JP2005232265A - ビニル系樹脂およびそれを含有するコーティング剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐汚染性、基材との密着性に優れ、透明性がよく、割れの少ないコーティング膜を得ることができるコーティング剤、これに好適なビニル系樹脂を提供する。
【解決手段】 ビニル系樹脂として、(a)一般式(1)および/または一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン、(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル、(c)他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物をラジカル重合させて得られたものを用いる。
CH2=CR1−R2−Si(CH3)x(OR3)3-x (1)
CH2=CR4−Si(CH3)y(OR5)3-y (2)
(R1 、R4 はHまたはCH3 、R2 は2価の有機基、R3 、R5 はアルキル基、x、yは1または2である。)
【選択図】 なし
【解決手段】 ビニル系樹脂として、(a)一般式(1)および/または一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン、(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル、(c)他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物をラジカル重合させて得られたものを用いる。
CH2=CR1−R2−Si(CH3)x(OR3)3-x (1)
CH2=CR4−Si(CH3)y(OR5)3-y (2)
(R1 、R4 はHまたはCH3 、R2 は2価の有機基、R3 、R5 はアルキル基、x、yは1または2である。)
【選択図】 なし
Description
本発明は、ビニル系樹脂およびそれを含有するコーティング剤に関する。
従来より、ドアパネル等の屋外建装材、農業用ビニールハウスなどには、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂などの各種樹脂フィルムが使用されている。これらフィルムには、屋外使用のため、フィルムの表面保護を目的としてコーティング膜を設けることが主流であり、これに用いられるコーティング剤が種々開発されている。
そして近年、各市場において、長期間に渡って汚れ、濁りの少ない屋外使用できる樹脂フィルムが要望されており、耐汚染性に優れ、濁りの少ないコーティング膜を得ることのできるコーティング剤が嘱望されている。
そして近年、各市場において、長期間に渡って汚れ、濁りの少ない屋外使用できる樹脂フィルムが要望されており、耐汚染性に優れ、濁りの少ないコーティング膜を得ることのできるコーティング剤が嘱望されている。
これに対し、特開昭61−78806号公報(特許文献1)では、主鎖がビニル系重合体であると共に側鎖にポリオルガノシロキサンを有するビニル系樹脂を主成分としたコーティング剤が開示されている。
しかしながら、このコーティング剤においては、更に耐汚染性、はっ水性を向上させようとポリオルガノシロキサン単位を増やすと、概して溶液が濁る傾向にあり、また濁らない程度まで増やしていくとしても、樹脂フィルムへの密着性に劣る傾向がみられた。特に、ポリオルガノシロキサン単位の分子量が大きいほど、その傾向が顕著になり実用性に乏しかった。
しかしながら、このコーティング剤においては、更に耐汚染性、はっ水性を向上させようとポリオルガノシロキサン単位を増やすと、概して溶液が濁る傾向にあり、また濁らない程度まで増やしていくとしても、樹脂フィルムへの密着性に劣る傾向がみられた。特に、ポリオルガノシロキサン単位の分子量が大きいほど、その傾向が顕著になり実用性に乏しかった。
また、特許第3181082号公報(特許文献2)では、トリアルコキシシラン骨格を有する単量体を主成分とする共重合体からなる被膜組成物が開示されている。
しかしながら、トリアルコキシシラン骨格が多官能性であるが故に、この被膜組成物から得られるコーティング膜が硬くなってしまい、柔軟な高分子樹脂フィルム上で用いるとコーティング膜の割れが発生する傾向、および樹脂フィルムへの密着性に劣る傾向がみられた。
しかしながら、トリアルコキシシラン骨格が多官能性であるが故に、この被膜組成物から得られるコーティング膜が硬くなってしまい、柔軟な高分子樹脂フィルム上で用いるとコーティング膜の割れが発生する傾向、および樹脂フィルムへの密着性に劣る傾向がみられた。
したがって、市場の要望に対応すべく、今まで以上に耐汚染性に優れ、表面硬度と樹脂フィルムへの密着性のバランスが良好であり、透明性に優れ、割れの少ないコーティング膜を得ることができる、塗装性の良い樹脂フィルム向けのコーティング剤、およびこのコーティング剤に好適なビニル系樹脂の開発が必要であった。
特開昭61−78806号公報
特許第3181082号公報
よって、本発明の目的は、耐汚染性に優れ、とりわけ長期屋外使用でも汚れの付着が少なく、基材との密着性に優れ、濁りが少なくて透明性がよく、割れの少ないコーティング膜を得ることができるコーティング剤、およびこのコーティング剤に好適なビニル系樹脂を提供することにある。
すなわち、本発明のビニル系樹脂は、(a)一般式(1)および/または一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン0.1〜20質量%と、(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル0.1〜30質量%と、(c)これらと共重合可能な他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物50〜99.8質量%とをラジカル重合させて得られた、質量平均分子量が3000〜200000のものである。
