JP3004780B2 - 圧延材の先端曲り矯正方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備 - Google Patents
圧延材の先端曲り矯正方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱間薄板圧延に係り、特
に、粗圧延機より仕上圧延機に供給される圧延材の先端
曲りを矯正する方法及び装置に関する。
に、粗圧延機より仕上圧延機に供給される圧延材の先端
曲りを矯正する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延による薄板の製造は、250m
m前後の厚みのスラブ材を粗圧延機により、バー材と称
ばれる板厚20〜40mmの圧延材まで減厚圧延する。
その後、6〜7台が近接配置された仕上圧延群により、
所定の製品厚みになるようにタンデム圧延し、コイラー
によりコイル状に巻取られる。
m前後の厚みのスラブ材を粗圧延機により、バー材と称
ばれる板厚20〜40mmの圧延材まで減厚圧延する。
その後、6〜7台が近接配置された仕上圧延群により、
所定の製品厚みになるようにタンデム圧延し、コイラー
によりコイル状に巻取られる。
【0003】粗圧延機で圧延されたバー材の先端にはし
ばしば曲りが発生する。この先端曲りのある圧延材は、
後続の仕上圧延機群に供給され圧延が進行するに従って
曲り量が増大する。これによって、設備の生産性や圧延
材の歩留りが低下するという問題が生じる。また、この
バー材の先端曲りが大きくなった場合は、仕上圧延機で
の絞り事故発生の原因となる。バー材の先端曲りは通
常、幅方向では20〜25mm、長手方向では、4〜5
m程度である。幅方向でこれ以上の曲りがあると絞り事
故発生の要因となり、さらに幅方向で50mm以上にな
ると絞り事故発生の可能性が大きくなるので、このよう
な場合には仕上圧延機を止める処置が取られる。このよ
うな事態を未然に防ぐためには、先端曲りの小さいバー
材を仕上圧延機群に供給することが重要で、このため粗
圧延で圧延されたバー材の先端曲りを修正し、その曲り
量を小さくする必要がある。
ばしば曲りが発生する。この先端曲りのある圧延材は、
後続の仕上圧延機群に供給され圧延が進行するに従って
曲り量が増大する。これによって、設備の生産性や圧延
材の歩留りが低下するという問題が生じる。また、この
バー材の先端曲りが大きくなった場合は、仕上圧延機で
の絞り事故発生の原因となる。バー材の先端曲りは通
常、幅方向では20〜25mm、長手方向では、4〜5
m程度である。幅方向でこれ以上の曲りがあると絞り事
故発生の要因となり、さらに幅方向で50mm以上にな
ると絞り事故発生の可能性が大きくなるので、このよう
な場合には仕上圧延機を止める処置が取られる。このよ
うな事態を未然に防ぐためには、先端曲りの小さいバー
材を仕上圧延機群に供給することが重要で、このため粗
圧延で圧延されたバー材の先端曲りを修正し、その曲り
量を小さくする必要がある。
【0004】一般に、粗圧延機の前面にはサイドガイ
ド、幅圧延機がこの順に配置されており、サイドガイド
により圧延材が幅圧延機に案内され、幅圧延されたのち
粗圧延機で減厚圧延される。幅圧延機と粗圧延機とは近
接配置されているため、これらの間には幅方向のガイド
はなく、また圧延材は幅圧延機で幅圧延されながら粗圧
延機で減厚圧延が実施されることとなる。従って、この
幅圧延機への噛込み時に片寄った位置に圧延材があると
先端が曲がりやすく、この状態で粗圧延すると圧延材の
先端が曲ると言われている。このことを避けるため、最
近では前記サイドガイドで圧延材先端をセンタリングし
てから幅圧延機に進入させる方法を採用する製鉄所もあ
る。
ド、幅圧延機がこの順に配置されており、サイドガイド
により圧延材が幅圧延機に案内され、幅圧延されたのち
粗圧延機で減厚圧延される。幅圧延機と粗圧延機とは近
接配置されているため、これらの間には幅方向のガイド
はなく、また圧延材は幅圧延機で幅圧延されながら粗圧
延機で減厚圧延が実施されることとなる。従って、この
幅圧延機への噛込み時に片寄った位置に圧延材があると
先端が曲がりやすく、この状態で粗圧延すると圧延材の
先端が曲ると言われている。このことを避けるため、最
近では前記サイドガイドで圧延材先端をセンタリングし
てから幅圧延機に進入させる方法を採用する製鉄所もあ
る。
【0005】また、類似の技術として、実開昭61−1
27809号公報に記載のように、キャンバーと称され
る圧延材の曲りを修正する技術がある。これは、圧延機
出側に一対の幅圧延機の縦ロールを配置し、圧延時に圧
延機から出たバー材を幅圧延し、キャンバーが検出され
