JP2000173182A - 記録媒体および記録装置 - Google Patents

記録媒体および記録装置

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JP2000173182A
JP2000173182A JP10346352A JP34635298A JP2000173182A JP 2000173182 A JP2000173182 A JP 2000173182A JP 10346352 A JP10346352 A JP 10346352A JP 34635298 A JP34635298 A JP 34635298A JP 2000173182 A JP2000173182 A JP 2000173182A
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Kenji Tagawa
健二 田川
Yasushi Kamisaka
靖 上坂
Masayuki Kozuka
雅之 小塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽CDなどのパッケージ型の同一コンテン
ツに対する曲データに対して、2つ以上の異なる圧縮形
式のデータを予め記録した記録媒体を提供することを目
的とし、半導体メモリのような可搬型の記録媒体に記録
する際に、圧縮処理を行わずに済み、しかも記録媒体の
特性を認識して自動的に適切な圧縮形式のデータを選択
し、別の記録媒体に記録する記録媒体を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明のディジタルデータ記録装置は、
一般にはパーソナルコンピュータで実現され、第一の記
録媒体101、入力手段102、読み出し手段103、
判定手段104、第二の記録媒体識別情報取得手段10
5、記録手段識別情報取得手段106、記録手段10
7、第二の記録媒体108、復号化手段109、課金手
段110を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
が記録された記録媒体、およびその記録装置に関し、よ
り特定的には、同一コンテンツに対し、2つ以上の異な
る圧縮形式のデータを記録した記録媒体と、その記録媒
体をもとに、圧縮データを別の記録媒体へ記録する記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽の流通は、CD(Compact Di
sc)によるものが大半を占めており、購入したCDをも
とに、小型の記録媒体であるMD(Mini Disc)にコピ
ーして、手軽に音楽を鑑賞する形態が広がっている。ま
た、最近では、CDに記録されているLPCM(Linear
Pulse Code Modulation)のデータを例えばMP3(MP
EG 1 Layer 3)形式に変換し、元データの1/10程度
の容量に圧縮することにより、MDよりさらに小型の半
導体メモリなどに記録して音楽を鑑賞する形態が普及の
兆しを見せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声の
圧縮には、専用のハードウエア、あるいはソフトウエア
が必要となり、ユーザに経済的な負担を与えてしまうと
いう問題点があった。さらに圧縮の工程は、一般に音楽
データの再生時間と同程度か、それよりも多くの時間を
要するため、記録時の処理速度の面でも問題点があっ
た。
【0004】この問題を解決するためには、あらかじめ
圧縮されたデータを記録した記録媒体を提供すればいい
が、1種類の圧縮形式のデータを記録しただけでは、コ
ピー先の記録媒体の容量や再生装置のデコーダとの兼ね
合い上、ユーザの要望に応えられない可能性がある。
【0005】そこで本発明はこのような従来の問題点に
鑑みてなされたものであって、同一コンテンツに対し、
2つ以上の異なる圧縮形式により圧縮したデータをあら
かじめ記録した記録媒体を提供することを第一の目的と
する。
【0006】さらに本発明では、同一コンテンツに対
し、2つ以上の異なる圧縮形式により圧縮したデータが
記録された記録媒体を元に、別の記録媒体へ記録する記
録装置を提供することを第二の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、本発明の記録媒体は、ディジタルデータを記録
する記録媒体であって、同一のコンテンツに対し、2つ
