JP2005242885A - デジタル名刺管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 企業、団体、商店等のコーポレートイメージの確立及び向上のためのビジネスツールとして利用できるデジタル名刺管理システムを提供する。
【解決手段】 名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを各名刺ごとに記憶するデジタル名刺データベースと、前記デジタル名刺データベースに記憶された名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを利用して名刺イメージを生成する表示画面生成部を備えたサーバ装置と、を含むデジタル名刺管理システム。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルデータとして構成される名刺情報を管理するコンピュータシステムに関し、特に、企業、団体、商店等のコーポレートイメージの確立及び向上のためのビジネスツールとして利用できるデジタル名刺管理システムに関するものである。
従来、ビジネスマンは、会社名、部署、役職、社員名、住所、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス等が印刷された紙製の名刺を携帯しており、営業、商談、取引等の現場で名刺の交換を行っていた。名刺を受け取った者は、これを名刺ホルダー等に入れて保管したり、名刺に記載された各種情報を電子手帳、携帯電話、アドレス管理ソフトなどにデータ入力したりするのが一般的であった。しかしながら、名刺ホルダー等により名刺を管理している場合には、所有する名刺の数が多くなると名刺の検索に時間がかかってしまい、また、名刺に記載された情報を電子機器等にデータ入力する作業は非常に面倒なものであった。
そこで、従来のように紙製名刺を交換する代わりに、名刺に記載される情報を電子データ化して交換するデジタル名刺の概念が提案されている。その一例として、特許文献1に記載の電子名刺情報交換システムは、名刺情報を記憶したメモリと赤外線通信手段とを備えたカードタイプの電子名刺を用いて、データ通信により名刺情報を交換するものである。このシステムによれば、名刺情報の交換、管理、更新等を効率的に行うことができ、さらに、通常の名刺情報に加えて、会社案内等の情報を授受することも可能であるとされている。
また、ビジネスマンが特許文献1に記載したような電子名刺カードを実際に携帯しなくとも、名刺情報を電子データ化したものをPC端末やサーバに格納しておき、必要に応じて画面上に表示させることにより、名刺情報を容易に授受する技術が提案されている。その一例として、特許文献2に記載の名刺情報活用方法では、名刺情報を電子データ化したものを情報端末に記憶し、イメージ画像として表示し、さらに名刺情報の各項目を関連情報のデータベースと関連付けたことを特徴としている。
さらに、特許文献3には携帯電話から利用できる名刺情報サービス提供方法が開示されており、特許文献4には名刺情報の電子データをネットワークを通じて印刷会社に送信し名刺印刷の注文を行うことができる名刺管理サーバシステムが開示されている。また、紙製名刺をスキャナ等で読み取りOCR等で文字認識することにより、紙製名刺を電子データ化してPC等に取り込む技術は広く知られている(特許文献2及び5等)。
非特許文献1は、企業情報を名刺イメージとともに表示するWEBサイトである。その表示画面の一例を図12に示す。この表示画面では、企業の名称、住所、電話番号、メールアドレス等を表した名刺イメージと、名刺イメージに対してデータ取得、印刷、メール送信等の操作を行う操作ツールと、企業情報メニューと、企業情報とが表示されている。このように企業情報を名刺イメージとともに表示することにより、ユーザはその企業の情報を容易に取得できる上、企業イメージが強く印象付けられることとなる。
特開2001−229351号公報 特開2003−316826号公報(図1等) 特開2003−331042号公報 特開2003−150755号公報 特開2003−296353号公報 WEBサイト 企業名片(http://corp.3721.com/)
ところで、各企業は自社のロゴなどを付した独自のデザインの名刺を作成しており、これを対外的に配布しているため、名刺は企業の顔とも言うべきビジネスツールであり、その企業のコーポレートイメージ形成に大きな役割を果たしているものと考えられる。そのような観点からすると、特許文献2の情報端末の表示画面や、非特許文献1のWEBサイトにおいて表示される名刺イメージは、その企業の名刺そのもののイメージであることが望ましい。
しかしながら、特許文献2においては、名刺情報が一般的な名刺レイアウトによって表示されるのみであり、非特許文献1のWEBサイトでは、予め決められた数種類の名刺レイアウトでしか表示されないものとなっている。また、上記した他の先行技術文献においても、各企業の名刺そのものを表すデジタル名刺データを取り扱うことは記載されていない。
