JP4522720B2 - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機等の遊技機で遊技をする際に用いる遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置及び遊技媒体貸出装置における遊技媒体貸出し方法に関する。
パチンコ機またはスロットマシン等の遊技機が複数設置されている遊技場店舗(ホール)においては、これら遊技機で遊技をする際に用いる遊技球やメダル等の遊技媒体を遊技客に貸出す遊技媒体貸出装置が設けられている。例えば、複数のパチンコ機が配列される遊技島には、各パチンコ機に隣接して「台間玉貸機」(以下「玉貸機」という)と呼ばれる遊技媒体貸出装置がそれぞれ設置され、遊技客が紙幣または硬貨を玉貸機の投入口に投入することでその金額に応じた玉数の遊技球が貸出されるようになっている。
図1は、従来の玉貸機における遊技球の払出し動作を表すブロック図である。従来の玉貸機においては、投入口から紙幣または硬貨が投入されると貨幣識別機がその貨幣の真偽を識別し、投入された金額の情報を含む入金信号を制御基板へ送信する。入金信号を受けた制御基板は、投入された金額に応じた玉数の遊技球を払出す旨の玉払出許可信号を玉払出ユニットへ送信する。玉払出ユニットは、この玉払出許可信号を受信すると、この許可信号に指示される玉数の遊技球を遊技客または隣接するパチンコ機へ払出す。
玉払出ユニットに備えられる玉払出センサは、玉払出ユニットから実際に払出された遊技球の玉数を検出し、玉払出信号として制御基板へ送信する。制御基板は、貨幣識別機から受信した投入金額の情報と、玉払出センサから受信した払出玉数の情報からこれらの整合性を検証し、もし整合性が得られない場合には、例えば玉貸機のフロントパネルに設けられているLED表示器にエラー情報等を表示して遊技球の貸出しを中断する等の処理を行っている。
ところで従来の玉貸機においては、遊技客を装う不正行為者が、例えば玉貸機に貨幣を投入せずに偽の入金信号を制御基板に送信させるような不正な操作を行って、遊技球を不当に払出させるというおそれがあった。また、ホール側が、玉貸機の売上げを不当に水増しさせようとして貨幣識別機を改造し、上述のような不正な払出し操作を行うおそれもある。このように、従来の玉貸機は、貨幣識別機への不正な操作または改造等の不正行為を十分に防止できるような対策が講じられたものではなかった。
本発明はこうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、例えば遊技媒体の不正な貸出しまたは売上金額の改ざん等の不正行為を未然に防止することで安全性を高めた遊技媒体貸出装置及びそれによる遊技媒体の貸出し方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、投入される貨幣の真偽及びその金額を識別する貨幣識別部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置であって、前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したときその金額情報を含む入金信号を生成し前記制御部へ送信する入金信号生成手段と、前記制御部からの確認要求に応じて前記入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を送信する確認信号生成手段とを備え、前記制御部は、前記貨幣識別部から送信される前記入金信号の受信に応じて前記入金信号と同一の情報を含む前記入金確認信号を要求する信号である前記確認要求を生成して前記貨幣識別部へ送信する確認信号要求手段と、前記確認要求を送信してから所定時間内に前記入金確認信号を受信したときに前記貸出許可を生成し前記媒体貸出部へ送信する貸出許可手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技媒体貸出装置によれば、紙幣または硬貨である貨幣が遊技媒体貸出装置に投入されると貨幣識別部はその貨幣の真偽を識別し、その貨幣が真であると識別したとき入金信号生成手段は投入された金額情報を含む入金信号を制御部へ送信する。制御部は入金信号を受信すると、確認信号要求手段が当該入金信号と同一の情報を含む信号の再送を要求する確認要求を貨幣識別部へ送信する。貨幣識別部の確認信号生成手段はこの確認要求を受信したとき、既に送信した入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を制御部へ送信する。制御部の貸出許可手段は確認要求をしてから所定時間内に入金確認信号を受信したときに、投入された貨幣の金額の範囲内での貸出し数の情報を含む貸出許可を媒体貸出部へ送信する。媒体貸出部は貸出許可を受信すると、貸出許可の信号が示す貸出し数の遊技媒体を貸出す。このように、制御部が貨幣識別部に対して入金信号の再送を要求し、入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を所定時間内に受信したときに限り遊技媒体の貸出しを行うので、貨幣識別部に対して不正な操作を行うことが困難となり安全性が高まる。
