JP2005245928A - 区画装置 - Google Patents

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義夫 矢吹
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Abstract

【課題】 通常時において極力有効利用可能な空間を確保できる上、所定空間を立体的に仕切ることができる区画装置を提供する。
【解決手段】 下方へ送出可能なように上方に収納される開閉体10と、該開閉体10を上方の収納位置で解放可能に拘束する拘束手段(収納装置20)とを備え、前記開閉体10は、前記拘束手段から解放されて下方へ送出された状態で、所定空間を複数方向から囲むように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、災害時等の必要に応じて、開閉体によって仕切られた区画を形成する区画装置に関するものである。
ビル内のエスカレータ回り等、上下階を連通している所謂たて穴区画には、建設省告示第2564号等により、災害時の火炎や煙等が他の階へ回り込まないように、仕切られた区画を形成するための装置が設けられる。
従来、この種の装置としては、上下方向へ動作する略平坦状の開閉体や、該開閉体を左右両側で上下方向へ案内するガイドレール、該開閉体をその上方側で巻き取ったり送出したりする巻取り装置等からなるシャッター装置が用いられ、このシャッター装置を複数設けることで、所定空間を立体的に仕切るようにしている(非特許文献1参照)。そのため、前記所定空間の周囲には、所定間隔置きに、多数のガイドレールが設置される(非特許文献1、P.32〜33、図2−28参照)。
しかしながら、上記従来技術によれば、多数の開閉体やガイドレール等を備えており、これら多数のガイドレールは、非常時等以外の時も設置されているため、有効利用可能な空間を縮小してしまう要因になる。
社団法人 日本シヤッター工業会(発行元)、平成9年3月(発行年月)、重量シャッター技術標準 1997年版(書名)、第二章 標準設計 P.32〜33
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、通常時において極力有効利用可能な空間を確保できる上、所定空間を立体的に仕切ることができる区画装置を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の発明は、下方へ送出可能なように上方に収納される開閉体と、該開閉体を上方の収納位置で解放可能に拘束する拘束手段とを備え、前記開閉体は、前記拘束手段から解放されて下方へ送出された状態で、所定空間を複数方向から囲むように構成されていることを特徴とする。
ここで、本発明に係わる区画装置には、開閉体が下方へ送出される動作のみを行うように用いられる態様や、開閉体が下方へ送出される動作と上方へ収納される動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、上記開閉体は、上方の収納位置に送出可能に収納されるものであればよく、この開閉体には、巻き取られたり折り畳まれたり等して、該開閉体の上下方向の全長を収縮させて、前記収納位置に収納される態様や、と、該開閉体の上下方向の全長を収縮せずに、前記収納位置に収納される態様等を含む。
なお、前記収納には、開閉体を天井や収納ケース等の部材によって露出しないようにして、上方の収納位置に配置することや、開閉体を露出した状態で前記収納位置に配置すること等を含む。
また、上記開閉体には、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、パネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数連設してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、可撓性シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含むが、閉鎖性等を向上する観点からは、スラットやパネル、可撓性シート状物からなる態様とするのが好ましく、更に、開閉スピードや、開閉体下端部を持ち上げての通過性等を向上する観点からは、可撓性シート状物からなる態様とするのが好ましい。
また、上記開閉体は、上記拘束手段から解放されて下方へ送出された状態で、所定空間を複数方向から囲むように構成されていればよく、この開閉体には、該開閉体が無端輪状に構成されている態様や、該開閉体が略U字状や、略V字状、略コ字状、略へ字状等に構成されている態様、該開閉体が湾曲状に構成されている態様等を含む。
