JP2005238844A - 被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械 - Google Patents

被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械 Download PDF

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Abstract

【課題】 枚葉紙支持器が、これと接触する印刷されていない側縁部の比較的狭い幅を可能にし、長い耐用寿命を有している、被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械を提供する。
【解決手段】 被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械は、枚葉紙を搬送する胴と、胴に枚葉紙を押し当てるための支持セグメントを含む、枚葉紙支持器回転軸21を中心として回転可能に支持された枚葉紙支持器18とを有している。支持セグメントは、枚葉紙支持器回転軸21に対して相対的にねじれの位置にある揺動軸を中心として、能動位置22.2と受動位置22.1へ選択的に揺動可能に支持されている。
【選択図】 図2b

Description

本発明は、枚葉紙を搬送する胴と、各々が、前記胴に枚葉紙を押し当てる支持セグメントを含む、枚葉紙支持器回転軸を中心として回転可能に支持された枚葉紙支持器とを備える、被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械に関するものであり、次のような背景から生まれたものである。
枚葉紙印刷機は、排出されるべき枚葉紙の前方の枚葉紙端部を掴むための、搬送方向に見て前方のくわえづめブリッジと、枚葉紙の後方の枚葉紙端部を同時に掴むための後方のくわえづめブリッジとを含む排紙装置を有している場合がある。このような排紙装置では、前方のくわえづめブリッジのセットが一方の組のチェーンに取り付けられ、後方のくわえづめブリッジのセットが他方の組のチェーンに取り付けられていてよい。前方のくわえづめブリッジと後方のくわえづめブリッジは、これらの組のチェーンと協働して、前述した枚葉紙支持器を備える排紙胴の周囲を回る。枚葉紙支持器は、前方のくわえづめブリッジが前方の枚葉紙端部をすでに把持し、この前方のくわえづめブリッジと連動する後方のくわえづめブリッジが後方の枚葉紙端部をまだ把持していないときに、排紙胴と隣接する圧胴へ各枚葉紙を押し当てる役目をする。枚葉紙支持器によって行われる圧胴への枚葉紙の押し当ては、前述した後方のくわえづめブリッジが、後方の枚葉紙端部を確実に把持できるようにするために必要である。各々の前方のくわえづめブリッジは、それぞれの前方のくわえづめブリッジに付属する後方のくわえづめブリッジに対して相対的に一定の間隔をおいて、前方に位置している。この間隔は、印刷ジョブごとに変わる可能性がある枚葉紙の枚葉紙長さに依存して決まる。枚葉紙長さの変更には、排紙装置のいわゆる判型切換の一環として、前述した間隔の修正が必要である。このような判型切換では、前方のくわえづめブリッジを支持する1組のチェーンが、後方のくわえづめブリッジを支持する1組のチェーンに対して相対的に位置調節されることによって、前方のくわえづめブリッジが、これに付属する後方のくわえづめブリッジに対して相対的に間隔が広くなるように、または間隔が狭くなるように調整される。枚葉紙支持器は、互いに付属する前方のくわえづめブリッジと後方のくわえづめブリッジが回転している間、この両方のくわえづめブリッジの間に一時的に位置するので、判型切換の一環として、各くわえづめブリッジの間の変化した間隔に合わせて、枚葉紙支持器の有効な円周長さを調節することも必要である。たとえば、判型切換で前方のくわえづめブリッジを後方のくわえづめブリッジに近づくように位置調節しなければならない場合には、前方のくわえづめブリッジのこのような位置調節を枚葉紙支持器が妨げないようにするために、枚葉紙支持器を短くしなければならない。
そのために、冒頭に述べた分野に属する機械が記載されている特許文献1(その中でも特に9欄15行から10欄11行を参照)では、それぞれの枚葉紙支持器を2部分に分割して、前方の枚葉紙支持区域と後方の枚葉紙支持区域にすることが提案されている。各枚葉紙支持器を延長または短縮するために、その枚葉紙支持区域の一方が他方に対して相対的に円周方向へ位置調節される。これらの枚葉紙支持区域が、冒頭に述べた支持セグメントを形成する。1つの実施形態(特許文献1、図2a参照)では、両方の枚葉紙支持区域は、それぞれの枚葉紙支持区域もしくはその回転ストライプの共通の軌道幅が比較的広くなるように相並んで配置される。これに関して不都合な点は、広い軌道幅のためには、回転ストライプが上を転動する、印刷されていない枚葉紙側縁の相応に広い幅が必要になることである。印刷されていない枚葉紙側縁の広い幅の結果として、印刷画像に利用することができる枚葉紙面積が制約され、枚葉紙裁断による廃棄物の量が増えることになる。このような問題は、それぞれの枚葉紙支持区域が部分的に互いに噛み合って係合し、比較的狭い軌道の回転ストライプを支持する支持ベルトによって覆われる他の実施形態(特許文献1、図2bおよび図2c参照)では解決されているものの、そのためには別の問題に目をつぶらざるを得ない。それぞれの枚葉紙支持区域が互いに係合していない円周領域では、支持ベルトは枚葉紙支持区域のそれぞれ一方によってしか裏側で支持されず、そのために、十分な支えと安定性がなくなってしまう。支持ベルトの損傷や、早期の磨耗が起こることが予想される。
