JP2005240640A - 送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 共通化が容易なファンケーシング構造によりモータへの水浸入を防止することが可能な送風機を提供すること。
【解決手段】 ファンケーシング2内の底面201となるモータホルダ20のフランジ部22上面は、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面221となっている。したがって、ファンケーシング2内に浸入した水は、筒状壁部211に到達し難く、重力により外周方向に排出され易い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送風機に関するものであり、例えば、車両用空調装置に用いる送風機に適用される。
従来技術として、例えば、下記特許文献1に開示された車両用空調装置に用いられる送風機がある。この送風機は、ファンケーシングの底面側に、送風ファンを駆動するモータの外周面を固定する筒状壁部が形成されている。そして、ファンケーシング内の底面には、筒状壁部を取り囲むように環状突起が形成されている。この環状突起により、ファンケーシング内に入ってしまった雨水等が、筒状壁部を乗り越えモータ内に浸入することを防止するようになっている。
特開平5−133393号公報
しかしながら、上記従来技術の送風機では、例えば車両型式毎に、送風機までの通風経路の構造等により雨水等の侵入し易さが異なったり、ファンケーシング内の通風に伴なう水の流れが異なったりするため、環状突起の構造(位置、高さ、数等)をそれぞれ設定する必要がある。したがって、ファンケーシングの構造を共通化し難いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、共通化が容易なファンケーシング構造によりモータへの水浸入を防止することが可能な送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空気吸込口(11)および空気吐出口(12)を有するファンケーシング(2)と、
ファンケーシング(2)内の底面(201)から上方に向けて立設された筒状壁部(211)と、
筒状壁部(211)内に配設されたモータ(40)と、
ファンケーシング(2)内に収納され、モータ(40)により駆動されて空気吸込口(11)から吸い込んだ空気を空気吐出口(12)から吐出する送風ファン(30)とを備える送風機において、
ファンケーシング(2)内の底面(201)は、筒状壁部(211)の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面(221)を有することを特徴としている。
これによると、ファンケーシング(2)内の底面(201)は筒状壁部(211)に近い方が高くなっており、ファンケーシング(2)内に進入した水が筒状壁部(211)に到達し難い。したがって、傾斜面(221)という比較的簡単な構成によりモータ(40)への水浸入を防止でき、ファンケーシング(2)の構造を共通化することが容易である。
また、請求項2に記載の発明では、傾斜面(221)は、傾斜角度が略一定に形成されていることを特徴としている。
これによると、ファンケーシング(2)の底面(201)における傾斜面(221)の形成が容易である。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、傾斜面(221)の傾斜角度は、水平面に対し5°〜10°であることを特徴としている。
傾斜面(221)の傾斜角度が5°より小さい場合には、ファンケーシング(2)内に進入した水が筒状壁部(211)に到達し易くなる。また、傾斜面(221)の傾斜角度が10°より大きい場合には、底面(201)がファンケーシング(2)内に大きく盛り上がることになり、筒状壁部(211)の高さを確保し難い。したがって、水が筒状壁部(211)にまで到達したときには、筒状壁部(211)を乗り越え易くなる。このように、傾斜面(221)の傾斜角度を5°〜10°とすることにより、モータへ(40)の水浸入を確実に防止することができる。
また、請求項4に記載の発明では、傾斜面(221)は、水平面に対する傾斜角度が外周部位から筒状壁部(211)の立設部位に近づくほど大きくなるように形成されていることを特徴としている。
これによると、ファンケーシング(2)の内容積を確保しつつ、ファンケーシング(2)内に進入した水が筒状壁部(211)に到達し難くすることができる。
また、請求項5に記載の発明では、傾斜面(221)には、筒状壁部(211)の立設部位から離れた部位に、傾斜面(221)の傾斜方向と交差する方向に延設された突起部(23)が形成されていることを特徴としている。
これによると、傾斜面(221)に沿った水の上昇を突起部(23)により抑止することができる。したがって、モータ(40)への水浸入を一層確実に防止することができる。
また、請求項6に記載の発明では、傾斜面(221)には、傾斜面(221)の略傾斜方向に延びる凹部(24)が形成されていることを特徴としている。
これによると、傾斜面(221)上の水を、凹部(24)内を経路として排出し易い。
また、請求項7に記載の発明では、傾斜面(221)には、傾斜面(221)の傾斜方向と交差する方向に延びるとともに、凹部(24)に連通する溝部(25)が形成されていることを特徴としている。
これによると、傾斜面(221)上の水を、溝部(25)を介して凹部(24)に集めることが可能である。したがって、傾斜面(221)上の排水を確実に行なうことができる。
また、請求項8に記載の発明では、ファンケーシング(2)は、底面(201)をなす部分に、筒状壁部(211)から径外方向に拡がるように筒状壁部(211)に一体成形されたフランジ部(22)を有し、傾斜面(221)は、このフランジ部(22)の上面側に形成されていることを特徴としている。
