JP2001051906A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001051906A
JP2001051906A JP2000141189A JP2000141189A JP2001051906A JP 2001051906 A JP2001051906 A JP 2001051906A JP 2000141189 A JP2000141189 A JP 2000141189A JP 2000141189 A JP2000141189 A JP 2000141189A JP 2001051906 A JP2001051906 A JP 2001051906A
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JP2000141189A
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Ryuji Ishiguro
隆二 石黒
Takumi Okanoe
拓己 岡上
Takeo Oishi
丈於 大石
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツが不正に利用されるのを防止す
る。 【解決手段】 フラッシュメモリ61−1からコンテン
ツデータベース114にコンテンツを移動するとき、利
用条件管理プログラムは、フラッシュメモリ61−1の
media defect listの0番目のdefect blockに記憶され
ている変数seq1を、新たな値seq2に更新する。利用条
件管理プログラムは、フラッシュメモリ61−1のデー
タ部に記憶されているコンテンツを暗号化している暗号
鍵と、変数seq#を含む重要情報とからMAC値(ハッシュ
値)を演算し、その値と、ヘッダ部に記憶されているMA
C値とを比較し、両者が一致しなければ、コンテンツの
再生を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、改竄
を防止し、不正な複製を抑制することができるようにし
た、情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタル技術の普及にともない、
音楽データ、画像データなどの各種のコンテンツデータ
がデジタル的に記録媒体に記録または再生されるように
なってきた。その結果、複数回コピーしても、画質ある
いは音質が劣化しないコンテンツデータを得ることが可
能となってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにデジタル技術が発達してくると、次のような問題が
発生する。
【0004】(1) 例えば、コンパクトディスク(C
D)からパーソナルコンピュータのハードディスクにデ
ジタル音楽データをコピーする場合、CDからの音楽デー
タが、そのまま、あるいは圧縮符号化されてハードディ
スクに記録されるので、例えば、インターネットなどの
ネットワークを介して複製を違法に大量に配布すること
ができてしまう。
【0005】(2) CDからパーソナルコンピュータの
ハードディスクにデジタル音楽データをコピーする場
合、そのコピー回数に制限がないため、複製が大量に配
布されてしまう。
【0006】(3) パーソナルコンピュータのハード
ディスク内のデジタル音楽データを、例えば、ポータブ
ルデバイスなどの外部の機器に移す場合、移した後もハ
ードディスク内に元のデジタル音楽データが残るので、
複製が大量に配布できてしまう恐れがある。
【0007】(4) 上記した(3)の問題を防止する
ために、デジタル音楽データを外部の機器に移した後
に、データの送り元としてのハードディスクのデータを
消去するように(いわゆる、音楽データをムーブするよ
うに)パーソナルコンピュータのソフトウェアを作成し
ておけばよいが、例えば、ムーブの前にハードディスク
の内容を別の記録媒体へバックアップしておき、ムーブ
の後に、バックアップしたデータをハードディスクにリ
ストアすれば、結局、ムーブしたはずのデータがハード
ディスクに残ってしまうことになる。
【0008】(5) パーソナルコンピュータが、ハー
ドディスク内のデジタル音楽データをポータブルデバイ
スなどの外部の機器に移す場合、外部機器がどのような
機器であるかを確認しないため、違法な機器にデジタル
音楽データが渡されてしまう恐れがある。
【0009】(6) ポータブルデバイスなどの外部の
機器から、パーソナルコンピュータにデジタル音楽デー
タを渡す場合、そのパーソナルコンピュータを制御して
いるソフトウェアがどのようなソフトウェアであるかを
確認しないため、違法なソフトウェアに対してデジタル
音楽データが渡されてしまう恐れがある。
【0010】(7) CDより再生された音楽データをパ
ーソナルコンピュータで取り扱うとき、複数の曲が同一
か否かを判断するために、曲データに含まれるISRC(In
ternational Standard Recording Code)を使用するこ
とが可能であるが、CDによっては、ISRCデータを含んで
いないものがある。この場合、複数の曲が同一であるか
否かを判定することができなくなる。
【0011】(8) 以上のような各機能は、パーソナ
ルコンピュータ上で、ソフトウェアの制御により実現さ
れるため、そのソフトウェアが改竄されると、システム
の作成者が意図しない動作を行わせることができてしま
う。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ハードディスクに記録されているコンテン
ツデータが改竄され、不正に利用されるのを防止するこ
とができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、暗号鍵で暗号化されているコンテンツデータを蓄積
する蓄積手段と、蓄積手段により蓄積されたコンテンツ
データの管理情報を保持する保持手段と、管理情報のう
ち、所定のタイミングで更新される更新情報を含む演算
情報と、暗号鍵に基づき所定の演算を行う演算手段と、
演算手段の演算結果を記憶する記憶手段と、演算手段の
演算結果と、記憶手段に記憶されている過去の演算結果
とを比較し、比較結果に対応して蓄積手段に蓄積されて
いるコンテンツデータの利用を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0014】演算手段は、演算情報と暗号鍵にハッシュ
関数を適用して演算を行うようにすることができる。
【0015】コンテンツデータは音楽データであり、演
算情報は、音楽データを識別する識別情報を含み、保持
手段は、通常、読み出しまたは書き込みを行うことがで
きない領域に更新情報を保持するようにすることができ
る。
【0016】本発明の情報処理方法は、暗号鍵で暗号化
されているコンテンツデータを蓄積する蓄積ステップ
と、蓄積ステップの処理により蓄積されたコンテンツデ
ータの管理情報を保持する保持ステップと、管理情報の
うち、所定のタイミングで更新される更新情報を含む演
算情報を、暗号鍵に基づき所定の演算を行う演算ステッ
プと、演算ステップの演算結果を記憶する記憶ステップ
と、演算ステップの演算結果と、記憶ステップの処理で
記憶された過去の演算結果とを比較し、比較結果に対応
して蓄積ステップの処理で蓄積されたコンテンツデータ
の利用を制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0017】本発明のプログラム格納媒体に格納されて
いるプログラムは、暗号鍵で暗号化されているコンテン
ツデータを蓄積する蓄積ステップと、蓄積ステップの処
理により蓄積されたコンテンツデータの管理情報を保持
する保持ステップと、管理情報のうち、所定のタイミン
グで更新される更新情報を含む演算情報を、暗号鍵に基
づき所定の演算を行う演算ステップと、演算ステップの
演算結果を記憶する記憶ステップと、演算ステップの演
算結果と、記憶ステップの処理で記憶された過去の演算
結果とを比較し、比較結果に対応して蓄積ステップの処
理で蓄積されたコンテンツデータの利用を制御する制御
ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の情報処理装置、情報処理方法、お
よびプログラム格納媒体に格納されているプログラムに
おいては、演算情報と暗号鍵に基づき所定の演算が行わ
れ、その演算結果と、過去の演算結果とが比較され、そ
の比較結果に対応して、蓄積されているコンテンツデー
タの利用が制御される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るコンテンツ
データ管理システムの一実施の形態を示す図である。パ
ーソナルコンピュータ1は、ローカルエリアネットワー
クまたはインターネットなどから構成されるネットワー
ク2に接続されている。パーソナルコンピュータ1は、
EMD(Electrical Music Distribution)サーバ4−1乃
至4−3から受信した、または後述するCD(Compact Di
sc)から読み取った楽音のデータ(以下、コンテンツと
称する)を、所定の圧縮の方式(例えば、ATRAC3(商
標))に変換するとともにDES(Data Encryption Stand
ard)などの暗号化方式で暗号化して記録する。
【0020】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツに対応して、コンテンツの利用
条件を示す利用条件のデータを記録する。
【0021】利用条件のデータは、例えば、その利用条
件のデータに対応するコンテンツを同時に利用すること