請求項2に記載の発明は、投入される貨幣の真偽及びその金額を識別するとともに真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて排出する貨幣識別部と、前記貨幣識別部が排出した貨幣を回収する貨幣回収部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置であって、前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したときその金額情報を含む入金信号を生成し前記制御部へ送信する入金信号生成手段を備え、前記貨幣回収部は、前記貨幣識別部が排出した貨幣を検出し貨幣検出信号を前記制御部へ送信する貨幣検出手段を備え、前記制御部は、前記入金信号の受信に応じて前記入金許可を生成して前記貨幣識別部へ送信する入金許可手段と、前記入金許可を送信してから所定時間内に前記貨幣検出信号を受信したときに前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部へ送信する貸出許可手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技媒体貸出装置によれば、紙幣または硬貨である貨幣が遊技媒体貸出装置に投入されると、貨幣識別部はその貨幣の真偽を識別して真であると識別したとき投入された金額情報を含む入金信号を入金信号生成手段が制御部へ送信する。制御部の入金許可手段は入金信号の受信に応じて入金許可を貨幣識別部へ送信する。貨幣識別部は真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて貨幣回収部へ排出する。貨幣回収部の貨幣検出手段は貨幣識別部が排出した貨幣を検出すると、貨幣検出信号を制御部へ送信する。制御部は入金許可を送信してから所定時間内に貨幣検出信号を受信したときに、投入された貨幣の金額の範囲内での貸出し数の情報を含む貸出許可を媒体貸出部へ送信する。媒体貸出部は貸出許可を受信すると、貸出許可の信号が示す貸出し数の遊技媒体を貸出す。このように、制御部が貨幣識別部へ入金許可を送信し貨幣回収部から貨幣検出信号を所定時間内に受信したとき、すなわち投入された貨幣が貨幣識別機から実際に排出されたときに限り遊技媒体の貸出しを行うので、貨幣識別部等の不正な改造または投入金額の改ざん等の不正行為を防止し安全性が高まる。
請求項3に記載の発明は、投入される貨幣の真偽及びその金額を識別する貨幣識別部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置における遊技媒体貸出し方法であって、前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を前記制御部へ送信するステップと、前記制御部は、前記入金信号を受信したとき、当該入金信号と同一の情報を含む入金確認信号の送信を要求する信号である確認要求を前記貨幣識別部へ送信するステップと、前記貨幣識別部は、前記確認要求を受信したとき、前記入金信号と同一の情報を含む前記入金確認信号を前記制御部へ送信するステップと、前記制御部は、前記確認要求をしてから所定時間内に前記入金確認信号を受信したときに前記貸出許可を前記媒体貸出部へ送信するステップとを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技媒体貸出し方法によれば、紙幣または硬貨である貨幣が遊技媒体貸出装置に投入されると、貨幣識別部はその貨幣の真偽を識別し、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を制御部へ送信する。制御部は入金信号を受信したとき、当該入金信号と同一の情報を含む信号の再送を要求する確認要求を貨幣識別部へ送信する。貨幣識別部はこの確認要求を受信したとき、既に送信した入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を制御部へ送信する。制御部は確認要求をしてから所定時間内に入金確認信号を受信したときに、投入された貨幣の金額の範囲内での貸出し数の情報を含む貸出許可を媒体貸出部へ送信する。媒体貸出部は貸出許可を受信すると、貸出許可の信号が示す貸出し数の遊技媒体を貸出す。このように、制御部が貨幣識別部に対して入金信号の再送を要求し、入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を所定時間内に受信したときに限り遊技媒体の貸出しを行うので、貨幣識別部に対して不正な操作を行うことが困難となり安全性が高まる。
