JP2005237856A - 遊技媒体貸出機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホールに設けられる遊技媒体貸出機の異常に対し迅速かつ適切な措置を可能にすることで、正確な売上げ情報を管理する等の遊技媒体貸出機システムを提供する。
【解決手段】 外部管理サーバ1からの要求に応答して、玉貸機100から自機の売上げに係る情報がホールサーバ5に受信されなかったとき、または受信した情報内容に整合性が得られなかった場合、当該玉貸機100の機械台番号をホールサーバ5に設けられているLED表示器51が報知する。これにより、ホール2の管理者等は、玉貸機100の異常を迅速に知ることができ、また異常があった玉貸機100を特定することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、遊技機で遊技をする際に用いる遊技球またはメダル等の遊技媒体を貸出すための遊技媒体貸出機が通信ネットワークを介して相互に接続されるシステムに関し、特に売上げ等の情報を正確に管理する遊技媒体貸出機システムに関する。
パチンコ機またはスロットマシン等の遊技機が複数設置されている遊技場店舗(ホール)においては、これら遊技機で遊技をする際に用いる遊技球やメダル等の遊技媒体を遊技客に貸出す遊技媒体貸出機が設けられている。例えば、複数のパチンコ機が配列される遊技島には、各パチンコ機に隣接して「台間玉貸機」(以下「玉貸機」という)と呼ばれる遊技媒体貸出機がそれぞれ設置され、遊技客が紙幣または硬貨を玉貸機の投入口に投入することでその金額に応じた玉数の遊技球が貸出されるようになっている。
近年、各玉貸機を通信ネットワークで接続するシステムを導入するホールも増えている。図1は、玉貸機900がネットワーク接続された従来のシステムの一例を表す図である。図1によれば、ホール2内には、ホールサーバ5をネットワークサーバとするローカルの通信ネットワーク7が敷設され、この通信ネットワーク7を介して各玉貸機900、及び遊技機の遊技情報を管理するホールコンピュータ6が相互に接続されている。
また、ホールサーバ5は、第三者機関であるデータセンタに備えられている外部管理サーバ1と外部ネットワーク8を介して接続されている。外部ネットワーク8は、例えばインターネット等の公衆回線が利用される。
外部管理サーバ1は各ホール2に設置されている各玉貸機900に投入された金額等の売上げ情報を収集し管理している。すなわち、外部管理サーバ1からの情報要求に応じて、各ホール2のホールサーバ5が玉貸機900それぞれから送信される自身の売上げ等の情報を中継し外部管理サーバ1へ転送している。このように、外部管理サーバ1が各ホール2の売上げ情報等を収集することで、各ホール2の営業成績は第三者的に管理され、これにより会計の明朗化が図られる。
なお、このような玉貸機のネットワークシステムにおいては、ホール2側が玉貸機900の売上げ情報等を不正に改ざんできないように、ホールサーバ5は各玉貸機900からの売上げ等の情報を中継する機能のみを有し、また、ホール2側の例えばホールコンピュータ6等からはホールサーバ5が保持している情報の読出し及び編集ができないように構成されている。
しかし、このような従来のシステムにおいては、上述したようにホール2内での情報が保護されるために、例えば玉貸機900への不正行為または故障等により、ホール2に設置されている何れかの玉貸機900が売上げ等の情報を正常に外部管理サーバ1へ送信できなかった場合、ホール2はこの異常を知るまでに時間がかかるとともに、異常の玉貸機を特定することも困難であった。このため、異常があった玉貸機に対して適切な措置をするのに遅れが生じる等の問題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、ホールに設けられる遊技媒体貸出機の異常に対し迅速かつ適切な措置を可能にすることで、正確な売上げ情報を管理する等の遊技媒体貸出機システムを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、遊技機で遊技をする際に用いる遊技媒体を貸し出す複数の遊技媒体貸出機が遊技場内の第1通信ネットワークを介して相互に接続し、前記遊技場内の中継サーバが前記第1通信ネットワークを介して前記各遊技媒体貸出機と接続し、前記遊技場外の外部管理サーバが第2通信ネットワークを介して前記中継サーバと接続する遊技媒体貸出機システムであって、
前記外部管理サーバは、前記各遊技媒体貸出機に対しその売上げを含む情報を前記第1通信ネットワーク及び前記第2通信ネットワークを介して要求する売上情報要求手段を備え、
