JP2005234948A - 能動型防振装置の振動制御方法及び振動制御装置 - Google Patents

能動型防振装置の振動制御方法及び振動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両のアイドル運転時から走行運転にわたって車両の振動を適正に抑制することができる防振装置の振動制御方法及び振動制御装置を提供する。
【解決手段】 振動除去システムを電気的に制御するエンジンマウント15の振動制御装置20は、マイクロコンピュータ等よりなり、周波数判定部21と、設定周波数判定切替部22と、マップ制御部23と、DXHS LMSフィルタを用いた適応制御部24とを備えている。周波数判定部21は、エンジンからのパルス信号を受けて、制御対象周波数ωであることを判定し、制御対象周波数の入力信号xを出力する。設定周波数判定切替部22は、入力信号xの周波数が、設定周波数fs以下か、fsより高いかを判定し、設定周波数fs以下の場合は、入力信号xをマップ制御部23に入力させ、設定周波数fsより大きい場合は、入力信号xを適応制御部24に入力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の振動を能動的に抑制する能動型防振装置の振動制御方法及び振動制御装置に関する。
従来、自動車の能動型防振装置であるアクチュエータ搭載エンジンマウントの振動制御方法としては、例えば、適応最小平均自乗フィルタ(以下、Filtered-X LMSフィルタと記す)、遅延調和シンセサイザ最小平均自乗フィルタ(以下、DXHS LMSフィルタと記す)等のデジタルフィルタを用いた適応制御法が採用されている(特許文献1,2参照)。適応制御法では、適応最小平均自乗フィルタ等のフィルタ係数を逐次更新することによってエンジンマウントを駆動するための制御信号の振幅及び位相補償を行うことにより、制御対象系からの出力で車両の振動による外力を抑制するものであり、振動の種類に応じた適正な制御が可能になる。
特開平8−44377号公報 特開2001−140974号公報
しかし、適応制御法による防振装置の振動制御方法の場合、フィルタ係数の逐次更新を行うことにより制御の応答性が遅くなり、自動車のアイドル運転状態のように振動数が50Hz程度以下の低い振動領域においては、乗員が振動を強く感じることにより乗り心地が損なわれるという問題がある。また、エンジンが車両のサブフレームに取り付けられているような場合、自動車の走行領域である50Hzより高い振動領域の特に80Hz以上の振動数領域においてサブフレームとエンジン振動との共振が生じる。このような共振振動が加わることにより、適応制御法では、制御の応答性が遅いことにより位相が不安定となる可能性があり、その場合には制御信号が発振を起こして制御不能になるおそれがある。
これに対して、適応制御法等を用いることにより、予め任意のエンジン回転数毎の最適フィルタ係数を求め、この最適フィルタ係数データをデータマップとして記憶し、この記憶されたデータマップをROM等の形で取り出して、車両の制御装置に適応して能動制御を行う、マップ制御法といわれる簡易な方法も行なわれている(特許文献3参照)。このマップ制御法によれば、パルス信号の周波数に応じてデータマップからデータを選択して制御信号を生成すればよいので、制御の応答性が良い。そのため、自動車のアイドル運転状態のように振動数が50Hz程度以下の低い振動領域において、振動が迅速に減衰させられるため、乗員が振動を強く感じることになく乗り心地が良好にされる。
特開平11−259147号公報
しかし、上記マップ制御法の場合、データマップの数が制限されるため、制御状態に応じて多数のデータマップを用意する必要がある制御に対しては、対応が困難になるという問題がある。例えば、自動車の走行状態のような振動数が高い振動領域においては、種々の運転状態項目が乗員の感知する振動に影響するため、マップ制御法では十分な対応が困難であり、そのために、車両の乗り心地が損なわれるという問題がある。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、車両のアイドル運転状態から走行運転状態にわたって車両の振動を適正に抑制することができる能動型防振装置の振動制御方法及び振動制御装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づいて制御信号を生成し、制御信号に基づいて車両に設けられた防振装置のアクチュエータを駆動して防振装置の加振力により車両の振動を抑制する能動型防振装置の振動制御方法において、パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下の場合には、予め設定周波数以下の周波数に対して防振装置について求められた制御信号のデータを記憶したデータマップを用いて、パルス信号の周波数に応じたデータをデータマップから選択して制御信号を生成し、パルス信号の周波数が設定周波数より高い場合には、適応制御法に基づいて制御信号を生成するようにしたことにある。
