、その筒状体を所定位置に位置決めすること、流し込んだコンクリートの流れで動かないこと、流し込んだコンクリートによる浮力で上に移動しないこと等が要求される。
このために、コンクリート基礎を打設する際に筒状体を鉄筋に結束線で固定している。
例えば、次の手順でコンクリート基礎を打設してアンカーホールを形成する。
(1)地面に均しコンクリートを打設し、この均しコンクリートの表面にアンカーの設置位置を墨出しする。
(2)均しコンクリートの上に下鉄筋、上鉄筋を組立てる。
(3)前記墨出しを基準として上鉄筋にアンカー位置(前後・左右)を下げぶりで出す。
(4)上鉄筋にアンカー位置を基準として筒状体取付用の前後方向に向う一対の補助鉄筋と左右方向に向う一対の補助鉄筋を井桁状に溶接する。
(5)前記4本の補助鉄筋で囲まれた空間に筒状体を設け、高さを確認すると共に、水準器で垂直を出して後に筒状体を4本の補助鉄筋に溶接する。
(6)コンクリートを流入してコンクリート基礎を打設する。
(7)筒状体の上蓋を外し、その筒状体のコンクリート基礎表面から突出している筒状体上部分を切断してコンクリート基礎表面と面一とする。
(8)上蓋を取付ける。
前述の筒状体、底板、上蓋から成る治具は、前述の(3),(4),(5)のようにして上鉄筋に固着するので、その作業が面倒で時間がかかりコンクリート基礎の打設作業効率が悪い。
また、前述の溝形成用型枠部材、集水ピット形成用型枠部材を設置する作業も、前述の治具を設置する作業と同様に面倒で時間がかかる。
すなわち、前述の治具、溝形成用型枠部材、集水ピット形成用型枠部材などの凹陥部をコンクリート基礎に形成する治具を設置する作業は面倒で時間がかかる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした凹陥部形成用治具を提供することを目的とする。
本発明は、コンクリート基礎23を打設する際に、そのコンクリート基礎23に凹陥部を形成する凹陥部形成用治具であって、
前記コンクリート基礎23を打設する際に、そのコンクリート基礎23の底部寄りに固定される固定部材4と、
この固定部材4に取付けられるセパレータ2と、
このセパレータ2の上部に、高さ調整可能で着脱自在に取付けられた凹陥部形成部材から成ることを特徴とする凹陥部形成用治具である。
前記凹陥部形成部材はコンクリート基礎打設後に抜き出し可能であることが好ましい。このようにすれば再利用できる。
前記コンクリート基礎23の底部寄りは、均しコンクリート20、ベースコンクリート、型枠などである。前記固定部材4は打ち込み、接着剤、溶接等で固定されている。
セパレータ2と凹陥部形成部材はねじによって取付けられ、そのねじ込み程度を変えることで高さが調整できる。
本発明によれば、凹陥部形成部材はセパレータ2を介して固定部材4で支持されるので、流し込んだコンクリートの流れで凹陥部形成部材が動くことがないと共に、流し込んだコンクリートによる浮力で上に移動することもない。
しかも、固定部材4を所定位置に固定することで凹陥部形成部材を所定位置に支持できる。
このようであるから、固定部材4の固定作業、セパレータ2の取付け作業、凹陥部形成部材の取付け作業で凹陥部形成部材を所定位置に位置決めして動くことないように簡単に短時間で取付けでき、コンクリート基礎の打設作業効率を低下させることがない。
凹陥部形成部材の高さを調整することでコンクリート基礎の表面に合わせることができる。
図1に示すように、筒状体1とセパレータ2とナット3と固定部材4と上蓋5で治具を形成している。この実施の形態ではアンカーホールを形成する治具を示している。
前記筒状体1は、上面が開口し下面が底板6で閉塞した円筒形状で、その外周面1aは抜け易いようにテーバー形状で、かつ螺旋状突起7が一体的に設けてあると共に、内周面1bもテーバー形状である。筒状体1は下部寄りが厚肉で、上部寄りが薄肉である。
前記底板6の上面(筒状体1の底面)にナット8が固着してあると共に、そのナット8と同心状にねじ孔9が形成してある。このねじ孔9は底板6の下面に開口している。