(式中、R1 はHまたはCH3 であり、R2 は2価の有機基であり、R3 はアルキル基であり、xは1または2である。)
(式中、R4 はHまたはCH3 であり、R5 はアルキル基であり、yは1または2である。)
また、本発明のビニル系樹脂は、有機溶媒を用いた溶液重合で得られたものであることが望ましい。
ここで、有機溶媒は、水酸基含有親水性有機溶剤であることが望ましい。
ここで、有機溶媒は、水酸基含有親水性有機溶剤であることが望ましい。
また、前記一般式(1)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランは、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、および3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキシシランからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが望ましい。
また、前記一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランは、ジメトキシメチルビニルシラン、メトキシジメチルビニルシラン、ジエトキシメチルビニルシラン、およびエトキシジメチルビニルシランからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが望ましい。
また、本発明のコーティング剤は、本発明のビニル系樹脂を含有するものである。
また、本発明のコーティング剤は、さらに硬化剤を含有することが望ましい。
また、本発明のコーティング剤は、さらに硬化剤を含有することが望ましい。
本発明のビニル系樹脂を含有するコーティング剤は、アクリル樹脂フィルム、塩化ビニル系樹脂フィルムなどの樹脂フィルムとの密着性を向上させ、耐汚染性に優れ、とりわけ長期屋外使用でも汚れの付着が少なく、濁りが少なくて透明性がよく、割れの少ないコーティング膜を得ることができるものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
<(a)α,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン>
本発明における(a)一般式(1)および/または(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン(以下、(a)成分とも記す)としては、α,β−モノエチレン性不飽和基、1個または2個のアルコキシ基、およびメチル基を有するものであればよく、特に限定はされない。
<(a)α,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン>
本発明における(a)一般式(1)および/または(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン(以下、(a)成分とも記す)としては、α,β−モノエチレン性不飽和基、1個または2個のアルコキシ基、およびメチル基を有するものであればよく、特に限定はされない。
中でも、一般式(1)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランとしては、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、および3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキシシランが、得られるコーティング膜の基材との密着性に優れ、割れが少ない点で、好適に用いられる。
また、一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランとしては、ジメトキシメチルビニルシラン、メトキシジメチルビニルシラン、ジエトキシメチルビニルシラン、およびエトキシジメチルビニルシランが、得られるコーティング膜の基材との密着性に優れ、割れが少ない点で、好適に用いられる。
本発明における(a)成分は、反応性基であるアルコキシ基を有している。よって、(a)成分からなる単位を有するビニル系樹脂は、湿気、熱等で架橋構造を形成できる。このことにより、得られるコーティング膜は長期に渡り耐汚染性を維持することが可能になる。また、α,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランは最大で3個のアルコキシ基を有することができるが、本発明における(a)成分のアルコキシ基は1個または2個である。このことにより、得られるコーティング膜は適度な架橋密度を持つことができ、割れや密着性不良を防ぐことができる。
<(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル>
本発明における(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル(以下、(b)成分とも記す)としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールおよびまたはポリプロピレングリコールおよびまたはポリテトラメチレングリコールと(メタ)アクリル酸との反応生成物、ε−カプロラクトンあるいはγ−ブチロラクトンと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとの開環付加物、アルキルモノグリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸との反応生成物、グリシジル(メタ)アクリレートと琥珀酸やフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸との反応生成物、グリセリンモノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
