JP2005243997A - 半導体ウエーハの両面研磨装置及び研磨方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】両面研磨装置において、アンローダ部16に、回収用容器17とは別に、研磨されたウエーハを一時的に保管するバッファー容器12を予め設置しておき、ボックス11に収容されていたウエーハWと該ボックスに収容されていたものではない他のウエーハを同じキャリア4にセットして研磨を行う場合、研磨されたウエーハのうち前記ボックスに収容されていたウエーハを前記回収用容器に回収し、前記他のウエーハを前記バッファー容器に一旦収容し、前記回収用容器を新たな回収用容器と入れ替えた後、前記バッファー容器内に収容したウエーハを前記新たな回収用容器に移送する。
【選択図】図1
Description
混成処理の場合、同一バッチから2つのボックス内に収容されていたウエーハを回収することになるが、混入を避けるため、1つのアンローダ部において回収用容器を払い出した後、新しい回収用容器をセットするとなると、容器の交換に時間がかかり、作業効率の低下を招いてしまう。
また、例えば、2つのボックスに対応すべく、アンローダ部に25枚のウエーハを収容できる回収用容器を2つ配置できるようにするとなると、アンローダ部の設置面積が大きくなり、装置が大型化するほか、装置コストが増加するなどの問題がある。
すなわち、本発明の両面研磨装置によれば、回収用容器の出し入れは1ヶ所で良いため大型化せず、かつ安価なものとなる。そして、この装置により混成処理を行う場合、研磨後、それぞれのウエーハを回収用容器とバッファー容器とに分けて素早く回収することができる。これにより、ウエーハの混入を防ぐことができる上、作業効率を向上させることができる。
バッファー容器内に収容するウエーハの数は、混成処理の場合にはキャリアの保持孔の数より少ないので、バッファー容器が、1つのキャリアの保持孔の数と同数のウエーハを収容できるものであれば間に合うし、また、装置の大型化を防ぐにも好適である。
バッファー容器がウエーハを垂直に収容するものであれば、搬送ロボットがウエーハを保持し易くなり、ウエーハの移送をスムーズに行うことができる。
また、バッファー容器がウエーハを例えば5枚程度収容できるものとする場合、ウエーハを水平に収容するよりも、垂直に収容するものとした方が場所を取らず、装置の大型化を防ぐにも好ましい。
回収用容器及びバッファー容器が水槽であれば、研磨後のウエーハを各容器(水槽)内の純水などに投入することで、ウエーハの表面に付着している研磨スラリーや研磨カスが乾燥して固着することがなく、その後の洗浄等で簡単に除去することができる。
本発明によれば、異なるボックス内のウエーハを混成して研磨する場合や、ダミーウエーハを一緒に研磨する場合に、研磨後のウエーハの混入を確実に防ぐことができ、特に有効となる。
バッファー容器内に一時的に保管するウエーハは、通常、キャリアの保持孔の数以下となるので、キャリアの保持孔の数と同数のウエーハを収容できるバッファー容器を用いれば間に合うし、装置の大型化やコストの上昇を確実に抑えることができる。
研磨後のウエーハをバッファー容器内に垂直に収容すれば、回収用容器を交換した後の新たな回収用容器に移す際、搬送ロボットによるウエーハの移送が容易となり、また、ウエーハを水平に収容する場合よりも場所を取らず、装置の大型化を防ぐにも好ましい。
図1は、本発明に係る両面研磨装置の一例の概略を示している。
この両面研磨装置1には、研磨装置本体(研磨部)2と、ローディングステーション(ローダ部)10と、アンローディングステーション(アンローダ部)16等が設けられている。研磨装置本体2は、偏心アーム7、キャリアホルダ3等を有する揺動式のものであり、キャリア4には5つのウエーハ保持孔5とスラリー通過孔6が設けられている。ローダ部10には研磨前のシリコンウエーハWを収容したボックス11が配置され、アンローダ部16には研磨後のウエーハを回収する回収用容器17(例えば、純水に界面活性剤などを入れて満たした水槽)が配置される。なお、回収用容器17としては、通常、25枚入りのもの、あるいは13枚入りのものを2つ並べたものが配置される。
例えばバッファー容器12は塩ビ製の水槽の内側にウエーハ保持部を設けた構造とすればよい。ウエーハ保持部は材質がフッ素樹脂製でウエーハ底部を保持する1本の保持棒とウエーハ側部を保持する2本の保持棒を2枚の側板に取り付けた構造とすることができる。また、保持棒の表面には収容するウエーハ枚数に応じた数の係合溝が形成されている。そしてバッファー容器12は脱着自在にピン等でアンローダ部16に固定されたものとする。
また、バッファー容器12は、搬送ロボット13によるハンドリング、装置の大型化の防止等の理由から、ウエーハを垂直に収容するものであることが好ましい。
なお、図示されていないが、両面研磨装置として必要な上下の定盤、研磨布、スラリー供給手段等も設けられている。
また、ウエーハ割れ検出エリアとして、回収用容器17の近くにCCDカメラを設け、ウエーハを回収用容器17に収容する前にウエーハの割れの発生の有無を確認するようにしても良い。
このようにして、ボックス11内のウエーハWを順次研磨した場合、ボックス11に収容されていたウエーハの数が、キャリアの保持孔の数の整数倍でない場合、例えば最後に4枚残った場合、これらのウエーハを保持孔5にセットすると、保持孔が1つ空いてしまう。一部の保持孔が空いていると、定盤による荷重がウエーハに均一にかからなくなり、他の保持孔内に保持されているウエーハを均一に研磨することができなくなるので、ウエーハを補充して全ての保持孔内にウエーハをセットする必要がある。この場合、空になったボックスを、新たに研磨すべきウエーハを収容した次のボックス11と交換し、このボックス内からウエーハWを補充するか、ダミーウエーハを用いることができる。
