JP2005243486A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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奈緒 志村
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弘真 田中
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Abstract

【課題】充放電サイクル寿命が向上された非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】集電体及び前記集電体に担持された活物質含有層を含む正極と、負極と、非水電解質とを具備した非水電解質二次電池であって、前記正極は下記(1)式を満足することを特徴とする非水電解質二次電池。TA≧0.65×TB(1)但し、TAは充放電サイクル500回繰り返した後の正極にエチレンカーボネートとγ−ブチルラクトンを体積比率1:2で混合した溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)で、TBは充放電サイクルを行う前の前記正極に前記混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)である。
【選択図】図1

Description

本発明は、非水電解質二次電池に関するものである。
近年、移動体通信機、ノートブック型パソコン、パームトップ型パソコン、一体型ビデオカメラ、ポータブルCD(MD)プレーヤー、コードレス電話等の電子機器の小形化、軽量化を図る上で、これらの電子機器の電源として、特に小型で大容量の電池が求められている。
これら電子機器の電源として普及している電池としては、アルカリマンガン電池のような一次電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等の二次電池が挙げられる。その中でも、正極にリチウム複合酸化物を用い、負極にリチウムイオンを吸蔵・放出できる炭素質材料を用いた非水電解質二次電池が、小型軽量で単電池電圧が高く、高エネルギー密度を得られることから注目されている。
非水電解質二次電池の充放電サイクル寿命を向上させるために、正極の剥離強度を改善することが例えば特許文献1に開示されているが、十分な充放電サイクル寿命を得られなかった。これは、剥離強度の改善では正極層と集電体の密着性が改善されるだけで、充放電サイクルを繰り返すことにより結着剤が劣化して粒子間の結合が弱くなった際に、活物質粒子間の導通が劣化するのを避けられないためであると考えられる。
特開2000−348776号公報
本発明は、充放電サイクル寿命が向上された非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
本発明に係る非水電解質二次電池は、集電体及び前記集電体に担持された活物質含有層を含む正極と、負極と、非水電解質とを具備した非水電解質二次電池であって、
前記正極は下記(1)式を満足することを特徴とするものである。
A≧0.65×TB (1)
但し、TAは前記二次電池を充電レート1C、充電終止電圧4.2V、トータル充電時間3時間の定電流定電圧充電後、放電レート1C、放電終止電圧3.0Vの放電を行なう充放電サイクルを温度20℃において500回繰り返した後の前記正極に、エチレンカーボネート(EC)とγ−ブチロラクトン(GBL)を体積比率(EC:GBL)が1:2で混合した混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)で、TBは前記充放電サイクルを行なう前の前記正極に前記混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)である。
本発明によれば、充放電サイクル寿命が向上された非水電解質二次電池を提供することができる。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、500サイクル後の滴下液消失時間がサイクル前の滴下液消失時間の65%以上である正極を用いることにより、充放電サイクルで結着剤が劣化して粒子間の結合が弱くなった際にも活物質と導電剤の接触を維持することができるため、充放電サイクルの進行に伴う内部抵抗の上昇を抑えることができ、充放電サイクル寿命を向上できることを見出したのである。