前記セパレータ2はロツド形状で、上ねじ部10と下ねじ部11を有し、その上ねじ部10は前記ねじ孔9にねじ合する。上、下ねじ部10,11にナット3がそれぞれねじ合する。
前記固定部材4は、ねじ穴12を有する本体13と、この本体13の下部に一体的に設けた複数の変形部14を有する形状で、そのねじ穴12にセパレータ2の下ねじ部11がねじ合する。
前記上蓋5は、上面に十文字状のつまみ部15を有すると共に、外周面に螺旋状の突起16を有する。この突起16を筒状体1の内周面1b上部寄りに形成した螺旋状の溝17に螺合することで取付けられる。
前記筒状体1、上蓋5は樹脂製で、セパレータ2、ナット3、固定部材4は金属製である。
前述の治具を用いてアンカーホールを形成する手順を説明する。
図2(a)に示すように、均しコンクリート20の表面にアンカーホールの位置を墨出し21する。
図2(b)に示すように、墨出し21のセンターにハンマードリル等で穴22を開ける。
図2(c)に示すように、各穴22に固定部材4を入れてハンマーで打撃することで変形部14を変形して固定部材4を固定する。
図3(a)に示すように、固定部材4のねじ穴12にセパレータ2の下ねじ部11をねじ合し、ナット3を締付けて回り止めすることでセパレータ2を図3(b)に示すように固定部材4に固定する。
図4に示すように、セパレータ2の上ねじ部10に筒状体1のねじ孔9をねじ合して取付け、そのねじ合の程度によって筒状体1の高さを調整し、その上端面1cをコンクリート基礎23の表面に合わせる。
図5と図6に示すように、上鉄筋24と下鉄筋25を組立てる。
上鉄筋24に振れ止め金物26を結束線27で固定する。この振れ止め金物26は、ほぼu字形状で筒状体1の外周面1aと沿う一対の円弧状部26aを有する形状で、筒状体1の外周面1aを隙間を置いて囲む。なお、上蓋5を支持するようにしても良い。
これにより、コンクリートを流し込んだ時にコンクリートの流れで筒状体1が大きく振れ動くこと防止できる。
なお、コンクリートポンプ車でコンクリートを流し込む時に上鉄筋24にホース又は人が乗って上下にゆさぶられるので、上蓋5に水平器を当てて水平度を確実とすることで中心よりの垂直を出す。
図7に示すように、コンクリート打設後に上蓋を外して通り心の墨出し28をし、上蓋5を取り付ける。
上蓋5を外し、ナット8に工具を掛けて筒状体1を回転させることでコンクリート基礎23から筒状体1を抜く。
これによって、図8に示すようにコンクリート基礎23にアンカーホール29が形成される。
このアンカーホール29は図8に示すように、内周面29aに螺旋状溝30を有するので、アンカーボルト31を挿入してモルタル等を注入して固定した時に、螺旋状溝30にモルタル等が入り込み、アンカーボルト31がモルタル等とともに抜けにくい。
したがって、アンカーボルト31にナットをねじ合して建物、工作物を強固に取付けできる。
治具の第2の実施の形態を説明する。
図9に示すように、ねじ穴32を有する本体33をベースプレート34に溶接などで固着して固定部材4としてある。
他の部材は第1の実施の形態と同一である。
この場合には固定部材4の固定が前述と異なる。例えば図10に示すように、ベースプレート34を均しコンクリート20の表面に、アンカーホールの墨出し21を基準として本体33が墨出し21のセンターに位置するように置き、ベースプレート34を釘35で固定する。
鉄筋の組立図を見て確認しながら、図11に示すようにベースプレート34にモルタル製のスペーサ36を、下鉄筋25が当たるように置き、そのスペーサ36に下鉄筋25を載置して組立てる。
この後にアンカーホールの形成手段は前述の第1の実施の形態と同様である。
なお、図12、図13に示すようにベースプレート34にスペーサの代わりとなる下向きコ字状の受部材(馬鉄筋)36を設けても良い。
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。