ドイツ特許出願公開明細書10014417号
そこで、本発明の目的は、枚葉紙支持器が、これと接触する印刷されていない側縁部の比較的狭い幅を可能にし、長い耐用寿命を有している、冒頭に述べた分野に属する機械を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を備える機械によって達成される。枚葉紙を搬送する胴と、各々が、前記胴に枚葉紙を押し当てる支持セグメントを含む、枚葉紙支持器回転軸を中心として回転可能に支持された枚葉紙支持器とを備える、被印刷体からなる枚葉紙を処理する本発明の機械は、支持セグメント群が、枚葉紙支持器回転軸に対して相対的にねじれの位置にある(windschiefe)揺動軸を中心として、能動位置と受動位置へ選択的に揺動可能に支持されていることを特徴とする。
ねじれの位置にある揺動軸は、それぞれの支持セグメントが、能動位置にあるときに、枚葉紙支持器回転軸を円弧状に取り囲むように湾曲して延びる同一の整列線上に並ぶことを可能にする。能動位置では、それぞれの支持セグメントが互いに整列して配置されるので、その軌道幅もしくは転動線の幅、およびこれに対応する、支持セグメントが上を転動する枚葉紙の印刷されていない側縁部の幅を、比較的狭く抑えることができる。さらに別の利点は、支持セグメントが、回転ストライプとして機能する押し当てクッションを支持するためのセグメントヘッドを有することができるという点にある。このセグメントヘッドは、従来技術(特許文献1)で回転ストライプを支持するために用いられる支持ベルトよりもはるかに安定している。セグメントヘッドの耐用寿命は事実上制限がなく、押し当てクッションの耐用寿命は比較的長い。
次に、従属請求項に記載された発展例をひとつずつ手短に説明する。
枚葉紙判型の可変性に関して、および同じ部品で製作できるという点で有利な発展例では、支持セグメントのセグメントヘッドが受動位置のときにずれ重なった構造を形成する。ずれ重なった配列は、受動位置へ位置調節されるべき枚葉紙支持器のすべての支持セグメントが、枚葉紙支持器の同一の側に向かって、すなわち枚葉紙支持器のすぐ隣にある1組のチェーンスプロケットと反対を向いているほうの枚葉紙支持器の側に向かって、揺動することを可能にする。それにより、どの支持セグメントも前述したチェーンスプロケットに向かって揺動しなくてよく、受動位置にあるどの支持セグメントも、枚葉紙支持器とその隣に位置するチェーンスプロケットとの間には存在していないので、処理されるべき枚葉紙の広い枚葉紙幅が枚葉紙支持器の判型調整を必要とする場合には、枚葉紙支持器を枚葉紙支持器回転軸に沿ってチェーンスプロケットに非常に接近するまで位置調節することができる。もしもずれ重なった配列がなければ、支持セグメントを枚葉紙支持器の一方の側と他方の側に向かって交互に受動位置へ揺動させなくてはならないので、その後、いくつかの支持セグメントが枚葉紙支持器とチェーンスプロケットの間に残ることになり、チェーンスプロケットに非常に接近する枚葉紙支持器の判型調整を妨げてしまう。ずれ重なった配列のさらに別の利点は、すべての支持セグメントのねじれの位置にある揺動軸を、枚葉紙支持器回転軸に対して相対的に等しい半径方向間隔で配置することを可能にするという点にある。したがって、ねじれの位置にあるそれぞれの揺動軸は、湾曲の中心点が枚葉紙支持器回転軸である、同一の円弧上に位置している。したがって、それぞれの支持セグメントは、セグメントヘッドと揺動軸との間で測定したそのセグメント長さに関して、互いに違いのない同じ部品として製作することができる。
能動位置と受動位置への支持セグメントの位置調節が自動化されるという点で有利な発展例では、支持セグメントが第1のストッパと第2のストッパをそれぞれ有しており、特にカムとして構成されたこれらのストッパは、支持セグメントに対して相対的に揺動可能な切換レバーが、各支持セグメントを倒すために第1のストッパに突き当り、この支持セグメントを起こすために第2のストッパに突き当たるように、互いにずれた状態で配置されている。つまり、能動位置への各支持セグメントの位置調節は、受動位置への支持セグメントの位置調節と同じ操作部材によって引き起こされ、すなわち、切換レバーによって引き起こされる。また、支持セグメントの両方の傾倒・直立運動のために、ただ1つの駆動装置しか必要ない。
