JP2005232914A - フリーストッパ装置 - Google Patents

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Keiichiro Onishi
慶一郎 大西
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Abstract

【課題】弾性係止部材が接する摺動面に塵埃等が堆積していても制動力が低下することのないフリーストッパ装置を提供すること。
【解決手段】出入り口に配置される引戸扉10と、引戸扉10上部に取り付けられる走行車輪11を載置し引戸扉10を吊り下げる走行用レール5とを備え、該引戸扉10を任意の位置で停止せしめるためのフリーストッパ装置1において、引戸扉10とともに移動可能とした基端側を回動軸2aによって軸支した弾性係止部材2と、該弾性係止部材2の遊端が側面又は下面から摺動接触する摺動面が形成されたレール5を備え、回動軸2aの軸心を中心とした前記弾性係止部材2の回動範囲前後を規制する規制部材3を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自閉式の引戸を任意の位置で停止させるフリーストッパ装置に関し、特に、弾性係止部材からなるフリーストッパ装置の接する面の経年変化や埃等の堆積による制動力の劣化を防止することのできるフリーストッパ装置に関するものである。
従来、フリーストッパ装置としては、引戸扉から延設したブラケットに軸支した弾性係止部材を、自重又は弾性体の付勢力によりレール又はレールと平行に配備した長尺部材に接触させて構成するフリーストッパ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、このフリーストッパ装置50は、図5〜6に示すように、引戸扉57の上端の前後2箇所にブラケット53を介して戸車52を取り付け、ブラケット53上に引戸扉57の移行面内で揺動可能且つレール51に接触可能に弾性係止部材55を配備する。弾性係止部材55は、クロロプレンゴム、ウレタンゴム等の耐摩耗性に優れ、摩擦係数の大なる資材により、手で強く押えると弾性変形する程度の硬さに形成され、下端は円弧面に形成されている。支軸55aから弾性係止部材55の下部自由端までの長さは、支軸55aからレール51までの距離よりも少し長く、弾性係止部材55は若干傾いた状態で下端がレール51に接している。然して、図6に実線で示す如く、弾性係止部材55の自由端が支軸55aよりも引戸扉57の閉じ側に位置している傾斜状態では、レール51の傾斜と引戸扉57の自重によって、引戸扉57が閉じ方向に走行しようとしても、弾性係止部材55とレール51との摩擦によって、支軸55aとレール51との間で弾性係止部材55が突っ張って軟ブレーキが利き、引戸扉57の走行を阻止するようにしたものである。
しかし、この場合、レール51上に塵埃などが堆積していたり、戸車52が載置されるレール51と弾性係止部材55が摺動するレールが兼用の場合には戸車52の移動による経年変化によってフリーストッパが制動しづらくなる等の問題が生じる。
このため、図7に示す如く、レール51の下面に弾性係止部材55を当ててブレーキを利かせる例が提案されている。図7は、引戸扉57に垂直面内で回動可能に縦長の弾性係止部材55の下端側を支持軸55aによって支持し、バネ56にて弾性係止部材55をその上端が真上を向く方向に付勢し、常時弾性係止部材55を少し傾いた状態でレール51の下面に当接させている。
しかし、このフリーストッパ装置は、常に弾性係止部材をその上端が真上を向く方向に付勢する必要があり、バネの経年変化やバネと弾性係止部材又は引戸扉との接合部分が外れることによりレールの下面と弾性係止部材の上端部分が離間し、フリーストッパ装置が機能しなくなるという問題があった。
特許2683321号公報