以上の異なる圧縮形式によって圧縮されたデータが記録
されていることを特徴とする記録媒体、としている。
【0008】また本発明の記録装置は、第一の記録媒体
に記録されているデータを第二の記録媒体に記録する記
録装置であって、前記第一の記録媒体からデータを読み
出す読み出し手段と、データの記録先となる第二の記録
媒体と、前記第二の記録媒体にデータを記録する記録手
段と、前記第二の記録媒体を特定する識別情報を取得す
る記録媒体識別情報取得手段と、前記記録媒体識別情報
取得手段で取得した識別情報に基づき、前記第一の記録
媒体に記録されている2つ以上の異なる圧縮形式で圧縮
したデータから、適切な圧縮形式のデータを選択し、前
記第二の記録媒体へ記録することを指示する判定手段
と、を備えたことを特徴とする記録装置、としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0010】(実施の形態1)図2は、本発明に係わる
記録媒体の一実施の形態の構成図である。
【0011】本発明の記録媒体は、一般にはCDなどの
パッケージ型の記録媒体で実現され、データ管理部20
1、曲データ202により構成される。
【0012】データ管理部201は、記録媒体に記録さ
れているコンテンツを管理する情報が記録されており、
例えばCDであればTOC(Table Of Contents)に記
録されている情報に相当し、コンテンツ部に記録されて
いるデータの、記録媒体中の位置情報等が記録されてい
る。
【0013】一方、曲データ202は、音楽データが記
録されている領域である。以下、まずデータ管理部20
1の構成について説明する。
【0014】データ管理部201は、記録媒体に記録さ
れている曲数203と、各曲ごとの属性情報204とか
ら構成されている。
【0015】曲数203は、本記録媒体に記録されてい
る曲数を表すものであって、整数値を取る。
【0016】属性情報204は、曲番号205、ISR
C情報206、曲名207、歌手名208、記録開始ア
ドレス209、記録終了アドレス210、暗号化フラグ
211、圧縮形式情報212、第一の課金情報213か
ら構成される。以下、それぞれの内容について説明す
る。
【0017】曲番号205は、記録媒体に記録されてい
る曲にユニークに割り振られる整数値であり、「1」か
ら昇順に振られる。
【0018】ISRC(International Standard Recor
ding Code)情報206は、曲ごとにユニークにつけら
れる固有のID情報であって、国コード(2つのASC
II文字)、記録年(2桁の数字)、シリアル番号(5
桁の数字)により構成される。
【0019】曲名207、歌手名208は、それぞれ曲
名、歌手名を表す文字情報である。記録開始アドレス2
09、記録終了アドレス210は、それぞれ曲データ2
02の記録媒体中の記録開始位置、記録終了位置を示す
アドレス情報が記録される。
【0020】暗号化フラグ211は、曲データ202が
暗号化されているか、それとも暗号化されていないかを
示す情報が記録されている。例えば暗号化されていない
ときは「0」、暗号化されているときは「1」が記録さ
れる。
【0021】圧縮形式情報212は、曲データ202の
圧縮形式を示す情報であって、LPCM形式、MPEG
−2AAC(MPEG-2 Advance Audio Coding、以下AA
C)形式、DTS(Digital Theater System)形式、M
P3形式などを示す情報が記録されている。例えばLP
CM形式のときは「0」、AAC形式のときは「1」、
DTS形式のときは「2」、MP3形式のときは「3」
のように圧縮形式を示す情報を記録する。
【0022】第一の課金情報213は、曲データ202
を他の記録媒体に記録、すなわちコピーするときに課金
される金額を示す情報であって、例えば「円」の単位で
課金額を記録する。
【0023】一方、曲データ202は、第二の課金情報
214、コンテンツ215から構成される。
【0024】第二の課金情報214は、第一の課金情報
213と同様に、曲データ202を他の記録媒体にコピ
ーするときに課金される金額を示す情報であるが、属性
情報204は暗号化されていないことを前提としている
ため、例えば悪意を持ったユーザが、記録媒体全体をコ
ピーした後で、課金額だけ書き換えてしまうと、適切な
使用料金を徴収できないことになり、この結果、著作権
者に不利益をもたらす。これを防ぐため、暗号化されて