本発明における(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル(以下、(b)成分とも記す)としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールおよびまたはポリプロピレングリコールおよびまたはポリテトラメチレングリコールと(メタ)アクリル酸との反応生成物、ε−カプロラクトンあるいはγ−ブチロラクトンと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとの開環付加物、アルキルモノグリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸との反応生成物、グリシジル(メタ)アクリレートと琥珀酸やフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸との反応生成物、グリセリンモノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは、単独で、または2種以上を混合して使用することができる。
本発明における(b)成分は、その構造中に水酸基をもつ化合物である。よって、(b)成分からなる単位を有するビニル系樹脂は、(a)成分からなる単位のアルコキシ基との反応により架橋構造を形成できる。このことにより、得られるコーティング膜の耐汚染性を向上させることができる。さらにイソシアネート樹脂、メラミン樹脂のような架橋剤との架橋反応により表面硬度や更なる耐汚染性を向上させることができる。
<(c)他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物>
本発明における(c)他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物(以下、(c)成分とも記す)は、(a)成分および(b)成分と共重合可能な成分であり、コーティング膜の表面硬度、密着性、透明性を発現するための必須成分である。
本発明における(c)他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物(以下、(c)成分とも記す)は、(a)成分および(b)成分と共重合可能な成分であり、コーティング膜の表面硬度、密着性、透明性を発現するための必須成分である。
(c)成分としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等の低級ないし高級アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化合物;シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート等の環状(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸のような不飽和基含有カルボン酸;無水マレイン酸や無水フタル酸等の酸無水物と2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとの反応生成物等のその構造中にカルボキシル基を有する化合物;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、n−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、i−ブトキシアクリルアミド、N−t−オクチル(メタ)アクリルアミド、アクリロニトリル等の含窒素単量体;グリシジル(メタ)アクリレート、サイクロマーM−100(ダイセル化学(株)製、環状エポキシ基含有単量体)等の構造中にエポキシ基を持つ(メタ)アクリレート;スチレン、ビニルトルエン、ベンジル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸ソーダ、アリル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、ヘプタデカフルオロデシル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、ビニルアルコール、片末端にビニル基を有するポリオルガノシロキサン化合物、片末端にビニル基を有するトリアルコキシアルキルシラン化合物等が挙げられる。
<ビニル系樹脂>
本発明のビニル系樹脂は、上記(a)〜(c)成分をラジカル重合させて得られるものである。重合方法としては、得られたビニル系重合体のハンドリングの容易さから有機溶媒を用いた溶液重合が好ましい。なお、重合方法として、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等を採用し、得られたビニル系樹脂を必要に応じて脱水し、これを有機溶媒に溶解させてコーティング剤として用いてもよい。
本発明のビニル系樹脂は、上記(a)〜(c)成分をラジカル重合させて得られるものである。重合方法としては、得られたビニル系重合体のハンドリングの容易さから有機溶媒を用いた溶液重合が好ましい。なお、重合方法として、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等を採用し、得られたビニル系樹脂を必要に応じて脱水し、これを有機溶媒に溶解させてコーティング剤として用いてもよい。
溶液重合法としては、ラジカル重合開始剤と共に(a)〜(c)成分を、加熱した有機溶媒中に滴下する方法や、製造釜内に(a)〜(c)成分と有機溶媒を仕込み、これに少量のラジカル重合開始剤を投入後、加熱する方法などがある。
ここで、ラジカル重合開始剤としては、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物類;過酸化水素、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオクトエート等の過酸化物類等が挙げられる。
