JP2005244343A - アナログデジタル変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプライン型およびサイクリック型のAD変換器において、低電圧時における特性を向上させる。
【解決手段】第1AD変換回路11は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位4ビット(D9〜D6)を取り出す。第1DA変換回路12は、第1AD変換回路11により変換されたデジタル値をアナログ値に変換する。減算増幅回路13は、入力されたアナログ信号をサンプルして、第1DA変換回路12の変換が確定するまでホールドし、ホールドしたアナログ信号から第1DA変換回路12の出力アナログ信号を減算して増幅する。このような構成により、従来第1AD変換回路11と並列に設けられていたサンプルホールド回路を除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログデジタル変換器に関する。本発明は特に、パイプライン型およびサイクリック型のアナログデジタル変換器に関する。
近年、携帯電話等の携帯機器に画像撮影機能、画像再生機能、動画撮影機能、および動画再生機能等、様々な付加機能が搭載されるようになってきている。これに伴い、アナログデジタル変換器(以下、「AD変換器」という。)の小型化や省電力化の要求が高まっている。そうしたAD変換器の形態として、循環型に構成されたサイクリックAD変換器が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、サイクリック型の変換部分を含む2ステージからなるパイプライン型のAD変換器が開示されている。
特開平4−26229号公報
上記特許文献1の第1図に示されたAD変換器の第1ステージには、並列型A/D変換器AD1およびD/A変換器DA1からなる系と並列にサンプルホールド回路S/H1が設けられている。この回路のアナログ入力信号は、このサンプルホールド回路S/H1で所定の期間保持される。
しかしながら、サンプルホールド回路の構成要素にオペアンプが含まれるため、低電圧時にはサンプルホールド回路の出力電圧範囲が狭まる傾向にある。特に、回路構成上、精度的に最も重要視するべき第1ステージにおいて、低電圧時にサンプルホールド回路の出力電圧範囲が狭まることに起因する歪等の特性劣化が大きくなり、AD変換器全体の特性が悪化するという問題点がある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、パイプライン型およびサイクリック型のAD変換器において、低電圧時における特性を向上させる点にある。
本発明のある態様は、アナログデジタル変換器である。このアナログデジタル変換器は、入力アナログ信号を複数回に分けてデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、入力されるアナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するステージを複数有し、複数のステージの内の1以上のステージは、自ステージに入力されるアナログ信号を1つの増幅素子により増幅するステージであり、この増幅素子は、自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルしてホールドし、該ホールドしたアナログ信号から、自ステージで変換したデジタル値をアナログ値に変換した信号を、減算して増幅する第1減算増幅回路であり、複数のステージの内の他の1以上のステージは、自ステージに入力されるアナログ信号を複数の増幅素子により増幅するステージであり、複数の増幅素子の内の1つの増幅素子は、自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路、または自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルして所定の増幅率で増幅する増幅回路であり、複数の増幅素子の内の他の増幅素子は、サンプルホールド回路または前記増幅回路の出力アナログ信号から、自ステージで変換したデジタル値をアナログ値に変換した信号を、減算して増幅する第2減算増幅回路である。
本態様によれば、あるステージの減算増幅回路が入力をサンプルしてホールドし、従来AD変換回路と並列に設けられていたサンプルホールド回路が除去されたステージを混在させることにより、当該サンプルホールド回路で発生する特性劣化をなくし、AD変換器全体の特性を向上させることができる。サンプルホールド回路は出力範囲外の信号を劣化させるため、これを除去することにより低電圧時の特性が向上する。なお、「増幅素子」には、1倍の増幅率で増幅する素子、即ちサンプルホールド回路も含む。
第1減算増幅回路は、自ステージに入力されるアナログ信号をデジタル変換するためにサンプルするタイミングと同期して、該アナログ信号を直接サンプルするとよい。これによれば、従来設けられていたサンプルホールド回路を除去しても、誤差なく自ステージで変換した成分を減算することができる。
第1減算増幅回路を含むステージは、初段のステージであるとよい。これによれば、特に大きな信号を扱う初段のステージのサンプルホールド回路で発生していた特性劣化をなくし、AD変換器全体の特性を向上させることができる。
