JP2005247558A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の斜行を確実に防止すること。
【解決手段】給紙装置は、給紙カセット2とコントローラ60を備えている。給紙カセット2には、給紙トレイ4と、駆動ローラ24及び26と従動ローラ28及び30とが備えられている。装置本体8には、搬送路10と、斜行検出センサSが配設されている。駆動ローラ24及び26の駆動軸20及び22には、用紙幅規制部材40及び42が、それぞれ、相対回動可能にかつ対応する駆動ローラ24及び26と一体に手動により軸方向移動可能に支持されている。コントローラ60は、用紙Pの斜行が検出されると、少なくとも片方の駆動ローラ24又は26の速度を制御して斜行を修正する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、静電複写機、プリンタなどの画像形成装置における画像形成装置本体に引き出し自在に装着される給紙カセットを含む給紙装置に関する。
用紙が積載されかつ用紙の搬送方向下流端が昇降可能な給紙トレイと、給紙トレイの用紙を給紙する給紙手段とが備えられて画像形成装置本体に引き出し自在に装着される給紙カセットを備えた給紙装置は、広く知られている(例えば、引用文献1参照)。給紙手段により給紙された用紙は、該装置本体に配設された搬送路に沿って下流方向に搬送されるが、用紙の搬送を、幅方向に間隔をおいて配置されかつ相互に独立して駆動される一対の駆動ローラにより行い、斜行検出手段により用紙の用紙の斜行が検出されると、少なくとも片方の駆動ローラの速度を制御して用紙の斜行を修正する給紙装置も既に知られている(例えば、引用文献2参照)。
このような給紙装置を組み合わせることにより、給紙手段により給紙された用紙の斜行をある程度は修正することができるが、これを実用化するに際しては、用紙の斜行を確実に防止できると共に、できるだけ簡単な構成及び低コストで実用化できることが望まれる。
特開2002−347985号公報 特開昭60−213649号公報
本発明の目的は、用紙の斜行を確実に防止できると共に、構成が簡単であり低コストで実用化することができる、新規な給紙装置を提供することである。
本発明によれば、
用紙が積載される給紙トレイと、給紙トレイの用紙を給紙する給紙手段とが備えられて画像形成装置本体に引き出し自在に装着される給紙カセットを備え、該装置本体には、給紙手段により給紙された用紙を案内する搬送路と、該用紙の斜行を検出する斜行検出手段とが配設されている給紙装置において、
装置を制御するコントローラが備えられ、給紙手段は、給紙方向に直交する幅方向に延びる共通の軸線上に配置された一対の駆動軸と、駆動軸の各々に駆動連結された駆動源と、駆動軸の各々にそれぞれ一体回転可能にかつ軸方向移動可能に装着された駆動ローラと、駆動ローラの各々に、相互に独立して従動させられる従動ローラとを備え、駆動軸の各々には、給紙トレイに積載された用紙の幅を規制できる用紙幅規制部材が、それぞれ、相対回動可能にかつ、対応する駆動ローラと一体に手動により軸方向移動可能に支持され、
コントローラは、斜行検出手段により用紙の斜行が検出されると、少なくとも片方の駆動ローラの速度を制御して用紙の斜行を修正する、
ことを特徴とする給紙装置、が提供される。
用紙幅規制部材の各々は、対応する駆動軸において、対応する駆動ローラの軸方向両側を挟んで駆動軸に支持されたほぼU形状をなす基端部と、基端部から半径方向外方に給紙トレイの上方に延び出して用紙の幅を規制できる幅規制部とを備え、用紙幅規制部材の各々における幅規制部の先端部は、自重により、対応する駆動軸まわりに下方に回動して常時、給紙トレイの上面に当接させられる、ことが好ましい。
用紙幅規制部材の各々間には、片方の用紙幅規制部材を、他方の用紙幅規制部材に対し、対応する駆動軸に沿って接近又は離隔する方向に移動させると、他方の用紙幅規制部材を、片方の用紙幅規制部材に対し、対応する駆動軸に沿って実質的に同じ距離だけ接近又は離隔する方向に移動させる連動機構が配設されている、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された給紙装置の好適な実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4を参照して、給紙装置は、給紙カセット2を備えている。給紙カセット2は、用紙Pが積載される給紙トレイ4と、給紙トレイ4に積載された用紙Pを給紙する給紙手段6とが備えられている。給紙カセット2は、全体を図示しない画像形成装置の画像形成装置本体8に対し、引き出し自在に装着される。更に具体的に説明すると、給紙カセット2は、装置本体8に対し、図1において紙面の裏方向に、図示しないスライドレールに沿って挿入することにより、所定の収納位置に収納され、また装置本体8に対し、収納位置から紙面の表方向に引き出すことができる。