本発明は、上記従来のフリーストッパ装置の有する問題点に鑑み、弾性係止部材が接する摺動面に塵埃等が堆積していても制動力が低下することのないフリーストッパ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のフリーストッパ装置は、出入り口に配置される引戸扉と、引戸扉上部に取り付けられる走行車輪を載置し引戸扉を吊り下げる走行用レールとを備え、該引戸扉を任意の位置で停止せしめるためのフリーストッパ装置において、引戸扉とともに移動可能とし基端側を回転軸によって軸支した弾性係止部材と、該弾性係止部材の遊端が側面又は下面から摺動接触する摺動面が形成されたレールを備え、回動軸の軸心を中心とした前記弾性係止部材の回動範囲前後を規制する規制部材を設けたことを特徴とする。
この場合において、規制部材は、弾性係止部材の押圧によって撓む弾性体で形成することができる。
本発明のフリーストッパ装置によれば、弾性係止部材を摺動レールに対して側方又は下方から当接するように構成し、特に下方からの当接においては規制部材によって弾性係止部材の回動範囲を規制するので、弾性係止部材の摺動レールとの当接は確実に行うことができ、制動性の高いフリーストッパ装置を提供することができる。
また、規制部材を弾性係止部材の押圧によって撓む弾性体で形成する時は、弾性係止部材の回動軸心から摺動レールまでの距離を厳密に測ることなく取り付けることができる。
以下、本発明のフリーストッパ装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明のフリーストッパ装置1の第1実施例を示す。
このフリーストッパ装置1が適用される引戸は特にその構成を限定されるものではないが、引戸扉10の上面前後にブラケット12を備え、それぞれに吊り車11を配備するとともに、該吊り車11を走行用レール5に載置し、通常は走行用レール5を閉じ側に向けて傾斜せしめ、引戸扉10の自重によって、又は適宜手段によって常時は引戸扉10を閉じ方向に走行付勢するように構成するものである。
フリーストッパ装置1は、走行用レール5の下面を摺動面6とし、走行用レール5の下側から弾性係止部材2を当接するように構成するものである。
勿論、摺動面6は走行用レール5の下面ではなく別途走行用レールと並行に配備して構成しても良いことは言うまでもない。
この際、引戸扉10を開放方向(図1、図2(b)矢符参照)に移行する時は、弾性係止部材2は摺動面6からの垂線に対して角度α(約20度)の傾きをもって摺動移動させ、引戸扉10を任意の位置で停止させた時には圧縮され角度β(約10度)の角度まで戻り、摺動面6との間の摩擦抵抗によって引戸扉10を任意位置に停止させる(図2(c)参照)。
フリーストッパ装置1の弾性係止部材2は、引戸扉10上面に配備した吊り車11用のブラケット12に取り付けたブラケット4の一端に下端(基端)が支軸2aによって回動自在に取り付けられるも、その回動範囲前後を規制部材3によって規制され、引戸扉10が閉鎖状態(図2(a)参照)の時は弾性係止部材2の上端(遊端)が走行用レール5の下面である摺動面6から離れて位置するように構成する。
規制部材3は弾性係止部材2の支軸2aを取り囲むように側面視U字状とされ、ブラケット4から突設された支持部3cとその前後に延設された側部3a、3bからなっている。
そして、規制部材3の引戸扉閉じ側部3aは引戸扉開き側部3bより脚長を長くして弾性係止部材2の摺動面6側への回動付勢作用を大きくしている。
弾性係止部材2の上面と摺動面6との間隔の調整は、ブラケット4に穿孔した長孔4aによって上下方向に移動させその距離を調整するもので、摺動面6と弾性係止部材2の上面との距離は可及的に0に近く接するように構成することが好ましいものの、摺動面6に弾性係止部材2の上面が接しない時は制動力が働かないため、図2(a)に示す如く弾性係止部材2の上面を摺動面6より微小距離sだけ突出するように取り付けることができる。
弾性係止部材2の上面を摺動面6よりsだけ突出した状態で取り付け、引戸扉10を開放方向(図例右側)に移行させると弾性係止部材2はレール5の端に当たって引戸開放方向と逆側に押圧される。
この時、規制部材3の引戸扉閉じ側部3aを底面の底辺3cを支持部にして弾性係止部材2の押圧によって撓む弾性体で構成することによって図2(b)に示すように弾性係止部材2は摺動面6を摺動しながら引戸扉10の移行に連れて移行するものである。