請求項4に記載の発明は、投入される貨幣の真偽及びその金額を識別するとともに真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて排出する貨幣識別部と、前記貨幣識別部が排出した貨幣を回収する貨幣回収部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置における遊技媒体貸出し方法であって、前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を前記制御部へ送信するステップと、前記制御部は、前記入金信号の受信に応じて前記入金許可を前記貨幣識別部へ送信するステップと、前記貨幣識別部は、真であると識別した貨幣を前記入金許可の受信に応じて前記貨幣回収部へ排出するステップと、前記貨幣回収部は、前記貨幣識別部が排出した貨幣を検出したとき、貨幣検出信号を前記制御部へ送信するステップと、前記制御部は、前記入金許可を送信してから所定時間内に前記貨幣検出信号を受信したときに、前記貸出許可を前記媒体貸出部へ送信するステップとを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の遊技媒体貸出し方法によれば、紙幣または硬貨である貨幣が遊技媒体貸出装置に投入されると、貨幣識別部はその貨幣の真偽を識別し、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を制御部へ送信する。制御部は入金信号の受信に応じて入金許可を貨幣識別部へ送信する。貨幣識別部は、真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて貨幣回収部へ排出する。貨幣回収部は貨幣識別部が排出した貨幣を検出したとき、貨幣検出信号を制御部へ送信する。制御部は入金許可を送信してから所定時間内に貨幣検出信号を受信したときに、投入された貨幣の金額の範囲内での貸出し数の情報を含む貸出許可を媒体貸出部へ送信する。媒体貸出部は貸出許可を受信すると、貸出許可の信号が示す貸出し数の遊技媒体を貸出す。このように、制御部が貨幣識別部へ入金許可を送信し貨幣回収部から貨幣検出信号を所定時間内に受信したとき、すなわち投入された貨幣が貨幣識別機から実際に排出されたときに限り遊技媒体の貸出しを行うので、貨幣識別部等の不正な改造または投入金額の改ざん等の不正行為を防止し安全性が高まる。
以上説明したように、本発明の遊技媒体貸出装置または遊技媒体貸出し方法によれば、例えば貨幣識別機の改造等による遊技媒体の不正な貸出しまたは売上額の改ざん等の不正行為を未然に防止し、遊技媒体貸出装置の安全性を高めることができる。
以下、本発明による好適な実施形態として、パチンコ機を遊技する際に使用する遊技球を、紙幣または硬貨の投入に応じて貸し出す玉貸機100(現金玉貸機)について、図面を参照しながら説明する。図2に示すように、本玉貸機100は、遊技場店舗(以下「ホール」という)の遊技島3において、並設されている複数のパチンコ機4に隣接してそれぞれ設けられている。なお、一のパチンコ機4とその正面から見て左側に隣接する玉貸機100とがペアとなっており、これらは通信可能に接続されている。各玉貸機100は、遊技島3の基台に設置されている取付フレーム311に対し着脱可能に装着される。
各玉貸機100の背面側には、玉貸機100に投入され真券として受け付けられた紙幣を遊技島3の端に設けられている不図示の紙幣回収装置へ搬送する紙幣搬送装置320と、同じく玉貸機100に正貨として受け付けられた硬貨を不図示の硬貨回収装置へ搬送する硬貨搬送装置330とが上下の所定位置にそれぞれ設けられている。
玉貸機100の構成を図3に基づいて説明する。なお、図3(a)は、玉貸機100の本体カバーが取り外された内部構造を表した側面図であって、遊技島3の取付フレーム311に装着された状態を示した図である。図3(b)は、フロントパネル101の外観構造を表した玉貸機100の正面図である。
図3(b)において、玉貸機100のフロントパネル101の上部には、紙幣を投入するための紙幣投入口102と、硬貨を投入するための硬貨投入口103と、投入金額及びエラーコード等を表示するLED表示器104が配置されている。また、玉貸機100のフロントパネル101の中央には、遊技球を排出する玉払出ノズル106が揺動自在に配置され、玉払出ノズル106の下には硬貨返却口107が配置されている。
