JP2015111413A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法およびプログラム - Google Patents
情報処理システム、情報処理システムの制御方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ユーザによるアプリケーション画面の項目への入力作業の負荷を軽減することが可能な仕組みを提供する。【解決手段】 アプリケーション画面の入力項目の値を、入力パターンを取り込むことによって設定し、フォーカス移動を受け付けた場合、入力パターンに該当するフォーカス移動項目に対し、フォーカス遷移順に基づきフォーカスが移動できるようにするため、当該フォーカス移動項目に対応する画面の入力項目に対して当該フォーカス遷移順序を当該入力項目の属性に設定する。なお、入力パターンにおいてフォーカス移動項目とする入力項目であるとして受け付けた入力項目を、対応する入力パターンのフォーカス移動項目として更新することを可能とする。その際、更新されたフォーカス移動項目のフォーカス遷移順序も更新する。入力パターンは、この更新された内容に基づいてアプリケーション画面の入力項目への値の取り込みに使用される。【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置に表示されるアプリケーション画面の項目への値の入力の効率化に関する。
アプリケーション画面において、データ登録作業等を、同一のアプリケーション画面で繰り返し行う場合に、一件ずつのデータ登録を行う度に、ほぼ同じ値を入力する項目と、違う値を入力する項目が存在する場合、データの登録作業ごとに、同じ値を同じ項目へ入力することが発生する。また、ほぼ、毎回違う値を入力する項目に対しては、その部分について覚えておく必要がある。
このように、ほぼ同じ値を入力する項目と、ほぼ毎回違う値を入力する項目が混在し、しかも、ほぼ、同じ値を入力する項目がアプリケーション画面の入力項目の中に占める割合が高い場合、同じ値を毎回の登録作業ごとに入力することは、非効率である。
このため、例えば、ほぼ同じ値が毎回の登録作業ごとに入力されると予測される入力項目に対しての入力は、そのデータを予めパターンデータとして登録しておき、データ登録作業の際に入力項目に取り込むことにより入力作業を自動化させ、ほぼ毎回違う値が入力される項目のデータに関しては、その都度手動で値の入力を行うようにしている。
更に、フォーカスの移動指示がなされた場合、ほぼ毎回違う値が入力される項目に対してフォーカスを移動させることによって、異なった値を入力することの多い項目だけに効率よく入力が出来るような工夫がとられている。
例えば、特許文献1における、アプリケーション画面における入力方法は、繰返して発生する入力画面において、入力が発生する毎に共通のデータを入力する項目である半固定入力項目のデータを予めシステムに登録しておき、入力者は、事前に登録しておいた入力内容を、画面上に取り込むことにより、可変入力項目に対するデータだけを入力させることによって、迅速な処理が行えるようにしている。
しかしながら、パターンを使用して入力を行った場合に、次回の入力時は、今回、値の変更を行った入力項目に、フォーカス移動の指示を与えた場合にフォーカスが移動するようにしたい、今回の入力値の値(入力状態)をパターンに反映させるようにしたい、また、フォーカスの制御や入力のパターンを別パターンとして新規に登録したいといった要望がある。
このため、使用している入力値のパターンや、フォーカス移動指示を与えた時のフォーカスの制御を、柔軟に運用できるように、データとして保持できるようにすることが望まれる。
そこで、本発明では上記課題を鑑み、ユーザによるアプリケーション画面の項目への入力作業の負荷を軽減することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、入力項目識別情報と該入力項目識別情報に対応するデータを含む入力パターンと、アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動順序を対応付けて記憶する記憶装置と通信可能な情報処理システムであって、前記入力パターンを前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面を表示する表示手段と、前記表示手段で表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、前記入力パターンに対応する前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を更新するフォーカス遷移順序更新手段と、前記記憶装置に記憶されたフォーカス遷移順序に基づき、前記入力項目に対してフォーカス遷移順序を設定するフォーカス移動順序設定手段と、前記表示手段により、前記入力パターンが前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面が表示され、当該アプリケーション画面においてフォーカス移動を受け付けた場合、当該アプリケーション画面に読み込んだ入力パターンの入力項目識別情報に紐付く前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を、前記フォーカス移動順序設定手段で当該アプリケーション画面の入力項目に対し設定することにより、前記アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動を制御するフォーカス移動制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによるアプリケーション画面の項目への入力作業の負荷を軽減することが可能な仕組みを提供することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明実施形態の情報処理システムのシステム構成の一例を示した図である。
本情報処理システムは、情報処理装置101(クライアント端末)及びサーバ102を含んで構成されており、情報処理装置101及びサーバ102は、ネットワーク103を介して接続されている、業務処理を行うためのシステムとする。
情報処理装置101は、サーバ102へ、情報処理装置101におけるアプリケーションの表示を要求する。尚、情報処理装置101は、パーソナルコンピュータを示しており、キーボード操作による入力を行うデスクトップ型等の装置や、ディスプレイに触れることで入力を行うタブレット型等の装置を示す。
情報処理装置101は、更に、仕訳入力画面(詳細後述)における各入力項目に対して伝票データの入力を受け付け、各入力項目への入力された値を、サーバ102を経由し、伝票データの登録処理を行う。
また、情報処理装置101から、アプリケーション画面における各入力項目へ入力された値を伝票入力の際のパターンとして、サーバ102を経由してデータベース上のテーブルに登録することを可能とする(伝票パターンヘッダマスタ、伝票パターン明細マスタ)。また、入力パターンにおいて次回入力時に使用した時にフォーカスが遷移する箇所とその遷移の順番をデータベース上のテーブルに登録することを可能とする(伝票パターンフォーカス制御マスタ)。
本実施例では、アプリケーションサーバを経由して各種テーブルの更新をデータベース上で行っているが、各種データを保持するテーブルを記憶する記憶装置は、データベースサーバを用意し、そこに存在させてもよいこととする。
また、当該記憶装置は、サーバ102や、情報処理装置101側に用意してもよいこととする。この記憶装置が存在する箇所は限定しない。