以下、本発明に係る非水電解質二次電池の正極、負極及び非水電解質について説明する。
1)正極
この正極は、集電体と、前記集電体に担持された活物質含有層とを含むもので、下記(1)式を満足する。
A≧0.65×TB (1)
但し、TAは非水電解質二次電池を充電レート1C、充電終止電圧4.2V、トータル充電時間3時間の定電流定電圧充電後、放電レート1C、放電終止電圧3.0Vの放電を行う充放電サイクルを温度20℃において500回繰り返した後の前記正極に、エチレンカーボネート(EC)とγ−ブチロラクトン(GBL)を体積比率(EC:GBL)が1:2で混合した混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)で、TBは前記充放電サイクルを行う前の前記正極に前記混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)である。
500サイクル後の滴下液消失時間TAが500サイクル前の滴下液消失時間TBの65%未満であるものは、充放電サイクルによる結着剤の劣化で活物質と導電剤の接触が悪くなり、その結果が正極表面のクラック発生として現れ、液の浸透が速められたものである。よって、このような正極を備えた二次電池は、充放電サイクルが進行すると正極の導電性が急激に劣化し、充放電サイクル寿命が短くなる。充放電サイクル寿命を向上させるためには滴下液消失時間TAが長い方が好ましいものの、あまり長いものは非水電解質の分解により正極表面に堆積した有機物により液の浸透が阻害されているだけの可能性がある。よって、十分な充放電サイクル寿命を得るためには、TB>TA≧0.65×TBであることが望ましい。
なお、滴下液消失時間の測定に使用する溶媒として、ECとGBLの体積比率(EC:GBL)が1:2の混合溶媒を使用するのは、高い測定精度が得られるからである。例えば、混合溶媒として非水電解液を使用することが考えられるが、非水電解液にはリチウム塩が含まれているために粘度が高く、浸透完了を正確に判定できない可能性がある。また、非水電解液を使用すると、空気中での測定が困難になる。さらに、ECとメチルエチルカーボネート(MEC)の混合溶媒のような揮発性の高い溶媒を使用すると、滴下後、直ちに消失してしまうため、正確な消失時間を得られない恐れがある。
正極は、前述した条件での充放電サイクルを500回行った後の正極密度(g/cm3)が、充放電サイクル前の密度(g/cm3)の90%以上であることが望ましい。
滴下液消失時間が前述した(1)式の関係を満足していても、十分な充放電サイクル特性を得られない場合があり得る。これは、正極表面にクラックが発生していてもこの表面に有機物が堆積していると液の浸透が遅くなり、滴下液消失時間としては前述した(1)式の関係を満足することが起こり得るからである。前述した(1)式の関係を満足していても、500サイクル後の正極密度がサイクル前の密度の90%未満である正極は、正極表面にクラックが多く発生していて、かつ有機物の堆積量が多い可能性がある。前述した(1)式の関係を満足し、500サイクル後の正極密度がサイクル前の密度の90%以上である正極は、表面のクラックも有機物の堆積量も少なく、長い充放電サイクル寿命を実現することができる。さらに好ましい範囲は、95%以上である。
充放電サイクル前の正極密度は、3.2〜3.7g/cm3の範囲であることが望ましい。
正極は、前述した条件での充放電サイクルを500回行った後の剥離強度(mgf)が、充放電サイクル前の剥離強度(mgf)の75%以上であることが望ましい。前述した(1)式の関係を満足していても、500サイクル後の剥離強度がサイクル前の剥離強度の75%未満である正極は、正極表面にクラックが多く発生していて、かつ有機物の堆積量が多い可能性があるからである。前述した(1)式の関係を満足し、500サイクル後の剥離強度がサイクル前の剥離強度の75%以上である正極は、表面のクラックも有機物の体積量も少ないため、十分な充放電サイクル寿命を実現することができる。さらに好ましい範囲は、80%以上である。
