JP2005230856A - 拡散接合用治具およびこれを用いた拡散接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設定した被接合部材の歪み量が変化するのを防止しつつ、加熱処理時における被接合部材への加圧力を調整できる。
【解決手段】 熱交換器コア2を挟持する一対の挟持部材3、4と、この一対の挟持部材3、4の間隔を一定距離以内に拘束する拘束部材5と、拘束部材5によって拘束される範囲Lに、熱交換器コア2および一対の挟持部材3、4とともに介在され、拘束範囲Lから取り外し可能なスペーサ6とを有する拡散接合用治具1であって、スペーサ6が取り外されてから一定期間、上記スペーサ6によって形成されるスペースH2を保持するとともに、熱交換器コア2に熱処理が施されると、スペースH2よりも小さい所定寸法S分、変位するスプリングワッシャ9を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被接合部材内の金属と金属とを拡散接合する際に使用される拡散接合用治具およびこれを用いた拡散接合方法に関する。
従来の拡散接合用治具としては、例えば以下に説明する特許文献1に開示されたものがある。
図6に示すように、拡散接合用治具50は、例えば複数の金属部材が積層されてなる被接合部材51を挟持する一対の挟持部材52、53と、これら被接合部材51および一対の挟持部材52、53を挟み込み、一定距離以内に拘束することで被接合部材51を押圧する拘束部材54とを備えている。一対の挟持部材52、53および拘束部材54は、それぞれ被接合部材51に較べて熱膨張係数の小さいカーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)にて形成されている。
次に、この拡散接合用治具50を用いた拡散接合作業を説明する。拡散接合用治具50で拘束した被接合部材51を真空雰囲気下で加熱処理すると、一対の挟持部材52、53および拘束部材54に較べて熱膨張係数の大きい被接合部材51が熱膨張する。このため、一対の挟持部材52、53に挟まれた被接合部材51に大きな熱応力による加圧力が作用し、被接合部材51内の金属間が拡散接合される。
特開平8−300168号公報(第1頁、図1)
しかしながら、かかる従来の拡散接合用治具50では、一対の挟持部材52、53および拘束部材54は、カーボンコンポジット材で形成され、殆ど熱膨張しないことから被接合部材51自体の熱膨張に基づく熱応力が加圧力として被接合部材51に働く。
従って、被接合部材51内の金属接合部分に圧縮力の弱い部分が存在すると、その部分が変形し潰れてしまうという問題があった。例えば、多数の通路溝を有するプレートを複数積層する熱交換器コアが被接合部材である場合には、通路溝の部分が変形により潰れてしまい、所定断面積の通路溝が形成できない。
かかる問題を解決するべく、図7に示すように、全てカーボン材を用いて構成された拡散接合用治具60を用いる手法が考案されている。この拡散接合用治具60は、被接合部材である熱交換器コア61を挟持する上下一対の挟持部材62、63と、この一対の挟持部材62、63間の間隔を一定距離以内に拘束する拘束部材64と、この拘束部材64によって拘束される範囲Lに熱交換器コア61および一対の挟持部材62、63とともに介在され、且つ、介在位置より取り外し自在に設けられたスペーサ65とを備えている。
上方および下方の挟持部材62、63は、偏平直方体のグラファイト板62a、63aにて形成され、このグラファイト板62a、63aの4隅にはボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。また、これら挟持部材62、63は、それぞれグラファイト板62aの上面側、およびグラファイト板63aの下面側にカーボンコンポジット板62b、63bが積層されて構成され、これらカーボンコンポジット板62b、63bの4隅にも、前記グラファイト板62a、63aと同様にそれぞれボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。カーボンコンポジット板62b、63bは、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)の繊維に直交する方向を上下方向(挟持方向)とされている。
また、上下位置のグラファイト板62a、63aと熱交換器コア61との間には、反応防止のためにアルミナ塗布などが施されている。