装置本体8には、給紙カセット2が収納位置に挿入された状態において、給紙手段6により給紙された用紙Pを下流方向に案内する搬送路10と、給紙手段6により送り出されて搬送路10を移動する用紙Pの斜行を検出する斜行検出手段、実施形態においては2個の用紙検出センサSとが配設されている。用紙検出センサSの各々は、用紙Pの幅方向に間隔をおいて配置され、それぞれ、搬送路10を挟んで配置された図示しない発光素子及び受光素子から構成されている。用紙検出センサSの各々は、給紙手段6により送り出されて搬送路10を移動する用紙Pの幅方向両端部における先端を検出し得るよう配置されている。
給紙トレイ4は、給紙カセット2内に、給紙トレイ4の一端、すなわち、用紙Pの給紙方向(図1において右から左に向う方向)における下流端(図1において左端)が昇降可能に装着されている。更に具体的に説明すると、給紙トレイ4の他端、すなわち、用紙Pの給紙方向における上流端(図1において右端)には軸12が一体に固着され、軸12の両端部は、給紙カセット2の側壁2a及び2bに回動自在に支持されている。側壁2aは給紙カセット2の挿入方向前端に位置し、側壁2bは、側壁2aに対し手前側に間隔をおいて配置されている。したがって、給紙トレイ4は、軸12まわりにその一端が昇降するよう回動可能である。給紙カセット2が装置本体8に対し収納位置に挿入されると、給紙トレイ4の軸12の一端部(図1において奥側の一端部)は、装置本体8に配設された昇降駆動源である図示しない昇降駆動用の電動モータに離脱自在に駆動連結される。この電動モータを正逆回動させることにより、給紙トレイ4は昇降させられる。このような給紙トレイ4の昇降機構は周知の構成を利用することでよいので、更なる説明は省略する。図1において、符号14は、2点鎖線で示すピックアップローラを示している。
給紙手段6は、一対の駆動軸20及び22と、駆動軸20及び22の各々に、それぞれ駆動連結された駆動源である電動モータ20M及び22Mと、駆動軸20及び22の各々にそれぞれ一体回転可能にかつ軸方向移動可能に装着された駆動ローラ24及び26と、駆動ローラ24及び26の各々に、相互に独立して従動させられる従動ローラ28及び30とを備えている。駆動軸20及び22の各々は、給紙トレイ4の給紙方向下流端部における上方において、給紙方向に直交する幅方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において上下方向)に延びる共通の軸線上に配置されている。駆動軸20及び22の各々の一端は、給紙トレイ2の幅方向中央部において相互に間隔をおいて対向しかつ、給紙カセット2の側壁2a及び2b間に配設された支持フレーム31に回転自在に支持されている(図3参照)。駆動軸20及び22の各々の他端は、それぞれ、電動モータ20M及び22Mに、回転自在に支持されると共に駆動連結されている。電動モータ20Mは給紙カセット2の側壁2aの内側に支持され、電動モータ22Mは給紙カセット2の側壁2bの内側に支持されている。駆動ローラ24及び26は、それぞれ、例えばスプライン手段を介して駆動軸20及び22に連結されている。給紙カセット2の側壁2aの外側には、それ自体は周知の構成を利用することでよいドロワ32が配設されている。
従動ローラ28及び30は、給紙カセット2の側壁2a及び2b間に固定支持された軸34に、軸方向に間隔をおいて回転自在に支持され、それぞれ、駆動ローラ24及び26に対し圧接されている。従動ローラ28及び30の軸方向長さは、駆動ローラ24及び26の軸方向長さよりも長く形成され、後述するように、駆動ローラ24及び26が軸方向に移動させられても、それぞれ、従動ローラ28及び30とのニップが外れないようになっている。従動ローラ28及び30と軸34との間には図示しないトルクリミッタが配設されている。この構成により、駆動ローラ24及び26と従動ローラ28及び30とが協働して用紙Pの重送を防止することができる。
