JP2005246428A - 熱間圧延機におけるサイドガイド設備およびサイドガイド方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 例えば、最終粗圧延機の前段の粗圧延機の出側に配置した出側サイドガイドの前方に補助サイドガイドを配置し、前段粗圧延機からの被圧延材を出側サイドガイドと補助サイドガイドでセンタリングし、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき補助サイドガイドによる被圧延材のガイドを解放して、最終粗圧延機の入側サイドガイド側に搬送するようにしたもの。
【選択図】 図1
Description
例えば特許文献1には、図7に示すように、熱間圧延機1の入側にサイドガイド2を、出側にサイドガイド3を設置して、入側のサイドガイド2でセンタリングを行った後でエッジャー4経由で熱間圧延機1に被圧延材5を案内するとともに、出側に設置したサイドガイド3で、さらに被圧延材5を幅方向に拘束した上で挟み込んでウエッジ等の原因により当該圧延機で発生する板キャンバーを防止することが開示されている。
また、特許文献2には、特に出側サイドガイドの効果をさらに向上させるために、はじめから出側サイドガイドをセンタリングすべき位置に配置し、圧延機から発生する極めて大きな衝撃により起こり得る設備破損を防止するために衝撃緩和装置を設置して設備破損を防止することが開示されている。
さらに、ロールが軸方向に偏摩耗していたり、設備ガタによるパスライン不備や同じく設備ガタに起因する搬送ロールのスキューによっても、被圧延材はまっすぐに進まず、どちらかに斜行してゆくことになる。
例えば粗圧延工程の場合では、搬送テーブルrtを形成する搬送ロールは、数百メートルの距離にわたって配置されており、この多くの搬送ロールの軸ズレを常に厳密な管理値内に維持し安定なパスラインを維持し続けることは困難であり、例えば図8に示すように、被圧延材5を最終粗圧延機Rの前段の粗圧延機R1から最終粗圧延機Rの入側のサイドガイドに導入する時点で、被圧延材5の先端中心線5cがパスラインの中心線cに対して斜行量eで斜行することは避けがたい。
すなわち、上記の従来技術では、粗圧延機の近傍で発生する曲がりの防止あるいは抑制はある程度可能だが、その後の通板過程の斜行に対しては大きな効果がないため、後段粗圧延機Rの入側サイドガイド2はその開度を必要以上に大きくとらざるを得ないという問題点があり、結果としてガイド効果を確実に享受できないという課題が残されている。
しかし、この技術では、圧延機1aの入側で被圧延材5の先端部の曲がりを入側の長尺ガイド6とサブガイド7で矯正してエッジャー4のロール間の中心に合致させるものであり、基本的には、長尺ガイド6とサブガイド7は被圧延材5が圧延機1aの入側の長尺ガイド6に到達した時点で作動させるものであることから、前段圧延機からの被圧延材5が斜行して導入された場合には、サブガイド7および長尺ガイド6に円滑に導入されず、サブガイド7および長尺ガイド6に被圧延材5の突っ掛けが生じる懸念があり、被圧延材5の先端部に曲りや変形を生じて圧延機1aに円滑に導入できないという問題を生じる懸念がある。また、かろうじて入ったとしても、サブガイド7と圧延機1a入側の長尺ガイド6とで被圧延材5を強制的にガイドするものであることから、前段圧延機からサブガイド7までのガイド状態によっては被圧延材5に対して過度の変形を付与することになり、被圧延材5に不都合な曲りや変形、内部歪みなどを発生する懸念もある。
(1) 熱間圧延工程の圧延機間において、被圧延材の長さが前段圧延機の出側サイドガイドの出側端と後段圧延機の入側サイドガイドの入側端間の距離より短い場合に配置するサイドガイド設備であって、前段圧延機の出側に出側サイドガイドを近接配置し、この出側サイドガイドの前方に、前段圧延機からの被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するまで被圧延材を挟み込み、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき解放する、竪ローラーを有するベルマウス型のガイドを備えた補助サイドガイドを配置したことを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