上記のように構成した第1の特徴においては、パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下の場合には、予め防振装置について求められた制御信号のデータを記憶したデータマップを用いて、パルス信号の周波数に応じたデータをデータマップから選択して迅速に制御信号を生成することができる。このようにマップ制御法は、制御の応答性が速いため、車両のアイドル運転状態のように振動数が50Hz程度以下の低い振動領域においておける振動を迅速に抑えることができる。そのため、乗員が低振動数領域の振動を感じることにより車両の乗り心地が損なわれるという問題が解消される。一方、パルス信号の周波数が設定周波数より高い車両の走行領域においては、適応制御法に基づいて自動車の様々な運転状態に適切に対応した制御信号を生成することができる。そのため、適応制御法では、適応最小平均自乗フィルタ等のフィルタ係数を逐次更新することによってエンジンマウントを駆動するための制御信号の振幅及び位相補償を行うことにより、制御対象系の伝達関数の出力で車両の振動による外力を抑制するものであり、振動の種類に応じた適正な制御が可能になる。
また、振動発生源が車両のサブフレームに搭載されている場合に、設定周波数より高く、かつ車両の振動に対してサブフレームが共振する共振周波数以上の周波数領域において、予め防振装置について求められた制御信号のデータを記憶した第2データマップを用意し、パルス信号の周波数が共振周波数以上のときは、適応制御法に代えて、パルス信号の周波数に応じたデータを第2データマップから選択して制御信号を生成するようにすることができる。
このように、振動発生源であるエンジンが車両のサブフレームに取り付けられているような場合、車両の走行領域である50Hzより高い振動領域の例えば80Hz程度以上の振動数領域においてサブフレームとエンジン振動との共振が生じ易いが、制御を適応制御法からマップ制御法に代えることにより、上記共振振動に対して迅速に応答して振動を減衰させることができる。そのため、共振周波数以上でのサブフレームとエンジン振動による制御信号の位相の不安定性を抑えることができ、制御信号の発振による制御不能状態の発生を防止することができる。
また、本発明の第2の特徴として、車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づいて制御信号を生成し、制御信号に基づいて車両に設けられた防振装置のアクチュエータを駆動して防振装置の加振力により車両の振動を抑制する防振装置の振動制御装置において、パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下の周波数領域に対して、予め防振装置について求めた制御信号のデータを記憶したデータマップ記憶部と、データマップ記憶部からパルス信号の周波数に応じたデータを選択して制御信号を生成する信号生成部とからなるマップ制御部と、パルス信号に対して、適応制御法に基づいて制御信号を生成する適応制御部と、パルス信号の周波数が設定周波数以下か否かを判定し、設定周波数以下の場合にはマップ制御部に、設定周波数より高い場合には適応制御部に切り替えて制御信号を生成させる設定周波数判定切替手段とを設けることができる。
この能動型防振装置の振動制御装置においては、設定周波数判定切替手段により、パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下か否かを判定し、設定周波数以下の場合にはマップ制御部に、設定周波数より高い場合には適応制御部に切り替えて制御信号を生成させることができる。これにより、設定周波数以下では、マップ制御部が、予め防振装置について求めた制御信号のデータを記憶したデータマップからパルス信号の周波数に応じたデータを選択して信号生成部により振幅制御信号を生成することができる。そのため,マップ制御法による応答性がはやい制御により、自動車のアイドル運転状態のように振動数が50Hz程度以下の低い振動領域においておける振動を迅速に抑えることができ、乗員が低振動数領域の振動を感じることにより乗り心地が損なわれるという問題が解消される。一方、設定周波数より高い周波数では、適応制御部が、パルス信号について適応制御法に基づいて制御信号を生成することができる。そのため、設定周波数より高い車両の走行領域においては、適応制御法に基づいて自動車の様々な運転状態に適切に対応した制御信号を生成することができる。
また、振動発生源が車両のサブフレームに搭載されており、設定周波数より高く、かつ車両の振動に対してサブフレームが共振する共振周波数以上の周波数領域において、予め防振装置について求めた制御信号のデータを記憶した第2データマップ記憶部をマップ制御部に設け、パルス信号の周波数が共振周波数以上か否かを判定し、共振周波数以上の場合には適応制御部からマップ制御部に切り替えて制御信号を生成させる共振周波数判定切替手段を設けることができる。