いる曲データ202中にも課金情報を記録し、復号時に
両者の値を比較することで、記録媒体の正当性をチェッ
クすることが可能となる。
【0025】コンテンツ215は、LPCM形式、AA
C形式、DTS形式、MP3形式などで圧縮された音楽
データそのものである。
【0026】以上のように、記録媒体を構成することに
より、同一コンテンツに対して2つ以上の異なる圧縮形
式でデータを記録、管理することが可能となる。なお、
同一コンテンツに対して2つ以上の異なる圧縮形式でデ
ータを記録する際には、ISRC情報206、曲名20
7、歌手名208は同一のものであって、他の情報、例
えば圧縮形式情報212などが異なる値が入っているこ
とになる。
【0027】次に、本記録媒体を用いた応用例について
説明する。図5は、本発明の記録媒体の模式図である。
図5は、この記録媒体が、データ管理部501、第一の
記録領域502、第二の記録領域503から構成されて
いることを示す。
【0028】データ管理部501は、図2におけるデー
タ管理部201に相当し、第一の記録領域502および
第二の記録領域503に記録されている曲データを管理
する情報が記録されている。
【0029】第一の記録領域501には、暗号化されて
いない曲データが記録されている。これは図2の構成に
おける暗号化されていない曲データ202に相当する。
つまり、第一の記録領域に記録されている曲データ20
2は記録媒体を購入したときに、復号化処理や課金処理
の必要がなく、すぐに再生可能なデータが記録されてい
ることを表している。
【0030】一方、第二の記録領域503に記録されて
いる曲データは、同一コンテンツに対し、2つ以上の異
なる圧縮形式により圧縮したデータが暗号化された形で
格納されており、しかもこれらのデータは暗号化されて
いる。これは図2の構成における暗号化されている曲デ
ータ202に相当する。つまり、第二の記録領域503
に記録されている曲データ202は通常の再生では再生
されず、復号化処理や課金処理を行う必要があることを
表している。
【0031】なお、第一の記録領域502と第二の記録
領域503とは、データ管理部201中の暗号化フラグ
211により、曲データ202が暗号化されているか、
暗号化されていないかを識別することにより、曲データ
が第一の記録領域502に属するものか、それとも第二
の記録領域503に属するものかを管理することが可能
となる。
【0032】第二の記録領域503には、一般に、第一
の記録領域502に記録されているデータと関連のある
データ、例えば同一アーティストの別のアルバムの曲デ
ータ202を入れることが可能である。しかも、第二の
記録領域503は、同一コンテンツに対し、2つ以上の
異なる圧縮形式により圧縮したデータが暗号化された形
で格納されている。したがって、第一の記録領域502
のデータを鑑賞したユーザが、そのアーティストの関連
する曲を聞きたい、と思ったときに、関連する曲は同一
の記録媒体に記録されているため、課金手続き等によ
り、データを復号化することで容易に入手できる。しか
も2つ以上の異なる圧縮形式により圧縮されたデータが
あらかじめ記録されているので、別の記録媒体に記録す
るときに、圧縮する必要がなくなることになる。
【0033】以上で本発明の第1の実施の形態のディジ
タルデータ記録媒体の説明を終わる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態のディジ
タルデータ記録装置の説明を行なう。
【0035】(実施の形態2)図1は、本発明に係わる
ディジタルデータ記録装置の一実施の形態の構成図であ
る。
【0036】本発明のディジタルデータ記録装置は、一
般にはパーソナルコンピュータで実現され、第一の記録
媒体101、入力手段102、読み出し手段103、判
定手段104、記録媒体識別情報取得手段105、記録
手段識別情報取得手段106、記録手段107、第二の
記録媒体108、復号化手段109、課金手段110を
備える。
【0037】なお、本発明の記録装置は、第一の記録媒
体101中の第二の記録領域に記録されているデータを
第二の記録媒体108に記録するための記録装置、いわ
ゆるダビング装置あるいは、コピー装置である。
【0038】第一の記録媒体101は、前述の第一の実
施の形態で説明した記録媒体であって、データ管理部5
01、第一の記録領域502、第二の記録領域503と
から構成される。第一の記録領域502は、暗号化され
ていないコンテンツが記録されている。第二の記録領域