(2) (1)において、前段圧延機が最終粗圧延機前の粗圧延機あり、後段圧延機が最終粗圧延機であることを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
(3) (1)において、前段圧延機が最終粗圧延機であり、後段圧延機が入側の仕上圧延機であることを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
(4) (1)〜(3)のいずれかの熱間圧延機におけるサイドガイド設備を用いるサイドガイド方法であって、前段圧延機からの被圧延材を出側サイドガイドでセンタリングしている最中に、被圧延材の先端が補助サイドガイドに達した時点で、補助サイドガイドで被圧延材を挟み込み、出側サイドガイドと補助サイドガイドによって被圧延材をセンタリングし、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき補助サイドガイドを解放することを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド方法。
本発明は、主として熱間圧延工程の最終粗圧延機とその前段の粗圧延機間、または最終粗圧延機と入側の仕上圧延機間において適用されるものである。(請求項1、2、3の実施形態例に相当)。
例えば、前段粗圧延機で圧延した被圧延材を、この前段粗圧延機の出側に配置した出側サイドガイドと、その前方に配置したベルマウス型のガイドを有する1台の補助サイドガイドとでセンタリングして、被圧延材の斜行を抑制(矯正)し被圧延材の曲がりや変形を抑制して、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき補助サイドガイドを解放し、被圧延材をフリーな状態にして最終粗圧延機の入側サイドガイド側に搬送し円滑導入可能にしたものである。(請求項4の実施形態例に相当)。
本発明者らの実験によれば、フリーな状態の搬送開始時の被圧延材の先端位置から後段圧延機の入側サイドガイドに到達する位置までの距離が30m程度以下であれば、出側サイドガイドと補助サイドガイドでのセンタリング効果が持続し、斜行量の拡大は後段圧延機の入側サイドガイドに円滑導入できる程度に抑制されることが判った。
本発明では、基本的には、被圧延材の長さが、圧延機間距離Lの1/3〜2/3程度であることを前提として、極力、サイドガイドの設備コストの増大を抑えて、出側サイドガイドと補助サイドガイドでのセンタリング効果を確保するものである。
このセンタリング効果を安定確保するためには、出側サイドガイドと補助サイドガイドが、上記いずれの長さの被圧延材も、出側サイドガイドと補助サイドガイドで同時にガイドできる位置関係、すなわち、出側サイドガイドの出側端と補助サイドガイドの入側端までの距離が、上記いずれの長さの被圧延材の長さより短い距離になる位置関係で配置されていることが重要である。
粗圧延機で圧延中の被圧延材は、この粗圧延機の入側あるいは出側のサイドガイドに付設されている竪ロールによって幅方向に拘束されており、良好な曲がり矯正がなされているが、圧延が終了すると圧延駆動力による被圧延材の推進力が低下するために出側サイドガイドの被圧延材の幅方向の拘束力によって、被圧延材の推進力が失速するため、圧延終了と同時あるいはその直前から(あまり大きくないことが望ましいが、)出側サイドガイドの拘束を解除する方向にサイドガイドの開度を開くことになる。これと同時に被圧延材の斜行が発生し始め、この斜行が次第に増幅されていくことになる。
そこで、出側のサイドガイドの開度を開くと同時に既に通過した被圧延材の先端部を新たに拘束することができれば、この被圧延材の斜行が増幅することなく、後段側の粗圧延機へ進めることができることから、前段側の粗圧延機出側のサイドガイドの前方に補助サイドガイドを設置するとともに、その構成と配置および作動条件を最適化することで安価で確実に被圧延材の斜行を防止し、後段側の粗圧延機側に良好な状態で搬送し円滑導入できるようにするものである。
例えば、補助サイドガイドを2台設ける場合には、2台の補助サイドガイドで最終のセンタリングを行ってから、2台の補助サイドガイドによるガイドを解放して被圧延材をフリーな状態にして後段圧延機の入側サイドガイド側に搬送することが望ましい。