ストッパのコンパクトな構成という点で有利な発展例では、支持セグメントは、それぞれが中立の死点位置を有する双安定なオーバセンタ機構に属しており、これらのオーバセンタ機構は、中立の死点位置にあるときに各々のねじれの位置にある揺動軸を通って延びるばね力作用線を備えるばねをそれぞれ含んでいる。ストッパは、死点に至るまでの支持セグメントの位置調節のためにしか必要なく、オーバセンタ機構のばねが、死点位置を過ぎた後の支持セグメントの位置調節を引き起こすので、ストッパの長さ、もしくはストッパに構成されるカム軌道の長さを短く抑えることができる。
枚葉紙のばたつきがなく、したがって、積み置きパイルへの枚葉紙の排紙が裏移りなしに行われるという点で有利な発展例では、機械は、枚葉紙の前方の枚葉紙端部を掴むための前方のくわえづめブリッジと、枚葉紙の後方の枚葉紙端部を同時に掴むための後方のくわえづめブリッジとを含む排紙装置を有している。
後方のくわえづめブリッジによって後方の枚葉紙端部が確実な機能で把持されるという点で有利な発展例では、枚葉紙支持器が、枚葉紙を排紙する役目をする排紙装置の排紙胴の構成要素である。排紙胴は、枚葉紙支持器もしくはその能動位置にある支持セグメントで各枚葉紙を胴の円周表面に押し付け、それにより、後方のくわえづめブリッジは、排紙胴に配置された吸引ブリッジによって補助されながら、後方の枚葉紙端部を胴から支障なく受け取ることができる。
操作安全性が高いという点で有利な発展例では、受動位置のときに支持セグメントを係止するためのロック用つめが支持セグメントに付属しており、このロック用つめは、ロック用つめに対して相対的に揺動可能なレバーアームが、その揺動運動の過程で、ロック用つめに順次突き当たってこれを操作するように並んでいる。ロック用つめは、受動位置にある支持セグメントに操作員が意図せずぶつかることによって行われる、その支持セグメントの能動位置への位置調節を防止する。そうしないと、このように支持セグメントが意図せず直立したときに、前方のくわえづめブリッジの1つと、意図せず直立した支持セグメントとの間で行われる衝突や、それによって生じる機械損傷という結果につながりかねない。
支持セグメントが備えている押し当てクッションの耐用寿命がさらに伸びるという点で有利な発展例では、そのつど一方の揺動方向へ、かつその際に押離し位置へと行われる支持セグメントの揺動のための押し当て・押離し装置が支持セグメントに付属しており、揺動方向に見て能動位置の前に受動位置が配置されており、押離し位置がその後に配置されており、押し当て・押離し装置は、支持セグメントに対して相対的に回転可能かつ枚葉紙支持器回転軸と同軸に支持された切換リングを含んでいる。押し当てクッションは、磨耗によって引き起こされる磨減(消しゴム作用)に対する抵抗力が必然的に比較的低い、ゴム弾性的で比較的柔軟なプラスチックでできているのが好ましい。枚葉紙支持器が枚葉紙を押し当てさせる胴は、円周表面が起伏のある裏移り防止表面構造を有している圧胴であるのが好ましい。印刷動作のとき、押し当てされるべき枚葉紙は押し当てクッションと裏移り防止表面構造との間にあるので、裏移り防止表面構造は、印刷動作のときに押し当てクッションにいかなる磨減も引き起こすことがない。枚葉紙が搬送されないときに行われる機械の空運転のときには、裏移り防止表面構造と押し当てクッションの間に枚葉紙がないので、押し当てクッションが空運転のために押し当て・押離し装置によって圧胴およびその裏移り防止表面構造から押し離されないと、押し当てクッションが裏移り防止表面構造の上で直接転動することになり、裏移り防止表面構造によって著しい磨減にさらされることになる。切換リングによって、印刷の中断が突然発生した場合にすばやく行われるべき、能動位置にあるすべての支持セグメントの押離し位置への同期調節を行うことができるという利点がある。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1aには、被印刷体からなる枚葉紙2を処理する機械1が概略的に平面図で示されている。機械1は枚葉紙印刷機であり、平版オフセット印刷のために胴4を備える印刷ユニット3を含むとともに、さらに、第1のチェーンコンベヤ6と第2のチェーンコンベヤ7とを備える排紙装置5を含んでいる。この胴は圧胴4である。
第1のチェーンコンベヤ6は、駆動側と操作側にそれぞれ1つのチェーンスプロケット8と、その回りを循環運動するエンドレスチェーン9とを含んでいる。第1のチェーンコンベヤ6のエンドレスチェーン9は、枚葉紙2の前方の枚葉紙端部12を保持する、搬送方向11に見て前方にあるくわえづめブリッジ10をそれぞれの間に支持している。第2のチェーンコンベヤ7も、同じく両方の機械側の各々に、チェーンスプロケット13と、その回りを循環運動するエンドレスチェーン14とを含んでいる。第2のチェーンコンベヤ7のエンドレスチェーン14は、搬送方向に見て後方にある枚葉紙端部16を保持する、後方のくわえづめブリッジ15をそれぞれの間に支持している。各々の後方のくわえづめブリッジ15は、それぞれ前方のくわえづめブリッジ10の1つとで、積み置きパイル17に向かって行われる搬送中に各枚葉紙2を両側で掴む1組のくわえづめブリッジ対を構成している。