ると、これに対応して幅圧延機の2個の縦ロールに回転
速度差を与え、この状態で幅圧延することにより圧延材
のキャンバーを修正するものである。
27809号公報に記載のように、キャンバーと称され
る圧延材の曲りを修正する技術がある。これは、圧延機
出側に一対の幅圧延機の縦ロールを配置し、圧延時に圧
延機から出たバー材を幅圧延し、キャンバーが検出され
ると、これに対応して幅圧延機の2個の縦ロールに回転
速度差を与え、この状態で幅圧延することにより圧延材
のキャンバーを修正するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
前者のサイドガイドで圧延材先端をセンタリングしてか
ら副圧延機に進入させる方法では、圧延材のセンタリン
グを行なう際に圧延機を一但停止する必要があり、この
ために、時間的なロスが発生し、生産性を低下させるこ
とにもなる。また、この圧延材の先端曲りの発生メカニ
ズムは複雑で、様々な要因が重なり合って起るものであ
るため、上記のような方法だけで完全に圧延材先端曲り
が起らないようにすることは困難である。現状では、粗
圧延機で圧延後に先端曲りが発生した場合、これを矯正
する効果的な方法はない。
前者のサイドガイドで圧延材先端をセンタリングしてか
ら副圧延機に進入させる方法では、圧延材のセンタリン
グを行なう際に圧延機を一但停止する必要があり、この
ために、時間的なロスが発生し、生産性を低下させるこ
とにもなる。また、この圧延材の先端曲りの発生メカニ
ズムは複雑で、様々な要因が重なり合って起るものであ
るため、上記のような方法だけで完全に圧延材先端曲り
が起らないようにすることは困難である。現状では、粗
圧延機で圧延後に先端曲りが発生した場合、これを矯正
する効果的な方法はない。
【0007】また、後者の実開昭61−127809号
公報に記載の従来技術は、上記のように圧延材の全体曲
りであるキャンバーを修正する制御装置であり、これを
圧延材の先端曲りの矯正に応用しようとした場合、次の
ような問題点がある。キャンバーの修正では幅圧延機の
縦ロールを圧延材に押圧しながら行なうが、先端曲りの
修正では、圧延材先端の進入に同期して縦ロールを開閉
制御しなければならない。即ち、圧延材の先端曲りの修
正では、幅圧延機の縦ロールは圧延材の先端が進入する
前に圧延材の幅よりも開度を大きくして待機させてお
き、圧延材の先端が粗圧延機より噛出しされると同時に
その曲り方向と曲り量を検出し、圧延材の先端が縦ロー
ルの位置に来た時にその先端の曲り方向と曲り量に対応
して縦ロールを閉じ、縦ロールの回転速度を制御すると
いう方法で実施されることになる。しかしこの場合は、
粗圧延ロールと縦ロールとの距離が比較的短いため、短
時間でセンサによる検出や縦ロールの回転制御などの一
連の制御及び操作を行なうことが困難であり、また装置
の構造が非常に複雑になり、実用的でない。
公報に記載の従来技術は、上記のように圧延材の全体曲
りであるキャンバーを修正する制御装置であり、これを
圧延材の先端曲りの矯正に応用しようとした場合、次の
ような問題点がある。キャンバーの修正では幅圧延機の
縦ロールを圧延材に押圧しながら行なうが、先端曲りの
修正では、圧延材先端の進入に同期して縦ロールを開閉
制御しなければならない。即ち、圧延材の先端曲りの修
正では、幅圧延機の縦ロールは圧延材の先端が進入する
前に圧延材の幅よりも開度を大きくして待機させてお
き、圧延材の先端が粗圧延機より噛出しされると同時に
その曲り方向と曲り量を検出し、圧延材の先端が縦ロー
ルの位置に来た時にその先端の曲り方向と曲り量に対応
して縦ロールを閉じ、縦ロールの回転速度を制御すると
いう方法で実施されることになる。しかしこの場合は、
粗圧延ロールと縦ロールとの距離が比較的短いため、短
時間でセンサによる検出や縦ロールの回転制御などの一
連の制御及び操作を行なうことが困難であり、また装置
の構造が非常に複雑になり、実用的でない。
【0008】本発明の第1の目的は、圧延機を停止させ
ることによる時間的なロスを発生させたり生産性を低下
させることなく、確実に圧延材の先端曲りを矯正する方
法及び装置を提供することである。
ることによる時間的なロスを発生させたり生産性を低下
させることなく、確実に圧延材の先端曲りを矯正する方
法及び装置を提供することである。
【0009】また、本発明の第2の目的は、複雑な装置
や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、経済的かつ
実用的に圧延材の先端曲りを矯正する方法及び装置を提
供することである。
や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、経済的かつ