図1、図2は、熱間圧延工程での最終粗圧延機の前段の粗圧延機R1と最終粗圧延機R間において、本発明を適用した場合の設備配置例を示し、前段粗圧延機R1で圧延した長さL5 の被圧延材5を出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリングしている状態例を示している。図1において、Lは粗圧延機R1と最終粗圧延機Rの距離、Laは粗圧延機R1の出側サイドガイド3の出側端と最終粗圧延機Rの入側サイドガイド9の入側端間の距離を示している。
本発明では、図3(a)に示すように、前段圧延機R1側の出側サイドガイド3で斜行を矯正し、その後、図3(b)に示すように、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリングし斜行を矯正した後、図3(c)に示すように、被圧延材5の尾端が出側サイドガイド3を通過すると同時に補助サイドガイド8を解放する。
このようにガイドを解放しても、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8によるセンタリングしたことによって被圧延材5の斜行が抑制されいるため、図3(d)に示すように、フリーな状態にして、最終粗圧延機Rの入側サイドガイド9側に搬送するものである。
この補助サイドガイド8は、より詳しくは図3(a)、(b)に示すように、パスラインPcを中心として対称に配設した一対の固定ピン10a、10bに回動可能に支持された8a、8bを有し、このアーム8a、8bの先端に被圧延材5に接触回転可能な竪ロール8rを装着し、アーム8a、8bの竪ロール8r間で被圧延材5を挟み込んでガイドし、ガイドを解放可能なものである。
一方のアーム8aは、他端側に連結したシリンダー11により開閉位置を可変であり、他方のアーム8bは、シリンダー11の駆動により回転するピニオン12により移動するラック13付きの移動体14に固定されており、シリンダー11駆動によりアーム8a、8bを、固定ピン10を中心として角度αを5〜15度程度の範囲でガイド可能なように開閉し、出側サイドガイド3でガイドされている被圧延材5の先端を、その幅に応じて円滑に導入できるように開度xを調整可能である。
この補助サイドガイド8は、出側サイドガイド3で拘束されガイドされている被圧延材5に対して、タイミング良く適切な開度にしてセンタリングを開始するため、その作動遅れを可能な限り少なくすることが必要であることから、予め被圧延材5の幅に近い開度にして被圧延材5の先端を迎えるようにすることが望ましい。
補助サイドガイド8は、出側サイドガイド3と同時に使用することで、その効果を発揮するが、補助サイドガイド8単独でのガイドは避けなければならない。それは、特に最終粗圧延機Rと最終粗圧延機の前段粗圧延機R1間の距離が長くなっていることはすでに述べたが、補助サイドガイド8では被圧延材5を竪ローラー8rのみでガイドする場合、この長い被圧延材5を一点で支承することになり、被圧延材5側面の微小な曲がり等により、かえって曲がりを助長する懸念があるからである。
被圧延材5が最終粗圧延機Rの入側サイドガイド2に到達する前に、補助サイドガイド8を解放することによりガイド効果が消失するのではという懸念に対しては、一般に最終粗圧延機Rと最終粗圧延機の前段の粗圧延機R1間の距離Lが50〜80m程度であり、ここを通過する被圧延材5の長さL5 が20mから60m程度のものが多く、前段粗圧延機R1と最終粗圧延機R間の中心間距離Lのほぼ半分の位置に補助サイドガイド8を設置すれば、最終粗圧延機Rでの入側のサイドガイド9で斜行の矯正能力の範囲内にして被圧延材5を円滑導入することができる。
このサイドガイド9の一対のアーム9a、9bは、固定ピン10を中心として角度βを10〜20度程度の範囲でガイド可能なように開閉し、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でガイド解放された被圧延材5を、その幅に応じて円滑に導入できるように開度xaを調整可能である。
そのために、前段粗圧延機R1に導入される被圧延材の先端の検出、圧下力(圧下率)測定、圧延後の被圧延材5のサイズ(特に板幅と長さ)の測定(計算)、通板速度と、出側サイドガイド3を通過した圧延後の被圧延材5の尾端の検出等を行う必要がある。