駆動側に位置する枚葉紙支持器18と操作側に位置する枚葉紙支持器19は、互いに鏡像対称に同一の構造となっており、各枚葉紙2を圧胴4の円周表面に押し当てる役目をする。枚葉紙支持器18,19は、スケルトン構造に構成された、排紙装置5の胴20、すなわち排紙胴20の構成要素であり、その幾何学的な枚葉紙支持器回転軸21に沿って、図1aに実線で示す、枚葉紙2の最大の枚葉紙幅用の判型調整から、図1aに一点鎖線で示す、最小の枚葉紙幅用の判型調整へ、およびこの両方の極位置の間にある、中程度の枚葉紙幅用の中間位置へ、無段階に調整可能である。それぞれの判型調整では、駆動側の枚葉紙支持器18は各枚葉紙2の印刷されていない一方の側縁と一直線上に並び、操作側の枚葉紙支持器19は印刷されていない他方の側縁と一直線上に並ぶ。枚葉紙支持器18,19は、チェーンコンベヤ6,7の駆動側に配置されたチェーンスプロケット8,9と、その操作側のチェーンスプロケットとの間で、モータにより軸方向へ変位可能なように支持されている。互いに近づくように、または互いに遠ざかるように選択的に行われる、枚葉紙支持器18,19の軸方向変位のために必要な駆動装置(モータ、伝動装置)は、図を見やすくするために図面には示していない。
排紙胴20はくわえづめのない支持胴であり、すなわち、枚葉紙2を挟み込むためのくわえづめ装置を含んでいない。
図1bには、機械1が図1aほど模式化せずに側面図で示されている。
以下の説明において駆動側の枚葉紙支持器18を取り上げて行う説明は、構造が同じなので、操作側の枚葉紙支持器19についても比喩的な意味で当てはまる。さらに、駆動側の枚葉紙支持器18の一方の半分についての以下の説明は、直径上の他方の半分についても当てはまる。
図2aは、枚葉紙2の最大の枚葉紙長さ用として意図された、機械1の判型調整を示している。この場合、前方のくわえづめブリッジ10は、後方のくわえづめブリッジ15に対して相対的に、枚葉紙長さに対応する大きさの間隔に合わせられる。前方のくわえづめブリッジ10のこの調整は、第1のチェーンコンベヤ6のチェーンスプロケット8が、第2のチェーンコンベヤ7のチェーンスプロケット13に対して相対的に回転することによって行われる。このスプロケット回転は、前方のくわえづめブリッジ10が取り付けられたエンドレスチェーン9が、後方のくわえづめブリッジ15が取り付けられたエンドレスチェーン14に対して相対的に、修正されるべき判型差に対応する位相ずれを生じるという結果をもたらす。枚葉紙支持器8は、排紙胴20と圧胴4の共通の接線上の点23(図1b参照)において各枚葉紙2を圧胴に押し当てる、実質的にT字型の支持セグメント22を含んでいる。支持セグメント22のセグメントヘッド24は、実質的に前方のくわえづめブリッジ10から後方のくわえづめブリッジ15まで延びる円周列を形成している。最大の判型調整のときにはすべての支持セグメント22が直立し、それにより、両方のくわえづめブリッジ10,15の間の空間に入り込む。
図2bは、最小の枚葉紙長さ用の判型調整を示している。この場合、両方のくわえづめブリッジ10,15の間隔が、第2のチェーンコンベヤ7に対して相対的な第1のチェーンコンベヤ6の相応の回転角調節によって、図2aに示す判型調整に比べてほぼ半分だけ減っている。このような判型切換の結果、前方のくわえづめブリッジ10が支持セグメント22の円周列の領域に入り込んでいる。そのためには、いくつかの支持セグメント22が、排紙胴20に関していっそう半径方向内側へ第1のチェーンコンベヤ6から引き込まれたところに位置する、中心に近い受動位置22.1へと倒れることが必要である。支持セグメント22が倒れることで、枚葉紙支持器回転軸21と平行な横方向に見て枚葉紙支持器18およびその支持セグメント22を超えて延びる前方のくわえづめブリッジ10のための運動スペースがつくられる。倒れた支持セグメント22が受動位置22.1にあるとき、前方のくわえづめブリッジ10は、倒れた支持セグメント22の上を通って、これらの支持セグメントに妨げられることなく、中心から遠い能動位置22.2で起きたままに保たれた他の支持セグメント22に達するまで位置調節することができる。能動位置22.2に保たれた支持セグメント22は、依然として図2aから変わることなく、セグメントヘッド24が整列線の上に並び、わずかな隙間幅で互いにほぼ突き合された状態で接するように揃っている。このとき、セグメントヘッド24はずれ重ならないように向いており、これらのセグメントヘッド24が一緒になって、各支持セグメント22の間の非常に狭い隙間によってしか途切れていない、チェーンスプロケット8,13と同心の転動面を構成する。