さらに、情報処理装置101において、既に登録されたパターンをサーバ102を経由してデータベース上より取り込むと、情報処理装置101のアプリケーションにおける入力項目を入力する際に、フォーカスの移動指示を受け付けると、取り込んだパターンの中における前回入力時における変更箇所に対してフォーカスを遷移させて入力を行うことが出来る。
図2は、本発明の実施形態における、図1に示した情報処理装置101とサーバ102のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。ただし、タブレット型の情報処理装置への入力の制御は、ソフトキーボードや、画面に直に接触することによって行う。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクト(登録商標)フラッシュメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TC
P/IPを用いたインターネット通信等が可能である。また、携帯端末の場合、インターネット通信以外にも、公衆回線を用いて電話としての通信が可能であっても良い。
P/IPを用いたインターネット通信等が可能である。また、携帯端末の場合、インターネット通信以外にも、公衆回線を用いて電話としての通信が可能であっても良い。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
次に、図3を用いて、機能構成図の一例について説明する。
サーバ102は、入力パターン記憶部301、フォーカス項目記憶部302、フォーカス遷移部303、入力パターン更新部304、入力パターン登録受付部305、フォーカス項目更新部306からなる。
入力パターン記憶部301は、情報処理装置101のアプリケーション画面より登録される、入力項目に対し入力されるデータの値をパターンとして記憶する。なお、入力パターン記憶部301はサーバ102ではなく、別途用意したデータベースサーバや、その他、情報処理装置101側で構成しても良いこととする。
フォーカス項目記憶部302は、情報処理装置101のアプリケーション画面において、フォーカスの移動指示を受け付けた時の、フォーカスの移動先項目を記憶する。なお、フォーカス項目記憶部302はサーバ102ではなく、別途用意したデータベースサーバや、その他、情報処理装置101側で構成しても良いこととする。
フォーカス遷移部303は、情報処理装置101のアプリケーション画面においてフォーカスの移動指示を受け付けた場合、フォーカス項目記憶部302で記憶された、パターンに紐づいたフォーカスを移動させる項目に対してフォーカスを遷移する。
入力パターン更新部304は、入力パターン取込み部308によって、情報処理装置101のアプリケーション画面に取り込んだ入力パターンの各入力項目の値に対して変更を受け付けた入力状態でデータ登録を行った場合、その入力状態で、取り込んだ当該入力パターンを更新する。
入力パターン登録受付部305は、入力パターン記憶部301に記憶される入力パターンの登録を新規に受け付ける。
フォーカス項目更新部306は、入力パターン更新部304によって更新された入力パターンを、次回のアプリケーション入力画面において入力を行う際に、取り込んだ後にフォーカスの移動指示を受け付けた場合、その入力パターンが前回使用された際に各入力項目の値に対して変更を受け付けた入力項目に対してフォーカスを遷移できるように更新する。
情報処理装置101は、フォーカス移動指示受付部307、入力パターン取込み部308、入力パターン表示部309からなる。
フォーカス移動指示受付部307は、情報処理装置101のアプリケーション画面の各項目に対するフォーカスの移動指示を受け付ける。
入力パターン取込み部308は、入力パターン登録受付部305で登録されたパターンを、情報処理装置101のアプリケーション画面の各入力項目に対し取り込む。
入力パターン表示部309は、入力パターン登録受付部305によって、予め登録されたパターンを一覧で表示し、かつ、一覧の中の任意のパターンの選択を受け付けると、パターンで登録した内容が分かるようにする画面を提供する。
次に、図4を参照して、本発明の実施例における情報処理システムによって実行される伝票パターンマスタと伝票パターン明細マスタの登録の処理について説明をする。
ステップS401において、図10の仕訳入力画面を起動する。
ステップS402で、パターン登録のために、パターン登録ボタン1002が押下されたか否かを判定する。このパターン登録ボタン1002とは、図10の仕訳入力画面の各項目に入力された値を、パターンとして登録しておくためのものである。
ステップS402において、パターン登録ボタン1002が押下されたと判定した場合(ステップS402においてYESの場合)、ステップS403に処理を進める。
ステップS402において、パターン登録ボタン1002が押下されたと判定しなかった場合(ステップS402においてNOの場合)、ステップS404に処理を進める。
ステップS403で、情報処理装置101からサーバ102に図10の仕訳入力画面で登録された入力データを入力パターンとしての登録するために、送信する。
ステップS407において、サーバ102は、情報処理装置101から送信されたパターン登録のためのデータを受信する。
ステップS408において、情報処理装置101より受信したパターン登録のためのデータ各項目における必須入力や、値の妥当性、入力の妥当性等の確認を行う。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果を判定する。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果が正常であると判定された場合は(ステップS409でYESの場合)、ステップS410へ処理を進める。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果が正常でないと判定された場合は(ステップS409でNOの場合)、ステップS402へ処理を戻す。
ステップS410において、図7、710の伝票パターンヘッダマスタの更新を行う。
ステップS411で、図7、720の伝票パターン明細マスタの更新を行う。
ステップS410とステップS411の処理により、伝票のパターンデータが登録されることになる。
図7、710の伝票パターンヘッダマスタは、パターンコード711、摘要712からなる。パターンコード711はキー項目であり、パターンとしてシステムで一意になるようなコードが自動採番される。摘要712へは、パターンに対する摘要が記載される。
図7、720の伝票パターン明細マスタは、パターンコード721、貸借区分722、行番号723、科目コード724、部門725、金額726からなる。
キー項目は、パターンコード721、貸借区分722、行番号723からなる。
パターンコード721は、パターンとして図7、710の伝票パターンヘッダマスタのパターンコード711と同じ値が登録される。
貸借区分722、は貸方、借方のいずれかの値が登録される。
行番号723、は伝票の明細(明細には、借方、貸方ともに複数の科目コードが入力可能である)の中における行番号が登録される。
科目コード724、は伝票の明細を記載する際の科目コードが登録される。
部門725、は部門コードが登録される。
金額726は、金額が登録される。
なお、図7、710の伝票パターンヘッダマスタと図7、720の伝票パターン明細マスタは、それぞれのパターンコード(パターンコード711とパターンコード721)で紐づけされていて、それぞれが同じ値を持つものであれば、同じ伝票パターンのデータということになる。
また、登録されたパターンデータは、図10の仕訳入力画面に取り込むことにより、変更を行いたい項目に対して変更を容易に行うことが出来るようにしているものであり、次の入力時にフォーカスの移動指示を受け付けた時に、前回の入力時に、項目において値の変更を行った箇所にフォーカスがあたるようにして、入力値の変更が発生しやすい項目への値の入力を効率よく行えることが出来るようにする。