前記各遊技媒体貸出機は、前記外部管理サーバからの前記要求に応答して自機の売上げを含む情報を前記第1通信ネットワークを介して前記中継サーバへ送信する売上情報送信手段を備え、
前記中継サーバは、前記各遊技媒体貸出機からの前記情報を前記第2通信ネットワークを介して前記外部管理サーバへ転送する転送手段と、
前記外部管理サーバからの前記要求があった後、売上げに係る前記情報を受信することができなかった前記遊技媒体貸出機の識別情報を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技媒体貸出機システムによれば、外部管理サーバの売上情報要求手段は、各遊技媒体貸出機に対し売上げを含む情報を第1通信ネットワーク及び第2通信ネットワークを介して要求し、遊技媒体貸出機の売上情報送信手段は、この要求に応答して自機の売上げを含む情報を第1通信ネットワークを介して中継サーバへ送信する。中継サーバの転送手段は、各遊技媒体貸出機からの情報を第2通信ネットワークを介して外部管理サーバへ転送する。外部管理サーバからの要求があった後、売上げに係る情報を中継サーバが受信することができなかった遊技媒体貸出機の識別情報を報知手段が報知する。これにより、遊技場の管理者等は、遊技媒体貸出機の異常を迅速に知ることができ、また異常があった遊技媒体貸出機を特定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技媒体貸出機システムであって、前記報知手段は、前記中継サーバが受信した売上げに係る前記情報に整合性がないとき、当該情報を送信した遊技媒体貸出機の識別情報を報知することを特徴とする。
請求項2に記載の遊技媒体貸出機システムによれば、報知手段は、外部管理サーバからの要求に応答して中継サーバが受信した売上げに係る情報に整合性が得られなかったとき、当該情報を送信した遊技媒体貸出機の識別情報を報知する。これにより、遊技場の管理者等は、遊技媒体貸出機の異常を迅速に知ることができ、また異常があった遊技媒体貸出機を特定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出機システムであって、前記報知手段は、前記識別情報として前記遊技媒体貸出機の機械台番号を表示することを特徴とする。
請求項2に記載の遊技媒体貸出機システムによれば、報知手段は、異常があった遊技媒体貸出機の機械台番号を表示する。これにより、遊技場の管理者等は、異常があった遊技媒体貸出機を迅速に特定することができる。
以上説明したように、本発明の遊技媒体貸出機システムによれば、外部管理サーバからの要求に応答して、遊技媒体貸出機から自機の売上げに係る情報が中継サーバに受信されなかったとき、または受信した情報内容に整合性が得られなかった場合、当該遊技媒体貸出機の識別情報が報知される。したがって、遊技場の管理者等は、遊技媒体貸出機の異常を迅速に知ることができる。また、異常があった遊技媒体貸出機を特定することができる。また、遊技媒体貸出機に対する不正な貸し出し行為または売上げ情報の改ざん等による異常が報知されるので、システムの安全性も向上する。
以下、本発明の好適な実施形態による遊技媒体貸出機システムとして、パチンコ機を遊技する際に使用する遊技球を貸出す玉貸機100(現金玉貸機)が通信ネットワークを介して相互に接続されるシステムについて説明する。まず、図2及び図3の正面図を参照し、遊技場店舗(以下「ホール」という)において複数のパチンコ機4及び玉貸機100等を有して構築される遊技島3を説明する。
図2において、玉貸機100は、ホールの遊技島3において並設されている複数のパチンコ機4に隣接してそれぞれ設けられている。なお、一のパチンコ機4とその正面から見て左側に隣接する玉貸機100とがペアとなっており、これらは通信可能に接続されている。各玉貸機100は、遊技島3の基台に設置されている取付フレーム311に対し着脱可能に装着される。
各玉貸機100の背面側には、玉貸機100に投入され真券として受け付けられた紙幣を遊技島3の端に設けられている不図示の紙幣回収装置へ搬送する紙幣搬送装置320と、同じく玉貸機100に正貨として受け付けられた硬貨を不図示の硬貨回収装置へ搬送する硬貨搬送装置330とが上下の所定位置にそれぞれ設けられている。
図3において、遊技島3の上部パネル裏面側のスペースには、玉補給樋31が配設されており、遊技島3の端に設けられている不図示の分配タンクから玉補給樋31を介して複数のパチンコ機4及び玉貸機100のそれぞれに遊技球が補給される。なお、賞球用または貸出用として各パチンコ機4へ補給される遊技球の個数は、各パチンコ機4の玉供給口に設けられている補給玉計数器32によって計数される。