有機溶媒としては、(a)〜(c)成分を重合する際や重合後のビニル系樹脂の経時安定性を保つために、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブタノール、エチレングリコール、グリセリン等のアルコール類;エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル系溶剤等の、構造中に水酸基を有する親水性有機溶剤が好ましい。
重合時における(a)成分の割合は、(a)〜(c)成分の合計(100質量%)中0.1〜20質量%の範囲である。これは、(a)成分の割合を0.1質量%以上とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜の耐汚染性が良好となり、20質量%以下とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜の基材との密着性が良好となるからである。(a)成分の割合は、より好ましくは2〜17質量%の範囲であり、さらに好ましくは7〜12質量%の範囲である。
重合時における(b)成分の割合は、(a)〜(c)成分の合計(100質量%)中0.1〜30質量%の範囲である。これは、(b)成分の割合を0.1質量%以上とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜の耐汚染性が良好となり、30質量%以下とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜のコーティング膜の割れが少なくなるからである。(b)成分の割合は、より好ましくは3〜25質量%である。
重合時における(c)成分の割合は、(a)〜(c)成分の合計(100質量%)中50〜99.8質量%の範囲である。これは、(c)成分の割合を50質量%以上とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜の表面硬度と透明性が良好となり、99.8質量%以下とすることで、得られるビニル系樹脂を含むコーティング膜の基材との密着性が良好となるからである。(c)成分の割合は、より好ましくは58〜95質量%であり、さらに好ましくは63〜90質量%である。
本発明のビニル系樹脂の質量平均分子量は、3000〜200000の範囲である。これは、ビニル系樹脂の質量平均分子量を3000以上とすることで、得られるコーティング膜の表面硬度、耐汚染性が良好となり、200000以下とすることで、コーティング剤の塗装性、得られるコーティング膜の基材との密着性が良好となるからである。ビニル系樹脂の質量平均分子量は、より好ましくは5000〜100000の範囲である。
<コーティング剤>
本発明のコーティング剤は、本発明のビニル系樹脂を含有するものである。
本発明のコーティング剤には、得られるコーティング膜の耐汚染性や表面硬度をさらに向上させるために、イソシアネート樹脂、メラミン樹脂等の架橋剤を含ませることもできる。
本発明のコーティング剤は、本発明のビニル系樹脂を含有するものである。
本発明のコーティング剤には、得られるコーティング膜の耐汚染性や表面硬度をさらに向上させるために、イソシアネート樹脂、メラミン樹脂等の架橋剤を含ませることもできる。
ここで、イソシアネート樹脂としては、ヘキサメチレンジイソシアネートを基本骨格としたビューレット体、イソシアヌレート体が挙げられ、これらはコーティング剤の安定性を向上するためにイソシアネート基がブロック化されていてもよい。
また、メラミン樹脂としては、三井化学(株)製のメチル化メラミン(商品名サイメル)、ブチル化メラミン(商品名ユーバン)等が挙げられる。
また、メラミン樹脂としては、三井化学(株)製のメチル化メラミン(商品名サイメル)、ブチル化メラミン(商品名ユーバン)等が挙げられる。
本発明のコーティング剤に用いる有機溶剤としては、特に限定はされないが、本発明のビニル系樹脂を十分に溶解または分散できるものが好ましい。具体的には、ヘキサン、ヘプタン等の飽和脂肪族炭化水素類、イソプロピルアルコール、エタノール、メタノール等のアルコール類、トルエン、キシレン等の芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、スワゾール#1000(丸善石油化学(株)製脂肪族炭化水素系有機溶剤)、ソルベッソ#150(エッソ化学(株)製脂肪族炭化水素系有機溶剤)などが挙げられる。これらは、単独で、または複数種を混合して使用される。
本発明のコーティング剤には、必要に応じて紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料、染料、石英、タルク等の充填剤、各種レベリング剤、消泡剤等を含ませることもできる。
本発明のコーティング剤は、少なくとも本発明のビニル系樹脂を含むものであり、このビニル系樹脂単体からなるものでもよいが、必要に応じて他の樹脂成分を含んでいてもよい。他の樹脂成分としては、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル−ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂などが挙げられる。中でも、アクリル系樹脂が、各樹脂成分との親和性が良く好ましい。
<コーティングの形成>
本発明のコーティング剤を、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂フィルムに塗布し、これを架橋させてコーティング膜を形成させることにより、各種樹脂フィルムが得られる。コーティング剤を架橋させる方法としては、紫外線や熱等を使用する方法がある。
本発明のコーティング剤を、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂フィルムに塗布し、これを架橋させてコーティング膜を形成させることにより、各種樹脂フィルムが得られる。コーティング剤を架橋させる方法としては、紫外線や熱等を使用する方法がある。