また、上記開閉体は、一体的に構成されていてもよいし、複数の部位からなり、これら複数の部位が互いに連動して又は独立して閉鎖動作して、全閉時に互いに略接触し合う構成としてもよい。
なお、上記開閉体を複数の部位から構成した場合、これら複数の部位の内の一部については、降下して全閉位置となるものではなく、下方や横方向からの閉鎖動作により全閉位置となる態様であってもよい。
また、上記拘束手段は、上記開閉体を上方の収納位置で開放可能に拘束するものであればよく、この拘束手段の具体例としては、上記開閉体を巻取り装置で巻き取ることにより前記収納位置にし、巻取り装置の巻取り軸をフリーにすることで開閉体が自重で繰り出されるようにした機構や、上端側が不動部位に止着され伸縮自在な開閉体を、上方へ収縮させた状態で、略紐状や略帯状等の拘束部材により拘束し、該拘束部材の一端部または両端部が外されたり、繰り出されたりすることで、開閉体の下部側が自重により伸長するようにした機構等が挙げられる。
なお、前記後者の具体例において、前記開閉体を前記拘束部材により拘束する構成は、例えば、収納位置の前記開閉体を前記拘束部材により下方側から覆うようにした構成とすればよい。この構成によれば、拘束部材の一端部または両端部が外されたり、繰り出されたりすることで、開閉体の下部側が自重により伸長する。
また、他例としては、収納位置の前記開閉体の下方側に該開閉体の収縮方向と交差して移動する拘束部材を設け、該拘束部材を前記開閉体の下方側以外へ移動させることで、前記開閉体の外部側を自重により伸長させるようにした機構としてもよい。
更に、他例としては、収納位置の前記開閉体の下端側を、前記拘束部材を介して不動部位に止着し、この拘束部材の止着が外されたり、拘束部材が繰り出されたりすることで、前記開閉体の下部側が自重により伸長する機構とすることもできる。
また、第二の発明では、上記開閉体は、上下方向へ全長を可変自在であって、その上端側が不動部位に止着され、上記拘束手段は、上記開閉体を上方へ短くした状態で解放可能に拘束していることを特徴とする。
ここで、「上下方向へ全長を可変自在」とは、上記開閉体の上下方向の寸法が自在に可変することを意味し、この構成には、上記開閉体が例えばゴム等の弾性体からなり上下方向へ伸縮自在な態様を含む。
また、この構成には、上記開閉体が折り畳み可能に構成(例えば上記開閉体がリンク接合された複数のパネルやスラット等からなる構成や、上記開閉体が可撓性部材からなる構成等)され、折り畳まれたり引き伸ばされたりすることで、上下方向の全長が可変するようにした態様を含む。
更に、この構成には、上記開閉体が丸めることが可能に構成(例えば開閉体がリンク接合された複数の複数のパネルやスラットからなる構成や、上記開閉体が可撓性部材からなる構成等)され、丸められたり引き伸ばされたりすることで、上下方向の全長が可変するようにした態様を含む。
更に、この構成には、上記開閉体が上下方向へ互いにスライドし合うように係合されたパネルによって構成され、これら複数のパネルのスライドにより、上下方向の全長が可変するようにした態様を含む。
また、第三の発明では、上記開閉体は、可撓性部材により構成されていることを特徴とする。
ここで、上記可撓性部材の具体例としては、例えばゴム部材、軟質合成樹脂材料からなる部材、可撓性シート状の部材等が挙げられるが、特に当該区画装置が防災目的で用いられる場合には、難燃性や耐火性等を有する可撓性シート状の部材とされるのが好ましい。
なお、上記開閉体は、少なくともその一部分が可撓性部材により構成されていればよいが、収納状態の上下寸法をよりコンパクトにするためには、略全部が可撓性部材により構成されていることが好ましい。
また、第四の発明では、上記開閉体の下端側には、上記開閉体を自重により下方へ引っ張るための座板部が設けられ、該座板部は、変形自在に構成されていることを特徴とする。
ここで、上記座板部は、その自重によって上記開閉体を下方へ引っ張るように設けられた変形自在な部材であり、上記開閉体と一体のものであってもよいし、上記開閉体と別体の部材を上記開閉体に固定したものであってもよい。
この座板部の具体例としては、ゴムや弾性合成樹脂材料、比較的弾性変形の大きい金属材料(例えばバネ材等)とすることが可能であるが、特に、開閉体下方の物体に当接した際の衝撃緩和効果が大きいものとしては、上記開閉体の下端側に袋部を設け、該袋部内に多数の粒状体を設けてなる態様が好ましい。
なお、この座板部は、上記開閉体の撓みや皺等を開閉体全体にわたって無くすように、上記開閉体の幅方向の略全長に設けられるのが好ましいが、上記開閉体の幅方向に部分的に設けられた態様や、上記開閉体の幅方向に所定間隔置きに設けられた態様等とすることも可能である。