503は同一コンテンツに対し、2つ以上の異なる圧縮
形式により圧縮したデータが暗号化された形で記録され
ている。データ管理部501は、第一の記録領域50
2、第二の記録領域503に記録されているデータを管
理する情報が記録されている。
【0039】なお、データの暗号化の詳細に関しては、
本発明の主たる目的ではないので、説明は省略する。
【0040】以下、本実施の形態では、第一の記録媒体
101中の第二の記録領域503中に、図3に示す曲が
記録されているものとして説明する。この例では、第二
の記録領域503には、「曲A」、「曲B」、「曲C」
のDTS形式で圧縮されたデータとAAC形式で圧縮さ
れたデータとが記録されていることを示す。また、これ
らの曲は圧縮形式ごとに課金額が異なることを示してい
る。
【0041】入力手段102は、キーボードやマウスに
相当するものであって、ユーザの記録指示情報等を受け
付ける。
【0042】読み出し手段103は、第一の記録媒体1
01のデータを読み出す。一般にはドライブ装置であっ
て、例えば第一の記録媒体101がCDであればCD−
ROMドライブに相当し、第一の記録媒体101がDV
DであればDVD−ROMドライブに相当する。
【0043】判定手段104は、記録対象となる第二の
記録領域中のコンテンツは2つ以上の異なる圧縮形式に
より圧縮されているため、この圧縮データの中から、ど
の圧縮形式で圧縮されたデータを記録対象とするかを判
定するものである。なお以下では、例えばICカードに
記録するときは容量的に小さいAAC圧縮形式のデータ
を記録するように判定し、DVD−RAMに記録すると
きには、DTS形式に圧縮すると判定することにする。
もちろん、上の判定基準に限定されることはなく、例え
ば、図3に示す情報を記録時に候補としてユーザに提示
し、ユーザの選択に基づいて、記録すべき圧縮形式のデ
ータを決定する、としてもよい。
【0044】記録媒体識別情報取得手段105は、第二
の記録媒体108の識別情報を取得し、例えば第二の記
録媒体108がICカードであるか、DVD−RAMで
あるか、といった記録媒体の種類を特定する。
【0045】記録手段識別情報取得手段106は、書き
こみ装置である記録手段107の識別情報を取得し、例
えば、ICカードライタであるか、DVD−RAMドラ
イブであるかを特定する。
【0046】今、仮に第二の記録媒体108としてIC
カードを用いるものとする。まず、読み出し手段103
は、第一の記録媒体101中のデータ管理部501を読
み出す。さらに、記録媒体識別情報取得手段105およ
び記録手段識別情報取得手段106で取得した識別情報
をもとに、記録先の第二の記録媒体108をICカード
であると特定する。これらの情報から、ICカードに記
録するときには、容量的に小さいAAC圧縮形式のデー
タを記録するように判定し、図6に示すような記録可能
な曲データの候補リストをユーザに提示する。
【0047】図6は、図3の例をもとに作成された、第
一の記録媒体101中の第二の記録領域503中に記録
されている暗号化された曲データ202のリストの例で
ある。判定手段104は、第一の記録媒体101中の第
二の記録領域503に記録されている「曲A」、「曲
B」、「曲C」の圧縮形式がDTSとAACであること
を認識し、第二の記録媒体がICカードであると認識す
る。これらの情報をもとに、「曲A」、「曲B」、「曲
C」は、AAC形式で圧縮されているデータを第二の記
録媒体108であるICカードへ記録することが適切で
あると判定し、金額とともにユーザに提示する。この提
示された情報をもとに、ユーザは第二の記録媒体108
に記録する曲の選択を入力手段102を通じて行う。
【0048】記録手段107は、第二の記録媒体108
へ記録する書きこみ装置であって、例えば第二の記録媒
体108がICカードのときには、ICカードライタに
相当し、第二の記録媒体108がDVD−RAMドライ
ブのときはDVD−RAMドライブに相当する。ユーザ
の記録指示に基づいて、書き込み処理を行う。
【0049】第二の記録媒体108は、記録先の記録媒
体であって、例えばICカードやDVD−RAMなどの
書き換え可能な記録媒体に相当する。
【0050】復号化手段109は、第一の記録媒体10
1中の第二の記録領域に記録されているデータを復号化
する。なお、復号化の詳細に関しては本発明の主たる目
的ではないので、ここでは説明は省略する。
【0051】課金手段110は、属性情報204中の第