実用的に圧延材の先端曲りを矯正する方法及び装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による圧延材の先端曲り矯正方法は、圧延機
の出側に、圧延材の板幅に応じて開度の調整可能な一対
の案内用縦ローラを、前記圧延材の幅方向両側に垂直に
対面して位置するように配置し、前記縦ローラの開度を
該圧延材の幅よりもわずかに大きく設定し、該圧延材の
先端が水平方向に曲がった場合に、該圧延材の先端を前
記縦ローラに当て、前記圧延機により該圧延材に与えら
れる推力の縦ローラからの反作用により、該圧延材先端
の曲り部をその曲りと逆方向に曲げ戻すことにより、矯
正することを特徴とする。
め、本発明による圧延材の先端曲り矯正方法は、圧延機
の出側に、圧延材の板幅に応じて開度の調整可能な一対
の案内用縦ローラを、前記圧延材の幅方向両側に垂直に
対面して位置するように配置し、前記縦ローラの開度を
該圧延材の幅よりもわずかに大きく設定し、該圧延材の
先端が水平方向に曲がった場合に、該圧延材の先端を前
記縦ローラに当て、前記圧延機により該圧延材に与えら
れる推力の縦ローラからの反作用により、該圧延材先端
の曲り部をその曲りと逆方向に曲げ戻すことにより、矯
正することを特徴とする。
【0011】尚、前記圧延機の出側に昇降自在な水平ロ
ーラを配置し、該圧延材先端の上反りを矯正した後に、
該圧延材を前記縦ローラ間に通すことが望ましい。
ーラを配置し、該圧延材先端の上反りを矯正した後に、
該圧延材を前記縦ローラ間に通すことが望ましい。
【0012】さらに、前記一対の縦ローラをモータによ
り駆動回転させることが望ましい。
り駆動回転させることが望ましい。
【0013】また、本発明による圧延材の先端曲り矯正
装置としては、圧延機の出側の、圧延材の幅方向両側に
垂直に対面する位置に配置され、圧延材の板幅に応じて
開度の調整が可能な一対の案内用縦ローラと、前記縦ロ
ーラの開度を該圧延材の幅よりもわずかに大きく設定す
る手段とを備えることを特徴とする。
装置としては、圧延機の出側の、圧延材の幅方向両側に
垂直に対面する位置に配置され、圧延材の板幅に応じて
開度の調整が可能な一対の案内用縦ローラと、前記縦ロ
ーラの開度を該圧延材の幅よりもわずかに大きく設定す
る手段とを備えることを特徴とする。
【0014】尚、前記圧延機の出側と前記縦ローラとの
間に配置された昇降自在な水平ローラを備えることが望
ましい。
間に配置された昇降自在な水平ローラを備えることが望
ましい。
【0015】さらに、前記一対の縦ローラを駆動回転さ
せるモータ手段を備えることが望ましい。
せるモータ手段を備えることが望ましい。
【0016】また、本発明による熱間薄板圧延設備とし
ては、粗圧延機群と、仕上圧延機群と、前記粗圧延機群
と前記仕上圧延機群との間で最終粗圧延機の出側に配置
された上記の圧延材の先端曲り矯正装置とを備えること
を特徴とする。
ては、粗圧延機群と、仕上圧延機群と、前記粗圧延機群
と前記仕上圧延機群との間で最終粗圧延機の出側に配置
された上記の圧延材の先端曲り矯正装置とを備えること
を特徴とする。
【0017】
【作用】本発明においては、圧延機出側に一対の案内用
縦ローラを配置し、縦ローラの開度を圧延材の幅よりも
わずかに大きく設定するので、水平方向に曲がった圧延
材の先端曲りがいづれの方向であっても、先端が一方の
縦ローラに当り、圧延により圧延材に与えられる推力の
縦ロールからの反作用により、その曲り部をその曲りと
逆方向に曲げ戻す力が作用し、バックリングせずに先端
曲りが矯正される。尚、一対の縦ローラの開度を調整可
能とすることにより、板幅の変化にも対応出来る。
縦ローラを配置し、縦ローラの開度を圧延材の幅よりも
わずかに大きく設定するので、水平方向に曲がった圧延
材の先端曲りがいづれの方向であっても、先端が一方の
縦ローラに当り、圧延により圧延材に与えられる推力の
縦ロールからの反作用により、その曲り部をその曲りと
逆方向に曲げ戻す力が作用し、バックリングせずに先端
曲りが矯正される。尚、一対の縦ローラの開度を調整可
能とすることにより、板幅の変化にも対応出来る。
【0018】また、圧延機の出側と前記縦ローラとの間
に昇降可能な水平ローラを配置する場合には、これによ
って圧延材先端の上反りを矯正するので、圧延材を縦ロ
ーラ間の適切な位置に案内することができる。
に昇降可能な水平ローラを配置する場合には、これによ
って圧延材先端の上反りを矯正するので、圧延材を縦ロ
ーラ間の適切な位置に案内することができる。
【0019】また、一対の縦ローラをモータで駆動回転
させることにより、圧延材が縦ローラに当る際の衝撃が