なお、今回は、一例として伝票ヘッダーと伝票明細のパターンデータのテーブルを挙げているが、参照関係の無い単純な構造を持つテーブルについてもパターン登録が行えるものとする。
ステップS411までの処理が終わった後、ステップS402に処理を戻す。
ステップS404で、情報処理装置101は、図10の仕訳入力画面で入力された各項目の値を、サーバ102を経由して図9、900の伝票テーブルに登録するために、登録ボタン1004が押下されたか、否かを判定する。
ステップS404で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面で入力された各項目の値を、サーバ102を経由して図9、900の伝票テーブルに登録するために、登録ボタン1004が押下されたと判定した場合(ステップS404においてYESの場合)、ステップS405へ処理を進める。
ステップS404で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面で入力された各項目の値を、サーバ102を経由して図9、900の伝票テーブルに登録するために、登録ボタン1004が押下されたと判定しなかった場合(ステップS404においてNOの場合)、再度、ステップS402へ処理を戻す。
ステップS405で、情報処理装置101のCPU201は、サーバ102に図10の仕訳入力画面の各項目に入力されたデータを送信する。
ステップS412において、サーバ102のCPU201は、情報処理装置101から送信された伝票登録のためのデータを受信する。
ステップS413において、サーバ102のCPU201は、情報処理装置101より受信した伝票登録のためのデータ各項目における必須入力や、値の妥当性、入力の妥当性等の確認を行う。
ステップS414において、ステップS413の処理の確認の結果を判定する。
ステップS414において、ステップS413の処理の確認の結果が正常であると判定場合は(ステップS414でYESの場合)、ステップS415へ処理を進める。
ステップS414において、ステップS408の処理の確認の結果が正常であると判定しなかった場合は(ステップS414でNOの場合)、ステップS402へ処理を戻す。
ステップS415において、図9、900の伝票テーブルへ伝票データを登録する。
図9、900の伝票テーブルは、伝票番号901、日付902、摘要903、貸借区分904、行番号905、科目コード906、部門907、金額908からなる。
伝票番号901は、伝票番号が登録される。
日付902は、伝票の登録日付が登録される。
摘要903は、伝票に対する摘要が登録される。
貸借区分904は、貸方、借方のいずれかの値が登録される。
行番号905は、伝票の明細の中における行番号が登録される。
科目コード906は、伝票の明細を記載する際の科目コードが登録される。
部門907は、部門コードが登録される。
金額908は、金額が登録される。
ステップS406で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面の閉じるボタン1003が押下されたか、否かを判定する。
ステップS406で、情報処理装置101のCPU201が、図10の仕訳入力画面の閉じるボタン1003が押下されたと判定した場合(ステップS406においてYESの場合)は、本処理を終了する。
ステップS406で、情報処理装置101のCPU201が、図10の仕訳入力画面の閉じるボタンが押下されたと判定しなかった場合(ステップS406においてNOの場合)は、ステップS402へ処理を戻す。
ステップS407において、サーバ102は、情報処理装置101から送信されたパターン登録のためのデータを受信する。
ステップS408において、情報処理装置101より受信したパターン登録のためのデータ各項目における必須入力や、値の妥当性、入力の妥当性等の確認を行う。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果を判定する。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果が正常である場合は(ステップS409でYESの場合)、ステップS410へ処理を進める。
ステップS409において、ステップS408の処理の確認の結果が正常である場合は(ステップS409でNOの場合)、ステップS402へ処理を戻す。
ステップS410において、図7、710の伝票パターンヘッダマスタの更新を行う。
ステップS411で、図7、720の伝票パターン明細マスタの更新を行う。
続いて、図5を参照して、本発明の実施例における情報処理システムによって実行される図4の伝票パターンマスタと伝票パターン明細マスタの登録の処理で登録されたパターンを、図10の仕訳入力画面に取り込み、フォーカスの移動指示を受け付けて入力を行った時の処理について説明をする。
ステップS501で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面を起動する。
ステップS502で、情報処理装置101のCPU201は、図10、1001の仕訳入力画面のパターン取込ボタン1001が押下されたか、否かを判定する。
ステップS502で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面のパターン取込ボタン1001が押下されたと判定した場合(ステップS502でYESの場合)、ステップS503に処理を進める。
ステップS502で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面のパターン取込ボタン1001が押下されたと判定しなかった場合(ステップS502でNOの場合)、ステップS511へ処理を進める。
ステップS503で、情報処理装置101のCPU201は、伝票パターンの一覧を情報処理装置101側で表示するために、サーバ102に対して伝票パターン一覧の情報の要求を送信する。
ステップS504において、サーバ102のCPU201は、情報処理装置101からの伝票パターン一覧の情報の要求を受信した後、710の伝票パターンヘッダマスタと720の伝票パターン明細マスタから伝票パターンの一覧の情報を取得する。
ステップS505において、サーバ102のCPU201は、ステップS504で取得した伝票パターンの一覧の情報を、情報処理装置101に送信する。
ステップS506で、情報処理装置101のCPU201は、サーバ102から伝票パターン一覧の情報を受信し、情報処理装置101の表示画面に表示する(図11)。すなわち、予め登録したパターンの一覧を表示する。すなわち、入力パターンの一覧を表示する。
なお、この伝票パターンの一覧の中から、自分が登録したパターン、または、他人が登録したパターンを選択することが可能であり、入力値のパターンは、システムを使用するユーザの間で共有することが出来る。すなわち、入力パターンを作成したユーザの入力パターン、または、前記ユーザではないユーザが登録した入力パターンを項目の値として取り込むことを可能とする。
ステップS507で、情報処理装置101のCPU201は、伝票パターン一覧表示画面(図11)の中の一覧表示欄1101において任意のパターンの選択を受け付ける。
なお、一覧表示欄1101でパターンが選択されたあと、確定ボタン1103が押下されると、図10の仕訳画面において、入力値のパターンを入力項目へ取り込むことが出来る。この入力値は、図7、720の伝票パターン明細マスタに記憶した情報から取り込むことが可能であり、一覧表示欄1101で選択したパターンのパターンコードを有する伝票パターン明細マスタのレコードから取得する。