図14に示すように、筒状体1の内周面1bを多角形状とし、引抜きレンチ40を内周面1bに嵌合して回転することで筒状体1を引き抜くようにしてある。
前記引き抜きレンチ40は多角柱形状の本体41にハンドル42を設けた形状である。
この場合には、筒状体1の底板6下面に突起部6aを一体的に設け、その突起部6aにねじ孔9を形成する。
次に、前記固定部材4を均しコンクリート20に固定する他の実施の形態を説明する。
図15(a)に示すようにベースプレート34を接着剤37で均しコンクリート20の表面に接着して固定する。
図15(b)に示すように、本体33のねじ穴32にボルト38をねじ合じて固定部材4とし、そのボルト38を均しコンクリート20の穴22内に入れて接着剤37で固定する。
前記固定部材4は均しコンクリート20ではなくベースコンクリートに固定することもできる。
また、均しコンクリート、ベースコンクリート以外にも配筋に固定しても良い。
例えば、図16に示すように、型枠50を連結するセパレータ51に溶接等で固定する。52は鉄筋である。
以上の実施の形態では筒状体1の螺旋状突起7のねじ作用を利用して抜き出すようにしたが、簡状体1の外周面1aを平坦面として引張ることで抜くようにしても良い。
例えば、図17、図18、図19に示すように、筒状体1の底板6にテーパ穴60を形成すると共に、引上げ用穴61を形成する。
受皿ナット62のテーパ部62aをテーパ穴60に炭合し、セパレータ2の上ねじ部10を受皿ナット62のねじ孔63にねじ合して筒状体1の内部に突出させ、その突出した上ねじ部10に押さえナット64をねじ合してセパレータ2に筒状体1を連結する。
この場合にはコンクリートを流してコンクリート基礎を打設した後に上蓋5を外し、押さえナット64を弛める。
手かぎなどの引上げ工具を引上げ用穴61に係止して筒状体1を引き上げて抜き出し、図20に示すように、内周面29aに凹凸のないアンカーホール29を形成する。
このアンカーホール29は大きな引抜力が作用しない支柱65の建柱用として用いられる。
前述のように引き上げて抜出す筒状体1の場合には、その筒状体1の横断面形状は円形に限らず、正方形、長方形、楕円形などの任意の形状とすることが可能である。
次に本発明の第4実施形態を図21と図22に基づいて説明する。
前記セパレータ2の上ねじ部10が挿通する筒70に複数の支持脚71の上端部71aを固着する。この各支持脚71の下端寄りを囲むようにリング状の連結筋72を固着して触れ止め具73を形成する。
前記各支持脚71の下端部71bは尖端形状で、筒70の中心を中心とするる仮想円74に周方向に等間隔で位置している。
前記振れ止め具73は図23に示すようにセパレータ2の上ねじ部10に挿通され、各支持脚71の下端部71bが均しコンクリート20に接するようにロックナット75で固定される。
このようにすることで、セパレータ2が均しコンクリート20に安定して支持されるから、筒状体1を前述のように上鉄筋24に固定せずに流し込んだコンクリートで動くことがないようにできる。
前述の筒状体1を、筒体に底板6を着脱自在とし、コンクリートを流し込んだ後に底板6はセパレータ2とともに埋設したままとし、筒体のみを抜き出すようにしても良い。
例えば、図24に示すように、筒状体1を筒体80と底板6を備えたものとし、その底板6の下面における孔6aの周縁部にナット8を固着し、そのねじ孔9と孔6aを連続させる。
前記底板6の上面に振れ止め用の枠81を固着し、この枠81に筒体80が密嵌して底板6の上面に接する。
上蓋5を、上板82と下板83を有するものとし、その上板82の孔82a、下板83の孔83aからボルト84をナット8のねじ孔9を螺合して頭部84aを下板83に押しつけることで、上板82を筒体80の上部に接して筒体80を底板6に取付ける。
前記ボルト84を弛めることで上蓋5とともに筒体80を取り外しできる。
このようにすれば、筒体80のみを抜き出しするので、その抜き出しが容易である。
前述の枠81の内周に筒体80を密嵌しても良い。