図3(a)において、玉貸機100内の上部には、上述の紙幣投入口102から投入される紙幣が真の千円または一万円の紙幣かどうかを識別する紙幣識別機110が配置されている。紙幣識別機110の背面には、真券であると識別した紙幣を紙幣搬送装置320へ排出する図示しない紙幣出口が設けられている。なお、紙幣搬送装置320には、紙幣識別機110から排出された紙幣を検出する紙幣センサ321が設けられている。
紙幣識別機110の下方には玉払出ユニット113が配置されている。玉払出ユニット113と玉払出ノズル106とはガイド部材114で接続され、玉払出ユニット113がガイド部材114へ排出した遊技球が玉払出ノズル106から払出されるようになっている。また、玉払出ユニット113の排出部分には、玉払出センサ118が設けられている。玉払出センサ118は、玉払出ユニット113が排出する遊技球を検出するセンサであり、ガイド部材114へ向かって通過する遊技球を検出するとパルス信号(玉払出パルスPCNT)を生成し、後述する回線制御基板130を介して制御基板120へ送信する。
玉払出ユニット113の下方には、硬貨投入口103から投入された硬貨が正規の百円硬貨または五百円硬貨であるかどうか判別する硬貨識別機111が設置されている。また、硬貨投入口103とそれよりも下方にある硬貨識別機111との間にはガイド部材112が設けられ、硬貨投入口103から投入された硬貨がガイド部材112内を自重で落下しながら硬貨識別機111へガイドされる。
また、玉貸機100の背面には、図示しない硬貨出口が設けられており、硬貨識別機111により正規の硬貨であると判別され振り分けられた硬貨が当該硬貨出口からジャバラ管340を介して硬貨搬送装置330へ排出されるようになっている。更に、玉貸機100の内部には、硬貨識別機111と硬貨返却口107とを接続するガイド部材115が設けられ、硬貨識別機111により正規の硬貨ではないと判別され振り分けられた異物等がガイド部材115を介して硬貨返却口107から排出される。なお、硬貨搬送装置330には、硬貨識別機110から排出された硬貨を検出する硬貨センサ331が設けられている。
玉貸機100の下部には、玉貸機100の全体的な動作を集中制御する制御基板120と、ホール内のローカルの通信ネットワークに接続するための制御を行う回線制御基板130が配置されている。なお、回線制御基板130は、制御基板120とは独立して動作する回路基板であり、売上げ等に関する情報を収集してホールにおける情報管理コンピュータの一つであるホールサーバへ送信する。また、回線制御基板130は、収集した情報の改ざん等を防止して売上げ等の正確な情報をホールサーバへ送信できるように、制御基板120も含めて外部からは一切、収集した情報の操作編集ができないようにブラックボックス化されている。
次に、図4に示すブロック図を参照して、玉貸機100に設けられている制御システムについて説明する。
制御基板120にはCPUである中央制御部121が備えられ、半導体メモリであるROM122及びRAM123と、入出力部126と、シリアル通信制御部124とが基板にプリント配線されたバスを介して中央制御部121に接続されている。なお、中央制御部121は、ROM122に予め記憶されているシステムプログラムに従って演算処理を実行することで玉貸機100全体の動作制御を行っている。
入出力部126には、フロントパネル101に設けられているLED表示器104その他ランプ類を表示駆動する表示ドライバ125が接続され、これにより中央制御部121は、玉貸機100に投入された金額または動作異常の際のエラーコード等を表示ドライバ125を介してLED表示器104等に表示または報知させる。
また、入出力部126には、紙幣搬送装置320に設けられている紙幣センサ321と、硬貨搬送装置330に設けられている硬貨センサ331とが接続され、これらセンサの検出信号が入力される。
また、入出力部126には、紙幣識別機110と、硬貨識別機111と、玉払出ユニット113と、玉払出センサ118とが接続されている。これにより、制御基板120は、紙幣識別機110及び硬貨識別機111に対し入金を許可する信号等を送出し、玉払出ユニット113に対しては払出す遊技球の数を制御する制御コマンド等を送出する。
一方、各機器からの状態信号及び検出信号は、回線制御基板130を中継して制御基板120へ送信されるようになっている。ここで、回線制御基板130は、各機器からの入金に係る信号等を最初に受信し中継することで、これら信号に含まれる入金情報等、売上げに関する情報を収集し記録している。
また、回線制御基板130は、例えばRS232C等の通信規格に準拠するシリアル通信インタフェースを有するシリアル通信制御部124を介して制御基板120とシリアル通信可能に接続されている。