駆動軸20及び22の各々には、給紙トレイ4に積載された用紙Pの幅を規制できる用紙幅規制部材40及び42が、それぞれ、相対回動可能にかつ、対応する駆動ローラ24及び26と一体に手動により軸方向移動可能に支持されている。用紙幅規制部材40は、駆動軸20において、駆動ローラ24の軸方向両側を挟んで駆動軸20に支持されたほぼU形状をなす基端部40Aと、基端部40Aから半径方向外方に給紙トレイ4の上方に延び出して用紙Pの幅を規制できる幅規制部40Bとを備えている。同様に、用紙幅規制部材42は、駆動軸22において、駆動ローラ26の軸方向両側を挟んで駆動軸22に支持されたほぼU形状をなす基端部42Aと、基端部42Aから半径方向外方に給紙トレイ4の上方に延び出して用紙Pの幅を規制できる幅規制部42Bとを備えている。用紙幅規制部材40の基端部40Aは、駆動軸20に対し回動自在にかつ軸方向移動可能に嵌合支持され、用紙幅規制部材42の基端部42Aは、駆動軸22に対し回動自在にかつ軸方向移動可能に嵌合支持されている。用紙幅規制部材40及び42の各々における幅規制部40B及び42Bの先端部は、自重により、それぞれ、対応する駆動軸20及び22まわりに下方に回動して常時、給紙トレイ4の上面に当接させられる。
用紙幅規制部材40及び42の各々間には、片方の用紙幅規制部材40(又は42)を、他方の用紙幅規制部材42(又は40)に対し、対応する駆動軸20(又は22)に沿って接近又は離隔する方向に移動させると、他方の用紙幅規制部材42(又は40)を、片方の用紙幅規制部材40(又は42)に対し、対応する駆動軸22(又は20)に沿って実質的に同じ距離だけ接近又は離隔する方向に移動させる連動機構50が配設されている(図3参照)。
図3に部分的に図示されている上記支持フレーム31は、給紙カセット2の幅方向中央部を幅方向に延在する支持部51を有している。所定の給紙方向長さをもって上記幅方向に延在する支持部51の幅方向中央部には、軸52が支持部51の上面から直立するよう固定され、軸52には、ピニオンギヤ体53が回転自在に支持されている。ピニオンギヤ体53は、軸52に回転自在に支持された図示しないピニオンギヤと、ピニオンギヤの上側に一体に配設された円板状カバー54とを備えている。支持部51には、一対のラック55及び56が、ピニオンギヤを給紙方向に挟んで、支持部51の上面に対し上記幅方向にスライド可能に上記幅方向に延在するよう装着されている。円板状カバー54の、半径方向に対向する、一対の周方向領域の下面は、それぞれ、ラック55及び56の上面の一部を上方から覆っている。ラック55及び56の、相互に対向する一側に形成されたギヤは、それぞれピニオンギヤに噛み合わされている。図示はされていないが、ラック55及び56の他側部は、支持部51の上面に形成された断面L形のガイド部に沿って上記幅方向にスライドできるよう嵌合されている。このような構成により、ラック55及び56は支持部51の上面から脱落しないようになっている。
図3に示されているように、ラック55の一端には、上方に直立する連結部55Aが形成されている。連結部55Aには、上下方向に円弧状に延在する長穴55aが形成されている。長穴55aは、駆動軸20を中心とした円弧形状に形成されている。一定の幅を有する長穴55aには、用紙幅規制部材40の基端部40Aに配設された頭付きのピン40pが長穴55aに沿って移動可能に嵌合されている。ピン40pの頭は、長穴55aの幅よりも大きく形成され、ラック55の抜けを防止している。他方のラック56の図示しない一端には、上方に直立する連結部56A(不図示)が形成されている。連結部56Aには、上下方向に円弧状に延在する長穴56a(不図示)が形成されている。長穴56aは、駆動軸22を中心とした円弧形状に形成されている。一定の幅を有する長穴56aには、用紙幅規制部材42の基端部42Aに配設された頭付きのピン42p(不図示)が長穴56aに沿って移動可能に嵌合されている。ピン42pの頭は、長穴56aの幅よりも大きく形成され、ラック56の抜けを防止している。
先に述べたように、用紙幅規制部材40及び42の各々における幅規制部40B及び42Bの先端部は、自重により、それぞれ、対応する駆動軸20及び22まわりに下方に回動して常時、給紙トレイ4の上面に当接させられるが、このような回動は、用紙幅規制部材40の基端部40Aに配設された頭付きのピン40pが長穴55aに沿って移動可能であること、及び、用紙幅規制部材42の基端部42Aに配設された頭付きのピン42p(不図示)が長穴56a(不図示)に沿って移動可能であること、により許容される。また、上記連結機構50は、上記のようにラック55及び56と、これらに噛み合うピニオンギヤを備えているので、片方の用紙幅規制部材40(又は42)を、他方の用紙幅規制部材42(又は40)に対し、対応する駆動軸20(又は22)に沿って接近又は離隔する方向(図3において矢印A又はBで示される方向)に移動させると、他方の用紙幅規制部材42(又は40)を、片方の用紙幅規制部材40(又は42)に対し、対応する駆動軸22(又は20)に沿って実質的に同じ距離だけ接近又は離隔する方向に移動させることが可能になる。
