JP2005243550A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 指掛け突起にエッジ部が形成されている場合であっても、そのエッジ部に指が強く食い込むのを回避する。
【解決手段】 連結アーム44と指掛け突起16との係止機能の信頼性向上を目的として指掛け突起16の前端縁がエッジ部19とされているため、コルゲートホルダ40を外した状態でロック解除操作したときに、指掛け突起16に指Faを宛てたときにエッジ部19が食い込んで作業者が不快感を覚えることが懸念される。しかし、ロック解除操作の際に、指掛け突起16に当接させた指Faが指受け部21に対して面当たり状態で当接するようにしたので、指掛け突起16のエッジ部19に指Faが強く食い込むのを回避することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、コルゲートホルダの取付けを可能としたコネクタに関するものである。
従来、コネクタとして、端子金具が収容されるハウジングの外面に沿ってロックアームを形成し、相手側コネクタと嵌合した状態では、ロックアームによって嵌合状態にロックされるようにしたものがある。ロックアームの後端部にはロック解除用の操作部が形成されており、ハウジングの外面におけるロックアームと反対側の面には、指掛け突起が形成されている。ロック解除の際には、操作部と指掛け突起とに指を宛て、ハウジングを挟むようにしつつロックアームを変位させ、指掛け突起に指を引っ掛けてコネクタを相手側コネクタから引き離すようになっている。
ところで、上記のようなコネクタにおいて、端子金具に接続されてハウジングから後方へ導出された電線を、保護等のためにコルゲートチューブ内に収容し、そのコルゲートチューブの端末部をコルゲートホルダを用いてハウジングに連結する構造が採用されることがある。このコルゲートホルダの後端部はコルゲートチューブの外周の蛇腹部に係止されるようになっており、コルゲートホルダの前端部には、ハウジングに係止するための連結アームが形成されている。
コルゲートホルダを用いてコルゲートチューブをハウジングに連結する手段としては、特許文献1に開示されているものがある。
特開平11−26093号公報
上記のようなコルゲートホルダを備えるコネクタにおいて、コルゲートホルダの連結アームをコネクタハウジングに係止させる手段としては、連結アームを、上記したロック解除操作時に指を引っ掛けるための形成されている指掛け突起に係止させる構造、即ち指掛け突起を連結アームの係止手段として兼用させる方法が考えられる。
この場合、連結アームが指掛け突起から外れるのを防止し、両者の係止状態を保つためには、指掛け突起の前端縁をエッジ状にする必要がある。ところが、指掛け突起にエッジ状の部分を形成してしまうと、コルゲートホルダを外した状態でロック解除操作する際に、指掛け突起に指を宛てたときに作業者が不快感を覚えることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、指掛け突起にエッジ部が形成されている場合であってもそのエッジ部に指が強く食い込むのを回避することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が収容されるハウジングの外面に沿ってロックアームが形成され、相手側コネクタと嵌合した状態では前記ロックアームによって嵌合状態にロックされ、前記ロックアームの後端部にはロック解除用の操作部が形成され、前記ハウジングの外面における前記ロックアームとは反対側の面には、指掛け突起が形成され、ロック解除の際には、前記操作部と前記指掛け突起とに指を宛て、前記ハウジングを挟むようにしつつ前記ロックアームを変位させ、前記指掛け突起に指を引っ掛けて相手側コネクタから引き離されるようになっており、前記端子金具に接続されて前記ハウジングから後方へ導出された電線を包囲するコルゲートチューブの端末部を、コルゲートホルダを用いて前記ハウジングに連結することが可能とされ、前記コルゲートホルダの前端部に設けた連結アームが、前記指掛け突起に対して係止可能とされているコネクタにおいて、前記ハウジングには、前記指掛け突起の近傍に位置し、ロック解除操作の際には前記指掛け突起に当接させた指が面当たり状態で当接し得る形態とされた指受け部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記指受け部が、前記指掛け突起に係止された前記連結アームを左右両側から挟むように配置されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
連結アームと指掛け突起との係止機能の信頼性向上を目的として指掛け突起の前端縁をエッジ状にすると、コルゲートホルダを外した状態でロック解除操作したときに、指掛け突起に宛てた指にエッジが食い込んで作業者が不快感を覚えることが懸念されるが、本発明では、ロック解除操作の際に、指掛け突起に当接させた指が指受け部に対して面当たり状態で当接するようにしたので、指掛け突起のエッジ部に指が強く食い込むのを回避することができる。
