JP2005233980A - 音楽再生装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】操作パネル34から停止操作が行われると、CPU20はDSP22に再生停止指示を送るとともに、現在再生されている音声データの「曲番号」および当該音楽データの先頭から停止位置までの「再生済セクタ数」をワークエリア32bに記録する。再生操作が行われると、CPU20は「再生済セクタ数」を予め決定された「規定値」と比較し、「規定値」よりも小さいときには「再生済セクタ数」を「0」にする。また、当該音楽データの「総セクタ数」から「再生済みセクタ数」を減じて求めた「残りセクタ数」を「規定値」と比較し、「規定値」よりも小さいときには「再生済セクタ数」を「0」にするとともに「曲番号」を1だけ大きくする。そして、「曲番号」に相当する音楽データを「再生済セクタ数」の次のセクタから再生する。
【効果】快適に音楽データを鑑賞することができる。
【選択図】 図1
【効果】快適に音楽データを鑑賞することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、音楽再生装置に関し、特にたとえば、記憶媒体に記憶されている複数の音楽信号を再生する、音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の音楽再生装置では、音楽信号の再生中に再生を一旦停止しても、停止された位置から音楽信号を再生できるレジューム機能を備えたものがあった。しかし、従来の音楽再生装置のレジューム機能は、音楽信号のどのような位置で再生が停止されても、停止されたその位置から音楽信号を再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレジューム機能を備えた音楽再生装置では、音楽信号の再生中の停止が、音楽信号の先頭近くや末尾近くで行われたときにも、停止されたその位置から再生される。そのため、前者のときには再生位置が先頭近くであるにもかかわらず途中から再生され、後者のときには末尾近くでボーカルが終了して伴奏のみであったり無音状態であったりするにも関わらず再生が続けられるという状態が発生し、快適に音楽信号を鑑賞することができなかった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、音楽信号を快適に鑑賞できる、音楽再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、再生開始指示が与えられたとき複数曲の音楽信号のいずれか1つの再生を開始し、再生停止指示が与えられたとき再生を停止する音楽再生装置において、再生が停止された音楽信号の再生停止位置を検出する検出手段、再生が停止された音楽信号の先頭位置と再生停止位置との差分が第1所定値よりも小さいとき当該先頭位置を再生開始位置として決定する第1決定手段、および再生が停止された音楽信号の末尾位置と再生停止位置との差分が第2所定値よりも小いとき別の音楽信号の先頭位置を再生開始位置として決定する第2決定手段を備えることを特徴とする、音楽再生装置である。
【0006】
【作用】
この発明においては、再生停止指示が与えられたときの音楽信号の再生停止位置に応じて、次に再生指示が与えられたときに再生する音楽信号および音楽信号の再生開始位置を決定する。つまり、音楽信号の再生中に再生停止指示が与えられると、検出手段はそのとき再生されていた音楽信号の再生位置を再生停止位置として検出する。
【0007】
そして、第1決定手段は、再生停止位置が予め設定された第1所定値よりも小さいときに、再生停止位置が属する音楽信号の先頭の位置を再生開始位置に決定する。また、第2決定手段は、再生停止位置と音楽信号の末尾位置との差分、つまり音楽信号の未再生分が予め設定された第2所定値よりも小さいときに、再生開始位置を再生停止位置が属する音楽信号とは別の音楽信号の先頭の位置を再生開始位置に決定する。
【0008】
したがって、再生停止位置が音楽信号の先頭位置付近であるときには当該音楽信号の先頭を再生開始位置とし、また、再生停止位置が音楽信号の末尾位置付近であるときには当該音楽信号の残り部分の再生を行わないように、次に再生する予定になっている音楽信号などの別の音楽信号の先頭位置を再生開始位置とすることができる。
【0009】
この発明の好ましい実施例では、音楽信号は圧縮されかつ暗号化された信号であり、圧縮の伸長および暗号の解読が可能な音楽信号の先頭位置のみが第2決定手段によって再生開始位置として決定される。つまり、特定手段は、再生が停止された音楽信号以外の音楽信号以外の信号の中から暗号解読と圧縮の伸長が可能な音楽信号を1つ特定し、再生開始位置決定手段は、特定手段によって特定された音楽信号の先頭位置を再生開始位置として決定する。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、音楽信号の再生停止位置が、当該音楽信号の先頭位置付近であるときには、当該音楽信号を始めから聞くことができるように再生開始位置を当該音楽信号の先頭位置に決定し、再生停止位置が、当該音楽信号の末尾位置付近であるときには、無音状態などを避けられるように再生開始位置を当該音楽信号と別の音楽信号の先頭位置に決定する。したがって、快適に音楽信号を鑑賞することができる。
【0011】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】
この実施例では、音楽再生装置として図1に示すポータブルプレーヤ10が用いられ、このポータブルプレーヤ10は、メモリカード18に記録された音楽データ(音楽信号)を再生する。このポータブルプレーヤ10は、図1および図2に示すように、パーソナルコンピュータのような通信装置400に接続される。通信装置400は、電話回線などを通じてインターネット100と接続され、ポータブルプレーヤ10のオペレータは、インターネット100を介した複数のWEBサイト300a,300b…,300nにアクセスできる。
【0013】
これらのWEBサイトのうち、WEBサイト300aは音楽データの配信を行うサイトである。オペレータがパーソナルコンピュータ(PC)などの通信装置400をWEBサイト300aにアクセスして所望の曲(音楽)を発注すると、WEBサイト300aは、受注した曲の発送をインターネット上のデータベースサーバ200に要求する。すると、データベースサーバ200は、要求された曲の音楽データを含むオーディオファイルを発注もとの通信装置400に送信する。受信されたオーディオファイルは、通信装置400のハードディスクなどに保存される。なお、オーディオファイルは、1曲分の音楽データを含んでいる。したがって、オペレータがアルバム単位などで曲を発注すると、アルバムに含まれる曲の対応する数のオーディオファイルが通信装置400に送信される。