上記給紙装置は、給紙装置の作動を制御するコントローラ60を備えている。コントローラ60は、マイクロコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読み書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェース及び出力インターフェースなどを備えている。このように構成されたコントローラ60の入力インターフェースには、用紙検出センサSの各々、その他の検出器、コピースイッチSWなどからの検出信号が入力され、出力インターフェースから電動モータ20M、22M、給紙トレイ4の昇降用電動モータなどに制御信号を出力する。給紙装置の制御は、装置本体8に配設された画像形成装置全体の作動を制御するコントローラにより制御してもよい。
用紙Pのセットは、給紙カセット2を装置本体2から引き出してから行われる。なお、給紙カセット2を装置本体2から引き出すとき及び挿入するとき、ピックアップローラ14は、所定の位置まで上昇させられており、給紙カセット2に干渉することはない。給紙カセット2を装置本体2から引き出すと、給紙トレイ4の軸12と、装置本体8に配設された図示しない昇降駆動用の電動モータとの駆動連結が解除されるので、給紙トレイ4は、自重により軸12まわりに図1において反時計方向に回動してほぼ水平なセット位置に位置付けられる(図1において2点鎖線で示される位置)。用紙幅規制部材40及び42の各々における幅規制部40B及び42Bの先端部は、自重により、それぞれ、対応する駆動軸20及び22まわりに下方に回動して常時、給紙トレイ4の上面に当接させられているので、これら用紙幅規制部材40及び42を、駆動ローラ24及び26と一体に相互に離隔する方向に移動させて、用紙Pの幅よりも広い間隔としてから、給紙トレイ4に用紙Pを積載する。駆動ローラ24及び26は、それぞれ従動ローラ28及び30に対し軸方向に相対移動させられる。
給紙トレイ4に用紙Pを積載した後、用紙幅規制部材40及び42を、駆動ローラ24及び26と一体に相互に接近する方向に移動させて用紙Pの幅規制(幅揃え)を行う。駆動ローラ24及び26は、それぞれ従動ローラ28及び30に対し軸方向に相対移動させられる。このように、本発明による給紙装置によれば、用紙Pのセット時に、駆動ローラ24及び26の、それぞれ従動ローラ28及び30に対するニップ位置を、用紙Pの幅に対して最適な位置に移動させると共に、用紙Pの幅規制(幅揃え)を行うことができるので、給紙手段6による用紙Pの給紙前の段階で、用紙Pの斜行防止が期待される。用紙Pの幅規制は手動により簡単に行うことができる。
給紙トレイ4に用紙Pをセットした後、給紙カセット2を装置本体8に挿入して収納位置に位置付ける。給紙トレイ4の軸12と、装置本体8に配設された図示しない昇降駆動用の電動モータとの駆動連結が可能な状態となる(これらは周知のとおり、電動モータの回転により駆動連結される)。コントローラ60は、給紙トレイ4が装置本体8の収納位置に収納されると、ピックアップローラ14を所定の位置まで下降させると共に給紙トレイ4の昇降駆動用の電動モータを回動させて給紙トレイ4の軸12と駆動連結させ、更に所定角度回転駆動させて、図1において実線で示す位置まで上昇させる。給紙トレイ4に積載された最上位の用紙Pの上面は、ピックアップローラ14に圧接させられる。
コントローラ60は、コピースイッチSWがONされると、ピックアップローラ14を回転駆動させると共に、電動モータ20M及び22Mを駆動して駆動ローラ24及び26を相互に同じ速度で回転させる。給紙トレイ4に積載された用紙Pは、先ず、ピックアップローラ14により送り出され、次いで、駆動ローラ24及び26と従動ローラ28及び30により、1枚の用紙Pだけ搬送路10に向って給紙される。コントローラ30は、一対の斜行検出センサSにより用紙Pの斜行が検出されなかった場合には、駆動ローラ24及び26を相互に同じ速度で回転させた状態を保持する。これに対し、一対の斜行検出センサSにより用紙Pの斜行が検出されると(図5参照)、コントローラ30は、電動モータ20M又は22Mを制御することにより、駆動ローラ24又は26の少なくとも片方の駆動ローラの速度を制御して用紙Pの斜行を修正する。具体的には、図5に示すように、用紙Pの先端における駆動ローラ26側が駆動ローラ24側よりも遅れることにより斜行が生じた場合には、コントローラ60は、駆動ローラ26を増速させるか又は駆動ローラ24を減速させることにより、用紙Pが正しい姿勢で搬送されるように斜行を修正する。