上記したように、各企業は、多大なコストをかけて独自のデザインの名刺を作成し頒布することにより、自社のコーポレートイメージの確立及び向上を図っているのであって、名刺イメージ上にはその企業のコーポレートイメージが化体しているものと考えられる。それにもかかわらず、非特許文献1のWEBサイトにあるように、自社の名刺とは異なる名刺イメージを表示してPR活動を行ったり、これに特許文献4の技術を応用して、自社の名刺とは異なる名刺を印刷して頒布したりすることは、かえってコーポレートイメージの確立及び向上を妨げることになってしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、企業、団体、商店等のコーポレートイメージの確立及び向上のためのビジネスツールとして利用できるデジタル名刺管理システムを提供しようとするものである。
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、各企業及びその従業員に関する情報と各企業の名刺のレイアウトデータやデザインデータとをデータベースに記憶しておき、これらのデータに基づいてデジタル名刺を生成することにより、各企業の名刺そのもののイメージをコンピュータ画面等に表示させることに想到した。
すなわち、本発明は、名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを各名刺ごとに記憶するデジタル名刺データベースと、前記デジタル名刺データベースに記憶された名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを利用して名刺イメージを生成する表示画面生成部を備えたサーバ装置と、を含むデジタル名刺管理システムを提供するものである。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージに対する操作ツール画面を前記名刺イメージに付随させて生成することを特徴とする。この操作ツールによりユーザは、例えば、表示された名刺イメージを印刷したり、表示項目をクライアント装置のアドレス管理ソフトに保存したり、その名刺の所有者にメール送信をしたりすることができる。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記デジタル名刺データベース内のデータを検索する検索部をさらに備えていることを特徴とする。これにより、ユーザが企業名、個人名、キーワード等を入力すると、該当する名刺イメージが生成され表示される。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記表示画面生成部により生成した名刺イメージをクライアント装置において表示させることを特徴とすることを特徴とする。
本発明は、また、名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを各名刺ごとに記憶するデジタル名刺データベースと、名刺の発行元である企業の情報を記憶する企業情報データベースと、前記デジタル名刺データベースに記憶された名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータと、前記企業情報データベースに記憶された企業データとを利用して名刺イメージを生成する表示画面生成部を備えたサーバ装置と、を含むデジタル名刺管理システムを提供するものである。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記表示画面生成部は、さらに、前記企業情報データベースに記憶された企業データを利用して企業情報表示画面を生成することを特徴とする。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージに対する操作ツール画面を前記名刺イメージに付随させて生成することを特徴とする。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記デジタル名刺データベース内のデータを検索する検索部をさらに備えていることを特徴とする。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記表示画面生成部により生成した名刺イメージと企業情報表示画面とをクライアント装置において表示させることを特徴とする。
本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージを回転式名刺ホルダ上に配置した表示画面を生成することを特徴とすることを特徴とする。また、この回転式名刺ホルダとともに、回転式名刺ホルダに対する操作部を含む表示画面を生成し、前記操作部により前記回転式名刺ホルダ上に表示される名刺イメージを切り替えることができるようにしてもよい。