複数のステージの内の任意のステージは、自ステージの出力アナログ信号が、自ステージの入力にフィードバックするサイクリック型のステージであるとよい。サイクリック型のステージを混在させると、回路面積を縮小することができる。
第1減算増幅回路は、入力されるアナログ信号をサンプルした後、少なくとも自ステージで変換したデジタル値のアナログ値への変換が確定するまで、ホールドするとよい。これによれば、この減算増幅回路が増幅期間に入った後に入力される、自ステージで変換したデジタル値をアナログ値に変換した信号と、この減算増幅回路がホールドしているサンプル値が異なることなく、同一サンプル値の減算増幅を行うことができる。
第1減算増幅回路は、オートゼロ期間よりも長い期間、増幅するとよい。これによると、増幅期間を長く設定することにより、セトリングタイムを確保でき、高倍率の増幅も行うことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、パイプライン型またはサイクリック型のAD変換器において、低電圧時における特性を向上させる。
(第1実施形態)
本実施形態は、第1ステージのAD変換回路で4ビットを変換し、第2ステージのサイクリック型のAD変換回路で3ビットずつ2回に分けて変換することにより合計10ビットを出力するAD変換器の例である。
図1は、第1実施形態におけるAD変換器の構成を示す。初期状態において、第1スイッチSW1がオン、第2スイッチSW2がオフである。このAD変換器において、入力アナログ信号Vinは、減算増幅回路13および第1AD変換回路11に入力される。第1AD変換回路11は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位4ビット(D9〜D6)を取り出す。AD変換回路11は、高速変換のためフラッシュ型を用いるとよい。第1DA変換回路12は、第1AD変換回路11により変換されたデジタル値をアナログ値に変換する。減算増幅回路13は、第1AD変換回路11のサンプルタイミングと同期して、入力アナログ信号Vinをサンプルして、所定の期間ホールドし、ホールドしているアナログ信号から第1DA変換回路12の出力アナログ信号を減算して8倍に増幅する。当該所定の期間は、少なくとも第1DA変換回路12の変換データが確定する期間以上の期間である。
第1スイッチSW1を介して入力されるアナログ信号は、第2増幅回路17および第2AD変換回路15に入力される。第2AD変換回路15は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位から5〜7ビット(D8〜D6)を取り出す。第2DA変換回路16は、第2AD変換回路15により変換されたデジタル値をアナログ値に変換する。
第2増幅回路17は、入力されるアナログ信号を2倍に増幅して、第2減算回路18に出力する。第2減算回路18は、第2増幅回路17の出力から第2DA変換回路16の出力を減算する。第2DA変換回路16の出力は、2倍に増幅されている。
ここで、第2DA変換回路16の出力を2倍に増幅する手法について簡単に説明する。第2AD変換回路15および第2DA変換回路16には、高電位側基準電圧VRTと低電位側基準電圧VRBが供給され、基準電圧レンジが生成されている。第2AD変換回路15は、この基準電圧レンジを利用して、図示しない複数の電圧比較素子のリファレンス電圧を生成する。第2DA変換回路16は、図示しない複数設けられる各々の容量に高電位側基準電圧VRTと低電位側基準電圧VRBとを、第2AD変換回路15からの制御により選択的に供給することで、出力電圧を得ている。第2AD変換回路15の基準電圧レンジと、第2DA変換回路16の基準電圧レンジとの比を1:2に設定すればよい。
第3増幅回路19は、第2減算回路18の出力を4倍に増幅する。この段階において、第1スイッチSW1がオフ、第2スイッチSW2がオン状態に遷移している。第3増幅回路19の出力アナログ信号は、第2スイッチSW2を介して第2増幅回路17および第2AD変換回路15へフィードバックされる。なお、第2減算回路18および第3増幅回路19の代わりに、第1ステージと同様の減算増幅回路を用いてもよい。これによれば、回路を簡素化することができる。以下、上記の処理が繰り返され、第2AD変換回路15は、上位から8〜10ビット(D2〜D0)を取り出す。このようにして、10ビットのデジタル値を得ている。上位から5〜10ビット(D5〜D0)をサイクリック構成により得ている。
上述した説明において、第2増幅回路17の増幅率を2倍、第3増幅回路19の増幅率を4倍としたが、第2増幅回路17をサンプルホールド回路として用いて1倍、第3増幅回路19の増幅率が8倍としてもよい。このように、第2AD変換回路15の次の変換までに8倍になっていればよい。
図2は、減算増幅回路13をシングルエンドのスイッチトキャパシタオペアンプで構成した場合を示す図である。図3は、減算増幅回路13の動作を示すタイミングチャートである。図2において、オペアンプ100の反転入力端子には、入力用コンデンサC1が接続されており、Vin用スイッチSW12を介して入力アナログ信号Vinが入力され、VDA用スイッチSW13を介して第1DA変換回路12の出力アナログ信号VDAが入力される。オペアンプ100の非反転入力端子は、オートゼロ電位に接続されている。オペアンプ100の出力端子と反転入力端子とは、帰還用コンデンサC2を介して接続されている。また、その外側にオートゼロ用スイッチSW11が接続され、オペアンプ100の出力端子と反転入力端子とが短絡可能な構成となっている。