ができるポータブルデバイス(Portable Device(PDと
も称する))の台数(後述する、いわゆるチェックアウ
トできるPDの台数)を示す。利用条件のデータに示され
る数だけコンテンツをチェックアウトしたときでも、パ
ーソナルコンピュータ1は、そのコンテンツを再生でき
る。
【0022】または、利用条件のデータは、コピーする
ことができることを示す。コンテンツをポータブルデバ
イス6−1乃至6−3にコピーしたとき、パーソナルコ
ンピュータ1は記録しているコンテンツを再生できる。
コンテンツの、ポータブルデバイス6−1乃至6−3に
記憶させることができる回数は、制限される場合があ
る。この場合、コピーできる回数は、増えることがな
い。
【0023】または、利用条件のデータは、他のパーソ
ナルコンピュータに移動することができるなどを示す。
ポータブルデバイス6−1乃至6−3にコンテンツを移
動させた後、パーソナルコンピュータ1が記録している
コンテンツは使用できなくなる(コンテンツが削除され
るか、または利用条件が変更されて使用できなくな
る)。
【0024】利用条件のデータの詳細は、後述する。
【0025】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タ(例えば、曲名、または再生条件など)と共に、USB
(Universal Sirial Bus)ケーブル7−1を介して、接
続されているポータブルデバイス6−1に記憶させると
ともに、ポータブルデバイス6−1に記憶させたことに
対応して、記憶させたコンテンツに対応する利用条件の
データを更新する(以下、チェックアウトと称する)。
より詳細には、チェックアウトしたとき、パーソナルコ
ンピュータ1が記録している、そのコンテンツに対応す
る利用条件のデータのチェックアウトできる回数は、1
減らされる。チェックアウトできる回数が0のとき、対
応するコンテンツは、チェックアウトすることができな
い。
【0026】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タと共に、USBケーブル7−2を介して、接続されてい
るポータブルデバイス6−2に記憶させるとともに、ポ
ータブルデバイス6−2に記憶させたことに対応して、
記憶させたコンテンツに対応する利用条件のデータを更
新する。パーソナルコンピュータ1は、暗号化して記録
しているコンテンツを、コンテンツに関連するデータと
共に、USBケーブル7−3を介して、接続されているポ
ータブルデバイス6−3に記憶させるとともに、ポータ
ブルデバイス6−3に記憶させたことに対応して、記憶
させたコンテンツに対応する利用条件のデータを更新す
る。
【0027】また、パーソナルコンピュータ1は、USB
ケーブル7−1を介して、接続されているポータブルデ
バイス6−1にパーソナルコンピュータ1がチェックア
ウトしたコンテンツを、ポータブルデバイス6−1に消
去させて(または、使用できなくさせて)、消去させた
コンテンツに対応する利用条件のデータを更新する(以
下、チェックインと称する)。より詳細には、チェック
インしたとき、パーソナルコンピュータ1が記録してい
る、対応するコンテンツの利用条件のデータのチェック
アウトできる回数は、1増やされる。
【0028】パーソナルコンピュータ1は、USBケーブ
ル7−2を介して、接続されているポータブルデバイス
6−2にパーソナルコンピュータ1がチェックアウトし
たコンテンツを、ポータブルデバイス6−2に消去させ
て(または、使用できなくさせて)、消去させたコンテ
ンツに対応する利用条件のデータを更新する。パーソナ
ルコンピュータ1は、USBケーブル7−3を介して、接
続されているポータブルデバイス6−3にパーソナルコ
ンピュータ1がチェックアウトしたコンテンツを、ポー
タブルデバイス6−3に消去させて(または、使用でき
なくさせて)、消去させたコンテンツに対応する利用条
件のデータを更新する。
【0029】パーソナルコンピュータ1は、図示せぬ他
のパーソナルコンピュータがポータブルデバイス6−1
にチェックアウトしたコンテンツをチェックインできな
い。パーソナルコンピュータ1は、他のパーソナルコン
ピュータがポータブルデバイス6−2にチェックアウト
したコンテンツをチェックインできない。パーソナルコ
ンピュータ1は、他のパーソナルコンピュータがポータ
ブルデバイス6−3にチェックアウトしたコンテンツを
チェックインできない。
【0030】EMD登録サーバ3は、パーソナルコンピュ
ータ1がEMDサーバ4−1乃至4−3からコンテンツの
取得を開始するとき、パーソナルコンピュータ1の要求
に対応して、ネットワーク2を介して、パーソナルコン
ピュータ1とEMDサーバ4−1乃至4−3との相互認証
に必要な認証鍵をパーソナルコンピュータ1に送信する
とともに、EMDサーバ4−1乃至4−3に接続するため
のプログラムをパーソナルコンピュータ1に送信する。
【0031】EMDサーバ4−1は、パーソナルコンピュ
ータ1の要求に対応して、ネットワーク2を介して、コ
ンテンツに関連するデータ(例えば、曲名、または再生
制限など)と共に、パーソナルコンピュータ1にコンテ
ンツを供給する。EMDサーバ4−2は、パーソナルコン
ピュータ1の要求に対応して、ネットワーク2を介し
て、コンテンツに関連するデータと共に、パーソナルコ
ンピュータ1にコンテンツを供給する。EMDサーバ4−
3は、パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネ
ットワーク2を介して、コンテンツに関連するデータと
共に、パーソナルコンピュータ1にコンテンツを供給す
る。
【0032】EMDサーバ4−1乃至4−3のそれぞれが
供給するコンテンツは、同一または異なる圧縮の方式で
圧縮されている。EMDサーバ4−1乃至4−3のそれぞ
れが供給するコンテンツは、同一または異なる暗号化の
方式で暗号化されている。
【0033】WWW(World Wide Web)サーバ5−1は、
パーソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネットワ
ーク2を介して、コンテンツを読み取ったCD(例えば、
CDのアルバム名、またはCDの販売会社など)、およびCD
から読み取ったコンテンツに対応するデータ(例えば、
曲名、または作曲者名など)をパーソナルコンピュータ
1に供給する。WWWサーバ5−2は、パーソナルコンピ
ュータ1の要求に対応して、ネットワーク2を介して、
コンテンツを読み取ったCD、およびCDから読み取ったコ
ンテンツに対応するデータをパーソナルコンピュータ1
に供給する。
【0034】ポータブルデバイス6−1は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツ(すなわち、
チェックアウトされたコンテンツ)を、コンテンツに関
連するデータ(例えば、曲名、または再生制限など)と
共に記憶する。ポータブルデバイス6−1は、コンテン
ツに関連するデータに基づいて、記憶しているコンテン
ツを再生し、図示せぬヘッドフォンなどに出力する。
【0035】例えば、コンテンツに関連するデータとし
て記憶されている、再生制限としての再生回数を超えて
再生しようとしたとき、ポータブルデバイス6−1は、
対応するコンテンツの再生を停止する。コンテンツに関
連するデータとして記憶されている再生制限としての、
再生期限を過ぎた後に再生しようとしたとき、ポータブ
ルデバイス6−1は、対応するコンテンツの再生を停止
する。
【0036】使用者は、コンテンツを記憶したポータブ
ルデバイス6−1をパーソナルコンピュータ1から取り
外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再生させ
て、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォンなど
で聴くことができる。
【0037】ポータブルデバイス6−2は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを、コンテン
ツに関連するデータと共に記憶する。ポータブルデバイ
ス6−2は、コンテンツに関連するデータに基づいて、
記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォ
ンなどに出力する。使用者は、コンテンツを記憶したポ
ータブルデバイス6−2をパーソナルコンピュータ1か
ら取り外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再
生させて、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォ
ンなどで聴くことができる。
【0038】ポータブルデバイス6−3は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを、コンテン
ツに関連するデータと共に記憶する。ポータブルデバイ
ス6−3は、コンテンツに関連するデータに基づいて、
記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォ
ンなどに出力する。使用者は、コンテンツを記憶したポ
ータブルデバイス6−3をパーソナルコンピュータ1か
ら取り外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再
生させて、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォ
ンなどで聴くことができる。
【0039】以下、ポータブルデバイス6−1乃至6−
3を個々に区別する必要がないとき、単にポータブルデ