拘束部材64は、一対の挟持部材62、63間に挿通された4本の連結ボルト66と、この各連結ボルト66の各挟持部材62、63より上下外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナット67とから構成されている。各連結ボルト66は、一対の挟持部材62、63のボルト挿通孔(図示せず)にそれぞれ挿入されることによって一対の挟持部材62、63間に挿通されている。各連結ボルト66は、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)にて形成され、その繊維に平行な方向をロッド軸方向とされている。
ナット67は、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)にて形成され、連結ボルト66の各箇所にそれぞれ複数個(例えば、この場合、3個)ずつが重ねて螺入されている。この拘束部材64では、連結ボルト66の上方位置に螺入された3個のナット67の最下面と連結ボルト66の下方位置に螺入された3個のナット67の最上面との間が拘束範囲Lとされる。
スペーサ65は、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)にて形成され、所定の厚さの平板をC字状に形成したものである。このスペーサ65は、ボルト66から側方へ容易に取り外すことができるようになっている。そして、スペーサ65は、4本の連結ボルト66にそれぞれ支持され、上方位置のナット67とカーボンコンポジット板62bとの間に介在されている。4箇所のスペーサ65は、拘束状態にあっても各連結ボルト66の介在位置より取り外し可能に設けられている。
そして、この拡散接合用治具60を用いた拡散接合方法では、図7中のポイントA(破線で記す)を拡大した図8(a)に示すように、上下一対の挟持部材62、63の間、詳しくはグラファイト板62a、63aの間に熱交換器コア61を配置し、ナット67を締結方向に回転することによって一対の挟持部材62、63をスペーサ65を介在させた状態で所定寸法に拘束する。この拘束により一対の挟持部材62、63が熱交換器コア61を挟持する。
その後、スペーサ65の取り外しが可能な程度の荷重で挟持部材62を押圧し、4箇所のスペーサ65を各連結ボルト66の介在位置より取り外し、図8(b)に示すように、スペーサ65を取り外した状態で熱交換器コア61を組み付けた拡散接合用治具60を図示省略する真空炉内に収容する。
次に、真空炉内を真空雰囲気下として、例えば1000℃以上に加熱し、拡散接合処理を実行する。すると、拡散接合用治具60に比較して熱膨張係数の大きい熱交換器コア61が熱膨張することから、熱交換器コア61に前記スペーサ65による隙間分の熱応力による加圧力が作用し、熱交換器コア61の隣接するプレート68間が拡散接合される。
このようにして、拡散接合用治具60を用いた拡散接合処理においては、熱交換器コア61の両側に配置した一対の挟持部材62、63を、スペーサ65を介在した状態で拘束部材64によって拘束し、拘束後にスペーサ65を取り外して、拘束部材64による拘束範囲Lにスペーサ65の厚さ分の隙間を持たせた初期状態のまま加熱処理を行うため、従来例のように加熱処理時に熱交換器コア61に対し過剰な熱応力が作用するのを防止することができる。つまり、スペーサ65の厚さ分に相当する隙間の程度に応じて加熱処理時における熱交換器コア61への加圧力を可変して調整することができる。
ところが、かかる拡散接合用治具60を用いる場合、スペーサ65にて前記隙間を設定した後、スペーサ65を取り除いて拡散接合用治具60に組み付けた熱交換器コア61を真空炉内に収容するため、ナット67がフリーな状態となる未だ不十分な問題がある。
この結果、スペーサ65を取り除いた後の拡散接合用治具60を真空炉に収容するまでの搬送段階において、ナット67が不意に動き、設定した隙間量が変化してしまう(すなわち、熱交換器コア61の歪み量が変わってしまう)可能性がある。
また、かかる構成に加えて熱交換器コア61には、図9に示すように、熱交換器コア61を構成する各プレート68に位置決め孔68aが形成されており、この位置決め孔68aに前記下方のグラファイト板63aに立設された位置決めピン69が挿入されている。これにより、熱交換器コア61が下方のグラファイト板63aに位置決めされるので、スペーサ65(図7参照)が取り外され、拘束部材64の拘束範囲Lに隙間のある状態で熱交換器コア61が組み付けされた場合にあっても、熱交換器コア61が位置ずれすることがなく、熱交換器コア61の各プレート68間を適正な状態で拡散接合できるようになされている。