充放電サイクル前の正極剥離強度は、10〜60mgfの範囲であることが望ましい。
本発明に係る正極は、例えば、正極活物質100重量部に対し、アセチレンブラック1〜3重量部、グラファイト0〜1重量部、結着剤1〜3重量部及び溶媒を添加し、これらを混練することによりスラリーを調製し、得られたスラリーを集電体に塗布し、乾燥した後、プレスを施すことにより作製される。この際、アセチレンブラックとグラファイトの合計量を2.5〜3.5重量部の範囲にすることが望ましい。また、正極活物質及び結着剤としては、以下に説明するものが使用される。
正極活物質としては、リチウムコバルト含有複合酸化物を使用することができる。リチウムコバルト含有複合酸化物粒子は、リチウムとコバルト以外の元素を含んでいても良い。かかる元素としては、例えば、Ni、Mn、Al、Sn、Fe、Cu、Cr、Zn、Mg、Si、P、F、Cl、B等を挙げることができる。添加元素の種類は、1種類でも、2種類以上でも良い。中でも、下記(A)式で表わされる組成が好ましい。
LiaCoM12 (A)
但し、前記M1は、Ni、Mn、B、Al及びSnよりなる群から選択される1種類以上の元素であり、前記モル比a、b、cは、それぞれ、0.95≦a≦1.05、0.95≦b≦1.05、0≦c≦0.05、0.95≦b+c≦1.05を示す。モル比a,b,cのさらに好ましい範囲は、それぞれ、0.97≦a≦1.03、0.97≦b≦1.03、0.001≦c≦0.03である。
正極活物質の粒子形態は、二次凝集粒子を含むものであることが望ましい。単粒子のみで構成されていると、必要な特性を満たすスラリーを得られない恐れがあるからである。
正極活物質の平均粒径(D50)は、8〜15μmの範囲内にすることが望ましい。
結着剤には、重量平均分子量50万〜100万のポリフッ化ビニリデン(PVdF)を使用することができる。このようなPVdFは、少量で高い結着強度を得ることができると共に、充放電サイクルによる結着剤の劣化を抑制することができる。
本発明に係る正極は、正極活物質の粒子形態と平均粒径(D50)、結着剤の種類と分子量と配合量、導電剤の種類と配合量を上述した範囲内で有機的に組み合わせることにより得られる。すなわち、二次凝集粒子を含む正極活物質の平均粒径D50を前述した範囲内にし、この正極活物質の比表面積に見合ったアセチレンブラックの配合量を1〜3重量部の範囲内で定め、これらが均一分散し、かつ十分な結着性を実現できるようにPVdFの重量平均分子量と配合量を前述した範囲内で設定し、スラリーを調製する。得られたスラリーを集電体に塗布し、乾燥し、プレスを電極密度が3.2〜3.7g/cm3の範囲内になるように行う。この際、同じ電極密度でも、正極活物質の組成と粒径、結着剤及びアセチレンブラックの配合量、PVdF分子量によって必要なプレス圧が変動するため、無理なプレス圧を加えずに極力高い値が得られるように電極密度を設定し、正極を得る。得られた正極では、充放電サイクルによる活物質と導電剤の接触性の低下を少量の結着剤と導電剤で抑えることが可能になり、導電剤と結着剤が少量であることから高い電極密度を持ちながらも非水電解質の浸透性と充放電の膨張収縮に対する柔軟性を確保することができるため、充放電サイクルの進行に伴って活物質間の導通が劣化するのを抑えることができ、滴下液消失時間において前述した(1)式の関係を満たすことができる。
2)負極
前記負極は、集電体と、集電体の片面もしくは両面に担持される負極層とを含む。
前記負極層は、リチウムイオンを吸蔵・放出する炭素質物及び結着剤を含むことが望ましい。
前記炭素質物としては、例えば、黒鉛、コークス、炭素繊維、球状炭素、熱分解気相炭素質物、樹脂焼成体などの黒鉛質材料もしくは炭素質材料; 熱硬化性樹脂、等方性ピッチ、メソフェーズピッチ系炭素、メソフェーズピッチ系炭素繊維、メソフェーズ小球体などに500〜3000℃で熱処理を施すことにより得られる黒鉛質材料または炭素質材料; 黒鉛質材料粒子の表面を粒子よりも結晶性の低い炭素層で被覆したもの等を挙げることができる。中でも、(002)面の面間隔d002が0.34nm以下である黒鉛結晶を有する黒鉛質材料を含むのが好ましい。このような黒鉛質材料を含む炭素質物は、電池容量および大電流放電特性を大幅に向上することができる。前記面間隔d002 は、0.337nm以下であることが更に好ましい。