図6は、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8間の距離を考慮した両者の作動(開度調整、ガイドの開始と終了)のタイミングの制御のブロック図を示したものである。
図6において、16は前段粗圧延機R1に導入される被圧延材の先端を検出する入側検出器、17は前段粗圧延機R1の出側サイドガイド3出側からの被圧延材5の先端を検出する出側検出器、18は前段粗圧延機R1の入側での被圧延材5の通板速度を測定する速度計(必須ではない、予め通板速度を設定しておいても良い)、19は前段粗圧延機R1での圧下力を測定するロードセル、20はプロセスコンピューターで、各種の計算を行って出側サイドガイド3と補助サイドガイド8の駆動を制御するものである。
また、出側検出器17からの先端検出信号と、予め設定してある出側サイドガイド3の出側端と補助サイドガイド8の入側端の距離と通板速度から、補助サイドガイド8への被圧延材5の先端の到達時間を計算し、被圧延材5の幅信号とから、補助サイドガイド8を駆動制御装置22を介して駆動し開度を調整して被圧延材5を導入し拘束してガイドを開始させてセンタリングを行わせ、出側検出器17からの被圧延材5の尾端が出側サイドガイド3を通過したとの信号により、駆動制御装置21を介して出側サイドガイド3を駆動しガイドを解放させ、同時に補助サイドガイド8を駆動制御装置22を介して駆動しガイドを解放させる。
このように出側サイドガイド3と補助サイドガイド8を制御することによって、前段粗圧延機R1で圧延した被圧延材5を出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリングした後にガイドを解放して被圧延材5をフリーの状態にして最終粗圧延機Rの入側サイドガイド9に円滑に導入することができる。
この実施例は、基本的には、図1、図2に示したような本発明のサイドガイド設備(出側サイドガイド3とベルマウス型のガイド部を有する補助サイドガイド8を1台配置)を、熱間圧延工程の最終粗圧延機Rと距離Lが80m離れた前段粗圧延機R1間に配置して、前段粗圧延機R1で粗圧延して得られた、厚さ50mm、幅2000mmで長さL5 が25〜55mの被圧延材5について、測定点1と測定点2での被圧延材5先端の斜行量eを調査した。その結果を、比較例の場合とともに以下に説明する。
[実施条件]
出側サイドガイド(3)
配置位置
出側端までの距離:前段粗圧延機R1中心から11mの位置
補助サイドガイド(8)
配置位置:前段粗圧延機R1中心から40mの位置
斜行量測定点
測定点1:前段粗圧延機R1中心から30mの位置
測定点2:前段粗圧延機R1中心から60mの位置
測定点1は、被圧延材5が前段粗圧延機R1の出側サイドガイド3でガイドされているが被圧延材の先端が補助サイドガイド8に達しない位置にあり、この位置での斜行量eは4〜12mmの範囲であった。
測定点2は、被圧延材5の先端が補助サイドガイド8を通過して20mの位置にあり、ここでの被圧延材の斜行量eは以下の通りである。
(1)L5 が55mの被圧延材5は、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリング(拘束ガイド)されている状態にあり、斜行量eは2〜3mmに抑制され充分に満足できるものであった。
(2)L5 が30m、40m、45mの被圧延材5は、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリング(拘束ガイド)された後、ガイドが解放された状態にあり、斜行量eは6mm未満に抑制され充分に満足できるものであった。
(3)L5 が25mの被圧延材5の場合は、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリング(拘束ガイド)されず、補助サイドガイド8単独で拘束ガイドされた後、拘束ガイドが解放された状態にあり、斜行量eは30mm以上で、測定点1より大幅に拡大されており満足できるものではなかった。
しかし、(3)の場合は、本発明の条件、すなわち出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリング(拘束ガイド)するという条件を満足しておらず、出側サイドガイドの前方に配置した1台の補助サイドガイド8単独で拘束ガイド後に拘束ガイドが解放されているため、斜行抑制が不十分で被圧延材5の斜行が測定点1より拡大し最終粗圧延機Rの入側サイドガイド9に安定的に円滑導入できないことが判明した。