しかし、ピン69の径と相手側の位置決め孔68aの間のクリアランス分だけはプレート68の位置ずれが生じてしまう(つまり、外形に僅かな凹凸が生じてしまう)可能性がある。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、設定した被接合部材の歪み量が変化するのを防止しつつ、加熱処理時における被接合部材への加圧力を調整できる拡散接合用治具およびこれを用いた拡散接合方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成する請求項1の発明は、被接合部材を挟持する一対の挟持部材と、この一対の挟持部材の間隔を一定距離以内に拘束する拘束部材と、上記拘束部材によって拘束される範囲に、上記被接合部材および上記一対の挟持部材とともに介在され、上記拘束範囲から取り外し可能なスペース形成部材とを有する拡散接合用治具であって、上記スペース形成部材が取り外されてから一定期間、上記スペース形成部材によって形成されるスペースを保持するとともに、上記被接合部材に熱処理が施されると、上記スペースよりも小さい所定寸法分、変位する隙間形成部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の拡散接合用治具であって、上記隙間形成部材はスプリングワッシャからなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の拡散接合用治具であって、上記拘束部材は、上記一対の挟持部材間に挿通された連結ボルトと、上記連結ボルトの各上記挟持部材より外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナットとからなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の拡散接合用治具であって、上記連結ボルトは、同方向に配置された炭素繊維を含むカーボンコンポジット材にて形成され、上記炭素繊維に平行な方向をロッド軸方向としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の拡散接合用治具であって、各上記挟持部材は、カーボングラファイト板を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の拡散接合用治具であって、上記スペース形成部材が配置される側の上記挟持部材は、上記カーボングラファイト板に、カーボンコンポジット材が積層され、上記カーボンコンポジット材はその炭素繊維に直交する方向を挟持方向としたことを特徴とする。
請求項7の発明は、少なくとも請求項1から請求項6の何れか一つに記載された拡散接合用治具であって、上記被接合部材は、多数の通路溝を有するプレートが複数積層された熱交換器コアであることを特徴とする。
請求項8の発明は、被接合部材の両側に一対の挟持部材を配置し、上記一対の挟持部材の間隔を、スペース形成部材と隙間形成部材とを介在させた状態で拘束部材によって拘束し、その後、上記スペース形成部材を取り外し、該スペース形成部材が形成したスペースを、上記隙間形成部材で保持した状態で加熱処理を施すことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載された拡散接合方法であって、上記隙間形成部材はスプリングワッシャからなるとともに、上記拘束部材は、上記一対の挟持部材間に挿通された連結ボルトと、上記連結ボルトの各上記挟持部材より外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナットとからなり、上記ナットを締結方向に螺入することによって上記拘束部材により上記一対の挟持部材の間を拘束状態にすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、被接合部材の両側に配置した一対の挟持部材を、スペース形成部材と隙間形成部材とを介在した状態で拘束部材によって拘束し、拘束部材による拘束範囲にスペース形成部材で形成されるスペースを隙間形
成部材によって保持させた初期状態で加熱処理を行う。
これにより、スペース形成部材を取り外した後の搬送段階などに、組付時に設定したスペース、すなわち被接合部材の歪み量が変化するのを上記隙間形成部材によって防止することができるとともに、上記スペースによって加熱処理時に被接合部材に対し過剰な熱応力を作用させることを防止することができる。
また、拘束後にスペース形成部材を取り外すため、スペース形成部材を取り去った分のスペースが拘束部材に生じ、このスペースの高さを予め設定することにより、加熱処理に伴って被接合部材へかかる熱応力に応じた面圧力(加圧力)を調製することができる。
従って、スペース形成部材により形成したスペースの程度に応じて加熱処理時に被接合部材へ加わる熱応力を可変できるため、加熱処理時における被接合部材への加圧力を調整することができる。
さらに、加熱処理の初期段階では隙間形成部材で保持されたスペースによって被接合部材内に僅かの面圧しか発生せず、温度上昇に伴って初めて被接合部材内の面圧が上昇することにより、昇温途中における接合面の清浄化(酸化皮膜等の除去)に有利である。