以上、説明したように、本発明のデジタル名刺管理システムによれば、コンピュータ画面上に企業、団体、商店等のデジタル名刺を各企業等のレイアウト及びデザインによって表示されるので、企業等はこれをWEBサイトなどに用いることにより、コーポレートイメージの確立及び向上を図ることができる。また、本発明のデジタル名刺管理システムに企業情報データベースを含めることにより、デジタル名刺とともに会社概要などの企業情報をコンピュータ画面上に表示することができる。このようなシステムをWEB上に構築することより、例えば、企業情報のポータルサイトを構築することもできる。
また、本発明のデジタル名刺管理システムによれば、特定の企業の特定の従業員を検索し、その従業員のデジタル名刺を表示させることができるので、従業員の在籍確認を行うことができる。従来の紙製名刺は多量に配布されるが、配布された先で悪用されたり、従業員自身が悪用したりする恐れがないわけではない。本発明では、デジタル名刺はサーバで一括管理されるため、表示されるデジタル名刺の内容は従来の紙製名刺よりも信頼性が高いものとなっている。また、従業員の異動や退職、組織改変等に応じてデータ更新を迅速に行うことにより、デジタル名刺の信頼性をさらに高めることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のデジタル名刺管理システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1〜図11は、本発明の各実施形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
[第1実施形態]
図1は、本発明のデジタル名刺管理システムの第1実施形態の全体構成を示す概略図である。図1において、本実施形態のデジタル名刺管理システムは、サーバ装置100とデジタル名刺データベース120と、クライアント装置140とから構成されている。これらを接続するネットワークは、インターネット、WAN、LAN、VPN(Virtual Private Network)等である。各クライアント装置140は、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)や、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)などから構成されるものであり、WEBブラウザ等の一般的な表示用プログラムを備えているものとする。
図2は、本実施形態のデジタル名刺管理システムのサーバ装置100の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図2において、サーバ装置100は、主制御部101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク104と、ネットワークインタフェース105と、表示画面生成部106と、データベース検索部107と、データベース制御部108と、操作入力部109とを備えている。
サーバ装置100の主制御部101は、CPUやMPUなどから構成される処理装置であり、サーバ装置100の各構成部分の動作を制御し、所定の演算処理を行い、各構成部分間のデータ通信を制御する。ROM102は、半導体メモリ素子などから構成される読み取り専用メモリであり、主制御部101の動作用プログラムや、制御データ等の固定データなどを記憶している。RAM103は、半導体メモリ素子などから構成される書き換え可能なメモリであり、主制御部101が利用するデータ等を一時的に記憶する。例えば、SDRAM、EPROM(Erasable Programmable ROM)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの半導体メモリ素子を用いることができる。これにより、主制御部101は、ROM102に記憶された動作用プログラムに従い、RAM103をワーキングメモリとして使用して、必要な制御、演算及びデータ送受信の処理を実行することができる。
ハードディスク104は、磁気ディスクなどから構成される不揮発性メモリであり、サーバ装置100の動作に用いる各種データや制御用プログラム、各種設定情報などを記憶している。
ネットワークインタフェース105は、サーバ装置100がネットワークを通じてクライアント装置140と通信するためのインタフェースであり、例えば、ネットワークがインターネットである場合には、TCP/IP等のプロトコルを利用して通信を行うためのNIC(Network Interface Card)などのネットワークアダプタ及びそのドライバソフトウェアに相当するものである。
データベース制御部108は、デジタル名刺データベース120を操作するための基本的なデータベース管理システム(DBMS)である。主制御部101は、データベース制御部108を介して、デジタル名刺データベース120のデータの追加、更新、削除等の操作を行うことができる。データベース検索部107は、クライアント装置140から入力された情報に基づいて、デジタル名刺データベース120のデータを検索する処理部である。