それに対して、受動位置22.1へと位置調節された支持セグメント22は、そのセグメントヘッド24がずれ重なった構造Sで相互に重なり合うように向いている。閉じた支持セグメント22のセグメントヘッド24はそれぞれ、枚葉紙支持器と平行な視線の方向に見たときに、それぞれ隣接する支持セグメント22のセグメントヘッドを部分的に隠している。位置22.1,22.2に応じて異なる、セグメントヘッド24の向きは、三次元の図3にもっともよく見ることができる。駆動側の枚葉紙支持器18の倒れた支持セグメント22は、操作側の枚葉紙支持器19のほうを向いており、操作側の枚葉紙支持器19の倒れた支持セグメント22は、駆動側の枚葉紙支持器18のほうを向いている。つまり、各枚葉紙支持器18および19の倒れた支持セグメント22はすべて同一の方向へ、すなわち機械内部の方向へ倒れているので、各枚葉紙支持器18および19は、その支持セグメント22のいくつかが受動位置になった後でもまだ非常に細くてコンパクトであり、枚葉紙支持器回転軸21に沿って特別に遠くまで外方に向かって、各チェーンスプロケット13の近くに達するまで位置調節することができる。
図4には、駆動側の枚葉紙支持器18を例にとって、横方向のガイドレール26を備えるドラムフレーム25に枚葉紙支持器18,19が支持されている様子が示されている。ガイドレール26は枚葉紙支持器回転軸21と平行に向いている。図4に矢印27で図示する、枚葉紙支持器18,19の枚葉紙幅に依存して決まる判型切換のとき、枚葉紙支持器8,19に取り付けられたロール28(図2a参照)がガイドレール26の上を転がる。
排紙胴20は、後方の枚葉紙端部16を真空によって保持する吸引ブリッジ29を有している。吸引ブリッジ29は、各枚葉紙2の後方の枚葉紙端部16を圧胴4から引き取り、その後に、第2のチェーンコンベヤ7の後方のくわえづめブリッジ15が後方の枚葉紙端部16を確実に掴めるようにする。
枚葉紙支持器18は、支持セグメント22が回転ジョイント31(図2aおよび図5から図7を参照)を中心として受動位置22.1と能動位置22.2へ選択的に揺動可能に支持された支持レール30を含んでいる。各々の回転ジョイント31は、図5に詳細図として図示された支持セグメント22を例にとって示すように、各支持セグメント22の揺動軸32を規定している。揺動軸32が枚葉紙支持器回転軸21に対して相対的にねじれの位置にある方向を向いていることが、枚葉紙支持器18,19のコンパクトな構造という点で、およびそれと同時に能動位置22.2にある支持セグメント22が非常に緊密に接して並ぶという点で、特別に好ましい。つまり、揺動軸32は枚葉紙支持器回転軸21と平行ではなく、これと垂直でもない方向を向いている。さらに、密に接した並びは、枚葉紙支持器18,19が枚葉紙2の上に痕をつけずに、かつ、がたつかずに転動するという意味で好ましい。さらに、図5は、セグメントヘッド24が、実質的に三角形に先細になって尖った断面を有するゴム弾性的な押し当てクッション33を備えている様子を示している。各枚葉紙支持器18および19の押し当てクッション33は、枚葉紙2を圧胴4に押し当てるとき、円周方向に延びるいわば軌道線に沿って枚葉紙2と接触する。
支持セグメント22を起こしたり倒したりするのは、以下に詳細を説明するカム伝動装置によって行われる。各々の支持セグメント22はストッパとして第1のカム34と第2のカム35を有している。支持セグメント22とカム34,35は、同一の材料から、たとえば鋳造部品として製作されている。カムロール37を備える切換レバー36が、枚葉紙支持器回転軸21を中心として揺動可能に枚葉紙支持器18に支持されている。第1のカム34は実質的にフック状であり、セグメントヘッド24とは反対側にある支持セグメント22の端部から始まり、実質的にセグメントヘッド24に向かって湾曲している。第2のカム35は実質的にフィンガ状であり、セグメントヘッド24と第1のカム34の間に配置されている。支持セグメント22に沿って時計回りに行われる、切換レバー36の揺動により、切換レバー36およびそのカムロール37が第1のカム34に次々と切換接触し、それによって支持セグメント22が順次閉じられる。切換レバー36を時計と反対回りに揺動させることで、切換レバー36およびそのカムロール37は第2のカム35と順次切換接触し、それによって支持セグメント22が次々と再び閉じられる。このように、第1のカム34は傾倒カムもしくは傾倒ストッパであり、支持セグメント22を能動位置22.2から受動位置22.1へ位置調節する役目をする。逆に、支持セグメント22を実質的に半径方向に直立させる役目をするのが、起立カムもしくは起立ストッパである第2のカム35である。各支持セグメント22の両方のカム34,35を切換レバーの揺動方向に互いにずれた状態で配置することにより、同一の操作部材すなわち切換レバー36が、支持セグメント22を倒すのにも起こすのにも利用できるという利点がある。