このように、エンジンが車両のサブフレームに取り付けられているような場合、パルス信号の周波数が車両振動とサブフレームとが共振する共振周波数以上になると、共振周波数判定切替手段により共振周波数以上と判定され、適応制御部からマップ制御部に切り替えられ、マップ制御部において第2データマップからパルス信号の周波数に応じたデータが選択され、このデータに基づいて制御信号が生成される。このように、制御を適応制御部からマップ制御部に代えることにより、上記共振振動に対して迅速に応答して振動を減衰させることができる。そのため、共振周波数以上でのサブフレームとエンジン振動による制御信号の位相の不安定性を抑えることができ、制御信号の発振による制御不能状態の発生を防止することができる。
本発明によれば、振動発生源からのパルス信号の周波数を、所定の設定周波数例えば車両のアイドル運転状態と走行運転状態の境界での振動周波数で区別し、設定周波数以下では振動制御をマップ制御により行わせ、設定周波数より高いときは振動制御を適応制御法により行わせるようにした。これにより、本発明においては、マップ制御における応答性の速い利点と、適応制御における走行時の複雑な運転状態に対応した適正な制御が可能な利点とを合わせて、車両の広い運転領域全体において適正な振動制御が可能にされた。
また、本発明によれば、振動発生源が車両のサブフレームに取り付けられているような場合、パルス信号の周波数が共振周波数以上になると、適応制御法からマップ制御法に代えられるため、振動の共振に対して迅速に応答して振動を減衰させることができ、制御信号の発振による制御不能状態の発生を確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は、実施例1に係るガソリンエンジン車両Mの振動除去システムの構成を模式図により概略的に示し、図2は振動制御装置による振動除去のための制御形態をブロック図により示し、図3は振動制御装置により実行される「振動制御プログラムI」のフローチャートを示したものである。
車両Mは、車体10に振動発生源であるエンジン11を支持する能動型防振装置であるアクチュエータ搭載エンジンマウント(以下、エンジンマウントと記す)15を搭載している。エンジンマウント15は、筒状のケース(図示しない)内に、防振ゴムの変位によりエンジンの動的変位を制御するソレノイド等の電磁アクチュエータ16を備えている。なお、アクチュエータとしては、エンジンマウントに設けた空気室内の圧力を負圧側と大気圧側等の異なった圧力に切り替えて加振力を発生させる空気圧式アクチュエータであってもよい。エンジンンマウント15は、下方の図示しない固定軸によって車体10に固定され、上方の図示しない固定軸をエンジン11に取り付けることにより、エンジン11を支持している。エンジン11のクランク軸には、回転パルスセンサ12が設けられており、回転パルスセンサ12は、クランク軸回転パルス信号を出力し、これに基づいて後述する振動制御装置20は、入力信号の基本周波数を決定する。また、エンジンマウント15には、マウントに加わる荷重を検出するロードセンサ13が取り付けられている。なお、ロードセンサ13の代りに、圧力センサ、加速度センサ等を用いることも可能である。
振動除去システムを電気的に制御するエンジンマウント15の振動制御装置20は、マイクロコンピュータ等よりなり、周波数判定部21と、設定周波数判定切替部22と、マップ制御部23と、DXHS LMSフィルタを用いた適応制御部24とを備えている。周波数判定部21は、エンジンからのパルス信号を受けて、制御対象周波数fであることを判定し、制御対象周波数fの制御対象信号を選択して入力信号xとして出力する。設定周波数判定切替部22は、入力信号xの周波数が、設定周波数fs(本実施例ではエンジンのアイドル回転領域と走行回転領域の境界である50Hz)以下か、fsより高いかを判定する機能を有すると共に、設定周波数fs以下の場合は、入力信号x1をマップ制御部23に入力させ、設定周波数fsより大きい場合は、入力信号x2を適応制御部24に入力させる、制御をマップ制御部23と適応制御部24とに切り替える制御切替機能とを有している。
振動制御装置20の入力側には、上記回転パルスセンサ12及びロードセンサ13が接続されている。振動制御装置20のマップ制御部23及び適応制御部24の出力側には、制御信号yを駆動信号に変換する駆動装置26が接続され、駆動装置26の出力側にはエンジンマウント15の電磁アクチュエータ16が接続されている。駆動装置26は、例えば正弦波の振幅をパルス幅に変更するパルス幅変調(PWM)により変調されたPWM信号を出力するパルス幅変調信号生成回路と、いわゆるHブリッジ回路により構成された駆動回路とを備えており、制御信号yを正弦波駆動信号に変換して出力するものである。この駆動信号によりアクチュエータ16が駆動され、それによりエンジンマウント15から加振力が発生するのである。振動制御装置20は、図3に示す「振動制御プログラムI」の実行を、上記回転パルスセンサ12、ロードセンサ13、駆動装置26等との協働により行うものである。