前記結着剤としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を用いることができる。
前記炭素質物及び前記結着剤の配合割合は、炭素質物90〜98重量%、結着剤2〜10重量%の範囲であることが好ましい。
前記集電体としては、多孔質構造の導電性基板か、あるいは無孔の導電性基板を用いることができる。これら導電性基板は、例えば、銅、ステンレス、またはニッケルから形成することができる。
前記負極は、例えば、リチウムイオンを吸蔵・放出する炭素質物と結着剤とを溶媒の存在下で混練し、得られた懸濁物を集電体に塗布し、乾燥した後、所望の圧力で1回プレスもしくは2〜5回多段階プレスすることにより作製される。
正極と負極の間にはセパレータか、固体状もしくはゲル状の非水電解質層を配置することができる。
セパレータとしては、微多孔性の膜、織布、不織布、これらのうち同一材または異種材の積層物等を用いることができる。セパレータを形成する材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ポリマー、エチレン−ブテン共重合ポリマー等を挙げることができる。セパレータの形成材料としては、前述した種類の中から選ばれる1種類または2種類以上を用いることができる。
前記セパレータの厚さは、30μm以下にすることが好ましく、さらに好ましい範囲は25μm以下である。また、厚さの下限値は5μmにすることが好ましく、さらに好ましい下限値は8μmである。
前記セパレータは、120℃、1時間での熱収縮率を20%以下であることが好ましい。前記熱収縮率は、15%以下にすることがより好ましい。
前記セパレータは、多孔度が30〜60%の範囲であることが好ましい。多孔度のより好ましい範囲は、35〜50%である。
前記セパレータは、空気透過率が600秒/100cm3 以下であることが好ましい。空気透過率は、100cm3の空気がセパレータを透過するのに要した時間(秒)を意味する。空気透過率の上限値は500秒/100cm3 にすることがより好ましい。また、空気透過率の下限値は50秒/100cm3 にすることが好ましく、さらに好ましい下限値は80秒/100cm3 である。
3)非水電解質
非水電解質には、液体状、固体状あるいはゲル状のものを使用することができる。液状の非水電解質としては、非水溶媒と、この非水溶媒に溶解される電解質(例えば、リチウム塩)とを含む所謂非水電解液を挙げることができる。
非水溶媒としては、例えば、環状カーボネート{エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)など}、鎖状カーボネート{メチルエチルカーボネート(MEC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)など}、スルトン化合物(環内に少なくとも一つの二重結合を有するスルトン化合物、1,3−プロパンスルトン(PS)など)、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、フェニルエチレンカーボネート(phEC)、γ−ブチロラクトン(GBL)、γ−バレロラクトン(VL)、プロピオン酸メチル(MP)、プロピオン酸エチル(EP)、2−メチルフラン(2Me−F)、フラン(F)、チオフェン(TIOP)、カテコールカーボネート(CATC)、エチレンサルファイト(ES)、12−クラウン−4(Crown)、テトラエチレングリコールジメチルエーテル(Ether)、シクロヘキシルベンゼン(CHB)、2,4−ジフルオロアニソール(DFA)等を挙げることができる。非水溶媒の種類は、1種類もしくは2種類以上にすることができる。
電解質としては、例えば、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF4)、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドリチウム(LiN(CF3SO22)、ビスペンタフルオロエチルスルホニルイミドリチウム(LiN(C25SO22)などのリチウム塩を挙げることができる。使用する電解質の種類は、1種類または2種類以上にすることができる。