連結アームと指掛け突起との係止機能の信頼性向上を目的として指掛け突起の前端縁をエッジ状にすると、コルゲートホルダを外した状態でロック解除操作したときに、指掛け突起に宛てた指にエッジが食い込んで作業者が不快感を覚えることが懸念されるが、本発明では、ロック解除操作の際に、指掛け突起に当接させた指が指受け部に対して面当たり状態で当接するようにしたので、指掛け突起のエッジ部に指が強く食い込むのを回避することができる。
<請求項2の発明>
連結アームは、指受け部で挟まれることにより幅方向への位置ずれを規制されるので、コルゲートホルダをハウジングに対して安定して係止させておくことができる。
連結アームは、指受け部で挟まれることにより幅方向への位置ずれを規制されるので、コルゲートホルダをハウジングに対して安定して係止させておくことができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。
本実施形態のコネクタAは、合成樹脂製のハウジング10と複数の雌形の端子金具30とを備えて構成されている。ハウジング10内には前後方向に貫通する複数のキャビティ11が横並びに並列して形成されている。
ハウジング10の上面には、前後方向に細長いロックアーム12が一体に形成されている。ロックアーム12は、その長さ方向中央よりも少し後端寄りの位置において脚部13を介してハウジング10の上面に支持されており、常には、ハウジング10の上面とほぼ平行な姿勢を保つが、脚部13を支点としてシーソー状に上下に弾性撓みし得るようになっている。ロックアーム12の前端部には、相手側コネクタBのロック突起Baに係止されるロック孔14が形成され、ロックアーム12の後端部には、ロック解除操作を行うための操作部15が形成されている。この操作部15は、ハウジング10の後端部に配置されている。
ハウジング10の下面、即ちロックアーム12の形成されている面と反対側の面には、指掛け突起16が形成されている。指掛け突起16は、左右方向に長いリブ状をなし、前後方向及び左右方向において操作部15と対応するようにハウジング10の後端部に配置されている。指掛け突起16の下面は水平な指宛面17となっている。指掛け突起16の前端面は、後述するコルゲートホルダ40がハウジング10に対して着脱される方向(前後方向)と略直角をなす平坦な係止面18となっている。この係止面18は指宛面17に対して直角に連なり、係止面18と指宛面17とが連なる部分は直角に角付けされた形態のエッジ部19となっている。指掛け突起16の後面は、ハウジング10へのコルゲートホルダ40の組付け方向に対して斜めをなすガイド斜面20となっている。ガイド斜面20の後端はハウジング10の後端面よりも前方に位置しており、ガイド斜面20の後方にはハウジング10の下面の後端縁部が連なっている。
同じくハウジング10の下面には、指掛け突起16の左右両側に配置された一対の指受け部21が形成されている。指受け部21は、前後方向に細長いリブ状をなし、互いに平行をなしている。指受け部21の長さ方向と直角な断面形状は方形をなし、指受け部21の下面は、指掛け突起16の指宛面17と平行な平坦状をなす指受け面22となっている。指受け部21の前後方向における形成範囲は、指掛け突起16よりも前方の領域からハウジング10の後端面に至る範囲とされている。上記した指掛け突起16の左右両端は一対の指受け部21の内面に連なり、ハウジング10の下面において指掛け突起16と一対の指受け部21が略H字形をなしている。指宛面17と指受け面22とは面一状に連なり、指掛け突起16のハウジング10の下面からの突出寸法と、指受け部21のハウジング10の下面からの突出寸法は、同じ寸法となっている。
各キャビティ11内には後方から端子金具30が挿入されている。挿入された端子金具30は、キャビティ11に形成したランス23の係止と、ハウジング10に組み付けたリテーナ24の係止により抜止め状態に保持されている。端子金具30の後端部には電線31が圧着により接続されており、電線31はハウジング10の後端面から後方へ導出されている。電線31は、合成樹脂製の蛇腹状をなすコルゲートチューブ32内に挿通され、このコルゲートチューブ32に包囲されることで他部材の干渉等から保護されている。
コネクタAのコルゲートチューブ32の端末部(前端部)は、コルゲートホルダ40を介してハウジング10に連結されている。コルゲートホルダ40は、単にコルゲートチューブ32とハウジング10に連結するだけではなく、ハウジング10と電線30の他方の端末部に接続される別のハウジング(図示せず)との間のワイヤーハーネスの長さを設定(管理)する機能と、コルゲートチューブ32とハウジング10との間で電線30が露出するのを回避する機能を兼ね備えている。
コルゲートホルダ40は、略U字形断面の本体41と略平板状のカバー42とをヒンジ43を介して連結したものであり、本体41に対しその上面の開口部を塞ぐようにカバー42を組み付けることで、全体として前後方向に貫通する筒状に組み付けられている。本体41の内周とカバー42の内面には周方向の突条43が形成され、その突条43がコルゲートチューブ32の蛇腹状の外周の溝33に嵌合することで、コルゲートチューブ32とコルゲートホルダ40が前後方向(電線30の軸線方向)への相対変位、及び上下左右方向(電線30の軸線と略直角な方向)への相対変位が規制された状態で連結されている。