次に、図3を参照しながら図2に示した減算増幅回路13の動作を説明する。まず、オートゼロ電位Vagにするため、オートゼロ用スイッチSW11をオンにする。この状態において、入力側ノードN1および出力側ノードN2は、共にオートゼロ電位Vagである。入力アナログ信号Vinをサンプルするため、Vin用スイッチSW12をオンにし、VDA用スイッチSW13をオフする。このとき、入力側ノードN1の電荷QAは次式(A1)のようになる。
QA=C2(Vin−Vag)…(A1)
次に、オートゼロ期間の終了時点に入力用コンデンサC1の入力端に入力していた電圧、即ち入力用コンデンサC1にサンプルされた入力アナログ信号Vinをホールドするために、Vin用スイッチSW12をオフにする。次に、第1DA変換回路12の変換データが確定すると、オペアンプ100を仮想接地させて増幅するために、オートゼロ用スイッチSW11をオフにする。その後、第1DA変換回路12の出力アナログ信号VDAを減算するために、VDA用スイッチSW13をオンにする。このとき、入力側ノードN1の電荷QBは次式(A2)のようになる。
QB=C2(VDA−Vag)+C1(Vout−Vag)…(A2)
入力側ノードN1には電荷の抜け出る経路がないため、電荷保存則よりQA=QBとなり、次式(A3)が成立する。
Vout=C2/C1(Vin−VDA)+(C1Vag)…(A3)
したがって、当該シングルエンドのスイッチトキャパシタオペアンプは、オートゼロ電位Vagが理想的に接地電位であれば、入力アナログ信号Vinと第1DA変換回路12の出力アナログ信号VDAとの差分を、入力用コンデンサC1と帰還用コンデンサC2との容量比によって、増幅することができる。もちろん、オートゼロ電位Vagが接地電位でなくでも、その近似値を得ることができる。なお、シングルエンドのスイッチトキャパシタオペアンプの例を説明したが、完全差動方式のスイッチトキャパシタオペアンプで構成することも勿論可能である。
図4は、第1実施形態におけるAD変換器の第1動作例を示すタイミングチャートである。以下、図の上位から順に説明する。3つの信号波形は、第1クロック信号CLK1、第2クロック信号CLK2およびスイッチ信号CLKSWを示す。第2クロック信号CLK2の周波数は、第1クロック信号CLK1の周波数の2倍である。
減算増幅回路13および第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1のローからハイへの立ち上がりエッジで入力アナログ信号Vinをサンプルする。減算増幅回路13は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、サンプルした入力アナログ信号Vinをホールドする。それと同一周期のローのときに減算増幅し、次の周期のローのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、変換動作をしてデジタル値D9〜D6を出力し、その一つ前の周期のローのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路12は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに不定状態となり、それと同一周期のローのときに変換確定データを保持する。
第1スイッチSW1は、スイッチ信号CLKSWがローのときにオンされ、スイッチ信号CLKSWがハイのときにオフされる。第2スイッチSW2は、スイッチ信号CLKSWがハイのときにオンされ、スイッチ信号CLKSWがローのときにオフされる。第2増幅回路17は、スイッチ信号CLKSWのハイ期間において、第2クロック信号CLK2のローからハイへの立ち上がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がローのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第3増幅回路19は、スイッチ信号CLKSWの立ち下がりエッジと同期した第2クロック信号CLK2の立ち下がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がローのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第2AD変換回路15は、第2クロック信号CLK2のローからハイへの立ち上がりエッジで入力されるアナログ信号をサンプルする。第2AD変換回路15は、第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路16は、第2クロック信号CLK2がローのときに変換確定データを保持し、第2クロック信号CLK2がハイのときは不定状態となる。
図のように、第1AD変換回路11がD9〜D6を変換処理する間に、第2AD変換回路15は前に入力されたD2〜D0を同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回、10ビットのデジタル値を出力することができる。