各々の支持セグメント22は、その回転ジョイント31およびばね38とともに、双安定のオーバセンタ機構(over−center device)Kを構成している。ばね38は引張ばねであり、一方のばね端部が第1の取付点39で支持ディスク30に取り付けられ、他方のばね端部が第2の取付点40で支持セグメント22に取り付けられている。取付点39,40は、ばね38のスプリングアイに引っ掛けるための保持ピンである。ばね38はつねに初期荷重をうけており、図6に示すように、取付点39,40がその上に位置するばね力作用線41を有している。図5と図7はオーバセンタ機構Kの両方の安定した位置を示しており、すなわち、図5は前述した能動位置22.2、図7は前述した受動位置22.1を示している。図6は、オーバセンタ機構Kおよびその支持セグメント22の、この両方の安定した位置の間にある中立の死点位置22.3を示している。この死点位置22.3のとき、ばね力作用線41は回転ジョイント31およびその揺動軸32を通って延び、ばね38の荷重は最大であり、すなわち能動位置22.2や受動位置22.1のときよりも大きい。次に述べる理由から、オーバセンタ機構Kも各枚葉紙支持器のコンパクトさに関して好ましい。支持セグメント22の切換(倒す、または起こす)を引き起こすためにカムロール37がカム34,35に向かって進まなくてはならない接触経路を、短く抑えることができる。したがって、カム34,35はわずかな長さを有しているだけでよい。支持セグメント22の切換の過程でばね力作用線が回転ジョイント31を通過すると、ばね力作用線41の作用方向が変わる。たとえば、切換レバー36のカムロール37は、支持セグメント22を能動位置22.2(図5参照)から受動位置22.1(図7参照)へ位置調節する場合、ばね力作用線41が回転ジョイント31に対して相対的にサイドチェンジする間に回転ジョイントをちょうど通過するまで、すなわち支持セグメント22が死点22.3を超えるまで、第1のカム34から離れるだけでよい。その後、第1のカム34と切換レバー36の接触の維持はもはや必要なく、支持セグメント22はばね38によってのみ受動位置22.1へと引っ張られる。すなわち支持セグメント22は、選択された安定位置へと自動的にジャンプする。支持セグメント22が起きるとき、支持セグメントは死点位置22.3を超えると能動位置22.2へとスナップ動作で移る。支持セグメント22にはばね荷重がかかっているので、支持セグメントは、それまで切換レバー36と第2のカム35の間に成立していた接触が解消されると、能動位置22.2へと自動的にジャンプする。図5に見られるように、支持セグメント22が能動位置22.2にあるとき、第2のカム35は、切換レバー36の揺動時にカムロール37が枚葉紙支持器回転軸21を中心として描く仮想的な飛行円のドラム半径方向上側にある。このとき、カムロール37に対するストッパとしての第1のカム34は、この飛行円の高さにある。それに対して図7に見られるように、支持セグメント22が受動位置22.1にあるときには、第1のカム34は前述した飛行円のドラム半径方向下側にあり、第2のカム35が飛行円の上に位置しており、カムロール37に対するストッパを形成している。図を見やすくする理由から、オーバセンタ機構Kのばね38は、図2aから図3には図面に示していない。
各々の支持セグメント22は、各支持セグメント22が意図せず倒れたり起きたりするのを防ぐ安全装置を備えている。この安全装置はロック機構として構成されており、能動位置22.2でも受動位置22.1でも支持セグメント22を固定する。各々のロック機構は、図8に示すようにロック用フック48によって各支持セグメント22を能動位置22.2のときに支持セグメント22の第1の係止面43で係止するとともに、受動位置22.1では図9に示すように第2の係止面44で係止する、ダブルアームのロック用つめ42を含んでいる。各々のロック用つめ42は、ロック用つめ42をロック位置で保持するばね45によって付勢されている。ばね45は、ロック用つめ42のジャーナルに装着されたねじりばねである。各支持セグメント列のすべてのロック用つめ42は、支持セグメント22が倒されるとき、同一の操作部材によって、ばね45の作用に抗して順次ロック解除される。この操作部材は、多部分からなるフォーク状の構成で、カムロール37を支持するレバーアームに加えて、楔面49を備え、この楔面によってロック用つめ42のロック用フック48と反対側にあるつめアームを操作するレバーアーム47を有している、すでに述べた切換レバー36である。レバーアーム47は、枚葉紙支持器回転軸21を中心として揺動し、それによってロック用つめ42に次々と突き当たり、カムロール37が第1のカム34を押圧しはじめる直前に、各ロック用つめ42を、ばね45の復帰作用に抗して、ロックの係合から外れるように揺動させる。レバーアーム47がロック用つめ42を通り過ぎ、支持セグメント22が、当初はカムロール37から第1のカム34に及ぼされる押圧力によって、次いでオーバセンタ機構Kのばね38の引張力によって、受動位置22.1へと位置調節された後、ロック用つめ42はそのばね45の復帰力によって自動的に第2の係止面44もしくは支持セグメント22に再び係止され、もしくはスナップ動作で係合する。図を見やすくする理由から、ロック用つめ42とレバーアーム47は図5から図7では図面に示していない。