緩和されるので、スムーズに曲りが矯正され、しかも衝
撃により縦ローラを破損させることがない。
させることにより、圧延材が縦ローラに当る際の衝撃が
緩和されるので、スムーズに曲りが矯正され、しかも衝
撃により縦ローラを破損させることがない。
【0020】さらに、本発明による熱間薄板圧延設備に
おいて、前記粗圧延機群と仕上圧延機群との間で最終粗
圧延機の出側に圧延材の先端曲り矯正装置を備えるの
で、圧延材の先端曲りを確実に矯正した後に仕上圧延機
群に搬送することが出来る。
おいて、前記粗圧延機群と仕上圧延機群との間で最終粗
圧延機の出側に圧延材の先端曲り矯正装置を備えるの
で、圧延材の先端曲りを確実に矯正した後に仕上圧延機
群に搬送することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例による圧延材の曲り
強制方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備について図1
から図5を参照しながら説明する。まず、本実施例によ
る熱間薄板圧延設備のシステムの概略を図2により説明
する。図2は本実施例による熱間薄板圧延設備の主要な
装置の配置を示す概略図である。加熱炉1より抽出され
たスラブ(鋼片)は、それぞれサイドガイド4A,4
B,4C,4Dをその入り側に備えた粗圧延機2A,2
B,2C,2Dと、粗圧延機2C,2Dにそれぞれ近接
した幅圧延機3A,3Bよりなる粗圧延機群により所定
の厚みに粗圧延されてバー材となり、クロップシャ6に
よりバー材の先尾端クロップを切除し、さらに数基の仕
上圧延機より構成される仕上圧延機群7によりタンデム
圧延された後、ダウンコイラー8Aまたは8Bにより巻
取られ製品コイルとなる。
強制方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備について図1
から図5を参照しながら説明する。まず、本実施例によ
る熱間薄板圧延設備のシステムの概略を図2により説明
する。図2は本実施例による熱間薄板圧延設備の主要な
装置の配置を示す概略図である。加熱炉1より抽出され
たスラブ(鋼片)は、それぞれサイドガイド4A,4
B,4C,4Dをその入り側に備えた粗圧延機2A,2
B,2C,2Dと、粗圧延機2C,2Dにそれぞれ近接
した幅圧延機3A,3Bよりなる粗圧延機群により所定
の厚みに粗圧延されてバー材となり、クロップシャ6に
よりバー材の先尾端クロップを切除し、さらに数基の仕
上圧延機より構成される仕上圧延機群7によりタンデム
圧延された後、ダウンコイラー8Aまたは8Bにより巻
取られ製品コイルとなる。
【0022】本実施例による先端曲り矯正装置5は一対
の案内用縦ローラ10を備えており、粗圧延機群の最終
粗圧延機2Dの出側に配置されており、サイドガイド4
Dに案内され幅圧延機3B及び粗圧延機2Dで粗圧延さ
れたバー材は、この先端曲り矯正装置5によって矯正さ
れ、次の工程である仕上圧延機群7へ搬送される。
の案内用縦ローラ10を備えており、粗圧延機群の最終
粗圧延機2Dの出側に配置されており、サイドガイド4
Dに案内され幅圧延機3B及び粗圧延機2Dで粗圧延さ
れたバー材は、この先端曲り矯正装置5によって矯正さ
れ、次の工程である仕上圧延機群7へ搬送される。
【0023】次に、本発明による圧延材の先端曲りの矯
正原理について図3により説明する。図3は最終粗圧延
ロールによって圧延された圧延材の先端曲りを一対の案
内用縦ローラによって矯正する原理を示す平面図であ
る。最終圧延ロール9により圧延されたバー材30の先
端に図中実線で示すような曲りδが発生し、一方の縦ロ
ーラ10に当る。この先端部の曲り部の長さdは通常4
〜5m程度である。この時、バー材30は圧延機2D
(図2参照)により与えられる推力によって、前方(図
中矢印の方向)に進もうとするので、縦ローラからの反
作用によって先端の曲り部は圧延ロール9の噛込部を支
持部として、破線で示すように強制的に板面と同一平面
内で逆曲げ矯正される。
正原理について図3により説明する。図3は最終粗圧延
ロールによって圧延された圧延材の先端曲りを一対の案
内用縦ローラによって矯正する原理を示す平面図であ
る。最終圧延ロール9により圧延されたバー材30の先
端に図中実線で示すような曲りδが発生し、一方の縦ロ
ーラ10に当る。この先端部の曲り部の長さdは通常4
〜5m程度である。この時、バー材30は圧延機2D
(図2参照)により与えられる推力によって、前方(図
中矢印の方向)に進もうとするので、縦ローラからの反
作用によって先端の曲り部は圧延ロール9の噛込部を支
持部として、破線で示すように強制的に板面と同一平面
内で逆曲げ矯正される。
【0024】ここで、バー材30の幅より縦ローラ10