バイス6と称する。
【0040】図2は、パーソナルコンピュータ1の構成
を説明する図である。CPU(CentralProcessing Unit)
11は、各種アプリケーションプログラム(詳細につい
ては後述する)や、OS(Operating System)を実際に実
行する。ROM(Read-only Memory)12は、一般的に
は、CPU11が使用するプログラムや演算用のパラメー
タのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(Ran
dom-Access Memory)13は、CPU11の実行において使
用するプログラムや、その実行において適宜変化するパ
ラメータを格納する。これらはCPUバスなどから構成さ
れるホストバス14により相互に接続されている。
【0041】ホストバス14は、ブリッジ15を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interfac
e)バスなどの外部バス16に接続されている。
【0042】キーボード18は、CPU11に各種の指令
を入力するとき、使用者により操作される。マウス19
は、ディスプレイ20の画面上のポイントの指示や選択
を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ2
0は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)な
どから成り、各種情報をテキストやイメージで表示す
る。HDD(Hard Disk Drive)21は、ハードディスクを
駆動し、それらにCPU11によって実行するプログラム
や情報を記録または再生させる。
【0043】ドライブ22は、装着されている磁気ディ
スク41、光ディスク42(CDを含む)、光磁気ディス
ク43、または半導体メモリ44に記録されているデー
タまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプ
ログラムを、インターフェース17、外部バス16、ブ
リッジ15、およびホストバス14を介して接続されて
いるRAM13に供給する。
【0044】USBポート23−1には、USBケーブル7−
1を介して、ポータブルデバイス6−1が接続される。
USBポート23−1は、インターフェース17、外部バ
ス16、ブリッジ15、またはホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11、またはRAM13から供給された
データ(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス
6−1のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス6
−1に出力する。
【0045】USBポート23−2には、USBケーブル7−
2を介して、ポータブルデバイス6−2が接続される。
USBポート23−2は、インターフェース17、外部バ
ス16、ブリッジ15、またはホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11、またはRAM13から供給された
データ(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス
6−2のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス6
−2に出力する。
【0046】USBポート23−3には、USBケーブル7−
3を介して、ポータブルデバイス6−3が接続される。
USBポート23−3は、インターフェース17、外部バ
ス16、ブリッジ15、またはホストバス14を介し
て、HDD21、CPU11、またはRAM13から供給された
データ(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス
6−3のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス6
−3に出力する。
【0047】IEC(Internationl Electrotechnical Com
mission)60958端子24aを有する音声入出力インタフ
ェース24は、デジタル音声入出力、あるいはアナログ
音声入出力のインタフェース処理を実行する。スピーカ
45は、音声入出力インタフェース24から供給された
音声信号を基に、コンテンツに対応する所定の音声を出
力する。
【0048】これらのキーボード18乃至音声入出力イ
ンタフェース24は、インターフェース17に接続され
ており、インターフェース17は、外部バス16、ブリ
ッジ15、およびホストバス14を介してCPU11に接
続されている。
【0049】通信部25は、ネットワーク2が接続さ
れ、CPU11、またはHDD21から供給されたデータ(例
えば、登録の要求、またはコンテンツの送信要求など)
を、所定の方式のパケットに格納して、ネットワーク2
を介して、送信するとともに、ネットワーク2を介し
て、受信したパケットに格納されているデータ(例え
ば、認証鍵、またはコンテンツなど)をCPU11、RAM1
3、またはHDD21に出力する。
【0050】半導体ICとして、一体的に形成され、パー
ソナルコンピュータ1に装着されるアダプタ26のCPU
32は、外部バス16、ブリッジ15、およびホストバ
ス14を介してパーソナルコンピュータ1のCPU11と
共働し、各種の処理を実行する。RAM33は、CPU32が
各種の処理を実行する上において必要なデータやプログ
ラムを記憶する。不揮発性メモリ34は、パーソナルコ
ンピュータ1の電源がオフされた後も保持する必要があ
るデータを記憶する。ROM36には、パーソナルコンピ
ュータ1から、暗号化されているプログラムが転送され
てきたとき、それを復号するプログラムが記憶されてい
る。RTC(Real Time Clock)35は、計時動作を実行
し、時刻情報を提供する。
【0051】通信部25およびアダプタ26は、外部バ
ス16、ブリッジ15、およびホストバス14を介して
CPU11に接続されている。
【0052】以下、USBポート23−1乃至23−3を
個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート23
と称する。以下、USBケーブル7−1乃至7−3を個々
に区別する必要がないとき、単にUSBケーブル7と称す
る。
【0053】次に、ポータブルデバイス6の構成を図3
を参照して説明する。電源回路52は、乾電池51から
供給される電源電圧を所定の電圧の内部電力に変換し
て、CPU53乃至表示部67に供給することにより、ポ
ータブルデバイス6全体を駆動させる。
【0054】USBコントローラ57は、USBコネクタ56
を介して、パーソナルコンピュータ1とUSBケーブル7
を介して接続された場合、パーソナルコンピュータ1か
ら転送されたコンテンツを含むデータを、内部バス58
を介して、CPU53に供給する。
【0055】パーソナルコンピュータ1から転送される
データは、1パケット当たり64バイトのデータから構成
され、12Mbit/secの転送レートでパーソナルコンピュー
タ1から転送される。ポータブルデバイス6に転送され
るデータは、ヘッダおよびコンテンツから構成される
(その具体例は後述する)。
【0056】ポータブルデバイス6が、パーソナルコン
ピュータ1からコンテンツと共にコンテンツの書き込み
命令を受信した場合、ROM55からRAM54に読み出した
メインプログラムを実行するCPU53は、書き込み命令
を受け取り、フラッシュメモリコントローラ60を制御
して、パーソナルコンピュータ1から受信したコンテン
ツをフラッシュメモリ61に書き込ませる。
【0057】フラッシュメモリ61は、約64MByteの記
憶容量を有し、コンテンツを記憶する。また、フラッシ
ュメモリ61には、所定の圧縮方式で圧縮されているコ
ンテンツを伸張するための再生用コードが予め格納され
ている。
【0058】なお、フラッシュメモリ61は、ポータブ
ルデバイス6にメモリカードとして着脱可能とすること
ができる。
【0059】使用者による、図示せぬ再生/停止ボタン
の押し下げ操作に対応した再生命令が操作キーコントロ
ーラ62を介してCPU53に供給されると、CPU53は、
フラッシュメモリコントローラ60に、フラッシュメモ
リ61から、再生用コードとコンテンツとを読み出さ
せ、DSP59に転送させる。
【0060】DSP59は、フラッシュメモリ61から転
送された再生用コードに基づいてコンテンツをCRC(Cyc
lic Redundancy Check)方式で誤り検出をした後、再生
して、再生したデータ(図3中においてD1で示す)をデ
ィジタル/アナログ変換回路63に供給する。
【0061】DSP59は、内部に設けられた図示せぬ発
信回路とともに一体に構成され、外付けされた水晶で成
る発信子59AからのマスタークロックMCLKを基に、コ
ンテンツを再生するとともに、マスタークロックMCLK、
マスタークロックMCLKを基に内部の発振回路で生成した
所定の周波数のビットクロックBCLK、並びにフレーム単
位のLチャンネルクロックLCLK、およびRチャンネルク
ロックRCLKからなる動作クロックLRCLKをディジタルア
ナログ変換回路63に供給する。
【0062】DSP59は、コンテンツを再生するとき、
再生用コードに従って上述の動作クロックをディジタル
アナログ変換回路63に供給して、コンテンツを再生し
ないとき、再生用コードに従って動作クロックの供給を
停止して、ディジタルアナログ変換回路63を停止させ