請求項2に記載の発明によれば、被接合部材の歪み量が変化するのを防止できる拡散接合用治具を簡単な構造で実現することができるため、生産コストを抑えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1および請求項2に記載された発明の効果に加え、連結ボルトの両側にナットを締結することによって一対の挟持部材の間を拘束できるため、拘束部材の組み付け作業を容易に、且つ、確実に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加え、加熱処理すると、被接合部材は熱膨張するが連結ボルトは殆ど熱膨張しないため、被接合部材に作用させる最大加圧力を大きくすることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、加熱処理すると、連結ボルトに較べて各挟持部材が大きく熱膨張するため、被接合部材および各挟持部材の熱膨張伸びに相当する熱応力を発生させ、被接合部材に作用させることができる最大加圧力を更に大きくすることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の発明の効果に加えて、カーボンコンポジット材を挟持部材に積層させたことにより、挟持部材の剛性を確保することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし請求項6の発明の効果に加え、通路溝の周辺部分の変形を許容範囲内に抑えつつプレート間を拡散接合できる。
請求項8記載の発明によれば、スペース形成部材を取り外しても該スペース形成部材が形成したスペースを隙間形成部材が保持するため、拡散接合用治具を加熱処理を行う真空炉へと搬送させたときの振動などによって、前記スペースの寸法が変わってしまうことを防止できる。
言い換えれば、拘束部材による拘束範囲にスペース形成部材で形成したスペースを隙間形成部材によって保持させた初期状態で加熱処理を行うことにより、スペース形成部材を取り外した後の搬送段階などで組付時に設定したスペース、すなわち被接合部材の歪み量が変化するのを上記隙間形成部材によって防止することができるとともに、加熱処理時に被接合部材に対し過剰な熱応力を作用させることを防止することができる。
また、拘束後にスペース形成部材を取り外すため、スペース形成部材を取り去った分のスペースが拘束部材に生じ、このスペースの高さを予め設定することにより、加熱処理に伴って被接合部材へかかる熱応力に応じた面圧力(加圧力)を調製することができる。
従って、スペース形成部材により形成したスペースの程度に応じて加熱処理時に被接合部材へ加わる熱応力を可変できるため、加熱処理時における被接合部材への加圧力を調整することができる。
さらに、加熱処理の初期段階では隙間形成部材で保持されたスペースによって被接合部材内に僅かの面圧しか発生せず、温度上昇に伴って初めて被接合部材内の面圧が上昇することにより、昇温途中における接合面の清浄化(酸化皮膜等の除去)に有利である。
請求項9記載の発明によれば、請求項8に記載された発明の効果に加え、ナットの螺入作業によって一対の挟持部材の間を拘束できるため、拘束部材の組み付け作業を容易に、且つ、確実に行うことができるとともに、被接合部材の歪み量が変化するのを防止できる拡散接合用治具を簡単な構造で実現することができるため、生産コストを抑えることができる。
以下、本発明について図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態においては、本発明を自動車の冷却系などで用いられる熱交換器を製造するための拡散接合用治具およびこれを用いた拡散接合方法に適用した場合について述べる。
図1〜図5は本発明の一実施形態を示し、図1は本実施の形態による拡散接合用治具の正面図、図2は図1の拡散接合用治具における構成部品を拡大して示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図、図3は被接合部材を拡大して示し、(a)はその全体構成を示す斜視図、(b)はその一部を示す分解斜視図、図4は図3における被接合部材を用いた熱交換器を示す全体斜視図、図5(a)〜(c)は図1の拡散接合用治具を用いた拡散接合の説明に供する要部拡大図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る拡散接合用治具1は、被接合部材である熱交換器コア2を挟持する上下一対の挟持部材3、4と、この一対の挟持部材3、4の間隔を一定距離以内に拘束する拘束部材5と、この拘束部材5によって拘束される範囲Lに、熱交換器コア2および一対の挟持部材3、4とともに介在され、且つ、介在位置より取り外し自在に設けられたスペース形成部材としてのスペーサ6とを備えている。