前記電解質の前記非水溶媒に対する溶解量は、0.5〜2.5モル/Lとすることが望ましい。
本発明に係る非水電解質二次電池の形態は、特に限定されず、薄型、角形、円筒形、コイン型等の様々な形態にすることができる。薄型非水電解質二次電池の一例を図1〜図2に、角形非水電解質二次電池の一例を図3に示す。
図1に示すように、矩形のカップ状をなす容器本体1内には、電極群2が収納されている。電極群2は、正極3と、負極4と、正極3と負極4の間に配置されるセパレータ5を含む積層物が偏平形状に捲回された構造を有する。非水電解質は、電極群2に保持されている。蓋板6は、容器本体1に一体化されている。容器本体1と蓋板6は、それぞれ、ラミネートフィルムから構成される。このラミネートフィルムは、外部保護層7と、熱可塑性樹脂を含有する内部保護層8と、外部保護層7と内部保護層8の間に配置される金属層9とを含む。容器本体1には蓋体6が内部保護層8の熱可塑性樹脂を用いてヒートシールによって固定され、それにより容器内に電極群2が密封される。正極3には正極タブ10が電気的に接続され、負極4には負極タブ11が電気的に接続され、それぞれ容器の外部に引き出されて、正極端子及び負極端子の役割を果たす。
なお、図1,図2に例示される薄型非水電解質二次電池では、カップ状の容器を用いる例を説明したが、容器の形状は特に限定されず、例えば袋状等にすることができる。
次いで、角形非水電解質二次電池について説明する。
図3に示すように、例えばアルミニウムのような金属製の有底矩形筒状容器12内には、電極群13が収納されている。電極群13は、正極14、セパレータ15及び負極16がこの順序で積層され、扁平状に捲回されたものである。中央付近に開口部を有するスペーサ17は、電極群13の上方に配置されている。
非水電解質は、電極群13に保持されている。電解液注液口18aを備え、かつ中央付近に円形孔が開口されている封口板18bは、容器12の開口部にレーザ溶接されている。なお、注液口18aは、封止蓋(図示せず)によって封止された状態にある。負極端子20は、封口板18bの円形孔にハーメチックシールを介して配置されている。負極16から引き出された負極タブ20は、負極端子19の下端に溶接されている。一方、正極タブ(図示しない)は、正極端子を兼ねる容器12に接続されている。
以下、本発明の実施例を前述した図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
<正極の作製>
平均粒径D50が12μmのLiCoO2の二次凝集粒子を正極活物質として用意し、正極活物質100重量部に対し、アセチレンブラック2重量部、グラファイト0.5重量部、重量平均分子量50万のPVdFをN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に溶解した溶液をPVdFが2重量部となるように加えて混合し、スラリーを調製した。前記スラリーを厚さが15μmのアルミニウム箔からなる集電体の両面に塗布した後、乾燥し、プレスすることにより、活物質含有層が集電体の両面に担持された構造の正極を作製した。なお、活物質含有層の厚さは、片面当り60μmであった。
<負極の作製>
炭素質材料として3000℃で熱処理したメソフェーズピッチ系炭素繊維(粉末X線回折により求められる(002)面の面間隔(d002 )が0.336nm)の粉末を95重量%と、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)5重量%のジメチルフォルムアミド(DMF)溶液とを混合し、スラリーを調製した。前記スラリーを厚さが12μmの銅箔からなる集電体の両面に塗布し、乾燥し、プレスすることにより、負極層が集電体に担持された構造の負極を作製した。なお、負極層の厚さは、片面当り55μmであった。
なお、炭素質物の(002)面の面間隔d002は、粉末X線回折スペクトルから半値幅中点法によりそれぞれ求めた。この際、ローレンツ散乱等の散乱補正は、行わなかった。