なお、例えば、キャリア4の原点合わせ機構を設けて常に原点からウエーハを投入、回収を行うようにすれば、ウエーハの混同をより確実に防ぐことができる。
そして、ローダ部10のボックス11内に端数(1〜4枚)のウエーハが残った場合、さらに次のボックスからウエーハを補充して、前記と同様に混成処理による研磨、回収を行い、前記と同様に1つのボックス内の全てのウエーハが回収された後、回収用容器17の搬出を行えば良い。
さらに、本発明による両面研磨装置1では、バッファー容器12はアンローダ部16に固定され、交換する必要は無いため、回収用容器17の交換は1箇所で足りる。従って、例えば2つのボックス11に対応すべく、25枚のウエーハを収容可能な回収用容器17を2つ設置する場合に比べ、装置を小型化することができ、また、設備コストを低く抑えることができる。
その結果、研磨工程の全自動化にも資するところ大である。
また、本発明は、研磨装置内の配置は図1のものに限定されず、適宜設定すれば良いし、揺動式の両面研磨装置に限定されず、4ウエイ方式の両面研磨装置にも適用することができる。
5…保持孔、 6…スラリー通過孔、 7…偏心アーム、 8…関節部、
9…ウエーハ保持手段、 10…ローダ部、 11…ウエーハ収容ボックス、
12…バッファー容器(水槽)、 13…搬送ロボット、
14…ボックス自動搬送装置、 15…センタリングステージ、
16…アンローダ部、 17…回収用容器(水槽)、 18…自動搬送装置、
19…フレーム、 W…ウエーハ。
Claims (8)
- 少なくともローダ部と、搬送ロボットと、研磨部と、アンローダ部とを有し、ボックス内に収容された半導体ウエーハを、前記搬送ロボットが前記研磨部に搬送し、該研磨部におけるキャリアの保持孔に保持して研磨した後、前記アンローダ部に搬送して回収用容器に回収する両面研磨装置において、前記アンローダ部に、前記回収用容器とは別に、研磨されたウエーハを一時的に保管するバッファー容器が設置されていることを特徴とする半導体ウエーハの両面研磨装置。
- 前記バッファー容器が、前記研磨部の1つのキャリアの保持孔の数と同数のウエーハを収容できるものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウエーハの両面研磨装置。
- 前記バッファー容器が、ウエーハを垂直に収容するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体ウエーハの両面研磨装置。
- 前記回収用容器及びバッファー容器が、水槽であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の半導体ウエーハの両面研磨装置。
- ボックスに収容された半導体ウエーハを両面研磨装置のキャリアの保持孔にセットして研磨した後、研磨されたウエーハをアンローダ部の回収用容器に回収する研磨方法において、前記アンローダ部に、前記回収用容器とは別に、研磨されたウエーハを一時的に保管するバッファー容器を予め設置しておき、前記ボックスに収容されていたウエーハと該ボックスに収容されていたものではない他のウエーハを同じキャリアにセットして研磨を行う場合、研磨されたウエーハのうち前記ボックスに収容されていたウエーハを前記回収用容器に回収し、前記他のウエーハを前記バッファー容器に一旦収容し、前記回収用容器を新たな回収用容器と入れ替えた後、前記バッファー容器内に収容したウエーハを前記新たな回収用容器に移送することを特徴とする半導体ウエーハの研磨方法。
- 前記他のウエーハとして、別のボックスに収容されたウエーハ又はダミーウエーハとすることを特徴とする請求項5に記載の半導体ウエーハの研磨方法。
- 前記バッファー容器として、前記1つのキャリアの保持孔の数と同数のウエーハを収容できるものを用いることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の半導体ウエーハの研磨方法。
- 前記バッファー容器として、ウエーハを垂直に収容するものを用いることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の半導体ウエーハの研磨方法。
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JP2004052987A JP2005243997A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 半導体ウエーハの両面研磨装置及び研磨方法 |
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JP2009088170A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Shin Nippon Koki Co Ltd | 半導体ウエハ加工装置 |
WO2023127553A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 基板受渡装置及び基板受渡方法 |
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2004
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