図10aから図10cは、支持セグメント22を選択的に圧胴4へ当て付けたり、これから押し離したりするための押し当て・押離し装置Aを示している。押し当て・押離し装置Aは、中央の操作部材として、複数の切換ロール51を備える切換リング50を含んでおり、これらの切換ロールの各々が切換リングを、支持セグメント22が圧胴4もしくはその上に運ばれた枚葉紙2に当て付けられる能動位置22.3から、支持セグメント22が圧胴4の上の枚葉紙2と転動接触しない受動位置22.1へ、およびこれと逆向きに位置調節する。支持セグメント22が切換リング50によって押離し位置22.4へ位置調節されているとき、セグメントヘッド24は、能動位置22.2のときよりも数ミリの半径方向間隔aの分だけ枚葉紙支持器回転軸21の近くにある。半径方向に見て、能動位置22.2は押離し位置22.4と受動位置22.1の間にあり、前者よりも後者の近くにある。支持セグメント22を押離し位置22.4へ位置調節することで、排紙胴20によって接線上の点23で圧胴4とともに形成される胴と胴の間隙が開く。切換リング50は枚葉紙支持器回転軸21と実質的に同軸であり、支持ディスク30に対して相対的に回転可能なように支持ディスク30に支持されている。枚葉紙支持器回転軸21を中心として行われ、回転方向に応じて支持セグメント22を圧胴4に当て付けたり、これから押し離したりする役目をする切換リング50の回転運動は、図10aと図11aに矢印52で示されている。円周方向に見て支持セグメント22と等しい相互間隔で配置された切換ロール51のロール軸53は、排紙胴20に対して半径方向を向いている。各々の支持セグメント22は、図10bに示すように、能動位置22.2のときに支持セグメントが各切換ロール51に当接する第1の接触面54と、図11bに示すように、受動位置22.4のときに支持セグメント22が切換ロール51に当接する第2の接触面55とを有している。オーバセンタ機構Kのばね38(図5参照)は、両方の位置(能動位置22.2、押離し位置22.4)で、各接触面54,55を切換ロール51に当接させる。第2の接触面55は、切換リング50に対して相対的に傾いて延びる楔面を形成しており、第1の接触面54とともに、切換ロール51のためのカム軌道を形成する。反時計回りに行われる、図10aに示す回転角位置からの切換リング50の回転の結果、第2の接触面55が切換ロール51と向かい合う位置に達し、オーバセンタ機構Kのばね38が支持セグメント22を能動位置22.2から押離し位置22.4へ揺動させることができる。時計回りに行われる切換リング50の逆回転の結果、切換ロール51が第2の接触面55の上を第1の接触面54まで移動し、再び第1の接触面と向かい合う位置に達し、それにより、支持セグメント22は接触面54,55によってばね38の作用に抗して押離し位置22.4から能動位置22.2へ揺動し、能動位置で保持される。
排紙装置を備える印刷機を示す平面図である。 印刷機を示す側面図である。 排紙装置の排紙胴の枚葉紙支持器のさまざまな判型調整を示す図である。 排紙装置の排紙胴の枚葉紙支持器のさまざまな判型調整を示す図である。 枚葉紙支持器と、排紙装置の前方のくわえづめブリッジとを示す三次元の部分図である。 枚葉紙支持器と、排紙装置の後方のくわえづめブリッジとを示す三次元の部分図である。 枚葉紙支持器の支持セグメントを含むオーバセンタ機構の機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 枚葉紙支持器の支持セグメントを含むオーバセンタ機構の機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 枚葉紙支持器の支持セグメントを含むオーバセンタ機構の機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 支持セグメントに付属するロック用つめの機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 支持セグメントに付属するロック用つめの機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 枚葉紙支持器の押し当て・押離し装置の機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。 枚葉紙支持器の押し当て・押離し装置の機能形式を、位置の進行順序によって示す図である。
符号の説明
1 機械
2 枚葉紙
3 印刷ユニット
4 圧胴
5 排紙装置
6 第1のチェーンコンベヤ