これによると、フランジ部(22)が一体成形された筒状壁部(211)を組付けることにより、内部底面(201)に傾斜面(221)を有するファンケーシング(2)を容易に形成することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
車両用空調装置の空気を取り込む遠心式の送風機に本発明を適用した第1の実施形態を図1および図2に示す。図1は、本実施形態における送風機1の概略構成を示す縦断面図である。また、図2は、要部であるモータホルダ20を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図1に示すように、送風機1は、ファンケーシング2と、ファンケーシング2内に収納された送風ファン30と、送風ファン30を駆動するモータ40とからなる。
ファンケーシング2は、本体部をなすブロワケース10と、ブロワケース10の底部中央の開口を塞ぐように配置されたモータホルダ20とからなる。ブロワケース10およびモータホルダ20は、ともに樹脂(本例ではポリプロピレン樹脂)により形成されている。
ブロワケース10は、周知のスクロール形状をなしており、上方面に空気吸込口11が形成され、側方面に径外方向に延びる空気吐出口12が形成されている。
空気吸込口11の上方側には、図示しない周知の内外気切替箱が配置され、空気吸込口11から吸入する空気を、車室外気もしくは車室内気に切り替えるようになっている。一方、空気吐出口12の空気流れ下流側には、図示しない空調ユニットが配置され、空気吐出口12から吐出された空気を温度調節等するようになっている。
なお、ブロワケース10の空気吸込口11には、空気吸込口11から吸入された空気を送風ファン30に案内するために、送風ファン30とほぼ同軸位置に環状のベルマウス111が一体成形されている。
モータホルダ20は、モータ40の外周面を固定支持するための有底筒状の円筒部21と、円筒部21から径外方向に拡がるフランジ部22とが一体成形されており、フランジ部22の外縁部においてブロワケース10に螺着固定されている。
送風機1の小型化等のために、ファンケーシング2の底面部に配置されたモータ40は一部がファンケーシング2内に突出するように配置され、モータ40を支持する円筒部21も上端部側がファンケーシング2内に突出している。
これにより、円筒部21の一部(上端側部)である筒状壁部211は、ファンケーシング2内の底面201から上方に向けて立設されている。そして、モータホルダ20のフランジ部22は、ファンケーシング2の底面201を構成している。
送風ファン30は、樹脂製(本例ではポリプロピレン製もしくはポリアミド製)の周知の遠心多翼ファン(本例ではシロッコファン)である。送風ファン30は、中央部がモータ40の上方側に突出した回転軸41端部に結合され、モータ40の駆動力が回転軸41を経由して伝達されるようになっている。
図1では図示を省略していたが、図2(a)、(b)に示すように、モータホルダ20の円筒部21内に支持されたモータ40は、通風口42を備えている。本実施形態の送風機1では、送風ファン30の送風の一部がガイド部材26を介してモータ40の内部に導入されるようになっており、導入された空気がモータ40を冷却した後、通風口42からファンケーシング2内に戻るようになっている。
また、モータ40は、本体の外方側(図中左方側)に給電端子として銅合金製のコネクタ端子27を備えており、コネクタ端子27の先端は、モータホルダ20の下面外側に一体成形されたコネクタハウジング28内に露出している。したがって、モータ40を支持する円筒部21の筒状壁部211は、コネクタ端子27を取り囲むように、一部が矩形状に張り出したコネクタ壁部221aとなっている。
図1および図2(b)に示すように、ファンケーシング2内の底面201となるモータホルダ20のフランジ部22上面は、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面221となっている。この傾斜面221の傾斜角度は、傾斜面221全域に渡って水平面に対し一定角度となっており、本例では5°としている。
次に、上記構成に基づき送風機1の作動について説明する。
送風機1のコネクタ端子27を介してモータ40に給電されると、モータ40の回転軸41が回転駆動し、回転軸41に結合された送風ファン30を回転する。これに伴ない、ファンケーシング2の空気吸込口11からベルマウス111に案内された空気が、送風ファン30の軸線上方側から導入され、送風ファン30の径外方向に押出される。そして、空気吐出口12から吐出される。
雨天時等に図示しない外気導入口からファンケーシング2内に浸入した水は、上述の送風時には、空気の流れによってファンケーシング2内を移動する。ファンケーシング2内の底面201近傍(送風ファン30の下方側)では空気は複雑な流れとなり、一部は中心方向(筒状壁部211側方向)へ向かい、この流れに乗って、ファンケーシング2内の水も筒状壁部211方向に流れようとする。
ところが、底面201には傾斜面221が形成され、筒状壁部211に近い方が外周部より高くなっている。したがって、水が筒状壁部211に到達し難く、重力により外周方向に流れ易い。
傾斜面221により外周方向に流れた水は、送風ファン30の外径より外方に到達すると、スクロール内の風に乗って空気吐出口12から流出し、図示しないドレン口から排出される。
上述の構成および作動によれば、ファンケーシング2内に浸入した水が筒状壁部211に到達し難い。したがって、水が筒状壁部211を乗り越えて通風口42からモータ40内へ浸入することを防止できる。このように、ファンケーシング2内の底面201に傾斜面221を形成するという比較的簡単で共通化が容易な構造により、モータ40への水浸入耐力を向上できる。
また、送風機のモータへの水浸入耐力が低い場合には、外気の導入経路となる車両カウル形状を複雑化(例えば、迷路構造化)する必要がある場合があったが、これも不要となり、カウル形状の簡略化、標準化が可能である。