上方および下方の挟持部材3、4は、それぞれ偏平直方体のグラファイト板3a、4aと、この上面側および下面側に積層されたカーボンコンポジット板3b、4bとから構成され、グラファイト板3a、4aおよびカーボンコンポジット板3b、4bの4隅には、それぞれボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。カーボンコンポジット板3b、4bは、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)の繊維に直交する方向を上下方向(挟持方向)とされている。
また、上下位置のグラファイト板3a、4aと熱交換器コア2との間には、反応防止のためにアルミナ塗布などが施されている。
拘束部材5は、一対の挟持部材3、4間に挿通された4本の連結ボルト7と、この各連結ボルト7の各挟持部材3、4より上下外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナット8とから構成されている。
各連結ボルト7は、一対の挟持部材3、4のボルト挿通孔(図示せず)にそれぞれ挿入されることによって一対の挟持部材3、4間に挿通されている。各連結ボルト7は、カーボンコンポジット材(炭素繊維積層材)にて形成され、その繊維に平行な方向をロッド軸方向とされている。ナット8は、連結ボルト7の各箇所に複数(この場合、3個)ずつ重ねて螺入されている。この拘束部材5では、連結ボルト7の上方位置に螺入された3個のナット8の最下面と連結ボルト7の下方位置に螺入された3個のナット8の最上面との間(垂直距離)が拘束範囲Lとされる。
スペーサ6は、C字状の部材であり、所定の厚さの金属板をC字状に形成したものである。このスペーサ6は、ボルト7から側方へ容易に取り外すことができるようになっている。そして、スペーサ6は、4本の連結ボルト7にそれぞれ支持され、上方のグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとの間に介在されている。4箇所のスペーサ6は、拘束状態にあっても各連結ボルト7の介在位置より取り外し可能に設けられている。
この実施の形態の場合、スペーサ6の介在位置には、このスペーサ6が取り外された後に、当該スペーサ6によって形成されたスペースH2(後述する図2(b)参照)を保持する隙間保持部材としてのスプリングワッシャ9が設けられている。
具体的に、このスプリングワッシャ9は、図2(a)、(b)に示すように、リング状の一部をスリットで切り離した略C字形成のワッシャ部材であるが、その切り離し端部9A、9Bが厚さ方向に寸法H0(自由長さ)だけ変位した(高低差を有した)スプリング形状となっている。このスプリングワッシャ9は、例えばステンレスや鉄などの金属で形成されている。
そして、前記スペーサ6の介在位置にスペーサ6とともに介在されることによって、自由長H0から寸法H2、すなわちスペースH2にまで縮められる。従って、スペーサ6が取り除かれた状態において、元の寸法H0に戻ろうとする反発力(弾性力)によって、上方のグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとを引き離し、これら上方のグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとの間に該スペーサ6が形成したスペースH2を保持する。これにより、スペーサ6を取り外した後の搬送段階などで、前記スペースH2が変動するのを前記スプリングワッシャ9が防止し、組付時に設定したスペースH2、すなわち被接合部材の歪み量が変化するのを防止することができる。
この後、スプリングワッシャ9は、加熱処理を施されることによって弾性力を失うため当該スプリングワッシャ9の板厚寸法H1まで縮み、上方のグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとの間に隙間H1を形成する。このときの縮み量Sを予め設定することにより、加熱処理に伴って熱交換器コア2へかかる熱応力に応じた面圧力(加圧力)を調整することができる。
従って、スペーサ6により形成したスペースH2、すなわちスプリングワッシャ9の縮み量Sに応じて加熱処理時に熱交換器コア2へ加わる熱応力を可変できるため、加熱処理時における熱交換器コア2への加圧力を調整することができる。これとともに、スプリングワッシャ9は前記スペースH2を保持することによって、加熱処理時に熱交換器コア2に対し過剰な熱応力を作用させることを防止することができる。
この熱交換器コア2は、図3(a)、(b)に詳しく示すように、多数の通路溝10aが平行に配置された複数のプレート10から形成され、複数のプレート10は上下方向に配置される通路溝10aが交互に直交方向に配列される方向に積層されている。各プレート10は例えばステンレス製(SUS430等)の金属にて形成されており、上方のプレート10の下面と下方のプレート10の通路溝10aの周縁部分とが接触された状態で積層されている。