図5は、第1実施形態におけるAD変換器の第2動作例を示すタイミングチャートである。第2動作例は、減算増幅回路13の増幅期間を第1動作例より長く取る例である。以下、図の上位から順に説明する。2つの信号波形は、第1クロック信号CLK1および第2クロック信号CLK2を示す。第2クロック信号CLK2の周波数は、第1クロック信号CLK1の周波数の2倍である。
減算増幅回路13および第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1のローからハイへの立ち上がりエッジで、入力アナログ信号Vinをサンプルする。減算増幅回路13は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、サンプルした入力アナログ信号Vinをホールドする。それと同一周期のローと次の周期のハイのときに減算増幅し、当該周期のローのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、変換動作をしてデジタル値D9〜D6を出力し、第1クロック信号CLK1がローのときの第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路12は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに不定状態となり、それと同一周期のローと次の周期のハイのときに変換確定データを保持する。
第1スイッチSW1は、第1クロック信号CLK1がローのときにオンされ、第1クロック信号CLK1がハイのときにオフされる。第2スイッチSW2は、第1クロック信号CLK1がハイのときにオンされ、第1クロック信号CLK1がローのときにオフされる。第2増幅回路17は、第1クロック信号CLK1のロー期間において、第2クロック信号CLK2のハイからローへの立ち下がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がローのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第3増幅回路19は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した第2クロック信号CLK2の立ち上がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がハイのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2AD変換回路15は、第2クロック信号CLK2のハイからローへの立ち下がりエッジで入力されるアナログ信号をサンプルする。第2クロック信号CLK2がローのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路16は、第2クロック信号CLK2がハイのときに変換確定データを保持し、第2クロック信号CLK2がローのときは不定状態となる。
図のように、第1AD変換回路11がD9〜D6を変換処理する周期と同一周期に、第2AD変換回路15は前に入力されたD2〜D0を同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回、10ビットのデジタル値を出力することができる。
第2動作例は、第1動作例より減算増幅回路13の減算増幅時間を長く取ることができる。図1の減算増幅回路13のように、8倍といった高い増幅率が必要な場合はセトリング時間が長くなるため、第2動作例のようなタイミングで動作するとよい。また、減算増幅回路13に高い増幅率が必要ない場合はセトリング時間が短くなるため、第1動作例のようなタイミングでよい。このように、第1実施形態によれば、サイクリック型AD変換部分を含む2ステージからなるパイプライン型のAD変換器において、第1ステージのAD変換回路11と並列に従来設けられていたサンプルホールド回路を削除することができる。これにより、特性、特に線形特性が向上する。よって、低電圧入力も可能となる。また、回路の小面積化、低消費電力化を図ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1ステージのAD変換回路で4ビットを変換し、第2ステージのAD変換回路で3ビットを変換し、第3ステージのAD変換回路で3ビットを変換する3ステージからなるパイプライン型のAD変換器の例である。
図6は、第2実施形態におけるAD変換器の構成を示す。このAD変換器において、入力アナログ信号Vinは、減算増幅回路13および第1AD変換回路11に入力される。第1AD変換回路11は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位4ビット(D9〜D6)を取り出す。第1DA変換回路12は、第1AD変換回路11により変換されたデジタル値をアナログ値に変換する。減算増幅回路13は、第1AD変換回路11のサンプルタイミングと同期して、入力アナログ信号Vinをサンプルして、所定の期間ホールドし、ホールドしているアナログ信号から第1DA変換回路12の出力アナログ信号を減算して4倍に増幅する。当該所定の期間は、少なくとも第1DA変換回路12の変換データが確定する期間以上の期間である。