また、第五の発明では、上記座板部は、上記開閉体の下端側に袋部を設け、該袋部内に多数の粒状体を設けてなることを特徴とする。
ここで、上記粒状体は、有機物や無機物等からなり重量を有する粒状体であればよく、その具体例としては、金属材や、合成樹脂材料、ゴム、木材等の粒状体が挙げられ、特に衝撃吸収性に優れ且つ低コストなものとしては砂が好ましい。
また、この発明において、袋部内の粒状体が開閉体幅方向へ偏らないようにするためには、開閉体幅方向に所定間隔置きに、前記粒状体の開閉体幅方向の移動を阻む仕切り部を設けることが好ましい。
また、第六の発明では、上記開閉体は、略蛇腹状に伸縮するように構成されていることを特徴とする。
ここで、「略蛇腹状に伸縮」とは、より詳細に説明すれば、上記開閉体がその上下方向にわたって適宜間隔置きに複数の折り目を有し、これら折り目の折り曲げ方向が隣り合う折り目同士で逆向きになるようにした構成である。
なお、前記折り目は、上記開閉体に予め折り癖を付けておくことで構成してもよいし、上記開閉体に幅方向の浅溝を形成し、上記開閉体が該浅溝に沿って一方向に折れ曲がるようにしてもよい。
また、第七の発明では、上記拘束手段は、上下方向の全長を短くした状態の上記開閉体の下端部を覆って区画内側から区画外側にわたり、その一端側が上方側の不動部位に止着されるとともに、他端側が送出可能に保持された拘束部材を具備していることを特徴とする。
ここで、上記拘束部材は、上下方向の全長を短くした状態の上記開閉体の下端部を覆って区画内側から区画外側にわたることで、上記開閉体を全長の短い状態に維持するものであり、剛性材料(例えば天井材やパネル等)からなる態様であってもよいし、可撓性材料(例えば布や可撓性シート等)からなる態様であってもよい。
また、「他端側が送出可能」という構成には、拘束部材の他端側を巻き取っておき逆回転により繰り出すようにした態様や、拘束部材の他端側を不動部位に止着しておき、該不動部位から外されるようにした態様、拘束部材の他端側を不動部位に止着しておき、切離されるようにした態様等が挙げられる。
また、第八の発明では、上記拘束部材は、可撓性部材からなり、その上記他端側を送出可能に巻き取る巻取り装置を具備していることを特徴とする。
ここで、上記拘束部材の形状は限定されないが、特に収納性等に優れた態様としては、一端側が上方側の不動部位に止着されるとともに他端側が送出可能に保持された帯状の部材とするのが好ましい。
また、上記巻取り装置とは、電動や手動等の駆動源により回転して、上記拘束部材を巻取る装置であり、停電等の際でも上記拘束部材を送出できるように、上記拘束部材をその自重により送出する態様とするのが好ましい。
また、第九の発明では、上記開閉体は、上記所定空間の略全周を包囲可能な無端輪状に構成されていることを特徴とする。
また、第十の発明では、上記開閉体は、一体状に構成されていることを特徴とする。
ここで、「上記開閉体は、一体状に構成」とは、上記開閉体が略同時に下方へ送出されるように開閉体幅方向にわたって連続している構成であればよく、複数の部材を開閉体幅方向に連結することで上記開閉体を構成した態様であってもよいし、上記開閉体を一体の部材から構成した態様であってもよい。
また、第十一の発明では、上記開閉体を第一の開閉体とするとともに、上下方向へ開閉動作する第二の開閉体を備え、これら第一の開閉体及び第二の開閉体によって上記所定空間を複数方向から囲むようにした区画装置であって、上下方向にわたる不動部材を所定間隔置きに複数配設し、前記第一の開閉体は、全閉時に、前記複数の不動部材の内の両端に位置する両不動部材に対し、開閉体幅方向の両端部が略接触するように配設され、前記第二の開閉体は、全閉時に、前記複数の不動部材の内の隣合う両不動部材に対し、開閉体幅方向の両端部が略接触するように配設されていることを特徴とする。
ここで、上記第二の開閉体の具体例としては、第一の開閉体である上記開閉体と同様に、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、パネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数連設してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、可撓性シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含むが、閉鎖性等を向上する観点からは、スラットやパネル、可撓性シート状物からなる態様等が好ましい。
また、上記不動部材とは、上記第一の開閉体または上記第二の開閉体に対し相対的に不動な部材であって、上記第一の開閉体または上記第二の開閉体が全閉された際に、この第一の開閉体または第二の開閉体における幅方向の端部に略接触する部材であればよい。