また、回線制御基板130は、玉貸機100に隣接するパチンコ機4と配線ケーブルで接続され、レディ信号等を交換し合うことで互いに動作確認を行っている。
また、回線制御基板130はLAN制御部131を備え、これにより、玉貸機100と上述したホールサーバ5とがホール内のローカルの通信ネットワーク7を介して接続され、各種データを取り交わす制御が行なわれる。
次に、図5を参照して、本玉貸機100の動作を説明する。なお、図5は、遊技島の取付フレーム311に装着された状態にある玉貸機100の側面を表している。
玉貸機100のフロントパネル101に設けられている紙幣投入口102から投入された紙幣が千円または一万円札の高額紙幣の真券であると紙幣識別機110が識別すると、当該紙幣は、取付フレーム311の背面側に設置されている紙幣搬送装置320へ排出される(ルートRA)。制御基板120は、紙幣識別機110からの入金情報が有効なものであると判断すると、投入された金額に相当する玉数の遊技球を払出す許可信号(GPM)を玉払出ユニット113へ送信する。玉払出ユニット113は、受信した許可信号に応じた玉数の遊技球を玉払出ノズル106から排出する(ルートRB)。
同様に、硬貨投入口103から投入された硬貨が正規の五百円または百円硬貨であると硬貨識別機111が識別した場合も、取付フレーム311の背面側に設けられているジャバラ管340を介して、識別された硬貨が硬貨搬送装置330へ排出される(ルートRC)。制御基板120は、硬貨識別機111からの入金情報が有効なものであると判断すると、投入された金額に相当する玉数の遊技球を払出す許可信号を玉払出ユニット113へ送信する。これにより、投入金額に応じた玉数の遊技球が玉払出ノズル106から排出される(ルートRB)。
硬貨識別機111により正規の硬貨ではないと判別された異物等は、硬貨返却口107から排出される(ルートRD)。
次に、本玉貸機100による、遊技球の詳細な払出しの動作を図6〜図8のフローチャート、並びに図9及び図10のブロック図を参照して説明する。なお、これらのフローチャートは、制御基板120の中央処理部(CPU)121が行う処理を示している。
始めに玉貸機100が貨幣投入待ちの状態において、当該玉貸機100に紙幣が投入され紙幣識別機110がこれを真券であると識別すると、この金額情報(例えば千円)を含む真券信号BI1を制御基板120へ送信する。また、玉貸機100に硬貨が投入され、硬貨識別機111がこれを正規の硬貨であると識別すると、硬貨識別機111は、その金額情報(例えば五百円または百円)を含む正貨信号CI1を制御基板120へ送信する。
図6において、制御基板120は、紙幣識別機110から送信される上述の真券信号BI1を受信すると(ステップS1:YES)、紙幣投入による払出し処理C1を開始する。また、硬貨識別機111から送信される正貨信号CI1が受信されると(ステップS2:YES)、硬貨投入による払出し処理C2へ処理が移行する。
まず、図7のフローチャート及び図9のブロック図に示される、紙幣投入による払出し処理C1を説明する。制御基板120は、紙幣識別機110から真券信号BI1を受信すると、確認のため、上述の真券信号BI1の再送を要求する旨の要求信号BRQを紙幣識別機110に対して送信する(ステップS101)。
紙幣識別機110では、要求信号BRQに応答して、上述の真券信号BI1と同一の情報内容を含む真券確認信号BI2を送信する。要求信号BRQの送信時から所定の時間(例えば1秒)を経過するまでに真券確認信号BI2が制御基板120に受信されなかった場合、若しくは再送された真券確認信号BI2が最初に受信した真券信号BI1の情報を含んでいない場合(ステップS102:NO)、ステップS103へ移行してエラー処理が行われる。ステップS103におけるエラー処理では、例えば、紙幣識別機110が異常状態にある旨、または紙幣識別機110に不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
制御基板120が真券信号BI1の情報内容を含む真券確認信号BI2を所定時間内に受信すると(ステップS102:YES)、紙幣識別機110へ入金許可信号BPMを送信する(ステップS104)。紙幣識別機110は、入金許可信号BPMを受信すると、投入されている紙幣を紙幣搬送装置320へ排出する。このとき、紙幣搬送装置320に設けられている紙幣センサ321が排出された紙幣を検出して紙幣検出信号BTSを制御基板120へ送信する。