て、ポータブルデバイス6全体の消費電力量を低減す
る。
【0063】同様に、CPU53およびUSBコントローラ5
7も、水晶でなる発振子53Aまたは57Aがそれぞれ
外付けされ、発振子53Aまたは57Aからそれぞれ供
給されるマスタークロックMCLKに基づき、所定の処理を
実行する。
【0064】このように構成することで、ポータブルデ
バイス6は、CPU53,DSP59,USBコントローラ57
等の各回路ブロックに対してクロック供給を行うための
クロック発生モジュールが不要となり、回路構成を簡素
化すると共に小型化することができる。
【0065】ディジタルアナログ変換回路63は、再生
したコンテンツをアナログの音声信号に変換して、これ
を増幅回路64に供給する。増幅回路64は、音声信号
を増幅して、ヘッドフォンジャック65を介して、図示
せぬヘッドフォンに音声信号を供給する。
【0066】このように、ポータブルデバイス6は、図
示せぬ再生/停止ボタンが押圧操作されたとき、CPU5
3の制御に基づいてフラッシュメモリ61に記憶されて
いるコンテンツを再生するとともに、再生中に再生/停
止ボタンが押圧操作されたとき、コンテンツの再生を停
止する。
【0067】ポータブルデバイス6は、停止後に再度再
生/停止ボタンが押圧操作されたとき、CPU53の制御
に基づいて停止した位置からコンテンツの再生を再開す
る。再生/停止ボタンが押圧操作により再生を停止して
操作が加わることなく数秒間経過したとき、ポータブル
デバイス6は、自動的に電源をオフして消費電力を低減
する。
【0068】因みに、ポータブルデバイス6は、電源が
オフになった後に再生/停止ボタンが押圧操作されたと
き、前回の停止した位置からコンテンツを再生せず、1
曲目から再生する。
【0069】また、ポータブルデバイス6のCPU53
は、LCDコントローラ66を制御して、表示部67に、
再生モードの状態(例えば、リピート再生、イントロ再
生など)、イコライザ調整(すなわち、音声信号の周波
数帯域に対応した利得の調整)、曲番号、演奏時間、再
生、停止、早送り、早戻しなどの状態、音量および乾電
池51の残量等の情報を表示させる。
【0070】さらに、ポータブルデバイス6は、EEPROM
68に、フラッシュメモリ61に書き込まれているコン
テンツの数、それぞれのコンテンツが書き込まれている
フラッシュメモリ61のブロック位置、およびその他種
々のメモリ蓄積情報等のいわゆるFAT(File Allocation
Table)を格納する。
【0071】因みに、本実施の形態においては、コンテ
ンツは、64KByteを1ブロックとして扱われ、1曲のコ
ンテンツに対応したブロック位置がFATに格納される。
【0072】フラッシュメモリ61にFATが格納される
場合、例えば、1曲目のコンテンツがCPU53の制御に
よりフラッシュメモリ61に書き込まれると、1曲目の
コンテンツに対応するブロック位置がFATとしてフラッ
シュメモリ61に書き込まれ、次に、2曲目のコンテン
ツがフラッシュメモリ61に書き込まれると、2曲目の
コンテンツに対応するブロック位置がFATとしてフラッ
シュメモリ61(1曲目と同一の領域)に書き込まれ
る。
【0073】このように、FATは、フラッシュメモリ6
1へのコンテンツの書き込みの度に書き換えられ、更
に、データの保護の為、同一のデータがリザーブ用に2
重に書き込まれる。
【0074】FATがフラッシュメモリ61に書き込まれ
ると、1回のコンテンツの書き込みに対応して、フラッ
シュメモリ61の同一の領域が2回書き換えられるの
で、少ないコンテンツの書き込みの回数で、フラッシュ
メモリ61に規定されている書き換えの回数に達してし
まい、フラッシュメモリ61の書き換えができなくなっ
てしまう。
【0075】そこで、ポータブルデバイス6は、FATをE
EPROM68に記憶させて、1回のコンテンツの書き込み
に対応するフラッシュメモリ61の書き換えの頻度を少
なくしている。
【0076】書き換えの回数の多いFATをEEPROM68に
記憶させることにより、FATをフラッシュメモリ61に
記憶させる場合に比較して、ポータブルデバイス6は、
コンテンツの書き込みができる回数を数十倍以上に増や
すことができる。更に、CPU53は、EEPROM68にFATを
追記するように書き込ませるので、EEPROM68の同一の
領域の書き換えの頻度を少なくして、EEPROM68が短期
間で書き換え不能になることを防止する。
【0077】ポータブルデバイス6は、USBケーブル7
を介してパーソナルコンピュータ1に接続されたとき
(以下、これをUSB接続と称する)、USBコントローラ5
7からCPU53に供給される割り込み信号に基づき、USB
接続されたことを認識する。
【0078】ポータブルデバイス6は、USB接続された
ことを認識すると、パーソナルコンピュータ1からUSB
ケーブル7を介して規定電流値の外部電力の供給を受け
るとともに、電源回路52を制御して、乾電池51から
の電力の供給を停止させる。
【0079】CPU53は、USB接続されたとき、DSP59
のコンテンツの再生の処理を停止させる。これにより、
CPU53は、パーソナルコンピュータ1から供給される
外部電力が規定電流値を超えてしまうことを防止して、
規定電流値の外部電力を常時受けられるように制御す
る。
【0080】このようにCPU53は、USB接続されると、
乾電池51から供給される電力からパーソナルコンピュ
ータ1から供給される電力に切り換えるので、電力単価
の安いパーソナルコンピュータ1からの外部電力が使用
され、電力単価の高い乾電池51の消費電力が低減さ
れ、かくして乾電池51の寿命を延ばすことができる。
【0081】なお、CPU53は、パーソナルコンピュー
タ1からUSBケーブル7を介して外部電力の供給を受け
たとき、DSP59の再生処理を停止させることにより、D
SP59からの輻射を低減させ、その結果としてパーソナ
ルコンピュータ1を含むシステム全体の輻射を一段と低
減させる。
【0082】図4は、CPU11の所定のプログラムの実
行等により実現される、パーソナルコンピュータ1の機
能の構成を説明するブロック図である。コンテンツ管理
プログラム111は、EMD選択プログラム131、チェ
ックイン/チェックアウト管理プログラム132、暗号
方式変換プログラム135、圧縮方式変換プログラム1
36、暗号化プログラム137、利用条件変換プログラ
ム139、利用条件管理プログラム140、認証プログ
ラム141、復号プログラム142、PD用ドライバ14
3、購入用プログラム144、および購入用プログラム
145などの複数のプログラムで構成されている。
【0083】コンテンツ管理プログラム111は、例え
ば、シャッフルされているインストラクション、または
暗号化されているインストラクションなどで記述され
て、その処理内容を外部から隠蔽し、その処理内容の読
解が困難になる(例えば、使用者が、直接、コンテンツ
管理プログラム111を読み出しても、インストラクシ
ョンを特定できないなど)ように構成されている。
【0084】EMD選択プログラム131は、コンテンツ
管理プログラム111がパーソナルコンピュータ1にイ
ンストールされるとき、コンテンツ管理プログラム11
1には含まれず、後述するEMDの登録の処理において、
ネットワーク2を介して、EMD登録サーバ3から受信さ
れる。EMD選択プログラム131は、EMDサーバ4−1乃
至4−3のいずれかとの接続を選択して、購入用アプリ
ケーション115、または購入用プログラム144若し
くは145に、EMDサーバ4−1乃至4−3のいずれか
との通信(例えば、コンテンツを購入するときの、コン
テンツのダウンロードなど)を実行させる。
【0085】チェックイン/チェックアウト管理プログ
ラム132は、チェックインまたはチェックアウトの設
定、およびコンテンツデータベース114に記録されて
いる利用条件ファイル162−1乃至162−Nに基づ
いて、コンテンツファイル161−1乃至161−Nに
格納されているコンテンツをポータブルデバイス6−1
乃至6−3のいずれかにチェックアウトするか、または
ポータブルデバイス6−1乃至6−3に記憶されている
コンテンツをチェックインする。
【0086】チェックイン/チェックアウト管理プログ
ラム132は、チェックインまたはチェックアウトの処
理に対応して、コンテンツデータベース114に記録さ
れている利用条件ファイル162−1乃至162−Nに
格納されている利用条件のデータを更新する。
【0087】コピー管理プログラム133は、コンテン
ツデータベース114に記録されている利用条件ファイ
ル162−1乃至162−Nに基づいて、コンテンツフ
ァイル161−1乃至161−Nに格納されているコン
テンツをポータブルデバイス6−1乃至6−3のいずれ
かにコピーするか、またはポータブルデバイス6−1乃
至6−3からコンテンツをコンテンツデータベース11
4にコピーする。
【0088】移動管理プログラム134は、コンテンツ
データベース114に記録されている利用条件ファイル
162−1乃至162−Nに基づいて、コンテンツファ
イル161−1乃至161−Nに格納されているコンテ
ンツをポータブルデバイス6−1乃至6−3のいずれか
に移動するか、またはポータブルデバイス6−1乃至6
−3からコンテンツをコンテンツデータベース114に
移動する。
【0089】暗号方式変換プログラム135は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの暗
号化の方式、購入用プログラム144がEMDサーバ4−
2から受信したコンテンツの暗号化の方式、または購入
用プログラム145がEMDサーバ4−3から受信したコ