この不動部材の具体例としては、当該区画装置が設置される構造物の壁面や、該構造物に設置固定された枠状部材、該構造物に設置固定されたガイドレール等の案内部材等が挙げられる。
そして、この不動部材の好ましい一例としては、上記第一の開閉体または上記第二の開閉体を開閉方向へ案内するガイドレールとされる。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、開閉体は、上方の収納位置で拘束手段によって解放可能に拘束される。そして、同開閉体は、拘束手段による拘束から解放されると、下方へ送出され、所定空間を複数方向から囲む。したがって、前記所定空間は、開閉体により立体的に仕切られることになる。
よって、簡素な構造によって所定空間を立体的に仕切ることができ、ひいては、ガイドレール等の設置数を減らして、有効利用可能な空間を拡大することがでいる。
更に、第二の発明によれば、開閉体は、その上端側が不動部位に止着されて、上方へ短くなった状態で拘束手段によって拘束される。そして、同開閉体は、拘束手段による拘束から解放されると、自重により速やかに全長が長くなった状態となり、所定空間を複数方向から囲む。したがって、前記所定空間は、開閉体により立体的に仕切られることになる。
よって、開閉体を巻き取るための巻取り装置等を備える必要がなく、より簡素な構造によって所定空間を立体的に仕切ることができ、ひいては、ガイドレール等の設置数を減らして、有効利用可能な空間を拡大することがでいる。
更に、第三の発明によれば、開閉体の全長を容易に可変することができ、例えば、開閉体を畳んだり巻いたり等することで、容易に全長を短くした状態とすることができる。
しかも、軽量であるため、例えば、開閉体を収納するための構造や、開閉体を収納するための天井裏の補強構造等を、簡素なものとすることができる。
更に、第四の発明によれば、座板部により開閉体が下方へ引っ張られるため、開閉体の動作をスムーズにすることができる上、所定空間を開閉体によって仕切った際の閉鎖性を良好にすることができる。
しかも、所定空間が開閉体により仕切られた際に開閉体及び座板部が変形自在であるため、避難者等は、座板部を持ち上げ変形させることで、開閉体の下方側を、幅方向のどの位置であっても容易に潜り抜けることができる。
また、座板部が下方の物体等に当接した場合でも、その当接の際の衝撃を座板部の変形によって緩和することができる。
更に、第五の発明によれば、変形自在な座板部を容易に製造できる上、座板部が下方の物体等に当接した場合でも、その当接の際の衝撃を多数の粒状体によって効果的に緩和することができる。
更に、第六の発明によれば、開閉体の上下方向の全長を容易に可変させることができ、例えば可撓性部材からなる開閉体が収縮状態から伸長状態となる際に、折り目や皺が形成されて引っかかり、伸長しなくなってしまうのを防ぐことができる。
しかも、開閉体の収納状態がコンパクトになるため、収縮状態の開閉体を収納するためのスペースを小さくすることができる。
更に、第七の発明によれば、上下方向の全長を短くした状態の開閉体が拘束手段によって拘束されている状態で、拘束手段の上記他端側を繰り出すと、開閉体は、拘束状態から解放されて上下方向の全長を長くすることになる。
したがって、開閉体を拘束したり解放したりする拘束手段を、解放の際の操作性が良好な簡素な構造とすることができる。
更に、第八の発明によれば、拘束手段の上記他端側を巻取り装置によって巻き取ることで、開閉体の上下方向の全長が短くなり、同他端側を巻取り装置から繰り出すことで、開閉体の上下方向の全長が長くなる。
したがって、開閉体の上下方向の全長を可変させる動作を、巻取り装置の操作によって行うことができ、特に、例えば避難訓練等の際、上下方向の全長が長い状態にされた開閉体を、上下方向に短くして収納する作業を容易に行うことができる。
更に、第九の発明によれば、開閉体が無端輪状に構成されるため、当該区画装置のみによって周囲が閉鎖された区画を形成することができる。
しかも、環状に仕切られる空間を、災害時等に火炎や煙等から逃れるための避難区画として利用するのに好適である。
更に、第十の発明によれば、所定空間を立体的に仕切った際に、該開閉体を内外へ連通する隙間等ができ難く、閉鎖性が良好である。
更に、第十一の発明によれば、第一及び第二の両開閉体を順番に閉鎖したり、第一及び第二の両開閉体が閉鎖された状態で、必要に応じて一部の開閉体のみを解放したり等、現場状況等に応じた有用性が高い。