減算増幅回路13の出力アナログ信号は、第2増幅回路17および第2AD変換回路15に入力される。第2AD変換回路15は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位から5〜7ビット(D5〜D3)を取り出す。第2AD変換回路15内の電圧比較素子のリファレンス電圧は、第1AD変換回路11の1/2に設定されている。本来、第2AD変換回路15は3ビット変換のため、減算増幅回路13で8(2の3乗)倍に増幅されていなければならない。この点、上記のようにリファレンス電圧を1/2に設定すれば、減算増幅回路13の増幅率が4倍となる。第2DA変換回路16は、第2AD変換回路15により変換されたデジタル値をアナログ値に変換する。第2増幅回路17は、入力されるアナログ信号を2倍に増幅して、第2減算回路18に出力する。第2減算回路18は、第2増幅回路17の出力から第2DA変換回路16の出力を減算する。第2DA変換回路16の出力は、2倍に増幅されている。
第3増幅回路19は、第2減算回路18の出力を4倍に増幅する。第3増幅回路19の出力アナログ信号は、第3AD変換回路20に出力される。第3AD変換回路20は、入力されるアナログ信号をデジタル値に変換し、上位から8〜10ビット(D2〜D0)を取り出す。このように、3つのステージで10ビットのデジタル値を得ている。
図7は、第2実施形態におけるAD変換器の動作例を示すタイミングチャートである。以下、図の上位から順に説明する。2つの信号波形は、第1クロック信号CLK1および第2クロック信号CLK2を示す。第2クロック信号CLK2の周波数は、第1クロック信号CLK1の周波数の2倍である。
減算増幅回路13および第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1のローからハイへの立ち上がりエッジで入力アナログ信号Vinをサンプルする。減算増幅回路13は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、サンプルした入力アナログ信号Vinをホールドする。それと同一周期のローのときに減算増幅し、次の周期のローのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路11は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに、変換動作をしてデジタル値D9〜D6を出力し、その一つ前の周期のローのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路12は、第1クロック信号CLK1の立ち上がりエッジと同期した立ち上がりエッジを持つ第2クロック信号CLK2のハイのときに不定状態となり、それと同一周期のローのときに変換確定データを保持する。
第2増幅回路17および第2DA変換回路16は、第1クロック信号CLK1の立ち下がりエッジと同期した第2クロック信号CLK2の立ち上がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。第2増幅回路17は、サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がハイのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2AD変換回路15は、サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路16は、第1クロック信号CLK1がロー期間において、第2クロック信号CLK2がローのときに変換確定データを保持し、第2クロック信号CLK2がハイのときは不定状態となる。第3増幅回路19は、第1クロック信号CLK1がロー期間において、第2クロック信号CLK2のハイからローへの立ち下がりエッジで、入力されたアナログ信号をサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がローのときに当該アナログ信号を増幅し、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第3AD変換回路20は、第1クロック信号CLK1のローからハイへの立ち上がりエッジで入力アナログ信号Vinをサンプルする。サンプルした直後の第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、上記サンプルした直前の第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。
図のように、第1AD変換回路11がD9〜D6を変換処理する間に、第3AD変換回路20は、前回に入力されたD2〜D0を同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回、10ビットのデジタル値を出力することができる。
このように、第2実施形態によれば、複数のステージからなるパイプライン型のAD変換器において、第1ステージの第1AD変換回路11と並列に従来設けられていたサンプルホールド回路を削除することができる。これにより、特性、特に線形特性が向上する。よって、低電圧入力も可能となる。また、回路の小面積化、低消費電力化を図ることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能である。また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