【0014】
通信装置400にダウンロードされたオーディオファイルは、入力端子12を通してポータブルプレーヤ10に入力され、インタフェース14を介して、スロット16に装着されたメモリカード18に記録される。メモリカード18は、MMC(multi media card)などの着脱自在な半導体メモリである。
【0015】
ポータブルプレーヤ10は、こうしてメモリカード18に記録された音楽データを再生する。ただし、再生する音楽データ(オーディオファイル)を入手する方法は、インターネットを介してデータベースサーバ200からダウンロードする方法の他に、CD500から読みだしてメモリカード18に記録する方法や、オーディオファイルがあらかじめ記録されているメモリカード18を購入する方法などもある。
【0016】
メモリカード18には、図3に示す要領で複数のオーディオファイルが格納され、各オーディオファイルの構成は図4に示すようになっている。つまり、オーディファイルは、データの先頭から、ヘッダ,セキュリティ情報,コンテンツ情報,付加情報および音楽データが並ぶ構成である。音楽データは圧縮および暗号化された状態でオーディオファイルの末尾に含まれている。ヘッダには、オーディオデータの総データ量の情報が含まれている。
【0017】
セキュリティ情報は、暗号化された音楽データを復号する復号鍵情報であり、同時にオーディオファイルが不正に複製された音楽データを再生させないためのセキュリティ機能でもある。
【0018】
また、コンテンツ情報には、音楽データがどのようなフォーマットで圧縮されているかを示す圧縮フォーマット情報、付加情報に含まれる内容を記憶した付加情報管理テーブル、そしてアーティスト名,曲名,アルバム名,作曲家名,プロディユーサ名などのように、このオーディオファイルに関連する情報が含まれる。
【0019】
そして、付加情報には、音楽データの圧縮を伸長するためのデコードソフト(復号プログラム)、音楽の曲調を調整するためのイコライザソフト、アーティストの画像データ、アーティストのメッセージ,アルバム作成時のエピソードなどのテキストデータが含まれる。
【0020】
音楽データを圧縮している圧縮フォーマットには、MP3(MPEG-1 Audio Laye3),TwinVQ(Transform domain Weighed interleave vector quantization),AAC(MPEG2/Advanced Audio Coding),AC−3(Dolby Digital),ePACなどの複数のフォーマットがある。そこで、オーディオファイルがどの圧縮フォーマットで圧縮されているか判別するため、オーディオファイルに含まれる音楽データがePACフォーマットで圧縮されているときには、圧縮フォーマット情報は“ePAC”を示し、音楽データがMP3フォーマットで圧縮されているときには、圧縮フォーマット情報は“MP3”を示すようになっている。
【0021】
また、対応する圧縮フォーマットが同じであっても、再生装置に設けられたDSP(Digital Signal Processor)のタイプによって、使用できるデコードソフトが異なる。DSPのタイプとしては、処理を行う演算のビット数の違い(たとえば、16ビット演算と24ビット演算など),メーカーの違い,ロジックの違いなどがある。したがって、DSPが16ビット演算を行うプロセサであれば、タイプAのデコードソフトしか起動せず、DSPが24ビット演算を行うプロセサであれば、タイプBのデコードソフトしか起動しないという具合に使用できるデコードソフトが異なる。このため、付加情報に含まれるデコードソフトがePACフォーマットに従いかつ16ビット演算のDSPに対応している場合、付加情報管理テーブルには、たとえば“ePACデコードソフト−タイプA”のデコードソフト情報が含まれる。また、16ビット演算および24ビット演算のいずれのDSPにも対応できるように、ePACフォーマットに従う2つのデコードソフトが付加情報に含まれているときには、付加情報管理テーブルには、たとえば“ePACデコードソフト−タイプA”および“ePACデコードソフト−タイプB”というデコードソフト情報が含まれる。以上からも分かるように、デコードソフト情報は、圧縮フォーマット情報およびタイプ情報を含む概念である。
【0022】
この実施例では、好ましくは、タイプAおよびタイプBの両方に対応し、かつ共通の圧縮フォーマットに従うデコードソフトがオーディオファイルに収納される。この場合、付加情報管理テーブルには、たとえば図5に示す情報が格納される。図5によれば、付加情報1(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプB”であり、付加情報2(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプA”であり、付加情報3が“アーティストのコメント(TEXT)”である。オーディオファイルに1つのデコードソフトしか収納されず、代わりに各曲に適した特殊効果を発揮するためのDSPソフトが収納される場合もあり、このとき付加情報管理テーブルには、たとえば図6に示す情報が格納される。図6によれば、付加情報1(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプA”であり、付加情報2が“バーチャルサウンドソフト−タイプA”であり、付加情報3が“アーティスト画像(JPEG)”である。なお、バーチャルサウンドソフトは、たとえばコンサートで録音された曲に臨場感を持たせて再生するときに有効である。
【0023】
デコードソフトならびに関連する圧縮フォーマット情報および付加情報をオーディオファイルに格納する方法としては、次の2つが考えられる。1つ目は、データベースサーバ200側でデコードソフト,圧縮フォーマット情報およびデコードソフト情報をオーディオファイルに格納する方法であり、2つ目は、通信端末400がWEBサイト300aまたはデータベースサーバ200から複数のデコードソフトをあらかじめ入手しておき、オーディオファイルの購入時に、対応するデコードソフト,圧縮フォーマット情報およびデコードソフト情報をこのオーディオファイルに格納する方法である。また、CD500(図2)を通信装置400で読み出してメモリカード18に記録する場合には、図4に示す構造のオーディオファイル(デコードソフトを付加情報に含む)を通信端末400で作成する。したがって、いずれの場合にも、オーディオファイルの付加情報に、音楽データを伸長するデコードソフトが前もって収納される。
【0024】