また、遊技島3の下部パネル裏面側のスペースには、玉回収樋33が配設されており、これにより各パチンコ機4から排出される遊技球を遊技島3の端に設けられている不図示の貯留タンクへと回収する。なお、各パチンコ機4の玉排出口には打込玉計数器34が設けられ、これによって打込玉数が計数される。
玉貸機100のフロントパネル101には、玉払出ノズル106が揺動自在に取り付けられている。玉貸機100の投入口から紙幣または硬貨が投入されると、その投入金額に応じた個数の遊技球が玉払出ノズル106からパチンコ機4の玉受皿44へ払出されるようになっている。
次に、玉貸機100の構成を図4に基づいて説明する。なお、図4(a)は、玉貸機100の本体カバーが取り外された内部構造を表した側面図であって、遊技島3の取付フレーム311に装着された状態を示した図である。図4(b)は、フロントパネル101の外観構造を表した玉貸機100の正面図である。
図4(b)において、玉貸機100のフロントパネル101の上部には、紙幣を投入するための紙幣投入口102と、硬貨を投入するための硬貨投入口103と、投入金額及びエラーコード等を表示するLED表示器104が配置されている。また、玉貸機100のフロントパネル101の中央には、遊技球を排出する玉払出ノズル106が揺動自在に配置され、玉払出ノズル106の下には硬貨返却口107が配置されている。
図4(a)において、玉貸機100内の上部には、上述の紙幣投入口102から投入される紙幣が真の千円または一万円の紙幣かどうかを識別する紙幣識別機110が配置されている。紙幣識別機110の背面には、真券であると識別した紙幣を紙幣搬送装置320へ排出する図示しない紙幣出口が設けられている。
紙幣識別機110の下方には玉払出ユニット113が配置されている。玉払出ユニット113と玉払出ノズル106とはガイド部材114で接続され、玉払出ユニット113がガイド部材114へ排出した遊技球が玉払出ノズル106から払出されるようになっている。また、玉払出ユニット113の排出部分には、玉払出センサ118が設けられている。玉払出センサ118は、玉払出ユニット113が排出する遊技球を検出するセンサであり、ガイド部材114へ向かって通過する遊技球を検出するとパルス信号を生成し、後述する回線制御基板130を介して制御基板120へ送信する。
玉払出ユニット113の下方には、硬貨投入口103から投入された硬貨が正規の百円硬貨または五百円硬貨であるかどうか判別する硬貨識別機111が設置されている。また、硬貨投入口103とそれよりも下方にある硬貨識別機111との間にはガイド部材112が設けられ、硬貨投入口103から投入された硬貨がガイド部材112内を自重で落下しながら硬貨識別機111へガイドされる。
また、玉貸機100の背面には、図示しない硬貨出口が設けられており、硬貨識別機111により正規の硬貨であると判別され振り分けられた硬貨が当該硬貨出口からジャバラ管340を介して硬貨搬送装置330へ排出されるようになっている。更に、玉貸機100の内部には、硬貨識別機111と硬貨返却口107とを接続するガイド部材115が設けられ、硬貨識別機111により正規の硬貨ではないと判別され振り分けられた異物等がガイド部材115を介して硬貨返却口107から排出される。
玉貸機100の下部には、玉貸機100の全体的な動作を集中制御する制御基板120と、ホール内のローカルの通信ネットワークに接続するための制御を行う回線制御基板130が配置されている。なお、回線制御基板130は、制御基板120とは独立して動作する回路基板であり、売上げ等に関する情報を収集してホールにおける情報管理コンピュータの一つであるホールサーバ5へ送信する。また、回線制御基板130は、収集した情報の改ざん等を防止して売上げ等の正確な情報をホールサーバ5へ送信できるように、制御基板120も含めて外部からは一切、収集した情報の操作編集ができないようにブラックボックス化されている。
次に、図5に示すブロック図を参照して、玉貸機100に設けられている制御システムについて説明する。
制御基板120にはCPUである中央制御部121が備えられ、半導体メモリであるROM122及びRAM123と、入出力部126と、シリアル通信制御部124とが基板にプリント配線されたバスを介して中央制御部121に接続されている。なお、中央制御部121は、ROM122に予め記憶されているシステムプログラムに従って演算処理を実行し、玉貸機100全体の動作制御を行っている。