の開度が小さい場合、縦ローラ10によって幅圧延され
ることになるため、縦ローラ10の駆動力を大きくする
必要がある。この駆動力が小さいとバー材30の先端が
縦ローラ10に当ったところで停止し、圧延ロール9と
縦ローラ10との間でバー材30がアコーディオン状に
曲る圧延トラブルとなる。また、駆動力を大きくして幅
圧延すると、再び先端曲りが生じる可能性がある。この
ことを防止し、適切にバー材30の先端曲りを矯正する
ために、縦ローラ10の開度Sはバー材30の板幅Wに
対し、その両側にgなる間隙を有するようにセットする
(即ち、S=W+2g)。このことにより、バー材30
の幅圧延は回避され、δ−gの矯正が行われることとな
る。尚、圧延ロール9と縦ローラ10との距離Lは上記
dと同程度の距離(通常4〜5m程度)とすればよい。
また、縦ローラの開度Sを調整可能とし、圧延作業の前
に予め設定しておけば、板幅Wが変わってもそれに対応
出来る。
の開度が小さい場合、縦ローラ10によって幅圧延され
ることになるため、縦ローラ10の駆動力を大きくする
必要がある。この駆動力が小さいとバー材30の先端が
縦ローラ10に当ったところで停止し、圧延ロール9と
縦ローラ10との間でバー材30がアコーディオン状に
曲る圧延トラブルとなる。また、駆動力を大きくして幅
圧延すると、再び先端曲りが生じる可能性がある。この
ことを防止し、適切にバー材30の先端曲りを矯正する
ために、縦ローラ10の開度Sはバー材30の板幅Wに
対し、その両側にgなる間隙を有するようにセットする
(即ち、S=W+2g)。このことにより、バー材30
の幅圧延は回避され、δ−gの矯正が行われることとな
る。尚、圧延ロール9と縦ローラ10との距離Lは上記
dと同程度の距離(通常4〜5m程度)とすればよい。
また、縦ローラの開度Sを調整可能とし、圧延作業の前
に予め設定しておけば、板幅Wが変わってもそれに対応
出来る。
【0025】また、一対の縦ローラ10は自由回転させ
てもよいが、モータ11(図4参照)で駆動回転させる
ことが好ましく、これによってバー材30が縦ローラ1
0に当る際の衝撃が緩和されるので、スムーズに曲りが
矯正され、しかも衝撃により縦ローラ10を破損させる
ことがない。尚、この時の駆動力は縦ローラのみを回転
させる小さな駆動力でよい。
てもよいが、モータ11(図4参照)で駆動回転させる
ことが好ましく、これによってバー材30が縦ローラ1
0に当る際の衝撃が緩和されるので、スムーズに曲りが
矯正され、しかも衝撃により縦ローラ10を破損させる
ことがない。尚、この時の駆動力は縦ローラのみを回転
させる小さな駆動力でよい。
【0026】次に、本実施例による圧延材の先端曲り矯
正装置の構造について、図1、図4及び図5により説明
する。図1は本実施例による圧延材の先端曲り矯正装置
及び最終粗圧延機の平面図、図4は図1におけるIV−
IV方向の断面図、図5は図1におけるV−V方向の部
分断面図である。図1に示すように、粗圧延機2に近接
した距離L(通常は4〜5m程度)なる位置に縦ローラ
ユニット5Aが設置されており、縦ローラユニット5A
にはパス中心に対向した位置に案内用の縦ローラ10を
2箇所設けている。この縦ローラ10は後述するよう
に、シリンダ13によって開度Sを図中に示した最大の
S1から最小のS2まで変更することができる。バー材3
0は図中左側より右方向へ送られ、最終圧延ロール2D
で粗圧延を完了した後、後述する水平ローラ15で上反
りを矯正されて直ちにガイド18より縦ローラユニット
5に案内され、縦ローラ10により先端曲りを矯正さ
れ、さらに水平ローラ20によって仕上圧延機群7(図
2参照)へ搬送される。
正装置の構造について、図1、図4及び図5により説明
する。図1は本実施例による圧延材の先端曲り矯正装置
及び最終粗圧延機の平面図、図4は図1におけるIV−
IV方向の断面図、図5は図1におけるV−V方向の部
分断面図である。図1に示すように、粗圧延機2に近接
した距離L(通常は4〜5m程度)なる位置に縦ローラ
ユニット5Aが設置されており、縦ローラユニット5A
にはパス中心に対向した位置に案内用の縦ローラ10を
2箇所設けている。この縦ローラ10は後述するよう
に、シリンダ13によって開度Sを図中に示した最大の
S1から最小のS2まで変更することができる。バー材3
0は図中左側より右方向へ送られ、最終圧延ロール2D
で粗圧延を完了した後、後述する水平ローラ15で上反
りを矯正されて直ちにガイド18より縦ローラユニット
5に案内され、縦ローラ10により先端曲りを矯正さ
れ、さらに水平ローラ20によって仕上圧延機群7(図
2参照)へ搬送される。
【0027】また、図4に示すように、縦ローラ10は