ステップS508で、情報処理装置101のCPU201は、選択を受け付けたパターンを図11の登録内容確認画面1102にパターンの入力内容を表示する。すなわち、入力値のパターン一覧の中の任意のパターンを選択すると、選択したパターンで登録した内容が分かるように表示する。入力パターンをアプリケーション画面に読み込むことによってアプリケーション画面を表示する(表示手段)。
ステップS509で、情報処理装置101のCPU201は、なお、一覧表示欄1101でパターンが選択されたあと、確定ボタン1103が押下されたと判断した場合は(ステップS509でYESの場合)、ステップS510へ処理を進める。
ステップS509で、情報処理装置101のCPU201は、一覧表示欄1101でパターンが選択されたあと、キャンセル1104が押下されたと判断した場合は(ステップS509でNOの場合)、ステップS511へ処理を進める。
ステップS510で、情報処理装置101のCPU201は、ステップS507で選択を受け付けた伝票の入力パターンを、仕訳入力画面に取り込み各項目に値を表示する。すなわち、パターン一覧の中の任意の入力パターンの選択を受け付けると、入力項目に対し入力パターンで取り込まれる値を識別可能に表示する画面を提供する。
ステップS511で、情報処理装置101のCPU201は、パターンが取り込まれた後の図10の仕訳入力画面において、伝票の入力を受け付ける。なお、パターンから取り込んだ各項目の値の中は、変更する項目に対して、フォーカスの移動指示を受け付けることによって、変更することとする。
ステップS512で、情報処理装置101のCPU201は、フォーカスが、現在、存在している項目から別の項目への移動させる指示を受け付けたか、否かを判定する。
ステップS512で、情報処理装置101のCPU201が、フォーカスが、現在、存在している項目から別の項目への移動させる指示を受け付けたと判定した場合(ステップS512でYESの場合)、ステップS513へ処理を進める。
ステップS512で、情報処理装置101のCPU201が、フォーカスが、現在、存在している項目から別の項目への移動させる指示を受け付けたと判定しなかった場合(ステップS512でNOの場合)、ステップS511へ処理を戻る。
ステップS513で、情報処理装置101のCPU201は、現在の入力項目を元に図8の伝票パターンフォーカス制御マスタから順序情報を取得し、取得した順序情報を元に次の入力項目情報を取得しフォーカスを移動する。すなわち、入力パターンがアプリケーション画面に読み込むことによってアプリケーション画面が表示され、当該アプリケーション画面においてフォーカス移動を受け付けた場合、当該アプリケーション画面に読み込んだ入力パターンの入力項目識別情報に紐付く伝票パターンフォーカス制御マスタに記憶されているフォーカス移動順序を、当該アプリケーション画面の入力項目に対し設定することにより、アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動を制御する(フォーカス移動制御手段)。
すなわち、入力値のパターンを取り込んだ後に、アプリケーション画面において、フォーカスが、現在、存在している項目から別の項目へ移動させる指示を受け付けた場合、当該パターンに紐づく、フォーカスを移動させる項目に対してフォーカス遷移する。
図8の伝票パターンフォーカス制御マスタは、ユーザID801、パターンコード802、順序803、貸借区分804、行番号805、項目806からなる。
キー項目は、ユーザID801、パターンコード802、順序803からなる。
ユーザID801には、パターンを更新したユーザのユーザIDが登録される。
パターンコード802は、更新の場合は、パターンを識別するコードが登録される。
順序803には、フォーカスが遷移する順序が登録される。
貸借区分804は、貸方、借方のいずれかの値が登録される。
行番号805は、伝票の明細の中における行番号が登録される。
項目806は、伝票の中でフォーカスが遷移する項目名が登録される。
なお、パターンの初回仕様時は何も順序等が登録されていないためフォーカスを他の項目へ移動させる指示を受け付けても、フォーカスは全ての項目の画面の左から右、上から下の順序で動くことする。
パターンを2回目以降に使用する時は、直前に、パターンを使用してデータ登録をした時に、変更した入力項目をステップS531で図8の伝票パターンフォーカス制御マスタを更新するため(処理の詳細は後述)、使用できることになる。
なお、カーソルのフォーカスを移動させる具体的な方法については、WEBアプリケーションのHTMLで実装する方法と、クライアントサーバ型のアプリケーションのWindows(登録商標)フォームで実装する方法を例に挙げて説明する。
具体的には、HTMLで実装される画面の項目や、Windows(登録商標)フォームで実装される画面の項目のタブが飛ぶ順序を指定する属性、例えば、項目のtabIndexの属性に対し、伝票パターンフォーカス制御マスタより取得した順番を代入することによって、フォーカスを移動する支持を受け付けた時に、その順番でフォーカスが移動できるようにする。
その処理について図18の処理を用いて説明する。図18は、伝票パターンフォーカス制御マスタを1900検索し、伝票パターンフォーカス制御マスタの項目である順序に設定されている番号を該当するクライアントの情報処理装置101で表示をする画面の項目の属性であるtabIndexに代入していく処理である。なお、属性に対する値の代入は、画面に存在するすべての項目において行う。なお、この代入の処理は、パターンを画面で読み込んだ時(例えば図11の1103の確定ボタンを押下した時)に実行されるものとする。
ステップS1801において、画面の項目について、ログイン時に入力されたユーザID、パターンコード、貸借、行番号、項目(画面のある項目の名称)をキーにして伝票パターンフォーカス制御マスタ1900を検索する。なお、クライアント端末である情報処理装置101に表示がされている画面項目に関して、伝票パターンフォーカス制御マスタ1900に検索しにいく処理は、WebアプリケーションにおいてHTMLで画面を実装している場合は、アプリケーションサーバであるサーバ102が行い、Windows(登録商標)フォームで実装している場合は、クライアント端末である情報処理装置101が行う。
ステップS1802において、画面の項目がステップS1801の処理において伝票パターンフォーカス制御マスタに存在したか否かを判定する。なお、この判定処理は、WebアプリケーションにおいてHTMLで画面を実装している場合は、サーバ102が判定を行い、Windows(登録商標)フォームで画面を実装している場合は、情報処理装置101が行う。
例えば、ステップS1801でユーザbがパターンコード001のパターンを選択して、検索をすると、図19の1901のデータが読み取れる。またこのレコードの順序1930の値が1、2、3、4、5と登録されている順番でフォーカスが移動するため、フォーカスの移動順序は、伝票日付、摘要、1行目借方の部門、1行目借方の金額、1行目貸方の金額という順番を取得することが出来る。
したがって、この場合、ステップS1802においては、対象となる項目がレコードとして存在したと判定されるため、ステップS1803へ処理を進める。対象となる項目がレコードとして存在しないと判定された場合は、ステップS1804へ処理を進める。
例えば、ユーザbが使用したパターンが、図11の1102に示すパターンである場合、2行目の借方の勘定科目、部門、金額などのデータや、或いは、その他値の入力されていない項目については、伝票パターンフォーカス制御マスタ1900には登録がされていないため、これらの項目についてはフォーカス移動キーでフォーカスの移動支持を受け付けたとしても、フォーカスが移動しない項目となるため、これら項目については、ステップS1804の処理を行うということである。