本発明による給紙装置によれば、給紙手段6による用紙Pの給紙前の段階で、用紙幅規制部材40及び42による用紙Pの幅規制を行うことにより、用紙Pの斜行防止が期待される。用紙幅規制部材40及び42による用紙Pの幅規制は、簡単な構成により、手動により容易に行うことができる。また、給紙手段6により給紙された用紙Pに斜行が生じても、用紙Pが正しい姿勢で搬送されるように斜行が修正される。すなわち本発明によれば、用紙の斜行を確実に防止できると共に、構成が簡単であり低コストで実用化することができる。
本発明に従って構成された給紙装置の好適実施形態の構成を概略的に示す正面図。 図1に示す給紙装置に含まれる給紙カセットの要部を概略的に示す平面図。 給紙カセットに備えられている用紙幅規制部材の各々間に配設されている連動機構の一部を示す斜視図。 図1に示す給紙装置に含まれる給紙カセットの要部及び用紙検出センサSを概略的に示す斜視図。 図4の一部の平面図であって、用紙Pの斜行状態を模式的に示す平面図。
符号の説明
2:給紙カセット
4:給紙トレイ
6:給紙手段
8:画像形成装置本体
10:搬送路
12:軸
14:ピックアップローラ
20、22:駆動軸
20M、22M:電動モータ
24、26:駆動ローラ
28、30:従動ローラ
31:支持フレーム
32:ドロワ
34:軸
40、42:用紙幅規制部材
40A、42A:基端部
40B、42B:幅規制部
40p:頭付きピン
50:連結機構
53:ピニオンギヤ体
55、56:ラック
55A:連結部
55a:長穴
60:コントローラ
S:用紙検出センサ
SW:コピースイッチ(コピーボタン)

Claims (3)

  1. 用紙が積載される給紙トレイと、給紙トレイの用紙を給紙する給紙手段とが備えられて画像形成装置本体に引き出し自在に装着される給紙カセットを備え、該装置本体には、給紙手段により給紙された用紙を案内する搬送路と、該用紙の斜行を検出する斜行検出手段とが配設されている給紙装置において、
    装置を制御するコントローラが備えられ、給紙手段は、給紙方向に直交する幅方向に延びる共通の軸線上に配置された一対の駆動軸と、駆動軸の各々に駆動連結された駆動源と、駆動軸の各々にそれぞれ一体回転可能にかつ軸方向移動可能に装着された駆動ローラと、駆動ローラの各々に、相互に独立して従動させられる従動ローラとを備え、駆動軸の各々には、給紙トレイに積載された用紙の幅を規制できる用紙幅規制部材が、それぞれ、相対回動可能にかつ、対応する駆動ローラと一体に手動により軸方向移動可能に支持され、
    コントローラは、斜行検出手段により用紙の斜行が検出されると、少なくとも片方の駆動ローラの速度を制御して用紙の斜行を修正する、
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 用紙幅規制部材の各々は、対応する駆動軸において、対応する駆動ローラの軸方向両側を挟んで駆動軸に支持されたほぼU形状をなす基端部と、基端部から半径方向外方に給紙トレイの上方に延び出して用紙の幅を規制できる幅規制部とを備え、用紙幅規制部材の各々における幅規制部の先端部は、自重により、対応する駆動軸まわりに下方に回動して常時、給紙トレイの上面に当接させられる、請求項1記載の給紙装置。
  3. 用紙幅規制部材の各々間には、片方の用紙幅規制部材を、他方の用紙幅規制部材に対し、対応する駆動軸に沿って接近又は離隔する方向に移動させると、他方の用紙幅規制部材を、片方の用紙幅規制部材に対し、対応する駆動軸に沿って実質的に同じ距離だけ接近又は離隔する方向に移動させる連動機構が配設されている、請求項1又は請求項2記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326705A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd トリマ装置
JP2019014580A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 キヤノン電子株式会社 シート給送装置、及び画像読取装置

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