また、筒体80を底壁を有する形状とし、その底壁をボルト84でナット8に螺合し、上蓋5は別として筒体80を底板6に取付けるようにしても良い。この場合には、底板6が筒体80よりも大きいことが必要である。
このようにすれば、筒体80が底壁を有するが、その底壁は底板6と接してコンクリートとは接していないので、底壁を有しない筒体80と同様に容易に抜け出しできる。
なお、前述の筒状体1を底板6とともに抜き出す場合には、底板6と筒体80を溶接で固着したり、ビスで固着したりすれば良い。
また、前述の筒体80、底板6は円形に限らず矩形状であっても良い。
また、筒状体1を埋設したままとし、その筒状体1自体をアンカーホールとするようにしても良い。
この場合には、筒状体1を上部が小径で下部が大径となるテーパー形状としたり、外周面に突起を設けたりして、筒状体1が抜け出し難くすることが好ましい。
例えば、図25に示すように、上部が小径で下部が大径のテーパー形状で、外周面に突起85を有する筒状体1とする。
次に、排水用溝を形成する治具について説明する。
この場合の治具は、セパレータ2、ナット3、固定部材4は前述と同様で、筒状体1の代わりに図26に示す溝形成用型枠部材90を用いる。
前記溝形成用型枠部材90は、前述のセパレータ2に取付ける受け部材91と型枠92をボルト93で着脱自在に連結したものである。
前記受け部材91は、上向コ字状の本体91aの底面にナット91bを固着したものである。このナット91bにセパレータ2の上ねじ部10が螺合される。
前記型枠92は上向コ字状の長尺材で、受け部材91に嵌め込んで取付けられ、その底面からボルト93をナット91bに螺合して固定される。
この場合には、図27に示すように、複数の受け材91をセパレータ2、ナット3、固定部材4で所定の間隔を置いて並設し、その複数の受け材91に跨って型枠92を取付ける。
なお、受け部材91と型枠92は取り外しても良いし、埋設したままでも良い。
次に、排水用集水ピットを形成する治具について説明する。
この場合には、セパレータ2、ナット3、固定部材4は前述と同様で、筒状体1の代わりに図28に示す集水ピット形成用型枠部材95を用いる。
この部材は、取付板96に型枠97をボルト98で取付けたもので、その取付板96は底面にナット96aを有し、そのナット96aにボルト98を螺合すると共に、セパレータ2の上ねじ部10を螺合する。
この場合には、取付板96と型枠97は埋設したままでも、取り外しても良い。
つまり、筒状体1、溝形成用型枠部材90、集水ピット形成用型枠部材95が本発明における凹陥部を形成する部材である。
前述の筒状体1の他の実施の形態を説明する。
図29と図30に示すように、パイプ100の外周に複数の目地棒101をリング形状に設け、その複数の目地棒101を弾性バンド102で保持して筒体80とする。
前記目地棒101は、高度の剥離性をもち、コンクリートが付着しづらい材質、例えば合成木、ポリスチレン樹脂などである。
この目地棒101は図30に示すように、三角形の頂部を切断したような2つの傾斜面を有するほぼクサビ形状で、向きの異なる第1目地棒101aと第2目地棒101bを交互に配設してある。
これによって、第1・第2目地棒101a,101bの数を増減することで径の異なるパイプ100に対応できる。
前記弾性バンド102は、外周面が上向きテーパ面102a、下向きテーパ面102bによって断面ほぼく字形状で、この実施の形態ではゴムバンドである。
前記各目地材101の上端面に目地棒押え蓋103が記載してある。この目地棒押え蓋103は横板103aと筒103bを備え、その横板103aの孔103cからパイプ100が上方に突出している。
このパイプ100の上部に上蓋5の横板5aが接し、その筒5bが目地棒押え蓋103の横板103aに当接している。
前記上蓋5の横板5aの孔5cからボルト104を挿通してナット8のねじ孔9に螺合し、ロックナット105を上蓋5の横板5aに押しつけることで、上蓋5を介して目地棒押え蓋103の横板103aを目地棒101の上端面に押しつける。