そして、熱交換器コア2は、図4に示すような熱交換器20のケース21内に収容される。この熱交換器20は、高温側流体を流入・流出を行う入口ダクト22、出口ダクト23と、これら入口ダクト22、出口ダクト23に対して略直交する方向に設けられ、低温側流体の流入・流出を行う入口タンク24、出口タンク25とを有し、熱交換器コア2内を流通する低温側流体と、ケース21内を流通する高温側流体との間で熱交換するものである。
ここで、各種材料の熱膨張係数を説明すると、SUS430のステンレス材(プレート10)は、約11×10−6/℃、グラファイト材(グラファイト板3a、4a)は約5×10−6/℃、カーボンコンポジット材の繊維に直交する方向(カーボンコンポジット板3b、4b)は、約5×10−6/℃、カーボンコンポジット材の繊維に平行な方向(連結ボルト7)は、約0.2×10−6/℃である。
次に、上述した拡散接合用治具1を用いた拡散接合方法を説明する。図1に示すように、上下一対の挟持部材3、4の間、詳しくはグラファイト板3a、4aの間に熱交換器コア2を配置するとともに、図5(a)に示すように、上方のグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとの間にスペーサ6およびスプリングワッシャ9を介在させた状態で、カーボンコンポジット板3bを、スペーサ6の厚みになるまで(スペーサ6が取り外しできる程度まで)加圧する。このときの加圧力は、スプリングワッシャ9の寸法H0をスペーサ6の厚み寸法、すなわちスペースH2とほぼ同等とする程度である。
そして、図5(b)に示すように、前記加圧した状態において、ナット8を締結方向に回転することによって一対の挟持部材3、4をスペーサ6およびスプリングワッシャ9を介在させた状態で所定寸法(スペースH2)に拘束する。この拘束により一対の挟持部材3、4が熱交換器コア2を挟持する。
このとき、スプリングワッシャ9は切り離し端部9A、9Bの寸法が厚さ方向における寸法H2となるまで変位した状態を保持するようにナット8をボルト7に締結させる。
その後、図5(c)に示すように、スペーサ6を各連結ボルト7の介在位置より取り外し、このスペーサ6を取り外した状態で熱交換器コア2を組み付けた拡散接合用治具1を図示省略する真空炉内に収容する。このとき、熱交換器コア2は、スプリングワッシャ9が反発力によってグラファイト板3aとカーボンコンポジット板3bとの間にスペースH2を保持した状態にしていることから、一対の挟持部材3、4間に固定保持された状態を保つことができる。
従って、この拡散接合用治具1を真空炉へと搬送させたときに生じる振動が該拡散接合用治具1に作用したとしても、組付時に設定したスペースH2を前記スプリングワッシャ9が保持するため、熱交換器コア2の歪み量が変化するのを防止することができる。
次に、真空炉内を真空雰囲気下として例えば1000℃以上に真空炉内を加熱して拡散接合処理を実行する。すると、拘束部材5の連結ボルト7に比較してステンレス製の熱交換器コア2が大きく熱膨張することから、スプリングワッシャ9の変位寸法S分の隙間が無くなった状態となる(すなわち、切り離し端部9A、9Bが同一平面上に位置する状態となる)。
従って、一対のグラファイト板3a、4a間に配置された熱交換器コア2に対して熱応力による加圧力が作用し、熱交換器コア2の隣接するプレート10間が拡散接合される。
なお、この状態において、スプリングワッシャ9は、上述した拡散接合温度ではへたって反発力が消失する。また、スプリングワッシャ9の厚さ方向の熱膨張による接合圧力への影響は極僅かであるが、予めスプリングワッシャ9の熱膨張を加味してナット8の締結位置を設定してもよい。
また、この拡散接合処理においては、熱交換器コア2の両側に配置した一対の挟持部材3、4をスプリングワッシャ9を介在した状態で拘束部材5によって拘束するが、拘束後にスプリングワッシャ9を取り外す必要がない。
以上説明したように、この拡散接合用治具1では、熱交換器コア2の両側に配置した一対の挟持部材3、4を、スペーサ6とスプリングワッシャ9とを介在した状態で拘束部材5によって拘束し、拘束部材5による拘束範囲Lにスペーサ6で形成されるスペースH2をスプリングワッシャ9によって保持させた初期状態で加熱処理を行う。
これにより、スペーサ6を取り外した後の搬送段階などに、組付時に設定したスペースH2、すなわち熱交換器コア2の歪み量が変化するのをスプリングワッシャ9によって防止することができるとともに、前記スペースH2によって加熱処理時に被接合部材に対し過剰な熱応力を作用させることを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、拘束後にスペーサ6を取り外すため、スペーサ6を取り去った分のスペースH2が拘束部材5に生じ、このスペースH2の高さを予め設定することにより、加熱処理に伴って熱交換器コア2へかかる熱応力に応じた面圧力(加圧力)を調整することができる。