ンテンツの暗号化の方式を、コンテンツデータベース1
14が記録しているコンテンツファイル161−1乃至
161−Nに格納されているコンテンツと同一の暗号化
の方式に変換する。
【0090】また、暗号方式変換プログラム135は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツを、ポータブルデバイス6−1または6−3が利用可
能な暗号化方式に変換する。
【0091】圧縮方式変換プログラム136は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの圧
縮の方式、購入用プログラム144がEMDサーバ4−2
から受信したコンテンツの圧縮の方式、または購入用プ
ログラム145がEMDサーバ4−3から受信したコンテ
ンツの圧縮の方式を、コンテンツデータベース114が
記録しているコンテンツファイル161−1乃至161
−Nに格納されているコンテンツと同一の圧縮の方式に
変換する。
【0092】また、圧縮方式変換プログラム136は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツを、ポータブルデバイス6−1または6−3が利用可
能な圧縮の方式に変換する。
【0093】暗号化プログラム137は、例えばCDから
読み取られ、録音プログラム113から供給されたコン
テンツ(暗号化されていない)を、コンテンツデータベ
ース114が記録しているコンテンツファイル161−
1乃至161−Nに格納されているコンテンツと同一の
暗号化の方式で暗号化する。
【0094】圧縮/伸張プログラム138は、例えばCD
から読み取られ、録音プログラム113から供給された
コンテンツ(圧縮されていない)を、コンテンツデータ
ベース114が記録しているコンテンツファイル161
−1乃至161−Nに格納されているコンテンツと同一
の符号化の方式で符号化する。圧縮/伸張プログラム1
38は、符号化されているコンテンツを伸張(復号)す
る。
【0095】利用条件変換プログラム139は、ネット
ワーク2を介して、購入用アプリケーションプログラム
115がEMDサーバ4−1から受信したコンテンツの利
用条件を示すデータ(いわゆる、Usage Rule)、購入用
プログラム144がEMDサーバ4−2から受信したコン
テンツの利用条件を示すデータ、または購入用プログラ
ム145がEMDサーバ4−3から受信したコンテンツの
利用条件を示すデータを、コンテンツデータベース11
4が記録している利用条件ファイル162−1乃至16
2−Nに格納されている利用条件データと同一のフォー
マットに変換する。
【0096】また、利用条件変換プログラム139は、
ポータブルデバイス6−1または6−3にコンテンツを
チェックアウトするとき、チェックアウトするコンテン
ツに対応する利用条件のデータを、ポータブルデバイス
6−1または6−3が利用可能な利用条件のデータに変
換する。
【0097】利用条件管理プログラム140は、コンテ
ンツのコピー、移動、チェックイン、またはチェックア
ウトの処理を実行する前に、コンテンツデータベース1
14に記録されている利用条件ファイル162−1乃至
162−Nに格納されている利用条件のデータに対応す
るハッシュ値(後述する)を基に、利用条件のデータの
改竄を検出する。利用条件管理プログラム140は、コ
ンテンツのコピー、移動、チェックイン、またはチェッ
クアウトの処理に伴う、コンテンツデータベース114
に記録されている利用条件ファイル162−1乃至16
2−Nに格納されている利用条件のデータを更新に対応
して、利用条件のデータに対応するハッシュ値を更新す
る。
【0098】認証プログラム141は、コンテンツ管理
プログラム111と購入用アプリケーションプログラム
115との相互認証の処理、およびコンテンツ管理プロ
グラム111と購入用プログラム144との相互認証の
処理を実行する。また、認証プログラム141は、EMD
サーバ4−1と購入用アプリケーションプログラム11
5との相互認証の処理、EMDサーバ4−2と購入用プロ
グラム144との相互認証の処理、およびEMDサーバ4
−3と購入用プログラム145との相互認証の処理で利
用される認証鍵を記憶している。
【0099】認証プログラム141が相互認証の処理で
利用する認証鍵は、コンテンツ管理プログラム111が
パーソナルコンピュータ1にインストールされたとき、
認証プログラム141に記憶されておらず、表示操作指
示プログラム112により登録の処理が正常に実行され
たとき、EMD登録サーバ3から供給され、認証プログラ
ム141に記憶される。
【0100】復号プログラム142は、コンテンツデー
タベース114が記録しているコンテンツファイル16
1−1乃至161−Nに格納されているコンテンツをパ
ーソナルコンピュータ1が再生するとき、コンテンツを
復号する。
【0101】PD用ドライバ143は、ポータブルデバイ
ス6−2に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−2から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、ポータブルデバイス6−
2にコンテンツまたはポータブルデバイス6−2に所定
の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0102】PD用ドライバ143は、ポータブルデバイ
ス6−1に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−1から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、デバイスドライバ116
−1にコンテンツ、またはデバイスドライバ116−1
に所定の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0103】PD用ドライバ143は、ポータブルデバイ
ス6−3に所定のコンテンツをチェックアウトすると
き、またはポータブルデバイス6−3から所定のコンテ
ンツをチェックインするとき、デバイスドライバ116
−2にコンテンツ、またはデバイスドライバ116−2
に所定の処理を実行させるコマンドを供給する。
【0104】購入用プログラム144は、いわゆる、プ
ラグインプログラムであり、コンテンツ管理プログラム
111と共にインストールされ、EMD登録サーバ3から
ネットワーク2を介して供給され、または所定のCDに記
録されて供給される。購入用プログラム144は、パー
ソナルコンピュータ1にインストールされたとき、コン
テンツ管理プログラム111の有する所定の形式のイン
ターフェースを介して、コンテンツ管理プログラム11
1とデータを送受信する。
【0105】購入用プログラム144は、例えば、シャ
ッフルされているインストラクション、または暗号化さ
れているインストラクションなどで記述されて、その処
理内容を外部から隠蔽し、その処理内容の読解が困難に
なる(例えば、使用者が、直接、購入用プログラム14
4を読み出しても、インストラクションを特定できない
など)ように構成されている。
【0106】購入用プログラム144は、ネットワーク
2を介して、EMDサーバ4−2に所定のコンテンツの送
信を要求するとともに、EMDサーバ4−2からコンテン
ツを受信する。また、購入用プログラム144は、EMD
サーバ4−2からコンテンツを受信するとき、課金の処
理を実行する。
【0107】購入用プログラム145は、コンテンツ管
理プログラム111と共にインストールされるプログラ
ムであり、ネットワーク2を介して、EMDサーバ4−3
に所定のコンテンツの送信を要求するとともに、EMDサ
ーバ4−3からコンテンツを受信する。また、購入用プ
ログラム145は、EMDサーバ4−3からコンテンツを
受信するとき、課金の処理を実行する。
【0108】表示操作指示プログラム112は、フィル
タリングデータファイル181、表示データファイル1
82、画像ファイル183−1乃至183−K、または
履歴データファイル184を基に、ディスプレイ20に
所定のウィンドウの画像を表示させ、キーボード18ま
たはマウス19への操作を基に、コンテンツ管理プログ
ラム111にチェックインまたはチェックアウトなどの
処理の実行を指示する。
【0109】フィルタリングデータファイル181は、
コンテンツデータベース114に記録されているコンテ
ンツファイル161−1乃至161−Nに格納されてい
るコンテンツそれぞれに重み付けをするためのデータを
格納して、HDD21に記録されている。
【0110】表示データファイル182は、コンテンツ
データベース114に記録されているコンテンツファイ
ル161−1乃至161−Nに格納されているコンテン
ツに対応するデータを格納して、HDD21に記録されて
いる。
【0111】画像ファイル183−1乃至183−K
は、コンテンツデータベース114に記録されているコ
ンテンツファイル161−1乃至161−Nに対応する
画像、または後述するパッケージに対応する画像を格納
して、HDD21に記録されている。
【0112】以下、画像ファイル183−1乃至183
−Kを個々に区別する必要がないとき、単に、画像ファ
イル183と称する。
【0113】履歴データファイル184は、コンテンツ
データベース114に記録されているコンテンツファイ
ル161−1乃至161−Nに格納されているコンテン
ツがチェックアウトされた回数、チェックインされた回
数、その日付などの履歴データを格納して、HDD21に
記録されている。
【0114】表示操作指示プログラム112は、登録の
処理のとき、ネットワーク2を介して、EMD登録サーバ