各実施形態に記載したAD変換回路の変換ビット数とその配分、増幅回路の増幅率、容量値等のパラメータは一例に過ぎず、変形例においてはこれらのパラメータに他の数値を採用してもよい。
第1実施形態において、2ステージのサイクリック型のAD変換器について説明した。この点、本発明は1つのAD変換回路のサイクリック型にも適用可能である。即ち、最初のAD変換後にフィードバック側の経路に入力を切り替え、フィードバック回路中の増幅回路で増幅された後、再び当該AD変換回路および減算増幅回路にアナログ信号が入力される。これによっても、第1実施形態の効果と同様の効果が得られる。
第2実施形態において、3ステージのパイプライン型のAD変換器を説明した。この点、ステージ数は任意であり、変換ビット数が多い場合や変換精度を向上させたい場合、さらに多ステージのパイプラインを構成することができる。また、図7に示したタイミングは一例であり、セトリング時間を確保するために減算増幅回路13の増幅期間を長く取ってもよい。
第1実施形態におけるAD変換器の構成を示す図である。 減算増幅回路の構成を示す図である。 減算増幅回路の動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態におけるAD変換器の第1動作例を示すタイミングチャートである。 第1実施形態におけるAD変換器の第2動作例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態におけるAD変換器の構成を示す図である。 第2実施形態におけるAD変換器の動作例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11 第1AD変換回路、 12 第1DA変換回路、 13 減算増幅回路、 15 第2AD変換回路、 16 第2DA変換回路、 17 第2増幅回路、 18 第2減算回路、 19 第3増幅回路、 100 オペアンプ、 20 第3AD変換回路、 C1,C2 コンデンサ、 SW1,SW2,SW11〜SW13 スイッチ。

Claims (6)

  1. 入力アナログ信号を複数回に分けてデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、
    入力されるアナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するステージを複数有し、
    前記複数のステージの内の1以上のステージは、自ステージに入力されるアナログ信号を1つの増幅素子により増幅するステージであり、
    前記増幅素子は、自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルしてホールドし、該ホールドしたアナログ信号から、自ステージで変換したデジタル値をアナログ値に変換した信号を、減算して増幅する第1減算増幅回路であり、
    前記複数のステージの内の他の1以上のステージは、自ステージに入力されるアナログ信号を複数の増幅素子により増幅するステージであり、
    前記複数の増幅素子の内の1つの増幅素子は、自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路、または自ステージに入力されるアナログ信号をサンプルして所定の増幅率で増幅する増幅回路であり、
    前記複数の増幅素子の内の他の増幅素子は、前記サンプルホールド回路または前記増幅回路の出力アナログ信号から、自ステージで変換したデジタル値をアナログ値に変換した信号を、減算して増幅する第2減算増幅回路であることを特徴とするアナログデジタル変換器。
  2. 前記第1減算増幅回路は、自ステージに入力されるアナログ信号をデジタル変換するためにサンプルするタイミングと同期して、該アナログ信号を直接サンプルすることを特徴とする請求項1に記載のアナログデジタル変換器。
  3. 前記第1減算増幅回路を含むステージは、初段のステージであることを特徴とする請求項1または2に記載のアナログデジタル変換器。
  4. 前記複数のステージの内の任意のステージは、自ステージの出力アナログ信号が、自ステージの入力にフィードバックするサイクリック型のステージであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアナログデジタル変換器。
  5. 前記第1減算増幅回路は、前記入力されるアナログ信号をサンプルした後、少なくとも前記自ステージで変換したデジタル値のアナログ値への変換が確定するまで、ホールドすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアナログデジタル変換器。
  6. 前記第1減算増幅回路は、オートゼロ期間よりも長い期間、増幅することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のアナログデジタル変換器。
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