それぞれモータ11により駆動回転され、軸受箱17と
共にローラ組立品を形成し、ローラ支持台12に組込ま
れる。ローラ支持台12は、シリンダ13によりフレー
ム14上を水平方向(紙面左右方向)に移動し、これに
よってバー材30の幅Wに対応して縦ローラの開度S
(=W+2g)を調整することができる。
それぞれモータ11により駆動回転され、軸受箱17と
共にローラ組立品を形成し、ローラ支持台12に組込ま
れる。ローラ支持台12は、シリンダ13によりフレー
ム14上を水平方向(紙面左右方向)に移動し、これに
よってバー材30の幅Wに対応して縦ローラの開度S
(=W+2g)を調整することができる。
【0028】さらに、図5に示すように、最終粗圧延機
2Dと縦ローラユニット5との間に水平ローラ15及び
シリンダ16が設けられている。この水平ローラ15
は、粗圧延機2Dの枠2dに取り付けられたシリンダ1
6により昇降自在となっている。
2Dと縦ローラユニット5との間に水平ローラ15及び
シリンダ16が設けられている。この水平ローラ15
は、粗圧延機2Dの枠2dに取り付けられたシリンダ1
6により昇降自在となっている。
【0029】次に、この装置の動作について説明する。
あらかじめバー材30の幅指令を受けて、縦ローラ10
は前述のSなる開度に設定しその位置で駆動回転させな
がら待機させ、水平ローラ15は図4に示すようにパス
ライン19より上方hの位置まで下降させる。このhは
バー材30の厚み相当の寸法、またはそれより多少大き
い寸法が望ましい。この状態でバー材30は図1に示す
ように矢印の方向に進行し、最終粗圧延機2Dの圧延ロ
ール9により圧延され、バー材30の先端に上反りが発
生したときは水平ローラ15によりこれを矯正し、縦ロ
ーラ10に案内する。この時、バー材30は、その先端
に曲りが発生している場合は、その曲り方向の側の縦ロ
ーラ10に当る。しかしバー材30はまだ圧延ロール9
で圧延されている状態であり、この推力によりバー材3
0がさらに前方へ押され、縦ローラ10からの反作用に
よってバー材30の先端部が逆側に矯正される。バー材
30が縦ローラ10に当り、バックリングや斜め噛みを
起さないようにすることは重要なことであり、このため
に、縦ローラ10の径は大きなものとなっている。
あらかじめバー材30の幅指令を受けて、縦ローラ10
は前述のSなる開度に設定しその位置で駆動回転させな
がら待機させ、水平ローラ15は図4に示すようにパス
ライン19より上方hの位置まで下降させる。このhは
バー材30の厚み相当の寸法、またはそれより多少大き
い寸法が望ましい。この状態でバー材30は図1に示す
ように矢印の方向に進行し、最終粗圧延機2Dの圧延ロ
ール9により圧延され、バー材30の先端に上反りが発
生したときは水平ローラ15によりこれを矯正し、縦ロ
ーラ10に案内する。この時、バー材30は、その先端
に曲りが発生している場合は、その曲り方向の側の縦ロ
ーラ10に当る。しかしバー材30はまだ圧延ロール9
で圧延されている状態であり、この推力によりバー材3
0がさらに前方へ押され、縦ローラ10からの反作用に
よってバー材30の先端部が逆側に矯正される。バー材
30が縦ローラ10に当り、バックリングや斜め噛みを
起さないようにすることは重要なことであり、このため
に、縦ローラ10の径は大きなものとなっている。
【0030】本実施例によれば、水平方向に曲がったバ
ー材30の先端を案内用縦ローラ10に当て、圧延ロー
ル9から与えられる推力の反作用によりそれを矯正する
ので、圧延機を停止させることなく、確実に、また複雑
な装置や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、バー
材の先端曲りを矯正することができる。
ー材30の先端を案内用縦ローラ10に当て、圧延ロー
ル9から与えられる推力の反作用によりそれを矯正する
ので、圧延機を停止させることなく、確実に、また複雑
な装置や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、バー
材の先端曲りを矯正することができる。
【0031】また、最終粗圧延機2Dの出側と縦ローラ
ユニット5との間に配置された水平ローラ15によっ
て、バー材30の先端の上反りが矯正されるため、バー
材30を縦ローラ10の間の適切な位置に案内すること
ができる。
ユニット5との間に配置された水平ローラ15によっ
て、バー材30の先端の上反りが矯正されるため、バー
材30を縦ローラ10の間の適切な位置に案内すること
ができる。
【0032】また、縦ローラ10をモータ11で駆動回
転させることにより、バー材30が縦ローラ10に当る
際の衝撃が緩和されるので、スムーズに曲りが矯正さ