メモリカード18に記録された音楽データがポータブルプレーヤ10によって順次再生されるが、ポータブルプレーヤ10は、音楽データの再生中に電源を遮断するなどして再生を停止しても音楽データの再生位置を記憶しておき、次回に停止位置から再生できるレジューム(resume)機能を備えている。しかし、このポータブルプレーヤ10のレジューム機能は、単に停止位置からそのまま再生するだけでなく、停止位置の音楽データ上の位置によってその再生開始位置を変更する。
【0025】
ポータブルプレーヤ10に含まれるCPU20は、オーディオファイルを再生するとき、図8および図9に示すフロー図に従って処理を行う。
【0026】
オペレータがポータブルプレーヤ10の操作パネル34のプレイキー(図示せず)をオンにすると、ポータブルプレーヤ10に電源が投入される(ステップS1)。するとCPU20は、ステップS3において、メモリカード18から図3に示したファイル管理情報を読み出してメモリ32に記録する。このファイル管理情報は、メモリカード18内に記憶されたデータファイルを管理する情報であり、これによって各データファイルにどのような種類のデータが格納されているかが把握される。なお、メモリ32としては、電気的な方法で内容の消去が可能なEEPROM(electrical erasable PROM)を使用することができる。
【0027】
つづいて、CPU20はステップS5において、メモリ32に記録したファイル管理情報を用いて、メモリカード18に記録されているオーディオファイルのファイル名を検出し、図7に示すようなファイル名の一覧のテーブル32aを作成してメモリ32に記録する。以後、このテーブル32を「オーディオファイルテーブル」と呼ぶ。CPU20は、メモリカード18に記録されているファイルのうち、ファイル名の拡張子が「spt」(ファイル名がxxx.spt)であるファイルをオーディオファイルであると判断し、このファイル名を取得してオーディオファイルテーブル32aに記録する。また、オーディオファイルテーブル32aは、図7に示すようにアイテム(item)と呼ばれる複数の記憶領域を含んでいる。CPU20は、オーディオファイルのファイル名を検出した順に、オーディオファイルテーブル32aのアイテムに記録する。そして、音楽データを再生するときには、オーディオファイルテーブル32aにファイル名が記録されている順に、オーディオファイルがメモリカードから読み出される。
【0028】
オーディオファイルテーブル32aが作成されると、CPU20はステップS7において再生位置情報をメモリ32のワークエリア32bから取得する。この再生位置情報は、次にどの音楽データのどの位置から再生を開始するかを示し、レジューム機能に利用される情報である。再生位置情報は、電源がオフされるときに再生されていた音楽データの「曲番号」およびどこまで音楽データが再生されていたかを示す「再生済セクタ数」とを含んでいる。なお、この実施例では、メモリカード18がスロット16から抜かれることがないという前提で説明するが、メモリカード18がスロット16から抜かれたときには、ワークエリア32bに記録した再生位置情報をクリアするようにすればよい。したがって、新たなメモリカード18がスロット16に装着されたとき、再生位置情報の「曲番号」は「1」であり、「再生済セクタ数」は「0」である。
【0029】
ステップS9において、CPU20は再生位置情報に基づいて、再生するオーディオファイルをオープンする。ここで、再生位置情報の「曲番号」が「5」である、つまり電源がオフされたときには第5番目の音楽データが再生されていたとすると、CPU20はオーディオファイルテーブル32aの第5番目のアイテムに記録されているファイル名を持つファイルをオープンする。このとき、ステップS3で取得したファイル管理情報が利用される。そして、ステップS11において、オープンしたオーディオファイルのヘッダ,セキュリティ情報およびコンテンツ情報を取得する。そして取得したセキュリティ情報に基づいて、ステップS13では、オーディオファイルが不正に複製されていない正規のファイルであるかどうかチェック処理を行い、ステップS15においてチェック処理の結果オーディオファイルが再生をしてもよい正当なファイルであるかどうかを確認する。
【0030】
オーディオファイルが再生不可能な不当なファイルであると判断すると、当該オーディオファイルの再生をスキップして、CPU20はステップS23において次に再生するオーディオファイルが存在するか、つまりオーディオファイルテーブル32aに次のアイテムが存在するかどうかを判断する。次に再生するオーディオファイルが存在しないと判断するときには、ステップS55で再生位置情報の「曲番号」を「1」に「再生済セクタ数」を「0」にそれぞれクリアし、ステップS57で電源をオフにして処理を終了する。ステップS23で次に再生するオーディオファイルが存在すると判断するときには、ステップS25で再生位置情報の「曲番号」を1だけインクリメントして「6」にし、さらにステップS27で「再生済セクタ数」を「0」にしてステップS9に戻る。そして第6番目のオーディオファイルの再生処理を行う。
【0031】
一方、ステップS15においてオーディオファイルが正当であり、再生可能と判断するときには、ステップS17においてオーディオファイルに含まれる音楽データを復号するためのデコードソフトがDSP22で使用可能かどうか、つまりDSP22に適合するかどうかをチェックする。具体的には、コンテンツ情報に含まれる付加情報テーブル(図5および図6参照)のデコードソフト情報を参照して、オーディオファイルにDSP22で動作可能なタイプのデコードソフトを検索する。そしてステップS19において、検索の結果DSP22に適合するデコードソフトが存在するかどうかを判断する。DSP22に適合するデコードソフトが存在しないと判断すると、当該オーディオファイルの再生をスキップしてステップS23に進み、次のオーディオファイルが存在するかどうかを判断する。DSP22に適合するデコードソフトが存在すると判断すると、ステップS21で、そのデコードソフトをメモリカード18から取得してDSP22に転送し、RAM22aに記録する。
【0032】
再生する音楽データ(オーディオファイル)が決定すると、次に再生位置情報に基づいて音楽データを再生する位置を決定する。従来のポータブルプレーヤのレジューム機能では、再生を中断した位置から再び再生を行うが、この実施例のポータブルプレーヤでは再生を中断した位置によっては、再生位置を変更し、あるいは曲を換えて再生する。中断した位置から再生を行うか、再生位置あるいは曲を変更して再生するかは、再生位置情報に含まれる「再生済セクタ数」の値を「規定値」と比較した結果によって決定する。この「規定値」とは、予め設定されたセクタ数であり、再生時間にして2秒〜3秒に相当するセクタ数である。音楽データの圧縮フォーマットがMP3の場合には、1セクタ512バイトで転送速度が128Kbpsであるため、「規定値」は1025セクタ程度である。
【0033】