入出力部126には、フロントパネル101に設けられているLED表示器104その他ランプ類を表示駆動する表示ドライバ125が接続され、これにより中央制御部121は、玉貸機100に投入された金額または動作異常の際のエラーコード等を表示ドライバ125を介してLED表示器104等に表示または報知させる。
また、入出力部126には、紙幣識別機110と、硬貨識別機111と、玉払出ユニット113と、玉払出センサ118とが接続されている。これにより、制御基板120は、紙幣識別機110及び硬貨識別機111に対し入金を許可する信号等を送出し、玉払出ユニット113に対しては払出す遊技球の数を制御する制御コマンド等を送出する。
一方、各機器からの状態信号及び検出信号は、回線制御基板130を中継して制御基板120へ送信されるようになっている。ここで、回線制御基板130は、各機器からの入金に係る信号等を最初に受信し中継することで、これら信号に含まれる入金情報等、売上げに関する情報を収集し記録している。
また、回線制御基板130は、例えばRS232C等の通信規格に準拠するシリアル通信インタフェースを有するシリアル通信制御部124を介して制御基板120とシリアル通信可能に接続されている。
また、回線制御基板130は、玉貸機100に隣接するパチンコ機4と配線ケーブルで接続され、レディ信号等を交換し合うことで互いに動作確認を行っている。
また、回線制御基板130はLAN制御部131を備え、これにより、玉貸機100とホールサーバ5とがホール内のローカルの通信ネットワーク7を介してホールサーバ5と接続される。なお、LAN制御部131は上述の制御基板120に設けられるものであってもよい。この場合において、制御基板120が後述する報告データ等の情報を通信ネットワーク7を介してホールサーバ5へ送信する。
次に、図6を参照して、玉貸機100の動作を説明する。なお、図6は、遊技島の取付フレーム311に装着された状態にある玉貸機100の側面を表している。
玉貸機100のフロントパネル101に設けられている紙幣投入口102から投入された紙幣が千円または一万円札等の高額紙幣の真券であると紙幣識別機110が識別すると、当該紙幣は、取付フレーム311の背面側に設置されている紙幣搬送装置320へ排出される(ルートRA)。制御基板120は、紙幣識別機110からの入金情報が有効なものであると判断すると、投入された金額に相当する玉数の遊技球を払出す許可信号を玉払出ユニット113へ送信する。玉払出ユニット113は、受信した許可信号に応じた玉数の遊技球を玉払出ノズル106から排出する(ルートRB)。
同様に、硬貨投入口103から投入された硬貨が正規の五百円または百円硬貨であると硬貨識別機111が識別した場合も、取付フレーム311の背面側に設けられているジャバラ管340を介して、識別された硬貨が硬貨搬送装置330へ排出される(ルートRC)。制御基板120は、硬貨識別機111からの入金情報が有効なものであると判断すると、投入された金額に相当する玉数の遊技球を払出す許可信号を玉払出ユニット113へ送信する。これにより、投入金額に応じた玉数の遊技球が玉払出ノズル106から排出される(ルートRB)。
硬貨識別機111により正規の硬貨ではないと判別された異物等は、硬貨返却口107から排出される(ルートRD)。
次に、かかる玉貸機100がネットワークを介して第三者機関である外部のデータセンタに備えられた外部管理サーバ1に接続されるシステムについて図7を参照しながら説明する。
ホール2に設置されている各玉貸機100は、回線制御基板130を介してローカルの通信ネットワーク7に回線接続している。通信ネットワーク7には、例えばホールの管理室に設置されているホールサーバ5、及びホールコンピュータ6が回線接続されている。なお、ホールコンピュータ6は、主にホール2内に設置されているパチンコ機4等の遊技機の稼動情報、また玉貸機100に投入された金額である売上げ情報等を管理蓄積し、これら営業実績データに基づいてホール2の会計等が行われる。
第三者機関である外部のデータセンタに備えられる外部管理サーバ1は、外部ネットワーク8を介してホール2のホールサーバ5に回線接続している。ここで、外部ネットワーク8は、例えばインターネット、専用回線網、公衆回線網、電話網であり、いずれの回線網を使用するものであってもよいし、またこれらを組み合わせて使用するものでもよい。
ホールサーバ5は、外部管理サーバ1ではない他のサーバまたは各種情報端末からホール2内のローカルの通信ネットワーク7にアクセスできないように防護装置(ファイヤウォール)が設けられている。これにより、ホール2内の玉貸機100等への不正なアクセスまたはデータ操作等が防止され安全性が確保されている。また、外部ネットワーク8を介して各ホールのホールサーバ5と外部管理サーバ1との間で取り交わされるデータは暗号化され、これら以外の第三者によっては解読できないものとなっている。