<液状非水電解質の調製>
エチレンカーボネート(EC)およびメチルエチルカーボネート(MEC)を体積比率(EC:MEC)が33.3:66.7になるように混合した。得られた混合溶媒に1,3−プロペンスルトン(PRS)を2重量%添加することにより非水溶媒を調製した。次いで、非水溶媒に六フッ化リン酸リチウム(LiPF)をその濃度が1モル/Lになるように溶解させて、液状非水電解質を調製した。
<電極群の作製>
前記正極の集電体に帯状アルミニウム箔(厚さ100μm)からなる正極リードを超音波溶接し、前記負極の集電体に帯状ニッケル箔(厚さ100μm)からなる負極リードを超音波溶接した後、前記正極及び前記負極をその間に前記セパレータを介して渦巻き状に捲回した後、偏平状に成形し、電極群を作製した。
板厚が0.25mmのアルミニウム製の角形缶に、電極群を収納した。次いで、金属缶内の電極群に80℃で真空乾燥を12時間施すことにより電極群及び金属缶に含まれる水分を除去した。
引き続き、金属缶内の電極群に液状非水電解質を電池容量1Ah当たりの量が4.8gとなるように注入し、注液孔を溶接により封止することにより、前述した図3に示す構造を有し、厚さが4.8mm、幅が30mm、高さが48mmの角形非水電解質二次電池を組み立てた。
(実施例2〜6及び比較例1〜2)
PVdFの重量平均分子量、PVdF配合量、アセチレンブラック配合量及びグラファイト配合量を下記表1に示すように設定すること以外は、前述した実施例1で説明したのと同様にして角形非水電解質二次電池を組み立てた。
各二次電池について、初充放電工程として、室温で0.2Cで4.2Vまで定電流・定電圧充電を10時間行い、その後、室温で0.2Cで3.0Vまで放電した。
次に、閉回路電圧が4.2Vまで充電レート1Cで定電流充電を行い、その後、4.2Vの定電圧充電を行った。定電流充電と定電圧充電のトータル充電時間は3時間であった。その後、1Cで3.0Vまで放電した。このような充放電サイクルを20℃において繰り返し、500サイクル目の放電容量を測定し、1サイクル目の放電容量を100%として500サイクル時の容量維持率を算出し、その結果を下記表1〜2に示す。
上記容量維持率測定が終了したセルを分解し、取り出した正極をMECで洗浄して電解液と電解質とを除去した後、乾燥させ、密度を測定した。次いで、滴下液消失時間と剥離強度の測定を以下に説明する方法で行なった。
<電極密度>
両面に活物質が塗工された正極を5cm×5cmの大きさに切り出し、電極の総重量と厚さを測定した。次いで電極の両面から活物質層をアセトンを用いて剥ぎ取り、集電体の重量と厚さを測定した。(電極総重量−集電体重量)/((電極厚さ−集電体厚さ)×面積)により、電極の密度を計算した。
<滴下液消失時間>
正極を5cm×5cmの大きさに切り出し、空気中(23±2℃)においてエチレンカーボネート(EC)とγ−ブチロラクトン(GBL)を体積比(EC:GBL)が1:2の割合で混合した試験溶媒をマイクロシリンジを用いて5μl量りとって滴下し、液滴が正極に浸透して消失するのを目視で観察し、消失時間の測定を行った。
<剥離強度の測定>
測定装置としては、不動工業社製で、商品名がレオメータ(Rheo meater)で、型番がNRM/1010J−CWであるものを使用した。正極を幅が20mm、長さが50mmに切り出し、支持台上に集電体側を下にして載置した。次いで、正極の活物質含有層表面に両面テープ(住友3M株式会社製の商品名がScotchで、CAT.NO.665−3−24、基材が透明硬質塩化ビニルで、粘着材がアクリル樹脂系粘着材である)を取り付けた。活物質含有層と両面テープとの接着面積は、20×30mmにした。この両面テープを1分間に2cmの速度で水平方向に引き、集電体から活物質含有層を剥離させた。活物質含有層を剥離させるために必要な力は、剥離し始めの際には変動し、この力が一定になった時点での牽引力を活物質含有層と集電体との剥離強度とした。
500サイクル時の容量維持率測定を行なう前で、初充放電の済んだ二次電池の正極についても、正極密度、滴下液消失時間及び剥離強度を前述したのと同様にして測定し、その結果を表2に示すと共に、500サイクル後の正極密度、滴下液消失時間及び剥離強度をサイクル前を100%として表2に併記する。