まず、ステップS31において、「再生済セクタ数」を「規定値」と比較して、「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さいかどうか判断する。「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さいときには、ステップS33で「再生済セクタ数」を「0」にする。つまり、音楽データの先頭部分の2秒〜3秒しか再生していないときには、再生開始位置を音楽データの先頭にする。そしてステップS41に進む。
【0034】
一方、ステップS31において、「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さくないと判断するときには、ステップS35において、当該「音楽データの総セクタ数」を計算する。オーディオファイルのヘッダには、ヘッダ,セキュリティ情報、コンテンツ情報などを含むオーディオファイル全体のセクタ数が保持されており、このオーディオファイル全体のセクタ数からヘッダ,セキュリティ情報,コンテンツ情報および付加情報のセクタ数を減じることによって、「音楽データの総セクタ数」を算出する。つぎに、ステップS37では、こうして求めた「音楽データの総セクタ数」から「再生済セクタ数」を減じて「残りセクタ数」を求める。
【0035】
そして、ステップS39において「残りセクタ数」を先ほどの「規定値」と比較して、「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さいかどうか判断する。「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さいと判断するときは、ステップS23に進み、次に再生するファイルが存在するかどうかを確認する。つまり、「再生済セクタ数」に基づく再生開始位置が音楽データの終わりまじかであるときには、当該音楽データの残りを再生することなく、次の音楽データ(オーディオファイル)の再生を行う。一方、「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さくないと判断するときには、ステップS43に進む。
【0036】
そして、CPU20は、ステップS43でDSP22を起動する。さらに、ステップS45において、CPU20は、音楽データをメモリカード18から読み出してDSP22に転送するとともに、DSP22に対する音楽データの再生指示を行う。このとき、「再生済セクタ数」の次のセクタから音楽データを転送する。
【0037】
上述したように、音楽データには暗号化処理および圧縮処理が施されている。そのため、DSP22は、CPU20からの再生指示に従って、まずセキュリティ情報に含まれる暗号化キー情報に基づいて音楽データを解読する。そして、DSP22は、RAM22aに記憶されているデコードソフトを用いて、解読された圧縮音楽データを「再生済セクタ数」の次のセクタに相当する個所から順次伸長する。伸長された音楽データは、D/A変換器24によって音楽信号(アナログ信号)に変換され、さらに変換された音楽信号は、アンプ26および出力端子28を通して、出力端子28に接続されたヘッドフォン30に出力される。
【0038】
ステップS45における音楽データの再生指示を行った後、CPU20はステップS47において、操作パネルのストップキー(図示せず)が操作されたかどうかを判断する。ストップキーが操作されていないと判断すると、CPU20はステップS49で、当該音楽データの再生が終了したどうかを判断する。音楽データの再生が終了したと判断すると、ステップS23に進んで次のオーディオファイルを再生する処理を行うが、音楽データの再生が終了していないと判断するときにはステップS47に戻り、再びストップキーが操作されたかどうかを判断する。ストップキーが操作されたと判断すると、CPU20はステップS51において、DSP22に対する再生停の指示をおこなう。そして、ステップS53においてCPU20は、再生停止の指示を行ったときにDSP22によって処理されている音楽データの曲番号および再生された音楽データのセクタ数を再生位置情報の「曲番号」および「再生済セクタ数」としてメモリ32のワークエリア32bに記録する。そして、ステップS57で電源をオフにして処理を終了する。
【0039】
この実施例のポータブルプレーヤ10によれば、再生停止位置が音楽データの先頭付近であるとき、つまり再生位置情報の「再生済セクタ数」が音楽データの再生開始から再生時間にして2,3秒程度に相当するセクタ数よりも小さいときには、再生を再開すると当該音楽データの先頭から再生する。また、再生停止位置が音楽データの末尾付近であるとき、つまり再生位置情報の「音楽データの総セクタ数」から「再生停止セクタ数」を減じた値が再生時間にして2,3秒程度に相当するセクタ数よりも小さいときには、再生を再開すると当該音楽データの残り部分の再生をスキップして次の音楽データを再生する。
【0040】
したがって、出だしの切れた音楽データを再生したり、終了間際で無音状態になったりボーカルが終了して伴奏のみになった音楽データを再生することを低減するので、ポータブルプレーヤ10のオペレータは、より快適に音楽データを鑑賞することができる。
【0041】
なお、この実施例は、上述のものに限らず種々に変更して実施することができる。たとえば、上述の例では、再生を開始するときに「再生済セクタ数」から再生を開始するセクタ位置や再生する音楽データを決定(「再生済セクタ数」のクリアおよび「曲番号」のインクリメント)したが、再生を停止して「再生済セクタ数」を記録するときに、「再生済セクタ数」の値を評価して「再生済セクタ数」のクリアや「曲番号」のインクリメントを行ってもよい。
【0042】
また、再生開始位置の決定に使用する「規定値」は、「再生済セクタ数」および「残りセクタ数」と比較するどちらの「規定値」も同じ値としたが、「再生済セクタ数」と比較する「規定値」と「残りセクタ数」と比較する「規定値」とを異なる値としてもよい。
【0043】
さらに、「規定値」は音楽データの再生時間にして2秒〜3秒に相当するセクタ数としたが、秒数は2秒〜3秒に限らず実施例に応じて適宜変更してもよく、操作パネル34を用いてオペレータが自由に設定できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の使用例の一つ示す図解図である。
【図3】メモリカードのデータ構成の一例を示す図解図である。
【図4】オーディオファイルのデータ構造の一例を示す図解図である。
【図5】付加情報管理テーブルの一例を示す図解図である。
【図6】付加情報管理テーブルの他の例を示す図解図である。
【図7】オーディオファイルテーブル32aの一例を示す図解図である。
【図8】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …ポータブルプレーヤ