ステップS104で、紙幣識別機110へ入金許可信号BPMを送信してから、何らかの異常により、所定時間(例えば3秒)内に紙幣検出信号BTSが制御基板120に受信されなかった場合(ステップS105:NO)、ステップS106へ移行してエラー処理が行われる。ステップS106におけるエラー処理では、例えば、紙幣識別機110から紙幣が排出されなかった旨、紙幣搬送装置320が異常状態にある旨、または紙幣識別機110若しくは紙幣搬送装置320に不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
制御基板120は、所定時間内に紙幣検出信号BTSを受信すると(ステップS105:YES)、玉払出ユニット113へ玉払出許可信号GPMを送信する(ステップS107)。このとき、制御基板120は、紙幣識別機110が送信した真券信号BI1及び真券確認信号BI2に示される投入金額に対し、所定の払出し数(単位金額当たりに払出す遊技球の数、例えば25個/100円)を乗じた数、すなわち払出しをすべき遊技球の数の情報を玉払出許可信号GPMに含ませる。
玉払出ユニット113では、玉払出許可信号GPMが示す数だけ遊技球を排出し、玉払出センサ118からは、払出された遊技球の数の玉払出パルスPCNTが制御基板120へ送信される。制御基板120は、玉払出パルスPCNTをカウントすることで、実際に玉払出ユニット113から排出し払出された遊技球の数を知ることができる(ステップS108)。
そして、制御基板120は、投入された金額と実際に払出された遊技球の玉数との整合性を検証する(ステップS109)。例えば、払出し数の規定値が25個/100円のとき、投入金額が1000円、払出された玉数が250個であれば整合性があるものと判定する。
ステップS109において整合性が有ると判定されると、紙幣投入による払出し処理が終了し、ステップS1からの貨幣投入待ちの状態へ戻る。
ステップS109において整合性が確認されない場合には、ステップS110のエラー処理へ移行し、例えば、玉払出ユニット113が異常状態にある旨、または玉払出ユニット113に不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
次に、図8のフローチャート及び図10のブロック図に示される、硬貨投入による払出し処理C2を説明する。制御基板120は、硬貨識別機111から正貨信号CI1を受信すると、確認のため、上述の正貨信号CI1の再送を要求する旨の要求信号CRQを硬貨識別機111に対して送信する(ステップS201)。
硬貨識別機111では、要求信号CRQに応答して、上述の正貨信号CI1と同一の情報内容を含む正貨確認信号CI2を送信する。要求信号CRQの送信時から所定の時間(例えば1秒)を経過するまでに正貨確認信号CI2が制御基板120に受信されなかった場合、若しくは再送された正貨確認信号CI2が最初に受信した正貨信号CI1の情報を含んでいない場合(ステップS202:NO)、ステップS203へ移行してエラー処理が行われる。ステップS203におけるエラー処理では、例えば、硬貨識別機111が異常状態にある旨、または硬貨識別機111に不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
制御基板120が正貨信号CI1の情報内容を含む正貨確認信号CI2を所定時間内に受信すると(ステップS202:YES)、硬貨識別機111へ入金許可信号CPMを送信する(ステップS204)。硬貨識別機111は、入金許可信号CPMを受信すると、投入されている硬貨を硬貨搬送装置330へ排出する。このとき、硬貨搬送装置330に設けられている硬貨センサ331が排出された硬貨を検出して硬貨検出信号CTSを制御基板120へ送信する。
ステップS204で、硬貨識別機111へ入金許可信号CPMを送信してから、何らかの異常により、所定時間(例えば3秒)内に硬貨検出信号CTSが制御基板120に受信されなかった場合(ステップS205:NO)、ステップS206へ移行してエラー処理が行われる。ステップS206におけるエラー処理では、例えば、硬貨識別機111から硬貨が排出されなかった旨、硬貨搬送装置330が異常状態にある旨、または硬貨識別機111、硬貨搬送装置330、若しくはジャバラ管340の何れかに不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
制御基板120は、所定時間内に硬貨検出信号CTSを受信すると(ステップS205:YES)、玉払出ユニット113へ玉払出許可信号GPMを送信する(ステップS207)。このとき、制御基板120は、硬貨識別機111が送信した正貨信号CI1及び正貨確認信号CI2に示される投入金額に対し、所定の払出し数を乗じた数、すなわち払出しをすべき遊技球の数の情報を玉払出許可信号GPMに含ませる。
玉払出ユニット113では、玉払出許可信号GPMが示す数だけ遊技球を排出し、玉払出センサ118からは、払出された遊技球の数の玉払出パルスPCNTが制御基板120へ送信される。制御基板120は、玉払出パルスPCNTをカウントすることで、実際に玉払出ユニット113から排出し払出された遊技球の数を知る(ステップS208)。