而して、上述したとおり、引戸扉10を任意の位置で停止させた時には引戸扉10は若干閉鎖側に移行するも、弾性係止部材2は圧縮され15乃至17度の角度まで戻り、摺動面6との間の摩擦抵抗によって引戸扉10を任意位置に停止させるものである(図2(c)参照)。任意位置で停止された引戸扉10を人手で閉じ方向に走行させると、弾性係止部材2は図2(c)の実線姿勢から一点鎖線の姿勢に回動し、この姿勢で引戸扉の閉じ方向に移行する。引戸扉10を人手で閉鎖位置から開き作動させると弾性係止部材2の遊端がレール5の端部に当たって阻止され、基端が引戸扉10と共に移行して弾性係止部材2の姿勢が図2(a)に一点鎖線で示すように反転する。
図3に、本発明のフリーストッパ装置の第2実施例を示す。
このフリーストッパ装置20は、ブラケット12の端部適所にL字状に屈曲したブラケット4を実施例1と同様長孔4aを介してボルトなどの固着手段で取り付け、走行用レール5の側面を制動用摺動面6として構成するもので、実施例1と同様に規制部材3の引戸扉閉じ側部3aは弾性材料で構成することが好ましい。
上記の例では規制部材は回動軸2aより遊端側において接当するようにしたが、この際図4(a)、(b)に示すように、規制部材3を弾性材料で形成した側部3d、3dをブラケット4に回動自在に固定する支軸3e、3eによって固定し、下端をボルト、ナット等の固定手段3h、3hで、ブラケット4に固定した支持部3fに固定する。
この時、フランジ3fと側部3d間にスペーサー3g、3gを挟みこむことによって、側部3dの角度を調整することができる。
例えば、図4(a)、に示す引戸扉閉じ側部3dのスペーサー3gを同図(b)に示すスペーサー3g’のように若干短いものを使うことによって弾性係止部材2の基本姿勢の際の角度を決定することができる。
また、図4(c)に示すように、弾性係止部材2の基端に突起部2bを形成せしめ、ブラケット4に取り付けた円弧状の板バネ3kの押圧力を利用して規制することもできる。
3mは板バネ3kの取付具を示す。
以上、本発明のフリーストッパ装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
以上、本発明のフリーストッパ装置は、小型でかつ簡単な構造からなり、取り付け調整が容易に行うことができるという特性を有していることから、新規の引戸に取り付けて用いることができるほか、例えば、既存の引戸のフリーストッパ装置の取り替えにも適用する用途にも用いることができる。
本発明のフリーストッパ装置の第1実施例を示す正面図である。 本発明のフリーストッパ装置の作動要領を示す正面図である。 本発明のフリーストッパ装置の第2実施例を示す平面図である。 本発明の規制部材の変形例を示す正面図である。 従来のフリーストッパ装置を示す正面図である。 従来のフリーストッパ装置の作動要領を示す正面図である。 従来のフリーストッパ装置の別の実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 フリーストッパ装置
2 弾性係止部材
2a 回動軸
3 規制部材
5 走行用レール
6 摺動レール
10 引戸扉
11 走行用車輪

Claims (2)

  1. 出入り口に配置される引戸扉と、引戸扉上部に取り付けられる走行車輪を載置し引戸扉を吊り下げる走行用レールとを備え、該引戸扉を任意の位置で停止せしめるためのフリーストッパ装置において、引戸扉とともに移動可能とし基端側を回転軸によって軸支した弾性係止部材のと、該弾性係止部材の遊端が側面又は下面から摺動接触する摺動面が形成されたレールを備え、回動軸の軸心を中心とした前記弾性係止部材の回動範囲前後を規制する規制部材を設けたことを特徴とするフリーストッパ装置。
  2. 規制部材は、弾性係止部材の押圧によって撓む弾性体で形成したことを特徴とする請求項1記載のフリーストッパ装置。
JP2004046420A 2004-02-23 2004-02-23 フリーストッパ装置 Pending JP2005232914A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010092675A1 (ja) * 2009-02-12 2010-08-19 株式会社ニフコ 可動体の動作機構
JP2018076760A (ja) * 2016-11-01 2018-05-17 日東工器株式会社 引戸停止装置

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