この(3)の場合の状態は、例えば補助サイドガイド8を出側サイド3側に近づけて配置し出側サイドガイドの出側端と補助サイドガイド8の入側端間の距離を短くするという最も簡易な方法によって改善でき、本発明の条件を満足させることができる。ただし、この場合、出側サイドガイド3と補助サイドガイド8でセンタリング後のフリーな状態での搬送距離が長くなることから、測定点1での斜行量eレベルを維持可能ではあるが、(1)、(2)の場合に比べると斜行抑制効果は小さくなる。
一方、前段粗圧延機R1に出側サイドガイド3があるが、補助サイドガイド8を配置しない場合、測定点1では、被圧延材5の斜行量eは、発明例の場合と概ね同様であるが、測定点2では、被圧延材5(長さL5 25〜55m)の斜行量eは、70〜100mmと大幅に拡大しており、後段粗圧延機Rの入側サイドガイドに、まともに衝突して先端曲りが生じ導入不能の状態になる場合があることが判明した。
また、出側サイドガイド3条件(構造、長さ、配置など)、補助サイドガイド8条件(構造、長さ、配置数、配置位置など)、後段圧延機Rの入側サイドガイド9条件(構造、長さ、配置など)については、対象圧延機、圧延機間距離L、圧延条件、対象被圧延材5の長さL5 の変動幅などに応じ、設備コスト負担を極力抑えて本発明の条件を満足させ、斜行を所望のレベルに抑制できる条件を選択するものであり、本発明の請求項を満足する範囲内で変更のあるものである。
3 出側サイドガイド 4 エッジャー
5 被圧延材 5c 被圧延材の中心線
c パスライン中心線 rt 搬送テーブル
e 斜行量
6 圧延機入側の長尺ガイド 7 サブガイド
R1 前段粗圧延機 R 後段粗圧延機
8 補助サイドガイド 8a、8b ガイドアーム
8r 竪ロール α (ガイドアーム)角度
9 後段圧延機入側のサイドガイド 9a、9b ガイドアーム
9f 平行部分 10 固定ピン
β (ガイドアーム)角度 11 油圧シリンダ
12 ピニオン 13 ラック
14 移動体 16 先端検出器(入側)
17 先端検出器(出側) 18 速度計
19 ロードセル 20 プロセスコンピューター
21 駆動制御装置(出側サイドガイド用)
22 駆動制御装置(補助サイドガイド用)
Claims (4)
- 熱間圧延工程の圧延機間において、被圧延材の長さが前段圧延機の出側サイドガイドの出側端と後段圧延機の入側サイドガイドの入側端間の距離より短い場合に配置するサイドガイド設備であって、前段圧延機の出側に出側サイドガイドを近接配置し、この出側サイドガイドの前方に、前段圧延機からの被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するまで被圧延材を挟み込み、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき解放する、竪ローラーを有するベルマウス型のガイドを備えた補助サイドガイドを配置したことを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
- 前段圧延機が最終粗圧延機前の粗圧延機あり、後段圧延機が最終粗圧延機であることを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
- 前段圧延機が最終粗圧延機であり、後段圧延機が入側の仕上圧延機であることを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延機におけるサイドガイド設備。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の熱間圧延機におけるサイドガイド設備を用いるサイドガイド方法であって、前段圧延機からの被圧延材を出側サイドガイドでセンタリングしている最中に、被圧延材の先端が補助サイドガイドに達した時点で、補助サイドガイドで被圧延材を挟み込み、出側サイドガイドと補助サイドガイドによって被圧延材をセンタリングし、被圧延材の尾端が出側サイドガイドを通過するとき補助サイドガイドを解放することを特徴とする熱間圧延機におけるサイドガイド方法。
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