3に、予め記憶しているコンテンツ管理プログラム11
1のIDを送信するとともに、EMD登録サーバ3から認証
用鍵およびEMD選択プログラム131を受信して、コン
テンツ管理プログラム111に認証用鍵およびEMD選択
プログラム131を供給する。
【0115】録音プログラム113は、所定のウィンド
ウの画像を表示させて、キーボード18またはマウス1
9への操作を基に、ドライブ22に装着された光ディス
ク42であるCDからコンテンツの録音時間などのデータ
を読み出す。
【0116】録音プログラム113は、CDに記録されて
いるコンテンツの録音時間などを基に、ネットワーク2
を介して、WWWサーバ5−1または5−2にCDに対応す
るデータ(例えば、アルバム名、またはアーティスト名
など)またはCDに記録されているコンテンツに対応する
データ(例えば、曲名など)の送信を要求するととも
に、WWWサーバ5−1または5−2からCDに対応するデ
ータまたはCDに記録されているコンテンツに対応するデ
ータを受信する。
【0117】録音プログラム113は、受信したCDに対
応するデータまたはCDに記録されているコンテンツに対
応するデータを、表示操作指示プログラム112に供給
する。
【0118】また、録音の指示が入力されたとき、録音
プログラム113は、ドライブ22に装着された光ディ
スク42であるCDからコンテンツを読み出して、コンテ
ンツ管理プログラム111に出力する。
【0119】コンテンツデータベース114は、コンテ
ンツ管理プログラム111から供給された所定の方式で
圧縮され、所定の方式で暗号化されているコンテンツ
を、コンテンツファイル161−1乃至161−Nのい
ずれかに格納する(HDD21に記録する)。コンテンツ
データベース114は、コンテンツファイル161−1
乃至161−Nにそれぞれ格納されているコンテンツに
対応する利用条件のデータを、コンテンツが格納されて
いるコンテンツファイル161−1乃至161−Nにそ
れぞれ対応する利用条件ファイル162−1乃至162
−Nのいずれかに格納する(HDD21に記録する)。
【0120】コンテンツデータベース114は、コンテ
ンツファイル161−1乃至161−Nまたは利用条件
ファイル162−1乃至162−Nをレコードとして記
録してもよい。
【0121】例えば、コンテンツファイル161−1に
格納されているコンテンツに対応する利用条件のデータ
は、利用条件ファイル162−1に格納されている。コ
ンテンツファイル161−Nに格納されているコンテン
ツに対応する利用条件のデータは、利用条件ファイル1
62−Nに格納されている。
【0122】以下、コンテンツファイル161−1乃至
161−Nを個々に区別する必要がないとき、単に、コ
ンテンツファイル161と称する。以下、利用条件ファ
イル162−1乃至162−Nを個々に区別する必要が
ないとき、単に、利用条件ファイル162と称する。
【0123】購入用アプリケーションプログラム115
は、EMD登録サーバ3からネットワーク2を介して供給
され、または所定のCD-ROMに記録されて供給される。購
入用アプリケーションプログラム115は、ネットワー
ク2を介して、EMDサーバ4−1に所定のコンテンツの
送信を要求するとともに、EMDサーバ4−1からコンテ
ンツを受信して、コンテンツ管理プログラム111に供
給する。また、購入用アプリケーションプログラム11
5は、EMDサーバ4−1からコンテンツを受信すると
き、課金の処理を実行する。
【0124】ドライバ117は、コンテンツ管理プログ
ラム111などの制御の基に、音声入出力インターフェ
ース24を駆動して、外部から供給されたデジタルデー
タであるコンテンツを入力してコンテンツ管理プログラ
ム111に供給するか、若しくはコンテンツ管理プログ
ラム111を介してコンテンツデータベース114から
供給されたコンテンツをデジタルデータとして出力する
か、または、コンテンツ管理プログラム111を介して
コンテンツデータベース114から供給されたコンテン
ツに対応するアナログ信号を出力する。
【0125】次に、ポータブルデバイス6のフラッシュ
メモリ61(例えば、メモリースティック(商標))に
記憶されているコンテンツの不正コピーを防止する方法
について説明する。
【0126】ポータブルデバイス6のフラッシュメモリ
61に記憶されているコンテンツファイルは、図5に示
すように、ヘッダ部とデータ部に区分されており、ヘッ
ダ部には、曲識別子(コンテンツID)、再生回数、再生
期限、曲名、およびアーティスト名などの情報が記憶さ
れ、データ部には、ATRAC(登録商標)3などの符
号化方式で符号化され、暗号化されたコンテンツなどが
記述されている。この例においては、コンテンツの改竄
を防止するために、コンテンツファイルのヘッダ部に、
MAC(Message Authentication Code)値が記録される。
MACは、keyed hashといわれる鍵付き一方向性関数(例
えば、SHA、DES等が用いられる)により、式(1)に示
すように演算される。 MAC値=MAC(Kc,重要情報) ・・・(1)
【0127】ここで、Kcは、データ部に記録されてい
るコンテンツを暗号化しているコンテンツ鍵(暗号鍵)
である。また、重要情報は、ヘッダ部に記憶されている
情報のうちの所定のもの(例えば、曲識別子、再生回
数、および再生期限)である。
【0128】曲識別子(コンテンツID)は、コンテンツ
に対応した、コンテンツを特定するためのIDである。曲
名は、コンテンツに対応する曲名をASCII(American Nat
ional Standard Code for Information Interchange)コ
ードに変換したデータである。アーティスト名は、コン
テンツに対応するアーティスト名、作詞者名、または作
曲者名などをASCIIコードに変換したデータである。
【0129】再生期限は、コンテンツの再生が可能な期
間(すなわち、開始日時または終了日時)または回数制
限(そのコンテンツに対応して予め設定された再生可能
な回数)が設定されているか否かを示すデータである。
再生期限には、回数制限が設定されているとき、”1”
が割り当てられ、再生が可能な期間が設定されていると
き、”2”が割り当てられ、回数制限および再生が可能
な期間がいずれも設定されていないとき(いわゆる、買
い取りで購入されたとき)、”0”が割り当てられる。
【0130】再生回数は、再生期限が”1”または”
2”であるとき、そのコンテンツの再生の処理を実行し
たときCPU53により更新される、コンテンツが再生さ
れた回数を示す。
【0131】図6は、図5に示されるようなポータブル
デバイス6のフラッシュメモリ61に記録されているコ
ンテンツをパーソナルコンピュータ1により再生する場
合の処理を表わしている。ステップS1において、パー
ソナルコンピュータ1の認証プログラム141は、ポー
タブルデバイス6のCPU53と相互認証処理を行い、通
信用鍵Ksを共有し、それを利用して、さらにフラッシ
ュメモリ61のデータ部に記憶されているコンテンツを
暗号化している暗号鍵Kcを取得する。
【0132】すなわち、認証プログラム141は、CPU
53と相互認証処理を実行し、通信用鍵Ks1を共有す
る。CPU53は、また、内部バス58およびフラッシュ
メモリコントローラ60を介して、フラッシュメモリ6
1と相互認証処理を実行し、通信用鍵Ks2を共有す
る。
【0133】相互認証が正しく行われなかったとき、処
理は終了されるが、正しく行われたとき、さらに、フラ
ッシュメモリ61は、内部に記憶している暗号鍵Kc
(保存用鍵で暗号化されている)を、やはり内部に記憶
している保存用鍵で復号し、通信用鍵Ks2で暗号化し
て、フラッシュメモリコントローラ60および内部バス
58を介して、CPU53に転送する。CPU53は、転送を
受けた暗号鍵Kcを通信用鍵Ks2で復号する。
【0134】また、このとき、フラッシュメモリ61
は、コンテンツファイル(図5)のヘッダ部に記憶され
ている重要情報と前回のMAC値を読み出し、通信用鍵K
2で暗号化してCPU53に転送する。CPU53は、これ
を受信すると、通信用鍵Ks2で復号する。
【0135】CPU53は、暗号鍵Kc、重要情報、およ
び前回のMAC値を、通信用鍵Ks1で暗号化し、パーソナ
ルコンピュータ1の認証プログラム141に転送する。
認証プログラム141は、復号プログラム142に、こ
れを通信用鍵Ks1で復号させる。
【0136】このように、フラッシュメモリ61とCPU
53の間、または、CPU53と認証プログラム141と
の間は、それぞれ通信用鍵Ks2、または通信用鍵Ks1
で暗号化して、コンテンツが授受されるが、以下の説明
においては、この暗号化処理の説明は、特に強調する必
要がある場合を除き、省略する。
【0137】ステップS2において、利用条件管理プロ
グラム140は、ステップS1で取得した暗号鍵Kc
と、コンテンツファイルのヘッダ部の重要情報とから、
上記した式(1)に従って、MAC値を演算し、その値を
Rに設定する。ステップS3において、利用条件管理プ
ログラム140は、ステップS2で演算された値Rと、
前回演算され、コンテンツファイルのヘッダ部に保存さ
れていたMAC値とを比較する。両者が一致しない場合、
利用条件管理プログラム140は、ステップS4に進
み、例えば、表示操作指示プログラム112に「コンテ
ンツファイルが改竄された恐れがあります」のようなメ
ッセージを、ディスプレイ20に表示させた後、処理を
終了させる。この場合においては、ポータブルデバイス
6のフラッシュメモリ61に記録されているコンテンツ
は、改竄されたものであり、再生が実行されない。
【0138】ステップS3において、値Rとコンテンツ