18 …メモリカード
20 …CPU
22 …DSP
22a …RAM
【産業上の利用分野】
この発明は、音楽再生装置に関し、特にたとえば、記憶媒体に記憶されている複数の音楽信号を再生する、音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の音楽再生装置では、音楽信号の再生中に再生を一旦停止しても、停止された位置から音楽信号を再生できるレジューム機能を備えたものがあった。しかし、従来の音楽再生装置のレジューム機能は、音楽信号のどのような位置で再生が停止されても、停止されたその位置から音楽信号を再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレジューム機能を備えた音楽再生装置では、音楽信号の再生中の停止が、音楽信号の先頭近くや末尾近くで行われたときにも、停止されたその位置から再生される。そのため、前者のときには再生位置が先頭近くであるにもかかわらず途中から再生され、後者のときには末尾近くでボーカルが終了して伴奏のみであったり無音状態であったりするにも関わらず再生が続けられるという状態が発生し、快適に音楽信号を鑑賞することができなかった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、音楽信号を快適に鑑賞できる、音楽再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、再生開始指示が与えられたとき複数曲の音楽信号のいずれか1つの再生を開始し、再生停止指示が与えられたとき再生を停止する音楽再生装置において、再生が停止された音楽信号の再生停止位置を検出する検出手段、再生が停止された音楽信号の先頭位置と再生停止位置との差分が第1所定値よりも小さいとき当該先頭位置を再生開始位置として決定する第1決定手段、および再生が停止された音楽信号の末尾位置と再生停止位置との差分が第2所定値よりも小いとき別の音楽信号の先頭位置を再生開始位置として決定する第2決定手段を備えることを特徴とする、音楽再生装置である。
【0006】
【作用】
この発明においては、再生停止指示が与えられたときの音楽信号の再生停止位置に応じて、次に再生指示が与えられたときに再生する音楽信号および音楽信号の再生開始位置を決定する。つまり、音楽信号の再生中に再生停止指示が与えられると、検出手段はそのとき再生されていた音楽信号の再生位置を再生停止位置として検出する。
【0007】
そして、第1決定手段は、再生停止位置が予め設定された第1所定値よりも小さいときに、再生停止位置が属する音楽信号の先頭の位置を再生開始位置に決定する。また、第2決定手段は、再生停止位置と音楽信号の末尾位置との差分、つまり音楽信号の未再生分が予め設定された第2所定値よりも小さいときに、再生開始位置を再生停止位置が属する音楽信号とは別の音楽信号の先頭の位置を再生開始位置に決定する。
【0008】
したがって、再生停止位置が音楽信号の先頭位置付近であるときには当該音楽信号の先頭を再生開始位置とし、また、再生停止位置が音楽信号の末尾位置付近であるときには当該音楽信号の残り部分の再生を行わないように、次に再生する予定になっている音楽信号などの別の音楽信号の先頭位置を再生開始位置とすることができる。
【0009】
この発明の好ましい実施例では、音楽信号は圧縮されかつ暗号化された信号であり、圧縮の伸長および暗号の解読が可能な音楽信号の先頭位置のみが第2決定手段によって再生開始位置として決定される。つまり、特定手段は、再生が停止された音楽信号以外の音楽信号以外の信号の中から暗号解読と圧縮の伸長が可能な音楽信号を1つ特定し、再生開始位置決定手段は、特定手段によって特定された音楽信号の先頭位置を再生開始位置として決定する。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、音楽信号の再生停止位置が、当該音楽信号の先頭位置付近であるときには、当該音楽信号を始めから聞くことができるように再生開始位置を当該音楽信号の先頭位置に決定し、再生停止位置が、当該音楽信号の末尾位置付近であるときには、無音状態などを避けられるように再生開始位置を当該音楽信号と別の音楽信号の先頭位置に決定する。したがって、快適に音楽信号を鑑賞することができる。
【0011】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】
この実施例では、音楽再生装置として図1に示すポータブルプレーヤ10が用いられ、このポータブルプレーヤ10は、メモリカード18に記録された音楽データ(音楽信号)を再生する。このポータブルプレーヤ10は、図1および図2に示すように、パーソナルコンピュータのような通信装置400に接続される。通信装置400は、電話回線などを通じてインターネット100と接続され、ポータブルプレーヤ10のオペレータは、インターネット100を介した複数のWEBサイト300a,300b…,300nにアクセスできる。
【0013】
これらのWEBサイトのうち、WEBサイト300aは音楽データの配信を行うサイトである。オペレータがパーソナルコンピュータ(PC)などの通信装置400をWEBサイト300aにアクセスして所望の曲(音楽)を発注すると、WEBサイト300aは、受注した曲の発送をインターネット上のデータベースサーバ200に要求する。すると、データベースサーバ200は、要求された曲の音楽データを含むオーディオファイルを発注もとの通信装置400に送信する。受信されたオーディオファイルは、通信装置400のハードディスクなどに保存される。なお、オーディオファイルは、1曲分の音楽データを含んでいる。したがって、オペレータがアルバム単位などで曲を発注すると、アルバムに含まれる曲の対応する数のオーディオファイルが通信装置400に送信される。
【0014】
通信装置400にダウンロードされたオーディオファイルは、入力端子12を通してポータブルプレーヤ10に入力され、インタフェース14を介して、スロット16に装着されたメモリカード18に記録される。メモリカード18は、MMC(multi media card)などの着脱自在な半導体メモリである。
【0015】
ポータブルプレーヤ10は、こうしてメモリカード18に記録された音楽データを再生する。ただし、再生する音楽データ(オーディオファイル)を入手する方法は、インターネットを介してデータベースサーバ200からダウンロードする方法の他に、CD500から読みだしてメモリカード18に記録する方法や、オーディオファイルがあらかじめ記録されているメモリカード18を購入する方法などもある。
【0016】