しかも、第一の開閉体を閉鎖時に不動部材に略接触させる構造としているため、第一の開閉体の幅方向両端部の閉鎖性が良好である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物内の空間や、構築・構造物の内部に配設され、所定空間を多方向から囲む仕切装置であって、特に、建物内のたて穴区画等に配設されて、火災などが発生した際に、煙の拡散や延焼を防止するのに好適な区画装置として説明するが、前記以外の目的で利用することも可能であり、例えば、冷気等の流出を防ぐために保冷庫などに配設したり、粉塵等の侵入を防ぐ目的でクリーンルーム等に配設したり等することも可能である。
この区画装置1は、シート状の開閉体10、該開閉体10を上方へ収納したり下方へ送出したりする収納装置20等を備え、該収納装置20によって送出される開閉体10により、たて穴区画等の所定空間を、複数方向から立体的に囲んだり、解放したりする(図1参照)。
開閉体10は、無端輪一体状の開閉体本体11と、該開閉体本体11の通過口11aを開閉可能に閉鎖する内外側の扉体12,12とを備え、開閉体本体11の下端部には、開閉体幅方向の略全周にわたって座板部13を形成している。
開閉体本体11は、例えば、ガラスクロスやシリカクロス等の難燃性布地や、フッ素加工を施した塩化ビニル樹脂シート材、ガラス繊維を含んだ合成樹脂シート材等、難燃性を有する可撓性シート材からなる。
この開閉体本体11は、開閉体幅方向に長い略矩形帯状のシート材を、無端輪状(図示例によれば矩形枠状)となるようにその両端部を接続するとともに、上下方向に複数接続して構成してもよいし、一枚のシート材を無端輪状となるようにその両端部を接続して構成してもよい。
そして、この開閉体本体11は、上下方向の全長が伸縮するように構成されていればよく、図示例によれば、その伸縮をスムーズにするために、略蛇腹状に構成されている。
この開閉体本体11を略蛇腹状に伸縮自在にする手段は、例えば、開閉体10の内外面に、開閉体開閉方向にわたって交互に折り曲げ方向が逆となるように、折り目部11bを複数設ければよい。
各折り目部11bは、開閉体本体11の所定位置に折癖を付けるようにしてもよいし、開閉体本体11の内面や外面の所定位置に、一方向へ折れ易いように押圧形成等されるとともに開閉体幅方向へわたる凹部を形成しておいてもよい。
なお、本実施の形態の区画装置1は、前記のように折り目部11bを複数設けることで、略蛇腹状に伸縮するようにした好ましい一例であるが、前記折り目部11bを省くとともに、開閉体本体11の材質をより柔軟なシート材とし、開閉体10がランダムな箇所で折り曲げられたり伸ばされたりして伸縮するようにしてもよい。
また、この開閉体本体11の下端部には、開閉体10を自重によって下方へ引っ張るための座板部13が設けられている。
この座板部13は、開閉体本体11の下端側に、開閉体幅方向の全周にわたって断面略袋状に袋部13aを形成し、該袋部13a内に多数の粒状体13bを内在している(図3参照)。
また、この座板部13は、図示した好ましい一例によれば、多数の粒状体13bが開閉体幅方向へ移動して偏ることがないように、袋部13a内が仕切り部13cによって複数の室に分割されている。図示例による好ましい仕切り部13cは、袋部13a内同士を部分的に接触させて止着し、その止着箇所を、開閉体幅方向にわたって所定間隔置きに配設してなる。
なお、前記仕切り部13cは、特に簡素な好ましい態様を示しているが、板状等の仕切り部材(図示せず)を袋部13a内に不動となるように設けることで構成してもよい。
また、粒状体13bは、本実施の形態の好ましい一例によれば砂を用いているが、金属や、合成樹脂材料、ゴム等の粒状物とすることも可能である。
そして、この開閉体本体11の下端側には、人や物などの物体を通過可能な通過口11aが形成されている。
この通過口11aは、図示例によれば、略矩形切欠状の開口部であるが、略三角形状や、略円形状、略スリット状等の開口部としてもよいし、あるいは、上下のスリットとその下端側で交差するスリットからなり、押されたり捲られたり等することで略三角形状に開口される開口部等としてもよい。
そして、扉体12は、開閉体10の外側と内側との双方に具備され、例えば略矩形状に形成されている。
各扉体12は、開閉体本体11と略同材質の可撓性シート材からなり、開閉体幅方向に長い略矩形帯状のシート材を、上下方向に複数連接して構成してもよいし、一枚のシート材から構成してもよい。
また、各扉体12の下端側は縦断面袋状に形成され、その袋状部位には、該扉体12の自重による閉動作を補助するように、錘部材(図示せず)が該扉体12の幅方向にわたって内在されている。
そして、この扉体12にも、上記開閉体本体11同様に、必要に応じて、上下方向の伸縮性を良好にするように、折り目部(図示せず)が設けられる。