また、本例では、ファンケーシング2内の底面201に設けた傾斜面221の傾斜角度は、傾斜面221全域に渡って水平面に対し一定角度とし、5°としていたが、傾斜角度は5°〜10°であることが好ましい。
これは、傾斜面221の傾斜角度が5°より小さい場合には、ファンケーシング2内に進入した水が筒状壁部211に到達し易くなる。また、傾斜面221の傾斜角度が10°より大きい場合には、底面201がファンケーシング2内に大きく盛り上がることになり、筒状壁部211の高さを確保し難い。したがって、水が筒状壁部211にまで到達したときには、筒状壁部211を乗り越え易くなる。
特に、筒状壁部211は、径外方向に張り出したコネクタ壁部211aが送風ファン30との干渉を防止するために他の部位より低く形成されている。傾斜面221の傾斜角度が10°より大きくなると、コネクタ壁部211aの高さを極めて確保し難くなる。
ちなみに、本例では、傾斜面221の傾斜角度を5°とし、コネクタ壁部221aの高さ4mmを確保している。
このように、傾斜面221の傾斜角度を5°〜10°とすることにより、モータ40への水浸入を確実に防止することができる。
また、傾斜面221は、モータホルダ20のフランジ部22の上面に形成すればよいので、底面201に傾斜面221を有するファンケーシング2の形成が容易である。
さらに、一定角度の傾斜面221を採用することは、モータホルダ20の成形用金型の製作も容易となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図3に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、モータホルダのフランジ部の形状が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図3(a)、(b)に示すように、本実施形態では、モータホルダ20のフランジ部22上面は、外縁部位の所定幅(本例では約20mm幅)が円周状に平面222となっており、その平面222の内側において、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面221Aとなっている。この傾斜面221Aの傾斜角度は、傾斜面221A全域に渡って水平面に対し一定角度となっており、本例では10°としている。
上述の構成によれば、傾斜面221Aにより、ファンケーシング2内に浸入した水が筒状壁部211に到達し難く、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、フランジ部22の上面外縁部位に平面222を設けることにより、傾斜面221Aの傾斜角度を大きくすることができ、本例では、傾斜面221Aの傾斜角度は10°としている。これにより、コネクタ壁部221aの高さ5mmを確保し、モータ40への水浸入を確実に防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図4に基づいて説明する。
本第3の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、モータホルダのフランジ部に突起部を設けている点が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図4(a)、(b)に示すように、本実施形態では、モータホルダ20のフランジ部22上面は、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面221となっている。そして、傾斜面221には、筒状壁部211の立設部位から径外方向に若干離れた部位に、筒状壁部211を取り囲むように、C字状に(一部を切り欠いた環状となるように)防水リブ23が立設されている。
すなわち、傾斜面221の傾斜方向と交差(本例では直行)する方向に延設された防水リブ23が設けられている。防水リブ23は、本実施形態における突起部である。
上述の構成によれば、傾斜面221だけでなく、防水リブ23に遮られることにより、ファンケーシング2内に浸入した水が筒状壁部211に一層到達し難くでき、モータ40への水浸入を一層確実に防止することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図5に基づいて説明する。
本第4の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、モータホルダのフランジ部に排水経路を設けている点が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図5(a)、(b)に示すように、本実施形態では、モータホルダ20のフランジ部22上面は、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面221となっている。そして、傾斜面221には、筒状壁部211の立設部位より径外方向に延設された排水用の凹状面24が形成されている。すなわち、傾斜面221の傾斜方向に延びる凹状面24が形成されている。
そして、この凹状面24の底面は、傾斜面221の傾斜方向と同じ方向に傾斜している。凹状面24は、本実施形態における凹部である。
上述の構成によれば、傾斜面221上の水を、凹状面24上を経路として排出し易く、モータ40への水浸入を一層確実に防止することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について図6に基づいて説明する。
本第5の実施形態は、前述の第4の実施形態と比較して、モータホルダのフランジ部に排水経路を追加している点が異なる。なお、第1、第4の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態では、傾斜面221には、筒状壁部211の立設部位より径外方向に延設された排水用の凹状面24が形成されるとともに、筒状壁部211を取り囲むように環状に形成された排水溝25が、凹状面24と繋がるように設けられている。