マップ制御部23は、図2に示すように、入力信号x1を受けてその周波数に応じて信号生成部31においてデータマップROM(1)32のフィルタ係数を選択し、フィルタ係数により振幅補償及び位相補償された正弦波信号を合成し、制御信号y1として駆動装置26に出力する。制御信号y1は、制御対象系(伝達関数G)37において処理されて、処理信号z1が出力され、この処理信号z1によりエンジンの振動等である伝達系(G′)38を経た外力dの抑制が行われる。なお、本実施例では、データマップROM(1)32に格納される設定周波数fs以下の周波数でのフィルタ係数データについては、適応制御部24を利用して簡易に求められるが、これに限らず、他の測定方法により求めてデータマップROMに記憶させてもよい。また、データマップとしては、単一のものではなく、エンジンコントロールユニット等から得られるエアコンオンオフ、シフトポジション、水温等の車両の状態検出信号から、それらの状態毎の最適フィルタを得て、複数のデータマップとし、運転状態毎にデータマップを切り替えて使用することもできる。これにより、さらに安定なマップ制御を行うことが可能である。
適応制御部24は、図2に示すように、制御対象信号x2を振幅補償係数及び位相補償係数の関数である適応フィルタ(W)33のフィルタ係数により振幅補償及び位相補償し、この振幅及び位相の正弦波の制御信号y2として駆動装置26に出力する。制御信号y2は、制御対象系(伝達関数G)37において処理されて、制御対象系37から処理信号z2が出力される。処理信号z2にエンジンの振動等である伝達系(G′)38を経た外力dが加算され、観測値としてロードセンサ13により検出されるが、振動制御においてはロードセンサ13の検出値の目標は0であり、目標との差が誤差信号eになる。
この誤差信号eと制御対象系の推定伝達関数34の推定値を用い、デジタルフィルタ35により適応フィルタ(W)33が逐次更新される。推定伝達関数34は、予めインパルス応答測定、周波数掃引加振試験等によって得られるもので、適応フィルタ33の更新時に引用される。このように、任意の回転数(周波数)毎の最適フィルタ係数を求め、フィルタ係数により振幅補償及び位相補償され、かつ正弦波信号に合成されて出力された制御信号y2が、制御対象系(伝達関数G)37へ入力されて処理信号z2が出力され、この処理信号z2により、エンジンの振動等である伝達系(G′)38を経た外力dの抑制が行われる。
つぎに、上記実施例1の動作について説明する。
エンジン11の運転開始により、振動制御装置20は、図3に示す「振動制御プログラムI」の実行を開始する。エンジン11からのクランク軸回転パルスが回転パルスセンサ12により検出され、パルス信号sが振動制御装置20に入力される。周波数判定部21において、パルス信号sの制御対象周波数がfであると判定され、制御対象周波数fの正弦波の入力信号xを生成される(ステップ40〜42)。つぎに、設定周波数判定切替部22において、設定周波数fsが読み込まれ、この入力信号xの制御周波数fが設定周波数fs以下か否かが判定される(ステップ43〜44)。現時点では、エンジン11がアイドル運転状態にあり、したがって、制御対象周波数fは50Hz以下になっているため、設定周波数fs以下と判定され、入力信号x1はマップ制御部23に出力される(ステップ44〜45)。
マップ制御部23では、データマップROM(1)32から周波数に対応したフィルタ係数が選択され、このフィルタ係数により入力信号x1が振幅補償及び位相補償され、正弦波制御信号y1として駆動装置40に出力される(ステップ46〜49)。この制御信号y1が、駆動装置26で正弦波駆動信号に生成されて、電磁アクチュエータ16を駆動することにより、アイドル運転領域における車室内の振動を迅速に抑えることができる。このようにマップ制御部23は、入力信号に対する応答性が速いため、車両のアイドル運転状態のように振動数が50Hz程度以下の低い振動領域の振動を迅速に抑えることができ、そのため、乗員が低振動数領域の振動を感じることにより乗り心地が損なわれるという問題が解消される。
一方、車両がアイドル運転状態から走行運転状態に移ることにより、入力パルス信号sの周波数が設定周波数fsである50Hzより高くなると、設定周波数判定切替部22において、入力信号xの制御周波数fが設定周波数fsより高いと判定され(ステップ44)、入力信号x2は適応制御部24に出力される(ステップ50)。適応制御部24では、上述したようにデジタルフィルタ35により逐次更新された適応フィルタ(W)33のフィルタ係数により入力信号x2の振幅位相制御が行われ、適正な振幅及び位相を有する制御信号y2として出力される(ステップ51〜52)。その結果、車両の走行運転状態においては、適応制御部24において、車両の様々な運転状態に適切に対応した制御信号y2を生成することができ、制御対象系37の出力で車両の振動による外力を抑制することにより、運転状態での振動の種類に応じた適正な振動の抑制制御が可能になる。