ステップS1803において、処理対象の項目の属性、つまり、HTMLでの実装の場合、或いは、Windows(登録商標)フォーム(C#)での実装の場合における項目のtabIndexプロパティに、伝票パターンフォーカス制御マスタで検索した項目の、順序1930の値を設定する。なお、本処理は、WebアプリケーションにおいてHTMLで画面を実装している場合は、サーバ102が行い、Windows(登録商標)フォームで画面を実装している場合は、情報処理装置101が行う。すなわち、伝票パターンフォーカス制御マスタに記憶されたフォーカス遷移順序に基づき、入力項目に対してフォーカス遷移順序を設定する。(フォーカス移動順序設定手段)
ステップS1804において、処理対象の項目の属性に対し、HTMLでの実装の場合はtabIndexプロパティに「−1」を設定する。なお、Windows(登録商標)フォーム(C#)の場合はtabStopに「false」を設定する。なお、本処理は、WebアプリケーションにおいてHTMLで画面を実装している場合は、サーバ102が行い、Windows(登録商標)フォームで画面を実装している場合は、情報処理装置101が行う。
なお、本処理がサーバ102(アプリケーションサーバ)によって行われ、すべての画面項目に対する処理が終了した後は、HTMLの画面はサーバ102側で生成されるので、その画面をクライアント端末である情報処理装置101に対して送信する処理が行われる。
tabIndexは本来正の数が入り、その正の数が入ったHTMLに記載される項目のtabIndexの順番でフォーカス移動指示を受け付けるとフォーカスが移動することになるが、負の数を設定した場合はフォーカスが止まらないという意味になるため、−1を代入する。以上の処理により、tabIndexに−1が設定された項目、あるいは、は、tabStopに「false」が設定された項目がフォーカス移動キーにより、フォーカス移動支持を受け付けてもフォーカスがその項目においては停止しなくなる。
例えば、ユーザbがパターン001を画面上に取り込んだ場合に、図14に示す状態であった場合、値が登録されている各項目に対し、図18の処理を繰り返し行ったとすると、図14の伝票日付、摘要、明細1行目の借方の部門、明細1行目の借方の金額、明細1行目の貸方の金額の項目に関しては、図19の伝票パターンフォーカス制御マスタの1901に示すように、フォーカスの順序が登録されている項目となっているため、これらの項目に対しては、その順序の値が、画面の項目のソースである項目の属性に対しフォーカス移動の順序として設定されることになる。
しかしながら、図14の画面におけるそれ以外の項目の箇所については、フォーカスの順序が伝票パターンフォーカス制御マスタの1900には、登録されていないため、画面の項目のソースである項目の属性に対し、フォーカス移動がされない値が設定されるということである(HTMLの場合はtabIndexに「−1」が設定され、Windows(登録商標)フォームの場合は、tabStopに「false」が設定される)。
続いて、図18の処理を図20から図26を用いてさらに詳しく説明をする。
まず、アプリケーションにおいてHTMLで画面を実装している場合について説明をする。サーバ102のサーブレットは、図20に記述した、フォーカスの移動順序の値を画面の項目のtabIndexのプロパティに設定する処理を行う。
図20の2001の処理は、整数型(int)で定義した変数「カーソル順序」に、取得したカーソル順序を代入する処理である。なお、ここに代入される値は、ステップS1801の処理で得たカーソル順序の値である。
図20の2002の処理は、「「カーソル順序」変数の内容が「−1」以外のとき(カーソルの順序が取得できたとき)は、「カーソル順序」変数の内容をtabIndexプロパティに代入する。」という処理である。この処理は、ステップS1802でYESの場合に、ステップS1803の処理を行っている箇所である。
図20の2003の処理は、「「カーソル順序」変数の内容が「−1」のとき(カーソルの順序が取得できなかったとき)は、「−1」をtabIndexプロパティに代入する。」という処理である。この処理は、ステップS1802でNOの場合に、ステップS1804の処理を行っている箇所である。
すなわち、図20のサーバ102のサーブレットによる処理そのものが、図18の処理であるということである。
以上、伝票日付の項目におけるカーソルのフォーカス制御順序の設定のソースの説明をしたが、以降に記載されている他の項目におけるフォーカス制御順序の設定の処理についても伝票日付で行っている処理と同じである。
このサーバ102のサーブレットによる処理を行い、図21に図示するJSPというHTMLの雛側に、サーブレットで編集したフォーカスの移動順序の値をはめ込む。その結果は、図22、或いは、図23に図示する通りとなる。
そして、サーバ102は、この図22、或いは、図23で作成された画面のソースであるHTMLをクライアント端末である情報処理装置101に対し送る。以上の処理により、情報処理装置101で、ユーザがフォーカス移動キー等でフォーカスの移動指示を与えると、tabIndexに設定された値の順序でフォーカスが移動することとなる。
例えば、ユーザIDがaのユーザが、伝票パターンのコードが001のパターンを使用した場合は、図19の伝票パターンフォーカス制御マスタ1900においては、フォーカス順序が、伝票日付、摘要の順番となるため、実際に生成されるHTMLは図22に示す通りになる。ユーザIDがbのユーザが、伝票パターンのコードが001のパターンを使用した場合は、図19の伝票パターンフォーカス制御マスタ1900においては、フォーカス順序が、伝票日付、明細が1行目の借方の部門、明細が1行目の借方の金額、明細が1行目の貸方の金額、の順番となるため、実際に生成されるHTMLは図23に示す通りになる。
続いて、Windows(登録商標)フォームによって画面を実装している場合の、ステップS1803、ステップS1804におけるフォーカスの移動順序の設定処理をさらに詳しく説明をする。
Windows(登録商標)フォームによって画面を実装している場合は、情報処理装置101が、図24に記述した、フォーカスの移動順序の値を、フォーカスが移動する場合は画面の項目のtabIndexのプロパティにその値を設定し、フォーカスが移動しない場合はtabStopにfalseを設定する処理行う。
図24の2401の処理は、整数型(int)で定義した変数「カーソル順序」に、取得したカーソル順序を代入する処理である。なお、ここに代入される値は、ステップS1801の処理で得たカーソル順序の値である。
図20の2402の処理は、「「カーソル順序」変数の内容が「−1」以外のとき(カーソル順序が取得できた場合)は、「カーソル順序」変数の内容をtabIndexプロパティに代入する。」という処理である。この処理は、ステップS1802でYESの場合に、ステップS1803の処理を行っている箇所である。
図24の2403の処理は、「「カーソル順序」変数の内容が「−1」のとき(カーソル順序が取得できなかった場合)は、「false」をtabStopプロパティに代入する。」という処理である。この処理は、ステップS1802でNOの場合に、ステップS1804の処理を行っている箇所である。
すなわち、図24の情報処理装置101による処理そのものが、図18の処理であるということである。
以上、伝票日付の項目におけるカーソルのフォーカス制御順序の設定のソースの説明をしたが、以降に記載されている他の項目におけるフォーカス制御順序の設定の処理についても伝票日付で行っている処理と同じである。
この情報処理装置101による処理を行うと、その結果、図25、或いは、図26に図示する通りの画面のソースが情報処理装置101側に生成されることとなる。