そして、この排水溝25の底面は、凹状面24に向かって低くなるように傾斜している。排水溝25は、本実施形態における溝部である。
上述の構成によれば、傾斜面221上の水を、排水溝25および凹状面24上を経路として排出し易く、モータ40への水浸入をより一層確実に防止することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、傾斜面221、221Aは、傾斜角度が一定の面であったが、筒状壁部211の立設部位より外周部位の方が低くなるように傾斜していれば、これに限定されるものではない。周方向において傾斜角度が異なるものであってもよいし、傾斜方向において傾斜角度が異なるものであってもよい。
例えば、傾斜面は、水平面に対する傾斜角度が外周部位から筒状壁部の立設部位に近づくほど大きくなるように形成されているものであってもよい。これによると、ファンケーシングの内容積を確保しつつ、ファンケーシング内に進入した水が筒状壁部に到達し難くすることができる。
また、上記第3の実施形態では、傾斜面221の傾斜方向と直行する方向に略環状の防水リブ(突起部)23を延設していたが、傾斜面の傾斜方向と交差する方向に延設された突起部であれば、形状、位置、数等は限定されるものではない。
また、上記第4、第5の実施形態では、傾斜面221の排水経路として、傾斜面傾斜方向の凹状面24、もしくは凹状面24および環状の排水溝25を設けていたが、排水経路はこれらに限定されるものではない。例えば、凹状面24もしくは排水溝25を傾斜面を斜めに下る排水経路としてもかまわない。
また、上記各実施形態では、傾斜面221、221Aをモータホルダ20のフランジ部22に形成していたが、ファンケーシング2底面201の送風ファン30下方側となる部分に形成するものであれば、これに限定されるものではない。例えば、フランジ部を有しないモータホルダを採用した場合には、ブロワケース内部底面の送風ファン下方部位に傾斜面を形成すればよい。
本発明を適用した第1の実施形態における送風機の概略構成を示す縦断面図である。 第1の実施形態における送風機のモータホルダを示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第2の実施形態における送風機のモータホルダを示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第3の実施形態における送風機のモータホルダを示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第4の実施形態における送風機のモータホルダを示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第5の実施形態における送風機のモータホルダを示す平面図である。
符号の説明
1 送風機
2 ファンケーシング
10 ブロワケース(ファンケーシングの一部)
11 空気吸込口
12 空気吐出口
20 モータホルダ(ファンケーシングの一部)
22 フランジ部
23 防水リブ(突起部)
24 凹状面(凹部)
25 排水溝(溝部)
30 送風ファン
40 モータ
201 底面(ファンケーシングの底面)
211 筒状壁部
221、221A 傾斜面

Claims (8)

  1. 空気吸込口(11)および空気吐出口(12)を有するファンケーシング(2)と、
    前記ファンケーシング(2)内の底面(201)から上方に向けて立設された筒状壁部(211)と、
    前記筒状壁部(211)内に配設されたモータ(40)と、
    前記ファンケーシング(2)内に収納され、前記モータ(40)により駆動されて前記空気吸込口(11)から吸い込んだ空気を前記空気吐出口(12)から吐出する送風ファン(30)とを備える送風機において、
    前記底面(201)は、前記筒状壁部(211)の立設部位より外周部位の方が低い傾斜面(221)を有することを特徴とする送風機。
  2. 前記傾斜面(221)は、傾斜角度が略一定に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 前記傾斜角度は、水平面に対し5°〜10°であることを特徴とする請求項2に記載の送風機。
  4. 前記傾斜面(221)は、水平面に対する傾斜角度が前記外周部位から前記立設部位に近づくほど大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  5. 前記傾斜面(221)には、前記立設部位から離れた部位に、前記傾斜面(221)の傾斜方向と交差する方向に延設された突起部(23)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の送風機。
  6. 前記傾斜面(221)には、前記傾斜面(221)の略傾斜方向に延びる凹部(24)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の送風機。
  7. 前記傾斜面(221)には、前記傾斜面(221)の傾斜方向と交差する方向に延びるとともに、前記凹部(24)に連通する溝部(25)が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の送風機。
  8. 前記ファンケーシング(2)は、前記底面(201)をなす部分に、前記筒状壁部(211)から径外方向に拡がるように前記筒状壁部(211)に一体成形されたフランジ部(22)を有し、
    前記傾斜面(221)は、前記フランジ部(22)の上面側に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の送風機。
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