コーティング剤の塗布方法としては、ナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、エアーナイフコーター、スプレーによる噴霧等、種々の方法が使用できる。コーティング剤を塗布して形成されるコーティング膜の厚さは、0.1〜10μmが好ましい。
樹脂フィルムの片面に本発明のコーティング剤からなるコーティング膜を形成する場合は、他面に、防滴剤や防霧剤等を配合した被膜を設けてもよい。防滴剤、防霧剤としては、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナなど親水性物質が挙げられる。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
また、本実施例において「部」および「%」は、特に断らない限り「質量部」および「質量%」を意味する。
また、本実施例において「部」および「%」は、特に断らない限り「質量部」および「質量%」を意味する。
[製造例1]
(ビニル系樹脂P1の製造)
温度計、ウォーターバス、還流冷却器、温度調節器、撹拌機を備えたガラスコルベンを用意し、これに、イソプロピルアルコール150部、3−メタクリロキシプロピルジメトキシシラン0.1部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート30部、メチルメタクリレート10部、エチルメタクリレート30部、エチルアクリレート9.4部、シクロヘキシルメタクリレート20部、メタクリル酸0.5部を、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.08部と共に仕込み、コルベンの内温保持温度を80℃に調節した。保持温度到達後2.5時間後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.075部を1.5時間間隔を開けて計4回投入し、その後1.5時間熟成後、イソプロピルアルコール144部を追加して冷却し、樹脂溶液を取り出した。得られた樹脂の結果を表1に示す。
(ビニル系樹脂P1の製造)
温度計、ウォーターバス、還流冷却器、温度調節器、撹拌機を備えたガラスコルベンを用意し、これに、イソプロピルアルコール150部、3−メタクリロキシプロピルジメトキシシラン0.1部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート30部、メチルメタクリレート10部、エチルメタクリレート30部、エチルアクリレート9.4部、シクロヘキシルメタクリレート20部、メタクリル酸0.5部を、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.08部と共に仕込み、コルベンの内温保持温度を80℃に調節した。保持温度到達後2.5時間後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.075部を1.5時間間隔を開けて計4回投入し、その後1.5時間熟成後、イソプロピルアルコール144部を追加して冷却し、樹脂溶液を取り出した。得られた樹脂の結果を表1に示す。
表中、「固形分」は、樹脂溶液を105±5℃で2時間乾燥させた後の残分であり、「ガードナー粘度」は、樹脂溶液を25±1℃で2時間放置後、ガードナー泡粘度管にて測定した粘度であり、「ワニス酸価」は、樹脂固形分1gを中和するのに必要なKOHのmg数であり、「質量平均分子量」は、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の質量平均分子量である。
[製造例2〜11]
(ビニル系樹脂P2〜11の製造)
表1に示す各成分を仕込み、実施例1と同様な条件で製造した。得られた樹脂の結果を表1に示す。
(ビニル系樹脂P2〜11の製造)
表1に示す各成分を仕込み、実施例1と同様な条件で製造した。得られた樹脂の結果を表1に示す。
[実施例1]
製造例1より得られたビニル系樹脂P1と表2の各薬剤を混合することにより、コーティング剤を製造した。表中、「コロネートHL」は、日本ポリウレタン社製、無黄変型ポリイソシアネートである。このコーティング剤を、市販の0.3mm厚のアクリルシートおよび0.3mm厚の塩化ビニル樹脂フィルムの片面に、コーティング膜の厚さが1〜3μmになるように、バーコーターにて塗布し、90℃×30秒の乾燥を行いコーティング膜を設けた。各樹脂フィルムについて各性能試験を行った。得られた結果を表2に示す。
製造例1より得られたビニル系樹脂P1と表2の各薬剤を混合することにより、コーティング剤を製造した。表中、「コロネートHL」は、日本ポリウレタン社製、無黄変型ポリイソシアネートである。このコーティング剤を、市販の0.3mm厚のアクリルシートおよび0.3mm厚の塩化ビニル樹脂フィルムの片面に、コーティング膜の厚さが1〜3μmになるように、バーコーターにて塗布し、90℃×30秒の乾燥を行いコーティング膜を設けた。各樹脂フィルムについて各性能試験を行った。得られた結果を表2に示す。
(屋外耐汚染性)
各樹脂フィルムを6ヶ月間つくば市内の屋外に暴露した後、各樹脂フィルムの表面の汚れ方を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:全く汚れていない。
○:ごくわずかに汚れ付着はあるがきれいである。
□:若干汚れが付着しているが実用上問題無し。
△:汚れている。
×:かなり汚れている。
各樹脂フィルムを6ヶ月間つくば市内の屋外に暴露した後、各樹脂フィルムの表面の汚れ方を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:全く汚れていない。
○:ごくわずかに汚れ付着はあるがきれいである。
□:若干汚れが付着しているが実用上問題無し。
△:汚れている。
×:かなり汚れている。
(基材密着性)
各樹脂フィルムのコーティング膜を形成した面に、セロハンテープを貼り、指で10回擦った後、セロハンテープを剥がした後の各樹脂フィルム表面の状態を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:コーティング膜は全く剥がれない。
