JP2005243726A - 電子部品の接合方法とそれに用いる電子回路基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電子回路基板1と電子部品5、6の接合部を樹脂シート3にて補強する電子部品の接合方法であって、電子回路基板1上に樹脂シート3を貼り付ける工程と、その後従来の表面実装工程と同様に樹脂シート3上に半田ペースト4を供給する工程と、電子部品5、6を半田ペースト4上に脱落する恐れなく搭載する工程と、半田ペースト4をリフロー加熱した後冷却することで電子部品5、6と電子回路基板1の半田7による接合と同時に硬化した樹脂シート8により半田接合部の補強を行う工程とを有する。
【選択図】 図1
Description
1.半田ペースト印刷工程
接合材料としての半田ペーストを電子回路基板の電子部品電極ランドに印刷。
電子回路基板の電子部品電極ランドに印刷された半田ペースト上に電子部品の電極 を配置するように電子部品を搭載。
半田ペーストを加熱溶融させ、電子回路基板と電子部品を半田接合。
の各工程が行われる。
図1は、本実施形態における電子回路基板1と、1005チップ部品6と、0.4mmピッチWL−CSP(Wafer-level CSP)5の接合方法の工程図である。図1において、電子回路基板1は、例えばガラスエポキシ樹脂製で、金メッキを施された接合電極ランド2を有している(図1(a)参照)。この電子回路基板1上に樹脂シート3が配設する(図1(b)参照)。樹脂シート3には、厚さ30μmの熱硬化性の樹脂シートが使用され、電子回路基板1の全体の大きさと同等に切り出し、電子回路基板1上に貼り付けて配設される。なお、樹脂シート3の大きさは、接合補強部に合わせて切り出しても良く、その厚さは電子回路基板1及び電子部品5、6のサイズにより適宜選定される。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、先行する実施形態と同じ構成要素については同一の参照符号を付して説明を省略し、主として相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の第3の実施形態について、図2を参照して説明する。本実施形態では、樹脂シート3に、例えば穴径50μmの加工穴11を、ピッチ50μmの一定間隔でマトリックス状に施している。
次に、本発明の第4の実施形態について、図3、図4を参照して説明する。本実施形態では、図3に示すように、樹脂シート3に、電子回路基板1の接合電極ランド2に合わせて加工穴12を施している。
次に、本発明の第5の実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態では、電子回路基板1上に樹脂シート3が予め貼り付けて配設されている。このように、予め樹脂シート3が貼り付けられた電子回路基板1を作成することにより、上記第1〜第3の実施形態の電子部品の接合方法を、従来の表面実装工程のみを行うことによって実施して半田接合部を補強することができる。
2 接合電極ランド
3 樹脂シート
4 半田ペースト
5 電子部品(エリアアレイ型部品)
6 電子部品(チップ部品)
7 半田
8 硬化した樹脂シート
11 加工穴
12 加工穴
Claims (6)
- 電子回路基板と電子部品の接合部を樹脂シートにて補強する電子部品の接合方法であって、電子回路基板上に樹脂シートを貼り付ける工程と、樹脂シート上に半田ペーストを供給する工程と、電子部品を搭載する工程と、半田ペーストをリフロー加熱した後冷却することで電子部品と電子回路基板の接合と同時に硬化した樹脂シートにより半田接合部の補強を行う工程とを有することを特徴とする電子部品の接合方法。
- 樹脂シートに一定間隔で穴を形成することを特徴とする請求項1記載の電子部品の接合方法。
- 樹脂シートに電子回路基板の接合電極ランドに合わせて穴を形成することを特徴とする請求項1記載の電子部品の接合方法。
- 電子部品接合面に、半田ペーストのリフロー加熱によって軟化する樹脂シートを貼り付けて配設したことを特徴とする電子回路基板。
- 樹脂シートに一定間隔で穴が形成されていることを特徴とする請求項4記載の電子回路基板。
- 樹脂シートに任意箇所に穴が形成されていることを特徴とする請求項4記載の電子回路基板。
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