表示画面生成部106は、クライアント装置140においてデジタル名刺を表示する画面データを生成し、これをクライアント装置140に送信する処理部である。デジタル名刺の表示画面は、データベース検索部107による検索結果に基づいてデジタル名刺データベース120から取得したデータに基づいて生成される。
操作入力部109は、名刺管理システムの管理者等がサーバ装置100及びデジタル名刺データベース120に対して直接操作を行うためのユーザインタフェースを提供するものである。操作を行うための入力装置として、キーボードやマウスなど(図示せず)を用いることができる。
デジタル名刺データベース120は、本発明のデジタル名刺管理システムにおいて取り扱うデジタル名刺に関して、デジタル名刺上に表示される情報やそのレイアウト、デザイン等のデータを記憶している。以下では、デジタル名刺データベース120をリレーショナル型のデータベース(RDB)として構成する例を説明するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
図3は、デジタル名刺データベース120に記憶されている名刺データのテーブル構成例を示す図である。図3において、名刺データテーブルは、名刺コード、企業名、部署名、役職、氏名等のデジタル名刺上に表示される情報をデータフィールドとして含んでいる。名刺データテーブルでは名刺コードが主キーであり、各レコードは名刺コードにより一意に識別される。また、各レコードは、デジタル名刺に表示されるときに適用されるレイアウトデータ及びデザインデータと関連付けられている。レイアウトデータ及びデザインデータは、それぞれデジタル名刺データベース120内の別のテーブルに格納されているものとする。
図4及び図5は、上記したデジタル名刺データベース120内の名刺データ等からデジタル名刺の表示画面を生成する方法について模式的に示す図である。図4及び図5に示すように、デジタル名刺のレイアウトデータは、デジタル名刺の表示画面に名刺データの各項目をどのようにレイアウトするかを示すデータである。デジタル名刺のデザインデータは、名刺データの各項目の装飾(書体、サイズ、フォント、色など)や、背景模様、背景色などのデザインに関するデータである。レイアウトデータ及びデザインデータは、例えば、XMLやHTMLなどのマークアップ記述言語によって構成することができる。尚、図5には、本実施形態のデジタル名刺管理システムを応用して、ショップカードの表示画面を生成する例を示している。
サーバ装置100の表示画面生成部106は、デジタル名刺データベース120の名刺データテーブルの1レコードデータに、それに関連付けられたレイアウトデータ及びデザインデータを適用することにより、図4又は図5に示すようにして、デジタル名刺の表示画面のデータを生成することができる。尚、デジタル名刺の表示サイズ(縦×横のピクセル数等)、文字の縦書き又は横書き、画像のサイズ変更などはレイアウトデータ及びデザインデータにおいて適宜指定することができる。また、名刺データテーブルの1レコードデータから、名刺の表面及び裏面をそれぞれ生成するようにしてもよい。また、図4に示すデジタル名刺上のメールアドレスや図5に示すデジタル名刺上のURLにはハイパーリンクを付することもできる。
以上のように構成された本発明のデジタル名刺管理システムにおいて、ユーザは、クライアント装置140を用いてサーバ装置100にアクセスし、企業名や個人名などを指定して所望のデジタル名刺をクライアント装置140の表示画面上に表示させることができる。尚、デジタル名刺の検索は、サーバ装置のデータベース検索部107によって行われる処理であり、デジタル名刺データベース120の名刺データテーブルに含まれるあらゆるワードに対して検索をすることができる。
尚、本実施形態では、図1に示すように、クライアント装置140がネットワークを通じてデジタル名刺管理システムのサーバ装置に100に要求を送信し、デジタル名刺の表示画面データを取得して、クライアント装置140の表示画面上でデジタル名刺を表示する利用形態を示しているが、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば、サーバ装置100を直接操作して、サーバ装置100に設けた表示部においてデジタル名刺を表示させるような利用形態も可能である。
[第2実施形態]
図6は、本発明のデジタル名刺管理システムの第2実施形態の全体構成を示す概略図である。図6において、本実施形態のデジタル名刺管理システムは、サーバ装置100とデジタル名刺データベース120と、企業情報データベース130と、クライアント装置140とから構成されている。これらのうち、クライアント装置140及びネットワークについては、第1実施形態のものと同様である。