コルゲートホルダ40の本体41には、その前端縁における下端位置から前方へ片持ち状に延出する連結アーム44が形成されている。連結アーム44は、ハウジング10の下面と略平行をなす平板状をなし、連結アーム44の上面の前端部には、上方へ突出する係止突起45が連結アーム44の全幅に亘って形成されている。この係止突起45の前面は、ハウジング10への組付け方向に対して斜めをなすガイド斜面46となっている。係止突起45の後端面は、ハウジング10への組付け方向に対して直角をなす係止面47となっている。コルゲートホルダ40をハウジング10に組み付けた状態では、連結アーム44は幅方向(左右方向)において両指受け部21の間に嵌合するように配置されており、連結アーム44及び係止突起45の幅寸法は、上記一対の指受け部21の内面同士の間隔と同じかそれよりも僅かに小さい寸法とされている。同じくコルゲートホルダ40をハウジング10に組み付けた状態では、連結アーム44の前端が指受け部21の前端よりも後方に位置するようになっている。
また、本体41及びカバー42の前端面は、コルゲートホルダ40をハウジング10に組み付けた状態でハウジング10の後端面に突き当てられるストッパ48となっている。さらに、カバー42には、その前端縁から後方へ切り込んだ形態の左右一対のスリット49が形成され、この一対のスリット49に挟まれた平板状の部分は、上下方向(即ち、ロックアーム12がシーソー状に弾性撓みするときに操作部15が変位する方向)へ弾性撓みし得る可撓部50となっている。この可撓部50は、操作部15の後方であり、且つ操作部15の近傍となる位置に配置されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
コルゲートホルダ40の本体41とカバー42を合体させる際には、コルゲートチューブ32の端末部の溝33に突条43を嵌合させるようにする。これにより、コルゲートホルダ40が合体されると同時にコルゲートホルダ40とコルゲートチューブ32の端末部が連結される。次に、コルゲートホルダ40をハウジング10に対して後方から組み付けるが、このとき、本体41の前端縁における連結アーム44の左右両側に突成された嵌合凸部51をハウジング10の後端面に形成された嵌合凹部25に嵌合させることで、ハウジング10とコルゲートホルダ40の上下方向及び左右方向への位置ずれや傾きが規制される。組み付けの過程では、連結アーム44が下方へ弾性撓みしつつ係止突起45が指掛け突起16を乗り越えるが、このとき、双方のガイド斜面に20,46よって連結アーム44の弾性撓み動作が円滑に行われる。そして、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して正規状態に組み付けられると、コルゲートホルダ40のストッパ48がハウジング10の後端面に突き当たることによってコルゲートホルダ40が前止まりされる。これと同時に、係止突起45が指掛け突起16を通過して連結アーム44が弾性復帰し、連結アーム44の係止面47が指掛け突起16の係止面18に対して前方から係止することで、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して後方へ変位することが規制され、もって、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して組み付け状態にロックされる。以上により、コルゲートチューブ32とコルゲートホルダ40がハウジング10に連結される。
コルゲートホルダ40の本体41とカバー42を合体させる際には、コルゲートチューブ32の端末部の溝33に突条43を嵌合させるようにする。これにより、コルゲートホルダ40が合体されると同時にコルゲートホルダ40とコルゲートチューブ32の端末部が連結される。次に、コルゲートホルダ40をハウジング10に対して後方から組み付けるが、このとき、本体41の前端縁における連結アーム44の左右両側に突成された嵌合凸部51をハウジング10の後端面に形成された嵌合凹部25に嵌合させることで、ハウジング10とコルゲートホルダ40の上下方向及び左右方向への位置ずれや傾きが規制される。組み付けの過程では、連結アーム44が下方へ弾性撓みしつつ係止突起45が指掛け突起16を乗り越えるが、このとき、双方のガイド斜面に20,46よって連結アーム44の弾性撓み動作が円滑に行われる。そして、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して正規状態に組み付けられると、コルゲートホルダ40のストッパ48がハウジング10の後端面に突き当たることによってコルゲートホルダ40が前止まりされる。これと同時に、係止突起45が指掛け突起16を通過して連結アーム44が弾性復帰し、連結アーム44の係止面47が指掛け突起16の係止面18に対して前方から係止することで、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して後方へ変位することが規制され、もって、コルゲートホルダ40がハウジング10に対して組み付け状態にロックされる。以上により、コルゲートチューブ32とコルゲートホルダ40がハウジング10に連結される。