ファイルのヘッダ部に保存しておいたMAC値が一致する
と判定された場合、ステップS5に進み、コンテンツ管
理プログラム111は、CPU53を介して、フラッシュ
メモリ61から、暗号化されているコンテンツの転送を
受け、復号プログラム142に、それを暗号鍵Kcで復
号させ、圧縮/伸張プログラム138に、さらにそのコ
ンテンツの圧縮符号を復号(伸張)させ、音声入出力イ
ンタフェース24を介して出力(再生)させる。
【0139】ステップS6において、利用条件管理プロ
グラム140は、CPU53を制御し、フラッシュメモリ
61のコンテンツファイルのヘッダ部の重要情報の中の
再生回数の値を1だけインクリメントさせる。さらに、
利用条件管理プログラム140は、ステップS7におい
て、CPU53を制御し、新たな重要情報(その再生回数
の値が1だけインクリメントされている)を用いて、式
(1)に従って、MAC値を演算させ、そのMAC値で、フラ
ッシュメモリ61のコンテンツファイルのヘッダ部に保
存されているMAC値を更新させる。MAC値は、暗号鍵Kc
がないと演算できないため、認証を受けた機器あるいは
利用条件管理プログラム140だけが、演算できること
になる。
【0140】しかしながら、図6の方法は、図7に示し
た方法による不正を防止することができない。すなわ
ち、まず、最初にポータブルデバイス6−1のフラッシ
ュメモリ61−1(第1のポータブルデバイス6−1の
フラッシュメモリ61)のコンテンツファイル(そのMA
C値として、MAC1が記録されているものとする)がHDD
21のコンテンツデータベース114にバックアップさ
れたとすると、これがコンテンツデータベース114
に、コンテンツファイル161−1(MAC1)として記
憶される。このとき、フラッシュメモリ61−1には、
オリジナルのコンテンツファイル(MAC1)が残る。
【0141】次に、フラッシュメモリ61−1のコンテ
ンツファイル(MAC1)がコンテンツデータベース11
4に移動されると、これが、コンテンツデータベース1
14に、コンテンツファイル161−2(MAC1)とし
て記憶される。このとき、フラッシュメモリ61−1の
コンテンツファイル(MAC1)は削除され、コンテンツ
データベース114には、コンテンツファイル161−
1(MAC1)とコンテンツファイル161−2(MAC1)
の2つのコンテンツファイルが記憶される。
【0142】さらに、コンテンツデータベース114の
コンテンツファイル161−1(MAC1)がフラッシュ
メモリ61−1にリストアされると、コンテンツデータ
ベース114にはコンテンツファイル161−2(MAC
1)が残る。コンテンツデータベース114のコンテン
ツファイル161−2(MAC1)がポータブルデバイス
6−2のフラッシュメモリ61−2(第2のポータブル
デバイス6−2のフラッシュメモリ61)に移動される
と、結果的に、同一のコンテンツファイル(MAC1)が
2つのフラッシュメモリ61−1,61−2に記憶され
たことになる。従って、パーソナルコンピュータ1は、
フラッシュメモリ61−2に記憶されたコンテンツファ
イル161−2(MAC1)を、フラッシュメモリ61−
1に記憶されたコンテンツファイル161−1(MAC
1)と同様に再生することができる。
【0143】このような不正を防止するために、本発明
では、例えば、MAC値を、次式(2)で示すようにして
求めることができる。式(2)において、変数seq#は、
コピーや移動が行われる毎に更新(例えばインクリメン
ト)される変数であり、フラッシュメモリ61の、通常
のプログラムによるアクセスが禁止されている(アダプ
タ26または利用条件管理プログラム140のみがアク
セス可能な)media defect list(メディア ディフェ
クト リスト)の0番目のblockに記憶される。また、|
|は連結(または結合)を意味し、A||Bは、データA
(aビット)の最下位ビット(LSB(Least Significant
Bit))側にデータB(bビット)を単純に結合して、
a+bビットにしたデータを意味する。 MAC値=MAC(Kc, seq# || 重要情報) ・・・(2)
【0144】media defect list は、図8(A)に示す
ように、defect(bad) block(欠陥を有するブロッ
ク)と、その交代ブロックを登録しておくリストであ
り、ここにdefect blockとして登録されると、基本的
に、そのblockに対する読み出しおよび書き込みは禁止
され、その代わりに、交代ブロックに対して読み出しお
よび書き込みが行われる。ただし、0番目のdefect blo
ckには、欠陥を有しないblockが登録されており、CPU5
3は、特別なコマンドを受信したときにだけ、そこに対
する読み出しおよび書き込みを実行するようになされて
いる。変数seq#は、図8(B)に示すように、この0番
目のdefect blockに記憶される。
【0145】この特別な指令(コマンド)を出すことが
できるのは、アダプタ26と利用条件管理プログラム1
40だけとされる。従って、0番目のdefect blockにア
クセスすることができるのは、アダプタ26と利用条件
管理プログラム140だけとなる。
【0146】変数seq#は、それぞれのコンテンツ(トラ
ック)に対して、一対一に割り振られているため、MAC
値の再演算は、その各コンテンツ(トラック)毎に行わ
れる。
【0147】なお、変数seq#を記憶する領域は、media
defect listの0番目のdefect blockに限られるもので
はなく、一般的に、読み出しおよび書き込みが禁止され
る領域であれば、それらを利用しても良い。
【0148】図9は、このようなフラッシュメモリ61
に記録されているコンテンツファイルをHDD21に移動
する場合の処理を表わしている。
【0149】ステップS21において、CPU53は、フ
ラッシュメモリ61と認証し、暗号鍵Kcを取得する。
ステップS22において、パーソナルコンピュータ1の
認証プログラム141は、ポータブルデバイス6のCPU
53と相互認証処理を行い、通信用鍵Ksを共有する。
この処理は、上述した図6のステップS1の処理と同様
の処理である(但し、ステップS1では、このとき共有
する通信用鍵をKs1としている)。
【0150】ステップS23において、利用条件管理プ
ログラム140は、CPU53に、予め用意されている特
別なコマンドを出力し、フラッシュメモリ61のmedia
defect list(図8(A))の0番目のdefect block
(図8(B))に記憶されている変数seq#の更新を要求
し、CPU53は、この要求に対応して、変数seq#を、所
定の値に更新させる。
【0151】ステップS24において、CPU53は、ス
テップS21でフラッシュメモリ61から取得した暗号
鍵Kcを、ステップS22との間で取得した通信用鍵K
sで暗号化し、利用条件移動管理プログラム140へ転
送する。ステップS25において、CPU53は、フラッ
シュメモリ61に記憶されているコンテンツファイルの
データ部の、暗号化されているコンテンツの転送を受
け、通信用鍵Ksで暗号化して、移動管理プログラム1
34へ転送する。移動管理プログラム134は、ポータ
ブルデバイス6から転送されてきたコンテンツを、HDD
21(コンテンツデータベース114)に保存する。ス
テップS26において、移動管理プログラム134は、
復号プログラム142に、ポータブルデバイス6から転
送されてきた暗号鍵Kcを通信用鍵Ksで復号させ、そ
れを、暗号化プログラム137に、自分自身の保存用鍵
で暗号化させ、HDD21に記憶させる。
【0152】ステップS27において、移動管理プログ
ラム134は、CPU53に対して、コンテンツファイル
がコピーされたことを通知する。このときCPU53は、
ステップS28において、フラッシュメモリ61に記憶
されているコンテンツファイル(ステップS25で、利
用条件管理プログラム140に転送したコンテンツファ
イル)を削除する。
【0153】移動処理をこのように行うようにすると、
図7を参照して説明した不正コピーを防止することがで
きる。いま、例えば、図10に示すように、ポータブル
デバイス6−1のフラッシュメモリ61−1にコンテン
ツAが記録されているものとする。この場合、コンテン
ツAの重要情報に対応するMAC値としてのMAC1がコンテ
ンツAのヘッダ部に保存され、変数seq1が、media def
ect listの0番目のdefect blockに、コンテンツAに対
応して記憶されている(以下、この場合の状態を、“A
(MAC1),seq1”のように記述する)。この状態にお
いて、コンテンツファイルをHDD21のコンテンツデー
タベース114にバックアップしたとする。このとき、
コンテンツデータベース114にはコンテンツA(MAC
1)が記憶されるが、フラッシュメモリ61−1の変数
seq1とMAC1は更新されていないので、フラッシュメモ
リ61−1には、コンテンツA(MAC1),seq1が残
る。
【0154】次に、フラッシュメモリ61−1のコンテ
ンツA(MAC1),seq1をコンテンツデータベース11
4に移動させた場合、その時点において、フラッシュメ
モリ61−1の変数seq1は、変数seq2に更新される
(ステップS23)が、MAC1は更新されていないの
で、コンテンツデータベース114には、コンテンツA
(MAC1)が、新たに記録される。CPU53は、移動管理
プログラム134からの通知(コンテンツAが移動され
た旨の通知)を受け、フラッシュメモリ61−1に記録
されているコンテンツAを削除させる。
【0155】その後、コンテンツデータベース114に