なお、図示例の区画装置1では、人や物体等が開閉体10内外へ通過するのをより容易にするために、通過口11a及び扉体12,12を備えたが、この区画装置1は、図1(b)に示すように、開閉体10の全周にわたるどの部位からでも、座板部13を部分的に持ち上げて人や物体等を通過させることができるため、通過口11a及び扉体12,12を省いた態様とすることも可能である。
また、収納装置20は、一端側が上方側の不動部位p(例えば梁や天井等)に止着された拘束部材21と、該拘束部材21の他端側を巻き取ったり送出したりする巻取り装置22とを備え、開閉体10を上方の収納位置で解放可能に拘束する拘束手段を構成している(図2参照)。
拘束部材21は、例えば上記開閉体本体11や扉体12と略同様の可撓性シート材から長尺略帯状に形成される。
この拘束部材21は、上下方向の全長を短くするように収縮した状態の開閉体10の下端部を覆って区画内側(図2によれば右面側)から区画外側(図2によれば左面側)にわたり、その一端側が上方側の不動部位pに止着されるとともに、他端側が、上方側の巻取り装置22により送出可能に保持されている。
そして、この拘束部材21は、開閉体10における幅方向の全周にわたって、所定間隔置きに複数設けられている(図1参照)。
また、巻取り装置22は、拘束部材21の上記他端側を巻き取ったり送出したりする複数の巻取り軸22aと、ベルトとプーリや、チェーンとスプロケット、歯車等の動力伝達機構22cを介して、複数の巻取り軸22aに対し回転力を伝達する駆動源22bとを具備してなる。
各巻取り軸22aは、その両端側が不動部位pに対して回動自在に支持され、複数の拘束部材21の上記他端側を、軸方向にわたって所定間隔置きに止着している。そして、この巻取り軸22aは、開閉体10の上端に沿って所定空間を囲むようにして複数設けられる。
複数の巻取り軸22aは、隣り合う巻取り軸22a,22a同士が、軸方向変換機構(例えば所謂ユニバーサルジョイントや二つのかさ歯車等)を介することで、同期して回転するように連結されている。
なお、図示例の巻取り軸22aは、収縮状態の開閉体10の内部側(図2によれば右側)及び外部側(図2によれば左側)にわたる拘束部材21に対し、その内外部と外部側との間に配置されることで、当該区画装置1の設置スペースを少なくした好ましい態様である。
また、駆動源22bは、例えば駆動軸を電動により駆動回転させる電動モータを具備して構成され、開閉体10を収縮状態で維持する際は、前記駆動軸をロック状態にし、拘束部材21を巻取り軸22aに巻取る際には、同出力軸を電動で回転させ、拘束部材21を巻取り軸22aから送出する際には、同出力軸を自由回転させる。したがって、開閉体10は、駆動源22bの前記駆動軸が自由回転した際、下方へ送出されることになる。
なお、この駆動源22bは、上記構成に限定されるものでなく、拘束部材21を巻取り軸22aに巻取る際の駆動力を手動によって得るようにした態様や、同駆動力を錘体の自重や付勢部材(例えばバネやゴム、その他の弾性材料)の付勢力により得るようにした態様等であってもよい。
更に、この駆動源22bは、拘束部材21を巻取り軸22aに巻取る際と、拘束部材21を巻取り軸22aから送出する際との双方とも、電動で駆動軸を回転させる態様とすることも可能である。
そして、上記構成の区画装置1は、例えば、図2に示すように、建物内等において、天井部30の裏側に配設される。該天井部30には、蓋部材31により開閉される開口部30aが設けられている。
前記蓋部材31は、その裏側に凹状やL字状等の係止部31aを備え、開口部30aを閉鎖した際に、該係止部31aによってロック機構32に係止される。
ロック機構32は、出没動作する係脱片32aや、該係脱片32aを突出方向へ付勢するスプリング、該係脱片32aを没入させる電磁コイル部等を備え、非通電の際には同係脱片32aを突出させる係止部31aを係合状態に維持し、非常時の信号等に応じて通電された際には、係脱片32aを没入させて係止部31aとの係合状態を解除する。
次に、上記区画装置1について、その作用効果を詳細に説明する。
災害等が発生していない通常状態では、開閉体10は、上方へ収縮した状態で収納装置20によって拘束される。また、天井部30の開口部30aは、閉鎖されている。
そして、災害等が発生した非常事態では、非常時の信号を受けて蓋部材31が開放され、略同時に、巻取り装置22から拘束部材21が送出される。
したがって、開閉体10は、自重により速やかに伸長(換言すれば上下方向の全長を長く)し、所定空間を複数方向(図示例によれば全周)から囲む(図1(b)参照)。したがって、前記所定空間は、開閉体により立体的に仕切られることになる。