一の課金情報213、あるいは、復号化手段109によ
り復号化した曲データ202中の第二の課金情報214
から、課金額を算出し、課金処理を行う。例えば記録要
求時に属性情報204から第一の課金情報213を取得
し、判定手段104により適切であると判定された圧縮
形式の課金額をユーザに提示し、同意を求める。ユーザ
の同意が得られた後で、暗号化されている曲データ20
2中の第二の課金情報214を取得し判定手段104に
出力する。判定手段104では、第一の課金情報213
と第二の課金情報214を比較し、一致すれば課金処理
を行う。このとき例えば課金額をセンタに送信すること
により、課金処理を行うことが可能である。なお、課金
処理の詳細に関しても、本発明の主たる目的ではないた
め、説明は省略する。
【0052】以上のように構成されたディジタルデータ
記録装置について、以後図4のフローチャートを用いて
その動作を説明する。
【0053】まず、読み出し手段103は、第一の記録
媒体101中のデータ管理部201から、第一の記録媒
体101に記録されている曲データ202のうち、暗号
化されている曲データ202中の属性情報204を取得
する(S401)。
【0054】次に、記録媒体識別情報取得手段105に
より、第二の記録媒体108の種類を特定する(S40
2)。
【0055】同様に記録手段識別情報取得手段106に
より、記録手段107の識別情報を取得し、記録手段1
07の種類を特定する(S403)。
【0056】これらの識別情報に基づいて、判定手段1
04は、異なる圧縮形式で圧縮されているデータのう
ち、適切な圧縮形式のデータを決定し、属性情報204
中の第一の課金情報213とともに、ユーザに提示する
(S404)。
【0057】入力手段102を通じて、曲データ202
の第二の記録媒体108への記録要求を受け付ける(S
405)。
【0058】ユーザは、表示された圧縮形式、あるい
は、課金額で問題ないかどうかを入力手段102を通じ
て決定する(S406)。
【0059】了解が得られなかった場合、処理を終了す
る。了解が得られた場合、読み出し手段103は、適切
な圧縮形式で圧縮された曲データ202を読み出す(S
407)。
【0060】次に、復号化手段109によって、暗号化
された曲データ202を復号化する(S408)。
【0061】復号化された曲データ202から、第二の
課金情報214を取り出し、第一の課金情報213と比
較する(S409)。
【0062】比較の結果、課金情報が一致しなければ、
第一の記録媒体101が正当なものでないと判定し、処
理を終了する。一方、課金情報が一致すれば、記録手段
107により、第二の記録媒体108へ曲データ202
および属性情報204を記録する(S410)。
【0063】記録終了後、第一の課金情報213または
第二の課金情報214に基づいて、課金手段110によ
り課金処理を行い(S411)、処理を終了する。
【0064】以上で本発明の第2の実施の形態のディジ
タルデータ記録装置に関する説明を終わる。
【0065】なお、上記実施形態は現状において最善の
効果が期待できるシステム例として説明したにすぎな
い。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で実施変更す
ることができる。具体的には以下に示すような変更実施
が可能である。
【0066】本実施の形態では、第二の記録媒体108
を書き換え可能なICカードやDVD−RAMとして説
明を行なったが、これらに限られるものではなく、ハー
ドディスクなどに置き換えることが可能である。
【0067】また、ディジタルデータはCD等のパッケ
ージ系の記録媒体に収録されているとして説明を行った
が、インターネットを通じて入手することも可能であ
る。
【0068】本実施の形態では、音声情報に限定して説
明を行ったが、これに限るものでなく、映像情報、音声
情報、文字情報、あるいは、映像情報と音声情報と文字
情報の組み合わせたものなどでもよいことはもちろんで
ある。
【0069】本実施の形態では、第二の記録媒体108
中の第二の記録領域に記録されている圧縮データは、第
一の記録領域に記録されているデータとは異なるとして
説明を行ったが、もちろん、第一の記録領域記録されて
いるコンテンツと同じデータが第二の記録領域に記録さ
れていたとしても問題ない。
【0070】本実施の形態では、課金情報は、あらかじ
め第一の記録媒体101に記録されているとして説明を