そして、制御基板120は、投入された金額と実際に払出された遊技球の玉数との整合性を検証する(ステップS209)。例えば、払出し数の規定値が25個/100円のとき、投入金額が500円、払出された玉数が125個であれば整合性があるものと判定する。
ステップS209において整合性が有ると判定されると、硬貨投入による払出し処理が終了し、ステップS1からの貨幣投入待ちの状態へ戻る。
ステップS209において整合性が確認されない場合には、ステップS210のエラー処理へ移行し、例えば、玉払出ユニット113が異常状態にある旨、または玉払出ユニット113に不正な操作がなされた旨のエラーコードをLED表示器104に表示して玉貸機100の動作を中断する。
かかる構成の玉貸機100及び遊技球の払出し方法によれば、制御基板120は、紙幣識別機110から入金信号としての真券信号BI1を受信した後、紙幣識別機110に対して真券信号BI1の再送を要求し、紙幣識別機110からこの要求に応じた真券確認信号BI2を所定時間内に受信したときに限り、入金処理及び遊技球の払出しの処理を行っている。したがって、仮に不正行為者が紙幣識別機110を不正に操作して、偽の入金信号(真券信号BI1)を制御基板120へ送出させても、所定時間内に真券確認信号BI2が送信されなければ遊技球の払出しがなされないので、紙幣識別機110に対するこのような不正行為が困難となる。また、硬貨識別機111においても同様の処理が行われるので、硬貨識別機111への不正行為も防止される。
また、制御基板120は、上述の真券信号BI1または正貨信号CI1等の入金信号が有効であると判定した後、紙幣識別機110または硬貨識別機111に対して入金許可の信号BPM、CPMを送信し、所定時間内に紙幣搬送装置320または硬貨搬送装置330から排出された貨幣の検出信号BTS、CTSを受信したときに限り、遊技球の払出しの処理を行っている。投入された貨幣が紙幣搬送装置320または硬貨搬送装置330へ実際に排出されなければ、遊技球の払出しをしないので、例えば紙幣識別機110または硬貨識別機111が不正に改造され、貨幣を投入せずに遊技球の払出しを行おうとする行為や、紙幣搬送装置320または硬貨搬送装置330までの経路内で紙幣または硬貨が抜取られる行為、更にはホール2側がこのような不正行為を行って売上げ実績等を改ざんする行為等が防止される。
なお、上述した実施の形態においては、パチンコ機4を遊技する際に用いる遊技球を現金の投入に応じて貸し出す玉貸機100について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、スロットマシンその他の遊技機で使用するメダル等の遊技媒体を貸し出す貸出機、また遊技媒体を物ではなく例えばクレジットと呼ばれる遊技者が可処分の電子的な価値情報として貸し出す貸出機にも適用することができる。
従来の玉貸機による遊技球の払出し動作を表すブロック図である。 本発明の一実施態様による、遊技島の構造を表す正面図である。 図3(a)は本発明の一実施態様による、玉貸機の構造を表す側面図、図3(b)はその正面図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の制御ブロック図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機の側面図でありその動作を説明するための図である。 本発明の一実施態様による、玉貸機における払出し動作を表すフローチャートである。 本発明の一実施態様による、玉貸機における払出し動作を更に表すフローチャートである。 本発明の一実施態様による、玉貸機における払出し動作を更に表すフローチャートである。 本発明の一実施態様による、払出し動作を行う玉貸機のブロック図である。 本発明の一実施態様による、払出し動作を行う玉貸機のブロック図である。
符号の説明
2…ホール、 3…遊技島、 4…パチンコ機、
100…玉貸機、 101…フロントパネル、
102…紙幣投入口、 103…硬貨投入口、
104…LED表示器、 106…玉払出ノズル、
107…硬貨返却口、 110…紙幣識別機、
111…硬貨識別機、 113…玉払出ユニット、
118…玉払出センサ、 120…制御基板、
121…中央制御部、 124…シリアル通信制御部、
126…入出力部、 130…回線制御基板、
311…取付フレーム、 320…紙幣搬送装置、
321…紙幣センサ、 330…硬貨搬送装置、
331…硬貨センサ、 340…ジャバラ管、
BI1…真券信号、 CI1…正貨信号、
BRQ、CRQ…要求信号、
BPM、CPM…入金許可信号、