従って、スペーサ6により形成したスペースH2の程度に応じて加熱処理時に熱交換器コア2へ加わる熱応力を可変できるため、加熱処理時における熱交換器コア2への加圧力を調整することができる。
さらに、本実施の形態によれば、加熱処理の初期段階ではスプリングワッシャ9で保持されたスペースH2によって熱交換器コア2内に僅かの面圧しか発生しない。このため、温度上昇に伴って初めて熱交換器コア2内の面圧が上昇することにより、昇温途中における接合面の清浄化(酸化皮膜等の除去)に有利である。
また、本実施の形態によれば、熱交換器コア2の歪み量が変化するのを防止する隙間形成部材をスプリングワッシャ9で構成したことにより、このような拡散接合用治具1を簡単な構造で実現することができるため、生産コストを抑えることができる。
さらに、本実施の形態によれば、拘束部材5は、一対の挟持部材3、4間に挿通された連結ボルト7と、この連結ボルト7の各挟持部材3、4より外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナット8とからなるので、連結ボルト7の両側にナット8を締結することによって一対の挟持部材3、4の間を拘束できる。このため、拘束部材5の組み付け作業を容易に、且つ、確実に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、加熱処理すると、熱交換器コア2は熱膨張するが連結ボルト7は殆ど熱膨張しないため、熱交換器コア2に作用させる最大加圧力を大きくすることができる。
さらに、本実施の形態によれば、連結ボルト7は、カーボンコンポジット材にて形成され、その繊維に平行な方向をロッド軸方向としたので、加熱処理すると、連結ボルト7は殆ど熱膨張しないことから拘束範囲Lが熱によって拡大することはない。しかし、連結ボルト7に較べて各挟持部材3、4が大きく熱膨張するため、熱交換器コア2および各挟持部材3、4の熱膨張伸びに相当する熱応力を発生させ、熱交換器コア2に作用させることができる最大加圧力を更に大きくすることができる。
さらに、この実施の形態では、各挟持部材3、4は、グラファイト板3a、4aおよびカーボンコンポジット板3b、4bにて形成され、カーボンコンポジット板3b、4bにおいては、その繊維に直交する方向を挟持方向としたので、加熱処理すると、連結ボルト7に較べて各挟持部材3、4が大きく熱膨張するため、各挟持部材3、4の熱膨張に基づく熱応力が加味され、より大きな加圧力を作用させることができる。
つまり、熱交換器コア2に作用させることができる最大加圧力を更に大きくすることができる。また、グラファイト板3a、4aやカーボンコンポジット板3b、4bの強度は、高温でも低下しないため、挟持部材3、4の剛性を確保することができ、全域で均一な高さの熱交換器コア2を作製できる。
そして、この実施の形態では、被接合部材として、多数の通路溝10aを有するプレート10が複数積層された熱交換器コア2を適用するようにしたので、通路溝10aの周辺部分の変形を許容範囲内に抑えつつプレート10間を拡散接合できる。勿論、被接合部材としては、通路溝10aを有するプレート10が積層された熱交換器コア2以外のものであっても広く適用することができる。
さらに、上述した実施の形態では、ナット8は、連結ボルト7の各締結箇所に複数個を重ねて螺入したので、ナット8のバックラッシュによる変位量の逃げを防止できる。
なお、本発明の拡散接合用治具およびこれを用いた拡散接合方法として上述した実施の形態を例に取って説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。
例えば、拘束部材5は、前記構造に限定されるものではなく、一対の挟持部材3、4の間隔を一定距離以内に拘束できるものであれば良い。
また、上述した実施の形態では、上方および下方の挟持部材3、4を、グラファイト板3a、4aとカーボンコンポジット板3b、4bとから構成するようにしたが、グラファイト板3a、4aのみで構成しても良い。
本実施の形態による拡散接合用治具の正面図である。 図1の拡散接合用治具における構成部品を拡大して示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図である。 被接合部材を拡大して示し、(a)はその全体構成を示す斜視図、(b)はその一部を示す分解斜視図である。 図3における被接合部材を用いた熱交換器を示す全体斜視図である。 図1の拡散接合用治具を用いた拡散接合の説明に供する要部拡大図である。 従来例の拡散接合用治具を示す斜視図である。 従来例の他の拡散接合用治具を示す正面図である。 図7の拡散接合用治具における要部を拡大して示し、加熱処理を行う前の状態を示す正面図である。 熱交換器コアの位置ずれの防止構造を示す斜視図である。