また、ホールサーバ5は、例えば複数桁の7セグメント発光ダイオードから形成されるLED表示器51を備えている。LED表示器51は、ホールサーバ5によって制御され、表示する文字または数値がホール2の関係者等により目視されるように設けられている。
次に、データセンタの外部管理サーバ1が各ホール2の売上げ情報を収集し管理する情報管理方法について以下説明する。なお、図8は、かかる情報管理方法を表すフローチャート、図9は、玉貸機100が作成する玉貸機情報の報告データの構成例を表すテーブル図である。
図8において、外部管理サーバ1は、情報を管理するホール2のホールサーバ5に対して、そこに設置される全ての玉貸機100に関する情報を要求する要求信号を外部ネットワーク8を介して送信する(ステップS101)。この情報要求信号は、外部管理サーバ1に備えられるスケジュール管理プログラムによって、例えば午前、午後、夜間の各営業時間帯を締める時々に、自動的に各ホール2に対して送信される。
ホールサーバ5は、この情報要求信号を受けると(ステップS201)、ローカルの通信ネットワーク7を介して当該要求信号をそのまま各玉貸機100へ送信する(ステップS202)。
玉貸機100の回線制御基板130は、ホールサーバ5からの要求を受信すると(ステップS301)、収集し蓄積してある売上げ、またはパチンコ機4から送信される遊技機情報等を編集し、例えば図9に示すような構成の報告データを作成する。図9に示される報告データには、例えば、集計開始時刻から集計終了時刻までの売上げ(玉貸機100に投入された金額の合計)や貸出した玉数、また隣接するパチンコ機4での打込玉数(アウト玉)、賞球玉数(セーフ玉)等の遊技機情報等である。
玉貸機100の回線制御基板130は、かかる構成の報告データをホールサーバ5へ送信する(ステップS303)。
ホールサーバ5では、各玉貸機100からの報告データを受信する(ステップS203)。このとき、通信が確立せず報告データが送信されて来なかった玉貸機、または整合性のない異常なデータが含まれた報告データを送信した玉貸機100があれば、ホールサーバ5は、その機械台番号(またはその玉貸機を特定できるID、アドレス情報等でもよい)をLED表示器51に表示させて報知する(ステップS204)。
なお、通信が確立しない場合には、異常を示した玉貸機100とホールサーバ5との間における通信ネットワーク7の破断による異常、または当該玉貸機100自体の故障等が考えられる。また報告データに整合性がない場合、例えば要求した集計時間帯以外の情報が含まれている場合や、記録された売上金額に対して貸出した玉数が一致しない等の場合には、当該玉貸機100が不正に操作され情報の改ざんが行われた可能性がある。このため、これら異常を示す玉貸機100の機械台番号をLED表示器51によって表示することにより、ホール2側が迅速にこれらの異常の発生を知ることができると同時に、異常を示す玉貸機を特定することができる。
ホールサーバ5は、受信した報告データを例えばパケット化等して一括して外部管理サーバ1へ外部ネットワーク8を介して送信する(ステップS205)。なお、ホールサーバ5は、玉貸機100から送信された各報告データを、それぞれの受信とともに随時、外部管理サーバ1へ送信してもよい。
外部管理サーバ1は、ステップS101における要求に応じて返送された各ホール2の報告データを受信し、それに含まれる売上げの情報等を蓄積管理、または検証等する(ステップS102)。
かかる構成の玉貸機の通信ネットワークシステムによれば、例えば報告データ等の売上げに関する情報が送信されず、または送信された報告データの内容に整合性がない場合、エラー情報をその玉貸機の台番号とともにホールサーバ5が報知するので、ホール2側が玉貸機100の異常を迅速に知ることができ、かつ異常がある玉貸機を特定することができる。したがって、異常がある玉貸機100に対して迅速で適切な措置をすることができ、外部管理サーバ1による正確な売上げ等の情報の管理が可能となる。また、玉貸機100に対する不正な貸し出し行為または売上げ情報の改ざん等による異常が報知されるので、システムの安全性も向上する。