以上の処理により、情報処理装置101で、ユーザがフォーカス移動キー等でフォーカスの移動指示を与えると、tabIndexに設定された値の順序でフォーカスが移動することとなる。
例えば、ユーザIDがaのユーザが、伝票パターンのコードが001のパターンを使用した場合は、図19の伝票パターンフォーカス制御マスタ1900においては、フォーカス順序が、伝票日付、摘要の順番となるため、実際に生成されるHTMLは図25に示す通りになる。ユーザIDがbのユーザが、伝票パターンのコードが001のパターンを使用した場合は、図19の伝票パターンフォーカス制御マスタ1900においては、フォーカス順序が、伝票日付、明細が1行目の借方の部門、明細が1行目の借方の金額、明細が1行目の貸方の金額、の順番となるため、実際に生成されるHTMLは図26に示す通りになる。
ステップS514で、情報処理装置101のCPU201は、登録ボタン1004が押下されたか否かを判定する。
ステップS514で、情報処理装置101のCPU201は、登録ボタン1004が押下されたと判定した場合は(ステップS514においてYESの場合)、ステップS515へ処理を進める。
ステップS514で、情報処理装置101のCPU201は、登録ボタン1004が押下されたと判定しなかった場合は(ステップS514においてNOの場合)、ステップS502へ処理を戻す。
ステップS515で、情報処理装置101のCPU201は、図10の仕訳入力画面で変更または入力されたデータを、サーバ102へ送信する。
ステップS516において、サーバ102のCPU201は、情報処理装置101から送信された伝票登録のためのデータを受信する。
ステップS517において、サーバ102のCPU201は、情報処理装置101より受信した伝票登録のためのデータに対して、各項目における必須入力や、値の妥当性、入力の妥当性等の確認を行う。
ステップS518において、サーバ102のCPU201は、ステップS517の処理の確認の結果を判定する。
ステップS518において、サーバ102のCPU201は、ステップS517の処理の確認の結果が正常であると判定した場合は(ステップS518でYESの場合)、ステップS519へ処理を進める。
ステップS518において、ステップS517の処理の確認の結果が正常であると判定しなかった場合は(ステップS518でNOの場合)、ステップS502へ処理を戻す。
ステップS519において、図9、900の伝票テーブルへ伝票データを登録する。
ステップS520以降の処理については、図6で説明をする。
ステップS520において、サーバ102のCPU201は、ステップS509において図7、710の伝票パターンヘッダマスタと、図7、720の伝票パターン明細マスタが参照されたて図9、900の伝票テーブルが更新されたか否かを判定する。
ステップS520において、サーバ102のCPU201が、図7、710の伝票パターンヘッダマスタと、図7、720の伝票パターン明細マスタが参照されて図9、900の伝票テーブルが更新されたと判定した場合(ステップS520でYESの場合)は、ステップS521へ処理を進める。
ステップS520において、サーバ102のCPU201が、図7、710の伝票パターンヘッダマスタと、図7、720の伝票パターン明細マスタが参照されて図9、900の伝票テーブルが更新されたと判定しなかった場合(ステップS520でNOの場合)は、ステップS531へ処理を進める。
ステップS521において、サーバ102のCPU201は、ステップS509で選択を受け付けたパターンが、選択したユーザと、そのパターンの登録ユーザが同一であるか否かを判定する。
ステップS521において、サーバ102のCPU201が、ステップS509で選択を受け付けたパターンが、選択したユーザと、そのパターンの登録ユーザが同一であると判定した場合(ステップS522でYESの場合)、ステップS522へ処理を進める。
ステップS521において、サーバ102のCPU201が、ステップS509で選択を受け付けたパターンが、選択したユーザと、そのパターンの登録ユーザが同一であると判定しなかった場合(ステップS522でNOの場合)、ステップS523へ処理を進める。
ステップS522において、サーバ102のCPU201は、ステップS509で取り込んだ入力パターンのデータをステップS511で仕訳入力画面において入力された入力値で更新してよいかメッセージを、情報処理装置101側へ送信する。
ステップS524において、情報処理装置101のCPU201は、ステップS509で取り込んだ入力値のパターンのデータをステップS511で仕訳入力画面において入力された入力値で更新してよいかメッセージを、サーバ102より受信し、情報処理装置101の表示画面に表示する。
すなわち、パターンの更新を行うか否かを選択可能となるようにする。伝票パターンフォーカス制御マスタに記憶されるフォーカス遷移順序の更新を行うか否かの選択を受け付ける。
ステップS525において、情報処理装置101のCPU201は、パターンの更新を受け付けたと判定した場合は(ステップS525でYESの場合)、ステップS528へ処理を進める。
ステップS525において、情報処理装置101のCPU201は、変更を受け付けたと判定しなかった場合は(ステップS525でNOの場合)、ステップS533へ処理を進める。なお、ステップS525において変更を受け付けたか否かという条件で判断しているが、次回フォーカスを移動させる項目として最低限、選択を受け付けた項目であるか否かという条件判断であってもよいこととする。
ステップS528で、サーバ102のCPU201は、ステップS509で受け付け伝票入力のために使用された、図7、710の伝票パターンヘッダマスタと、図7、720の伝票パターン明細マスタの各項目の値と、ステップS516において図9、900の伝票テーブルの更新のために受信した伝票データの内容を比較し、差異のある項目を抽出する。
ステップS529で、図8の伝票パターンフォーカス制御マスタにこれまでに登録されていたフォーカス制御を、ステップS528で抽出した差異のある項目、あるいは、フォーカスを移動する項目として選択された項目で新たに置き換えることにより更新する。すなわち、フォーカスの移動指示を受け付けた時にフォーカスを移動させる項目と遷移順序を記憶する。表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、入力パターンに対応する伝票パターンフォーカス制御マスタのフォーカス移動順序を更新する。(フォーカス遷移順序更新手段)
つまり、フォーカスの移動先が、取り込んだパターンの各入力項目の値に対して変更を行った入力項目になるように、次回のアプリケーション画面における入力時のフォーカスの制御をする伝票パターンフォーカス制御マスタを更新する。
ステップS523において、サーバ102のCPU201は、ステップS511における仕訳入力画面における入力値を、使用しているユーザを所有者としてパターンを新たに登録するかを確認するメッセージを、情報処理装置101側へ送信する。
ステップS526において、情報処理装置101のCPU201は、ステップS511における仕訳入力画面における入力値を、使用しているユーザが登録者としてパターンを新たに登録するかを確認するメッセージを、サーバ102より受信し、情報処理装置101の表示画面に表示する。すなわち、現在処理中のユーザではないユーザが登録した入力パターンが項目に取り込まれた場合、現在処理中のユーザではないユーザが登録した入力パターンを新たな入力パターンとして伝票パターンフォーカス制御マスタに登録するかを確認するメッセージを表示する。
ステップS527において、情報処理装置101のCPU201は、パターンの新規登録の依頼を受け付けたと判定した場合は(ステップS527でYESの場合)、ステップS531へ処理を進める。