行ったが、例えばインターネットを通じて外部のセンタ
から課金情報を入手する、という形態に変更することが
可能である。このとき、属性情報204中のISRC情
報206をもとに、曲を特定し、センタに課金額を問い
合わせることができる。
【0071】本実施の形態では、暗号化されたデータを
復号化し、復号化された状態のまま第二の記録媒体10
8に記録するとして説明を行なったが、データを復号化
せずにそのまま第二の記録媒体108に記録する、ある
いは復号化されたデータを別の暗号形式で暗号化して第
二の記録媒体108記録するとしてもよい。
【0072】本実施の形態では、同一のコンテンツに対
し、2つ以上の異なる圧縮形式のデータを第二の記録媒
体108へ記録する際に、第二の記録媒体108の種類
を特定し、自動的に適切な圧縮形式を判定するとして説
明を行ったが、ユーザに同一コンテンツに対する2つ以
上の異なる圧縮形式のデータが存在することを課金額と
ともに提示し、選択させるとしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本実施の形態の第一
の記録媒体によれば、同一コンテンツに対し、2つ以上
の圧縮形式でデータを記録することが可能となり、しか
も記録媒体に記録されている曲データの情報が、データ
管理部の情報を参照するだけで可能となる。したがっ
て、第一の記録媒体をもとに、暗号化されているデータ
を第二の記録媒体に記録しようとするときに、データ管
理部の情報のみ参照すれば、記録対象となるデータを把
握することが可能となる。
【0074】また本発明の記録装置によれば、第一の記
録媒体に記録されている、同一のコンテンツに対する2
つ以上の圧縮形式で圧縮されたデータを把握し、第二の
記録媒体を認識することにより、第二の記録媒体に記録
すべき圧縮形式を自動的に判定し、記録するため、圧縮
する時間が省略でき、記録時の時間が大幅に短縮できる
ことになり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における記録装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の記録媒体のデータ構造を示す図
【図3】本発明の記録媒体の第二の記録領域におけるデ
ータのリストの一例を示す図
【図4】本発明の実施の形態における記録装置の動作を
示すフローチャート
【図5】本発明の記録媒体の応用例の概念図を示す図
【図6】本発明の記録媒体の第二の記録領域におけるデ
ータを第二の記録媒体に記録するときのデータの候補リ
ストの一例を示す図
【符号の説明】
101 第一の記録媒体 102 入力手段 103 読み出し手段 104 判定手段 105 記録媒体識別情報取得手段 106 記録手段識別情報取得手段 107 記録手段 108 第二の記録媒体 109 復号化手段 110 課金手段 201 データ管理部 202 曲データ 203 曲数 204 属性情報 205 曲番号 206 ISRC情報 207 曲名 208 歌手名 209 記録開始アドレス 210 記録終了アドレス 211 暗号化フラグ 212 圧縮形式情報 213 第一の課金情報 214 第二の課金情報 215 コンテンツ 501 データ管理部 502 第一の記録領域 503 第二の記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小塚 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC03 CC04 DE15 GK07 HL09 HL11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを記録する記録媒体で
    あって、 同一のコンテンツに対し、2つ以上の異なる圧縮形式に
    よって圧縮されたデータが記録されていることを特徴と
    する記録媒体。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータを記録する記録媒体で
    あって、 暗号化されていないデータからなる第一の記録領域と、
    暗号化されているデータからなる第二の記録領域を含
    み、前記第二の記録領域には、同一のコンテンツに対
    し、2つ以上の異なる圧縮形式によって圧縮されたデー
    タが記録されていることを特徴とする請求項1記載の記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 ディジタルデータを記録する記録媒体で