○:コーティング膜がごくわずかに剥がれる。
□:コーティング膜が若干剥がれているが実用上問題無し。
△:セロハンテープを貼った面積の半分以上の面積において、コーティング膜が剥がれている。
×:セロハンテープを貼った面積全てにおいて、コーティング膜が剥がれている。
各樹脂フィルムのコーティング膜を形成した面に、セロハンテープを貼り、指で10回擦った後、セロハンテープを剥がした後の各樹脂フィルム表面の状態を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:コーティング膜は全く剥がれない。
○:コーティング膜がごくわずかに剥がれる。
□:コーティング膜が若干剥がれているが実用上問題無し。
△:セロハンテープを貼った面積の半分以上の面積において、コーティング膜が剥がれている。
×:セロハンテープを貼った面積全てにおいて、コーティング膜が剥がれている。
(耐折り曲げ性)
塩化ビニル樹脂フィルムのコーティング膜を形成した面を内側に軽く二つ折りして室温下に24時間放置後、再び開いて折った面の塩化ビニル樹脂フィルム表面の状態を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:コーティング膜は全く割れていない。
○:コーティング膜がごくわずかに割れている。
□:コーティング膜が若干割れているが実用上問題無し。
△:コーティング膜が全体の半分以上の折線において、割れている。
×:コーティング膜が全折線において割れている。
塩化ビニル樹脂フィルムのコーティング膜を形成した面を内側に軽く二つ折りして室温下に24時間放置後、再び開いて折った面の塩化ビニル樹脂フィルム表面の状態を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:コーティング膜は全く割れていない。
○:コーティング膜がごくわずかに割れている。
□:コーティング膜が若干割れているが実用上問題無し。
△:コーティング膜が全体の半分以上の折線において、割れている。
×:コーティング膜が全折線において割れている。
[実施例2〜7および比較例1〜4]
表2に示す配合でコーティング剤を得て、実施例1と同様な方法で各コーティング膜を得た後、各性能試験を実施した。得られた結果を表2に示す。
表2に示す配合でコーティング剤を得て、実施例1と同様な方法で各コーティング膜を得た後、各性能試験を実施した。得られた結果を表2に示す。
本発明のコーティング剤は、耐汚染性に優れ、とりわけ長期屋外使用でも汚れの付着が少なく、基材との密着性に優れ、濁りが少なくて透明性が良好であり、割れの少ないコーティング膜を得ることができ、ドアパネル等の屋外建装材、農業用ビニールハウスなどに用いられる各種樹脂フィルムのコーティング剤に好適であり、産業上非常に有益である。
Claims (7)
- (a)一般式(1)および/または一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシラン0.1〜20質量%と、
(b)α,β−モノエチレン性不飽和基含有ヒドロキシアルキルエステル0.1〜30質量%と、
(c)これらと共重合可能な他のα,β−モノエチレン性不飽和基含有化合物50〜99.8質量%とを
ラジカル重合させて得られた、質量平均分子量が3000〜200000であるビニル系樹脂。
- 有機溶媒を用いた溶液重合で得られたものである請求項1記載のビニル系樹脂。
- 前記有機溶媒が、水酸基含有親水性有機溶剤である請求項2記載のビニル系樹脂。
- 前記一般式(1)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランが、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、および3−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキシシランからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1ないし3いずれか一項に記載のビニル系樹脂。
- 前記一般式(2)で表されるα,β−モノエチレン性不飽和基含有アルコキシシランが、ジメトキシメチルビニルシラン、メトキシジメチルビニルシラン、ジエトキシメチルビニルシラン、およびエトキシジメチルビニルシランからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1ないし3いずれか一項に記載のビニル系樹脂。
- 請求項1ないし5いずれか一項に記載のビニル系樹脂を含有するコーティング剤。
- さらに、硬化剤を含有する請求項6記載のコーティング剤。
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JP2010095674A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Dic Corp | 硬化性樹脂組成物、塗料および塗装物 |
WO2010125930A1 (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-04 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | 塗料用添加剤及びそれを含む塗料 |
CN105482027A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-04-13 | 上海华谊精细化工有限公司 | 一种丙烯酸改性聚硅氧烷树脂及其在自分层涂料中的应用 |
-
2004
- 2004-02-18 JP JP2004041364A patent/JP2005232265A/ja not_active Withdrawn
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