以上に説明したように、実施例1においては、振動発生源11からの入力パルス信号sの周波数fを、車両のアイドル運転状態と走行運転状態の境界である設定周波数fsで区別し、設定周波数fs以下では振動制御をマップ制御部23により行わせ、設定周波数fsより高いときは振動制御を適応制御部24により行わせるようにした。これにより、実施例1においては、マップ制御部23における応答性の速い利点と、適応制御部24における走行時の複雑な運転状態に対応した適正な制御が可能な利点とを合わせて、車両の広い運転領域全体において適正な振動制御が可能にされた。
つぎに、実施例2について説明する。
実施例2においては、エンジン11が車両のサブフレーム(図示しない)に取り付けられている場合に、車両の走行領域である50Hzより高い周波数領域の特に80Hz以上の周波数領域においてサブフレームとエンジン振動との共振が生じる場合に対処しようとするものである。実施例2では、設定周波数fsより高くサブフレームに共振する共振周波数fsrである80Hz以上の周波数領域において、予め上記適応制御部24を用いて制御信号のデータマップが求められ、データマップを格納したデータマップROM(2)32aが信号生成部31に接続されている。
また、実施例2では、設定周波数判定切替部22に、設定周波数fsの判定に加えて、パルス信号sの周波数fが共振周波数fsr以上であるか否かを判定し、共振周波数fsr以上のときは、接続を適応制御部24からマップ制御部23に切り替える共振周波数判定切替手段としての機能が加えられている。さらに、振動制御装置20により実行されるプログラムが図4に示すような「振動制御プログラムII」に変更された。その他の振動制御系の構成については、上記実施例1と同様である。
つぎに、上記実施例2の動作について説明する。
エンジン11の運転開始により、振動制御装置20は、図4に示す「振動制御プログラムII」の実行を開始する。エンジン11からのクランク軸回転パルスが回転パルスセンサ12により検出され、パルス信号sが振動制御装置20に入力される。周波数判定部21において、パルス信号sの制御対象周波数がfであると判定され、制御対象周波数fの入力信号sが生成される(ステップ40〜42)。つぎに、設定周波数判定切替部22において、この入力信号xの制御周波数fが設定周波数fs以下か否かが判定される(ステップ43〜44)。ここで、車両がアイドル運転状態、あるいは走行運転状態で制御対象周波数fが80Hzの共振周波数より低くサブフレームとの共振が問題にならない場合には、上記実施例1と同様の動作が実行される。
車両が走行運転状態において入力パルス信号の周波数が共振周波数fsrである80Hzより高くなると、設定周波数判定切替部22において、この入力信号xの制御周波数fが共振周波数fsr以上であると判定され(ステップ44,53)、入力信号xは適応制御部24からマップ制御部23に切り替えて出力される(ステップ57)。マップ制御部23では、データマップROM(2)32aから周波数fに対応したフィルタ係数が選択され、このフィルタ係数によりに入力信号x1が振幅補償及び位相補償され、正弦波制御信号y1として出力される(ステップ58〜59)。この制御信号y1が、駆動装置26で正弦波駆動信号に生成されて、電磁アクチュエータ16を駆動することにより、共振周波数fsr以上の周波数領域における振動を迅速に抑えることができる。
以上に説明したように、実施例2においては、エンジン11が車両Mのサブフレームに取り付けられているような場合、パルス信号sの周波数が共振周波数fsr以上になると、共振周波数判定切替手段である設定周波数判定切替部22により共振周波数以上と判定され、適応制御部24からマップ制御部23に切り替えられ、マップ制御部23においてデータマップROM(2)32aから入力信号x1の周波数に応じたデータが選択され、このデータに基づいて制御信号y1が生成される。ここで、マップ制御部23は、入力信号に対する応答性が速いため、上記共振振動に対して迅速に応答して振動を減衰させることができる。そのため、実施例2においては、上記実施例1の作用効果に加えて、車両走行時における80Hz以上の高い周波数での車両振動とサブフレームとの共振振動による制御信号yの位相の不安定性を抑えることができ、制御信号yの発振による制御不能状態の発生を防止することができる。
なお、上記各実施例においては、入力信号として正弦波信号が用いられているが、これに限らずパルス信号を用いることも可能である。また、上記各実施例においては、適応フィルタとしてDXHS LMSフィルタを用いているが、Filtered-X LMSフィルタ等の他の適応フィルタを用いてもよい。その他、上記各実施例については一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。