この状態では、連結アーム44と指掛け突起16の係止面47,18が、ハウジング10に対するコルゲートホルダ40の組付け方向と直角な方向に面当たり状態で係止されているとともに、指掛け突起16の係止面18の下端縁が直角なエッジ部19となっているので、係止面の下端縁が円弧状又はテーパ状に面取りされたいるものと比較すると、連結アーム44と指掛け突起16との係止による連結機能の信頼性が高い。また、連結アーム44の係止突起45が一対の指受け部21の間に嵌合されることにより、連結アーム44がハウジング10に対して左右方向へ相対変位することが規制されているので、コルゲートホルダ40をハウジング10に対して安定して係止させておくことができる。
かかるコネクタAは、相手側コネクタBに対して嵌合されたときに、相手側コネクタBの上面に形成されたロック突起Baにロックアーム12のロック孔14を係止させることで、嵌合状態にロックされる。そして、このロック状態からコネクタAを相手側コネクタBから離脱させる際には、作業者が、例えば親指Faをロックアーム12の操作部15の上面に宛うとともに人差し指Fbをコルゲートホルダ40の連結アーム44の下面に宛い、その状態でハウジング10を上下に挟むように両方の指Fa,Fbに力を加えると、ロックアーム12の弾性撓みを伴いつつ操作部15が下方(ハウジング10の上面側)へ変位し、ロック孔14がロック突起Baから解離してロック解除状態となる。後は、このロック解除状態を保ったままで、コネクタAとコルゲートホルダ40を後方へ引っ張れば、相手側コネクタBからコネクタAを離脱させることができる。
尚、操作部15を変位させるときに、親指Faの一部がコルゲートホルダ40側に当たることが懸念される。しかし、本実施形態では、コルゲートホルダ40における操作部15と対応する位置には、上下方向へ弾性撓みな可撓部50を形成しているので、操作部15を下方へ操作するときに、親指Faの一部が可撓部50を操作部15と一緒に下方へ変位させることにより、ロック解除操作を支障なく行うことができるようになっている。
さて、上記の離脱作業は、ハウジング10にコルゲートホルダ40及びコルゲートチューブ32を連結したままの状態で行うのであるが、本実施形態では、コルゲートホルダ40をハウジング10から外した状態で、ロック解除操作を行うとともにコネクタAを相手側コネクタBから離脱させることも可能である。
この場合、図2に示すように親指Faを操作部15の上面に宛うとともに、人差し指Fbを露出状態となった指掛け突起16の下面の指宛面17に宛うことになる。そして、上記と同様に、ハウジング10を上下に挟むように両方の指Fa,Fbに力を加えて、操作部15を下方(ハウジング10の上面側)へ変位させると、ロック孔14がロック突起Baから解離してロック解除状態となる。そして、このロック解除状態を保ったままで、コネクタAとコルゲートホルダ40を後方へ引っ張るのであるが、このとき、指宛面17に宛われている人差し指Fbの一部をエッジ部19に引っ掛けるようにすれば、人差し指Fbが滑らずに済み、コネクタAを相手側コネクタBから確実に離脱させることができる。
ここで、本実施形態では、連結アーム44と指掛け突起16との係止機能の信頼性向上を目的として指掛け突起16の前端縁にエッジ部19を形成しているのであるが、このように指掛け突起16の前端縁が直角に角付けされたエッジ状をなしていると、人差し指Fbがエッジ部19に強く食い込んだ場合に、作業者が不快感を覚えることが懸念される。しかし、本実施形態では、ハウジング10に、指掛け突起16の近傍に位置し、ロック解除操作の際には指掛け突起16に当接させた指Fbが面当たり状態で当接し得る形態とされた指受け部21が形成されている。これにより、ロック解除操作の際に、指掛け突起16に当接させた指Fbが指受け部21に対して面当たり状態で当接することで、指掛け突起16のエッジ部19に指Fbが強く食い込むのを回避することが可能となっている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8を参照して説明する。
本実施形態2のコネクタCは、指掛け突起60、連結アーム61を上記実施形態1とは異なる形態としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8を参照して説明する。
本実施形態2のコネクタCは、指掛け突起60、連結アーム61を上記実施形態1とは異なる形態としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
相手側コネクタBのフード部Bbの突出長さは、相手側コネクタBの雄タブBcが上下方向において複数段に分かれて配置された場合や、雄タブBcの左右方向の配列数が多くなった場合に、フード部Bbの開口から進入した異物が雄タブBcと干渉するのを回避するために寸法が大きくなるが、これに合わせて、本実施形態2のコネクタCも、フード部Bbの外嵌されるハウジング10の嵌合筒部26の後端の位置が実施形態1のものよりも後方へずれている。この嵌合筒部26の後方には、コルゲートホルダ40の連結アーム61を配置するために前後方向のスペース62が必要とされるため、本実施形態2では、指掛け突起60を、実施形態1の指掛け突起16よりも後方に配置している。つまり、本実施形態2では、指掛け突起60の位置がハウジング10の後端部に配置され、指掛け突起60の後端面がハウジング10の後端面に対して面一状に連なる形態となっている。また、指掛け突起60の配置に合わせ、連結アーム61の長さを保つために、連結アーム61は本体41の前端よりも後方の位置から延出した形態となっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、指受け部を指掛け突起の左右いずれか一方の側にのみ設けてもよい。