れ、しかも衝撃により縦ローラ10を破損させることが
ない。
転させることにより、バー材30が縦ローラ10に当る
際の衝撃が緩和されるので、スムーズに曲りが矯正さ
れ、しかも衝撃により縦ローラ10を破損させることが
ない。
【0033】さらに、粗圧延機群2と仕上圧延機群7と
の間の粗圧延機群2出側に接近した位置に圧延材の先端
曲り矯正装置5を備えることによって、バー材の先端曲
りを確実に矯正した後に仕上圧延機群7に搬送すること
が出来る。
の間の粗圧延機群2出側に接近した位置に圧延材の先端
曲り矯正装置5を備えることによって、バー材の先端曲
りを確実に矯正した後に仕上圧延機群7に搬送すること
が出来る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、圧延機の停止による時
間的なロスや生産性への影響がなく、確実に、また複雑
な装置や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、経済
的かつ実用的に圧延材の先端曲りを矯正することができ
る。
間的なロスや生産性への影響がなく、確実に、また複雑
な装置や制御手段を必要とせずに、簡単な構成で、経済
的かつ実用的に圧延材の先端曲りを矯正することができ
る。
【0035】従って、仕上圧延機によるトラブルがなく
なり、さらにコイルの巻き形状も良好になり、高効率か
つ高歩留りの熱間薄板製品が製造できる。
なり、さらにコイルの巻き形状も良好になり、高効率か
つ高歩留りの熱間薄板製品が製造できる。
【図1】本発明の一実施例による圧延材の先端曲り矯正
装置及び最終粗圧延機を示す平面図である。
装置及び最終粗圧延機を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例による熱間薄板圧延設備の主
要な装置の配置を示す概略図である。
要な装置の配置を示す概略図である。
【図3】本発明による圧延材の曲りを矯正する原理を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】図1に示す圧延材の先端曲り矯正装置のIV−
IV方向の断面矢視図である。
IV方向の断面矢視図である。
【図5】図1に示す圧延材の先端曲り矯正装置及び最終
粗圧延機のV−V断面図である。
粗圧延機のV−V断面図である。
2 粗圧延機群 2A,2B,2C,2D 粗圧延機 5 先端曲り矯正装置 7 仕上圧延機群 9 圧延ロール 10 縦ローラ 11 モータ 13 シリンダ 15 水平ローラ 16 シリンダ 30 バー材(圧延材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−56314(JP,A) 特開 昭59−189012(JP,A) 実開 昭55−134010(JP,U) 特公 昭51−35388(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 37/28 B21B 37/30 B21B 39/14
Claims (7)
- 【請求項1】 圧延機の出側に、圧延材の板幅に応じて
開度の調整が可能な一対の案内用縦ローラを、前記圧延
材の幅方向両側に垂直に対面して位置するように配置
し、前記縦ローラの開度を該圧延材の幅よりもわずかに
大きく設定し、該圧延材の先端が水平方向に曲がった場
合に、該圧延材の先端を前記縦ローラに当て、前記圧延
機により該圧延材に与えられる推力の縦ローラからの反
作用により、該圧延材先端の曲り部をその曲りと逆方向
に曲げ戻すことにより矯正することを特徴とする圧延材
の先端曲り矯正方法。 - 【請求項2】 さらに、前記圧延機の出側に昇降自在な
水平ローラを配置し、該圧延材先端の上反りを矯正した
後、該圧延材を前記縦ローラ間に通すことを特徴とする
請求項1記載の圧延材の先端曲り矯正方法。 - 【請求項3】 さらに、前記一対の縦ローラをモータに
より駆動回転させることを特徴とする請求項1または2
記載の圧延材の先端曲り矯正方法。 - 【請求項4】 圧延機の出側の、圧延材の幅方向両側に
垂直に対面する位置に配置され、圧延材の板幅に応じて
開度の調整が可能な一対の案内用縦ローラと、前記縦ロ
ーラの開度を該圧延材の幅よりもわずかに大きく設定す
る手段とを備えることを特徴とする圧延材の先端曲り矯
正装置。 - 【請求項5】 さらに、前記圧延機の出側と前記縦ロー
ラとの間に配置された昇降自在な水平ローラを備えるこ
とを特徴とする請求項4記載の圧延材の先端曲り矯正装
置。 - 【請求項6】 さらに、前記一対の縦ローラを駆動回転
させるモータ手段を備えることを特徴とする請求項4ま