本発明は、車両のアイドル運転状態と走行運転状態のような車両振動の周波数領域の違いに応じて、振動制御をマップ制御と適応制御法に切り替えて行うようにしたことにより、両制御法の利点を合わせて、車両の広い運転領域全体において適正な振動制御が可能にされたので、有用である。また、本発明は、パルス信号の周波数が共振周波数以上になると、適応制御法からマップ制御法に代えることにより、車両振動とサブフレームとの共振に対して迅速に振動を減衰させ、制御信号の発振による制御不能状態の発生を確実に防止できるので有用である。
本発明の実施例1であるガソリンエンジン車Mの振動除去システムの構成を概略的に示す模式図である。 振動制御装置による振動除去のための制御形態を概略的に示すブロック図である。 振動制御装置により実行される「振動制御プログラムI」のフローチャートである。 実施例2である振動制御装置により実行される「振動制御プログラムII」のフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン、12…回転パルスセンサ、13…ロードセンサ、15…エンジンマウント、16…電磁アクチュエータ、20…振動制御装置、21…周波数判定部、22…設定周波数判定切替部、23…マップ制御部、24…適応制御部、26…駆動装置、32…データマップROM(1)、32a…データマップROM(2)。

Claims (4)

  1. 車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づいて制御信号を生成し、該制御信号に基づいて車両に設けられた防振装置のアクチュエータを駆動して該防振装置の加振力により車両の振動を抑制する能動型防振装置の振動制御方法において、
    前記パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下の場合には、予め該設定周波数以下の周波数に対して前記防振装置について求められた前記制御信号のデータを記憶したデータマップを用いて、該パルス信号の周波数に応じたデータを該データマップから選択して前記制御信号を生成し、
    前記パルス信号の周波数が前記設定周波数より高い場合には、適応制御法に基づいて前記制御信号を生成するようにした
    ことを特徴とする能動型防振装置の振動制御方法。
  2. 前記振動発生源が車両のサブフレームに搭載されている場合に、前記設定周波数より高く、かつ車両の振動に対して前記サブフレームが共振する共振周波数以上の周波数領域において、予め前記防振装置について求められた前記制御信号のデータを記憶した第2データマップを用意し、前記パルス信号の周波数が前記共振周波数以上のときは、前記適応制御法に代えて、該パルス信号の周波数に応じたデータを前記第2データマップから選択して前記制御信号を生成するようにしたことを特徴とする前記請求項1に記載の能動型防振装置の振動制御方法。
  3. 車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づいて制御信号を生成し、該制御信号に基づいて車両に設けられた防振装置のアクチュエータを駆動して該防振装置の加振力により車両の振動を抑制する能動型防振装置の振動制御装置において、
    前記パルス信号の周波数が所定の設定周波数以下の周波数領域に対して、予め前記防振装置について求めた前記制御信号のデータを記憶したデータマップ記憶部と、該データマップ記憶部から前記パルス信号の周波数に応じたデータを選択して前記制御信号を生成する信号生成部とからなるマップ制御部と、
    前記パルス信号に対して、適応制御法に基づいて前記制御信号を生成する適応制御部と、
    前記パルス信号の周波数が前記設定周波数以下か否かを判定し、該設定周波数以下の場合には前記マップ制御部に、該設定周波数より高い場合には前記適応制御部に切り替えて制御信号を生成させる設定周波数判定切替手段と
    を備えたことを特徴とする能動型防振装置の振動制御装置。
  4. 前記振動発生源が車両のサブフレームに搭載されており、前記設定周波数より高く、かつ車両の振動に対して前記サブフレームが共振する共振周波数以上の周波数領域において、予め前記防振装置について求めた前記制御信号のデータを記憶した第2データマップ記憶部を前記マップ制御部に設け、前記パルス信号の周波数が共振周波数以上か否かを判定し、該共振周波数以上の場合には前記適応制御部から前記マップ制御部に切り替えて制御信号を生成させる共振周波数判定切替手段を設けたことを特徴とする前記請求項3に記載の能動型防振装置の振動制御装置。
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