(2)上記実施形態において、指受け部を、指掛け突起よりも前方のみ、又は指掛け突起よりも後方のみに配置してもよい。
(3)上記実施形態において、指受け部は、指掛け突起と連結されずに、独立してハウジングの外面から立ち上がる形態としてもよい。
(4)指受け部は、前後方向に直線状に延びる形態に限らず、「コ」字形、「く」字形、円弧形等、種々の形状とすることができる。
(5)本発明は、雌端子金具を収容する雌側コネクタでなく、タブを有する雄端子金具を収容する雄側コネクタにも適用できる。
(6)指掛け突起と指当て部の高さ(指が当たる面の高さ)が互いに異なるようにしてもよい。
(7)上記実施形態において、端子金具が上下複数段に分かれて配置された構造としてもよい。
(8)上記実施形態において、連結アームの幅寸法が左右両指当て部の間隔より小さくてもよい。
(9)上記実施形態において、コルゲートホルダのカバーにおけるロックアームの操作部と対応する前端部を、下方(ロック解除時に操作部が変位する方向と同じ方向)へ凹ませた形態としてもよい。このような形態にすれば、操作部をロック解除操作するときに、操作する指がコルゲートホルダの上面壁に当たるのを回避することができる。
A…コネクタ
B…相手側コネクタ
10…ハウジング
12…ロックアーム
15…操作部
16…指掛け突起
21…指受け部
30…端子金具
32…コルゲートチューブ
40…コルゲートホルダ
44…連結アーム
C…コネクタ
60…指掛け突起
61…連結アーム
B…相手側コネクタ
10…ハウジング
12…ロックアーム
15…操作部
16…指掛け突起
21…指受け部
30…端子金具
32…コルゲートチューブ
40…コルゲートホルダ
44…連結アーム
C…コネクタ
60…指掛け突起
61…連結アーム
Claims (2)
- 端子金具が収容されるハウジングの外面に沿ってロックアームが形成され、相手側コネクタと嵌合した状態では前記ロックアームによって嵌合状態にロックされ、
前記ロックアームの後端部にはロック解除用の操作部が形成され、
前記ハウジングの外面における前記ロックアームとは反対側の面には、指掛け突起が形成され、
ロック解除の際には、前記操作部と前記指掛け突起とに指を宛て、前記ハウジングを挟むようにしつつ前記ロックアームを変位させ、前記指掛け突起に指を引っ掛けて相手側コネクタから引き離されるようになっており、
前記端子金具に接続されて前記ハウジングから後方へ導出された電線を包囲するコルゲートチューブの端末部を、コルゲートホルダを用いて前記ハウジングに連結することが可能とされ、
前記コルゲートホルダの前端部に設けた連結アームが、前記指掛け突起に対して係止可能とされているコネクタにおいて、
前記ハウジングには、前記指掛け突起の近傍に位置し、ロック解除操作の際には前記指掛け突起に当接させた指が面当たり状態で当接し得る形態とされた指受け部が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記指受け部が、前記指掛け突起に係止された前記連結アームを左右両側から挟むように配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004054485A JP2005243550A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004054485A JP2005243550A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | コネクタ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005243550A true JP2005243550A (ja) | 2005-09-08 |
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ID=35025044
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JP (1) | JP2005243550A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031824A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004054485A patent/JP2005243550A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016031824A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
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