メモリカード18には、図3に示す要領で複数のオーディオファイルが格納され、各オーディオファイルの構成は図4に示すようになっている。つまり、オーディファイルは、データの先頭から、ヘッダ,セキュリティ情報,コンテンツ情報,付加情報および音楽データが並ぶ構成である。音楽データは圧縮および暗号化された状態でオーディオファイルの末尾に含まれている。ヘッダには、オーディオデータの総データ量の情報が含まれている。
【0017】
セキュリティ情報は、暗号化された音楽データを復号する復号鍵情報であり、同時にオーディオファイルが不正に複製された音楽データを再生させないためのセキュリティ機能でもある。
【0018】
また、コンテンツ情報には、音楽データがどのようなフォーマットで圧縮されているかを示す圧縮フォーマット情報、付加情報に含まれる内容を記憶した付加情報管理テーブル、そしてアーティスト名,曲名,アルバム名,作曲家名,プロディユーサ名などのように、このオーディオファイルに関連する情報が含まれる。
【0019】
そして、付加情報には、音楽データの圧縮を伸長するためのデコードソフト(復号プログラム)、音楽の曲調を調整するためのイコライザソフト、アーティストの画像データ、アーティストのメッセージ,アルバム作成時のエピソードなどのテキストデータが含まれる。
【0020】
音楽データを圧縮している圧縮フォーマットには、MP3(MPEG-1 Audio Laye3),TwinVQ(Transform domain Weighed interleave vector quantization),AAC(MPEG2/Advanced Audio Coding),AC−3(Dolby Digital),ePACなどの複数のフォーマットがある。そこで、オーディオファイルがどの圧縮フォーマットで圧縮されているか判別するため、オーディオファイルに含まれる音楽データがePACフォーマットで圧縮されているときには、圧縮フォーマット情報は“ePAC”を示し、音楽データがMP3フォーマットで圧縮されているときには、圧縮フォーマット情報は“MP3”を示すようになっている。
【0021】
また、対応する圧縮フォーマットが同じであっても、再生装置に設けられたDSP(Digital Signal Processor)のタイプによって、使用できるデコードソフトが異なる。DSPのタイプとしては、処理を行う演算のビット数の違い(たとえば、16ビット演算と24ビット演算など),メーカーの違い,ロジックの違いなどがある。したがって、DSPが16ビット演算を行うプロセサであれば、タイプAのデコードソフトしか起動せず、DSPが24ビット演算を行うプロセサであれば、タイプBのデコードソフトしか起動しないという具合に使用できるデコードソフトが異なる。このため、付加情報に含まれるデコードソフトがePACフォーマットに従いかつ16ビット演算のDSPに対応している場合、付加情報管理テーブルには、たとえば“ePACデコードソフト−タイプA”のデコードソフト情報が含まれる。また、16ビット演算および24ビット演算のいずれのDSPにも対応できるように、ePACフォーマットに従う2つのデコードソフトが付加情報に含まれているときには、付加情報管理テーブルには、たとえば“ePACデコードソフト−タイプA”および“ePACデコードソフト−タイプB”というデコードソフト情報が含まれる。以上からも分かるように、デコードソフト情報は、圧縮フォーマット情報およびタイプ情報を含む概念である。
【0022】
この実施例では、好ましくは、タイプAおよびタイプBの両方に対応し、かつ共通の圧縮フォーマットに従うデコードソフトがオーディオファイルに収納される。この場合、付加情報管理テーブルには、たとえば図5に示す情報が格納される。図5によれば、付加情報1(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプB”であり、付加情報2(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプA”であり、付加情報3が“アーティストのコメント(TEXT)”である。オーディオファイルに1つのデコードソフトしか収納されず、代わりに各曲に適した特殊効果を発揮するためのDSPソフトが収納される場合もあり、このとき付加情報管理テーブルには、たとえば図6に示す情報が格納される。図6によれば、付加情報1(デコードソフト情報)が“ePACデコードソフト−タイプA”であり、付加情報2が“バーチャルサウンドソフト−タイプA”であり、付加情報3が“アーティスト画像(JPEG)”である。なお、バーチャルサウンドソフトは、たとえばコンサートで録音された曲に臨場感を持たせて再生するときに有効である。
【0023】
デコードソフトならびに関連する圧縮フォーマット情報および付加情報をオーディオファイルに格納する方法としては、次の2つが考えられる。1つ目は、データベースサーバ200側でデコードソフト,圧縮フォーマット情報およびデコードソフト情報をオーディオファイルに格納する方法であり、2つ目は、通信端末400がWEBサイト300aまたはデータベースサーバ200から複数のデコードソフトをあらかじめ入手しておき、オーディオファイルの購入時に、対応するデコードソフト,圧縮フォーマット情報およびデコードソフト情報をこのオーディオファイルに格納する方法である。また、CD500(図2)を通信装置400で読み出してメモリカード18に記録する場合には、図4に示す構造のオーディオファイル(デコードソフトを付加情報に含む)を通信端末400で作成する。したがって、いずれの場合にも、オーディオファイルの付加情報に、音楽データを伸長するデコードソフトが前もって収納される。
【0024】
メモリカード18に記録された音楽データがポータブルプレーヤ10によって順次再生されるが、ポータブルプレーヤ10は、音楽データの再生中に電源を遮断するなどして再生を停止しても音楽データの再生位置を記憶しておき、次回に停止位置から再生できるレジューム(resume)機能を備えている。しかし、このポータブルプレーヤ10のレジューム機能は、単に停止位置からそのまま再生するだけでなく、停止位置の音楽データ上の位置によってその再生開始位置を変更する。
【0025】
ポータブルプレーヤ10に含まれるCPU20は、オーディオファイルを再生するとき、図8および図9に示すフロー図に従って処理を行う。
【0026】
オペレータがポータブルプレーヤ10の操作パネル34のプレイキー(図示せず)をオンにすると、ポータブルプレーヤ10に電源が投入される(ステップS1)。するとCPU20は、ステップS3において、メモリカード18から図3に示したファイル管理情報を読み出してメモリ32に記録する。このファイル管理情報は、メモリカード18内に記憶されたデータファイルを管理する情報であり、これによって各データファイルにどのような種類のデータが格納されているかが把握される。なお、メモリ32としては、電気的な方法で内容の消去が可能なEEPROM(electrical erasable PROM)を使用することができる。