    あって、 前記第二の記録領域に記録されたデータを別の記録媒体
    へ記録するときの課金額を含む課金情報が記録されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータを記録する記録媒体で
    あって、 前記課金情報は、異なる圧縮形式によって圧縮されたデ
    ータごとに異なる値を記録できることを特徴とする請求
    項3記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の第一の記録媒体に記録されているデータを第二の
    記録媒体に記録する記録装置であって、 前記第一の記録媒体からデータを読み出す読み出し手段
    と、 データの記録先となる第二の記録媒体と、 前記第二の記録媒体にデータを記録する記録手段と、 前記第二の記録媒体を特定する識別情報を取得する記録
    媒体識別情報取得手段と、 前記記録媒体識別情報取得手段で取得した識別情報に基
    づき、前記第一の記録媒体に記録されている2つ以上の
    異なる圧縮形式で圧縮したデータから、適切な圧縮形式
    のデータを選択し、前記第二の記録媒体へ記録すること
    を指示する判定手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の第一の記録媒体に記録されているデータを第二の
    記録媒体に記録する記録装置であって、 前記第一の記録媒体からデータを読み出す読み出し手段
    と、 データの記録先となる第二の記録媒体と、 前記第二の記録媒体にデータを記録する記録手段と、 前記記録手段を特定する識別情報を取得する記録手段識
    別情報取得手段と、 前記記録手段識別情報取得手段で取得した識別情報に基
    づき、前記第一の記録媒体に記録されている2つ以上の
    異なる圧縮形式で圧縮したデータから、適切な圧縮形式
    のデータを選択し、前記第二の記録媒体へ記録すること
    を指示する判定手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の第一の記録媒体に記録されているデータを第二の
    記録媒体に記録する記録装置であって、 前記第一の記録媒体からデータを読み出す読み出し手段
    と、 データの記録先となる第二の記録媒体と、 前記第二の記録媒体にデータを記録する記録手段と、 前記第二の記録媒体を特定する識別情報を取得する記録
    媒体識別情報取得手段と、 前記記録手段を特定する識別情報を取得する記録手段識
    別情報取得手段と、 前記記録媒体識別情報取得手段で取得した識別情報およ
    び前記記録手段識別情報取得手段で取得した識別情報に
    基づき、前記第一の記録媒体に記録されている2つ以上
    の異なる圧縮形式で圧縮したデータから、適切な圧縮形
    式のデータを選択し、前記第二の記録媒体へ記録するこ
    とを指示する判定手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の第一の記録媒体に記録されているデータを第二の
    記録媒体に記録する記録装置であって、 同一のコンテンツに対し、2つ以上の異なる圧縮形式に
    よって圧縮されたデータが暗号化されているときは、前
    記読み出し手段により読み出したデータを前記復号化手
    段により復号化し、前記判定手段へ出力する復号化手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項5から請求項7のいず
    れか1項に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の第一の記録媒体に記録されているデータを第二の
    記録媒体に記録する記録装置であって、 前記判定手段で選択した圧縮形式のデータに対応する課
    金情報を前記第一の記録媒体から取得する課金情報取得
    手段と、 前記課金情報取得手段で取得した課金情報をもとに、課
    金額を算出する課金手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5から請求項8のいず
    れか1項に記載の記録装置。
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