この閉鎖状態で、人や物等の通過物が開閉体10内外へ通過しようとする場合、その通過物は、扉体12,12を開放し通過口11aを通過できるのは勿論のこと、柔軟な座板部13を持ち上げて部分的に開口部を形成し、該開口部を潜り抜けることも可能である。したがって、通過物は、所定空間の周囲のどこであっても、開閉体10を潜り抜けることができる。
上記区画装置1の使用が避難訓練であった場合等、開閉体10を再度収納する必要がある場合には、収納装置20を駆動して、巻取り軸22aに拘束部材21を巻き取らせれば、開閉体10が略蛇腹状に折り畳まれ収縮し、元の収納状態となる。
また、上記区画装置1が、図4に示すように、建物内の各階毎において、エスカレータ等のたて穴区画に用いられた場合には、伸長した際の開閉体10により、各階のたて穴区画の全周が仕切られることになる。
したがって、災害時に発生した炎や煙等が、その発生源の階から他の階へ回り込むのを防ぐことができる。
なお、図示を明瞭にするために、図4上においては、収納装置20を省略して各区画装置1を示している。
次に、本発明に係わる区画装置の他例である区画装置2(図5参照)及び区画装置3(図6参照)について説明する。なお、これら区画装置2及び区画装置3において、上述した区画装置1と略同様の構成部位については、同一の符号を用いるとともに、重複する詳細説明を省略する。
先ず、区画装置2は、図5に示すように、上記区画装置1における開閉体10を第一の開閉体10’に置換するとともに、複数(図示例によれば二つ)のガイドレール40、及び第二の開閉体50を具備して構成される。
なお、図示を明瞭にするために、図面上においては、上記区画装置1と略同構成になる収納装置20を省略しているが、この区画装置2においては、巻取り軸22aを、第一の開閉体10’の上端に沿って三つ配設している。
各ガイドレール40は、その一側部に、第一の開閉体10’の端部を上下方向へ案内するための凹部を有するとともに、他の側部には、第二の開閉体50の端部を上下方向へ案内する凹部を有する。
そして、このガイドレール40は、所定間隔を置いて2つ配設される。
第一の開閉体10’は、上述した開閉体10と略同様の構成部位からなり、所定空間を複数方向から囲むように、例えば略コ字状や、略C字状、略U字状等に構成されている。
そして、この第一の開閉体10’は、その幅方向の両端部を両ガイドレール40,40に係合させている。
また、第二の開閉体50は、上方に設置された巻取り装置や収納装置等(図示せず)によって収納されたり送出されたりする開閉体であり、隣合う両ガイドレール40,40間に係合されている。
この第二の開閉体50は、例えば、複数のスラットを開閉方向へ連設してなる態様や、単数もしくは複数のパネルや、シート状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、シート状物等を適宜に組み合わせてなる態様等、遮炎性や遮煙性等の閉鎖性を有する開閉体であれば、何れの態様であってもよい。
また、区画装置3は、図6に示すように、上記区画装置1における開閉体10を第一の開閉体10”に置換するとともに、上記区画装置2におけるガイドレール40の数を三つ、そして上記区画装置2における第二の開閉体50の数を二つにして構成したものである。
なお、図示を明瞭にするために、図面上においては、上記区画装置1と略同構成になる収納装置20を省略しているが、この区画装置3においては、巻取り軸22aを、第一の開閉体10”の上端に沿って二つ配設している。
三つのガイドレール40,40,40の内、その両端側に位置する二つのガイドレール40のそれぞれは、上記区画装置2の構成と略同様に、その一側部に、第一の開閉体10”の端部を上下方向へ案内するための凹部を有するとともに、他の側部には、第二の開閉体50の端部を上下方向へ案内する凹部を有する。
また、三つのガイドレール40,40,40の内、その中央側に位置する一つのガイドレール40は、その一側部と他の側部との各々に、第二の開閉体50の一端部を上下方向へ案内する凹部を有する。
第一の開閉体10”は、上述した開閉体10と略同様の構成部位からなり、所定空間を複数方向から囲むように、例えば略L字状や、略V字状、略へ字状等に構成されている。
そして、この第一の開閉体10”は、その幅方向の両端部を、三つのガイドレール40,40,40の内の両端に位置する二つのガイドレール40,40に係合させている。
また、各第二の開閉体50は、上記区画装置2のものと同様に構成され、隣合う関係にある二つのガイドレール40,40間に係合されている。
而して、上記構成の区画装置2及び区画装置3によれば、第一の開閉体10’または第一の開閉体10”や、各第二の開閉体50を独立して開閉動作可能である。