【0027】
つづいて、CPU20はステップS5において、メモリ32に記録したファイル管理情報を用いて、メモリカード18に記録されているオーディオファイルのファイル名を検出し、図7に示すようなファイル名の一覧のテーブル32aを作成してメモリ32に記録する。以後、このテーブル32を「オーディオファイルテーブル」と呼ぶ。CPU20は、メモリカード18に記録されているファイルのうち、ファイル名の拡張子が「spt」(ファイル名がxxx.spt)であるファイルをオーディオファイルであると判断し、このファイル名を取得してオーディオファイルテーブル32aに記録する。また、オーディオファイルテーブル32aは、図7に示すようにアイテム(item)と呼ばれる複数の記憶領域を含んでいる。CPU20は、オーディオファイルのファイル名を検出した順に、オーディオファイルテーブル32aのアイテムに記録する。そして、音楽データを再生するときには、オーディオファイルテーブル32aにファイル名が記録されている順に、オーディオファイルがメモリカードから読み出される。
【0028】
オーディオファイルテーブル32aが作成されると、CPU20はステップS7において再生位置情報をメモリ32のワークエリア32bから取得する。この再生位置情報は、次にどの音楽データのどの位置から再生を開始するかを示し、レジューム機能に利用される情報である。再生位置情報は、電源がオフされるときに再生されていた音楽データの「曲番号」およびどこまで音楽データが再生されていたかを示す「再生済セクタ数」とを含んでいる。なお、この実施例では、メモリカード18がスロット16から抜かれることがないという前提で説明するが、メモリカード18がスロット16から抜かれたときには、ワークエリア32bに記録した再生位置情報をクリアするようにすればよい。したがって、新たなメモリカード18がスロット16に装着されたとき、再生位置情報の「曲番号」は「1」であり、「再生済セクタ数」は「0」である。
【0029】
ステップS9において、CPU20は再生位置情報に基づいて、再生するオーディオファイルをオープンする。ここで、再生位置情報の「曲番号」が「5」である、つまり電源がオフされたときには第5番目の音楽データが再生されていたとすると、CPU20はオーディオファイルテーブル32aの第5番目のアイテムに記録されているファイル名を持つファイルをオープンする。このとき、ステップS3で取得したファイル管理情報が利用される。そして、ステップS11において、オープンしたオーディオファイルのヘッダ,セキュリティ情報およびコンテンツ情報を取得する。そして取得したセキュリティ情報に基づいて、ステップS13では、オーディオファイルが不正に複製されていない正規のファイルであるかどうかチェック処理を行い、ステップS15においてチェック処理の結果オーディオファイルが再生をしてもよい正当なファイルであるかどうかを確認する。
【0030】
オーディオファイルが再生不可能な不当なファイルであると判断すると、当該オーディオファイルの再生をスキップして、CPU20はステップS23において次に再生するオーディオファイルが存在するか、つまりオーディオファイルテーブル32aに次のアイテムが存在するかどうかを判断する。次に再生するオーディオファイルが存在しないと判断するときには、ステップS55で再生位置情報の「曲番号」を「1」に「再生済セクタ数」を「0」にそれぞれクリアし、ステップS57で電源をオフにして処理を終了する。ステップS23で次に再生するオーディオファイルが存在すると判断するときには、ステップS25で再生位置情報の「曲番号」を1だけインクリメントして「6」にし、さらにステップS27で「再生済セクタ数」を「0」にしてステップS9に戻る。そして第6番目のオーディオファイルの再生処理を行う。
【0031】
一方、ステップS15においてオーディオファイルが正当であり、再生可能と判断するときには、ステップS17においてオーディオファイルに含まれる音楽データを復号するためのデコードソフトがDSP22で使用可能かどうか、つまりDSP22に適合するかどうかをチェックする。具体的には、コンテンツ情報に含まれる付加情報テーブル(図5および図6参照)のデコードソフト情報を参照して、オーディオファイルにDSP22で動作可能なタイプのデコードソフトを検索する。そしてステップS19において、検索の結果DSP22に適合するデコードソフトが存在するかどうかを判断する。DSP22に適合するデコードソフトが存在しないと判断すると、当該オーディオファイルの再生をスキップしてステップS23に進み、次のオーディオファイルが存在するかどうかを判断する。DSP22に適合するデコードソフトが存在すると判断すると、ステップS21で、そのデコードソフトをメモリカード18から取得してDSP22に転送し、RAM22aに記録する。
【0032】
再生する音楽データ(オーディオファイル)が決定すると、次に再生位置情報に基づいて音楽データを再生する位置を決定する。従来のポータブルプレーヤのレジューム機能では、再生を中断した位置から再び再生を行うが、この実施例のポータブルプレーヤでは再生を中断した位置によっては、再生位置を変更し、あるいは曲を換えて再生する。中断した位置から再生を行うか、再生位置あるいは曲を変更して再生するかは、再生位置情報に含まれる「再生済セクタ数」の値を「規定値」と比較した結果によって決定する。この「規定値」とは、予め設定されたセクタ数であり、再生時間にして2秒〜3秒に相当するセクタ数である。音楽データの圧縮フォーマットがMP3の場合には、1セクタ512バイトで転送速度が128Kbpsであるため、「規定値」は1025セクタ程度である。
【0033】
まず、ステップS31において、「再生済セクタ数」を「規定値」と比較して、「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さいかどうか判断する。「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さいときには、ステップS33で「再生済セクタ数」を「0」にする。つまり、音楽データの先頭部分の2秒〜3秒しか再生していないときには、再生開始位置を音楽データの先頭にする。そしてステップS41に進む。
【0034】
一方、ステップS31において、「再生済セクタ数」が「規定値」よりも小さくないと判断するときには、ステップS35において、当該「音楽データの総セクタ数」を計算する。オーディオファイルのヘッダには、ヘッダ,セキュリティ情報、コンテンツ情報などを含むオーディオファイル全体のセクタ数が保持されており、このオーディオファイル全体のセクタ数からヘッダ,セキュリティ情報,コンテンツ情報および付加情報のセクタ数を減じることによって、「音楽データの総セクタ数」を算出する。つぎに、ステップS37では、こうして求めた「音楽データの総セクタ数」から「再生済セクタ数」を減じて「残りセクタ数」を求める。