なお、上述した実施の形態においては、異常を示す玉貸機100の機械台番号をホールサーバ5に設けられているLED表示器51が表示して異常を報知する例について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、ホール2内の通信ネットワーク7に接続されるホールコンピュータ6その他の情報端末に設けられたLED表示器等の報知手段が上述のエラー情報を報知するものであってもよい。この場合において、ホールサーバ5が異常を検出したとき、機械台番号等の玉貸機100を特定する識別情報を例えばホールコンピュータ6の報知手段に通信ネットワーク7を介して送信することで当該報知手段にエラー情報を報知させる。
また、本発明は、パチンコ機4を遊技する際に用いる遊技球を現金の投入に応じて貸し出す玉貸機100に限らず、スロットマシンその他の遊技機で使用するメダル等の遊技媒体を貸し出す貸出機、また遊技媒体を物ではなく例えばクレジットと呼ばれる遊技者が可処分の電子価値情報として貸し出す貸出機、更には現金のみならず例えばICカード等に記憶された度数の範囲内で上述の遊技媒体を貸し出すCR(Card Reader)貸出機等にも適用することができる。
従来技術による、玉貸機の通信ネットワークシステムの構成を表す図である。 本発明の一実施態様による、遊技島の構造を表す正面図である。 本発明の一実施態様による、遊技島の構造を更に表す正面図である。 図4(a)は本発明の一実施態様による、玉貸機の構造を表す側面図、図4(b)はその正面図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の制御ブロック図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の側面図でありその動作を説明するための図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の通信ネットワークシステムの構成を表す図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の通信ネットワークシステムにおける動作を表すフローチャートである。 本発明の一実施態様による、玉貸機が作成する玉貸機情報の報告データの構成を表す図である。
符号の説明
1…外部管理サーバ、 2…ホール、
3…遊技島、 4…パチンコ機、
5…ホールサーバ、 51…LED表示器、
6…ホールコンピュータ、
7…通信ネットワーク、 8…外部通信ネットワーク、
100…玉貸機、 101…フロントパネル、
102…紙幣投入口、 103…硬貨投入口、
104…LED表示器、 106…玉払出ノズル、
107…硬貨返却口、 110…紙幣識別機、
111…硬貨識別機、 113…玉払出ユニット、
118…玉払出センサ、 120…制御基板、
121…中央制御部、 124…シリアル通信制御部、
126…入出力部、 130…回線制御基板、
320…紙幣搬送装置、 330…硬貨搬送装置

Claims (3)

  1. 遊技機で遊技をする際に用いる遊技媒体を貸し出す複数の遊技媒体貸出機が遊技場内の第1通信ネットワークを介して相互に接続し、前記遊技場内の中継サーバが前記第1通信ネットワークを介して前記各遊技媒体貸出機と接続し、前記遊技場外の外部管理サーバが第2通信ネットワークを介して前記中継サーバと接続する遊技媒体貸出機システムであって、
    前記外部管理サーバは、前記各遊技媒体貸出機に対しその売上げを含む情報を前記第1通信ネットワーク及び前記第2通信ネットワークを介して要求する売上情報要求手段を備え、
    前記各遊技媒体貸出機は、前記外部管理サーバからの前記要求に応答して自機の売上げを含む情報を前記第1通信ネットワークを介して前記中継サーバへ送信する売上情報送信手段を備え、
    前記中継サーバは、前記各遊技媒体貸出機からの前記情報を前記第2通信ネットワークを介して前記外部管理サーバへ転送する転送手段と、
    前記外部管理サーバからの前記要求があった後、売上げに係る前記情報を受信することができなかった前記遊技媒体貸出機の識別情報を報知する報知手段とを備えることを特徴とする遊技媒体貸出機システム。
  2. 前記報知手段は、前記中継サーバが受信した売上げに係る前記情報に整合性がないとき、当該情報を送信した遊技媒体貸出機の識別情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出機システム。
  3. 前記報知手段は、前記識別情報として前記遊技媒体貸出機の機械台番号を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出機システム。
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