図7は、本実施形態のデジタル名刺管理システムのサーバ装置100の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図7において、サーバ装置100は、主制御部101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク104と、ネットワークインタフェース105と、表示画面生成部106と、データベース検索部107と、データベース制御部108と、操作入力部109とを備えている。これらのうち、表示画面生成部106及びデータベース検索部107以外の構成部分については、第1実施形態のものと同様である。
サーバ装置100のデータベース検索部107は、クライアント装置140から入力された情報に基づいて、デジタル名刺データベース120及び企業情報データベース130の両方又はいずれか一方のデータを検索する処理部である。表示画面生成部106は、クライアント装置140においてデジタル名刺及び企業情報を表示する画面データを生成し、これをクライアント装置140に送信する処理部である。デジタル名刺の表示画面は、データベース検索部107による検索結果に基づいてデジタル名刺データベース120及び企業情報データベース130から取得したデータに基づいて生成される。
デジタル名刺データベース120は、第1実施形態のものと同様、本発明のデジタル名刺管理システムにおいて取り扱うデジタル名刺に関して、デジタル名刺上に表示される情報やそのレイアウト、デザイン等のデータを記憶している。企業情報データベース130は、デジタル名刺とともに表示される企業情報を構成するデータを記憶している。以下では、デジタル名刺データベース120及び企業情報データベース130をリレーショナル型のデータベース(RDB)として構成する例を説明するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
図8は、デジタル名刺データベース120に記憶されている名刺データのテーブル構成例を示す図である。図8において、名刺データテーブルは、名刺コード、企業コード、部署名、役職、氏名等のデジタル名刺上に表示される情報をデータフィールドとして含んでいる。名刺データテーブルでは名刺コードが主キーであり、各レコードは名刺コードにより一意に識別される。企業コードは、後に説明する企業情報データベース130において企業情報データを特定することができる外部キーである。本実施形態では企業情報に関わるデータ(企業名、企業の住所、所在地、電話番号)は企業情報データベース130に記憶されているので、名刺データテーブルにはこれらのデータフィールドを含めず、当該企業情報データを参照するための企業コードのみを含めることとしている。
また、名刺データテーブルの各レコードは、デジタル名刺に表示されるときに適用されるレイアウトデータ及びデザインデータと関連付けられている。レイアウトデータ及びデザインデータは、それぞれデジタル名刺データベース120内の別のテーブルに格納されているものとする。
図9は、企業情報データベース130に記憶されている企業情報データのテーブル構成例を示す図である。図9において、企業情報データテーブルは、企業コード、企業名、所在地、電話番号、会社概要データ等の情報をデータフィールドとして含んでいる。企業情報データテーブルでは企業コードが主キーであり、各レコードは企業コードにより一意に識別される。会社概要データは、各企業の沿革、役員名、資本金、事業内容など、一般的な企業のプロフィールに関するデータを含んでいる。
図10において、本実施形態のデジタル名刺データベース120の名刺データ等と企業情報データベース130の企業情報データとから、デジタル名刺及び企業情報を表示する態様を例示する。図10に示す画面は、ユーザのクライアント装置140の表示画面上に表示されるものであり、デジタル名刺イメージと、デジタル名刺に対する操作ツールと、企業情報表示部と、検索ウィンドウとを含んでいる。デジタル名刺イメージの表示方法については、第1実施形態において説明した通りであり(図4及び図5参照)、デジタル名刺に対する操作ツールについては、従来技術と同様であるので(図12参照)、ここでは説明を省略する。
本実施形態において、企業情報表示部には、所定の企業情報が所定のテンプレートに従って表示されるようになっている。企業情報表示部のテンプレートは、サーバ装置100のハードディスク104等に記憶されており、表示画面生成部106は、企業情報データベース130から取得される企業情報データの各データ項目にテンプレートを適用して、図10に示すような表示画面を生成することができる。このテンプレートは、例えば、XMLやHTMLなどのマークアップ記述言語によって、図4及び図5に示すレイアウトデータと同様に構成することができる。尚、通常のWEBサイトと同様に、企業情報表示部の一部にハイパーリンクを含めてもよい。