ステップS527において、情報処理装置101のCPU201は、パターンの新規登録の依頼を受け付けたと判定しなかった場合は(ステップS527でNOの場合)、ステップS533へ処理を進める。
ステップS530で、サーバ102のCPU201は、ステップS509で受け付け伝票入力のために使用された、図7、710の伝票パターンヘッダマスタと、図7、720の伝票パターン明細マスタの各項目の値と、ステップS516において図9、900の伝票テーブルの更新のために受信した伝票データの内容を比較し、差異のある項目を抽出する。
ステップS531で、図8の伝票パターンフォーカス制御マスタに、図8の伝票パターンフォーカス制御マスタに、ステップS528で抽出した差異のある項目で新たにフォーカス制御のレコードを登録する。
つまり、フォーカスの移動先が、取り込んだパターンの各入力項目の値に対して変更を行った入力項目、或いは、フォーカスを移動する項目として選択した項目になるように、次回のアプリケーション入力画面における入力時のフォーカスの制御をする伝票パターンフォーカス制御マスタを更新する。すなわち、表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、入力パターンに対応する伝票パターンフォーカス制御マスタのフォーカス移動順序を更新する。(フォーカス遷移順序更新手段)
次に、図16の伝票パターンフォーカス制御マスタ1630と、図17の伝票パターンフォーカス制御マスタ1730は、各ユーザによってパターンがどのように登録され、次にそのパターンを取り込んだ時に、フォーカスを遷移した時にフォーカス順序がどのようになるのかを説明する。
例えば、図16の伝票パターンフォーカス制御マスタ1630においては、フォーカス順序が伝票日付、摘要という順番になっている。
取り込んだ入力値のパターンの画面上における入力イメージは図12に図示する通りであり(レコードでは、図15の伝票パターンヘッダマスタ1510と伝票パターン明細マスタ1520)、そこに対して、図13に示す通り伝票日付と摘要のみが変更されたためと、同じパターンを持つ図16の伝票パターンヘッダマスタ1610の摘要が合わせて更新される。
この変更の場合、次回このパターンを使用した場合にフォーカスの移動指示を受け付けた場合は、変更された箇所が摘要部分のみになるため、項目のフォーカス順序は、伝票パターンフォーカス制御マスタ1630に示す通り、伝票日付、摘要の順番になる。
なお、伝票日付は、必ず入力をするため、フォーカスが最初に遷移するようにしている。
また、図17の伝票パターンフォーカス制御マスタ1730においては、フォーカス順序が伝票日付、摘要、明細行番号1番目の借方の部門、明細行番号1番目の借方の金額、明細行番号1番目の貸方の金額という順番になっている。
取り込んだ入力値のパターンの画面上における入力イメージは図12に図示する通りであり(レコードでは、図15の伝票パターンヘッダマスタ1510と伝票パターン明細マスタ1520)、そこに対して、図14に示す通り伝票日付、摘要、明細行番号1番目の借方の部門、明細行番号1番目の借方の金額、明細行番号1番目の貸方の金額が変更されたため、同じパターンを持つ図17の伝票パターンヘッダマスタ1710の摘要、が更新され、伝票パターン明細マスタ1720では、明細行番号1番目の借方の部門、明細行番号1番目の借方の金額、明細行番号1番目の貸方の金額の部分が更新される。
この変更の場合、次回このパターンを使用した場合にフォーカスの移動指示を受け付けた場合、項目のフォーカス順は、伝票パターンフォーカス制御マスタ1730に示す通り、伝票日付、摘要、明細行番号1番目の借方の部門、明細行番号1番目の借方の金額、明細行番号1番目の貸方の金額の順番になる。
なお、伝票日付は、必ず入力をするため、項目へのフォーカスが最初に遷移するようにしている。
なお、順番に関しては、画面の左右、上下の順に項目へのフォーカスを遷移させるため、入力の変更があった項目の画面における位置を取得し、そのフォーカス遷移の規則によって遷移する順番を決めていく。
ステップS532において、情報処理装置101の仕訳入力画面に入力された値で、伝票パターンヘッダマスタと、伝票パターン明細マスタを更新する。つまり、図13や図14で、伝票日付以外の各項目で入力された値で、伝票パターンヘッダマスタと伝票パターン明細マスタの、対応する各項目を更新する。
すなわち、取り込んだ入力値のパターンの各入力項目の値に対して変更を受け付けた入力状態でデータ登録を行った場合、前記入力状態で、取り込んだ当該入力値のパターンを更新する。
ステップS533で、情報処理装置101のCPU201が、図10の仕訳入力画面の閉じるボタン1003が押下されたと判定した場合(ステップS533においてYESの場合)は、本処理を終了する。
ステップS533で、情報処理装置101のCPU201が、図10の仕訳入力画面の閉じるボタン1003が押下されたと判定しなかった場合(ステップS533においてNOの場合)は、図5のステップS502へ処理を戻す。
以上、本発明によれば、ほぼ毎回同様な値が入力される定常項目と、ほぼ毎回異なる値が入力される変動項目、を有するアプリケーション画面の入力値をパターン化し、アプリケーション画面の入力項目への値の入力時にそのパターンを取り込むことにより定常項目への入力の手間を省き、ほぼ毎回異なる値が入力される変動項目に対しては、変動項目を修正し易くすることができる。これにより、ユーザによるアプリケーション画面の項目へ入力作業の負荷を軽減することが可能な仕組みを提供することが可能となる。
なお、本実施例は、会計処理で使用される伝票の入力における例を挙げながら説明を行ったが、本発明の課題を解決するには、伝票の入力に限らなくても良い。したがって、伝票パターンヘッダマスタ、伝票パターン明細マスタ、伝票パターンフォーカス制御マスタ、伝票テーブル等の各種テーブルについては本発明の課題を解決するために必要となるテーブルの一例であって、伝票に関する処理ではない場合は、テーブルの構成は異なるものであって良いこととする。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図4、図5、図6、図18に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4、図5、図6、図18の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図4、図5、図6、図18の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 情報処理装置
102 サーバ
103 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ(入力C)
206 ビデオコントローラ(VC)
207 メモリコントローラ(MC)
208 通信I/Fコントローラ(通信I/FC)
209 KB(キーボード)
210 CRT
211 外部メモリ(HD、FD)
102 サーバ
103 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ(入力C)
206 ビデオコントローラ(VC)
207 メモリコントローラ(MC)
208 通信I/Fコントローラ(通信I/FC)
209 KB(キーボード)
210 CRT
211 外部メモリ(HD、FD)
Claims (8)
- 入力項目識別情報と該入力項目識別情報に対応するデータを含む入力パターンと、アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動順序を対応付けて記憶する記憶装置と通信可能な情報処理システムであって、