【0035】
そして、ステップS39において「残りセクタ数」を先ほどの「規定値」と比較して、「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さいかどうか判断する。「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さいと判断するときは、ステップS23に進み、次に再生するファイルが存在するかどうかを確認する。つまり、「再生済セクタ数」に基づく再生開始位置が音楽データの終わりまじかであるときには、当該音楽データの残りを再生することなく、次の音楽データ(オーディオファイル)の再生を行う。一方、「残りセクタ数」が「規定値」よりも小さくないと判断するときには、ステップS43に進む。
【0036】
そして、CPU20は、ステップS43でDSP22を起動する。さらに、ステップS45において、CPU20は、音楽データをメモリカード18から読み出してDSP22に転送するとともに、DSP22に対する音楽データの再生指示を行う。このとき、「再生済セクタ数」の次のセクタから音楽データを転送する。
【0037】
上述したように、音楽データには暗号化処理および圧縮処理が施されている。そのため、DSP22は、CPU20からの再生指示に従って、まずセキュリティ情報に含まれる暗号化キー情報に基づいて音楽データを解読する。そして、DSP22は、RAM22aに記憶されているデコードソフトを用いて、解読された圧縮音楽データを「再生済セクタ数」の次のセクタに相当する個所から順次伸長する。伸長された音楽データは、D/A変換器24によって音楽信号(アナログ信号)に変換され、さらに変換された音楽信号は、アンプ26および出力端子28を通して、出力端子28に接続されたヘッドフォン30に出力される。
【0038】
ステップS45における音楽データの再生指示を行った後、CPU20はステップS47において、操作パネルのストップキー(図示せず)が操作されたかどうかを判断する。ストップキーが操作されていないと判断すると、CPU20はステップS49で、当該音楽データの再生が終了したどうかを判断する。音楽データの再生が終了したと判断すると、ステップS23に進んで次のオーディオファイルを再生する処理を行うが、音楽データの再生が終了していないと判断するときにはステップS47に戻り、再びストップキーが操作されたかどうかを判断する。ストップキーが操作されたと判断すると、CPU20はステップS51において、DSP22に対する再生停の指示をおこなう。そして、ステップS53においてCPU20は、再生停止の指示を行ったときにDSP22によって処理されている音楽データの曲番号および再生された音楽データのセクタ数を再生位置情報の「曲番号」および「再生済セクタ数」としてメモリ32のワークエリア32bに記録する。そして、ステップS57で電源をオフにして処理を終了する。
【0039】
この実施例のポータブルプレーヤ10によれば、再生停止位置が音楽データの先頭付近であるとき、つまり再生位置情報の「再生済セクタ数」が音楽データの再生開始から再生時間にして2,3秒程度に相当するセクタ数よりも小さいときには、再生を再開すると当該音楽データの先頭から再生する。また、再生停止位置が音楽データの末尾付近であるとき、つまり再生位置情報の「音楽データの総セクタ数」から「再生停止セクタ数」を減じた値が再生時間にして2,3秒程度に相当するセクタ数よりも小さいときには、再生を再開すると当該音楽データの残り部分の再生をスキップして次の音楽データを再生する。
【0040】
したがって、出だしの切れた音楽データを再生したり、終了間際で無音状態になったりボーカルが終了して伴奏のみになった音楽データを再生することを低減するので、ポータブルプレーヤ10のオペレータは、より快適に音楽データを鑑賞することができる。
【0041】
なお、この実施例は、上述のものに限らず種々に変更して実施することができる。たとえば、上述の例では、再生を開始するときに「再生済セクタ数」から再生を開始するセクタ位置や再生する音楽データを決定(「再生済セクタ数」のクリアおよび「曲番号」のインクリメント)したが、再生を停止して「再生済セクタ数」を記録するときに、「再生済セクタ数」の値を評価して「再生済セクタ数」のクリアや「曲番号」のインクリメントを行ってもよい。
【0042】
また、再生開始位置の決定に使用する「規定値」は、「再生済セクタ数」および「残りセクタ数」と比較するどちらの「規定値」も同じ値としたが、「再生済セクタ数」と比較する「規定値」と「残りセクタ数」と比較する「規定値」とを異なる値としてもよい。
【0043】
さらに、「規定値」は音楽データの再生時間にして2秒〜3秒に相当するセクタ数としたが、秒数は2秒〜3秒に限らず実施例に応じて適宜変更してもよく、操作パネル34を用いてオペレータが自由に設定できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の使用例の一つ示す図解図である。
【図3】メモリカードのデータ構成の一例を示す図解図である。
【図4】オーディオファイルのデータ構造の一例を示す図解図である。
【図5】付加情報管理テーブルの一例を示す図解図である。
【図6】付加情報管理テーブルの他の例を示す図解図である。
【図7】オーディオファイルテーブル32aの一例を示す図解図である。
【図8】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …ポータブルプレーヤ
18 …メモリカード
20 …CPU
22 …DSP
22a …RAM
Claims (2)
- 再生開始指示が与えられたとき複数曲の音楽信号のいずれか1つの再生を開始し、再生停止指示が与えられたとき前記再生を停止する音楽再生装置において、
前記再生が停止された音楽信号の再生停止位置を検出する検出手段、
前記再生が停止された音楽信号の先頭位置と前記再生停止位置との差分が第1所定値よりも小さいとき当該先頭位置を前記再生開始位置として決定する第1決定手段、および
前記再生が停止された音楽信号の末尾位置と前記再生停止位置との差分が第2所定値よりも小さいとき別の音楽信号の先頭位置を前記再生開始位置として決定する第2決定手段を備えることを特徴とする、音楽再生装置。 - 各々の前記音楽信号は圧縮されかつ暗号化された信号であり、
前記第2決定手段は、前記再生が停止された音楽信号以外の音楽信号の中から暗号解読および伸長が可能な1つの音楽信号を特定する特定手段、および前記特定手段によって特定された音楽信号の先頭位置を前記再生開始位置として決定する再生開始位置決定手段を含む、請求項1記載の音楽再生装置。
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