Figure 2005243486
Figure 2005243486
表1〜2から明らかなように、500サイクル後の滴下液消失時間がサイクル前の65%以上である正極を備えた実施例1〜6の二次電池は、500サイクル後の容量維持率が比較例1〜2の二次電池よりも高かった。中でも、滴下液消失時間、正極密度及び剥離強度のいずれも満足している実施例1〜3の二次電池が90%以上の容量維持率を示した。
実施例4では、正極活物質及びPVdFの配合量と比較した相対的なアセチレンブラック配合量が多く、PVdFによる結着が、嵩高い炭素材料の介在で正極全体に亘って弱くなり、500サイクル後の正極密度が90%未満で、剥離強度も75%未満と低くなり、容量維持率が実施例1〜3に比べて低くなったものと推測される。
実施例5では、PVdFの重量平均分子量から考えるとPVdF配合量が過剰であるため、充放電に伴う膨張収縮に対する柔軟性に欠け、充放電サイクルによるクラック発生量が多くなり、500サイクル後の滴下液消失時間が65%と短くて500サイクル後の正極密度も90%未満となったものの、剥離強度が89%と高かったために実施例4に比べて高い容量維持率が得られたものと推測される。
実施例6では、重量平均分子量の割にPVdF配合量が少ないものの、アセチレンブラックの配合量が過剰でないため、充放電サイクルによる結着性と導電性の低下がある程度抑えられ、500サイクル後の剥離強度が75%未満と低くなったものの、密度が96%と高かったために実施例4に比べて高い容量維持率が得られたものと推測される。
比較例1では、PVdFが低分子量であるのに配合量が少ないため、充放電サイクル中に正極に空孔(クラック)が生成し、集電が取れなくなり、容量低下を起こしたものと推測される。一方、比較例2では、分子量の割にPVdF配合量が多く、そのうえアセチレンブラック量も過剰であるため、3.4g/cm3の密度を得るために必要なプレス圧が高くなり、充放電に伴う膨張収縮に対する変形の自由度が少ない電極となる。その結果、充放電サイクル中に正極に空孔(クラック)が生成しやすく、集電が取れなくなり、容量低下を起こしたと推測される。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る非水電解質二次電池の一実施形態である薄型非水電解質二次電池を示す斜視図。 図1の非水電解質二次電池をII−II線に沿って切断した部分断面図。 本発明に係る非水電解質二次電池の一実施形態である角形非水電解質二次電池を示す部分切欠斜視図。
符号の説明
1…容器本体、2…電極群、3…正極、4…負極、5…セパレータ、6…蓋板、7…外部保護層、8…内部保護層、9…金属層、10…正極端子、11…負極端子。

Claims (3)

  1. 集電体及び前記集電体に担持された活物質含有層を含む正極と、負極と、非水電解質とを具備した非水電解質二次電池であって、
    前記正極は下記(1)式を満足することを特徴とする非水電解質二次電池。
    A≧0.65×TB (1)
    但し、TAは前記二次電池を充電レート1C、充電終止電圧4.2V、トータル充電時間3時間の定電流定電圧充電後、放電レート1C、放電終止電圧3.0Vの放電を行なう充放電サイクルを温度20℃において500回繰り返した後の前記正極に、エチレンカーボネート(EC)とγ−ブチロラクトン(GBL)を体積比率(EC:GBL)が1:2で混合した混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)で、TBは前記充放電サイクルを行なう前の前記正極に前記混合溶媒を滴下した際の滴下液消失時間(秒)である。
  2. 前記正極は、前記500サイクル後の密度が、500サイクル前の密度の90%以上であることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記正極は、前記500サイクル後の剥離強度が、500サイクル前の剥離強度の75%以上であることを特徴とする請求項1または2記載の非水電解質二次電池。
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