バックアップされたコンテンツA(MAC1)をフラッシ
ュメモリ61−1にリストアすると、フラッシュメモリ
61−1には、コンテンツA(MAC1),seq2が保存さ
れる。さらに、コンテンツデータベース114に移動さ
れたコンテンツA(MAC1)をポータブルデバイス6−
2のフラッシュメモリ61−1に移動させると、変数se
q2が、さらに変数seq3に更新され、記録されるコンテ
ンツは、コンテンツA(MAC1),seq3となる。
【0156】このフラッシュメモリ61−1または61
−2が、図6のフローチャートに沿って再生されると、
ステップS2の処理でMAC値の演算には、変数seq2(ま
たはseq3)が用いられることになり、変数seq1を用い
て演算され、コンテンツファイルのヘッダ部に記憶され
ているMAC1とは異なる値となる。その結果、ステップ
S3で判定がNOになり、このコンテンツは不正にコピー
されたとして、再生されることはない。
【0157】以上においては、記録媒体として、ポータ
ブルデバイス6を用いる場合を例として説明したが、本
発明は、その他の記録媒体にデータを移転またはコピー
する場合にも応用することが可能である。
【0158】また、コンテンツは、曲のデータまたは音
声データなどの楽音データ以外に、画像データ、その他
のデータとすることもできる。
【0159】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしてのポータブルデバ
イス6に組み込まれているコンピュータ(CPU53に対
応する)、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0160】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図2に示すように、磁気
ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク
42(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク
43(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモ
リ44などよりなるパッケージメディア、または、プロ
グラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM12
や、HDD21などにより構成される。プログラム格納媒
体へのプログラムの格納は、必要に応じて通信部25な
どのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワ
ークまたはインターネットなどのネットワーク2、デジ
タル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利
用して行われる。
【0161】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0162】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0163】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0164】
【発明の効果】本発明の情報処理装置、情報処理方法、
およプログラム格納媒体に格納されているプログラムに
よれば、演算情報と暗号鍵に基づき所定の演算を行い、
その演算結果と、過去の演算結果とを比較し、その比較
結果に対応して、蓄積されているコンテンツデータの利
用を制御するようにしたので、改竄が行われたとして
も、それを検出することができ、蓄積されているコンテ
ンツデータの不正な複製を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツデータ管理システムの
一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ1の構成を説明
する図である。
【図3】図1のポータブルデバイス6の構成を説明する
図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ1の機能を説明
するブロック図である。
【図5】コンテンツファイルを説明する図である。
【図6】図1のポータブルデバイス6からパーソナルコ
ンピュータ1にコンテンツを出力する場合の処理を説明
するフローチャートである。
【図7】図6の処理に関する図3のフラッシュメモリ6
1の動作を説明する図である。
【図8】media defect listを説明する図である。
【図9】ポータブルデバイス6から図2のHDD21へデ
ータを移動する場合の処理を説明するフローチャートで
ある。
【図10】図9の処理に関するフラッシュメモリ61の
動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 ネットワーク,
3 EMD登録サーバ,6−1乃至6−3 ポータブルデ
バイス, 11 CPU, 12 ROM, 13RAM, 2
1 HDD, 24 音声入出力インターフェース, 2
4a IEC60958端子, 26 アダプタ, 32 CP
U, 33 RAM, 34 不揮発性メモリ, 35 RT
C, 36 ROM, 41 磁気ディスク, 42 光デ
ィスク,43 光磁気ディスク, 44 半導体メモ
リ, 53 CPU, 54 RAM,55 ROM, 59 D
SP, 61 フラッシュメモリ, 111 コンテンツ
管理プログラム, 112 表示操作指示プログラム,
113 録音プログラム, 114 コンテンツデー
タベース, 131 EMD選択プログラム, 132
チェックイン/チェックアウト管理プログラム, 13
3 コピー管理プログラム, 134 移動管理プログ
ラム, 135 暗号方式変換プログラム, 136
圧縮方式変換プログラム, 137 暗号化プログラ
ム, 138圧縮/伸張プログラム, 139 利用条
件変換プログラム, 140 利用条件管理プログラ
ム, 141 認証プログラム, 142 復号プログ
ラム,143 PD用ドライバ, 144 購入用プログ
ラム, 145 購入用プログラム, 181 フィル
タリングデータファイル, 182 表示データファイ
ル, 183 画像ファイル, 184 履歴データフ
ァイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号鍵で暗号化されているコンテンツデ
    ータを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段により蓄積された前記コンテンツデータの
    管理情報を保持する保持手段と、 前記管理情報のうち、所定のタイミングで更新される更
    新情報を含む演算情報と、前記暗号鍵に基づき所定の演
    算を行う演算手段と、 前記演算手段の演算結果を記憶する記憶手段と、 前記演算手段の演算結果と、前記記憶手段に記憶されて
    いる過去の前記演算結果とを比較し、比較結果に対応し
    て前記蓄積手段に蓄積されている前記コンテンツデータ
    の利用を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記演算情報と前記暗
    号鍵にハッシュ関数を適用して前記演算を行うことを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツデータは音楽データであ
    り、 前記演算情報は、前記音楽データを識別する識別情報を
    含み、 前記保持手段は、通常、読み出しまたは書き込みを行う
    ことができない領域に前記更新情報を保持することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 暗号鍵で暗号化されているコンテンツデ
    ータを蓄積する蓄積ステップと、 前記蓄積ステップの処理により蓄積された前記コンテン
    ツデータの管理情報を保持する保持ステップと、 前記管理情報のうち、所定のタイミングで更新される更
    新情報を含む演算情報を、前記暗号鍵に基づき所定の演
    算を行う演算ステップと、 前記演算ステップの演算結果を記憶する記憶ステップ
    と、 前記演算ステップの演算結果と、前記記憶ステップの処
    理で記憶された過去の前記演算結果とを比較し、比較結
    果に対応して前記蓄積ステップの処理で蓄積された前記
    コンテンツデータの利用を制御する制御ステップとを含
    むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 暗号鍵で暗号化されているコンテンツデ
    ータを蓄積する蓄積ステップと、 前記蓄積ステップの処理により蓄積された前記コンテン
    ツデータの管理情報を保持する保持ステップと、 前記管理情報のうち、所定のタイミングで更新される更
    新情報を含む演算情報を、前記暗号鍵に基づき所定の演
    算を行う演算ステップと、 前記演算ステップの演算結果を記憶する記憶ステップ
    と、 前記演算ステップの演算結果と、前記記憶ステップの処
    理で記憶された過去の前記演算結果とを比較し、比較結
    果に対応して前記蓄積ステップの処理で蓄積された前記
    コンテンツデータの利用を制御する制御ステップとを含
    むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプロ
    グラムが格納されているプログラム格納媒体。
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