したがて、例えば、火災が発生直後であり、閉鎖性よりも避難のための通行性が重視される状況では、一部の開閉体のみを閉鎖状態とするとともに他の開閉体を開放状態とし、そして、火災発生からある程度時間が経過し、避難のための通行性よりも、炎や煙等を遮断する閉鎖性の方が重視される状況になった際には、複数の開閉体を順次に閉鎖して、徐々に、より閉鎖性の高い状態とすることができる。
なお、上述した区画装置1は、避難訓練等の際に開閉体10の収納作業性を良好にした好ましい態様であるが、コスト削減等のためにより簡素な構造とするためには、図7に示す区画装置4のように、区画装置1の構成から収納装置20を省いた構成とすることも可能である。
この区画装置4によれば、開閉体10は、天井部30の蓋部材31によって収縮状態に拘束されることになる。そして、非常時等の信号によりロック機構32が通電された際には、該ロック機構32による蓋部材31のロック状態が解除され、蓋部材31が開放されるとともに、開閉体10が下方へ伸長し、該開閉体10により所定空間を複数方向から囲んだ状態となる。
本発明に係わる区画装置の一例を示す斜視図であり、(a)は開閉体の収納状態を示し、(b)は開閉体により区画が形成された状態を示す。 図1における(II)−(II)線断面図。 図1における(III)−(III)線断面図。 同区画装置をたて穴区画に対し複数適用した一例を示す斜視図であり、(a)は開閉体の収納状態を示し、(b)は開閉体により区画が形成された状態を示す。 本発明に係わる区画装置の他例を示す斜視図。 本発明に係わる区画装置の他例を示す斜視図。 本発明に係わる区画装置の他例を示す要部断面図。
符号の説明
1,2,3,4:区画装置
10:開閉体
10’,10”:第一の開閉体
20:収納装置
21:拘束部材
22:巻取り装置
13:座板部
13a:袋部
13b:粒状体
20:収納装置(拘束手段)
40:ガイドレール
50:第二の開閉体
p:不動部位

Claims (11)

  1. 下方へ送出可能なように上方に収納される開閉体と、該開閉体を上方の収納位置で解放可能に拘束する拘束手段とを備え、
    前記開閉体は、前記拘束手段から解放されて下方へ送出された状態で、所定空間を複数方向から囲むように構成されていることを特徴とする区画装置。
  2. 上記開閉体は、上下方向へ全長を可変自在であって、その上端側が不動部位に止着され、上記拘束手段は、上記開閉体を上方へ短くした状態で解放可能に拘束していることを特徴とする請求項1記載の区画装置。
  3. 上記開閉体は、可撓性部材により構成されていることを特徴とする請求項2記載の区画装置。
  4. 上記開閉体の下端側には、上記開閉体を自重により下方へ引っ張るための座板部が設けられ、
    該座板部は、変形自在に構成されていることを特徴とする請求項3記載の区画装置。
  5. 上記座板部は、上記開閉体の下端側に袋部を設け、該袋部内に多数の粒状体を設けてなることを特徴とする請求項4記載の区画装置。
  6. 上記開閉体は、略蛇腹状に伸縮するように構成されていることを特徴とする請求項2乃至5何れか1項記載の区画装置。
  7. 上記拘束手段は、上下方向の全長を短くした状態の上記開閉体の下端部を覆って区画内側から区画外側にわたり、その一端側が上方側の不動部位に止着されるとともに、他端側が送出可能に保持された拘束部材を具備していることを特徴とする請求項2乃至6何れか1項記載の区画装置。
  8. 上記拘束部材は、可撓性部材からなり、その上記他端側を送出可能に巻き取る巻取り装置を具備していることを特徴とする請求項6記載の区画装置。
  9. 上記開閉体は、上記所定空間の略全周を包囲可能な無端輪状に構成されていることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の区画装置。
  10. 上記開閉体は、一体状に構成されていることを特徴とする請求項1乃至9何れか1項記載の区画装置。
  11. 上記開閉体を第一の開閉体とするとともに、上下方向へ開閉動作する第二の開閉体を備え、これら第一の開閉体及び第二の開閉体によって上記所定空間を複数方向から囲むようにした区画装置であって、
    上下方向にわたる不動部材を所定間隔置きに複数配設し、
    前記第一の開閉体は、全閉時に、前記複数の不動部材の内の両端に位置する両不動部材に対し、開閉体幅方向の両端部が略接触するように配設され、
    前記第二の開閉体は、全閉時に、前記複数の不動部材の内の隣合う両不動部材に対し、開閉体幅方向の両端部が略接触するように配設されていることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の区画装置。
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