前記入力パターンを前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、前記入力パターンに対応する前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を更新するフォーカス遷移順序更新手段と、
前記記憶装置に記憶されたフォーカス遷移順序に基づき、前記入力項目に対してフォーカス遷移順序を設定するフォーカス移動順序設定手段と、
前記表示手段により、前記入力パターンが前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面が表示され、当該アプリケーション画面においてフォーカス移動を受け付けた場合、当該アプリケーション画面に読み込んだ入力パターンの入力項目識別情報に紐付く前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を、前記フォーカス移動順序設定手段で当該アプリケーション画面の入力項目に対し設定することにより、前記アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動を制御するフォーカス移動制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記記憶装置に記憶される前記フォーカス遷移順序の更新を行うか否かの選択を受け付けることを可能とすること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記入力パターンの一覧を表示する入力パターン表示手段
を更に備え、
前記一覧の中の任意の入力パターンの選択を受け付けると、前期入力項目に対し入力パターンで取り込まれる値を識別可能に表示する画面を提供すること
を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。 - 前記入力パターンを作成した現在処理中のユーザの入力パターン、または、前記現在処理中のユーザではないユーザが登録した入力パターンを前記入力項目の値として取り込むことを可能とすること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記現在処理中のユーザではないユーザが登録した入力パターンが前記入力項目に取り込まれた場合、前記ユーザではないユーザが登録した入力パターンを現在処理中のユーザの新たな入力パターンとして前記記憶装置に登録可能であること
を特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記記憶装置はデータベースサーバの記憶装置であること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 入力項目識別情報と該入力項目識別情報に対応するデータを含む入力パターンと、アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動順序を対応付けて記憶する記憶装置と通信可能な情報処理システムの制御方法であって、
表示手段が、前記入力パターンを前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面を表示する表示ステップと、
フォーカス遷移順序更新手段が、前記表示ステップで表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、前記入力パターンに対応する前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を更新するフォーカス遷移順序更新ステップと、
フォーカス移動順序設定手段が、前記記憶装置に記憶されたフォーカス遷移順序に基づき、前記入力項目に対してフォーカス遷移順序を設定するフォーカス移動順序設定ステップと、
フォーカス移動制御手段が、前記表示ステップにより、前記入力パターンが前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面が表示され、当該アプリケーション画面においてフォーカス移動を受け付けた場合、当該アプリケーション画面に読み込んだ入力パターンの入力項目識別情報に紐付く前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を、前記フォーカス移動順序設定ステップで当該アプリケーション画面の入力項目に対し設定することにより、前記アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動を制御するフォーカス移動制御ステップと
を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 入力項目識別情報と該入力項目識別情報に対応するデータを含む入力パターンと、アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動順序を対応付けて記憶する記憶装置と通信可能な情報処理システムにおいて実行可能なプログラムであって、
前記入力パターンを前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示されたアプリケーション画面の入力項目においてフォーカス移動項目として受け付けた入力項目の入力項目識別情報と入力項目のフォーカス移動順序で、前記入力パターンに対応する前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を更新するフォーカス遷移順序更新手段と、
前記記憶装置に記憶されたフォーカス遷移順序に基づき、前記入力項目に対してフォーカス遷移順序を設定するフォーカス移動順序設定手段と、
前記表示手段により、前記入力パターンが前記アプリケーション画面に読み込むことによって前記アプリケーション画面が表示され、当該アプリケーション画面においてフォーカス移動を受け付けた場合、当該アプリケーション画面に読み込んだ入力パターンの入力項目識別情報に紐付く前記記憶装置に記憶されているフォーカス移動順序を、前記フォーカス移動順序設定手段で当該アプリケーション画面の入力項目に対し設定することにより、前記アプリケーション画面における入力項目のフォーカス移動を制御するフォーカス移動制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014220649A JP2015111413A (ja) | 2013-10-31 | 2014-10-29 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2013227593 | 2013-10-31 | ||
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2015111413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021170388A (ja) * | 2017-09-27 | 2021-10-28 | 株式会社オービック | 伝票処理装置、伝票処理方法、及び伝票処理プログラム |
-
2014
- 2014-10-29 JP JP2014220649A patent/JP2015111413A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021170388A (ja) * | 2017-09-27 | 2021-10-28 | 株式会社オービック | 伝票処理装置、伝票処理方法、及び伝票処理プログラム |
JP7141501B2 (ja) | 2017-09-27 | 2022-09-22 | 株式会社オービック | 伝票処理装置、伝票処理方法、及び伝票処理プログラム |
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