前述の筒状体1を用いて前述のようにアンカーホールを施工する場合には、コンクリートを流し込んだ後にボルト104を弛めて上蓋5を外し、パイプ100を引き抜きする。
この時、パイプ100はコンクリートに接していないから、スムーズに引き抜きできる。
パイプ100を引き抜くことで目地棒101(第2目地棒101b)が中心に向けて変位し、複数の目地棒101が中心に向けて変位するから、容易に取り出しできる。
これとともに弾性バンド102を取り出す。
これによって、内周面に断面く字形状の溝を有するアンカーホールが形成され、アンカーを入れてコンクリートを充填した場合に、そのアンカーが抜け難くなる。
前述のパイプ100と目地棒101と弾性バンド102で筒体80とすれば、前述のようにして筒体80を容易に抜き出しできる。
また、径や長さの異なる筒体80を簡単に作製できる。
なお、パイプ100が断面角型の場合には目地棒101の断面形状を異ならせて矩形リング形状とすれば良い。
本発明の第1の実施の形態を示す治具の分解斜視図である。 均しコンクリートに固定部材を固定する作業説明図であろ。 固定部材にセパレータを取付ける作業説明図である。 セパレータに簡状体を取付けた状態の正面図である。 簡状体の振れ止め状態の正面図である。 筒状体の振れ止め状態の平面図である。 簡状体の通り心の墨出し説明図である。 アンカーホールの断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す治具の分解斜視図である. 固定部材の固定状態の平面図である。 固定部材の固定状態の正面図である。 固定部材の他の実施の形態を示す正面図である。 固定部材の他の実施の形態を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す治具の分解斜視図である。 固定部材の固定状態の他の実施の形態を示す正面図である。 固定部材を配筋に固定状態の正面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す治具の正面図である。 簡状体の平面図である。 筒状体の底面図である。 アンカーホールの断面図である。 振れ止め具の正面図である。 振れ止め具の平面図である。 使用状態の正面図である。 筒状体の他の実施の形態を示す断面図である。 筒状体の他の実施の形態を示す正面図である。 溝形成用型枠部材の正面図である。 施工状態の側面図である。 集水ピット形成用型枠部材の一部破断正面図である。 筒状体の他の実施の形態を示す正面図である。 図29の横断面図である。
符号の説明
1…筒状体(凹陥部形成部材)、2…セパレータ、3…ナット、4…固定部材、5…上蓋、7…螺旋状突起、20…均しコンクリート、22…穴、23…コンクリート基礎、29アンカーホール、32…ねじ穴、33…本体、34…ベースフレーム、37…接着剤、40…引抜きレンチ、50…型枠、51…セパレータ、52…鉄筋、60…テーパ孔、61…引上げ用穴、62…受皿、63…ねじ孔、64…押さえナット、65…支柱、70…簡状体、71…支持脚、73…振れ止め具、90…溝形成用型枠部材(凹陥部形成部材)、95…集水ピット形成用型枠部材(凹陥部形成部材)。

Claims (2)

  1. コンクリート基礎23を打設する際に、そのコンクリート基礎23に凹陥部を形成する凹陥部形成用治具であって、
    前記コンクリート基礎23を打設する際に、そのコンクリート基礎23の底部寄りに固定される固定部材4と、
    この固定部材4に取付けられるセパレータ2と、
    このセパレータ2の上部に、高さ調整可能で着脱自在に取付けられる凹陥部形成部材から成ることを特徴とする凹陥部形成用治具。
  2. 凹陥部形成部材はコンクリート基礎打設後に抜き出し可能である請求項1記載の凹陥部形成用治具。

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