7 第2のチェーンコンベヤ
8 チェーンスプロケット
9 エンドレスチェーン
10 前方のくわえづめブリッジ
11 搬送方向
12 前方の枚葉紙端部
13 チェーンスプロケット
14 エンドレスチェーン
15 後方のくわえづめブリッジ
16 後方の枚葉紙端部
17 積み置きパイル
18 駆動側の枚葉紙支持器
19 操作側の枚葉紙支持器
20 排紙胴
21 枚葉紙支持器回転軸
22 支持セグメント
22.1 受動位置
22.2 能動位置
22.3 死点位置
22.4 押離し位置
23 接線上の点
24 セグメントヘッド
25 ドラムフレーム
26 ガイドレール
27 矢印
28 ロール
29 吸引ブリッジ
30 支持ディスク
31 回転ジョイント
32 揺動軸
33 押し当てクッション
34 第1のカム
35 第2のカム
36 切換レバー
37 カムロール
38 ばね
39 第1の取付点
40 第2の取付点
41 ばね力作用線
42 ロック用つめ
43 第1の係止面
44 第2の係止面
45 ばね
46 ジャーナル
47 レバーアーム
48 ロック用フック
49 楔面
50 切換リング
51 切換ロール
52 矢印
53 ロール軸
54 第1の接触面
55 第2の接触面
A 押し当て・押離し装置
a 半径方向間隔
K センタオーバ機構
S ずれ重なった構造

Claims (12)

  1. 枚葉紙(2)を搬送する胴(4)と、各々が、前記胴(4)に枚葉紙(2)を押し当てる支持セグメント(22)を含む、枚葉紙支持器回転軸(21)を中心として回転可能に支持された枚葉紙支持器(18,19)とを備える、被印刷体からなる枚葉紙(2)を処理する機械(1)において、
    前記支持セグメント群(22)が、前記枚葉紙支持器回転軸(21)に対して相対的にねじれの位置にある揺動軸(32)を中心として、能動位置(22.2)と受動位置(22.1)へ選択的に揺動可能に支持されていることを特徴とする、被印刷体からなる枚葉紙を処理する機械。
  2. 前記支持セグメント(22)のセグメントヘッド(24)が前記受動位置(22.1)のときにずれ重なった構造(S)を形成する、請求項1に記載の機械。
  3. 前記支持セグメント(22)が、各々が中立の死点(22.3)を有する双安定なオーバセンタ機構(K)に属している、請求項1または2に記載の機械。
  4. 前記オーバセンタ機構(K)が、中立の死点位置(22.3)のときに各々のねじれの位置にある揺動軸(32)を通って延びるばね力作用線(41)を備えるばね(38)をそれぞれ含んでいる、請求項3に記載の機械。
  5. 前記受動位置(22.1)のときに前記支持セグメント(22)を係止するためのロック用つめ(42)が前記支持セグメント(22)に付属している、請求項1から4までのいずれか1項に記載の機械。
  6. 前記ロック用つめ(42)は、前記ロック用つめ(42)に対して相対的に揺動可能なレバーアーム(47)がその揺動運動の過程で前記ロック用つめ(42)に順次突き当たってこれを操作するように並んでいる、請求項5に記載の機械。
  7. 前記支持セグメント(22)の各々が第1のストッパと第2のストッパを有しており、これらのストッパは、前記支持セグメント(22)に対して相対的に揺動可能な切換レバー(36)が、前記支持セグメント(22)を倒すために第1のストッパに突き当り、前記支持セグメント(22)を起こすために第2のストッパに突き当たるように、互いにずれた状態で配置されている、請求項1から6までのいずれか1項に記載の機械。
  8. 前記ストッパがカム(34,35)として構成されている、請求項7に記載の機械。
  9. そのつど一方の揺動方向へ、かつその際に押離し位置(22.4)へと行われる前記支持セグメント(22)の揺動のための押し当て・押離し装置(A)が前記支持セグメント(22)に付属しており、揺動方向に見て前記能動位置(22.2)の前に前記受動位置(22.1)が配置されており、前記押離し位置(22.4)がその後に配置されている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の機械。
  10. 前記押し当て・押離し装置(A)が、前記支持セグメント(22)に対して相対的に回転可能、かつ前記枚葉紙支持器回転軸(21)と実質的に同軸に支持された切換リング(50)を含んでいる、請求項9に記載の機械。
  11. 前記枚葉紙支持器(18,19)が、枚葉紙(2)を排紙する排紙装置(5)の排紙胴(20)の構成要素である、請求項1から10までのいずれか1項に記載の機械。
  12. 前記排紙装置(5)が、枚葉紙(2)の前方の枚葉紙端部(12)を掴む前方のくわえづめブリッジ(10)と、枚葉紙(2)の後方の枚葉紙端部(16)を同時に掴む後方のくわえづめブリッジ(15)とを含んでいる、請求項11に記載の機械。

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