BTS…紙幣検出信号、 CTS…硬貨検出信号、
GPM…玉払出許可信号、 PCNT…玉払出パルス

Claims (4)

  1. 投入される貨幣の真偽及びその金額を識別する貨幣識別部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置であって、
    前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したときその金額情報を含む入金信号を生成し前記制御部へ送信する入金信号生成手段と、前記制御部からの確認要求に応じて前記入金信号と同一の情報を含む入金確認信号を送信する確認信号生成手段とを備え、
    前記制御部は、前記貨幣識別部から送信される前記入金信号の受信に応じて前記入金信号と同一の情報を含む前記入金確認信号を要求する信号である前記確認要求を生成して前記貨幣識別部へ送信する確認信号要求手段と、前記確認要求を送信してから所定時間内に前記入金確認信号を受信したときに前記貸出許可を生成し前記媒体貸出部へ送信する貸出許可手段とを備えることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 投入される貨幣の真偽及びその金額を識別するとともに真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて排出する貨幣識別部と、前記貨幣識別部が排出した貨幣を回収する貨幣回収部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置であって、
    前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したときその金額情報を含む入金信号を生成し前記制御部へ送信する入金信号生成手段を備え、
    前記貨幣回収部は、前記貨幣識別部が排出した貨幣を検出し貨幣検出信号を前記制御部へ送信する貨幣検出手段を備え、
    前記制御部は、前記入金信号の受信に応じて前記入金許可を生成して前記貨幣識別部へ送信する入金許可手段と、前記入金許可を送信してから所定時間内に前記貨幣検出信号を受信したときに前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部へ送信する貸出許可手段とを備えることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  3. 投入される貨幣の真偽及びその金額を識別する貨幣識別部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置における遊技媒体貸出し方法であって、
    前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を前記制御部へ送信するステップと、
    前記制御部は、前記入金信号を受信したとき、当該入金信号と同一の情報を含む入金確認信号の送信を要求する信号である確認要求を前記貨幣識別部へ送信するステップと、
    前記貨幣識別部は、前記確認要求を受信したとき、前記入金信号と同一の情報を含む前記入金確認信号を前記制御部へ送信するステップと、
    前記制御部は、前記確認要求をしてから所定時間内に前記入金確認信号を受信したときに前記貸出許可を前記媒体貸出部へ送信するステップとを備えることを特徴とする遊技媒体貸出し方法。
  4. 投入される貨幣の真偽及びその金額を識別するとともに真であると識別した貨幣を入金許可の受信に応じて排出する貨幣識別部と、前記貨幣識別部が排出した貨幣を回収する貨幣回収部と、貸出許可が示す貸出し数の遊技媒体を当該貸出許可の受信に応じて貸出す媒体貸出部と、投入された貨幣の金額の範囲内での前記貸出し数の情報を含む前記貸出許可を生成して前記媒体貸出部に送信する制御部とを備える遊技媒体貸出装置における遊技媒体貸出し方法であって、
    前記貨幣識別部は、投入された貨幣が真であると識別したとき、その金額情報を含む入金信号を前記制御部へ送信するステップと、
    前記制御部は、前記入金信号の受信に応じて前記入金許可を前記貨幣識別部へ送信するステップと、
    前記貨幣識別部は、真であると識別した貨幣を前記入金許可の受信に応じて前記貨幣回収部へ排出するステップと、
    前記貨幣回収部は、前記貨幣識別部が排出した貨幣を検出したとき、貨幣検出信号を前記制御部へ送信するステップと、
    前記制御部は、前記入金許可を送信してから所定時間内に前記貨幣検出信号を受信したときに、前記貸出許可を前記媒体貸出部へ送信するステップとを備えることを特徴とする遊技媒体貸出し方法。
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