検索ウィンドウは、ユーザからの検索を受け付けるための入力ツールであり、企業名や個人名などを指定して検索し、該当する企業のデジタル名刺及び企業情報を表示させることができる。個人名を指定して検索した場合には、該当する個人の名刺イメージと、その勤務先の企業情報とが表示される。企業名を特定して検索した場合には、該当する企業の代表者の名刺イメージと企業情報とが表示される。あるいは、事業部ごと、支社ごと、地区ごとに異なる表示画面を生成してもよく、この場合、事業部、支社、地区等の情報と、その代表者の名刺イメージとが表示されるようにすることができる。また、キーワード検索の場合にも、そのキーワードに該当する企業又は企業の事業部等の企業情報をその代表者の名刺イメージとともに表示することができる。尚、図10に示す検索ウィンドウは、検索方式を例示しているに過ぎず、他の検索方式(例えば、業種による検索や企業規模による検索)を採用することももちろん可能である。
[第3実施形態]
次に、本発明のデジタル名刺管理システムの第3実施形態について説明する。本実施形態において、サーバ装置、データベース及びクライアント装置は、第1実施形態(図1〜図3参照)又は第2実施形態(図6〜図9参照)と同様に構成されるものとする。本実施形態は、デジタル名刺の表示態様において特徴を有するものである。
図11は、本実施形態においてクライアント装置の表示画面に表示されるデジタル名刺イメージを示す図である。図11には、第1実施形態及び第2実施形態と同様のデジタル名刺が名刺ホルダに保持された状態で表示されている。この名刺ホルダは、一般的にローロデックス(米国ROLODEX社製の名刺ホルダ)として知られているものであり、本実施形態のデジタル名刺管理システムは、これと同等の機能をコンピュータ画面上で実現するものである。
図11において、画面上の名刺ホルダは、デジタル名刺を表示する第1の表示面1110と第2の表示面1120とを有しており、さらに、デジタル名刺の表示を切り替える回転つまみ1130を備えている。第1の表示面1110及び第2の表示面1120におけるデジタル名刺の表示方法については、第1実施形態において説明した通りである(図4及び図5参照)。回転つまみ1130は、一般的なGUI部品として適当に設計することができる。
図11に示す画面において、ユーザは、クライアント装置140の入力装置(マウス等)を操作して、画面上の回転つまみ1130を回転させることにより、デジタル名刺の表示を切り替えることができる。また、このデジタル名刺ホルダとともに、図10に示すようなデジタル名刺の操作ツールや、検索ウィンドウを表示するようにしてもよい。あるいは、デジタル名刺ホルダの所定の部位をクリックすることにより、第1の表示面1110又は第2の表示面1120に表示されているデジタル名刺の発行元の企業情報が表示されるようになっていてもよい。尚、図11に示す例では、第1の表示面1110と第2の表示面1120とで異なる人物のデジタル名刺を表示しているが、例えば、第1の表示面1110及び第2の表示面1120に、同一人物の名刺の表面及び裏面をそれぞれ表示することもできる。
以上、本発明のデジタル名刺管理システムについて、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態又は他の実施形態にかかる発明の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。特に、サーバ装置の内部構成や各機能部の実装形態、データベースのスキーマやテーブル構成、画面表示データの処理方式、ユーザ向けGUIなどは、当業者が一般的に知られているソフトウェア技術を適宜応用して構築することができる事項である。
本発明のデジタル名刺管理システムは、インターネット、WAN、LAN、VPN等を通じてクライアント装置上にデジタル名刺を表示させる利用形態の他、単体のデジタル名刺管理装置として利用することも可能である。
本発明のデジタル名刺管理システムの第1実施形態の全体構成を示す概略図である。 図1に示すデジタル名刺管理システムのサーバ装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図1に示すデジタル名刺管理システムのデジタル名刺データベースに記憶されている名刺データのテーブル構成例を示す図である。 図3に示すデジタル名刺データベースの名刺データ等からデジタル名刺の表示画面を生成する方法を模式的に示す図である。 図3に示すデジタル名刺データベースの名刺データ等からデジタル名刺の表示画面を生成する方法を模式的に示す図である。 本発明のデジタル名刺管理システムの第2実施形態の全体構成を示す概略図である。 図6に示すデジタル名刺管理システムのサーバ装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図6に示すデジタル名刺管理システムのデジタル名刺データベースに記憶されている名刺データのテーブル構成例を示す図である。 図6に示すデジタル名刺管理システムの企業情報データベースに記憶されている企業情報データのテーブル構成例を示す図である。 図8に示すデジタル名刺データベースの名刺データ等と、図9に示す企業情報データベースの企業情報データとから、デジタル名刺及び企業情報を表示する態様を例示する図である。 本発明のデジタル名刺管理システムの第1実施形態において、クライアント装置の表示画面に表示されるデジタル名刺イメージを示す図である。 企業情報を名刺イメージとともに表示するWEBサイト「企業名片」における表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 サーバ装置