符号の説明
1…拡散接合用治具
2…熱交換器コア(被接合部材)
3、4…挟持部材
3a、4a…グラファイト板
3b、4b…カーボンコンポジット板
5…拘束部材
6…スペーサ(スペース形成部材)
7…連結ボルト
8…ナット
9…スプリングワッシャ(隙間形成部材)
10…プレート
10a…通路溝
L…拘束範囲
S…所定寸法
H2…スペース

Claims (9)

  1. 被接合部材(2)を挟持する一対の挟持部材(3、4)と、この一対の挟持部材(3、4)の間隔を一定距離以内に拘束する拘束部材(5)と、上記拘束部材(5)によって拘束される範囲(L)に、上記被接合部材(2)および上記一対の挟持部材(3、4)とともに介在され、上記拘束範囲(L)から取り外し可能なスペース形成部材(6)とを有する拡散接合用治具(1)であって、
    上記スペース形成部材(6)が取り外されてから一定期間、上記スペース形成部材(6)によって形成されるスペース(H2)を保持するとともに、上記被接合部材(2)に熱処理が施されると、上記スペース(H2)よりも小さい所定寸法(S)分、変位する隙間形成部材(9)を設けた
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  2. 請求項1記載の拡散接合用治具(1)であって、
    上記隙間形成部材(9)はスプリングワッシャからなる
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  3. 請求項1または請求項2に記載された拡散接合用治具(1)であって、
    上記拘束部材(5)は、上記一対の挟持部材(3、4)間に挿通された連結ボルト(7)と、上記連結ボルト(7)の各上記挟持部材(3、4)より外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナット(8)とからなる
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  4. 請求項3記載の拡散接合用治具(1)であって、
    上記連結ボルト(7)は、同方向に配置された炭素繊維を含むカーボンコンポジット材にて形成され、上記炭素繊維に平行な方向をロッド軸方向とした
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  5. 請求項4記載の拡散接合用治具(1)であって、
    各上記挟持部材(3、4)は、カーボングラファイト板(3a、4a)を備える
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  6. 請求項5記載の拡散接合用治具(1)であって、
    少なくとも上記隙間形成部材(9)が配置される側の上記挟持部材(3)は、上記カーボングラファイト板(3a)に、カーボンコンポジット材(3b)が積層され、上記カーボンコンポジット材(3b)はその炭素繊維に直交する方向を挟持方向とした
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  7. 少なくとも請求項1から請求項6のいずれか一つに記載された拡散接合用治具(1)であって、
    上記被接合部材(2)は、多数の通路溝(10a)を有するプレート(10)が複数積層された熱交換器コア(2)である
    ことを特徴とする拡散接合用治具。
  8. 被接合部材(2)の両側に一対の挟持部材(3、4)を配置し、上記一対の挟持部材(3、4)の間隔を、スペース形成部材(6)と隙間形成部材(9)とを介在させた状態で拘束部材(5)によって拘束し、その後、上記スペース形成部材(6)を取り外し、該スペース形成部材(6)が形成したスペース(H2)を、上記隙間形成部材(9)で保持した状態で加熱処理を施す
    ことを特徴とする拡散接合方法。
  9. 請求項8記載の拡散接合方法であって、
    上記隙間形成部材(9)はスプリングワッシャからなるとともに、上記拘束部材(5)は、上記一対の挟持部材(3、4)間に挿通された連結ボルト(7)と、上記連結ボルト(7)の各上記挟持部材(3、4)より外側に突出した部分にそれぞれ螺入されたナット(8)とからなり、上記ナット(8)を締結方向に螺入することによって上記拘束部材(5)により上記一対の挟持部材(3、4)の間を拘束状態にする
    ことを特徴とする拡散接合方法。
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