たは5記載の圧延材の先端曲り矯正装置。 - 【請求項7】 粗圧延機群と、仕上圧延機群と、前記粗
圧延機群と前記仕上圧延機群との間で最終粗圧延機の出
側に配置された請求項4から6のいずれか1項記載の圧
延材の先端曲り矯正装置とを備えることを特徴とする熱
間薄板圧延設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221786A JP3004780B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 圧延材の先端曲り矯正方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221786A JP3004780B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 圧延材の先端曲り矯正方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557317A JPH0557317A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3004780B2 true JP3004780B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16772184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3221786A Expired - Fee Related JP3004780B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 圧延材の先端曲り矯正方法及び装置並びに熱間薄板圧延設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3004780B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101325407B1 (ko) | 2011-11-15 | 2013-11-04 | 주식회사 포스코 | 압연소재용 세그멘트 장치 및, 이를 포함하는 압연소재 통판장치 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020043269A (ko) * | 2000-12-01 | 2002-06-10 | 이구택 | 측면전단에 의한 강판의 캠버 방지장치 |
| KR100758487B1 (ko) * | 2006-06-07 | 2007-09-12 | 주식회사 포스코 | 휨 발생된 압연소재 유도장치 |
| JP5491090B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2014-05-14 | 三菱日立製鉄機械株式会社 | 圧延機及びそれを備えたタンデム圧延機 |
| KR101627601B1 (ko) * | 2010-03-23 | 2016-06-07 | 대우조선해양 주식회사 | 금속판재의 곡면성형장치 |
| KR102796096B1 (ko) * | 2022-07-15 | 2025-04-16 | 주식회사 세원특수금속 | 압연기의 휨보정장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5135388B2 (ja) | 2010-06-28 | 2013-02-06 | 日本宅配システム株式會社 | 電気自動車の充電システム |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP3221786A patent/JP3004780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5135388B2 (ja) | 2010-06-28 | 2013-02-06 | 日本宅配システム株式會社 | 電気自動車の充電システム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101325407B1 (ko) | 2011-11-15 | 2013-11-04 | 주식회사 포스코 | 압연소재용 세그멘트 장치 및, 이를 포함하는 압연소재 통판장치 |
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|---|---|
| JPH0557317A (ja) | 1993-03-09 |
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