101 主制御部
102 ROM
103 RAM
104 ハードディスク
105 ネットワークインタフェース
106 表示画面生成部
107 データベース検索部
108 データベース制御部
109 操作入力部
120 デジタル名刺データベース
130 企業情報データベース
140 クライアント装置
1110 第1の表示面
1120 第2の表示面
1130 回転つまみ

Claims (11)

  1. 名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを各名刺ごとに記憶するデジタル名刺データベースと、
    前記デジタル名刺データベースに記憶された名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを利用して名刺イメージを生成する表示画面生成部を備えたサーバ装置と、を含むデジタル名刺管理システム。
  2. 前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージに対する操作ツール画面を前記名刺イメージに付随させて生成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル名刺管理システム。
  3. 前記サーバ装置は、前記デジタル名刺データベース内のデータを検索する検索部をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル名刺管理システム。
  4. 前記サーバ装置は、前記表示画面生成部により生成した名刺イメージをクライアント装置において表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデジタル名刺管理システム。
  5. 名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータを各名刺ごとに記憶するデジタル名刺データベースと、
    名刺の発行元である企業の情報を記憶する企業情報データベースと、
    前記デジタル名刺データベースに記憶された名刺の表示項目データ、レイアウトデータ及びデザインデータと、前記企業情報データベースに記憶された企業データとを利用して名刺イメージを生成する表示画面生成部を備えたサーバ装置と、を含むデジタル名刺管理システム。
  6. 前記表示画面生成部は、さらに、前記企業情報データベースに記憶された企業データを利用して企業情報表示画面を生成することを特徴とする請求項5に記載のデジタル名刺管理システム。
  7. 前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージに対する操作ツール画面を前記名刺イメージに付随させて生成することを特徴とする請求項6に記載のデジタル名刺管理システム。
  8. 前記サーバ装置は、前記デジタル名刺データベース内のデータを検索する検索部をさらに備えていることを特徴とする請求項6又は7に記載のデジタル名刺管理システム。
  9. 前記サーバ装置は、前記表示画面生成部により生成した名刺イメージと企業情報表示画面とをクライアント装置において表示させることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のデジタル名刺管理システム。
  10. 前記表示画面生成部は、さらに、前記名刺イメージを回転式名刺ホルダ上に配置した表示画面を生成することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のデジタル名刺管理システム。
  11. 請求項10に記載のデジタル名刺管理システムにおいて、
    前記名刺イメージを含む回転式名刺ホルダとともに、回転式名刺ホルダに対する操作部を含む表示画面を生成し、前記操作部により前記回転式名刺ホルダ上に表示される名刺イメージを切り替えることができることを特徴とするデジタル名刺管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223807A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Hitachi Information Systems Ltd 名刺交換管理システム及び名刺交換管理方法
JP2011178075A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Toppan Printing Co Ltd 真贋判定装置及び真贋判定方法
WO2018188039A1 (zh) * 2017-04-14 2018-10-18 深圳市瑞荣创电子科技有限公司 一种电子名片管理系统及其管理方法

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